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技術 エンジンの点火時期制御装置

出願人 スズキ株式会社
発明者 星野淳一
出願日 1994年5月31日 (26年6ヶ月経過) 出願番号 1994-141027
公開日 1995年12月12日 (25年0ヶ月経過) 公開番号 1995-324668
状態 未査定
技術分野 点火時期の電気的制御
主要キーワード 負荷除去 走行運転状態 補正角θ 負荷補正係数 シフトレバ 負荷投入 補正角 負荷補正
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年12月12日)のものです。
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図面 (12)

目的

この発明の目的は、エンジン負荷投入及び除去される際の急激なトルク変動を抑制し得て、ショックを軽減し得て乗車感を向上し得て、制御ロジックの追加だけで実施し得るようにすることにある。

構成

このため、この発明は、エンジンを搭載する車両の所定運転状態において負荷投入信号及び負荷除去信号のいずれかが入力された場合には、エンジンの点火時期基本点火時期と所定に変化される負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御し、また、エンジンの点火時期を基本点火時期と所定に変化される負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するとともに変化される負荷補正角による目標点火時期の制御時にエンジンへの負荷の投入及び除去を実施すべく制御することを特徴としている。

概要

背景

車両等に搭載されるエンジンは、負荷状態に応じて要求される点火時期が変化する。そこで、エンジンには、負荷状態に応じて要求される点火時期になるように制御する点火時期制御装置を設けたものがある。この点火時期制御装置には、エンジンの点火時期を基本点火時期と各種補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するものがある。

このような点火時期制御装置としては、特開昭62−41951号公報や特開平2−23267号公報に開示されるものがある。

特開昭62−41951号公報に開示される点火時期制御装置は、エンジンにより駆動されるエアコンディショナ空調装置:以下「エアコン」と記す)のコンプレッサ高圧側圧力を検出する圧力検出手段を設け、エンジンのアイドル運転時に圧力検出手段の検出値に基づいて吸入空気量調整手段により増量されるエンジンへの吸入空気量あるいは点火時期制御装置によりアドバンスされる点火時期を負荷量に応じて補正する補正手段を設けたものである。

特開平2−23267号公報に開示される点火時期制御装置は、気圧の低下に応じて点火時期を進角側に補正する第1の点火時期補正手段を備え、エンジンにより駆動されるエアコンのコンプレッサを有するルームクーラ作動状態を検出する検出手段を備え、この検出手段によりルームクーラの作動状態の検出時に点火時期を進角側に補正する第2の点火時期補正手段を備え、前記第1の点火時期補正手段により点火時期の進角補正が行われているときには前記第2の点火時期補正手段の作動を制限する制限手段を備えたものである。

概要

この発明の目的は、エンジンに負荷が投入及び除去される際の急激なトルク変動を抑制し得て、ショックを軽減し得て乗車感を向上し得て、制御ロジックの追加だけで実施し得るようにすることにある。

このため、この発明は、エンジンを搭載する車両の所定運転状態において負荷投入信号及び負荷除去信号のいずれかが入力された場合には、エンジンの点火時期を基本点火時期と所定に変化される負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御し、また、エンジンの点火時期を基本点火時期と所定に変化される負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するとともに変化される負荷補正角による目標点火時期の制御時にエンジンへの負荷の投入及び除去を実施すべく制御することを特徴としている。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

エンジン点火時期基本点火時期と各種補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するエンジンの点火時期制御装置において、負荷投入信号により前記エンジンに投入されるととも負荷除去信号により前記エンジンから除去される負荷を設け、この負荷の投入及び除去による点火時期の負荷補正角を設け、前記エンジンを搭載する車両の所定運転状態において前記負荷投入信号及び負荷除去信号のいずれかが入力された場合には前記エンジンの点火時期を前記基本点火時期と所定に変化される前記負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御する制御手段を設けたことを特徴とするエンジンの点火時期制御装置。

請求項2

エンジンの点火時期を基本点火時期と各種補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するエンジンの点火時期制御装置において、負荷投入信号により前記エンジンに投入されるととも負荷除去信号により前記エンジンから除去される負荷を設け、この負荷の投入及び除去による点火時期の負荷補正角を設け、前記エンジンを搭載する車両の所定運転状態において前記負荷投入信号及び負荷除去信号のいずれかが入力された場合には前記エンジンの点火時期を前記基本点火時期と所定に変化される前記負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するとともに前記変化される負荷補正角による目標点火時期の制御時に前記エンジンへの前記負荷の投入及び除去を実施すべく制御する制御手段を設けたことを特徴とするエンジンの点火時期制御装置。

技術分野

0001

この発明は点火時期制御装置係り、特に、エンジン負荷投入及び除去される際の急激なトルク変動を抑制し得て、ショックを軽減し得て乗車感を向上し得て、制御ロジックの追加だけで実施し得るエンジンの点火時期制御装置に関する。

背景技術

0002

車両等に搭載されるエンジンは、負荷状態に応じて要求される点火時期が変化する。そこで、エンジンには、負荷状態に応じて要求される点火時期になるように制御する点火時期制御装置を設けたものがある。この点火時期制御装置には、エンジンの点火時期を基本点火時期と各種補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するものがある。

0003

このような点火時期制御装置としては、特開昭62−41951号公報や特開平2−23267号公報に開示されるものがある。

0004

特開昭62−41951号公報に開示される点火時期制御装置は、エンジンにより駆動されるエアコンディショナ空調装置:以下「エアコン」と記す)のコンプレッサ高圧側圧力を検出する圧力検出手段を設け、エンジンのアイドル運転時に圧力検出手段の検出値に基づいて吸入空気量調整手段により増量されるエンジンへの吸入空気量あるいは点火時期制御装置によりアドバンスされる点火時期を負荷量に応じて補正する補正手段を設けたものである。

0005

特開平2−23267号公報に開示される点火時期制御装置は、気圧の低下に応じて点火時期を進角側に補正する第1の点火時期補正手段を備え、エンジンにより駆動されるエアコンのコンプレッサを有するルームクーラ作動状態を検出する検出手段を備え、この検出手段によりルームクーラの作動状態の検出時に点火時期を進角側に補正する第2の点火時期補正手段を備え、前記第1の点火時期補正手段により点火時期の進角補正が行われているときには前記第2の点火時期補正手段の作動を制限する制限手段を備えたものである。

発明が解決しようとする課題

0006

ところで、エンジンには、負荷投入信号により投入されるととも負荷除去信号により除去される負荷を設けたものがある。例えば、エンジンには、このエンジンにより駆動されるエアコンのコンプレッサを設けたものがある。コンプレッサは、負荷投入信号であるコンプレッサON信号によりエンジンにから駆動力を供給されて駆動され、エンジンに負荷が投入される。また、コンプレッサは、負荷除去信号であるコンプレッサOFF信号によりエンジンからの駆動力を遮断されて停止され、エンジンから負荷が除去される。

0007

ところが、このエンジンを搭載する車両の停車運転状態において、コンプレッサOFF信号が入力された場合には、図10に示す如く、負荷の除去によりトルクが急激に増大する。この急激なトルク変動は、車体に伝播されて振動を生じさせ、乗車感を低下させる不都合がある。また、エンジンに連結された自動変速機走行レンジとしての車両の停車状態においては、増大するトルクによりクリープが大きくなるため、ブレーキペダル踏み込み力を増大させなければならない不都合がある。

0008

また、エンジンを搭載する車両の走行運転状態において、コンプレッサON信号やコンプレッサOFF信号が入力された場合には、図11に示す如く、負荷の投入や除去によりトルクが急激に増大・減少する。この急激なトルク変動は、車体に伝播されて振動を生じさせ、乗車感を低下させる不都合がある。

課題を解決するための手段

0009

そこで、上述の不都合を除去するために、この発明は、第1に、エンジンの点火時期を基本点火時期と各種補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するエンジンの点火時期制御装置において、負荷投入信号により前記エンジンに投入されるととも負荷除去信号により前記エンジンから除去される負荷を設け、この負荷の投入及び除去による点火時期の負荷補正角を設け、前記エンジンを搭載する車両の所定運転状態において前記負荷投入信号及び負荷除去信号のいずれかが入力された場合には前記エンジンの点火時期を前記基本点火時期と所定に変化される前記負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御する制御手段を設けたことを特徴とする。

0010

また、この発明は、第2に、エンジンの点火時期を基本点火時期と各種補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するエンジンの点火時期制御装置において、負荷投入信号により前記エンジンに投入されるととも負荷除去信号により前記エンジンから除去される負荷を設け、この負荷の投入及び除去による点火時期の負荷補正角を設け、前記エンジンを搭載する車両の所定運転状態において前記負荷投入信号及び負荷除去信号のいずれかが入力された場合には前記エンジンの点火時期を前記基本点火時期と所定に変化される前記負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するとともに前記変化される負荷補正角による目標点火時期の制御時に前記エンジンへの前記負荷の投入及び除去を実施すべく制御する制御手段を設けたことを特徴とする。

0011

この発明の構成によれば、点火時期制御装置は、制御手段によって、エンジンを搭載する車両の所定運転状態において負荷投入信号及び負荷除去信号のいずれかが入力された場合には、エンジンの点火時期を基本点火時期と所定に変化される負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御し、また、エンジンの点火時期を基本点火時期と所定に変化される負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するとともに変化される負荷補正角による目標点火時期の制御時にエンジンへの負荷の投入及び除去を実施すべく制御することにより、トルク変動を緩やかにすることができる。

0012

下図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。図1図3は、この発明の第1実施例を示すものである。図3において、2は図示しない車両に搭載されるエンジン、4は自動変速機、6は点火時期制御装置である。

0013

前記エンジン2には、点火時期制御装置6を構成するイグニションコイル8を設け、アイドルスイッチ10を設けている。前記自動変速機4とイグニションコイル8とアイドルスイッチ10とは、前記点火時期制御装置6の制御手段12に接続されている。

0014

自動変速機4は、シフトレバー(図示せず)により選択された各レンジに対応するシフト信号を制御手段12に入力する。アイドルスイッチ10は、図示しないスロットルバルブアイドル開度時にONになるとともに非アイドル開度時にOFFになるアイドルスイッチ信号を制御手段12に入力する

0015

前記点火時期制御装置6は、制御手段12によって、エンジン2の点火時期を基本点火時期θB と各種補正角θetc とより算出される目標点火時期θADV にすべく制御し、イグニションコイル8にイグニション信号を出力して点火プラグ(図示せず)に飛火させる。

0016

前記エンジン2には、負荷投入信号により投入されるととも負荷除去信号により除去される負荷として、エアコン(図示せず)のコンプレッサ14を設けている。コンプレッサ14は、エアコン制御部16に接続されている。コンプレッサ14は、エアコン制御部16の負荷投入信号であるON信号によりエンジン2から駆動力を供給されて駆動され、負荷除去信号であるOFF信号によりエンジン2からの駆動力を遮断されて停止される。

0017

これにより、エンジン2には、負荷投入信号であるON信号によりコンプレッサ14の負荷が投入され、負荷除去信号であるOFF信号によりコンプレッサ14の負荷が除去される。

0018

前記エアコン制御部16は、点火時期制御装置6の制御手段12に接続され、エアコンの駆動時にONになるとともに停止時にOFFになるエアコンスイッチ(図示せず)のエアコンスイッチ信号とコンプレッサ14のON信号及びOFF信号とを制御手段12に入力する。

0019

制御手段12には、各種補正角θetc の一つとして負荷であるコンプレッサ14の投入及び除去による点火時期の負荷補正角θACを設定して設けている。

0020

この制御手段12は、エンジン2を搭載する車両の所定運転状態において、負荷投入信号たるON信号及び負荷除去信号たるOFF信号のいずれかが入力された場合には、エンジン2の点火時期を基本点火時期θB と所定に変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御し、また、前記変化される負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン2へのコンプレッサ14の負荷の投入及び除去を実施すべく制御するものである。

0021

第1実施例において、制御手段12は、各種補正角θetc の一つとして負荷であるコンプレッサ14の投入及び除去による点火時期の負荷補正角θACを設け、自動変速機4からのシフト信号とアイドルスイッチ10からのアイドルスイッチ信号とエアコン制御部16からのエアコンスイッチ信号及びコンプレッサ14のON信号・OFF信号によって、エンジン2に連結された自動変速機4を走行レンジ(Dレンジ)としての車両の停車状態において負荷除去信号たるコンプレッサ14のOFF信号が入力された場合には、エンジン2の点火時期を基本点火時期θB と一旦遅角側の最大値aとしてから値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記遅角側の最大値aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン2からのコンプレッサ14の負荷の除去を実施すべく制御するものである。

0022

次に、この第1実施例の作用を、図1フローチャート及び図2タイムチャートに基づいて説明する。

0023

制御手段12は、プログラムスタートすると(ステップ100)、基本点火時期θB と負荷補正角θACを含む各種補正角θetc とより目標点火時期θADV を算出し(ステップ102)、エンジン2の点火時期を目標点火時期θADV にすべく制御する。

0024

次いで、アイドルスイッチ10のアイドルスイッチ信号がONであり、図示しないエアコンスイッチ信号がONであり、且つ自動変速機4のシフト信号により走行レンジ(Dレンジ)であるか否かを判断する(ステップ104)。

0025

この判断(ステップ104)がNOの場合は、リターンする。この判断(ステップ104)がYESの場合は、自動変速機4を走行レンジ(Dレンジ)としての車両の停車状態においてエアコンON時である。このとき、コンプレッサ14は、駆動されている。なお、判断(ステップ104)においては、車速を検出する車速センサやブレーキペダルの踏み込み状態を検出するブレーキスイッチを制御手段12に接続し、前記アイドルスイッチ信号やエアコンスイッチ信号、シフト信号に併せて、車速センサの車速信号やブレーキスイッチのブレーキスイッチ信号により、自動変速機4を走行レンジ(Dレンジ)としての車両の停車状態を判断することもできる。

0026

判断(ステップ104)がYESの場合は、コンプレッサ14の信号がOFF信号になったか否かを判断する(ステップ106)。

0027

この判断(ステップ106)がYESの場合は、図2に示す如く、負荷補正角θACを一旦遅角側の最大値aとしてから(θAC=a)、コンプレッサ14の信号がOFF信号になってから負荷補正角保持時間x1 を経過した後に、負荷補正角θACが零値0になる(θAC=0)よう負荷補正角復帰時間x2 が経過する毎に負荷補正角θACに負荷補正角復帰係数bを加えて負荷補正角θACを変化させ(θAC=θAC+b)、また、負荷補正角保持時間x1 が経過する前のコンプレッサ遅延時間yが経過した時に(x1 ≧y)コンプレッサ14を停止して負荷の除去を実施する(ステップ108)。

0028

一方、前記判断(ステップ106)がNOの場合は、負荷補正角θACを零値0とする(θAC=0)処理を実施する(ステップ110)。

0029

前記処理(ステップ108)・(ステップ110)の後は、エンド(ステップ110)になり、以後前記ステップを繰り返す。

0030

このように、第1実施例の点火時期制御装置6は、自動変速機4を走行レンジ(Dレンジ)としての車両の停車状態において、コンプレッサ14のOFF信号が入力された場合には、エンジン2の点火時期を基本点火時期θB と一旦遅角側の最大値aとしてから零値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記遅角側の最大値aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン2からのコンプレッサ14の負荷の除去を実施すべく制御していることにより、トルク変動を緩やかにすることができる。

0031

このため、この点火時期制御装置6は、エンジン2からコンプレッサ14の負荷が除去された際の急激なトルク変動を抑制して緩やかにすることができ、ショックを軽減し得て乗車感を向上することができる。また、この点火時期制御装置6は、制御手段12への制御ロジックの追加だけで実施し得て、コスト的に有利に実施し得るものである。

0032

図4図6は、この発明の第2実施例を示すものである。図6において、202は図示しない車両に搭載されるエンジン、204は吸気通路、206は排気通路、208はスロットルバルブ、210は点火時期制御装置である。

0033

前記エンジン202には、点火時期制御装置210を構成するイグニションコイル212を設けている。イグニションコイル212は、前記点火時期制御装置210の制御手段214に接続されている。

0034

前記点火時期制御装置210は、制御手段214によって、エンジン202の点火時期を基本点火時期θB と各種補正角θetc とより算出される目標点火時期θADV にすべく制御し、イグニションコイル212にイグニション信号を出力して点火プラグ(図示せず)に飛火させる。

0035

前記エンジン202には、負荷投入信号により投入されるととも負荷除去信号により除去される負荷として、エアコン(図示せず)のコンプレッサ216を設けている。コンプレッサ216は、エアコン制御部218に接続されている。コンプレッサ216は、エアコン制御部218の負荷投入信号であるON信号によりエンジン202から駆動力を供給されて駆動され、負荷除去信号であるOFF信号によりエンジン202からの駆動力を遮断されて停止される。

0036

これにより、エンジン202には、負荷投入信号であるON信号によりコンプレッサ216の負荷が投入され、負荷除去信号であるOFF信号によりコンプレッサ216の負荷が除去される。

0037

前記エアコン制御部218は、点火時期制御装置210の制御手段214に接続され、前記コンプレッサ216のON信号及びOFF信号を制御手段214に入力する。

0038

制御手段214には、各種補正角θetc の一つとして負荷であるコンプレッサ216の投入及び除去による点火時期の負荷補正角θACを設定して設けている。

0039

この制御手段214は、エンジン202を搭載する車両の所定運転状態において、負荷投入信号たるON信号及び負荷除去信号たるOFF信号のいずれかが入力された場合には、エンジン202の点火時期を基本点火時期θB と所定に変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御し、また、前記変化される負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン202へのコンプレッサ216の負荷の投入及び除去を実施すべく制御するものである。

0040

第2実施例において、制御手段214は、各種補正角θetc の一つとして負荷であるコンプレッサ216の投入及び除去による点火時期の負荷補正角θACを設け、エアコン制御部218からのコンプレッサ216のON信号・OFF信号によって、エンジン202を搭載する車両の走行運転状態において負荷投入信号たるコンプレッサ216のON信号が入力された場合には、エンジン202の点火時期を基本点火時期θB と一旦進角側の最大値Aとしてから零値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記進角側の最大値Aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン202へのコンプレッサ216の負荷の投入を実施すべく制御する。

0041

また、制御手段214は、エンジン202を搭載する車両の走行運転状態において負荷除去信号たるコンプレッサ216のOFF信号が入力された場合には、エンジン202の点火時期を基本点火時期θB と零値0から進角側の最大値Aになるよう変化させた後に直ちに零値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記進角側の最大値Aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン202からのコンプレッサ216の負荷の除去を実施すべく制御するものである。

0042

次に、この第2実施例の作用を、図4のフローチャート及び図5のタイムチャートに基づいて説明する。

0043

前記制御手段214は、エンジン202を搭載する車両の走行運転状態において、基本点火時期θB と負荷補正角θACを含む各種補正角θetc とより目標点火時期θADV を算出し、エンジン202の点火時期を目標点火時期θADV にすべく制御している。このとき、エアコン(図示せず)は、駆動されている。また、制御手段214は、図示しない車速センサの車速信号により、車両の走行運転状態を検出している。

0044

この制御手段214は、プログラムがスタートすると(ステップ300)、コンプレッサ216がONか否かを判断する(ステップ302)。

0045

コンプレッサ216が停止されていて、判断(ステップ302)がNOの場合は、コンプレッサ216の信号がOFF信号からON信号になったか否かを判断する(ステップ304)。この判断(ステップ304)がNOの場合は、リターンしてコンプレッサ216の信号がOFF信号からON信号になるのを待つ。

0046

判断(ステップ304)がYESの場合は、図5に示す如く、負荷補正角θACを一旦進角側の最大値A(θAC=A)とし(ステップ306)、コンプレッサ216をONして駆動することにより負荷の投入を実施し(ステップ308)、負荷補正角θACが零値0になる(θAC=0)よう負荷補正時間tが経過する毎に負荷補正角θACから負荷補正係数aを減じて(θAC=θAC−a)負荷補正角θACを変化させる処理を実施する(ステップ310)。

0047

一方、コンプレッサ216が駆動されていて、前記判断(ステップ302)がYESの場合は、コンプレッサ216の信号がON信号からOFF信号になったか否かを判断する(ステップ312)。

0048

この判断(ステップ312)がNOの場合は、リターンしてコンプレッサ216の信号がON信号からOFF信号になるのを待つ。

0049

この判断(ステップ312)がYESの場合は、図5に示す如く、負荷補正角θACを零値0(θAC=0)とし(ステップ314)、零値0から進角側の最大値Aになるよう負荷補正時間tが経過する毎に負荷補正角θACに負荷補正係数aを加えて(θAC=θAC+a)負荷補正角θACを変化させ(ステップ316)、負荷補正角θACが進角側の最大値A(θAC=A)となった際にコンプレッサ216をOFFして停止することにより負荷の除去を実施し(ステップ318)、負荷補正角θACを零値0(θAC=0)とする処理を実施する(ステップ320)。

0050

前記処理(ステップ310)・(ステップ320)の後は、エンド(ステップ322)になり、以後前記ステップを繰り返す。なお、負荷補正角θACは、(0≦θAC≦A)となっている。

0051

このように、第2実施例の点火時期制御装置210は、車両の走行運転状態においてコンプレッサ216のON信号が入力された場合には、エンジン202の点火時期を基本点火時期θB と一旦進角側の最大値Aとしてから零値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記進角側の最大値Aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン202へのコンプレッサ216の負荷の投入を実施すべく制御する。

0052

また、第2実施例の点火時期制御装置210は、車両の走行運転状態においてコンプレッサ216のOFF信号が入力された場合には、エンジン202の点火時期を基本点火時期θB と零値0から進角側の最大値Aになるよう変化させた後に直ちに零値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記進角側の最大値Aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン202からのコンプレッサ216の負荷の除去を実施すべく制御する。

0053

これにより、この第2実施例の点火時期制御装置210は、車両の走行運転状態におけるコンプレッサ216のON・OFF時に、エンジン202のトルク変動を緩やかにすることができる。

0054

このため、この点火時期制御装置210は、エンジン202にコンプレッサ216の負荷が投入・除去された際の急激なトルク変動を抑制して緩やかにすることができ、ショックを軽減し得て乗車感を向上し得て、滑らかな走行感を得ることができる。また、この点火時期制御装置210は、制御手段214への制御ロジックの追加だけで実施し得て、コスト的に有利に実施し得るものである。

0055

図7図9は、この発明の第3実施例を示すものである。図9において、402は図示しない車両に搭載されるエンジン、404は吸気通路、406は排気通路、408はスロットルバルブ、410は点火時期制御装置である。

0056

前記エンジン402には、点火時期制御装置410を構成するイグニションコイル412を設けている。イグニションコイル412は、前記点火時期制御装置410の制御手段414に接続されている。

0057

前記点火時期制御装置410は、制御手段414によって、エンジン402の点火時期を基本点火時期θB と各種補正角θetc とより算出される目標点火時期θADV にすべく制御し、イグニションコイル412にイグニション信号を出力して点火プラグ(図示せず)に飛火させる。

0058

前記エンジン402には、負荷投入信号により投入されるととも負荷除去信号により除去される負荷として、エアコン(図示せず)のコンプレッサ416を設けている。コンプレッサ416は、エアコン制御部418に接続されている。コンプレッサ416は、エアコン制御部418の負荷投入信号であるON信号によりエンジン402から駆動力を供給されて駆動され、負荷除去信号であるOFF信号によりエンジン402からの駆動力を遮断されて停止される。

0059

これにより、エンジン402には、負荷投入信号であるON信号によりコンプレッサ416の負荷が投入され、負荷除去信号であるOFF信号によりコンプレッサ416の負荷が除去される。

0060

前記エアコン制御部418は、点火時期制御装置410の制御手段414に接続され、前記コンプレッサ416のON信号及びOFF信号を制御手段414に入力する。

0061

前記制御手段414には、各種補正角θetc の一つとして負荷であるコンプレッサ416の投入及び除去による点火時期の負荷補正角θACを設定して設けている。この制御手段414は、エンジン402を搭載する車両の所定運転状態において、負荷投入信号たるON信号及び負荷除去信号たるOFF信号のいずれかが入力された場合には、エンジン402の点火時期を基本点火時期θB と所定に変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御し、また、前記変化される負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン402へのコンプレッサ416の負荷の投入及び除去を実施すべく制御するものである。

0062

第3実施例において、制御手段414は、各種補正角θetc の一つとして負荷であるコンプレッサ416の投入及び除去による点火時期の負荷補正角θACを設け、エアコン制御部418からのコンプレッサ416のON信号・OFF信号によって、エンジン402を搭載する車両の走行運転状態において負荷投入信号たるコンプレッサ416のON信号が入力された場合には、エンジン402の点火時期を基本点火時期θB と零値0から遅角側の最大値Aになるよう変化させた後に直ちに零値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記遅角側の最大値Aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン402へのコンプレッサ416の負荷の投入を実施すべく制御する。

0063

また、制御手段414は、エンジン402を搭載する車両の走行運転状態において負荷除去信号たるコンプレッサ416のOFF信号が入力された場合には、エンジン402の点火時期を基本点火時期θB と一旦遅角側の最大値Aとしてから零値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記遅角側の最大値Aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン402からのコンプレッサ416の負荷の除去を実施すべく制御するものである。

0064

次に、この第3実施例の作用を、図7のフローチャート及び図8のタイムチャートに基づいて説明する。

0065

前記制御手段414は、エンジン402を搭載する車両の走行運転状態において、基本点火時期θB と負荷補正角θACを含む各種補正角θetc とより目標点火時期θADV を算出し、エンジン402の点火時期を目標点火時期θADV にすべく制御している。このとき、エアコン(図示せず)は、駆動されている。また、制御手段414は、図示しない車速センサの車速信号により、車両の走行運転状態を検出している。

0066

この制御手段414は、プログラムがスタートすると(ステップ500)、コンプレッサ416がONか否かを判断する(ステップ502)。

0067

コンプレッサ416が停止されていて、この判断(ステップ502)がNOの場合は、コンプレッサ416の信号がOFF信号からON信号になったか否かを判断する(ステップ504)。

0068

この判断(ステップ504)がNOの場合は、リターンしてコンプレッサ416の信号がOFF信号からON信号になるのを待つ。

0069

この判断(ステップ504)がYESの場合は、図8に示す如く、負荷補正角θACを零値0(θAC=0)とし(ステップ506)、零値0から遅角側の最大値Aになるよう負荷補正時間tが経過する毎に負荷補正角θACから負荷補正係数aを減じて(θAC=θAC−a)負荷補正角θACを変化させ(ステップ508)、負荷補正角θACが遅角側の最大値A(θAC=A)となった際にコンプレッサ416をONして駆動することにより負荷の投入を実施し(ステップ510)、負荷補正角θACを零値0(θAC=0)とする処理を実施する(ステップ512)。

0070

一方、コンプレッサ416が駆動されていて、前記判断(ステップ502)がYESの場合は、コンプレッサ416の信号がON信号からOFF信号になったか否かを判断する(ステップ514)。

0071

この判断(ステップ514)がNOの場合は、リターンしてコンプレッサ416の信号がON信号からOFF信号になるのを待つ。

0072

この判断(ステップ514)がYESの場合は、図8に示す如く、負荷補正角θACを一旦遅角側の最大値A(θAC=A)として(ステップ516)、コンプレッサ416をOFFして停止することにより負荷の除去を実施し(ステップ518)、負荷補正角θACが零値0になる(θAC=0)よう負荷補正時間tが経過する毎に負荷補正角θACに負荷補正係数aを加えて(θAC=θAC+a)負荷補正角θACを変化させる処理を実施する(ステップ520)。

0073

前記処理(ステップ512)・(ステップ520)の後は、エンド(ステップ522)になり、以後前記ステップを繰り返す。なお、負荷補正角θACは、(A≦θAC≦0)となっている。

0074

このように、第3実施例の点火時期制御装置210は、車両の走行運転状態においてコンプレッサ216のON信号が入力された場合には、エンジン202の点火時期を基本点火時期θB と零値0から遅角側の最大値Aになるよう変化させた後に直ちに零値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記遅角側の最大値Aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン402へのコンプレッサ416の負荷の投入を実施すべく制御する。

0075

また、第3実施例の点火時期制御装置210は、車両の走行運転状態においてコンプレッサ216のOFF信号が入力された場合には、エンジン202の点火時期を基本点火時期θB と一旦遅角側の最大値Aとしてから零値0になるよう変化される負荷補正角θACとより算出される目標点火時期θADV にすべく制御するとともに、前記遅角側の最大値Aとした負荷補正角θACによる目標点火時期θADV の制御時にエンジン402からのコンプレッサ416の負荷の除去を実施すべく制御する。

0076

これにより、この第3実施例の点火時期制御装置410は、車両の走行運転状態におけるコンプレッサ416のON・OFF時に、エンジン402のトルク変動を緩やかにすることができる。

0077

このため、この点火時期制御装置410は、エンジン402にコンプレッサ416の負荷が投入・除去された際の急激なトルク変動を抑制して緩やかにすることができ、ショックを軽減し得て乗車感を向上し得て、滑らかな走行感を得ることができる。また、この点火時期制御装置410は、制御手段414への制御ロジックの追加だけで実施し得て、コスト的に有利に実施し得るものである。

発明の効果

0078

このように、この発明によれば、点火時期制御装置は、車両の所定運転状態において負荷投入信号及び負荷除去信号のいずれかが入力された場合には、エンジンの点火時期を基本点火時期と所定に変化される負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御し、また、エンジンの点火時期を基本点火時期と所定に変化される負荷補正角とより算出される目標点火時期にすべく制御するとともに変化される負荷補正角による目標点火時期の制御時にエンジンへの負荷の投入及び除去を実施すべく制御することにより、トルク変動を緩やかにすることができる。

0079

このため、この点火時期制御装置は、エンジンに負荷が投入及び除去された際の急激なトルク変動を抑制し得て、ショックを軽減し得て乗車感を向上することができる。また、この点火時期制御装置は、制御手段への制御ロジックの追加だけで実施し得て、コスト的に有利に実施し得るものである。

図面の簡単な説明

0080

図1第1実施例における点火時期制御のフローチャートである。
図2第1実施例における点火時期制御のタイムチャートである。
図3第1実施例における点火時期制御装置の概略構成図である。
図4第2実施例における点火時期制御のフローチャートである。
図5第2実施例における点火時期制御のタイムチャートである。
図6第2実施例における点火時期制御装置の概略構成図である。
図7第3実施例における点火時期制御のフローチャートである。
図8第3実施例における点火時期制御のタイムチャートである。
図9第3実施例における点火時期制御装置の概略構成図である。
図10第1の従来例における点火時期制御のタイムチャートである。
図11第2の従来例における点火時期制御のタイムチャートである。

--

0081

2エンジン
4自動変速機
6点火時期制御装置
8イグニションコイル
10アイドルスイッチ
12 制御手段
14コンプレッサ
16エアコン制御部

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