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技術 入力操作器およびこれが組み込まれるキーボード

出願人 ホシデン株式会社
発明者 花島正小野智巳
出願日 1994年6月17日 (25年1ヶ月経過) 出願番号 1994-135534
公開日 1996年1月12日 (23年6ヶ月経過) 公開番号 1996-006716
状態 未査定
技術分野 表示による位置入力 複合操作スイッチ
主要キーワード 操作入力端 接触本数 接続結線 リング状弾性体 押圧操作入力 入力操作量 回転球 スペースファクタ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年1月12日)のものです。
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図面 (13)

目的

入力操作量電気接点により測定する入力操作器を提供する。

構成

環状に配列された細条接点複数本具備し、細条接点に対向する群分け接点を複数枚具備し、細条接点と群分け接点とを相互接触せしめる押圧操作部を具備する入力操作器において、一方の側には細条接点群30Aおよび30Cおよび群分け接点31Bおよび31Dを形成し、他方の側には群分け接点31Aおよび31Cを一方の側の細条接点群30Aおよび30Cに対向して形成すると共に細条接点群30Bおよび30Dを一方の側の群分け接点31Bおよび31Dに対向して形成する入力操作器。

概要

背景

ワードプロセッサ、カーナヴィゲーションシステムゲーム機その他のマイクロコンピュータを使用するコンピュータ機器およびコンピュータにおいて、その表示画面におけるカーソルを移動する装置として入力操作器が使用されている。この種の入力操作器としてはマウスジョイスティックといわれる入力操作器が知られている。入力操作器は、これを操作してこの操作量を測定し、測定された操作量を入力操作器の通信規格適合する電気信号に変換し、この電気信号をカーソルの角度信号および速度信号としてコンピュータ或はコンピュータ機器に送信する。コンピュータ或はコンピュータ機器においては、これらの信号に対応する向きおよび速度によりその表示画面においてカーソルを移動する。この場合、操作量を水平方向および垂直方向について測定認識し、測定認識された水平方向操作量および垂直方向操作量のそれぞれを通信規格に適合する電気信号に変換して送信する構成を採用している。

ここで、操作量はこの操作量に比例する電流或は電圧として測定される。この測定の仕方としては、例えば、回転球を操作走行せしめてその走行量をこれに比例する電流或は電圧に変換して測定するもの、或は圧電素子押圧操作してその押圧量に比例する電流或は電圧を測定するものが使用されている。

概要

入力操作量電気接点により測定する入力操作器を提供する。

環状に配列された細条接点複数本具備し、細条接点に対向する群分け接点を複数枚具備し、細条接点と群分け接点とを相互接触せしめる押圧操作部を具備する入力操作器において、一方の側には細条接点群30Aおよび30Cおよび群分け接点31Bおよび31Dを形成し、他方の側には群分け接点31Aおよび31Cを一方の側の細条接点群30Aおよび30Cに対向して形成すると共に細条接点群30Bおよび30Dを一方の側の群分け接点31Bおよび31Dに対向して形成する入力操作器。

目的

この発明は、上述の通りの問題を解消した操作量を電気接点により測定する入力操作器を提供するものである。そして、操作量を電気接点により測定するに好適な操作キーを具備する入力操作器を提供すると共に、この入力操作器を組み込んだキーボードを提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

環状に配列された細条接点複数本具備し、細条接点に対向する群分け接点を複数枚具備し、細条接点と群分け接点とを相互接触せしめる押圧操作部を具備することを特徴とする入力操作器。

請求項2

請求項1に記載される入力操作器において、細条接点は一方の側に形成され、群分け接点は他方の側に形成されることを特徴とする入力操作器。

請求項3

請求項1に記載される入力操作器において、一方の側には細条接点群および群分け接点を形成し、他方の側には群分け接点を一方の側の細条接点群に対向して形成すると共に細条接点群を一方の側の群分け接点に対向して形成することを特徴とする入力操作器。

請求項4

請求項1ないし請求項3の何れかに記載される入力操作器において、細条接点および群分け接点は薄膜に形成されてメンブレンスイッチを構成するものであることを特徴とする入力操作器。

請求項5

請求項4に記載される入力操作器において、メンブレンスイッチは接点の一方の側と接点の他方の側とを線対称に形成して折り重ねることにより構成されたものであることを特徴とする入力操作器。

請求項6

請求項1ないし請求項5の何れかに記載される入力操作器において、押圧操作部は円板操作キーおよびリング状弾性体より成るものであることを特徴とする入力操作器。

請求項7

請求項6に記載される入力操作器において、円板状操作キー下部中心を支持されるものであることを特徴とする入力操作器。

請求項8

請求項7に記載される入力操作器において、円板状操作キーは上部中心に操作杆20を一体に形成されるものであることを特徴とする入力操作器。

請求項9

請求項8に記載される入力操作器において、入力操作器の表面パネル11の下面に球面凹部を形成し、操作キーの上面を球面凹部と共役の球面凸部に形成してこれを球面凹部に嵌合し、操作キーの下面に弾性を有する操作キー支持部を形成したことを特徴とする入力操作器。

請求項10

入力操作器が組み込まれるキーボードにおいて、キーボードのキートップ群中に請求項8に記載される入力操作器が組み込まれたことを特徴とするキーボード。

請求項11

入力操作器が組み込まれるキーボードにおいて、キーボードのキートップ群中に請求項9に記載される入力操作器が組み込まれたことを特徴とするキーボード。

請求項12

入力操作器が組み込まれるキーボードにおいて、入力操作器は請求項6に記載される入力操作器であることを特徴とするキーボード。

請求項13

入力操作器が組み込まれるキーボードにおいて、入力操作器は請求項7に記載される入力操作器であることを特徴とするキーボード。

技術分野

0001

この発明は、入力操作器およびこれが組み込まれるキーボードに関する。

背景技術

0002

ワードプロセッサ、カーナヴィゲーションシステムゲーム機その他のマイクロコンピュータを使用するコンピュータ機器およびコンピュータにおいて、その表示画面におけるカーソルを移動する装置として入力操作器が使用されている。この種の入力操作器としてはマウスジョイスティックといわれる入力操作器が知られている。入力操作器は、これを操作してこの操作量を測定し、測定された操作量を入力操作器の通信規格適合する電気信号に変換し、この電気信号をカーソルの角度信号および速度信号としてコンピュータ或はコンピュータ機器に送信する。コンピュータ或はコンピュータ機器においては、これらの信号に対応する向きおよび速度によりその表示画面においてカーソルを移動する。この場合、操作量を水平方向および垂直方向について測定認識し、測定認識された水平方向操作量および垂直方向操作量のそれぞれを通信規格に適合する電気信号に変換して送信する構成を採用している。

0003

ここで、操作量はこの操作量に比例する電流或は電圧として測定される。この測定の仕方としては、例えば、回転球を操作走行せしめてその走行量をこれに比例する電流或は電圧に変換して測定するもの、或は圧電素子押圧操作してその押圧量に比例する電流或は電圧を測定するものが使用されている。

発明が解決しようとする課題

0004

上述した通りの回転球の走行量を電流或は電圧に変換して操作量を測定するタイプの入力操作器および圧電素子の押圧量に比例する電流或は電圧を測定するタイプの入力操作器は、何れのものも、入力操作器の寸法が適用されるコンピュータ或はコンピュータ機器に対して比較的に大きなものとならざるを得ず、そしてその製造コストも比較的に高い。

0005

この発明は、上述の通りの問題を解消した操作量を電気接点により測定する入力操作器を提供するものである。そして、操作量を電気接点により測定するに好適な操作キー具備する入力操作器を提供すると共に、この入力操作器を組み込んだキーボードを提供するものである。

課題を解決するための手段

0006

環状に配列された細条接点30を複数本具備し、細条接点30に対向する群分け接点31を複数枚具備し、細条接点と群分け接点とを相互接触せしめる押圧操作部21および17を具備する入力操作器を構成した。細条接点は一方の側に形成され、群分け接点は他方の側に形成される入力操作器を構成した。

0007

一方の側には細条接点群30Aおよび30Cおよび群分け接点31Bおよび31Dを形成し、他方の側には群分け接点31Aおよび31Cを一方の側の細条接点群30Aおよび30Cに対向して形成すると共に細条接点群30Bおよび30Dを一方の側の群分け接点31Bおよび31Dに対向して形成する入力操作器を構成した。

0008

細条接点および群分け接点は薄膜に形成されてメンブレンスイッチを構成するものである入力操作器を構成した。メンブレンスイッチは接点の一方の側と接点の他方の側とを線対称に形成して折り重ねることにより構成された入力操作器を構成した。ここで、押圧操作部は円板状操作キー21およびリング状弾性体17より成るものである入力操作器を構成した。

0009

円板状操作キー下部中心を支持されるものである入力操作器を構成した。円板状操作キーは上部中心に操作杆20を一体的に形成されるものである入力操作器を構成した。入力操作器の表面パネル11の下面に球面凹部を形成し、操作キーの上面を球面凹部と共役の球面凸部に形成してこれを球面凹部に嵌合し、操作キーの下面に弾性を有する操作キー支持部を形成した入力操作器を構成した。

0010

更に、入力操作器が組み込まれるキーボードにおいて、キーボードのキートップ群中に円板状操作キーが上部中心に操作杆20を一体に形成される入力操作器が組み込まれたキーボードを構成した。入力操作器が組み込まれるキーボードにおいて、入力操作器の表面パネル11の下面に球面凹部を形成し、操作キーの上面を球面凹部と共役の球面凸部に形成してこれを球面凹部に嵌合し、操作キーの下面に弾性を有する操作キー支持部を形成した入力操作器がキーボードのキートップ群中に組み込まれたキーボードを構成した。

0011

入力操作器が組み込まれるキーボードにおいて、押圧操作部は円板状操作キーおよびリング状弾性体より成るものである入力操作器であるキーボードを構成した。入力操作器が組み込まれるキーボードにおいて、入力操作器は円板状操作キー下部中心を支持されるものであるキーボードを構成した。

0012

この発明の実施例を図1および図2を参照して説明する。これらの図は入力操作器の操作量を電気接点により測定する入力操作器に使用されるメンブレンスイッチを説明する図である。30はその細条接点を示す。この細条接点30は絶縁薄膜プリント配線技術により形成することができ、その長さ方向は或る円の半径方向に指向して円周に沿い互に等角度間隔に環状に配列されている。そして、細条接点30は細条接点群30Aないし30Dを構成する。細条接点30の全本数は20本ないし40本程度とすることができる。

0013

31Aないし31Dは群分け接点のそれぞれを示し、これも絶縁薄膜にプリント配線技術により形成することができる。群分け接点のそれぞれは、上述の円と同様の円の円周に沿い互に等角度間隔だけ離隔して環状に配列された扇形の接点である。細条接点30と群分け接点31とは、図1における線c−c’に関して折り返すことにより細条接点群30Aないし30Dと群分け接点31Aないし31Dとが添字の共通するもの同志が互に対向する位置関係に形成される。即ち、この様にして細条接点30と群分け接点31は互に対向してメンブレンスイッチを構成する。群分け接点31Aないし31Dは、図1においては90°毎に4等分されている。従って、群分け接点31Aないし31Dのそれぞれは細条接点30の10本に対応し、結局、40本の細条接点30を10枚毎に4群に群分けしている。

0014

細条接点30の電気的な接続結線の一例は図2に示される通りである。図2に示される細条接点30を互いに直交するx−x’軸およびy−y’軸により4分割したものとすると、x−x’軸を対称軸として折り返した場合に重なり合う関係にある細条接点30同志は互いに電気的に接続されると共に、更にy−y’軸を対称軸として折り返した場合に重なり合う関係にある細条接点30同志も互いに電気的に接続される様に共通接続する。L1 ないしL10 は共通接続線である。

0015

以上の通りのメンブレンスイッチによりマトリックススイッチ回路を構成し、これを使用して入力操作器を構成することができる。以下、これについて図3および図4を参照して説明する。11は表面パネル、13は裏板である。メンブレンスイッチは細条接点30および群分け接点31A〜31Dを有する。14Aおよび14Bはこのメンブレンスイッチを構成する可撓性を有する絶縁薄膜である。15は絶縁薄膜14間に介在されるスペーサである。21はメンブレンスイッチを押圧操作する押圧操作部を構成する円板状の操作キーであり、裏板13から突出したピン16により支持されている。17は操作キー21とメンブレンスイッチとの間に介在する弾性体であり、押圧操作部はこれら操作キー21および弾性体17により構成される。50は表面パネル11の表面から下方に向かって径が拡大する円形孔である。この円形孔50には操作キー21および弾性体17が収容保持される。操作キー21の周辺を押圧操作すると、操作キー21の押圧操作位置、即ち操作方向に対応する群分け接点31A〜31Dと細条接点30との間の相互接触が行なわれる。これと共に、操作キー21の押圧力に比例して弾性体17の変形量が大きくなることに起因して、群分け接点31に対して接触する細条接点30の接触本数は増大するに到る。即ち、操作キー21の押圧力が小である場合、群分け接点31に対して接触する細条接点30の接触本数は1本であり、押圧力が少し増大すると接触本数は2本になり、或は3本になるという訳である。

0016

次に、操作キー21の押圧操作入力演算処理図5を参照して説明する。40はマイクロコンピュータより成る演算処理回路を示す。PおよびQは演算処理回路40に対する操作入力端であり、Rは条件設定入力端子である。θは角度信号、Vは速度信号、Sは条件設定信号であって、演算処理回路40からコンピュータ或はコンピュータ機器に送信される。

0017

ここで、操作キー21の操作方向に対応する群分け接点31A〜31Dと共通接続線L1 〜L10に接続する細条接点30との間の接触の組合せをこの処理回路40により演算処理することにより操作キー21の操作方向および操作速度を決定することができる。例えば、群分け接点31Aと共通接続線L1 に接続する細条接点30とが接触した場合、操作入力端P1 と操作入力端Q1 とが相互接続し、演算処理回路40はこの接続を認識する。群分け接点31Cと共通接続線L10に接続する細条接点30とが接触した場合、操作入力端P10 と操作入力端Q4とが相互に接続し、演算処理回路40はこの接続を認識する。群分け接点と互いに隣接する2個の細条接点とが接触した場合は、2組の操作入力端Pと操作入力端Qが相互接続し、演算処理回路40はこの2組の接続を認識する。群分け接点と3個の細条接点とが接触した場合も同様である。

0018

上述の如く、接触する接点の組合せは操作キー21の操作方向に対応する。接触する細条接点の本数が1本の場合は、処理回路40はこの細条接点の方向を認識された操作方向として出力する。接触する細条接点の本数が2本の場合は、処理回路40は両細条接点の中間の方向を操作方向として出力する。接触する細条接点の本数が3本の場合は、中間の細条接点を操作方向として出力する。これと共に、群分け接点31A〜31Dに対する細条接点30の接触本数を検出し、この接触本数に比例する速度信号を出力する。接触本数が1本であるか、2本であるか或は3本であるかに対応して、これに比例した速度信号Vを出力することができる。演算処理回路40により認識される操作キー21の操作方向および細条接点30の接触本数を汎用されるマウス或はジョイスティックその他の入力操作器の通信規格に適合する電気信号に変換し、これらを角度信号θおよび速度信号Vとしてコンピュータに対して送信する。

0019

メンブレンスイッチは図6に示される如くに構成することもできる。図6に示されるメンブレンスイッチは、スペーサの一方の側に細条接点群30Aおよび30C、群分け接点31Bおよび31Dを形成する。これに対向するスペーサの他方の側には一方の側の細条接点群30Aおよび30Cに対向して群分け接点31Aおよび31Cを形成し、群分け接点31Bおよび31Dに対向して細条接点群30Bおよび30Dを形成する。ここで、細条接点30には丸1、丸2、丸3・・・という符号が付されているが、これは対応する細条接点30が構成する接点の番号を示す。この接点番号の順序は、丸1が最初に押圧されたものとして、押圧位置を反時計方向変位した場合にカーソル移動方向が順次に反時計方向に偏向し、丸20が最後に押圧されたときに変位は1周するという順序、としている。共通接続線の一例は細条接点30から図示される如くに引き出され、群分け接点からも引出し線が引き出されている。

0020

このメンブレンスイッチによりマトリックススイッチを形成することができ、これを使用して入力操作器を構成することができる。以下、図7を参照して説明する。40はマイクロコンピュータより成る演算処理回路を示す。PおよびQはマイクロコンピュータ40に対する操作入力端であり、Rは条件設定入力端子である。θは角度信号、Vは速度信号、Sは条件設定信号である。ここで、操作キー21の操作方向に対応する群分け接点31と細条接点30との間の接触をこの処理回路40により演算処理することにより操作キー21の操作方向を認識決定することができる。例えば、群分け接点31Aと共通接続線13に接続する細条接点丸1とが接触した場合、操作入力端P13と操作入力端Q21とが相互接続し、演算処理回路40はこの接続を認識する。群分け接点31Cと共通接続線13に接続する細条接点丸15とが接触した場合、操作入力端P13と操作入力端Q20とが相互に接続し、演算処理回路40はこの接続を認識する。群分け接点と互いに隣接する2個の細条接点とが接触した場合は、2組の操作入力端Pと操作入力端Qが相互接続し、演算処理回路40はこの2組の接続を認識する。群分け接点と3個の細条接点とが接触した場合も同様である。

0021

上述の如く、接触する接点の組合せは操作キー21の操作方向に対応する。処理回路40は接触する細条接点の個数が2個の場合は、細条接点の中央の方向を操作方向に対応するものとして出力する。接触する細条接点の個数が3個の場合は例えば中間の細条接点を操作方向に対応するものとして出力する。なお、群分け接点31A〜31Dに対する細条接点30の接触個数を検出し、この接触個数を速度信号Vに対応するものとすることができる。例えば、接触個数が1個であるか、2個であるか或は3個であるかに対応して3通りの速度信号Vを出力することができる。演算処理回路40により認識される操作杆20の操作方向を汎用されるマウス或はジョイスティックその他の入力操作器の通信規格に適合する電気信号に変換し、これらをカーソルの角度信号θとしてコンピュータに対して出力する。

0022

なお、群分け接点の数は4個として説明されたが、これは4個に限定されることなく、8個或はそれ以上とすることができる。群分け接点の数に対応して細条接点の数も変更される。ここで、入力操作器の押圧操作部についてみると、図3に示される押圧操作部は円板状操作キー21およびリング状弾性体17により構成されている。操作キー21はその中心を下からピン16により支持されているが、メンブレンスイッチの材質構造寸法に依ってはこれを省略することもできる。この操作キー21はその上面を比較的に大きい面積に形成し、上面周縁を押圧することにより接点に押圧力を加える形式のものである。この操作キー21は、片手の指により上面周縁を単に押圧しさえすれば接点に押圧力を加えることができ、メンブレン接点の押圧操作は単純に実行することができる特徴がある。

0023

図4に示される円板状操作キーはその上部中心に操作杆20を一体に形成し、操作杆20に水平方向の駆動力を加えるタイプのものである。16は裏板13から突出した弾性材料より成るピンであり、その先端は操作キー21の中心部に形成した凹部に係合し、操作キー21を上向きにバイアスして下から支持している。17は操作キー21下面に取り付けられたゴム或は合成樹脂の如き材料より成るリング状弾性体である。操作杆20を水平方向に操作することにより操作キー21およびリング状弾性体17を介して絶縁薄膜14Aに上から押圧力が加えられる。

0024

この操作キー21は操作杆20に加わる水平方向の駆動力を上下方向に変換することによりメンブレンスイッチを垂直方向に押圧操作するものであり、操作キー21が下から支持されて動作が安定であるところから、図3に示される操作キー21と比較して操作キーの直径を小さく、メンブレンスイッチの接点の直径を小さくしても差し支えない。操作キーの直径を小さくすることができるところから、操作キーをコンピュータ用キーボードに組み込む場合、コンピュータのキーボードのスペースファクタを向上する上において好適である。そして、操作杆20に水平方向の駆動力を加えるタイプの操作キーは、操作杆20に手指による僅かのストローク水平方向駆動力を加えることによりメンブレンスイッチを垂直方向に押圧操作することができる点で、操作性は良好である。

0025

更に、操作杆20に水平方向の駆動力を加えるタイプの操作キーとしては、以下の如きものがある。図8を参照するに、操作卓或は操作部を示し、11は入力操作器の表面パネル、13は裏板、14はメンブレンスイッチを形成する可撓性を有する絶縁薄膜を示す。20は操作杆、21は操作キーである。操作杆20は操作キー21の中央上部に一体に形成されている。50は表面パネル11の表面から下方に向かって穿設される径が拡大する球面凹部である。この球面凹部50には操作キー21が収容保持される。操作キー21上面は球面凹部50と共役の球面凸部22とされており、球面凹部50に嵌合している。16’は操作キー21の下面から突出する僅かに弾性を有する操作キー支持部であり、その先端は裏板13係合し、操作キー21を上向きにバイアスして球面凸部22を球面凹部50に圧接すると共にこれを支持している。17は操作キー21下面に取り付けられたゴム或は合成樹脂の如き材料より成るリング状弾性体である。操作杆20を水平方向に操作することにより、操作キー21およびリング状弾性体17を介してメンブレンスイッチを形成する絶縁薄膜14に押圧力が加えられる。

0026

この発明のメンブレンスイッチによるマトリックススイッチは、その製造工程および出来上り形状構造がコンピュータ或はコンピュータ機器のキーボードのスイッチと同一であるので、キーボードのスイッチを形成する時にこれらと同時に一体的に形成することができる。ここで、この発明の入力操作器を組み込んだキーボードを図9ないし図12を参照して説明する。図9(a)は図8と同一の入力操作器であり、コンピュータ或はコンピュータ機器のキーボードのキートップ内に配置されたところを示す図である。図9(b)は図9(a)を上から視たところを示す図である。そして、図9(c)は図9(b)を下から視たところを示す図である。図10はコンピュータ或はコンピュータ機器のキーボードに一体に入力操作器10を具備せしめたところを説明する図である。図11はコンピュータ或はコンピュータ機器のキーボードを構成するメンブレンスイッチと入力操作器を構成するメンブレンスイッチを一体的に形成した原寸大のものを示す図である。図12はメンブレンスイッチの原寸大のものを示す図である。

0027

先ず、図9について説明すると、図10に明示される訳ではないが、操作杆20のキートップはキーボード中のキートップBと、キートップGと、キートップHの3者の中心に配置されている。図9(c)を視たところによると、キートップBと、キートップGと、キートップHの3者の中心の直下にはこのリング状弾性体17により押圧操作されるマトリックススイッチを構成するメンブレンスイッチの1個を配置するに充分な領域が存在することが類推される。

0028

図10に示されるキーボードおよびこれに一体的に組み込まれた入力操作器も原寸大のものである。図11において、一点鎖線C−C’について折り重ねて両者間にスペーサを介在させることによりキーボードのメンブレンスイッチと入力操作器のメンブレンスイッチを一体的に形成することができ、これが図10に示されるキーボードのキートップおよび操作キーの下側に配置されている。入力操作器の部分についてみると、これは薄膜14Bに薄膜14Aが重なることにより構成される。

発明の効果

0029

以上の通りであって、この発明の入力操作器は、回転球の走行量を電流或は電圧に変換して操作量を測定するタイプの入力操作器および圧電素子の押圧量に比例する電流或は電圧を測定するタイプの入力操作器と比較して、その寸法を極く小さく薄く構成することができ、製造コストも低減することができる。細条接点の本数を増加することも容易であるので、分解能の高い角度信号および速度信号を発生することができる。そして、上述のスイッチをメンブレンスイッチとすることによりマトリックススイッチは極めて薄く構成することができるので、入力操作器全体を極く薄く簡素に構成することができる。

0030

また、操作杆20に加わる水平方向の駆動力を上下方向に変換する操作キーを使用し、操作キー21の中心を下から支持すえうものは、操作キーの直径を小さく、メンブレンスイッチの接点の直径を小さくしても差し支えなく、操作キーをコンピュータ用キーボードのキートップ群中に充分に組み込むことができる。更に、この発明のメンブレンスイッチによるマトリックススイッチは、その製造工程および出来上りの形状構造がコンピュータ或はコンピュータ機器のキーボードのスイッチと同一であるので、キーボードのスイッチを形成する時にこれらと同時に一体的に形成することができる。従って、入力操作器の操作キーをコンピュータ或はコンピュータ機器のキーボード群中に配置し、これによりマトリックススイッチを操作する構成とすることは容易であり、入力操作器を組み込んだコンピュータ或はコンピュータ機器を容易に製造することができる。

図面の簡単な説明

0031

図1この発明のメンブレンスイッチを説明する図。
図2図1の接続を説明する図。
図3入力操作器の断面を示す図。
図4入力操作器の断面を示す図。
図5入力操作量の演算処理を説明する図。
図6この発明の他のメンブレンスイッチを説明する図。
図7入力操作量の演算処理を説明する図。
図8入力操作器の断面を示す図。
図9キーボードに組み込んだ入力操作器を説明する図。
図10入力操作器を一体化したキーボードを示す図。
図11図10のキーボードに使用されるメンブレンスイッチを説明する図。
図12入力操作器のメンブレンスイッチを説明する図。

--

0032

30細条接点
31 群分け接点

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