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技術 野縁吊持具

出願人 大建工業株式会社倉敷化工株式会社
発明者 藤原義一三木功
出願日 1994年8月31日 (26年3ヶ月経過) 出願番号 1994-206911
公開日 1996年3月12日 (24年9ヶ月経過) 公開番号 1996-068155
状態 特許登録済
技術分野 天井構造
主要キーワード 合計寸法 天井用内装材 弾性体側 構造体側 天井構造体 吊木受 JIS硬度 被取付部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年3月12日)のものです。
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図面 (14)

目的

野縁切り欠かずに取り付けできると共に、天井裏高さの大小に拘らず用いることができる野縁吊持具を提供する。

構成

野縁吊持具は、直方体状の弾性体10と、野縁を取り付ける野縁取付部材20と、天井スラブ天井梁等の上部構造体に取り付けられる上部構造体被取付部材30とからなる。野縁取付部材20は、弾性体10の一側面11に固着された野縁側固着部21と、該野縁側固着部21から弾性体10の一側面11と平行に下方に突出するよう野縁側固着部21と一体に設けられた野縁取付部22とを有している。上部構造体被取付部材30は、弾性体10の他側面12に固着された構造体側固着部31と、他側面12と直交する面内に位置し且つ構造体側固着部31から上方に突出するよう構造体側固着部31と一体に設けられた構造体被取付部32とを有している。

概要

背景

前記のような野縁持具としては、実公昭62−8256号公報に示されるように、直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と該野縁側固着部の一の方向側の一側端から反弾性体側屈曲して延びるように設けられ野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着された構造体側固着部と該構造体側固着部から前記一の方向と反対側の他方向に延びるように設けられ吊木受けやL字型ブラケットを介して上部構造体に取り付けられる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えたものが知られている。

この構造の野縁吊持具は、天井スラブ天井梁等の上部構造体に吊木受け又はブラケットを取り付けておき、該吊木受け又はブラケットに上部構造体被取付部材の構造体被取付部を取り付けることにより、天井構造体に野縁吊持具を吊持し、そして、野縁取付部材の野縁取付部に野縁を載置支持させるものである。

この野縁吊持具は、天井荷重を弾性体の剪断力によって支持し、階上床に発生した騒音及び振動を前記弾性体により吸収し、これにより、階下における防音性及び防振性の向上を図るものである。

概要

野縁を切り欠かずに取り付けできると共に、天井裏高さの大小に拘らず用いることができる野縁吊持具を提供する。

野縁吊持具は、直方体状の弾性体10と、野縁を取り付ける野縁取付部材20と、天井スラブや天井梁等の上部構造体に取り付けられる上部構造体被取付部材30とからなる。野縁取付部材20は、弾性体10の一側面11に固着された野縁側固着部21と、該野縁側固着部21から弾性体10の一側面11と平行に下方に突出するよう野縁側固着部21と一体に設けられた野縁取付部22とを有している。上部構造体被取付部材30は、弾性体10の他側面12に固着された構造体側固着部31と、他側面12と直交する面内に位置し且つ構造体側固着部31から上方に突出するよう構造体側固着部31と一体に設けられた構造体被取付部32とを有している。

目的

本発明は、前記の問題点を一挙に解決し、野縁取付部材の野縁取付部に野縁を直接に取り付けることができるにも拘らず野縁を切り欠く必要がないと共に、天井裏高さが大きい場合でも小さい場合でも或いは上部構造体の種類を問わずに用いることができる野縁吊持具を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

天井用内装材が取り付けられる野縁天井スラブ天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁吊持具であって、直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と、該野縁側固着部から前記一側面と平行な一の方向に突出するよう前記野縁側固着部と一体に設けられ前記野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着された構造体側固着部と、前記他側面と直交する面内に位置し且つ前記構造体側固着部から前記一の方向と反対の他の方向に突出するよう前記構造体側固着部と一体に設けられ前記上部構造体に取り付けられる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えていることを特徴とする野縁吊持具。

請求項2

前記構造体被取付部は、前記構造体側固着部の前記一の方向と平行な一側端から前記弾性体側屈折した後、前記他の方向に真っ直ぐ延びるよう設けられていることを特徴とする請求項1に記載の野縁吊持具。

請求項3

前記構造体被取付部は、前記構造体側固着部の前記一の方向と直交する一側端から前記弾性体側に屈折した後、前記他の方向に屈折して延びるよう設けられていることを特徴とする請求項1に記載の野縁吊持具。

請求項4

天井用内装材が取り付けられる野縁を天井スラブや天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁吊持具であって、直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と、該野縁側固着部から前記一側面と平行な一の方向に突出するよう前記野縁側固着部と一体に設けられ前記野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着された構造体側固着部と、前記弾性体における前記一の方向と反対側の面と対向する位置に前記構造体側固着部と一体に設けられ前記上部構造体に取り付けられる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えていることを特徴とする野縁吊持具。

請求項5

天井用内装材が取り付けられる野縁を天井スラブや天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁吊持具であって、直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と、前記弾性体における前記一側面と直交する面と対向する位置に前記野縁側固着部と一体に設けられ前記野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着された構造体側固着部と、前記他側面と直交する面内に位置し且つ前記構造体側固着部から前記野縁取付部と反対側に突出するよう前記構造体側固着部と一体に設けられ前記上部構造体に取り付けられる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えていることを特徴とする野縁吊持具。

技術分野

0001

本発明は、天井用内装材が取り付けられる野縁天井スラブ天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁吊持具に関する。

背景技術

0002

前記のような野縁吊持具としては、実公昭62−8256号公報に示されるように、直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と該野縁側固着部の一の方向側の一側端から反弾性体側屈曲して延びるように設けられ野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着された構造体側固着部と該構造体側固着部から前記一の方向と反対側の他方向に延びるように設けられ吊木受けやL字型ブラケットを介して上部構造体に取り付けられる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えたものが知られている。

0003

この構造の野縁吊持具は、天井スラブや天井梁等の上部構造体に吊木受け又はブラケットを取り付けておき、該吊木受け又はブラケットに上部構造体被取付部材の構造体被取付部を取り付けることにより、天井構造体に野縁吊持具を吊持し、そして、野縁取付部材の野縁取付部に野縁を載置支持させるものである。

0004

この野縁吊持具は、天井荷重を弾性体の剪断力によって支持し、階上床に発生した騒音及び振動を前記弾性体により吸収し、これにより、階下における防音性及び防振性の向上を図るものである。

発明が解決しようとする課題

0005

ところが、前記の野縁吊持具は、野縁を野縁取付部材の野縁取付部に載置支持させる構造であるから、野縁と野縁取付部とが干渉する位置においては、野縁を切り欠かなければならないという問題がある。また、野縁と野縁取付部との干渉を避けるためには、野縁取付部に野縁受けを取り付け、該野縁受けに野縁を取り付けなければならないが、この方法を採用できるのは、天井裏高さが大きい場合に限られる。

0006

また、前記の野縁吊持具においては、上部構造体被取付部材の構造体被取付部は吊木受けやブラケットに対して側方から取り付けられるため、野縁の上方に、吊木受けやブラケットの高さと弾性体の高さとの合計寸法以上の空間が必要になる。このため、前記の野縁吊持具は天井裏高さが小さい場合には使用できず、他の種類の野縁吊持具を用いなければならないという問題がある。

0007

本発明は、前記の問題点を一挙に解決し、野縁取付部材の野縁取付部に野縁を直接に取り付けることができるにも拘らず野縁を切り欠く必要がないと共に、天井裏高さが大きい場合でも小さい場合でも或いは上部構造体の種類を問わずに用いることができる野縁吊持具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

前記の目的を達成するため、本発明は、野縁取付部材の野縁取付部及び上部構造体被取付部の構造体被取付部の弾性体に対する位置をそれぞれ特定するものである。

0009

具体的に請求項1の発明が講じた解決手段は、天井用内装材が取り付けられる野縁を天井スラブや天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁吊持具を対象とし、直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と該野縁側固着部から前記一側面と平行な一の方向に突出するよう前記野縁側固着部と一体に設けられ前記野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着された構造体側固着部と前記他側面と直交する面内に位置し且つ前記構造体側固着部から前記一の方向と反対の他の方向に突出するよう前記構造体側固着部と一体に設けられ前記上部構造体に取り付けられる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えている構成とするものである。

0010

請求項2の発明は、請求項1の構成に、前記構造体被取付部は、前記構造体側固着部の前記一の方向と平行な一側端から前記弾性体側に屈折した後、前記他の方向に真っ直ぐ延びるよう設けられているという構成を付加するものである。

0011

請求項3の発明は、請求項1の構成に、前記構造体被取付部は、前記構造体側固着部の前記一の方向と直交する一側端から前記弾性体側に屈折した後、前記他の方向に屈折して延びるよう設けられているという構成を付加するものである。

0012

請求項4の発明が講じた解決手段は、天井用内装材が取り付けられる野縁を天井スラブや天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁吊持具を対象とし、直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と該野縁側固着部から前記一側面と平行な一の方向に突出するよう前記野縁側固着部と一体に設けられ前記野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着された構造体側固着部と前記弾性体における前記一の方向と反対側の面と対向する位置に前記構造体側固着部と一体に設けられ前記上部構造体に取り付けられる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えている構成とするものである。

0013

請求項5の発明が講じた解決手段は、天井用内装材が取り付けられる野縁を天井スラブや天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁吊持具を対象とし、直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と前記弾性体における前記一側面と直交する面と対向する位置に前記野縁側固着部と一体に設けられ前記野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着された構造体側固着部と前記他側面と直交する面内に位置し且つ前記構造体側固着部から前記野縁取付部と反対側に突出するよう前記構造体側固着部と一体に設けられ前記上部構造体に取り付けられる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えている構成とするものである。

0014

請求項1の構成により、野縁が取り付けられる野縁取付部は、弾性体の一側面に固着された野縁側固着部から前記一側面と平行な一の方向に突出するように設けられているため、野縁を野縁取付部にその側面から取り付けることができるので、野縁を切り欠く必要はない。

0015

また、天井裏高さが大きい場合には、構造体取付部が上側に位置し且つ野縁取付部が下側に位置するように野縁吊持具を縦方向に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは天井梁の下面にブラケットを介して取り付けたり又は天井梁の側面に直接に取り付けたりすることができ、天井裏寸法が小さい場合には、構造体取付部及び野縁取付部が弾性体を挟んで水平方向に位置するように野縁吊持具を横方向に配置し、構造体取付部を天井スラブや天井梁の下面に直接に取り付けることができる。

0016

請求項2の構成により、構造体被取付部は、構造体側固着部の一の方向と平行な一側端から弾性体側に屈折した後、他の方向に真っ直ぐ延びるよう設けられているため、弾性体の他側面と直交する面内に位置し且つ構造体側固着部から一の方向と反対の他の方向に突出する構造体被取付部を確実に実現できる。

0017

請求項3の構成により、構造体被取付部は、構造体側固着部の一の方向と直交する一側端から弾性体側に屈折した後、他の方向に屈折して延びるよう設けられているため、弾性体の他側面と直交する面内に位置し且つ構造体側固着部から一の方向と反対の他の方向に突出する構造体被取付部を確実に実現できる。

0018

請求項4の構成により、野縁が取り付けられる野縁取付部は、弾性体の一側面に固着された野縁側固着部から前記一側面と平行な一の方向に突出するように設けられているため、野縁を野縁取付部にその側面から取り付けることができるので、野縁を切り欠く必要はない。

0019

また、天井裏高さが大きい場合には、構造体取付部が上側に位置し且つ野縁取付部が下側に位置するように野縁吊持具を縦方向に配置し、構造体取付部を天井スラブの下面又は天井梁の下面若しくは側面に直接又は吊木を介して取り付けることができ、天井裏寸法が小さい場合には、構造体取付部及び野縁取付部が弾性体を挟んで水平方向に位置するように野縁吊持具を横方向に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは天井梁の下面にブラケットを介して取り付けたり又は天井梁の側面に直接に取り付けたりすることができる。

0020

請求項5の構成により、野縁が取り付けられる野縁取付部は、弾性体における一側面と直交する面と対向する位置に設けられているため、野縁を野縁取付部にその側面から取り付けることができるので、野縁を切り欠く必要はない。

0021

また、天井裏高さが大きい場合には、構造体取付部が上側に位置し且つ野縁取付部が下側に位置するように野縁吊持具を縦方向に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは天井梁の下面にブラケットを介して取り付けたり又は天井梁の側面に直接若しくは吊木を介して取り付けることができ、天井裏寸法が小さい場合には、構造体取付部及び野縁取付部が弾性体を挟んで水平方向に位置するように野縁吊持具を横方向に配置し、構造体取付部を天井スラブ又は天井梁の下面に直接に取り付けたりすることができる。

0022

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

0023

図1は本発明の第1実施例に係る野縁吊持具を示している。図1に示すように、野縁吊持具は、直方体状の弾性体10と、天井用内装材が取り付けられる野縁を取り付ける野縁取付部材20と、天井スラブや天井梁等の上部構造体に取り付けられる上部構造体被取付部材30とからなる。

0024

弾性体10としては、野縁や天井用内装材等の天井の荷重を剪断力により支持することができる材料を適宜用いることができるが、JIS硬度が40〜60°であるゴムは適度の弾性力及び剪断力を有しているので好ましい。

0025

野縁取付部材20は、弾性体10の一側面11(図1における右後方の側面)に固着された野縁側固着部21と、該野縁側固着部21から弾性体10の一側面11と平行な一の方向(図1における下方)に突出するよう野縁側固着部21と一体に設けられた野縁取付部22とを有しており、野縁取付部22には、中央に位置する1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置する3つのビス孔とが形成されている。

0026

上部構造体被取付部材30は、弾性体10における一側面11と反対側の他側面12(図1における左前方の側面)に固着された構造体側固着部31と、他側面12と直交する面内に位置し且つ構造体側固着部31から一の方向と反対の他の方向(図1における上方)に突出するよう構造体側固着部31と一体に設けられた構造体被取付部32とを有しており、構造体被取付部32には、中央に位置する1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置する3つのビス孔とが形成されている。第1実施例においては、構造体被取付部32は、構造体側固着部31における一の方向と平行な一側端33から弾性体10側に屈折した後、他の方向つまり上方に真っ直ぐ延びるよう設けられている。

0027

図2は、第1実施例に係る野縁吊持具を縦方向に配置した場合、つまり構造体取付部32が上側に位置し且つ野縁取付部22が下側に位置するように野縁吊持具が配置された場合の使用状態を示している。図2に示すように、天井スラブ40にインサートされたアンカーボルト41にL字状のブラケット42の一辺42aが取り付けられ、ブラケット42の他辺42bに上部構造体被取付部材30の構造体被取付部32がボルトにより固定されている。また、野縁取付部材20の野縁取付部22の側面に野縁50が取り付けられ、該野縁50の下面に内装天井材51が張設されている。

0028

図3は、第1実施例に係る野縁吊持具を横方向に配置した場合、つまり構造体取付部32及び野縁取付部22が弾性体10を挟んで水平方向に位置するように野縁吊持具が配置された場合の使用状態を示している。図3に示すように、天井スラブ40にインサートされたアンカーボルト41に上部構造体被取付部材30の構造体被取付部32が直接に固定されている。また、野縁取付部材20の野縁取付部22の側面に野縁50が取り付けられ、該野縁50の下面に内装用天井材51が張設されている。このように、野縁吊持具を横方向に配置する場合には、天井裏高さが野縁吊持具の幅寸法図3における上下方向の寸法)よりも若干大きい程度でも対応でき、実際的には天井裏高さが50mm程度以上あれば対応できる。

0029

尚、第1実施例に係る野縁吊持具の上部構造体被取付部材30を天井梁に取り付ける場合には、構造体被取付部32を天井梁の下面に直接に取り付けたり又は天井梁の側面にブラケットを介して取り付けたりすることができる。

0030

図4は、本発明の第2実施例に係る野縁吊持具を示している。図4に示すように、野縁吊持具は、第1実施例と同様の弾性体10と、第1実施例と同様の野縁取付部材20と、第1実施例と形状が異なる上部構造体被取付部材30とからなる。従って、以下においては、上部構造体被取付部材30の形状についてのみ説明する。

0031

第2実施例における上部構造体被取付部材30は、第1実施例と同様、弾性体10における一側面11と反対側の他側面12(図4における左前方の側面)に固着された構造体側固着部31と、他側面12と直交する面内に位置し且つ構造体側固着部31から一の方向と反対の他の方向(図4における上方)に突出するよう構造体側固着部31と一体に設けられた構造体被取付部32とを有しており、構造体被取付部32には、中央に位置する1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置する3つのビス孔とが形成されている。第2実施例においては、構造体被取付部32は、構造体側固着部31の一の方向と直交する一側端34から弾性体10側に屈折した後、再び他の方向つまり上方に屈折して上方に延びるよう設けられている。

0032

図5は、第2実施例に係る野縁吊持具を縦方向に配置した場合の使用状態を示している。図5に示すように、天井梁43の側面に吊木44が取り付けられ、該吊木44の下部に上部構造体被取付部材30の構造体被取付部32がビスにより固定されている。また、野縁取付部材20の野縁取付部22の側面に野縁50が取り付けられ、該野縁50の下面に内装用天井材51が張設されている。このような使用状態は、天井裏高さが極めて大きい場合に適用できる。

0033

図6は、本発明の第3実施例に係る野縁吊持具を示している。図6に示すように、野縁吊持具は、第1実施例と同様の弾性体10と、第1実施例と同様の野縁取付部材20と、第1実施例と形状が異なる上部構造体被取付部材30とからなる。従って、以下においては、上部構造体被取付部材30の形状についてのみ説明する。

0034

第3実施例における上部構造体被取付部材30は、弾性体における一側面11と反対側の他側面12(図6における左前方の側面)に固着された構造体側固着部31と、弾性体10における一の方向と反対側の面(図6における上面)13と対向する位置に構造体側固着部31と一体に設けられた構造体被取付部32とを有しており、構造体被取付部32には、中央に位置する1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置する3つのビス孔とが形成されている。第3実施例においては、構造体被取付部32は、構造体側固着部31の一の方向と平行な一側端33から弾性体10側に屈折した後、他の方向つまり上方に延び、その後、再び弾性体10側に屈折して、弾性体10における一の方向と反対側の面13と対向するように設けられている。

0035

図7は、第3実施例に係る野縁吊持具を縦方向に配置した場合の使用状態を示している。図7に示すように、天井スラブ40にインサートされたアンカーボルト41に上部構造体被取付部30の構造体被取付部32が直接に取り付けられている。また、野縁取付部材20の野縁取付部22の側面に吊木52が取り付けられ、該吊木52の下部に野縁50が取り付けられ、該野縁50の下面に内装用天井材51が張設されている。このような使用状態は、天井裏高さが極めて大きい場合に適用できる。

0036

図8は、本発明の第4実施例に係る野縁吊持具を示している。図8に示すように、野縁吊持具は、第1実施例と同様の弾性体10と、第1実施例と同様の野縁取付部材20と、第1実施例と形状が異なる上部構造体被取付部材30とからなる。従って、以下においては、上部構造体被取付部材30の形状についてのみ説明する。

0037

第4実施例における上部構造体被取付部材30は、弾性体における一側面11と反対側の他側面12(図8における左前方の側面)に固着された構造体側固着部31と、弾性体10における一の方向と反対側の面(図8における上面)13と対向する位置に構造体側固着部31と一体に設けられた構造体被取付部32とを有しており、構造体被取付部32には、中央に位置する1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置する3つのビス孔とが形成されている。第4実施例においては、構造体被取付部32は、構造体側固着部31の一の方向と直交する一側端34から弾性体10側に屈折した後、他の方向つまり上方に屈折して延び、その後、再び弾性体10側に屈折して、弾性体10における一の方向と反対側の面13と対向するように設けられている。

0038

図9は、第4実施例に係る野縁吊持具を横方向に配置した場合の使用状態を示している。図9に示すように、天井スラブ40にインサートされたアンカーボルト41にL字状のブラケット42の一辺42aが取り付けられ、ブラケット42の他辺42bに上部構造体被取付部材30の構造体被取付部32がボルトにより固定されている。また、野縁取付部材20の野縁取付部22の側面に野縁50が取り付けられ、該野縁50の下面に内装用天井材51が張設されている。

0039

図10は、本発明の第5実施例に係る野縁吊持具を示している。図10に示すように、野縁吊持具は、第1実施例と同様の弾性体10と、第1実施例と形状が異なる野縁取付部材20と、第1実施例と同様の上部構造体被取付部材30とからなる。従って、以下においては、野縁取付部材20の形状についてのみ説明する。

0040

第5実施例における野縁取付部材20は、弾性体10の一側面11(図10における左後方の側面)に固着された野縁側固着部21と、弾性体10における一側面11と直交する面14(図10における下面)と対向する位置に野縁側固着部21と一体に設けられた野縁取付部22とを有しており、野縁取付部22には、中央に位置する1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置する3つのビス孔とが形成されている。第5実施例においては、野縁取付部22は、野縁側固着部21から一の方向つまり下方に延びた後、弾性体10側に屈折して弾性体10の前記側面14と対向するように設けられている。

0041

図11は、本発明の第6実施例に係る野縁吊持具を示している。図11に示すように、野縁吊持具は、第1実施例と同様の弾性体10と、第5実施例と同様の野縁取付部材20と、第2実施例と同様の上部構造体被取付部材30とからなる。従って、第6実施例については、前記各実施例と同一の部材については同一の符号を付すことにより説明を省略する。

0042

図12は、第6実施例に係る野縁吊持具を横方向に配置した場合の使用状態を示している。図12に示すように、天井スラブ40にインサートされたアンカーボルト41に上部構造体被取付部材30の構造体被取付部32が直接に固定されている。また、野縁取付部材20の野縁取付部22の側面に野縁50が取り付けられ、該野縁50の下面に内装用天井材51が張設されている。

0043

図13は、本発明の第7実施例に係る野縁吊持具を縦方向に配置した場合の使用状態を示している。図13に示すように、野縁吊持具は、第1実施例と同様の弾性体10と、第5実施例と同様の野縁取付部材20と、第3実施例と同様の上部構造体被取付部材30とからなる。従って、第7実施例については、前記各実施例と同一の部材については同一の符号を付すことにより説明を省略する。

0044

使用状態としては、図13に示すように、天井スラブ40にインサートされたアンカーボルト41に上部構造体被取付部材30の構造体被取付部32が直接に固定されている。また、野縁取付部材20の野縁取付部22に吊りボルト53が吊り下げられ、該吊りボルト53の下部に吊り下げ部材54を介してC型チャンネルよりなる野縁受け55が取り付けられている。そして、野縁受け55の下面に野縁50が取り付けられ、該野縁50の下面に内装用天井材51が張設されている。

発明の効果

0045

以上説明したように、請求項1〜5の発明に係る野縁吊持具によると、野縁を野縁取付部にその側面から取り付けることができるので、野縁を切り欠くことなく野縁取付部に取り付けることができる。

0046

請求項1の発明に係る野縁吊持具によると、天井裏高さが大きい場合には、野縁吊持具を縦方向に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは天井梁の下面にブラケットを介して取り付けたり又は天井梁の側面に直接に取り付けたりすることができ、天井裏寸法が小さい場合には、野縁吊持具を横方向に配置し、構造体取付部を天井スラブや天井梁の下面に直接に取り付けることができるので、天井裏高さが大きい場合でも小さい場合でも或いは上部構造体の種類を問わずに用いることが可能である。

0047

請求項2又は3の発明に係る野縁吊持具によると、弾性体の他側面と直交する面内に位置し且つ構造体側固着部から一の方向と反対の他の方向に突出する構造体被取付部を有する請求項1の野縁吊持具を確実に実現することができる。

0048

請求項4の発明に係る野縁吊持具によると、天井裏高さが大きい場合には、野縁吊持具を縦方向に配置し、構造体取付部を天井スラブの下面又は天井梁の下面若しくは側面に直接又は吊木を介して取り付けることができ、天井裏寸法が小さい場合には、野縁吊持具を横方向に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは天井梁の下面にブラケットを介して取り付けたり又は天井梁の側面に直接に取り付けたりすることができるので、天井裏高さが大きい場合でも小さい場合でも或いは上部構造体の種類を問わずに用いることが可能である。

0049

請求項5の発明に係る野縁吊持具によると、天井裏高さが大きい場合には、野縁吊持具を縦方向に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは天井梁の下面にブラケットを介して取り付けたり又は天井梁の側面に直接若しくは吊木を介して取り付けることができ、天井裏寸法が小さい場合には、野縁吊持具を横方向に配置し、構造体取付部を天井スラブ又は天井梁の下面に直接に取り付けたりすることができるので、天井裏高さが大きい場合でも小さい場合でも或いは上部構造体の種類を問わずに用いることが可能である。

図面の簡単な説明

0050

図1本発明の第1実施例に係る野縁吊持具の斜視図である。
図2前記第1実施例に係る野縁吊持具を縦方向に配置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
図3前記第1実施例に係る野縁吊持具を横方向に配置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
図4本発明の第2実施例に係る野縁吊持具の斜視図である。
図5前記第2実施例に係る野縁吊持具を縦方向に配置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
図6本発明の第3実施例に係る野縁吊持具の斜視図である。
図7前記第3実施例に係る野縁吊持具を縦方向に配置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
図8本発明の第4実施例に係る野縁吊持具の斜視図である。
図9前記第4実施例に係る野縁吊持具を横方向に配置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
図10本発明の第5実施例に係る野縁吊持具の斜視図である。
図11本発明の第6実施例に係る野縁吊持具の斜視図である。
図12前記第6実施例に係る野縁吊持具を横方向に配置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
図13本発明の第7実施例に係る野縁吊持具を縦方向に配置した場合の使用状態を示す側方断面図である。

--

0051

10弾性体
11 一側面
12 他側面
20野縁取付部材
21 野縁側固着部
22 野縁取付部
30上部構造体被取付部
31構造体側固着部
32構造体被取付部
40天井スラブ
43天井梁
50 野縁
51 天井用内装材

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