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技術 小動物捕獲器用カバー及びこれを用いた小動物捕獲方法

出願人 土井誠也
発明者 土井誠也
出願日 1994年7月11日 (25年11ヶ月経過) 出願番号 1994-158436
公開日 1996年1月30日 (24年5ヶ月経過) 公開番号 1996-023856
状態 未査定
技術分野 捕獲、駆除
主要キーワード 開放範囲 捕獲板 分岐筒 トンネル通路 捕獲状況 持ち逃げ 内部状況 容器入口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年1月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

目的

簡単な構成により、拘束型小動物捕獲器の機能を損なうことなく、確実に小動物捕獲するための小動物捕獲器用カバー及びこれを用いた小動物捕獲方法の提供。

構成

一般に土砂上ではあまり警戒することなく行動するモグラ等の小動物を捕獲するに際して、捕獲器用カバー1は、トンネル通路9の土砂面10上に仕掛けられた挟み形ワナ2の上方や側方を捕獲器用カバー1の天板部3や側板部4で被う構成にしてあるので、モグラを捕獲する場合は、挟み形ワナ2の上方や側方から土砂が降りかかることを防止でき、これによって挟み形ワナ2の誤動作を防ぐことができる。また、地上のネズミ等を捕獲する場合は、日光,雨水,塵による挟み形ワナ2の錆び付きや特性劣化を抑制することができ、更には人畜が誤って挟み形ワナ2を踏んだりする危険や汚染を回避できる。従って、構成が簡素であるにもかかわらず、モグラ等の小動物を確実に捕獲できる。

概要

背景

この種の小動物捕獲する代表的な方法としては、例えば、前者として、筒状の捕獲容器内に小動物が入り込んだ後、容器入口閉止し小動物を閉じ込めて捕獲する封入型のものと、後者として、小動物がふれるとその体を挟持又は捕捉して捕獲する拘束型のものが挙げられる。

例えば、モグラを捕獲する場合、前者の方法としては、両端に開口を有した筒状容器であって、一端開口が捕獲目標の小動物が通過できない大きさに形成されるとともに、他端開口近傍内向き開閉自在の扉が設けられてなる捕獲器を、モグラのトンネル通路仕掛ける方法が挙げられる。

ところが、このような封入型のものであれば、仕掛けたときに回りの土が崩れて扉の近傍に堆積し、モグラが一旦容器内に入っても、扉が完全に閉まらず取り逃がしてしまうことが多かった。また、モグラが複数匹で行動した場合、先行するモグラが容器内に入り込んだとしても、後続のモグラにより扉が開けられて折角閉じ込めたモグラまでも逃げ出してしまうことが考えられる。

また、モグラ,ネズミイタチ等は、一般に警戒心が強く、土砂上では安心して行動するが、土砂上以外では警戒して進行しない場合が多く、容器の直前まで来ても警戒して容器内に入らないことがあった。特に、モグラの場合、容器手前の下方や側方を掘って新たな迂回通路を形成する習性がある。

そこで、後者の拘束型の方法を用いることが考えられる。この拘束型の方法としては、モグラのトンネル通路の一部を開放してその中の土砂上に、一般的な「挟み形ワナ」等の捕獲器を仕掛けた後、その上方を平板等で被い、更に土を被せておくものである。

図7に示した一般的な挟み形ワナ2では、略T字状の台板20に立設された一対の軸受部21,22に捕獲腕23,24が開閉揺動自在に軸支されている。また、軸受部21には、折り返された板バネ25(付勢部材)の両端が装着されており、捕獲腕23,24を閉じる方向に常に付勢するようになっている。台板20の分岐部分には、トリガ26(トリガ機構)が上下揺動自在に軸支されており、このトリガ26近傍の台板20には、開かれた捕獲腕24の戻り力を利用してトリガ26の端部と係脱自在に係合して捕獲腕24を係止する係止片27が揺動自在に設けられている。

捕獲の際には、挟み形ワナ2をトンネル通路内の土砂上に仕掛けておき、モグラがトリガ26の上面を踏むと、係止片27が外れて、板バネ25により捕獲腕23,24が閉まりモグラの体を挟みつけて拘束するのである。

概要

簡単な構成により、拘束型の小動物捕獲器の機能を損なうことなく、確実に小動物を捕獲するための小動物捕獲器用カバー及びこれを用いた小動物捕獲方法の提供。

一般に土砂上ではあまり警戒することなく行動するモグラ等の小動物を捕獲するに際して、捕獲器用カバー1は、トンネル通路9の土砂面10上に仕掛けられた挟み形ワナ2の上方や側方を捕獲器用カバー1の天板部3や側板部4で被う構成にしてあるので、モグラを捕獲する場合は、挟み形ワナ2の上方や側方から土砂が降りかかることを防止でき、これによって挟み形ワナ2の誤動作を防ぐことができる。また、地上のネズミ等を捕獲する場合は、日光,雨水,塵による挟み形ワナ2の錆び付きや特性劣化を抑制することができ、更には人畜が誤って挟み形ワナ2を踏んだりする危険や汚染を回避できる。従って、構成が簡素であるにもかかわらず、モグラ等の小動物を確実に捕獲できる。

目的

本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、簡単な構成により、拘束型の小動物捕獲器の機能を損なうことなく、確実に小動物を捕獲するための小動物捕獲器用カバー及びこれを用いた小動物捕獲方法の提供を目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

土砂上に仕掛けられた小動物捕獲器の、少なくとも、上方を被う天板部と側方を被う側板部とを有してなり、上記側板部に小動物侵入可能な大きさの開口が形成されていることを特徴とする小動物捕獲器用カバー

請求項2

天板部又は側板部に、覗き窓部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の小動物捕獲器用カバー。

請求項3

小動物捕獲器が、台板揺動自在に軸支されて開閉する一対の捕獲腕と、台板に設けられ一対の捕獲腕を閉じる方向に付勢する付勢部材と、上記一対の捕獲腕の開放範囲内に配置され開いた状態の捕獲腕を係脱自在に係止するトリガ機構とを備えてなる挟み形ワナである請求項1又は請求項2のいずれかに記載の小動物捕獲器用カバー。

請求項4

小動物捕獲器が、基板上に粘着剤を塗布されてなる粘着捕獲板である請求項1又は請求項2のいずれかに記載の小動物捕獲器用カバー。

請求項5

小動物を捕獲するにあたり、小動物捕獲器を土砂上に仕掛け、少なくとも、天板部と側板部とを有するとともに側板部に小動物の侵入可能な大きさの開口が形成されている小動物捕獲器用カバーにより、上記小動物捕獲器の上方及び側方を被うことを特徴とする小動物捕獲方法

技術分野

0001

本発明は、汎用小動物捕獲器による、例えば穴やトンネル通路内を好んで移動するモグラネズミイタチ等の小動物捕獲を確実にするための小動物捕獲器用カバー及びこれを用いた小動物捕獲方法に関する。

背景技術

0002

この種の小動物を捕獲する代表的な方法としては、例えば、前者として、筒状の捕獲容器内に小動物が入り込んだ後、容器入口閉止し小動物を閉じ込めて捕獲する封入型のものと、後者として、小動物がふれるとその体を挟持又は捕捉して捕獲する拘束型のものが挙げられる。

0003

例えば、モグラを捕獲する場合、前者の方法としては、両端に開口を有した筒状容器であって、一端開口が捕獲目標の小動物が通過できない大きさに形成されるとともに、他端開口近傍内向き開閉自在の扉が設けられてなる捕獲器を、モグラのトンネル通路仕掛ける方法が挙げられる。

0004

ところが、このような封入型のものであれば、仕掛けたときに回りの土が崩れて扉の近傍に堆積し、モグラが一旦容器内に入っても、扉が完全に閉まらず取り逃がしてしまうことが多かった。また、モグラが複数匹で行動した場合、先行するモグラが容器内に入り込んだとしても、後続のモグラにより扉が開けられて折角閉じ込めたモグラまでも逃げ出してしまうことが考えられる。

0005

また、モグラ,ネズミ,イタチ等は、一般に警戒心が強く、土砂上では安心して行動するが、土砂上以外では警戒して進行しない場合が多く、容器の直前まで来ても警戒して容器内に入らないことがあった。特に、モグラの場合、容器手前の下方や側方を掘って新たな迂回通路を形成する習性がある。

0006

そこで、後者の拘束型の方法を用いることが考えられる。この拘束型の方法としては、モグラのトンネル通路の一部を開放してその中の土砂上に、一般的な「挟み形ワナ」等の捕獲器を仕掛けた後、その上方を平板等で被い、更に土を被せておくものである。

0007

図7に示した一般的な挟み形ワナ2では、略T字状の台板20に立設された一対の軸受部21,22に捕獲腕23,24が開閉揺動自在に軸支されている。また、軸受部21には、折り返された板バネ25(付勢部材)の両端が装着されており、捕獲腕23,24を閉じる方向に常に付勢するようになっている。台板20の分岐部分には、トリガ26(トリガ機構)が上下揺動自在に軸支されており、このトリガ26近傍の台板20には、開かれた捕獲腕24の戻り力を利用してトリガ26の端部と係脱自在に係合して捕獲腕24を係止する係止片27が揺動自在に設けられている。

0008

捕獲の際には、挟み形ワナ2をトンネル通路内の土砂上に仕掛けておき、モグラがトリガ26の上面を踏むと、係止片27が外れて、板バネ25により捕獲腕23,24が閉まりモグラの体を挟みつけて拘束するのである。

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、上記したような拘束型の方法であっても、挟み形ワナ2の仕掛け位置の上方を単に平板等で被っただけでは、挟み形ワナ2の仕掛けを終えた後に周囲の土砂が崩れ、この土砂がトリガ26の下方に堆積してトリガ26の的確な作動を阻害することがある。そのため、トリガ26上をモグラが通過したにもかかわらず捕獲できないことがあった。

0010

これは、拘束型の捕獲器として、基板上に粘着剤を塗布してある粘着捕獲板を用いた場合も同様であり、仕掛け後に崩れた土砂が粘着剤の表面に降りかかって、粘着力が著しく低下し、その表面をモグラが通過しても、無為に取り逃がすことがあった。

0011

本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、簡単な構成により、拘束型の小動物捕獲器の機能を損なうことなく、確実に小動物を捕獲するための小動物捕獲器用カバー及びこれを用いた小動物捕獲方法の提供を目的とするものである。

課題を解決するための手段

0012

上記目的を達成するために、本発明に係る小動物捕獲器用カバーは、土砂上に仕掛けられた小動物捕獲器の、少なくとも、上方を被う天板部と側方を被う側板部とを有してなり、上記側板部に小動物の侵入可能な大きさの開口が形成されている構成としてある。

0013

また、天板部又は側板部に、覗き窓部が設けられているものである。

0014

更に、小動物捕獲器として、台板に揺動自在に軸支されて開閉する一対の捕獲腕と、台板に設けられ一対の捕獲腕を閉じる方向に付勢する付勢部材と、上記一対の捕獲腕の開放範囲内に配置され開いた状態の捕獲腕を係脱自在に係止するトリガ機構とを備えてなる挟み形ワナを採用したものである。

0015

そして、小動物捕獲器として、基板上に粘着剤を塗布されてなる粘着式捕獲板を採用したものである。

0016

また、小動物を捕獲する方法としては、小動物捕獲器を土砂上に仕掛け、少なくとも、天板部と側板部とを有するとともに側板部に小動物の侵入可能な大きさの開口が形成されている小動物捕獲器用カバーにより、上記小動物捕獲器の上方及び側方を被うものである。

0017

一般に土砂上ではあまり警戒することなく行動する小動物を捕獲するに際して、本発明の小動物捕獲器用カバーにおいては、その天板部や側板部が、土砂上に仕掛けられた小動物捕獲器の上方や側方を被う。従って、地中の小動物捕獲用として用いる場合は、小動物捕獲器の上方や側方から土砂が降りかかることに起因した小動物捕獲器の誤動作を防止する。一方、地上の小動物捕獲用として用いる場合は、小動物捕獲器に雨水や塵が降りかかりにくく、また、人畜が誤って小動物捕獲器を踏んだりする危険を回避する。

0018

また、覗き窓部を開けるだけで、小動物捕獲器用カバーをそのままにした状態で、小動物捕獲器用カバー内部の状況や小動物捕獲器の仕掛け状態を覗き窓部から視認できる。従って、特に異常がない限り、これらの視認毎に、小動物捕獲器用カバーの取外しや設置,小動物捕獲器の再仕掛け,又は土砂面の整地作業等を行わなくてすむ。

0019

本発明の一実施例となる小動物の捕獲器用カバーにつき、添付図面を参照しつつ以下説明する。ここに、図1は本発明の一実施例に係る捕獲器用カバーを示す外観図図2はモグラのトンネル通路に仕掛けられた挟み形ワナを上記捕獲器用カバーで被った態様を平面に示す状態説明図、図3は上記挟み形ワナを上記捕獲器用カバーで被った態様を側断面に示す状態説明図である。但し、図7に示した一般的な挟み形ワナ2と同一の構成要素には、同一の符号を付すとともにその詳細な説明は省略する。

0020

本実施例に係る捕獲器用カバー1の要部は、図1乃至図3に示すように、底面を有しない正面視逆U字状に大径部として形成されてなり、トンネル通路9の土砂面10上に仕掛けられた挟み形ワナ2(小動物捕獲器の一例)の、上方を被う天板部3と、側方を被う側板部4とより例えば合成樹脂で一体的に構成されている。

0021

また、捕獲器用カバー1の大径部の前後には、小径部13,14(それぞれ、例えば前後長3cm,高さ8cm,内幅8cm)が設けられている。小径部13,14には、モグラが侵入可能な大きさの開口7,8がそれぞれ形成されている。尚、上記の大径部は、例えば前後長38cm,高さ15cm,内幅14cmであって、挟み形ワナ2の作動に支障を生じない寸法に設定されている。

0022

捕獲器用カバー1の大径部には、覗き開口(縦横寸法は例えば7×7cm)が穿設されており、その近傍に形成されたヒンジ部6回りに覗き開口を開閉する覗き蓋5(縦横寸法は例えば8×8cm)が取り付けられている。この覗き開口と覗き蓋5とヒンジ部6とより覗き窓部が構成される。

0023

本実施例の捕獲器用カバー1は上記したように構成されている。引続き、捕獲器用カバー1及び挟み形ワナ2を用いたモグラの捕獲方法につき、以下に説明する。まず、モグラが活動しない日中に、畦畔ゴルフ場等で予めモグラが掘ったトンネル通路9のうち、頻繁に通る通路幹線通路)の上部の土砂を取り除いて開放し、捕獲器用カバー1よりも若干大きめに堀り拡げておく。

0024

続いて、開放位置の土砂面10上に、予め開いた状態にセットしてある挟み形ワナ2を、その長手方向がトンネル通路9に沿うように静かに載置する。次に、挟み形ワナ2を被うように、捕獲器用カバー1を配置し、その下端を土砂面10より僅かに差し込んでおく。この状態で覗き蓋5を開けて挟み形ワナ2のセット状態、開口7,8近傍の土砂の状態を確認し、良好であれば、覗き蓋5を閉じた後、小径部13,14の上面に、土砂12を被せて仕掛けを終える。

0025

これにより、トンネル通路9の側壁の土砂が崩れて挟み形ワナ2に堆積することを防止できる。

0026

こうしておくと、夕方から翌にかけて、モグラが等を求めて活動するために、トンネル通路9内を移動し、仕掛け位置に差しかかる。このとき、モグラはその習性から捕獲器用カバー1内に土砂面10があるため、安心して仕掛け位置に進行し挟み形ワナ2の上を通過する。その結果、トリガ26が的確に外れ、モグラを捕獲腕23,24で挟んで捕獲するのである。即ち、この実施例の方法によれば、高い確率でモグラを捕獲できた。

0027

また、モグラの捕獲状況や挟み形ワナ2の状態は、覗き蓋5を開くだけで容易に確認できる。従って、まだ捕獲していない場合でも、あらためて仕掛け位置の土砂面10を整地したり挟み形ワナ2を仕掛け直したりする必要がなく、覗き蓋5を再び閉じて次の捕獲機会を待てばよいのである。

0028

尚、図4に示すような、一方の側板部4aに分岐筒部4bが突設された平面視略T字状の捕獲器用カバー1aをトンネル通路9に仕掛けてもよい。この場合、板バネ25を分岐筒部4b内に格納した状態で、挟み形ワナ2が仕掛けられる。これにより、モグラの進行が板バネ25の存在によって妨げられたりしないので、捕獲の確率が一層高くなる。

0029

尚、上記の挟み形ワナ2に代えて、図5にしめす如く、基板15上に粘着剤16を塗布されてなる粘着式捕獲板2A(小動物捕獲器の別例)を、捕獲器用カバー1下方の土砂面10上に仕掛けてもよい。粘着式捕獲板2Aの基板15は、例えば前後長30cm,横幅8cmに形成されている。この場合、粘着式捕獲板2Aの基板15の横幅は、側板部4との間にモグラの警戒心を引き起こさない程度の広い土砂面10を確保でき、かつ、粘着捕獲力を過小にしない程度の粘着剤16の塗布面積を確保できる寸法に設定されている。

0030

従って、上記のような粘着式捕獲板2Aを用いた場合でも、仕掛け位置までモグラが安心して進入するのはもとより、仕掛け後に土砂や雨水等が粘着剤16の表面に降りかかったりしないので、粘着力を低下させることがなく、その表面を通過したモグラを確実に粘着捕獲することができる。

0031

一方、図6に示す捕獲器用カバー1bは、底面開口に合った形状の受皿状の底蓋11を併用できるものである。この底蓋11は側板部4の下端に着脱可能に装着されビス止めされる構造になっている。そして、使用に際しては、底蓋11の上面に土砂を敷き詰め、更にその土砂面10上に挟み形ワナ2又は粘着式捕獲板2Aを仕掛けたのち、この底蓋11を捕獲器用カバー1bの側板部4下端に装着しておく。

0032

このように用意された捕獲器用カバー1b,小動物捕獲器,及び底蓋11によれば、地中のモグラのみならず、ネズミ,イタチ等の地上も行動する小動物の捕獲用として、建物隅部の地面に仕掛けることができる。更に、捕獲後は、これらを一体的に持ち運びでき、捕獲した小動物を手で直接取り扱わなくてもすむので、捕獲した小動物の処理が簡便、かつ、衛生的である。

0033

他方、挟み形ワナ2又は粘着式捕獲板2A、及び捕獲器用カバー1,1a,1bを鎖等で繋留しておけば、捕獲後の小動物が他の動物に食い荒らされたり、或いは持ち逃げによって他所を汚染したりすることを防止できる。

0034

以上述べたように、各実施例に示した捕獲器用カバーによれば、モグラのみならず、ネズミやイタチ等といった穴等に入り込む習性の小動物を捕獲器に導き易くできる。一方、人や家畜が誤って捕獲器を踏んで傷を負ったり汚れたりすることを防止できる。また、雨水や日光からも捕獲器を遮蔽できるので、捕獲器の錆び付きや特性劣化を防止できるのである。

0035

尚、小動物捕獲器用カバーの材質としては、上記した各実施例のような合成樹脂に限らず、適当な剛性耐水性遮光性断熱性等を有するものであればよく、例えば陶器等が好ましい。

発明の効果

0036

本発明に係る小動物捕獲器用カバー及びこれを用いた小動物捕獲方法によれば、土砂上に仕掛けられた小動物捕獲器の上方や側方を小動物捕獲器用カバーの天板部や側板部で被うようにしたので、地中の小動物を捕獲する場合は、小動物捕獲器の上方や側方から土砂が降りかかることを防止でき、以て小動物捕獲器の誤動作を防ぐことができる。また、地上の小動物を捕獲する場合は、日光,雨水,塵から小動物捕獲器を守って、錆び付きや特性劣化を抑制することができ、更には人畜が誤って小動物捕獲器を踏んだりする危険や汚染を回避して捕獲の安全性等を高めることができる。従って、構成が簡素であるにもかかわらず、小動物を確実に捕獲することができる。

0037

また、覗き窓部を開けるだけで、小動物捕獲器用カバーをそのままにした状態で、内部状況や仕掛け状態を容易に視認できる。従って、これらの視認毎に、再び煩わしい設置作業を行う必要がなくなる。従って、異常がなければ、覗き窓部を再び閉じるだけで次の捕獲機会に備えることができる。

図面の簡単な説明

0038

図1本発明の一実施例に係る捕獲器用カバーを示す外観図である。
図2モグラのトンネル通路に仕掛けられた挟み形ワナを上記捕獲器用カバーで被った態様を平面に示す状態説明図である。
図3挟み形ワナを上記捕獲器用カバーで被った態様を側断面に示す状態説明図である。
図4挟み形ワナを他の実施例に係る捕獲器用カバーで被った態様を平面に示す状態説明図である。
図5モグラのトンネル通路に仕掛けられた粘着式捕獲板を捕獲器用カバーで被った態様を平面に示す状態説明図である。
図6本発明の別の実施例に係る捕獲器用カバーとこれに装着される底蓋を示す要部断面図である。
図7一般的な挟み形ワナを示す外観図である。

--

0039

1,1a,1b捕獲器用カバー
2 挟み形ワナ
2A粘着式捕獲板
3天板部
4,4a側板部
4b分岐筒部
5 覗き蓋
6ヒンジ部
7,8 開口
9トンネル通路
10土砂面
15基板
16粘着剤
20台板
23,24捕獲腕
25板バネ
26トリガ
27 係止片

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