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技術 結石除去装置

出願人 フェルトンホールディング
発明者 マンフレッドシュルツウォルフガングメルクル
出願日 1995年2月22日 (25年9ヶ月経過) 出願番号 1995-033230
公開日 1995年11月28日 (24年11ヶ月経過) 公開番号 1995-308323
状態 特許登録済
技術分野 内視鏡 手術用機器 手術用機器 内視鏡
主要キーワード 同軸調整 圧搾空気供給源 オペレイティング 調整寸法 保護外装 受け入れポケット 超音波ソノトロード 受入れ開口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年11月28日)のものです。
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図面 (4)

目的

結石を確実に捕捉して粉砕すると共に、その粉砕物を安全に除去する。

構成

衝撃波を伝達するプローブ2を有するリソトリプタ1を備えている。内視鏡オペレイティング通路に挿入されてプローブ2を案内する案内チューブ5を設けている。案内チューブ5には、吸引ポンプを接続し、プローブ2により粉砕された結石を吸引ポンプの吸引圧力により除去する吸引摘出路8,9,10,15を形成している。

概要

背景

従来の内視鏡手術による体内結石粉砕技術としては、欧州特許EP0317507B1に開示されているように、圧搾空気により移動するプロジェクタイル(projectile)を用いて衝撃波を伝達するプローブ衝撃エネルギーが付与され、プローブの先端が結石に接触すると、上記衝撃エネルギーにより結石を粉砕するリソトリプタがある。

そのようなリソトリプタを用いて実行される体内結石粉砕処置は、上記リソトリプタのプローブが内視鏡オペレイティング通路(operating passage)に導入されて行われており、上記プローブは、その先端において粉砕されるべき塊(concremet)との接触を可能にし且つその接触状態が常に維持されてモニター監視できるように内視鏡のオペレイティング通路の先端よりわずかに先に突出するまでオペレイティング通路に導入される。

また、体内の結石を粉砕すると共に、結石粉砕物を収容除去する技術として、ドイツ特許DE3545176C2には、収容手段と組み合わされた光学内視鏡システムであっても、超音波ソノトロード(ultrasonic sonotrode)と組み合わされた光学内視鏡システムであっても、選択的に導入可能なオペレイティング通路を有する内視鏡が開示されている。

上記オペレイティング通路の自由端には、展性を有するゴム弾性材料からなり、粉砕されるべき結石を受け入れ受入れポケットが取り付けられている。この受入れポケットは、受入れポケットの弾性復元力に抗する収容部材により一時的に弾性的に張り出される受入れ開口部を備えている。

結石粉砕手術は、上記収容部材が内視鏡のオペレイティング通路から引き下げられ、代わりに超音波ソノトロードがオペレイティング通路に導入されると、直ちに受け入れポケット内で実行される。その後、受入れ開口部が再び閉じられると、弾性復元した受入れポケットは、結石粉砕により生じた結石の粉砕物がポケット外に排出するのを防止する。結石粉砕物は、ソノトロード(sonotrode)の取り外し後に、内視鏡軸のオペレイティング通路に残った受入れポケットと共に、最終的に安全に除去される。

更に、別の結石粉砕および除去技術として、ドイツ特許DE3720424C2に開示されたものがある。ここでは、可撓性を有する振動伝達部材を備えた超音波ソノトロードが提示されている。上記振動伝達部材は、超音波ソノトロードにより生成された超音波を伝達するものであり、管状保護外装に包まれている。そして、この管状保護外装を介して、潅流液が、ソノトロードにより粉砕されるべき塊が位置する腔にソノトロードにより供給されるようになっている。

上記保護外装の外側には、プラスチック配管、又は、内視鏡のオペレイティング通路の周壁に一体に形成された環状路が設けられている。この環状路は、潅流液及びソノトロードの操作時に生じる結石粉砕物を摘出するためのものであり、この環状路には、上記保護外装により保護された振動伝達部材が導入されている。同時に、ハンドピースとして使用可能なソノトロード用外装に関して、上記のような構成は、上記振動伝達部材に対する保護外装の自由な変位により結石粉砕物用の上記伝達部材末端部露呈し得るような保護外装として選択される。

概要

結石を確実に捕捉して粉砕すると共に、その粉砕物を安全に除去する。

衝撃波を伝達するプローブ2を有するリソトリプタ1を備えている。内視鏡のオペレイティング通路に挿入されてプローブ2を案内する案内チューブ5を設けている。案内チューブ5には、吸引ポンプを接続し、プローブ2により粉砕された結石を吸引ポンプの吸引圧力により除去する吸引摘出路8,9,10,15を形成している。

目的

本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、粉砕されるべき結石を常に確実に捕捉し得ると共に、体内用のリソトリプタを使用する際に結石粉砕手術により生じる結石粉砕物の除去をより安全化する結石除去装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

内視鏡オペレイティング通路に導入され、衝撃波を伝達するプローブを有する体内用のリソトリプタを用いて腎臓結石及び尿管結石である尿結石等の結石を除去する結石除去装置であって、外径が内視鏡のオペレイティング通路に同軸に導入されように設定され且つ内径がリソトリプタのプローブに同軸調整されるように設定された案内チューブと、該案内チューブによって形成されると共に、吸引ポンプが接続され、上記プローブにより粉砕された結石を摘出するための吸引路と、上記案内チューブを該案内チューブの接続部材を介してリソトリプタのハンドピース取付け連結手段とを備えていることを特徴とする結石除去装置。

請求項2

請求項1記載の結石除去装置において、吸引路は、案内チューブと該案内チューブに同軸で挿入されるリソトリプタのプローブとの間で環状路として構成され、該環状路は、吸引路の一部をなす接続部材の貫通孔の軸に対して横切る方向か、又は斜め方向に延びる第1接続孔を通じて、上記貫通孔において吸引ポンプに連通しており、上記プローブは、環状路を通って案内チューブに導入され、上記第1接続孔には、吸引ポンプの配管コネクタに接続される第1ルアロックコネクタが設けられていることを特徴とする結石除去装置。

請求項3

請求項2記載の結石除去装置において、第1接続孔には、吸引ポンプが接続された際に吸引路に付加される吸引圧力を調節又は遮断する調節可能な遮断部材が設けられていることを特徴とする結石除去装置。

請求項4

請求項3記載の結石除去装置において、遮断部材は、トランペット型バルブで構成されていることを特徴とする結石除去装置。

請求項5

請求項1〜4の何れか1記載の結石除去装置において、連結手段は、案内チューブにおける接続部材の中空のねじ管継手と同軸に螺合される接続部材を備えており、該連結手段の接続部材には、吸引路に連通する第2接続孔が形成され、該第2接続孔は、案内チューブ及び該案内チューブの接続部材の貫通孔と軸合わせされており、上記第2接続孔には、リソトリプタを取外した際に、吸引ポンプの配管コネクタに接続される第2ルアロックコネクタが設けられていることを特徴とする結石除去装置。

請求項6

請求項5記載の結石除去装置において、連結手段の接続部材には、連結手段を構成する連結スリーブの一端側の接続端に形成された雌ねじと螺合する雄ねじを有し、該雄ねじにより上記接続端にねじ締めされる延出部が設けられており、上記連結スリーブは、案内チューブと軸合わせされていると共に、案内チューブに対して反対側に位置する他端の締結端にリソトリプタのハンドピースを摩擦接続する接続手段を備えていることを特徴とする請求項5記載の結石除去装置。

請求項7

請求項6記載の結石除去装置において、連結スリーブの接続端には、封止リングが挿入されており、該封止リングは、連結スリーブと接続部材の雄ねじとの螺合によって固定され、封止リングの中心孔を通るリソトリプタのプローブと吸引路との間をシールするように構成されていることを特徴とする結石除去装置。

請求項8

請求項1〜7の何れか1記載の結石除去装置において、連結手段は、案内チューブとリソトリプタのプローブとの間の軸方向の調節が可能に構成されていることを特徴とする結石除去装置。

請求項9

請求項1〜8の何れか1記載の結石除去装置において、連結手段の連結スリーブの締結端は、リソトリプタのハンドピースに同軸に圧入されて軸方向に移動しないようにハンドピースに保持された螺刻スリーブに対して調整ねじを介して接続され、上記連結スリーブは、螺刻スリーブを回転させることによりプローブが案内チューブに対して軸方向に調節されるように構成されていることを特徴とする結石除去装置。

請求項10

請求項1〜8の何れか1記載の結石除去装置において、連結スリーブは、リソトリプタのハンドピースに同軸に圧入され、該連結スリーブは、連結スリーブの締結端に形成された雄ねじに螺合されたクランプねじ込み口金によりハンドピースに対してクランプされるように構成されていることを特徴とする結石除去装置。

請求項11

請求項1〜10の何れか1記載の結石除去装置において、衝撃波を伝達するプローブを備えた体内用のリソトリプタが一体成形されていることを特徴とする結石除去装置。

技術分野

0001

本発明は、内視鏡オペレイティング通路(operating passage)に導入され、衝撃波を伝達するプローブを有する体内用のリソトリプタ(lithotripter)を用いて腎臓結石及び尿管結石である尿結石等の結石を除去する結石除去装置に関する。

背景技術

0002

従来の内視鏡手術による体内結石粉砕技術としては、欧州特許EP0317507B1に開示されているように、圧搾空気により移動するプロジェクタイル(projectile)を用いて衝撃波を伝達するプローブに衝撃エネルギーが付与され、プローブの先端が結石に接触すると、上記衝撃エネルギーにより結石を粉砕するリソトリプタがある。

0003

そのようなリソトリプタを用いて実行される体内結石粉砕処置は、上記リソトリプタのプローブが内視鏡のオペレイティング通路(operating passage)に導入されて行われており、上記プローブは、その先端において粉砕されるべき塊(concremet)との接触を可能にし且つその接触状態が常に維持されてモニター監視できるように内視鏡のオペレイティング通路の先端よりわずかに先に突出するまでオペレイティング通路に導入される。

0004

また、体内の結石を粉砕すると共に、結石粉砕物を収容除去する技術として、ドイツ特許DE3545176C2には、収容手段と組み合わされた光学内視鏡システムであっても、超音波ソノトロード(ultrasonic sonotrode)と組み合わされた光学内視鏡システムであっても、選択的に導入可能なオペレイティング通路を有する内視鏡が開示されている。

0005

上記オペレイティング通路の自由端には、展性を有するゴム弾性材料からなり、粉砕されるべき結石を受け入れ受入れポケットが取り付けられている。この受入れポケットは、受入れポケットの弾性復元力に抗する収容部材により一時的に弾性的に張り出される受入れ開口部を備えている。

0006

結石粉砕手術は、上記収容部材が内視鏡のオペレイティング通路から引き下げられ、代わりに超音波ソノトロードがオペレイティング通路に導入されると、直ちに受け入れポケット内で実行される。その後、受入れ開口部が再び閉じられると、弾性復元した受入れポケットは、結石粉砕により生じた結石の粉砕物がポケット外に排出するのを防止する。結石粉砕物は、ソノトロード(sonotrode)の取り外し後に、内視鏡軸のオペレイティング通路に残った受入れポケットと共に、最終的に安全に除去される。

0007

更に、別の結石粉砕および除去技術として、ドイツ特許DE3720424C2に開示されたものがある。ここでは、可撓性を有する振動伝達部材を備えた超音波ソノトロードが提示されている。上記振動伝達部材は、超音波ソノトロードにより生成された超音波を伝達するものであり、管状保護外装に包まれている。そして、この管状保護外装を介して、潅流液が、ソノトロードにより粉砕されるべき塊が位置する腔にソノトロードにより供給されるようになっている。

0008

上記保護外装の外側には、プラスチック配管、又は、内視鏡のオペレイティング通路の周壁に一体に形成された環状路が設けられている。この環状路は、潅流液及びソノトロードの操作時に生じる結石粉砕物を摘出するためのものであり、この環状路には、上記保護外装により保護された振動伝達部材が導入されている。同時に、ハンドピースとして使用可能なソノトロード用外装に関して、上記のような構成は、上記振動伝達部材に対する保護外装の自由な変位により結石粉砕物用の上記伝達部材末端部露呈し得るような保護外装として選択される。

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、上述した各結石粉砕技術は、以下のような欠点を招来している。その欠点とは、最適の結石除去技術にとって、粉砕されるべき結石に対するプローブ先端の相対位置を絶えず修正して、塊(concrement)の粉砕物が少なくなっても、医師が自然排尿、特に、スプリンティングカテーテル(splinting catheter)を同時に挿入する場合の排尿に適切であると判断し得る大きさの塊になるまで最小の抵抗で、最適の結石粉砕効果が確保される攻撃点にプローブ先端を位置させなければならないという点である。

0010

従って、適切な結石粉砕技術は、挿入されたスプリンティングカテーテルを用いて粉砕された塊を除去することが可能か否かの判断と必然的に関連しているのである。

0011

本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、粉砕されるべき結石を常に確実に捕捉し得ると共に、体内用のリソトリプタを使用する際に結石粉砕手術により生じる結石粉砕物の除去をより安全化する結石除去装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明が講じた手段は、先ず、内視鏡のオペレイティング通路(operating passage)に導入され、衝撃波を伝達するプローブを有する体内用のリソトリプタを用いて腎臓結石及び尿管結石である尿結石等の結石を除去する結石除去装置を対象としている。そして、外径が内視鏡のオペレイティング通路に同軸に導入されるように設定され且つ内径がリソトリプタのプローブに同軸調整されるように設定された案内チューブが設けられている。更に、該案内チューブによって形成されると共に、吸引ポンプが接続され、上記プローブにより粉砕された結石を摘出するための吸引路が設けられている。加えて、上記案内チューブを該案内チューブの接続部材を介してリソトリプタのハンドピースに取付け連結手段が設けられている。

0013

また、請求項2に係る発明が講じた手段は、上記請求項1の発明において、吸引路が、案内チューブと該案内チューブに同軸で挿入されるリソトリプタのプローブとの間で環状路として構成され、該環状路は、吸引路の一部をなす接続部材の貫通孔の軸に対して横切る方向か、又は斜め方向に延びる第1接続孔を通じて、上記貫通孔において吸引ポンプに連通している。そして、上記プローブは、環状路を通って案内チューブに導入され、上記第1接続孔には、吸引ポンプの配管コネクタに接続される第1ルアロックコネクタ(Luer lock connector)が設けられている。

0014

また、請求項3に係る発明が講じた手段は、上記請求項2の発明において、第1接続孔には、吸引ポンプが接続された際に吸引路に付加される吸引圧力を調節又は遮断する調節可能な遮断部材が設けられた構成としている。

0015

また、請求項4に係る発明が講じた手段は、上記請求項3の発明において、遮断部材が、トランペット型バルブ(trumpet-type valve)で構成されたものである。

0016

また、請求項5に係る発明が講じた手段は、上記請求項1〜4の何れか1の発明において、連結手段が、案内チューブの接続部材の中空のねじ管継手と同軸に螺合される接続部材を備えている。そして、該連結手段の接続部材には、吸引路に連通する第2接続孔が形成され、該第2接続孔は、案内チューブ及び該案内チューブの接続部材の貫通孔と軸合わせされている。更に、上記第2接続孔には、リソトリプタを取外した際に、吸引ポンプの配管コネクタに接続される第2ルアロックコネクタ(Luer lock connector)が設けられている。

0017

また、請求項6に係る発明が講じた手段は、上記請求項5の発明において、連結手段の接続部材には、連結手段を構成する連結スリーブの一端側の接続端に形成された雌ねじと螺合する雄ねじを有し、該雄ねじにより上記接続端をねじ締めする延出部が設けられている。そして、上記連結スリーブは、案内チューブと軸合わせされていると共に、案内チューブに対して反対側に位置する他端の締結端に、リソトリプタのハンドピースと摩擦接続する接続手段を備えている。

0018

また、請求項7に係る発明が講じた手段は、上記請求項6の発明において、連結スリーブの接続端には、封止リングが挿入されており、該封止リングは、連結スリーブと接続部材の雄ねじとの螺合によって固定され、封止リングの中心孔を通るリソトリプタのプローブから吸引路をシールするように構成されたものである。

0019

また、請求項8に係る発明が講じた手段は、上記請求項1〜7の何れか1の発明において、連結手段が、案内チューブとリソトリプタのプローブとの間の軸方向の調節が可能に構成されている。

0020

また、請求項9に係る発明が講じた手段は、上記請求項1〜8の何れか1の発明において、連結手段の連結スリーブの締結端が、リソトリプタのハンドピースに同軸に圧入されて軸方向に移動しないようにハンドピースに保持された螺刻スリーブに対して調整ねじを介して接続されている。上記連結スリーブは、螺刻スリーブを回転させることによりプローブが案内チューブに対して軸方向に調節されるように構成されている。

0021

また、請求項10に係る発明が講じた手段は、上記請求項1〜8の何れか1の発明において、連結スリーブが、リソトリプタのハンドピースに同軸に圧入され、該連結スリーブは、連結スリーブの締結端に形成された雄ねじに螺合されたクランプねじ込み口金によりハンドピースに対してクランプされるように構成されたものである。

0022

また、請求項11に係る発明が講じた手段は、上記請求項1〜10の何れか1の発明において、衝撃波を伝達するプローブを備えた体内用のリソトリプタが一体成形された構成としている。

0023

上記の構成により、本発明では、体内用のリソトリプタすなわち衝撃波を伝達するそのプローブを、摘出路として作用し且つプローブと共に内視鏡のオペレイティング通路に導入される案内チューブと組み合わせることにより、プローブの先端が目標とする粉砕されるべき各結石が、摘出路に付与された吸引圧力の効果の下で案内チューブの自由端に確実に捕捉される。

0024

また、結石粉砕の間に生じた結石粉砕物は、結石の摘出路である吸引路を通って、具体的には、請求項2に係る発明では、案内チューブとこの案内チューブに同軸に導入されたリソトリプタのプローブとの間に形成され、主に受け入れ可能な環状路を直接通って、吸引ポンプの吸引力により摘出される。

0025

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。

0026

−第1実施例−
図1は、衝撃波を伝達するプローブ2を有する体内用のリソトリプタ1(lithotripter1)の概略図であり、この体内用のリソトリプタ1は、欧州特許EP0317507B1に開示された構成を備え、スイス、ル・サンチエ(Le Sentier)のEMエレクトロメディカルステムズ株式会社(EMS Electro MedicalSystems S.A.)により通称弾道」リソトリプタ("ballistic" lithotripter)として製造され「スイスリソクラスト」("Swiss LITHOCLAST")の商品名で流通されているものである。

0027

上記リソトリプタ1は、円筒状のハンドピース3と、圧搾空気供給源と連通する圧搾空気管継手4とを備え、自在に移動可能で且つプローブ2に衝撃エネルギーを伝達するように発射物(projectile)を駆動するシステムが利用可能になっている。

0028

上記プローブ2は、同軸上に設けられた案内チューブ5内に格納されており、上記プローブ2の先端2' は、この先端2' まで上記案内チューブ5がリソトリプタ1と共に、内視鏡(図示せず)のオペレイティング通路(operating passage)に導入されたとき、粉砕されるべき結石との接触を可能にするように、上記案内チューブ5を超えて前進方向に突出するようになっている。

0029

上記リソトリプタ1は、連結手段7を介して接続部材6に締結される一方、案内チューブ5は、プローブ2との間で環状路8を形成するようなサイズで作成されている。該環状路8は、接続部材6の貫通孔9内に延びていると共に、環状路8を横切る方向に延びる第1接続孔10を介して吸引ポンプ(図示せず)と連通するように構成されている。上記環状路8は、吸引路を構成しており、該吸引路は、吸引ポンプが接続されると、プローブ先端2' に伝達される衝撃エネルギーが結石に対して正確且つ選択的に作用するように、結石粉砕手術の始めに結石を案内チューブ5の先端に保持するようになっている。

0030

また、上記環状路8は、その断面積よりも小さい結石粉砕物を取り除く摘出路を構成している。1.6mm径又は2mm径のプローブを用いて手術を行う際に最大2mm径又は1.5mm径までの結石粉砕物を摘出し得ることは、内視鏡の一般的な径寸法である12Fr.の案内チューブ5にプローブ2を導入する場合を一例として示すことができる。

0031

上記接続部材6の貫通孔9は、案内チューブ5の吸引路と軸合わせされており、接続孔10は、上記貫通孔9と連通すると共に、貫通孔9に対して傾斜している。接続孔10には、いわゆるトランペット型バルブ(trumpet-type valve)の形状をした遮断部材11が設けられており、この遮断部材11は、吸引ポンプとの連通状態において吸引路に供給される吸引圧力を調節もしくは、遮断可能な手段である。そのため、図1には、接続孔10と位置合わせ可能な孔を備えた遮断部材11と、そのための軸方向に変位可能な弁胴が示されている。この弁胴の軸方向の変位により、吸引ポンプの配管コネクタを接続するために設けられた第1ルアロックコネクタ(Luer lock connector) 12との液体流通が制御可能になっている。

0032

更に、上記接続部材6には、これと同軸の連結手段7の接続部材14をねじ止めするねじ管継手13が設けられている。更に、図2の拡大図に明示されているように、この接続部材14もまた貫通孔15を有しており、該貫通孔15は、接続部材6の貫通孔9の軸方向の延出部において案内チューブ5の吸引路と連通する第2接続孔を構成すると共に、上記ねじ管継手13に設けられた第2ルアロックコネクタ(Luer lock connector)12' を取り囲んでいる。そして、上記リソトリプタ1が取り外されると、代わりに、吸引ポンプの配管コネクタが第2ルアロックコネクタ(Luer lock connector)12' に接続され、最大3.5mm径までの結石粉砕物が、摘出路として利用可能な案内チューブ5の軸方向穴を通じて摘出される。

0033

ところで、上記連結手段7の接続部材14は、雄ねじ16を有し貫通孔の一部を取り囲む上記延出部が設けられており、その雄ねじ面には、これと相補関係にある雌ねじを有する連結スリーブ17の接続端がねじ込まれるようになっている。上記連結スリーブ17の接続端には、シリコン製の封止リング18が挿入されており、該封止リング18は、上記接続端と雄ねじ16との螺合によって固定され、案内チューブ5により形成された摘出路と、封止リング18の中心孔を貫通するプローブ2との間をシールしている。

0034

上記連結スリーブ17は、プローブ先端2' が案内チューブ5の先端を超えて突出するまでの範囲において案内チューブ5に対するプローブ2の軸調整を可能とするような摩擦接続関係で、リソトリプタ1のハンドピース3に摩擦接続されている。

0035

図2の実施例では、接続手段たる雌ねじが連結スリーブ17の締結端17'の内周面に形成される一方、外周面に上記雌ねじと螺合する調整ねじ20が形成された螺刻スリーブ19が、リソトリプタ1のハンドピース3の外周に保持されている。そして、上記連結スリーブ17とハンドピース3との摩擦接続関係は、連結スリーブ17の締結端17' と調整ねじ20との相対的な調整が可能に上記締結端17' に螺入された螺刻スリーブ19により実現される。上記螺刻スリーブ19は、リソトリプタ1のハンドピース3にこれと同軸に押し嵌められ、ハンドピース3のねじ部に螺入されたナット21により軸方向に移動しないように保持されている。

0036

したがって、上記螺刻スリーブ19の鍔19' に対して回転を加えるようにして連結スリーブ17と螺刻スリーブ19とを相対的に回転させると、リソトリプタ1のハンドピース3は、最大限破線で示された位置3' まで連結スリーブ17内を軸方向に進行し、その位置において、プローブ先端2' が案内チューブ5の先端を超えて最大限の距離まで突出する。

0037

上記案内チューブ5の先端を超えて突出するプローブ先端2' の所定の突出長さを観察することが個々の場合において重要であるときは、案内チューブ5の先端に対するプローブ先端2' の軸調整における所定寸法を求めるために、調整ねじ20を測定すると便利である。その場合、測定用目盛り(図示せず)は、調整の範囲を読み取るためにハンドピース3に設けられる。この測定用目盛りは、連結スリーブ17の初期位置、又は、案内チューブ5に対するプローブ先端2' の初期位置を基準とし、プローブ先端2' の軸方向の調整寸法を求めて測定される。

0038

−第2実施例−
図3に示された他の実施例では、上記第1実施例と同様に、封止リング18を内挿させた状態で接続部材14に螺着された連結スリーブ22が使用されている。上記実施例とは、逆に、ここでは、連結スリーブ22は、直接リソトリプタのハンドピース3に軸方向に取り付けられており、スリーブの締結端に形成された雄ねじ24に対して螺入されたクランプ用ねじ込み口金23によりハンドピース3にクランプされている。

0039

上記クランプ用口金23の螺入が解除されると、連結スリーブ22がハンドピース3に対して、すなわちプローブ2に対して調節可能になり、案内チューブ5の先端に対するプローブ先端2' の軸方向の調整寸法を変動し得るようになっている。ハンドピース3に対する連結スリーブ22の軸方向の調整は、上記実施例と同様に、ハンドピース3に設けられた測定用目盛り(図示せず)に従って実行され、初期の位置に対するプローブ先端2' の調整寸法を求めるようにして測定される。

発明の効果

0040

以上のように、本発明の結石除去装置によれば、リソトリプタのプローブを、摘出路として作用し且つプローブと共に内視鏡のオペレイティング通路に導入される案内チューブと組み合わせることにより、粉砕されるべき各目標結石が、摘出路に付与された吸引圧力の効果の下で案内チューブの自由端に確実に保持される。したがって、目標結石を確実に粉砕することができる。

0041

また、結石粉砕処置の間に生じた結石粉砕物が、吸引路である案内チューブを通じて直接に摘出されるので、従来のような収容部材などの特別な除去器具を用いることなく、結石粉砕物をより安全且つ確実に除去することができる。

図面の簡単な説明

0042

図1本発明の第1実施例に係る結石除去装置及びリソトリプタのハンドピースを示す軸方向断面図である。
図2リソトリプタのハンドピースと案内チューブとを連結する連結手段を示す縦断面図である。
図3連結手段の他の実施例を示す縦断面図である。

--

0043

1リソトリプタ
2プローブ
2'プローブ先端
3ハンドピース
5案内チューブ
6接続部材
7連結手段
8環状路
9貫通孔
10 第1接続孔
11遮断部材
12 第1ルアロックコネクタ
12' 第2ルアロックコネクタ
13 ねじ管継手
14 接続部材
15 貫通孔(第2接続孔)
16雄ねじ
17連結スリーブ
17' 連結スリーブ締結端
18封止リング
19螺刻スリーブ
20調整ねじ
22 連結スリーブ
23クランプ用ねじ込み口金
24 雄ねじ

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