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技術 金属条材の幅落ち検出装置

出願人 古河電気工業株式会社
発明者 矢野喜明土屋博範江田孝之
出願日 1994年7月25日 (25年0ヶ月経過) 出願番号 1994-172363
公開日 1996年2月13日 (23年5ヶ月経過) 公開番号 1996-039339
状態 特許登録済
技術分野 剪断機 剪断機の付属品及び工具
主要キーワード バキューム吸引 トリミング屑 チョッパー方式 金属条材 金属条 スリッター装置 スリッティング 電気導体
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年2月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

目的

金属条材スリッティングまたはトリミングする際、蛇行等により発生する条材の幅落ちを正確に検出できるようにしたこと。

構成

金属条材1の幅方向の両端部に発生するトリミング屑3に接触する2個の導電性接触子4と、該接触子とトリミング屑の接触により回路を形成するアンプ7、タイマー8、ブザー9等の電気回路を設け、前記トリミング屑が接触子と接触しなくなったときにタイマーが作動し、ブザーにより警報を発し幅落ちを検出することを特徴とする金属条材の幅落ち検出装置

概要

背景

金属条材板材箔材等も含む)をスリッティングまたはトリミングする場合は、例えば図4に示すように金属条材1を矢印方向にローラー等(図示せず)により移動させ、金属条材の幅方向の両端に設けたカッター2により切断し、製品となる金属条材とスリッティング3に分けられて、製品は巻き取られ、スリッティング屑はバキューム吸引方式の吸込ダクト(図示せず)に収容され屑として処理される。しかしスリッティング中に金属条蛇行等により幅方向に振れることがある。この振れが小さいうちは問題ないが、振れが大きくなると図5に示すように金属条材1が左右いずれかに移動して、移動した方向の金属条材を余分にスリッティングし、一方の金属条材の端部は本来屑としてトリミングされる部分、すなわち幅落ち部12までがスリッティングされることなく製品となることがある。これがそのまま出荷されるとクレーム問題になるため確実な幅落ち検出技術の確立が必要であった。

この幅落ち検出の方法として、例えばレーザー外径測定器等を使用し、製品の幅を直接測定する方法がある。しかしこの測定器は高価であり、また金属条の振れが直接測定精度に影響を与えて、正確に測定できない等の問題があった。

概要

金属条材をスリッティングまたはトリミングする際、蛇行等により発生する条材の幅落ちを正確に検出できるようにしたこと。

金属条材1の幅方向の両端部に発生するトリミング屑3に接触する2個の導電性接触子4と、該接触子とトリミング屑の接触により回路を形成するアンプ7、タイマー8、ブザー9等の電気回路を設け、前記トリミング屑が接触子と接触しなくなったときにタイマーが作動し、ブザーにより警報を発し幅落ちを検出することを特徴とする金属条材の幅落ち検出装置

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

金属条材幅方向の両端部に発生するトリミング屑に接触する2個の導電性接触子と、該接触子とトリミング屑の接触により回路を形成するアンプタイマーブザー等の電気回路を設け、前記トリミング屑が接触子と接触しなくなったときにタイマーが作動し、ブザーにより警報を発し幅落ちを検出することを特徴とする金属条材の幅落ち検出装置

技術分野

0001

本発明は金属条材スリッティングまたはトリミングする際、蛇行等により発生する条材の幅落ちを検出する装置に関するものである。

背景技術

0002

金属条材(板材箔材等も含む)をスリッティングまたはトリミングする場合は、例えば図4に示すように金属条材1を矢印方向にローラー等(図示せず)により移動させ、金属条材の幅方向の両端に設けたカッター2により切断し、製品となる金属条材とスリッティング3に分けられて、製品は巻き取られ、スリッティング屑はバキューム吸引方式の吸込ダクト(図示せず)に収容され屑として処理される。しかしスリッティング中に金属条が蛇行等により幅方向に振れることがある。この振れが小さいうちは問題ないが、振れが大きくなると図5に示すように金属条材1が左右いずれかに移動して、移動した方向の金属条材を余分にスリッティングし、一方の金属条材の端部は本来屑としてトリミングされる部分、すなわち幅落ち部12までがスリッティングされることなく製品となることがある。これがそのまま出荷されるとクレーム問題になるため確実な幅落ち検出技術の確立が必要であった。

0003

この幅落ち検出の方法として、例えばレーザー外径測定器等を使用し、製品の幅を直接測定する方法がある。しかしこの測定器は高価であり、また金属条の振れが直接測定精度に影響を与えて、正確に測定できない等の問題があった。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は上記の問題について検討の結果、金属条材をスリッティングまたはトリミングする際、蛇行等による金属条材の振れにより発生する製品の幅落ちを、容易にかつ精度良く検出できる装置を開発したものである。

課題を解決するための手段

0005

本発明は金属条材の幅方向の両端部に発生するトリミング屑に接触する2個の導電性接触子と、該接触子とトリミング屑の接触により回路を形成するアンプタイマーブザー等の電気回路を設け、前記トリミング屑が接触子と接触しなくなったときにタイマーが作動し、ブザーにより警報を発し幅落ちを検出することを特徴とする金属条材の幅落ち検出装置である。

0006

本発明の装置は上記したように、トリミング屑に接触する2個の導電性の接触子が、金属条材の移動の正常の状態のときは2本のトリミング屑に接触し電気的に導通して電気回路を形成しており警報を発しないが、金属条材に蛇行が起きて、トリミング屑が接触子に接触しなくなると導通がなくなり電気回路が遮断され、その遮断された時間をタイマーにより計測し、計測時間が所定の時間を越えると幅落ち発生とみなしてブザーにより警報を発するようにしたものである。上記のタイマーによる所定時間は短時間に設定すると正常状態であっても振動などによりトリミング屑が接触子から離れて警報を発することがあるので数秒オーダーに設定するとよい。

0007

このように本発明の装置は、構造が極めて簡単であるため、故障等のトラブルがなく、しかも正確に金属条材製品の幅落ちが検出できる。なお前記の接触子の材質としては常にトリミング屑と擦れているので、導電性があり、耐摩耗性金属材がよく、またその形状は、トリミング屑が外れることのないような棒状またはリング状のものがよい。またトリミング屑を引張り吸引して屑を処理する方式としては、従来用いられているバキウム吸引方式が適用できるが、この他巻き取り方式、ボーラー方式、チョッパー方式等、いずれの方式であっても、トリミング屑を引張るようなものであればよい。さらに本装置は、アルミ、銅、鉄等の金属やその他の導電性を有する材料のスリッティングに適用できる。

0008

以下に本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例に係る金属条材の幅落ち検出装置の概略を示す斜視図である。図中1は金属条材であり、この金属条材の幅方向の両端部に切断用のカッター2が設けられており、ローラー(図示せず)等により矢印方向に移動する金属条材の両端部を切断するようになっている。切断して発生したトリミング屑3に接触するように2個の導電性の接触子4が設けられており、この接触子は電気導体5、電線6を介してアンプ7に通じており、アンプにはタイマー8、ブザー9が設けられている。そして前記の電気導体5は、絶縁板10を介してブラケット11によりスリッター装置(図示せず)に取付けられている。また前記のトリミング屑3の下方にはバキューム吸引方式の屑処理機13が設けられ、トリミング屑3を吸引するようになっている。

0009

このような構造の本装置は、正常状態(前記図4参照)では図1および図2に示すようにカッター2により切断された2本のトリミング屑3が接触子4に接触して、金属条材1を介して、アンプ7間との導通がある。一方、切断中の金属条材1に振れが起きると、前記の図5のように幅落ち部12が発生し、図3に示すようにトリミング屑がなくなるため接触子4と接触しなくなり、アンプ7間との導通がなくなる。導通がなくなった場合、予めタイマーにより設定した所定時間を越えると、ブザーが作動し警報を発し幅落ちの発生を確実に検出する。

0010

前記の接触子の形状としては、図6および図7に示すような棒状の接触子4に電気導体5を接合したものでもよく、また図8および図9に示すような接触子4に電気導体5を接合したものでもよい。さらに上記の電気導体5を両持ちにしてもよい。

発明の効果

0011

以上に説明したように本発明によれば、簡単な装置により金属条材の幅落ちを正確に検出できるもので、工業上顕著な効果を奏するものである。

図面の簡単な説明

0012

図1本発明の一実施例に係る金属条材の幅落ち検出装置の概略を示す斜視図
図2本発明の一実施例に係るトリミング屑の導通がある状態を示す概略図
図3本発明の一実施例に係るトリミング屑の導通のない状態を示す概略図
図4金属条材の正常のトリミング状態を示す斜視図
図5金属条材の幅落ちが発生した状態を示す斜視図
図6本発明の一実施例に係る接触子の一例を示す平面図
図7図6の接触子の側面図
図8本発明の一実施例に係る接触子の他の例を示す平面図
図9図8の接触子の側面図

--

0013

1金属条材
2カッター
3トリミング屑
4接触子
5電気導体
6電線
7アンプ
8タイマー
9ブザー
10絶縁体
11ブラケット
12 幅落ち部
13屑処理機

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