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技術 増加された連続気泡含有率及び減じられた収縮性を有する、硬質から半硬質のポリウレタンフォームの製法及びそのようにして得られたポリウレタンフォーム

出願人 ビーエーエスエフシュヴァルツハイデ、ゲゼルシャフト、ミツト、ベシュレンクテル、ハフツング
発明者 ペーターファルケインゲロタームントベルンハルトナバー
出願日 1995年4月7日 (25年2ヶ月経過) 出願番号 1995-082943
公開日 1996年2月27日 (24年4ヶ月経過) 公開番号 1996-053525
状態 未査定
技術分野 高分子組成物 後処理による化学的変性 ポリウレタン,ポリ尿素
主要キーワード 慣用タイプ 寸法安定度 生け花用 のこ引き グラフトポリエーテル コロホニー ハイポリマー アミン含有率
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重要な関連分野

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目的

増加された連続気泡含有率及び減じられた収縮性を有する、硬質から半硬質ポリウレタンフォーム製法

構成

このフォームは、a)有機及び/又は変性有機ポリイソシアネートと、b)少なくとも2個の活性水原子を有する高分子量化合物少なくとも1種及び所望の場合にはc)低分子連鎖延長剤及び/又は架橋剤とを、d)触媒、所望の場合にはe)発泡剤及び所望の場合にはf)助剤及び/又は添加剤の存在下に反応させて製造し、その際、成分b)は、グリシジルエーテルを用いるポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンのグリコリシスにより得られるリサイクレートポリオール少なくとも1種であり、かつ特別な気泡開放剤は使用しない。

概要

背景

有機ポリイソシアネート及び/又は変性有機ポリイソシアネートと少なくとも2個の活性水素原子を有する相対的に高い官能性の化合物及び所望の場合には低分子連鎖延長剤及び/又は架橋剤とを、触媒発泡剤助剤及び/又は添加剤の存在下に反応させることによる硬質から半硬質ポリウレタンフォームの製造は公知であり、幾度も記載されている。硬質ポリウレタンフォームの製造の包括的な評論は、例えばクンストストフ−ハンドブッホ(Kunststoff-Handbuch)、第VII巻、ポリウレタンズ(Polyurethanes)、Dr.R.ヴィーベッグ及びDr.A.ヘヒトレン(Dr.R.Vieweg and Dr.A.Hoechtlen)編集の第1版、1966及びベッカ−/ブラウン(Becker/Braun)編集の第3版、1993(Carl.Hanser Verlag,Munich)に記載されている。

OH基少なくとも2個を有する化合物との反応によりポリウレタンスクラップからそれ自体得られる(グリコリシスとして公知)ポリオールを使用して、硬質から半硬質のポリウレタンフォームを製造できることは同様に公知である。従って、例えば西独特許(DE−A)第2516863号明細書に、硬質ポリウレタンフォームの製造に好適であるポリオール混合物の、ポリウレタンスクラップ及び脂肪族ジオールからの製造が記載されている。西独特許(DE−A)第4024601号明細書によれば、ポリウレタン−ウレア−スクラップのグリコリシスにより、硬質又は半硬質のポリウレタン又はポリウレタン−ウレアの製造のために使用できるポリオール含有分散液を生じる。米国特許第4014809号明細書(西独特許(DE−A)第2557172号明細書)により、硬質ポリウレタンフォームから合成されたポリオール含有液体混合物は、硬質フォーム成分として再使用することができる。西独特許(DE−A)第3702495号明細書によりポリウレタンスクラップから製造されたポリオール含有液体は、半硬質及び硬質のポリウレタン、特にポリウレタンフォームに好適であると記載されている。

前記方法により製造されたリサイクレートポリオール全ては、グリコリシスで同様に形成されたアミンを含有する;これらは、健康上の危険を意味し、更にリサイクレートポリオールから製造されたポリウレタン系に不利な影響を及ぼす。これらはポリウレタン形成反応を非常に促進し、硬質ウレア基を形成しかつ他の触媒によるポリウレタン形成反応の制御可能性を減じる。更に、東独特許(DD−A)第156480号明細書に記載されるように、ポリウレタン系のポリオール成分中の遊離アミン含有分は、イソシアネートと接触して、直ちに高いチキソトロープ組成を生じる。西独特許(DE−A)第4024601号明細書によりモノマーアクリル酸の添加により脱アミノ化されたリサイクレートポリオールは、1mg KOH/gよりかなり上の酸価を有し、これは、リサイクレートポリオールを含有するポリウレタン系に問題をもたらしうる。アクリル酸の顕著な匂いも望ましくない。

更に、良好な断熱性を得るために、硬質フォームが、主に独立気泡として製造されうることは公知である。連続気泡フォームへの要求は硬質フォームの領域ではまれである。前記クンストストフ−ハンドブッホ、第VII巻、ポリウレタンズに、生け花用フォームとして、連続気泡硬質フォームが、ついでに言及されているだけである。液体及び気体用機械的に安定なフィルター気体精製用吸収カラム及び微生物培養用基質としての、連続気泡の硬質又は半硬質ポリウレタンフォームの使用も公知である。

連続気泡特性は、酸化エチレンを高い割合で含有する特定構造のポリオールにより得られるか又はポリウレタン系に特定のポリメチルシリコーンを使用することにより得ることができる。全ての場合に、連続気泡の目的とする割合を得ることは困難であり、かつ製作者の技術にまかされていた。気泡の早過ぎる開放は、フォームのつぶれ又は「自然孔」を生じる一方、過度に遅い開放は、フォームをひびいらせるか又は縮ませるという難点がある。

概要

増加された連続気泡含有率及び減じられた収縮性を有する、硬質から半硬質のポリウレタンフォームの製法

このフォームは、a)有機及び/又は変性有機ポリイソシアネートと、b)少なくとも2個の活性水原子を有する高分子量化合物少なくとも1種及び所望の場合にはc)低分子量連鎖延長剤及び/又は架橋剤とを、d)触媒、所望の場合にはe)発泡剤及び所望の場合にはf)助剤及び/又は添加剤の存在下に反応させて製造し、その際、成分b)は、グリシジルエーテルを用いるポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンのグリコリシスにより得られるリサイクレートポリオール少なくとも1種であり、かつ特別な気泡開放剤は使用しない。

目的

本発明の目的は、十分に連続気泡を有する、硬質から半硬質のポリウレタンフォームの容易で、安価でかつ強力な製法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

a)有機及び/又は変性有機ポリイソシアネートとb)少なくとも2個の活性水素原子を有する相対的に高分子量化合物少なくとも1種及び所望の場合にはc)低分子連鎖延長剤及び/又は架橋剤とを、d)触媒、e)所望の場合には発泡剤及びf)所望の場合には助剤及び/又は添加剤の存在下に反応させることによる、増加された連続気泡含有率及び減じられた収縮性を有する、硬質から半硬質ポリウレタンフォーム製法において、成分b)は、グリシジルエーテルを用いるポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンのグリコリシスにより得られるリサイクレートポリオール少なくとも1種であり、かつ特別な気泡開放剤は使用しないことを特徴とする、増加された連続気泡含有率及び減じられた収縮性を有する、硬質から半硬質のポリウレタンフォームの製法。

請求項2

リサイクレートポリオールを成分b)の全量に対して、少なくとも30重量%の割合で使用する、請求項1記載の方法。

請求項3

リサイクレートポリオールは軟質ポリウレタンフォームのグリコリシスにより製造する、請求項1又は2記載の方法。

請求項4

リサイクレートポリオールの製造に、単官能性及び/又は二官能性グリシジルエーテルを使用する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。

請求項5

使用されたリサイクレートポリオールは低いアミン含有率を有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。

請求項6

a)有機及び/又は変性有機ポリイソシアネートとb)少なくとも2個の活性水素原子を有する相対的に高分子量の化合物少なくとも1種及び所望の場合にはc)低分子量連鎖延長剤及び/又は架橋剤とを、d)触媒、e)所望の場合には発泡剤及びf)所望の場合には助剤及び/又は添加剤の存在下に反応させて得られる、増加された連続気泡含有率及び減じられた収縮性を有する、硬質から半硬質のポリウレタンフォームにおいて、成分b)は、グリシジルエーテルを用いるポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンのグリコリシスにより得られるリサイクレートポリオール少なくとも1種であり、かつ特別な気泡開放剤は使用しないことを特徴とする、増加された連続気泡含有率及び減じられた収縮性を有する、硬質から半硬質のポリウレタンフォーム。

請求項7

リサイクレートポリオールは、成分b)の全量に対して、少なくとも30重量%の割合で使用される、請求項6記載の硬質から半硬質のポリウレタンフォーム。

請求項8

連続気泡の割合が少なくとも20%である、請求項6又は7記載の硬質から半硬質のポリウレタンフォーム。

技術分野

官能性8を有するスクロースグリセリン開始ポリエーテルアルコールOH数:440mg KOH/g)88.5重量%と、グリセリン3.0重量%、ジメチルシクロヘキシルアミン1.0重量%、シリコーン安定剤3.0重量%及び水4.5重量%とを混合した。このようにして製造された成分Aと高分子量ジフェニルメタンジイソシアネート(粗MDI)とを混合比100:190で反応させて、密度40kg/m3を有する細かい気泡からなる硬質フォームが得られた。このフォームは、連続気泡5%を含有し、著しく縮んだ。

背景技術

0001

本発明は、増加された連続気泡の割合及び減じられた収縮性を有する、硬質から半硬質ポリウレタンフォームを、リサイクレートポリオール(recyclate polyol)を使用して製造する方法に関する。本発明は、更に、この方法により製造された硬質から半硬質のポリウレタンフォームに関する。

0002

有機ポリイソシアネート及び/又は変性有機ポリイソシアネートと少なくとも2個の活性水素原子を有する相対的に高い官能性の化合物及び所望の場合には低分子連鎖延長剤及び/又は架橋剤とを、触媒発泡剤助剤及び/又は添加剤の存在下に反応させることによる硬質から半硬質のポリウレタンフォームの製造は公知であり、幾度も記載されている。硬質ポリウレタンフォームの製造の包括的な評論は、例えばクンストストフ−ハンドブッホ(Kunststoff-Handbuch)、第VII巻、ポリウレタンズ(Polyurethanes)、Dr.R.ヴィーベッグ及びDr.A.ヘヒトレン(Dr.R.Vieweg and Dr.A.Hoechtlen)編集の第1版、1966及びベッカ−/ブラウン(Becker/Braun)編集の第3版、1993(Carl.Hanser Verlag,Munich)に記載されている。

0003

OH基少なくとも2個を有する化合物との反応によりポリウレタンスクラップからそれ自体得られる(グリコリシスとして公知)ポリオールを使用して、硬質から半硬質のポリウレタンフォームを製造できることは同様に公知である。従って、例えば西独特許(DE−A)第2516863号明細書に、硬質ポリウレタンフォームの製造に好適であるポリオール混合物の、ポリウレタンスクラップ及び脂肪族ジオールからの製造が記載されている。西独特許(DE−A)第4024601号明細書によれば、ポリウレタン−ウレア−スクラップのグリコリシスにより、硬質又は半硬質のポリウレタン又はポリウレタン−ウレアの製造のために使用できるポリオール含有分散液を生じる。米国特許第4014809号明細書(西独特許(DE−A)第2557172号明細書)により、硬質ポリウレタンフォームから合成されたポリオール含有液体混合物は、硬質フォーム成分として再使用することができる。西独特許(DE−A)第3702495号明細書によりポリウレタンスクラップから製造されたポリオール含有液体は、半硬質及び硬質のポリウレタン、特にポリウレタンフォームに好適であると記載されている。

0004

前記方法により製造されたリサイクレートポリオール全ては、グリコリシスで同様に形成されたアミンを含有する;これらは、健康上の危険を意味し、更にリサイクレートポリオールから製造されたポリウレタン系に不利な影響を及ぼす。これらはポリウレタン形成反応を非常に促進し、硬質ウレア基を形成しかつ他の触媒によるポリウレタン形成反応の制御可能性を減じる。更に、東独特許(DD−A)第156480号明細書に記載されるように、ポリウレタン系のポリオール成分中の遊離アミン含有分は、イソシアネートと接触して、直ちに高いチキソトロープ組成を生じる。西独特許(DE−A)第4024601号明細書によりモノマーアクリル酸の添加により脱アミノ化されたリサイクレートポリオールは、1mg KOH/gよりかなり上の酸価を有し、これは、リサイクレートポリオールを含有するポリウレタン系に問題をもたらしうる。アクリル酸の顕著な匂いも望ましくない。

0005

更に、良好な断熱性を得るために、硬質フォームが、主に独立気泡として製造されうることは公知である。連続気泡フォームへの要求は硬質フォームの領域ではまれである。前記クンストストフ−ハンドブッホ、第VII巻、ポリウレタンズに、生け花用フォームとして、連続気泡硬質フォームが、ついでに言及されているだけである。液体及び気体用機械的に安定なフィルター気体精製用吸収カラム及び微生物培養用基質としての、連続気泡の硬質又は半硬質ポリウレタンフォームの使用も公知である。

発明が解決しようとする課題

0006

連続気泡特性は、酸化エチレンを高い割合で含有する特定構造のポリオールにより得られるか又はポリウレタン系に特定のポリメチルシリコーンを使用することにより得ることができる。全ての場合に、連続気泡の目的とする割合を得ることは困難であり、かつ製作者の技術にまかされていた。気泡の早過ぎる開放は、フォームのつぶれ又は「自然孔」を生じる一方、過度に遅い開放は、フォームをひびいらせるか又は縮ませるという難点がある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の目的は、十分に連続気泡を有する、硬質から半硬質のポリウレタンフォームの容易で、安価でかつ強力な製法を提供することである。

0008

意想外にも、この目的は、グリシジルエーテルを用いるポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンのグリコリシスにより得られたリサイクレートポリオールの存在下で、硬質から半硬質のポリウレタンフォームの製造を実施することにより達成されることが判明した。

0009

従って、本発明は、
a)有機及び/又は変性有機ポリイソシアネートと
b)少なくとも2個の活性水素原子を有する相対的に高分子量の化合物少なくとも1種及び所望の場合には
c)低分子量連鎖延長剤及び/又は架橋剤とを、
d)触媒、
e)所望の場合には発泡剤及び
f)所望の場合には助剤及び/又は添加剤の存在下に反応させることによる、増加された連続気泡含有率及び減じられた収縮性を有する、硬質から半硬質のポリウレタンフォームの製法を提供し、その際、成分b)は、グリシジルエーテルを用いるポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンのグリコリシスにより得られるリサイクレートポリオール少なくとも1種であり、かつこの方法は特別な気泡開放剤を使用しない。

0010

本発明は、更に、この方法により製造された硬質から半硬質のポリウレタンフォームを提供する。

0011

ポリウレタン又はポリウレア−ポリウレタンから得られたリサイクレートポリオールを使用する硬質から半硬質のポリウレタンフォームの新規製法は簡単であり、かつ大きな投資及び安全のための予防措置なしでどのポリウレタン使用者によっても実施することができる。この方法により製造されたポリウレタンフォームは、安価であり、かつ連続気泡の増加された割合が重要である、硬質から半硬質のポリウレタンフォームの慣用の適用全てに好適である。

0012

次の詳細は、新規の硬質から半硬質のポリウレタンフォームの製造のための出発成分に適用される:a)好適な有機ポリイソシアネートは、自体公知脂肪族、脂環式芳香脂肪族及び有利に芳香族ポリイソシアネートである。

0013

例として次のものを挙げることができる:アルキレン基中に炭素原子4〜12個を有するアルキレンジイソシアネート、例えば1,12−ドデカンジイソシアネート、2−エチルテトラメチレン1,4−ジイソシアネート、2−メチルペンタメチレン1,5−ジイソシアネート、テトラメチレン 1,4−ジイソシアネート及び有利にヘキサメチレン1,6−ジイソシアネート;脂環式ジイソシアネート、例えばシクロヘキサン1,3−及び1,4−ジイソシアネート及びこれらの異性体の任意の所望混合物、1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシアナトメチルシクロヘキサン(イソホロンジイソシアネート)、2,4−及び2,6−ヘキサヒドロトリレンジイソシアネート、及び相当する異性体混合物、4,4’−、2,2’−及び2,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート及び相当する異性体混合物、及び有利に芳香族ジイソシアネート及びポリイソシアネート、例えば2,4−及び2,6−トリレンジイソシアネート及び相当する異性体混合物、4,4’−、2,4’−及び2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート及び相当する異性体混合物、4,4’−と2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートとの混合物、ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネート、4,4’−、2,4’−と2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネートとポリフェニル−ポリメチレンポリイソシアネートとの混合物(粗MDI)、及び粗MDIとトリレンジイソシアネートとの混合物。有機ジイソシアネート及びポリイソシアネートは、個々に使用しても、又は混合物の形で使用してもよい。

0014

しばしば変性ポリイソシアネート、即ち有機ジイソシアネート及び/又はポリイソシアネートの化学反応により得られる生成物も使用される。詳細な例は、エステル−、ウレア−、ビュレット−、アロファネート−、カルボジイミド−、イソシアヌレート−、ウレトジオン−及び/又はウレタン−含有ジイソシアネート及び/又はポリイソシアネートである。個々の例は、全重量に対して33.6〜15重量%、有利に31〜21重量%のNCOを含有する有機、有利に芳香族のウレタン含有ポリイソシアネート、例えば4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−と2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートとの混合物又は粗MDI又は2,4−及び2,6−トリレンジイソシアネートであり、それぞれ、分子量6000まで、特に1500までの低分子量ジオールトリオールジアルキレングリコールトリアルキレングリコール又はポリオキシアルキレングリコールにより変性されており、その際、単独又は混合物として使用されうるジ−もしくはポリオキシアルキレングリコールとして、例えば次のものが挙げられる:ジエチレン−、ジプロピレン−、ポリオキシエチレン−、ポリオキシプロピレン−及びポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン−グリコール、−トリオール及び/又は−テトロール。全重量に対して25〜3.5重量%、有利に21〜14重量%のNCOを含有し、かつ後記のポリエステル−及び/又は有利にポリエーテル−ポリオール及び4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−と4,4’−ジフェニルメタンジソシアネートとの混合物、2,4−及び/又は2,6−トリレンジイソシアネート又は粗MDIから製造されたNCO含有プレポリマーも好適である。更に、カルボジイミド基及び/又はイソシアヌレート環を含有し、全重量に対して33.6〜15重量%、有利に31〜21重量%のNCOを含有する、例えば4,4’−、2,4’−及び/又は2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート及び/又は2,4−及び/又は2,6−トリレンジイソシアネートを基礎とする液体ポリイソシアネートも有利であると判明している。

0015

変性ポリイソシアネートは、相互に又は非変性有機ポリイソシアネート、例えば2,4’−又は4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、粗MDI又は2,4−及び/又は2,6−トリレンジイソシアネートと混合してよい。

0016

特に効奏し、従って有利である有機ポリイソシアネートは、次のものである:粗MDI、トリレンジイソシアネートと粗MDIとの混合物又はNCO含有率33.6〜15重量%を有するウレタン基含有変性有機ポリイソシアネートの混合物、特に、トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート異性体混合物又は粗MDI、特にジフェニルメタンジソシアネート−異性体含有率、30〜80重量%、有利に30〜55重量%の粗MDIを基礎とするもの。

0017

b)少なくとも2個の活性水素原子を有する、相対的に高分子量の化合物は、全部又は部分的に、単独の又は相互に混合したリサイクレートポリオールである。連続気泡の所望の割合を得るために、リサイクレートポリオールを有利に、成分b)の全量に対して少なくとも30重量%の割合で使用する。経済的理由のために、リサイクレートポリオールの使用は30重量%より大であるか又は成分b)がリサイクレートポリオールから完全になっていてよい。30重量%未満でリサイクレートポリオールを使用することも当然可能である。

0018

意想外にも、気泡開放剤を付加的に使用せずに硬質から半硬質のポリウレタンフォームを製造する際に本発明によるリサイクレートポリオールを使用すると、連続気泡の高い割合が生じ、同時に、製造されたフォームが縮む傾向は低くなる。

0019

リサイクレートポリオールは、短鎖ヒドロキシル含有化合物、例えばエチレングリコールジエチレングリコールトリエチレングリコールオリゴエチレングリコールプロピレングリコールジプロピレングリコールトリプロピレングリコールオリゴプロピレングリコール、ブタンジオールネオペンチルグリコール、グリセリン、エタノールアミンジエタノールアミン及びトリエタノールアミンを用い、所望の場合には触媒、例えば短鎖脂肪酸アルカリ金属塩チタン酸塩スズ酸塩及びアンチモン酸塩の存在下に、ポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタン、特にポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンスクラップを高温でグリコリシスすることにより得られる。

0020

使用されるポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンは、特に、例えば車のスクラップ(例えば車のシート車体部品ダッシュボード)の分解で得られるようなポリウレタンスクラップであり、その際、これらは、特に、工程を妨げない充填剤又は強化剤を含有しうる。

0021

本発明により使用されるリサイクレートポリオールは、有利に、低いアミン含有率を有する。特に、最近の、西独特許出願第4234335.6号明細書(1992年10月12日)に記載のように、これらは、反応の全工程にわたり、単官能性及び/又は二官能性グリシジルエーテルを計量導入することによりポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンのグリコリシスを実施することにより得ることができる。

0022

リサイクレートポリオールは、市販の、分子中にエポキシド基1個又は2個を有するグリシジルエーテルを使用して製造することができる。

0023

特に好適なグリシジルエーテルは、式(I):

0024

0025

[式中、Rはフェニルシクロヘキシルメチルシクロヘキシルベンジル、i−プロピル、i−ブチル又は直鎖中に炭素原子5〜10個を有するメチル−及び/又はエチル−分枝炭化水素鎖及び/又は式:

0026

0027

(式中、Aは炭素原子1〜8個を有するアルキルであり、nは3〜12であり、mは1〜6である)の基である]の単官能性化合物であることが判明している。

0028

特に、リサイクレートポリオールの製造のために軟質PURフォームスクラップを使用する場合に、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル又は2−エチルヘキシルグリシジルエーテル50〜85重量%、構造:

0029

0030

の化合物1種以上10〜35重量%、及び構造:

0031

0032

[式中、Aは炭素原子1〜8個を有するアルキルであり、nは3〜12であり、mは2〜6である]の化合物1種以上5〜20重量%からなる混合物が有利である。このグリシジルエーテル混合物は、公知法により、2−エチルヘキシルグリシジルエーテルの合成の際に生じる2−エチルヘキサノール及びエピクロルヒドリンから製造することができ、かつ無機成分のみ不含の工業級粗生成物として、即ち蒸留工程を用いずに使用することができる。

0033

好適であると判明している他のグリシジルエーテルは、式:

0034

0035

[式中、R’はジフェニルメチレン、2,2−ジフェニルプロピレン(ビスフェノールA)、炭素原子4〜10個を有する枝分かれしていない炭化水素鎖又は直鎖中に炭素原子4〜8個を有するメチル−及び/又はエチル−分枝炭化水素である]の二官能性化合物である。

0036

使用グリシジルエーテルは、単独又は相互に混合された式(I)の単官能性グリシジルエーテル、単独又は相互に混合された式(II)の二官能性グリシジルエーテル又は単官能性及び二官能性グリシジルエーテルの個々の混合物又は多数の混合物であってよい。

0037

ポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンとOH−含有化合物の混合比は、使用ポリウレタン/ポリウレア−ポリウレタンの化学構造及び使用OH−含有化合物のOH数に非常に左右される。通常1:1〜3:1重量部、有利に1.5〜2.5:1重量部である。

0038

反応温度は通常180〜250℃、有利に200〜235℃に設定する。

0039

反応時間は、使用のポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタンの架橋密度に依存して、一般に、2〜6時間、有利に3〜5時間である。

0040

グリシジルエーテルは、全バッチに対して通常5〜20重量%の量で、有利には一定速度で、ポリウレタン及び/又はポリウレア−ポリウレタン及びOH−含有化合物からなるバッチに、全反応時間にわたり添加するのが有利である。

0041

成分b)は、リサイクレートポリオールの他に、イソシアネート基に対して反応性である基を分子中に有する有機化合物も含有してよい。

0042

少なくとも2個の活性水素原子を有する、他の相対的に高分子量の成分b)は、有利に、官能性2〜8、有利に2〜6及び分子量400〜8000、有利に1200〜6000を有するものである。例えばポリエーテルポリアミン及び/又は有利に、ポリエーテル−ポリオール、ポリエステル−ポリオール、ポリチオエーテル−ポリオール、ポリエステル−アミドヒドロキシル基含有ポリアセタール及びヒドロキシル基含有脂肪族ポリカルボネート又は前記ポリオールの少なくとも2個の混合物からなる群から選択されたポリオールを使用して効を奏した。ポリエステル−ポリオール及び/又はポリエーテル−ポリオールが有利である。ポリヒドロキシル化合物ヒドロキシル数は、一般に、150〜850、有利に200〜600である。

0043

好適なポリエステル−ポリオールは、例えば炭素原子2〜12個を有する有機ジカルボン酸、有利に炭素原子4〜6個を有する脂肪族ジカルボン酸及び多価アルコール、有利に、炭素原子2〜12個、有利に炭素原子2〜6個を有するジオールから製造することができる。好適なジカルボン酸の例は、コハク酸グルタル酸アジピン酸スベリン酸アゼライン酸セバシン酸デカンジカルボン酸マレイン酸フマル酸フタル酸イソフタル酸及びテレフタル酸である。ジカルボン酸は、個々に又は相互に混合して使用してよい。遊離のジカルボン酸は、相当するジカルボン酸誘導体、例えば炭素原子1〜4個を有するアルコールのジカルボン酸エステル又は無水ジカルボン酸により置換されてもよい。例えば20〜35:35〜50:20〜32重量部の割合のコハク酸、グルタル酸及びアジピン酸からなるジカルボン酸混合物、及び特にアジピン酸が有利である。二価及び多価アルコール、特にジオールの例は、エタンジオール、ジエチレングリコール、1,2−及び1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,10−デカンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパンである。エタンジオール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール又は前記ジオールの少なくとも2個の混合物、特に1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール及び1,6−ヘキサンジオールの混合物が有利である。更に、ラクトン、例えばε−カプロラクトン又はヒドロキシカルボン酸、例えばω−ヒドロキシカプロン酸から製造されたポリエステル−ポリオールを使用してもよい。

0044

ポリエステル−ポリオールは、触媒を使用せず、又は有利にエステル化触媒の存在下で、有利に不活性ガス雰囲気、例えば窒素二酸化炭素ヘリウムアルゴン中で、特に150〜250℃、有利に180〜220℃で融液中で、大気圧又は減圧下に、特に10より小、有利に2より小である、所望の酸価に達するまで、有機、例えば芳香族、有利に脂肪族ポリカルボン酸及び/又はその誘導体及び多価アルコールを重縮合させることにより製造することができる。有利な態様では、エステル化混合物は、前記温度で、大気圧下で、かつ引き続いて500mバールより低い圧力下で、有利に50〜150mバールの圧力下で、酸価が80〜30、有利に40〜30に達するまで重縮合させる。好適なエステル化触媒の例は、金属、金属酸化物又は金属塩の形での鉄、カドミウムコバルト、鉛、亜鉛アンチモンマグネシウムチタン及びスズ触媒である。しかしながら、重縮合は、希釈剤及び/又は共沸蒸留による縮合物の水の除去のための連行剤、例えばベンゼントルエンキシレン又はクロルベンゼンの存在下に液層中で実施することもできる。

0045

ポリエステル−ポリオールは、有利に、有機ポリカルボン酸及び/又はその誘導体と多価アルコールとのモル比1:1〜1.8、有利に1:1.05〜1.2での重縮合により製造される。

0046

得られたポリエステル−ポリオールは、有利に、官能性2〜4、特に2〜3及び分子量480〜3000、有利に1200〜3000、特に1800〜2500を有する。

0047

しかしながら、使用ポリオールは、公知法、例えばアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム又はアルカリ金属アルコキシド、例えばナトリウムメトキシドナトリウムエトキシドカリウムエトキシド又はカリウムイソプロポキシドを触媒として使用しかつ活性水素原子2〜8個、有利に2〜6個を結合含有する開始剤分子少なくとも1種を添加するアニオン重合又は触媒としてのルイス酸、例えば五塩化アンチモン、フッ化ホウ素エテレート、特に又は漂白土を用いるカチオン重合により、アルキレン基に炭素原子2〜4個を有するアルキレンオキシド1種以上から製造される。

0048

好適なアルキレンオキシドの例は、テトラヒドロフラン、1,3−プロピレンオキシド、1,2−及び2,3−ブチレンオキシドスチレンオキシド、有利にエチレンオキシド及び1,2−プロピレンオキシドである。アルキレンオキシドは、個々に又は交替で順に又は混合物として使用することができる。好適な開始剤分子の例は、水、有機ジカルボン酸、例えばコハク酸、アジピン酸、フタル酸及びテレフタル酸、アルキル基中に炭素原子1〜4個を有する、脂肪族及び芳香族非置換又はN−モノ−、N,N−及びN,N’−ジアルキル置換ジアミン、例えば非置換又はモノ−又はジアルキル−置換エチレンジアミンジエチレントリアミントリエチレンテトラアミン、1,3−プロピレンジアミン、1,3−及び1,4−ブチレンジアミン、1,2−、1,3−、1,4−、1,5−及び1,6−ヘキサメチレンジアミンフェニレンジアミン、2,3−、2,4−及び2,6−トリレンジアミン及び4,4’−、2,4’−及び2,2’−ジアミノジフェニルメタンである。

0049

他の好適な開始剤分子は、アルカノールアミン、例えばエタノールアミン、N−メチル−及びN−エチルエタノールアミンジアルカノールアミン、例えばジエタノールアミン、N−メチル−及びN−エチルジエタノールアミン及びトリアルカノールアミン、例えばトリエタノールアミン、及びアンモニアである。多価アルコール、特に二価及び/又は三価アルコール、例えばエタンジオール、1,2−及び1,3−プロパンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリットソルビトール及びスクロースが有利である。

0050

ポリエーテル−ポリオール、有利にポリオキシプロピレン−及びポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン−ポリオールは、有利に、官能性2〜6、特に2〜4及び分子量400〜8000、有利に1200〜6000、特に1800〜4000を有し、かつ好適なポリオキシテトラメチレングリコールは分子量約3500を有する。

0051

他の好適なポリエーテル−ポリオールは、ポリマー変性ポリエーテル−ポリオール、有利にグラフトポリエーテル−ポリオール、特にスチレン及び/又はアクリルニトリルを基礎とし、西独特許第1111394号、同第1222669号(米国特許第3304273号、同第3383351号及び同第3523093号明細書)、同第1152536号(英国特許第1040452号明細書)及び同第1152537号(英国特許第987618号明細書)明細書の方法と同様にして、有利には前記ポリエーテル−ポリオール中で、アクリルニトリル、スチレン又は有利にスチレンとアクリルニトリルとの混合物を例えば重量比90:10〜10:90、有利に70:30〜30:70で現場重合することにより製造されたもの及び通常、1〜50重量%、有利に2〜25重量%の量で、例えばポリウレア、ポリヒドラジド、第三アミノ基を結合含有するポリウレタン及び/又はメラミン分散層として含有するポリエーテル−ポリオール分散液であり、この分散液は、例えば欧州特許(EP−B)第011752号(米国特許第4304708号明細書)、米国特許第4374209号及び西独特許(DE−A)第3231497号明細書中に記載される。

0052

ポリエステル−ポリオールと同様に、ポリエーテル−ポリオールは、個々に又は混合物の形で使用することができる。更に、これらは、グラフトポリエーテル−ポリオール又はポリエステル−ポリオール及びヒドロキシル基含有ポリエステル−アミド、ポリアセタールポリカルボネート及び/又はポリエーテルポリアミンと混合してよい。

0053

好適なヒドロキシル基含有ポリアセタールは、グリコール、例えばジエチレングリコール、トリエチレングリコール、4,4’−ジヒドロキシエトキシジフェニルジメチルメタン、ヘキサンジオール及びホルムアルデヒドから製造できる化合物である。好適なポリアセタールは、環状アセタール重合させて製造することもできる。

0054

好適なヒドロキシル基含有ポリカルボネートは、例えばジオール、例えば、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール及び/又は1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール又はテトラエチレングリコールジアリールカルボネート、例えばジフェニルカルボネート又はホスゲンとを反応させて得ることのできる慣用タイプのものである。

0055

ポリエステル−アミドは、例えば多塩基性の飽和及び/又は不飽和カルボン酸又はその無水物及び多価の飽和及び/又は不飽和アミノアルコール又は多価アルコールとアミノアルコールとの混合物及び/又はポリアミンから得られる、主に線形の縮合物を包含する。

0056

好適なポリエーテル−ポリアミンは、前記ポリエーテル−ポリオールから公知法により製造することができる。挙げることのできる製法は、ポリオキシアルキレン−ポリオールのシアノアキル化及び引き続いての生じたニトリル水素添加であり(米国特許第3267050号明細書)、かつ水素及び触媒の存在下でのアミン又はアンモニアを用いるポリオキシアルキレン−ポリオールの部分的又は完全アミノ化である(西独特許第1215373号明細書)。

0057

c)硬質から半硬質のポリウレタンフォームは、連鎖剤及び/又は架橋剤(c)を使用するか又は使用せずに製造することができる。しかしながら、機械特性、例えば剛性を変性するために、連鎖剤、架橋剤又は所望の場合にはこれらの混合物を添加するのが有利であると判明している。連鎖剤及び/又は架橋剤の例は、分子量400未満、有利に60から300のジオール及び/又はトリオールである。例えば炭素原子2〜14個、有利に4〜10個を有する脂肪族、脂環式及び/又は芳香脂肪族ジオール、例えばエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,10−デカンジオール、o−、m−及びp−ジヒドロキシシクロヘキサン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール及び有利に1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール及びビス(2−ヒドロキシエチルヒドロキノン、トリオール、例えば1,2,4−及び1,3,5−トリヒドロキシシクロヘキサン、グリセリン及びトリメチロールプロパン、及びエチレンオキシド及び/又は1,2−プロピレンオキシド及び開始剤分子としての前記ジオール及び/又はトリオールを基礎とする低分子量ヒドロキシル基含有ポリアルキレンオキシドがこれに該当する。

0058

硬質ポリウレタンフォームの製造のために使用される、どの連鎖剤、架橋剤又はこれらの混合物もポリオール化合物(b)の重量に対して0〜20重量%、有利に2〜8重量%の量で使用するのが有利である。

0059

d)硬質ポリウレタンフォームの製造のために使用される触媒(d)は、特に、活性水素原子、特にヒドロキシル基を含有する成分(b)の化合物及び場合により(c)と変性又は非変性の有機ポリイソシアネート(a)との反応を非常に促進する化合物である。好適な化合物は有機金属化合物、有利に有機スズ化合物、例えば有機カルボン酸のスズ(II)塩、例えばスズ(II)ジアセテート、スズ(II)ジオクタノエート、スズ(II)ジエチルヘキサノエート及びスズ(II)ジラウレート、及び有機カルボン酸のジアルキルスズ(IV)塩、例えばジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズマレエート及びジオクチルスズジアセテートである。有機金属化合物は、単独で又は有利には強塩基性アミンと組み合わせて使用することができる。前記のものの例は、アミジン、例えば2,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロピリミジン第三アミン、例えばトリエチルアミントリブチルアミン、ジメチルベンジルアミン、N−メチル−、N−エチル−、N−シクロヘキシルモルホリン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルブタンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミンペンタメチルジエチレントリアミン、テトラメチルジアミノエチルエーテル、ビス(ジメチルアミノプロピル)ウレア、ジメチルピペラジン、1,2−ジメチルイミダゾール、1−アザビシクロ[3.3.0]オクタン、有利に1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン及びアルカノールアミン化合物、例えばトリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチル−及びN−エチルジエタノールアミン及びジメチルエタノールアミンである。

0060

他の好適な触媒は次のものである:トリス(ジアルキルアミノアルキル)−s−ヘキサヒドロトリアジン、特にトリス(N,N−ジメチルアミノプロピル)−s−ヘキサヒドロトリアジン、テトラアルキルアンモニウムヒドロキシド、例えばテトラメチルアンモニウムヒドロキシド、アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム、及びアルカリ金属アルコキシド、例えばナトリウムメトキシド及びカリウムイソプロポキシド、及び炭素原子10〜20個及び場合によりOH側基を有する長鎖脂肪酸のアルカリ金属塩。触媒又は触媒組み合わせ物は、成分(b)の重量に対して0.001〜5重量%、特に0.05〜2重量%で使用するのが有利である。

0061

e)ポリウレタンフォームの製造のために使用されうる発泡剤(e)は、有利に水を包含し、これはイソシアネートと反応して二酸化炭素を形成する。有利に使用される水の量は、ポリオキシアルキレン−ポリオールの100重量部に対して、0.1〜8重量部、有利に1.5〜5.0重量部、特に2.5〜3.5重量部である。

0062

水との混合物としての物理的発泡剤を使用することも可能である。好適な物理的発泡剤は、変性又は非変性有機ポリイソシアネート(c)に対し不活性であり、大気圧で100℃より低い、有利に50℃より低い、特に−50〜30℃の沸点を有する液体であり、そのためこれらは発熱重付加反応の条件下で蒸発する。そのような有利な液体の例は、アルカン、例えばヘプタンヘキサン、n−及びイソペンタン、有利にn−及びイソペンタンの工業級混合物、n−及びイソブタン及びプロパンシクロアルカン、例えばシクロペンタン及び/又はシクロヘキサン、エーテル、例えばフランジメチルエーテル及びジエチルエーテルケトン、例えばアセトン及びメチルエチルケトン、アルキルカルボキシレート、例えばギ酸メチル蓚酸ジメチル及び酢酸エチル、及びハロゲン化炭化水素、例えば塩化メチレンジクロルモノフルオルメタンジフオルメタン、トリフルオルメタン、ジフルオルエタン、テトラフルオルエタンクロルジフルオルエタン、1,1−ジクロル−2,2,2−トリフルオルエタン、2,2−ジクロル−2−フルオルエタン及びヘプタフルオルプロパンである。これらの低沸点液体を相互に及び/又は他の置換又は非置換炭化水素と混合して使用することも可能である。有機カルボン酸、例えばギ酸酢酸、蓚酸、リシノール酸及びカルボキシル基含有化合物も好適である。

0063

水、クロルジフルオルメタン、クロルジフルオルエタン、ジクロルフルオルエタン、ペンタン混合物、シクロヘキサン及びこれらの発泡剤少なくとも2種の混合物、例えば水及びシクロヘキサンの混合物、クロルジフルオルメタン及び1−クロル−2,2−ジフルオルエタン及び所望により水の混合物が有利である。

0064

水に加うるに、物理的発泡剤の必要量は、所望のフォーム密度に依存して容易に決定でき、ポリオキシアルキレン−ポリオール100重量部に対して、約0〜25重量部、有利に0〜15重量部である。変性又は非変性ポリイソシアネート(c)と不活性物理的発泡剤とを混合し、従って粘度が減少するのは有利でありうる。

0065

f)硬質から半硬質のポリウレタンフォームの製造のための反応混合物は、ポリウレタン化学で慣用の助剤及び/又は添加剤(f)と混合してもよい。添加剤及び助剤として、フォーム安定剤、充填剤、染料顔料防炎剤加水分解保護剤及び制カビ性及び制菌性物質を挙げることができる。

0066

本発明の目的のための充填剤、特に補強充填剤は、自体公知の慣用の有機及び無機充填剤補強剤増量剤ペイント摩耗性を改良するための薬剤塗料等々である。詳細な例は、無機充填剤、例えばケイ酸塩鉱物、例えばフィロケイ酸塩、例えばアンチライト蛇紋石ホーンブレンドアンフィボールクリソタイルタルク;金属酸化物、例えばカオリン酸化アルミニウム酸化チタン及び酸化鉄、金属塩、例えば白亜バライト及び無機顔料、例えば硫化カドミウム硫化亜鉛及び特にガラスである。カオリン(チャイナクレー)、ケイ酸アルミニウム及び硫酸バリウムとケイ酸アルミニウムの共沈殿物及び天然及び合成繊維鉱物、例えばケイ灰石金属繊維、特に、所望によりサイジングされた、種々の長さのガラス繊維が有利である。好適な有機充填剤の例は、次のものである:炭素、メラミン、コロホニーシクロペンタジエニル樹脂及びグラフトポリマー、及びセルロース繊維、芳香族及び/又は脂肪族ジカルボン酸エステルを基礎とするポリアミドポリアクリルニトリル、ポリウレタン及びポリエステル繊維、特に炭素繊維

0067

無機及び有機充填剤を個々に又は混合物として使用してよく、有利には、成分(a)〜(c)の重量に対して0.5〜50重量%、有利に1〜40重量%の量で反応混合物中に導入されるが、天然又は合成繊維から製造された及び不織布及び織布の含有率は、80迄の値に達しうる。

0068

好適な防炎剤の例は、リン酸トリクレシル、トリス(2−クロルエチルホスフェート、トリス(2−クロルプロピル)ホスフェート、トリス(1,3−ジクロルプロピル)ホスフェート、トリス(2,3−ジブロムプロピル)ホスフェート、テトラキス(2−クロルエチル)エチレンジホスフェート、ジメチルメタンホスホネート、ジエチルジエタノールアミノメチルホスホネート及び防炎性を有する市販のハロゲン含有ポリオールである。

0069

ポリイソシアネート重付加生成物を防炎性にするために、前記ハロゲン置換ホスフェートに加えて、無機又は有機防炎剤、例えば赤燐酸化アルミニウム水和物三酸化アンチモン酸化砒素ポリリン酸アンモニウム及び硫酸カルシウム発泡性グラファイト又はシアヌル酸誘導体、例えばメラミン、又は防炎剤2種以上の混合物、例えばポリリン酸アンモニウム及びメラミン及び所望によりトウモロコシデンプンの混合物又はポリリン酸アンモニウム、メラミン及び発泡性グラファイト及び/又は所望により芳香族ポリエステルの混合物を使用することも可能である。一般に、成分(b)100重量部に対して前記防炎剤5〜50重量部、有利に5〜25重量部を使用するのが有利であると判明している。

0070

本発明による硬質から半硬質のポリウレタンフォームは、有利に、特別な気泡開放剤を添加せずに製造できるが、もちろん、気泡調整物質を使用することも可能である。

0071

連続気泡の割合は、少なくとも2個の活性水素原子を含有する、他の相対的に高分子量の化合物(b)の種類に依存する、リサイクレートポリオールの量により影響されうる。適用の領域に依存して所望される、連続気泡の大きな割合を達成するために、本発明によるリサイクレートポリオールを、成分(b)の全量に対して30重量%の量で使用するのが有利である。

0072

前記の他の慣用の助剤及び添加剤についての詳細は、専門文献、例えば「ハイポリマーズ」第XVI巻、ポリウレタン、1部及び2部、インターサイエンスパブリッシャーズ(High Polymers,Volume XVI,Polyurethanes,Parts 1 and 2,Interscience Publishers)、各々1962及び1964でのJ.H.サンダース及びK.C.フリッシュ(J.H.Saunders and K.C.Frisch)による専攻論文又はクンストストフ−ハンドブッホ、ポリウレタン、第VII巻、ハンザー出版(Kunststoff-Handbuch,Polyurethane,Volume VII,Hanser-Verlag)、ミュンヘン、ウィーン、第1及び第2版、1966及び1983から得ることができる。

0073

硬質から半硬質のポリウレタンフォーム製造のために、有機ポリイソシアネート(a)、少なくとも2個の活性水素原子を含有する、相対的に高分子量の化合物(b)、及び場合により連鎖延長剤及び/又は架橋剤(c)を、ポリイソシアネート(a)中のNCO基当量数と成分(b)及び場合により(c)中の活性水素原子の合計数との間の比が0.7〜1.5:1であるような量で反応させる。硬質ポリウレタンフォームが少なくとも部分的にイソシアヌレート基を結合含有する場合には、ポリイソシアネート(a)中のNCO基と成分(b)及び場合により(c)中の活性水素原子の合計数との間の比は、通常1.5〜60:1、有利に1.5〜8:1である。

0074

硬質から半硬質のポリウレタンフォームは、有利に、高圧又は低圧法を開放式金型又は密閉式金型、例えば金属金型中で用いて、ワンショット法又はプレポリマー法により製造するか又は自由に発泡させて(現場発泡)製造する。2成分工程を使用し、構成成分(b)、(d)及び場合により(c)、(e)及び(f)を一緒にして成分(A)とし、有機及び/又は変性有機ポリイソシアネート(a)又は前記ポリイソシアネートの混合物及び所望の場合には発泡剤(d)を成分(B)として使用することは特に有利であると判明している。

0075

構成成分を15〜90℃、有利に20〜60℃、特に20〜35℃で混合し、成形フォーム製造の場合には開放式又は密閉式金型中に導入する。成形温度は、20〜110℃、有利に30〜60℃、特に45〜50℃であるのが有利である。

0076

自由発泡(free foaming)の場合には、その後の機械処理のためにスラブが生じ、、例えばのこ引きによりボードが製造される。発泡スプレーの公知の方法(スプレー−フォーム法)により加工できるような方法で、新規ポリウレタン系の反応性を調整することも可能であり、その際、垂直、水平及びけん垂された(オーバーヘッド)表面の被覆が可能である。

0077

新規の方法により製造された硬質から半硬質のポリウレタンフォームは、密度0.02〜0.75g/cm3、有利に0.025〜0.24g/cm3、特に0.03〜0.1g/cm3を有する。これらは均一な細かい気泡からなるフォーム構造を有する。通気度法により測定された、連続気泡の割合は>20%であり、その際、製造された発泡成形品は最小の収縮を有する。

0078

新規方法により製造された硬質から半硬質のポリウレタンフォームは、連続気泡の増加された割合が重要である硬質から半硬質のポリウレタンフォームの全ての慣用の適用に好適である。

0079

本発明を次の例により記述する。

0080

例1
軟質ポリウレタンフォームスクラップ(車のーシート)から製造されたリサイクレートポリオール(OH数:318mg KOH/g)77.4重量%と、官能性8を有するスクロース/グリセリン−開始ポリエーテルアルコール(OH数:440mg KOH/g)10.0重量%、グリセリン3.0重量%、ジメチルシクロヘキシルアミン0.6重量%、シリコーン安定剤3.0重量%及び水6.0重量%とを混合した。このようにして製造された成分Aと高分子量のジフェニルメタンジイソシアネート(粗MDI)とを混合比100:190で反応させた。

0081

これにより密度34kg/m3、連続気泡の割合39%及び最小収縮性を有する細かい気泡からなる硬質フォームが得られた。−30℃及び+80℃で測定された寸法安定度は1%未満であった。

0082

例2
軟質ポリウレタンフォームスクラップ(車のーシート)から製造されたリサイクレートポリオール(OH数:324mg KOH/g)59.5量%と、官能性8を有するスクロース/グリセリン−開始ポリエーテルアルコール(OH数:440mg KOH/g)30.0重量%、グリセリン3.0重量%、テトラメチルヘキサメチレンジアミン0.5重量%、シリコーン安定剤3.0重量%及び水4.0重量%とを混合した。このようにして製造された成分Aと高分子量のジフェニルメタンジイソシアネート(粗MDI)とを反応させた。

0083

これにより密度37kg/m3、連続気泡の割合44%及び最小収縮性を有する細かい気泡からなる硬質フォームが得られた。−30℃及び+80℃で測定された寸法安定度は1%未満であった。

0084

例3
軟質ポリウレタンフォームスクラップ(車のーシート)から製造されたリサイクレートポリオール(OH数:324mg KOH/g)31.0重量%と、グリセリン、プロピレンオキシド及びエチレンオキシドを基礎とするポリエーテルアルコール(OH数:56mg KOH/g)30.0重量%、官能性8を有するスクロース/グリセリン−開始ポリエーテルアルコール(OH数:440mgKOH/g)10.0重量%、メチルジシクロヘキシルアミン2.5重量%、シリコーン安定剤1.5重量%及び水25.0重量%とを混合した。このようにして製造された成分Aと高分子量のジフェニルメタンジイソシアネート(粗MDI)とを混合比100:120で反応させた。

0085

これにより密度20kg/m3、連続気泡の割合87%及び最小収縮性を有する細かい気泡からなる硬質フォームが得られた。

0086

例4
軟質ポリウレタンフォームスクラップ(車のーシート)から製造されたリサイクレートポリオール(OH数:324mg KOH/g)38.0重量%と、グリセリン、プロピレンオキシド及びエチレンオキシドを基礎とするポリエーテルアルコール(OH数:56mg KOH/g)32.5重量%、、メチルジシクロヘキシルアミン3.0重量%、シリコーン安定剤1.5重量%及び水25.0重量%とを混合した。このようにして製造された成分Aと高分子量のジフェニルメタンジイソシアネート(粗MDI)とを混合比100:130で反応させた。

0087

これにより密度19kg/m3、連続気泡の割合92%及び最小収縮性を有するフォームが得られた。

0088

例5(比較例)
官能性8を有するスクロース/グリセリン−開始ポリエーテルアルコール(OH数:440mg KOH/g)87.0重量%と、グリセリン3.0重量%、ジメチルシクロヘキシルアミン1.0重量%、シリコーン安定剤3.0重量%及び水6.0重量%とを混合した。このようにして製造された成分Aと高分子量のジフェニルメタンジイソシアネート(粗MDI)とを混合比100:215で反応させて、密度34kg/m3を有する硬質フォームが得られた。このフォームは、連続気泡8%を含有し、著しく縮んだ。

0089

例6(比較例)

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