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技術 4方向スイッチ装置

出願人 市光工業株式会社
発明者 川元直人榎本正男
出願日 1994年7月4日 (26年4ヶ月経過) 出願番号 1994-152311
公開日 1996年1月19日 (24年10ヶ月経過) 公開番号 1996-017295
状態 未査定
技術分野 複合操作スイッチ スイッチのケース,表示,鎖錠
主要キーワード 切替溝 方向切替スイッチ 正方形板 ブロック形 移動接点 チルトハンドル 樹脂ばね 移動操作力
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年1月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

目的

組立性の向上。

構成

部ケース1及び下部ケース2と別体のインナーケース3を設け、そのインナーケース3に自動復帰スプリング800を取り付けるための取付部34を設ける。この結果、インナーケース3の取付部34に自動復帰スプリング800を予め取り付けてから、そのインナーケース3を上部ケース1及び下部ケース2に装備することができるので、組立時に自動復帰用スプリング800の弾性復帰力が作用しないので、組立性が向上する。

概要

背景

この種の4方向スイッチ装置は、一般に、ケースと、そのケース内に設けられた回路基板と、その回路基板上にスライド可能に配設されたスライダと、前記ケースに4方向に傾倒可能に支持された操作体であって、前記スライダを4方向にそれぞれスライドさせる操作体と、その操作体を中立位置に自動復帰させる自動復帰用スプリングと、前記スライダに装備されたコンタクトであって、前記スライダの4方向のスライドに伴って前記回路基板上を4方向に移動して、第1回路、第2回路、第3回路、第4回路をそれぞれ構成するコンタクトと、を備えたものである。そして、前記操作体を4方向にそれぞれ傾倒させると、スライダが回路基板上を4方向にスライドし、それに伴ってコンタクトが回路基板上を4方向に移動して、そのコンタクトの移動接点と回路基板の固定接点との接触によって、第1回路、第2回路、第3回路、第4回路がそれぞれ構成される。一方、操作体を傾倒させると、自動復帰用スプリングが撓み、操作体の傾倒を止めると、その自動復帰用スプリングの弾性復帰力によって、操作体が元の中立状態戻り、それに伴ってスライダ及びコンタクトが元の中立位置に戻り、第1回路、第2回路、第3回路、第4回路がそれぞれOFF(開)となる。かかる4方向スイッチ装置としては、左側のドアミラーミラー面又は右側のドアミラーのミラー面を上下左右傾動操作するスイッチ装置、若しくはハンドルを上下前後に傾倒操作するスイッチ装置等に使用される。

概要

組立性の向上。

部ケース1及び下部ケース2と別体のインナーケース3を設け、そのインナーケース3に自動復帰用スプリング800を取り付けるための取付部34を設ける。この結果、インナーケース3の取付部34に自動復帰スプリング800を予め取り付けてから、そのインナーケース3を上部ケース1及び下部ケース2に装備することができるので、組立時に自動復帰用スプリング800の弾性復帰力が作用しないので、組立性が向上する。

目的

本発明は、組立性が向上した4方向スイッチ装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

ケースと、前記ケース内に設けられた回路基板と、前記回路基板上にスライド可能に配設されたスライダと、前記ケースに4方向に傾倒可能に支持された操作体であって、前記スライダを4方向にそれぞれスライドさせる操作体と、前記操作体を中立位置に自動復帰させる自動復帰用スプリングと、前記スライダに装備されたコンタクトであって、前記スライダの4方向のスライドに伴って前記回路基板上を4方向に移動して、第1回路、第2回路、第3回路、第4回路をそれぞれ構成するコンタクトと、を備えた4方向スイッチ装置において、前記ケースと別体のインナーケースであって、前記自動復帰用スプリングを取り付けるための取付部を有し、その取付部に前記自動復帰スプリングを予め取り付けてから前記ケースに装備するインナーケースを具備することを特徴とする4方向スイッチ装置。

請求項2

請求項1に記載の自動復帰用スプリングは、常時インナーケースに弾性当接する固定端と、操作体若しくはインナーケースの取付部に弾性当接する自由端とからなり、操作体が中立位置に位置する場合には自由端が操作体に圧接し、操作体が一方向に傾倒操作された場合には傾倒側の自由端が操作体によって圧縮され、傾倒側と反対側の自由端がインナーケースの取付部に圧接することを特徴とする請求項1に記載の4方向スイッチ装置。

技術分野

0001

本発明は、操作体を4方向若しくは十字方向傾倒操作して、所望の回路を構成する4方向スイッチ装置係り、特に装置の組立性が向上した4方向スイッチ装置に関するものである。

背景技術

0002

この種の4方向スイッチ装置は、一般に、ケースと、そのケース内に設けられた回路基板と、その回路基板上にスライド可能に配設されたスライダと、前記ケースに4方向に傾倒可能に支持された操作体であって、前記スライダを4方向にそれぞれスライドさせる操作体と、その操作体を中立位置に自動復帰させる自動復帰用スプリングと、前記スライダに装備されたコンタクトであって、前記スライダの4方向のスライドに伴って前記回路基板上を4方向に移動して、第1回路、第2回路、第3回路、第4回路をそれぞれ構成するコンタクトと、を備えたものである。そして、前記操作体を4方向にそれぞれ傾倒させると、スライダが回路基板上を4方向にスライドし、それに伴ってコンタクトが回路基板上を4方向に移動して、そのコンタクトの移動接点と回路基板の固定接点との接触によって、第1回路、第2回路、第3回路、第4回路がそれぞれ構成される。一方、操作体を傾倒させると、自動復帰用スプリングが撓み、操作体の傾倒を止めると、その自動復帰用スプリングの弾性復帰力によって、操作体が元の中立状態戻り、それに伴ってスライダ及びコンタクトが元の中立位置に戻り、第1回路、第2回路、第3回路、第4回路がそれぞれOFF(開)となる。かかる4方向スイッチ装置としては、左側のドアミラーミラー面又は右側のドアミラーのミラー面を上下左右傾動操作するスイッチ装置、若しくはハンドルを上下前後に傾倒操作するスイッチ装置等に使用される。

発明が解決しようとする課題

0003

ところが、上述の従来の4方向スイッチ装置は、自動復帰用スプリングを撓ませた状態でケースと操作体との間に組み立てる必要があるため、その自動復帰用スプリングの弾性復帰力が組立時に作用し、その組立性に問題がある。

0004

本発明は、組立性が向上した4方向スイッチ装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、ケースと別体のインナーケースを設け、そのインナーケースに自動復帰用スプリングを取り付けるための取付部を設けたことを特徴とする。

0006

本発明は、上記の構成により、インナーケースの取付部に自動復帰スプリングを予め取り付けてから、そのインナーケースをケースに装備することができる。この結果、組立時に自動復帰用スプリングの弾性復帰力が作用しないので、組立性が向上する。

0007

以下、本発明の4方向スイッチ装置の実施例のうちの2例を添付図面を参照して説明する。図1乃至図5は本発明の4方向スイッチ装置の第1の実施例を示す。この例は、電動リモコン式の左側のドアミラーのミラー面、又は右側のドアミラーのミラー面を上下左右に傾動操作する4方向スイッチ装置で、左側のドアミラーと右側のドアミラーとの切り替えを行う所謂2方向切替スイッチ装置と一体に装備した4方向スイッチ装置に使用した例である。

0008

図1乃至図3において、1はケースのうちの上部ケースである。この上部ケース1は、例えば合成樹脂製等からなり、底が開口した中空状をなす。この上部ケース1の上部の上面のほぼ中央には凹部10が設けられており、その凹部10のほぼ中央には透孔15が設けられており、この透孔15の内周面には後述する操作体400を4方向にガイドするガイド部16が設けられている。この上部ケース1の上部の下面には操作体400の傾倒時の逃げ用の傾斜面17が設けられている。また、この上部ケース1の上部の一端側には長方形の透孔11が設けられている。この上部ケース1の内面には押え凸部12が設けられている。この上部ケース1の相対向する2側壁の下部には長方形の係合孔13が設けられている。この上部ケース1の外面には運転席パネル等(図示せず)に取り付けるための弾性取付部14が設けられている。

0009

図1乃至図3において、2はケースのうちの下部ケース(若しくはホルダ)である。この下部ケース2は、例えば合成樹脂製からなり、前記上部ケース1の底部開口部より一回り小さく、また上面が凹んだ形状をなし、さらに底が開口した中空状をなす。この下部ケース2の中仕切板20にはターミナル21が固定されている。この下部ケース2の相対向する2側部には長方形の係合突起22が前記上部ケース1の係合孔13に対応して一体に突設されている。この下部ケース2は前記上部ケース1の底開口部に圧入されていると共に、この下部ケース2の係合突起22が上部ケース1の係合孔13に係合して、上部ケース1と下部ケース2とが一体に組み付けられている。

0010

図1乃至3において、3は前記上部ケース1及び下部ケース2と別体のインナーケースである。このインナーケース3は、例えば合成樹脂製からなり、前記上部ケース1の内法より一回り小さく、かつ底が開口した中空状をなす。このインナーケース3の上面は段部を介して高部分30と低部分31とからなる。この高部分30には円形の透孔32が、また低部分31にはスリット33が、それぞれ設けられている。また、このインナーケース3の高部分30の透孔32の縁には4本の4本の取付部34が等間隔に一体に設けられている。この4本の取付部34は、逆L字形状をなすフック形をなし、後述する操作体400の4傾倒方向合致する方向に、すなわち隣り合う相互に90°の間隔をおいて配置されている。

0011

図1乃至図3において、5は絶縁製の回路基板である。この回路基板5は、例えばプリントサーキットボード(P.C.B)からなる。この回路基板5の上面には導電製の導体プリント印刷で設けられている。前記インナーケース3及び前記回路基板5は上下に配置されて、前記上部ケース1内であって、前記上部ケース1の押え凸部12の下面と前記下部ケース2の上面開口部の周縁の上面との間において固定されている。

0012

図1乃至図3において、600はスライダである。このスライダ600は、絶縁性部材、例えば合成樹脂製からなり、底側が開口した中空状の円筒形をなす4本の収納部601と、この4本の収納部601を連結した4枚の連結壁602とからなる。この4本の収納部601及び4枚の連結壁602によって、このスライダ600は上から見るとほぼ正方形をなす。この4本の収納部601の上面には半球形状の小凸部603が設けられている。このスライダ600は前記上部ケース1内であって前記インナーケース3の高部分30と前記回路基板5との間において4方向にスライド可能に配置されている。

0013

図1乃至図3において、400は操作体としてのアクチュエータである。このアクチュエータ400は、例えば合成樹脂製からなり、正四角柱の軸部401と、その軸部401の下部に一体に設けられた正方形板の鍔部402と、その鍔部402の下面に一体設けられた半球部403と、半球部403の下部に一体に設けられた係合部404とからなるものである。前記鍔部402には溝405が操作方向(十字方向)に設けられている。このアクチュエータ400の鍔部402及び半球部403は前記上部ケース1と前記インナーケース3との間に収納され、またこのアクチュエータ400の係合部404が図1中の矢印及びに示すように、前記インナーケース3の透孔32を挿通して前記スライダ600に係合されており、さらにこのアクチュエータ400の軸部401が前記上部ケース1の透孔15を挿通すると共にガイド部16に4方向に傾倒可能にガイドされる。この結果、アクチュエータ400はケース(上部ケース1及び下部ケース2及びインナーケース3)に4方向に傾倒可能に支持され、かつ前記スライダ600を4方向にスライド操作することとなる。

0014

図1乃至図3において、700は操作体としての操作ノブである。この操作ノブ700は、図1中の矢印に示すように、前記アクチュエータ400の軸部401の上端に嵌合固定されている。

0015

図1乃至図3において、701はパッキングである。このパッキング701は中空の円筒形状をなす。このパッキング701の下端開口部は前記上部ケース1の透孔15の縁部に水密に嵌合されており、またこのパッキング701の上端開口部は前記操作ノブ700の下面の環状溝702に水密に嵌合されている。

0016

図1乃至図3において、800は自動復帰用スプリングである。この自動復帰用スプリング800は、大口径のコイルスプリングからなり、前記インナーケース3の高部分30の上面と前記アクチュエータ400の鍔部402の下面との間に圧縮状態介装されており、4方向に傾倒された前記操作体(アクチュエータ400及び操作ノブ700等)を中立位置に自動復帰させるものである。この自動復帰用スプリング800は、固定端(下端)が常時インナーケース3の高部分30の上面に弾性当接し、前記アクチュエータ400が中立位置に位置する場合には自由端(上端)が前記アクチュエータ400の鍔部402の下面に圧接し、前記アクチュエータ400が一方向に傾倒操作された場合には傾倒側の自由端が前記アクチュエータ400の鍔部402によって圧縮され、傾倒側と反対側の自由端が前記インナーケース3の取付部34に圧接するように構成されている。すなわち、前記アクチュエータ400が中立位置に位置する場合には前記アクチュエータ400の鍔部402の下面の方が前記インナーケース3の取付部34の下面より下方に位置し、前記アクチュエータ400が一方向に傾倒操作された場合には傾倒側の前記アクチュエータ400の鍔部402の下面がさらに下方に位置し、傾倒側と反対側の前記アクチュエータ400の鍔部402の下面が前記インナーケース3の取付部34の下面より上方に位置するように、前記インナーケース3及びアクチュエータ400の寸法が設定されている。

0017

図1乃至図3において、903はコンタクトである。このコンタクト903は、4個の接点用のコイルスプリング900と、2枚のプレートコンタクト901と、4個の接点ボール902とからなる。前記4個のコイルスプリング900は前記スライダ600の4本の収納部601中にそれぞれ収納されており、前記2枚のプレートコンタクト901は前記スライダ600の4本の収納部601のうち隣り合う2本の収納部601にそれぞれ掛け渡されており、前記4個の接点ボール90は前記スライダ600の4本の収納部601中転動可能に収納されている。この結果、このコンタクト903の4個の接点ボール902は、コイルスプリング900によりプレートコンタクト901を介して前記回路基板5上を常時圧接されており、前記操作体の4方向の操作によって前記スライダ600を介して前記回路基板5上を4方向に移動し、その回路基板5の固定接点と接触して、第1回路、第2回路、第3回路、第4回路をそれぞれ構成する。

0018

この実施例における本発明の4方向スイッチ装置は、以上の如き構成からなり、以下その操作作動について説明する。まず、操作体が中立状態においては、図2及び図4に示すように、スライダ600及びコンタクト903が中立位置に位置する。このとき、本発明の4方向スイッチ装置においては、圧縮状態(撓んでいる状態)の自動復帰用スプリング800の固定端及び自由端がインナーケース3の高部分30の上面及びアクチュエータ400の鍔部402の下面にそれぞれ常時弾性当接しているので、中立状態の操作体は自動復帰用スプリング800を介してケースに保持されおり、その操作体のふらつきが防止される。

0019

次に、操作ノブ700を例えば図3中の矢印方向に傾倒すると、アクチュエータ400の係合部403が操作ノブ700の傾倒方向と逆方向(図3中の矢印方向)に回動し、それに伴ってスライダ600及びコンタクト903が回路基板5上を図3中の矢印方向にスライドして、そのコンタクト903の接点ボール902と回路基板5の固定接点とが接触して、例えば第1回路が構成される。このとき、本発明の4方向スイッチ装置においては、図3に示すように、自動復帰用スプリング800の固定端がインナーケース3の高部分30の上面に常時当接しており、一方、この自動復帰用スプリング800の傾倒側の自由端がアクチュエータ400の鍔部402によって圧縮され、かつ傾倒側と反対側の自由端が前記インナーケース3の取付部34の下面に弾性当接して、その自動復帰用スプリング800の荷重(弾性復帰力)がアクチュエータ400に、そのアクチュエータ400を中立位置に自動復帰させる復帰力として充分に作用する。この結果、取付部34が無く傾倒側と反対側の自由端が解放状態の場合と比較して、操作体を確実に中立位置に自動復帰させることができる。

0020

また、実験の結果、図5に示すように、(A)の自動復帰用スプリング800がフリーの状態から、(B)の矢印方向からの荷重を自動復帰用スプリング800にかけた際の自動復帰用スプリング800が正規荷重状態にあるときに、この(B)の自動復帰用スプリング800の正規荷重状態を10とすると、本発明の4方向スイッチ装置における上述の自動復帰用スプリング800のアクチュエータ400に作用する荷重は約6であり、また取付部34が無く傾倒側と反対側の自由端が解放状態の自動復帰用スプリングの場合の荷重は約5〜4であることが究明された。従って、本発明の4方向スイッチ装置においては、自動復帰用スプリング800の荷重(弾性復帰力)がアクチュエータ400に、そのアクチュエータ400を中立位置に自動復帰させる復帰力として充分に作用して、操作体を確実に中立位置に自動復帰させることができる。

0021

それから、上述の操作ノブ700の傾倒を止めると、自動復帰用スプリング800の弾性復帰力によって、操作体が元の中立状態に戻され、それに伴ってスライダ600及びコンタクト903が元の中立位置に戻り、第1回路がOFFとなる。なお、操作ノブ700を他の3方向に傾倒させると、第2回路、第3回路、第4回路がそれぞれ構成される。

0022

そして、本発明の4方向スイッチ装置は、インナーケース3に取付部34を設けたので、その取付部34に自動復帰スプリング800を予め取り付けてから、そのインナーケース3を上部ケース1内に装備することができる。この結果、組立時に自動復帰用スプリング800の弾性復帰力が作用しないので、組立性が向上する。なお、上述の自動復帰用スプリング800のインナーケース3の組み付け方は、まず自動復帰用スプリング800を軸方向に若干圧縮させて、かつこの自動復帰用スプリング800を径方向に若干押し潰して、そのままの状態でこの自動復帰用スプリング800を、インナーケース3の隣り合う2本の取付部34の間の隙間からインナーケース3の4本の取付部34内側であって高部分30の上面と取付部34の下面との間にセットする。この結果、自動復帰用スプリング800は径方向に若干押し潰されていたのが元の円形に戻ると共に、若干圧縮された状態でインナーケース3に組込まれる。

0023

次に、本発明のこの実施例における4方向スイッチ装置と一体に装備されている2方向切替スイッチ装置について説明する。図1乃至図3において、4はスライダのうちの操作体側部分である。この操作体側部分4は、例えば合成樹脂製からなり、ほぼブロック形状をなす。この操作体側部分4の上面のほぼ中央には操作棒部40が上方に垂直に一体に突設されている。この操作体側部分4の上面のであって前記操作棒部40の近傍には円形の収納穴41が垂直に設けられている。この操作体側部分4の下面には板形状の2枚の係合爪42が直列に下方に一体に突設されている。この2枚の係合爪42の直列方向はこの操作体側部分4を始めとするスライダのスライド方向をなす。このスライド方向は前記操作棒部40の突設方向及び前記収納穴41の軸方向に対してほぼ直交する。この操作体側部分4の側面には前記上部ケース1の内面に当接する第1樹脂ばね43が、またこの操作体側部分4の下面には前記インナーケース3の上面に当接する第2樹脂ばね44がそれぞれ設けられている。この樹脂ばね43及び44は、操作体側部分4から突設した凸部(図示せず)と、その凸部の両側から突設した弾性腕部(図示せず)と、その弾性腕部(図示せず)の先端の外側に設けた小凸部(図示せず)とからなり、高さの低いほぼT字形状をなす。この操作体側部分4は上部ケース1内であって、その上部ケース1とインナーケース3の低部分31の上面との間にスライド可能に載置されている。この操作体側部分4の操作棒部40が上部ケース1の透孔11中を挿通して上部ケース1の外側に突出し、かつこの操作体側部分4の2枚の係合爪42がインナーケース3のスリット33中にスライド可能に挿通されている。

0024

図1乃至図3において、6はスライダのうちのコンタクト側部分である。このコンタクト側部分6は、例えば合成樹脂製からなり、ほぼブロック形状をなす。このコンタクト側部分6の上部の相対向する2辺の中央には2個の係合溝60がそれぞれ設けられている。このコンタクト側部分6の2側面及び下面には2個の凹面部61が前記係合溝60の両側にそれぞれ設けられている。このコンタクト側部分6の下面のうち、前記2個の凹面部61の中央には円形の収納穴(図示せず)がそれぞれ設けられている。このコンタクト側部分6は前記上部ケース1内であって、前記インナーケース3の低部分31と前記回路基板5との間にスライド可能に配置されている。このコンタクト側部分6の2個の係合溝60には前記操作体側部分4の2個の係合爪42がそれぞれ係合されている。

0025

この結果、スライダは前記操作体側部分4と前記コンタクト側部分6とに2分割され、その操作体側部分4とコンタクト側部分6との間にはインナーケース3が配設され、前記操作体側部分4は前記上部ケース1と前記インナーケース3との間に配置されており、前記コンタクト側部分6は前記回路基板5と前記インナーケース3との間に配置されており、操作体側部分4とコンタクト側部分6とは、前記インナーケース3のスリット33を通して係合手段としての係合爪42及び係合溝60によって連結されていることとなる。

0026

図1乃至図3において、7は操作体としての操作ノブである。この操作ノブ7は、例えば合成樹脂製からなる。この操作ノブ7は、前記操作体側部分4の操作棒部40に、操作ノブ7に設けられた嵌合孔70と操作棒部40に設けられた嵌合凸部48との嵌合によって固定されている。

0027

図1乃至図3において、71はパッキングである。このパッキング71は、下面が開口した高さが低い中空状の直方体形状をなす。このパッキング71の上面の中央にはほぼ正方形の嵌合孔72が設けられている。このパッキング71は上部ケース1の側方から上部ケース1内に収納されている。このパッキング71の嵌合孔72中には前記操作体側部分4の操作棒部40が密着嵌合されており、かつこのパッキング71の下開口部は上部ケース1の透孔11の縁に、前記スライダのスライド方向にスライド可能に外嵌する。

0028

図1乃至図3において、8は切替機構である。この切替機構8は、前記操作ノブ7の操作で前記スライダをスライドさせて中立位置に又は第1位置あるいは第2位置に切り替えた状態を保持するものである。この切替機構8は、前記上部ケース1のパッキング収納部10の下壁部の透孔11の下縁近傍に設けた切替溝80と、前記操作体側部分4の収納穴41中に収納した切替ボール81及び切替スプリング82とからなる。前記切替溝80は、中央のV字谷部(図示せず)と、そのV字谷部の両側の第1山部(図示せず)及び第2山部(図示せず)と、その第1山部及び第2山部から延設した第1傾斜面(図示せず)及び第2傾斜面(図示せず)とからなる。一方、前記切替スプリング82は、前記切替ボール81を前記切替溝80に押し付けると共に、前記操作体側部分4の下面をインナーケース3の低部分31の上面に押し付ける方向に弾性作用をなすものである。そして、この切替機構8において、切替ボール81がV字谷部に位置するときにはスライダが中立位置に位置し、切替ボール81が第1傾斜面に位置するときにはスライダが第1位置に位置し、切替ボール81が第2傾斜面に位置するときにはスライダが第2位置に位置するものである。

0029

図1乃至図3において、9はコンタクトである。このコンタクト9は導電製部材からなり、細長い長方形形状をなす。このコンタクト9は中央のスプリング受部90と、そのスプリング受部90の両側に下方にほぼ半円形湾曲して設けた2個の移動接点部91と、その2個の移動接点部91から垂直に上方に折り曲げて設けた2個の弾性挟持部92とからなる。この2個のコンタクト9の弾性挟持部92を前記コンタクト側部分6の2個の凹面部61の両側面にそれぞれ弾性挟持させて、コンタクト9をコンタクト側部分6に装備する。図において、94はコイルスプリングである。このコイルスプリング94は、前記コンタクト側部分6の収納穴中に圧縮状態で収納されており、通常状態ではコンタクト9を下方に押し下げている。なお、このコンタクト9を装備したコンタクト側部分6を前記インナーケース3と前記回路基板5との間に配置すると、コンタクト9が若干押し上げられて前記コイルスプリング94が撓む。このように、このコンタクト9は、図1中の矢印に示すように、回路基板5上にスライド可能に配置される。

0030

このように構成された2方向切替スイッチ装置においては、中立位置に位置する操作ノブ7を左側又は右側に移動させると、その操作ノブ7の移動操作力がスライダの操作体側部分4に伝達され、その操作体側部分4も上部ケーシング1とインナーケース3との間において同方向にスライドし、その操作体側部分4が第1位置又は第2位置に位置し、それに伴ってV字谷部800に位置する切替ボール81が切替スプリング82のばね力に抗して一旦下がりながら第1山部又は第2山部を乗り越して第1傾斜面又は第2傾斜面に位置する。この切替ボール81の山部を乗り越える際に節度感が得られる。上述の操作体側部分4のスライドに伴って、コンタクト側部分6もインナーケース3と回路基板5との間において同方向にスライドし、そのコンタクト側部分6に装備されたコンタクト9が回路基板5上をスライドして、中立状態にあるコンタクト9側の移動接点と回路基板5側の固定接点とが第1回路又は第2回路に切り替わる。

0031

次に、第1位置又は第2位置に位置する操作ノブ7を中立位置に移動させると、操作体側部分4が第1位置又は第2位置から中立位置にスライドし、それに伴って切替ボール81が第1傾斜面又は第2傾斜面から第1山部又は第2山部を乗り越えてV字谷部に位置し、一方、コンタクト側部分6及びコンタクト9も同方向にスライドし、第1回路又は第2回路にあるコンタクト9側の移動接点と回路基板5側の固定接点とが中立状態に切り替わる。

0032

図6は本発明の4方向スイッチ装置の第2の実施例を示した縦断面図である。図中、図1乃至図5同符号は同一のものを示す。この例の本発明の4方向スイッチ装置は、操作体400の傾倒時の逃げ手段として、上述の第1の実施例のものが上部ケース1の上部の下面に設けた傾斜面17(一方、操作体400の鍔部402の上面が平面である)であるのに対して、操作体400の鍔部402の上面に設けた傾斜面406(一方、上部ケース1の上部の下面は平面である)である。この第2の実施例のものは、上述の第1の実施例のものと同様の作用効果を達成することができる。

0033

なお、上述の実施例においては、本発明の4方向スイッチ装置を電動リモコン式の左側のドアミラーのミラー面、又は右側のドアミラーのミラー面を上下左右に傾動操作する4方向スイッチ装置に使用したものであるが、本発明の4方向スイッチ装置を例えばチルトステアリングチルトハンドル)を上下前後に操作するスイッチとして使用しても良い。

発明の効果

0034

以上説明したように、本発明の4方向スイッチ装置は、組立性が向上される。

図面の簡単な説明

0035

図1本発明の4方向スイッチ装置の第1の実施例を示した分解斜視図である。
図2中立状態の縦断面図である。
図3傾倒操作状態の縦断面図である。
図4中立状態におけるインナーケースの取付部とアクチュエータの鍔部と自動復帰用スプリングとの関係を示した一部拡大断面図である。
図5(A)は自動復帰用スプリングのフリー状態を示した説明図、(B)は自動復帰用スプリングの正規荷重状態を示した説明図である。
図6本発明の4方向スイッチ装置の第2の実施例を示した傾倒操作状態の縦断面図である。

--

0036

1…上部ケース、15…透孔、16…ガイド部、17…傾斜面、2…下部ケース、21…ターミナル、3…インナーケース、34…取付部、5…回路基板、400…アクチュエータ(操作体)、401…軸部、402…鍔部、403…半球部、404…係合部、405…溝、406…傾斜面、5…回路基板、600…スライダ、601…収納部、602…連結壁、603…小凸部、700…操作ノブ、701…パッキング、800…自動復帰用スプリング、903…コンタクト。

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