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技術 画像記録装置

出願人 キヤノン株式会社
発明者 伊藤善邦高田吉宏具善玉
出願日 1994年5月18日 (25年10ヶ月経過) 出願番号 1994-128157
公開日 1995年11月28日 (24年3ヶ月経過) 公開番号 1995-309044
状態 未査定
技術分野 単票の取扱い 電子写真における紙送り ベルト、ローラ以外の手段による供給
主要キーワード 画像記録素子 模式的縦断面図 環境湿度変化 ラックピニオン 搬送下ローラ 導電ブラシ 搬送台 ボールスクリュー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年11月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

目的

画像の各走査毎継ぎ目部に生じる画質劣化汚れを解消することができる画像記録装置を提供する。

構成

被記録材2を被記録材搬送台4上に固定する被記録材固定手段としての給紙ローラ3bおよび排紙ローラ12と、被記録材搬送台4を定量間欠送りする被記録材搬送台搬送手段としての搬送下ローラ9と、を備えた被記録材搬送装置を有する。

概要

背景

従来、この種の画像記録装置としては、読み取った画像をデジタル信号に変換し、デジタル信号に変換されたデータを処理したあと、複数の画像記録素子を有する記録ヘッド複数回走査して画像を形成するいわゆるシリアルスキャン型の記録装置が知られている。

以上のような装置、つまり、被記録材を定量間欠送りして記録していく記録装置では、被記録材の送り精度画像品位に大きな影響を及ぼす。そのため、被記録材を搬送する駆動源としては、一般に、位置決め精度に優れているパルスモータが使用され、送り精度に関する部材、例えば、直接被記録材に接触して搬送する搬送ローラなども高い精度のものが使用されている。

概要

画像の各走査毎継ぎ目部に生じる画質劣化汚れを解消することができる画像記録装置を提供する。

被記録材2を被記録材搬送台4上に固定する被記録材固定手段としての給紙ローラ3bおよび排紙ローラ12と、被記録材搬送台4を定量間欠送りする被記録材搬送台搬送手段としての搬送下ローラ9と、を備えた被記録材搬送装置を有する。

目的

本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは画像の各走査毎の継ぎ目部に生じる画質の劣化や汚れを解消することができる画像記録装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

被記録材を被記録材搬送台上に固定する被記録材固定手段と、前記被記録材搬送台を移動させる被記録材搬送台搬送手段と、を備えた被記録材搬送装置を有することを特徴とする画像記録装置

請求項2

前記被記録材固定手段は静電吸着手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。

請求項3

前記被記録材搬送台搬送手段は前記被記録材搬送台を定量間欠送りすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像記録装置。

技術分野

0001

本発明は、複数の画像記録素子を有する複数の記録ヘッドにより画像を記録する画像記録装置に関し、特に被記録材の搬送に関する。

背景技術

0002

従来、この種の画像記録装置としては、読み取った画像をデジタル信号に変換し、デジタル信号に変換されたデータを処理したあと、複数の画像記録素子を有する記録ヘッドを複数回走査して画像を形成するいわゆるシリアルスキャン型の記録装置が知られている。

0003

以上のような装置、つまり、被記録材を定量間欠送りして記録していく記録装置では、被記録材の送り精度画像品位に大きな影響を及ぼす。そのため、被記録材を搬送する駆動源としては、一般に、位置決め精度に優れているパルスモータが使用され、送り精度に関する部材、例えば、直接被記録材に接触して搬送する搬送ローラなども高い精度のものが使用されている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら実際には、被記録材と搬送ローラが滑るなど各走査毎の搬送量はバラついて各走査間継ぎ目部にスジ状の画像劣化が発生していた。

0005

また、最近の傾向として、普通紙,コート紙,厚紙,OHPシートなど複数種の被記録材の需要があるが、各被記録材の物性値摩擦係数,厚みなど)は異なるため搬送量や搬送量のバラツキも異なるという問題点があった。

0006

その他、被記録材の種類によって低湿環境などでカールが発生し、搬送に支障をきたす場合があった。この被記録材のカールは、被記録材中の水分量により被記録材が伸び縮みする性質が原因で、環境湿度変化などにより表面と裏面での水分量に差が生じ、表面と裏面の伸び縮みに差がでてカールが発生する現象である。

0007

さらに、インク滴を被記録材に付着させて記録を行なうインクジェット型記録装置では、別の問題があった。種々の被記録材のうちインク吸収性の悪い被記録材に記録し、搬送ローラで搬送した場合、被記録材上の吸収していないインクが搬送ローラにオフセットするという問題が発生していた。

0008

本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは画像の各走査毎の継ぎ目部に生じる画質劣化汚れを解消することができる画像記録装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために本発明にあっては、被記録材を被記録材搬送台上に固定する被記録材固定手段と、前記被記録材搬送台を移動させる被記録材搬送台搬送手段と、を備えた被記録材搬送装置を有することを特徴とする。

0010

前記被記録材固定手段は静電吸着手段を有するとよい。

0011

前記被記録材搬送台搬送手段は前記被記録材搬送台を定量間欠送りするとよい。

0012

上記のように構成された画像記録装置では、被記録材を被記録材搬送台上に固定する被記録材固定手段と、前記被記録材搬送台を移動させる被記録材搬送台搬送手段と、を備えた被記録材搬送装置を有するので、被記録材が固定された被記録材搬送台が移動され、被記録材が搬送される。

0013

被記録材固定手段が静電吸着手段を有することで、被記録材が強固に固定される。

0014

被記録材搬送台搬送手段は被記録材搬送台を定量間欠送りすることで、被記録材が安定して搬送される。

0015

以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

0016

(第1実施例)図1は本発明の第1実施例であるインクジェット記録装置模式的縦断面図であり、図2図1の斜視図である。

0017

図1及び図2において、被記録材搬送装置1の搬送機構を説明する。給紙用カセット内に積載された被記録材(普通紙,コート紙,OHPシートなど)2は、給紙ローラ3aを回転させることによって、最上部の1枚だけが分離されて被記録材搬送台4上へ送り出される。

0018

給紙ローラ3aは1回転後図示の位置で停止し、被記録材2に対する搬送力消滅するが、給紙ローラ3bが回転し被記録材2を被記録材搬送台4上に載せる。

0019

被記録材2先端が排紙ローラ12に接するまで給紙ローラ3bを回転させ停止する。排紙ローラ12で被記録材2の先端を、給紙ローラ3bで被記録材2の後端押さえ、被記録材搬送台4上に被記録材2を固定する。この給紙ローラ3bと排紙ローラ12が被記録材固定手段となる。

0020

被記録材2は、被記録材搬送台4に固定されたあと被記録材搬送台4に固定されたままC方向へ送られ、被記録材2先端が記録ヘッド18の下にきたところで停止する。

0021

被記録材搬送台4の下側はラック状に、搬送下ローラ9はピニオン状になっており、被記録材搬送台搬送手段としての搬送下ローラ9をパルスモータ8で駆動し被記録材搬送台4を矢印C方向へ搬送する。被記録材搬送台4は、図1において、被記録材2給紙時には右端に、記録終了時には左端にいる。

0022

図2において搬送下ローラ9は、パルスモータ8によりベルト6及びプーリ7を介して駆動される。

0023

この状態のもとで、記録ヘッド18を搭載したキャリッジ19でレール20に沿って図示していない走査モータにより矢印B方向に走査しながら、1行分の記録が行なわれる。

0024

1行分の記録が終了すると、搬送下ローラ9を矢印A方向回転させることにより、被記録材2は所定量だけ送られ、次の行の記録を行なうという動作が繰り返される。

0025

被記録材2の全体に対する記録が終了すると、該被記録材2は排紙ローラ12により排紙トレイ21へ排出される。

0026

以上のような一連の動作により画像記録が行なわれる。

0027

本構成によれば、従来の、被記録材を搬送ローラで直接送る方法に比べて、搬送量をバラつかせる要因が無くなっている。

0028

つまり、被記録材と搬送ローラとの滑りやそのために起こる各走査毎の搬送量バラツキ、各種被記録材の材質の差による搬送量の差などが無くなっている。前記の通り、シリアルスキャン型記録装置では被記録材を間欠送りする。つまり、搬送ローラにより被記録材が停止→搬送→停止→搬送・・・を繰り返していく。停止→搬送のときは被記録材と搬送ローラがそのときの被記録材の静摩擦係数の値に応じて滑り、搬送中は動摩擦係数の値に応じて滑り、搬送→停止のときも動摩擦係数の値に応じて滑る。

0029

しかし、被記録材をラックピニオン型の被記録材搬送台に密着させて被記録材搬送台を搬送する本搬送方法では、被記録材と搬送ローラの摩擦係数に依存することなく安定した被記録材搬送が行なわれる。

0030

前記理由により、本構成はシリアルスキャン型記録装置での前記継ぎ目スジを軽減させる方法として有効である。

0031

また、被記録材2表面に対して非接触で搬送するため搬送ローラに吸収されていないインクがオフセットして画像を劣化させることを防止させることができるという作用もある。

0032

(第2実施例)本発明の第2実施例では、被記録材搬送台4上の被記録材固定手段として静電吸着を利用したもので、図3に基づいて説明する。

0033

被記録材搬送台4の表面は体積抵抗が108 〜1010Ω・cm以上の絶縁層からなり、その絶縁層の表面は帯電ローラ帯電ブラシコロナ放電などの帯電手段15によって数百〜数万ボルトの一定の正の電荷をのせられる。印加電圧は、帯電手段15の構成,材質,被記録材の種類などの条件に応じて最適値に設定される。本検討では、帯電手段15に帯電ブレードを使用し、0.5〜5kVの電圧印加した。

0034

給紙ローラ3a,3bにより被記録材2が帯電した被記録材搬送台4上に送られてくる時、被記録材2表面を導電ブラシ導電ローラ,コロナ放電などの除電手段14により接地または数百〜数万ボルトの負の電荷を付与することで被記録材2の表面を負に帯電する。

0035

これらの両極の電荷により、被記録材2は被記録材搬送台4上に強く吸着することができる。このため、被記録材2は前記低湿環境などでのカールが発生したとしても前記両極の電荷により被記録材搬送台4上に吸着し、カールを防止することができ、搬送に支障をきたすことはなくなる。

0036

本構成により、前記つなぎスジのない画像が得られ、かつ、被記録材搬送時に支障をきたす被記録材のカールを防止することができる。

0037

なお、本発明での被記録材搬送台搬送手段はラックピニオン型であったが、いわゆるボールスクリュー型であってもよく、さらに高精度で搬送することができ効果的に継ぎスジを防止できる場合もある。

0038

さらに画像記録方法は、インクジェット型記録のみならず、シリアルスキャン型の記録方法であれば本発明の効果は得られる。

発明の効果

0039

本発明は以上の構成および作用を有するもので、被記録材を被記録材搬送台上に固定する被記録材固定手段と、前記被記録材搬送台を移動させる被記録材搬送台搬送手段と、を備えた被記録材搬送装置を有するので、被記録材が固定された被記録材搬送台が移動され、被記録材が搬送されることになり、従来の被記録材と搬送ローラとの滑り、各走査毎の継ぎ目部に生じる画像の劣化が解消され、画像品位が向上できる。

0040

被記録材固定手段が静電吸着手段を有することで、被記録材が強固に固定され、従来のカールによる搬送不良も解消できる。

0041

被記録材搬送台搬送手段は被記録材搬送台を定量間欠送りすることで、被記録材が安定して搬送され、画像品位をさらに向上できる。

図面の簡単な説明

0042

図1図1は本発明の第1実施例であるインクジェット記録装置の模式的縦断面図である。
図2図2図1の斜視図である。
図3図3は本発明の第2実施例の模式的縦断面図である。

--

0043

1被記録材搬送装置
2被記録材
3a給紙ローラ
3b 給紙ローラ(被記録材固定手段)
4 被記録材搬送台
9搬送下ローラ(被記録材搬送台搬送手段)
12排紙ローラ(被記録材固定手段)
14除電手段(被記録材固定手段)
15帯電手段(被記録材固定手段)
18 記録ヘッド

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