図面 (/)

技術 文字板等の自動組込み装置

出願人 セイコープレシジョン株式会社
発明者 鈴木一裕
出願日 1994年6月20日 (26年5ヶ月経過) 出願番号 1994-137184
公開日 1996年1月12日 (24年10ヶ月経過) 公開番号 1996-005751
状態 特許登録済
技術分野 機械時計 時計用手工具・工作機械、時計の試験 自動組立
主要キーワード 組込み部品 自動組込 対向位置関係 組込み装置 組立てロボット 組立て位置 当り部材 軸移動体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年1月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

構成

スプリング12により、度当り部材9を進出させ、この部材の先端面9cを、時計機械体3の突部3aの内面である嵌合溝3bの内面と同一面にする。文字板8を降下し、垂直移動駆動手段4cにより度当り部材9の先端面9cに当接可能なレベルに位置させ、駆動モータ6により文字板8を回転させ、この文字板の突部8aを度当り部材9の先端面9cに当接させた後、垂直移動手段4cにより文字板8をさらに降下させると、この文字板の突部8aは、同一面になっている度当り部材9の先端面9cと時計機械体3の突部3aの内面とにガイドされて、時計機械体3の嵌合溝3bに嵌合する。

効果

組込み部品を、被組込み部品の組立て位置誤差が生じていてもスムーズに組込むことができる。

概要

背景

従来から文字板時計機械体に自動的に組込む装置は、組立てロボットが文字板を把持してこれを回転させ、この回転動作によって文字板を度当り部材に当接させて位置決めし、そこでこの文字板を降下させて時計機械体の嵌合溝に組込むものであった。そして、この位置決め手段である度当り部材は、固定的に設置してあり、常に一定位置での位置決めを行い組込むものであった。

概要

スプリング12により、度当り部材9を進出させ、この部材の先端面9cを、時計機械体3の突部3aの内面である嵌合溝3bの内面と同一面にする。文字板8を降下し、垂直移動駆動手段4cにより度当り部材9の先端面9cに当接可能なレベルに位置させ、駆動モータ6により文字板8を回転させ、この文字板の突部8aを度当り部材9の先端面9cに当接させた後、垂直移動手段4cにより文字板8をさらに降下させると、この文字板の突部8aは、同一面になっている度当り部材9の先端面9cと時計機械体3の突部3aの内面とにガイドされて、時計機械体3の嵌合溝3bに嵌合する。

組込み部品を、被組込み部品の組立て位置誤差が生じていてもスムーズに組込むことができる。

目的

そこで、本発明の目的は、時計機械体等被組込み部品の設置位置が所定の位置とずれていても、度当り部材がその誤差に追従して文字板などの組込み部品の組込みが正確にできる文字板等の自動組込み装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

突部が形成してある組込み部品を、この突部が嵌合する嵌合部が形成してある被組込み部品に組込むもので、上記組込み部品を保持しこれを回転させる回転手段と、上記組込み部品の上記突部が当接可能な度当り部材が設けてある自動組込み装置において、上記度当り部材は、進退可能に設けてありかつ上記被組込み部品に設けてある突部に当接可能であり、上記度当り部材が上記被組込み部品に当接した状態において、この度当り部材の一端面は上記被組込み部品の上記嵌合部の内面と同一面となり、この面は上記組込み部品の上記突部を上記嵌合部へ案内するガイド面となることを特徴とする文字板等の自動組込み装置。

技術分野

0001

本発明は、例えば文字板時計機械体に自動的に組込む組込み装置に関するものである。

背景技術

0002

従来から文字板を時計機械体に自動的に組込む装置は、組立てロボットが文字板を把持してこれを回転させ、この回転動作によって文字板を度当り部材に当接させて位置決めし、そこでこの文字板を降下させて時計機械体の嵌合溝に組込むものであった。そして、この位置決め手段である度当り部材は、固定的に設置してあり、常に一定位置での位置決めを行い組込むものであった。

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、時計機械体を常に定位置で位置決めするものは同一工程でありながら時計機械体の金型加工誤差などによって微妙に変化しているものであり、組込まれる文字板の下方の所定位置に設置されるとは限らない。もし時計機械体の組立て位置が所定位置から僅かでもずれて誤差がある場合には、文字板は定位置の度当り部材に当接するため、文字板が設計通りに所定位置から所定方向に降下させても、この文字板を時計機械体に組込めないことがある。

0004

そこで、本発明の目的は、時計機械体等被組込み部品の設置位置が所定の位置とずれていても、度当り部材がその誤差に追従して文字板などの組込み部品の組込みが正確にできる文字板等の自動組込み装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

本発明の特徴は、度当り部材は、進退可能に設けてありかつ被組込み部品に設けてある突部に当接可能であり、度当り部材が上記被組込み部品に当接した状態において、この度当り部材の一端面は上記被組込み部品の嵌合部の内面と同一面となり、この面は上記組込み部品の上記突部を上記嵌合部へ案内するガイド面となるところにある。

0006

下図面を参照して本発明の実施例を説明する。まず全体構成から説明すると、図4に示すように、下方には搬送ラインベルトコンベア1が敷設してあり、このコンベア所定間隔をもって設けてあるパレット2上に被組込み部品の一例としての時計機械体3を載置し搬送している。コンベア1の上方には、組立てロボット4が設置してあり、このロボットはX軸移動体4aとY軸移動体4bとZ軸移動体、つまり垂直移動駆動体4cとからなり、この垂直移動駆動体の前面には、ブラケット5を介して回転手段の一例としての駆動モータ6が設置してある。駆動モータ6の駆動軸6aの下端には、チャック本体7が設けてある。図1に示すように、チャック本体7の下面には複数のチャック7aが垂設してあり、このチャックの吸引作用によって組込み部品の一例としての文字板8が吸着されるようになっている。そして、文字板8はチャック7aにより吸着された状態で、時計機械体3に組込まれる。

0007

ところで、文字板8の外形は、図3に示すように円板状で、対向する位置関係で突部8a,8aが一体的に形成してある。また時計機械体3も外周部に対向位置関係で2つ(図1,2に一方のみ図示)の突部3a,3aがあり、この突部の間は文字板8の突部8aが嵌合可能な被組込み部品の嵌合部の一例としての嵌合溝3bとなっている。そして、時計機械体3の径は、文字板8の突部8aの外径にほぼ一致している。

0008

次に度当り装置10について説明する。図1,2に示すように、度当り装置10はチャック本体7を中心として対向する位置に設けてあるもので、この両度当り装置は、実質的に同一構造となっている。逆L字状の支持体11が固定的に設置してあり、この支持体の左右に伸び上板の底面には、ガイド溝を左右方向に形成したガイド11aが垂設してある。また、逆L字状の度当り部材9の上面には、ガイド突起9aが突設してあり、このガイド突起は支持体11のガイド溝に嵌合し、このガイド溝に沿って度当り部材9が前後に移動自在に設けてある。そして、支持体11の基部の前面と度当り部材9の背面との間には、度当り部材9の移動駆動手段である圧縮されているスプリング12とエアシリンダ13とが介設してある。度当り部材9の先端部には、その下面に直角な段部9bが形成してあり、この段部から度当り部材9の一端面の一例としての先端面9cまでの距離は、時計機械体3の突起3aの横幅と同一である。度当り部材9の先端面9cは文字板8の突部8aに当接可能に形成されている。

0009

次に本発明の作用について説明する。先ずエアシリンダ13の空気圧開放すると、スプリング12のばね力により、度当り部材9は進出し、この度当り部材の先端の段部9bは時計機械体3の突部3aに当接して停止する。この時、もし時計機械体3の組立て位置に誤差があっても、度当り部材9はその誤差に追従している。これが図1の状態である。この時、度当り部材9の先端面9cは、時計機械体3の突部3aの内面と同一面、即ち嵌合溝3bの内面と同一面になっている。他方では、文字板8が組立てロボツト4により、X,Y軸方向に移動されながら時計機械体3の上方に位置している。

0010

そして、度当り部材9,9は、図3に示すように、文字板8の接線方向に位置しているため、垂直移動駆動手段4cにより文字板8は、図1の位置からさらに下方に降下させることができ、度当り部材9の先端面9cに当接可能なレベルに位置させる。この時の文字板8の突部8aと度当り部材9,9との位置関係を平面から見ると、図3鎖線状態にある。そこで駆動モータ6が回転駆動し、図3に示すように文字板8を反時計方向に回転させ、この文字板の突部8a,8aを、実線で示すように度当り部材9,9の先端面9c,9cに当接させる。

0011

そこで垂直移動駆動手段4cにより文字板8を降下させると、この文字板の突部8aは、同一面になっている度当り部材9の先端面9cと時計機械体3の突部3aの内面とにガイドされて、この時計機械体の嵌合溝3b内にスムーズに侵入し嵌合する。すなわち、先端面9cは文字板8の突部8aを時計機械体3の嵌合溝3bへ案内するガイド面となっている。

0012

その後、チャック7aの吸引作用を停止し、文字板8を開放してチャック本体7を上昇させる。同時に、エアシリンダ13を作動させてスプリング12のばね圧に抗して収縮させて度当り部材9を後退させる。この状態が図2である。なお、本実施例では、組込み部品を文字板としているが、文字板に限るものでないことは言うまでもない。

発明の効果

0013

本発明では、度当り部材が進退可能であるため、もし被組込み部品の組立て位置に誤差があっても、この度当り部材はその誤差に追従可能であり、さらに、この度当り部材の一端面が被組込み部品の嵌合部の内面と同一面となって組込み部品を組込むときのガイド作用をするので、組込み部品をスムーズに組込むことができる。

図面の簡単な説明

0014

図1組込み部品を被組込み部品に組込む直前の状態を示す正面図である。
図2組込み部品を被組込み部品に組込んだ後の状態を示す正面図である。
図3組込み部品と度当り部材との位置関係を示す平面図である。
図4被組込み部品の搬送手段と組込み部品の移動回転手段を示す正面図である。

--

0015

3 被組込み部品(時計機械体)
3a 被組込み部品の突部
3b 被組込み部品の嵌合部(嵌合溝)
6回転手段(駆動モータ)
8 組込み部品(文字板)
8a 組込み部品の突部
9 度当り部材
9c 度当り部材の一端面(先端面)

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