図面 (/)

技術 発生周期の異なる複数信号のサンプリング方法

出願人 株式会社平和
発明者 中島権沼賀一寛
出願日 1994年4月25日 (25年6ヶ月経過) 出願番号 1994-109025
公開日 1995年11月10日 (24年0ヶ月経過) 公開番号 1995-297839
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 時分割多重化通信方式 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード 局内ケーブル 中継ボックス サンプリング対象 内ケーブル 開放検出信号 複数信号 断線状態 サンプリング回数
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年11月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

目的

少ない配線を介して多数信号をホールコンピュータ入力可能とするサンプリング方法を提供する。

構成

サンプリング期間a0乃至a4を循環的に繰り返しつつ各サンプリング期間でサンプリングを行うと共に、特にサンプリング期間a0は、サンプリング期間b0乃至b3に順に割り当て、さらに、サンプリング期間b0は、サンプリング期間c0乃至c5に順に割り当てるようにしてサンプリングを行うことにより、発生周期の異なる複数の信号が循環的にサンプリングされることとなる。

概要

背景

パチンコ台は、種々ある遊技装置の一つとして公知・周知のものであるが、このパチンコ台からは種々の信号が出力されるようになっており、通常、ホールコンピュータと称されるいわゆるホストコンピュータにより、このパチンコ台からの各種信号を取り込んで、パチンコ台の動作制御監視を行うように構成されている。図3には、パチンコ店における代表的なパチンコシステム概略構成が、図4には、従来のパチコン台およびパチンコ台に近接して設けられる台間玉貸機と称される玉貸機のそれぞれから出力される信号を概略的に表した説明図が示されており、以下、同図を参照しつつパチンコ台からホールコンピュータへの各種信号の従来の伝送技術について説明する。

先ず、パチンコ店における代表的な全体構成について図3を参照しつつ説明すれば、通常、パチンコ台は複数台集合して島1と称されるグループを形成するように構成されている。さらに、この島1において、隣接するパチコン台5の間には、台間玉貸機6と称される玉貸機が配設された構造となっている(図3参照)。そして、パチンコ店の規模に応じて上述のような島1が複数設けられるようになっている。また、島1には、各パチンコ台5毎にパチンコ台5および台間玉貸機6からの出力された信号を取りまとめるためのパチンコ配線中継ボックス7が設けられると共に、各パチンコ配線中継ボックス7からの信号を取りまとめてホールコンピュータ2と島1とを結ぶ局内ケーブル3に送出するための島端中継ボックス8が一台設けられている。

ホールコンピュータ2は、局内ケーブル3を介して各島1から伝送されたパチンコ台5および台間玉貸機6からの各種信号を入力して、店内の各パチンコ台5および台間玉貸機6の動作を制御・監視するためのいわゆるホストコンピュータとしての機能を果たすもので、通常、一店に一台設けられているものである。さらに、図3に示された例においては、ホールコンピュータ2の子機4が増設されており、ホールコンピュータ2と共にパチンコ台および台間玉貸機の制御・監視が可能となっている。

このような構成において、パチンコ台5から出力される代表的な信号としては、パチンコ台5の動作開始を示すスタート信号特賞の発生を知らせる信号、呼出釦の押下を知らせる信号、パチンコ台5に補給される玉を計数する玉補給計数の動作状況を表す信号等がある(図4参照)。一方、台間玉貸機6からは、硬貨投入が生じたことを表す信号などが出力されるようになっている(図4参照)。これらの信号は、例えば、図4において各信号の横に記された数の配線を用いて、一旦各パチンコ台毎に設けられたパチンコ配線中継ボックス7に集められ、さらに、このパチンコ配線中継ボックス7から島1毎に一台設けられた島端中継ボックス8へ接続されるようになっている。そして、島端中継ボックス8においては、信号線電力線とに区別されて局内ケーブル3に接続され、先のホールコンピュータ2へ各種信号が伝送されるようになっている。

概要

少ない配線を介して多数信号をホールコンピュータに入力可能とするサンプリング方法を提供する。

サンプリング期間a0乃至a4を循環的に繰り返しつつ各サンプリング期間でサンプリングを行うと共に、特にサンプリング期間a0は、サンプリング期間b0乃至b3に順に割り当て、さらに、サンプリング期間b0は、サンプリング期間c0乃至c5に順に割り当てるようにしてサンプリングを行うことにより、発生周期の異なる複数の信号が循環的にサンプリングされることとなる。

目的

本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、少ない配線を介して多数信号をホールコンピュータに入力可能とするサンプリング方法を提供することを目的とするものである。また、本発明の他の目的は、発生周期の違いに拘わらず、種々の信号をホールコンピュータに入力可能とするサンプリング方法を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

発生周期の異なる複数の信号をサンプリングするサンプリング方法であって、相互の発生タイミングが異なり且つ発生周期が同一の複数の信号を順に且つ循環的にサンプリングすると共に、この循環的なサンプリングの中に少なくとも一つ余分なサンプリング期間を設け、この余分に設けられたサンプリング期間を、前記複数の信号とは発生周期の異なる信号のサンプリング期間とすることを特徴とする発生周期の異なる複数信号のサンプリング方法。

請求項2

サンプリング対象とする複数の信号を発生周期の短い順に第1の階層から順に階層関係を設定し、第1の階層に属する複数の信号を順に且つ循環的にサンプリングすると共に、この循環的サンプリングの中に少なくとも一つ余分なサンプリング期間を設け、このサンプリング期間では第2の階層以下の各階層に属する複数の信号を毎回一つづつサンプリングすることとし、各階層のサンプリングにおいては当該階層に属する複数の信号を順にサンプリングの対象とすると共にすぐ下の階層に属する信号を少なくとも一回サンプリング対象とすることによって、発生周期の異なる複数の信号を階層的にサンプリングすることを特徴とする発生周期の異なる複数信号のサンプリング方法。

技術分野

0001

本発明は、各種信号を効率よくサンプリングするための方法に係り、特に、パチンコ台等のゲーム機から出力される各種信号を外部の制御装置に効率よく取り込むためのサンプリング方法に関する。

背景技術

0002

パチンコ台は、種々ある遊技装置の一つとして公知・周知のものであるが、このパチンコ台からは種々の信号が出力されるようになっており、通常、ホールコンピュータと称されるいわゆるホストコンピュータにより、このパチンコ台からの各種信号を取り込んで、パチンコ台の動作制御監視を行うように構成されている。図3には、パチンコ店における代表的なパチンコシステム概略構成が、図4には、従来のパチコン台およびパチンコ台に近接して設けられる台間玉貸機と称される玉貸機のそれぞれから出力される信号を概略的に表した説明図が示されており、以下、同図を参照しつつパチンコ台からホールコンピュータへの各種信号の従来の伝送技術について説明する。

0003

先ず、パチンコ店における代表的な全体構成について図3を参照しつつ説明すれば、通常、パチンコ台は複数台集合して島1と称されるグループを形成するように構成されている。さらに、この島1において、隣接するパチコン台5の間には、台間玉貸機6と称される玉貸機が配設された構造となっている(図3参照)。そして、パチンコ店の規模に応じて上述のような島1が複数設けられるようになっている。また、島1には、各パチンコ台5毎にパチンコ台5および台間玉貸機6からの出力された信号を取りまとめるためのパチンコ配線中継ボックス7が設けられると共に、各パチンコ配線中継ボックス7からの信号を取りまとめてホールコンピュータ2と島1とを結ぶ局内ケーブル3に送出するための島端中継ボックス8が一台設けられている。

0004

ホールコンピュータ2は、局内ケーブル3を介して各島1から伝送されたパチンコ台5および台間玉貸機6からの各種信号を入力して、店内の各パチンコ台5および台間玉貸機6の動作を制御・監視するためのいわゆるホストコンピュータとしての機能を果たすもので、通常、一店に一台設けられているものである。さらに、図3に示された例においては、ホールコンピュータ2の子機4が増設されており、ホールコンピュータ2と共にパチンコ台および台間玉貸機の制御・監視が可能となっている。

0005

このような構成において、パチンコ台5から出力される代表的な信号としては、パチンコ台5の動作開始を示すスタート信号特賞の発生を知らせる信号、呼出釦の押下を知らせる信号、パチンコ台5に補給される玉を計数する玉補給計数の動作状況を表す信号等がある(図4参照)。一方、台間玉貸機6からは、硬貨投入が生じたことを表す信号などが出力されるようになっている(図4参照)。これらの信号は、例えば、図4において各信号の横に記された数の配線を用いて、一旦各パチンコ台毎に設けられたパチンコ配線中継ボックス7に集められ、さらに、このパチンコ配線中継ボックス7から島1毎に一台設けられた島端中継ボックス8へ接続されるようになっている。そして、島端中継ボックス8においては、信号線電力線とに区別されて局内ケーブル3に接続され、先のホールコンピュータ2へ各種信号が伝送されるようになっている。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記従来例においては、各信号を発生する信号源について少なくとも一つの配線を必要とする構成であるので、パチンコ台の動作制御・監視を確実とするためにパチンコ台からの出力信号の種類を増すに伴い、配線数も増加し、そのため、設置の際に配線作業に手間がかかるだけでなく、装置価格の上昇を招く等の問題を生ずるという欠点がある。このような問題、すなわち配線数の低減を図る技術として、例えば、図5に示されたようなマトリックス配線を用いることが提案されている。

0007

この図5に示されたマトリクス配線において、例えば、補給玉の有無を表す信号を例に採れば、1番のパチンコ台5におけるこの信号をホールコンピュータ2が入力しようとする場合、ホールコンピュータ2においては、選択スイッチ12aを閉じる一方、1番のパチンコ台5においては、対応する制御線11aと出力信号線10との間に設けられている(図5においては記載を省略)スイッチ15(図5のA円内の回路図参照)を閉じることによって、制御線11aと出力信号線10とが接続されることとなり、ホールコンピュータ2内に設けられたバッファアンプ13の出力には、論理出力「Low」が得られることで、一番のパチンコ台5において補給玉有りとの判定が行えるようになっている。

0008

ところで、パチンコ台5から出力される信号は、その発生周期が低速のものから高速のものまでさまざまある。このような信号を上述のようなマトリクス配線を使用してサンプリングしようとすると、発生周期が低速の信号を基準としてサンプリング周期を定めると、発生周期が中速および高速の信号のサンプリングが不十分となるため、結局は発生周期が高速の信号を基準としてサンプリング周期を設定せざる得ないこととなる。そして、この場合、発生周期が低速の信号にはサンプリングに適しないものもあり、パチンコ台からの出力信号の種類、すなわち、信号源の数を限定せざる得ないこととなり、充分な制御・監視ができなくなるという問題が生ずる。

0009

本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、少ない配線を介して多数信号をホールコンピュータに入力可能とするサンプリング方法を提供することを目的とするものである。また、本発明の他の目的は、発生周期の違いに拘わらず、種々の信号をホールコンピュータに入力可能とするサンプリング方法を提供するものである。

課題を解決するための手段

0010

請求項1記載の発明に係るサンプリング方法は、発生周期の異なる複数の信号をサンプリングするサンプリング方法であって、相互の発生タイミングが異なり且つ発生周期が同一の複数の信号を順に且つ循環的にサンプリングすると共に、この循環的なサンプリングの中に少なくとも一つ余分なサンプリング期間を設け、この余分に設けられたサンプリング期間を、前記複数の信号とは発生周期の異なる信号のサンプリング期間とするものである。

0011

請求項2記載の発明に係るサンプリング方法は、サンプリング対象とする複数の信号を発生周期の短い順に第1の階層から順に階層関係を設定し、第1の階層に属する複数の信号を順に且つ循環的にサンプリングすると共に、この循環的サンプリングの中に少なくとも一つ余分なサンプリング期間を設け、このサンプリング期間では第2の階層以下の各階層に属する複数の信号を毎回一つづつサンプリングすることとし、各階層のサンプリングにおいては当該階層に属する複数の信号を順にサンプリングの対象とすると共にすぐ下の階層に属する信号を少なくとも一回サンプリング対象とすることによって、発生周期の異なる複数の信号を階層的にサンプリングするものである。

0012

発生周期の最も短い複数の信号を順に且つ循環的にサンプリングされつつ、この循環的サンプリングの中で他の発生周期、すなわち、より長い発生周期の信号をサンプリングするサンプリング期間を設けることにより、より長い発生周期の複数の信号が順にサンプリングされるように作用するものである。

0013

以下、本発明に係るサンプリング方法について図1ないし図3を参照しつつ説明する。ここで、図1は本発明に係るサンプリング方法のサンプリング手順を説明するためのタイミング図、図2は本実施例における各サンプリング期間の関係を示す説明図、図3は本発明が適用されるパチンコシステムの全体構成を示す構成図である。なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。先ず、本発明に係るサンプリング方法が用いられるパチンコシステムのハードウェア構成の主要部は、基本的に従来と同様である。すなわち、全体構成としては、図3に示されたように、複数の島1と、ホールコンピュータ2とが設けられ、ホールコンピュータ2と各島1とは局内ケーブル3により接続されており、島1からの各種信号が局内ケーブル3を介してホールコンピュータ2へ伝送されるようになっている。また、ホールコンピュータ2には、コンピュータの子機4が接続されている。

0014

各島1は、複数のパチンコ台5と、複数の台間玉貸機6とが配設されてなると共に、パチンコ台5と同数のパチンコ配線中継ボックス7と一台の島端中継ボックス8とが設けられてなるものである。パチンコ配線中継ボックス7は、各パチンコ台5および台間玉貸機6から出力される各種信号を島内ケーブル9に伝送する機能を果たす一方、島端中継ボックス8は、島内ケーブル9と局内ケーブル3との接続を行い、島内ケーブル9を伝送されてきた各種信号を局内ケーブル3へ伝送する機能を果たしている。

0015

上記構成において、ホールコンピュータ2で実行されるサンプリング方法について図1および図2を参照しつつ以下に説明する。先ず、ホールコンピュータ2において実行されるサンプリング方法を概括的に表現すれば、サンプリング時間を一定としつつ、サンプリングの周期を短周期、中周期および長周期の3種類に設定するようにし、この3種類のサンプリング周期を循環的に設定できるようにすることによって、発生周期の異なる各種信号を効率良くホールコンピュータ2に入力できるようにしたものである。

0016

すなわち、ホールコンピュータ2が一つの信号を入力するために要する時間としてのサンプリング時間をStとすると、図1においてa0ないしa4は、それぞれサンプリング時間Stでサンプリングが行われる。本実施例においては、サンプリング期間a0は後述するサンプリング期間b0ないしb3に割り当てられ、サンプリング期間a1においては補給玉の有無を表す信号のサンプリングが、サンプリング期間a2においてはパチンコ台におけるアウト数を表す信号のサンプリングが、サンプリング期間a3においては台間玉貸機における売上金額を表す信号のサンプリングが、サンプリング期間a4においてはパチンコ台におけるスタート回数を表す信号のサンプリングが、それぞれ行われるようになっている。

0017

先のサンプリング期間a0は、サンプリング期間b0ないしb3のために確保された期間であり、サンプリング期間a0ないしa4を繰り返す度毎にサンプリング期間b0ないしb3が順に割り当てられるようになっている(図1参照)。ここで、サンプリング期間b0は、後述するサンプリング期間c0ないしc5に割り当てられる時間であり、サンプリング期間b1においてはパチンコ台が特賞中の状態であることを表す信号のサンプリングが、サンプリング期間b2においては玉タンクが空の状態を表す信号のサンプリングが、サンプリング期間b3においてはパチンコ台のガラス枠開放された状態であることを表すガラス枠開放検出信号のサンプリングが、それぞれ行われるようになっている。

0018

次に、サンプリング期間c0は、本実施例においては空き状態として実際にはサンプリングを行っていない。一方、サンプリング期間c1においては呼出釦の押下を表す信号のサンプリングが、サンプリング期間c2においては台間玉貸機における金額スイッチの断線状態を表す信号のサンプリングが、サンプリング期間c3においては台間玉貸機の他の金額スイッチの断線状態を表す信号のサンプリングが、サンプリング期間c4においては、回収金庫の金額スイッチの断線状態を表す信号のサンプリングが、それぞれ行われるようになっており、最後のサンプリング期間c5は予備のサンプリング期間として確保されている。なお、ここで、台間玉貸機における金額スイッチは、台間玉貸機に硬貨が投入された際に信号を発生させるためのもので、硬貨の種類に応じて(例えば、100円硬貨等の如く)設けられているものである。

0019

次に、サンプリングの手順を説明する。先ず、サンプリング開始の一番始めは、サンプリング期間a0となるが、このサンプリング期間a0は、上述したようにサンプリング期間b0ないしb3に割り当てられるものであり、サンプリングの一番始めであるから、サンプリング期間b0が割り当てられる。そして、このサンプリング期間b0は、上述したようにサンプリング期間c0ないしc5に割り当てられるものであり、サンプリングの一番最初においては、サンプリング期間c0となる。本実施例においては、サンプリング期間c0を空きとしてあるので、この期間でのホールコンピュータ2への信号の取り込みは生じないこととなる。

0020

サンプリング期間a0の後は、サンプリング期間a1となり、パチンコン台5への玉の補給の有無を表す信号のサンプリングが行われ、ホールコンピュータ2へ入力されることとなる。続いて、サンプリング期間a2においてパチンコ台5におけるアウト数を表す信号のサンプリングが、サンプリング期間a3において台間玉貸機6の売上金額を表す信号のサンプリングが、サンプリング期間a4においてパチンコ台5のスタート回数を表す信号のサンプリングが、それぞれ行われることとなる。

0021

そして、2回目のサンプリング期間a0となり、ここではサンプリング期間b1が割り当てられることとなるので、パチンコ台5の特賞中の状態を表す信号のサンプリングが行われる。そして、上述と同様にしてサンプリング期間a1ないしa4が続き、それぞれ先に述べた所定の信号のサンプリングが行われることとなる。この後、3回目のサンプリング期間a0となり、サンプリング期間b2へ割り当てられて、玉タンクが空の状態を表す信号のサンプリングが行われる。以下、サンプリング期間a1ないしa4が上述と同様に繰り返されて、それぞれにおいて所定の信号のサンプリングが行われる。

0022

そして、4回目のサンプリング期間a0は、サンプリング期間b3に割り当てられて、パチンコ台5のガラス枠の開放状態を表す信号がサンプリングされることとなる。その後は、前回同様にサンプリング期間a1ないしa4が繰り返されることとなる。この後、5回目のサンプリング期間a0となり、2回目のサンプリング期間b0に割り当てられることとなる。サンプリング期間b0は、先に述べたようにサンプリング期間c0ないしc5に割り当てられるための期間であり、既にサンプリング期間c0が割り当てられているので、今回はサンプリング期間c1となり、パチンコ台5の呼出釦の押下を表す信号のサンプリングが行われることとなる。

0023

サンプリング期間c1の後には、サンプリング期間a1ないしa4が続き上述したと同様なサンプリングが行われ、再度サンプリング期間a0となり、サンプリング期間b1に割り当てられることとなり、続いてサンプリング期間a1ないしa4が繰り返される。このようにして、サンプリング期間a0ないしa4が循環的に繰り返されつつ、サンプリング期間a0がサンプリング期間b0ないしb3に循環的に割り当てられると共に、サンプリング期間b0はサンプリング期間c0ないしc5に循環的に割り当てられることで、基本的なサンプリング時間Stを一定としたままで、発生周期の速い信号から遅い信号までの各種信号が効率よくサンプリングされることとなる。

0024

換言すれば、サンプリング期間a0に対するサンプリング期間b0ないしb3およびサンプリング期間c0ないしc5の関係は、図2に示されたようにいわゆる階層構造となるように設定されている。したがって、サンプリング期間c0ないしc5を一回終了するためには、サンプリング期間a0ないしa4を、6回(サンプリング期間c0ないしc5のサンプリング回数)×4回(サンプリング期間b0ないしb3のサンプリング回数)=24回繰り返す必要がある。これを時間で表すと、サンプリング期間a0ないしa4のサンプリング回数は5回故、St×5×6×4=120・St(秒)となる。ここで、Stは一回のサンプリング期間に費やされるサンプリング時間(秒)である。なお、上述の実施例においてサンプリングされる信号の種類は特に限定されるものではなく、いわゆる接点信号と称される形式のものであっても、また、ディジタル信号であっても構わず、少なくともサンプリング時間St内でサンプリングできる信号長であればよい。

0025

上述のようなサンプリング方法によりホールコンピュータ2に信号を入力する際のホールコンピュータ2と各パチンコ台5との間に使用され得る配線の一例としては、例えば、図5に示されたようないわゆるマトリクス配線が考えられる。すなわち、各パチンコ台5とホールコンピュータ2との間には、各パチンコ台5から出力される信号を伝送するための出力信号線10と、この出力信号線10へ伝送される信号を選択するための制御線11a〜11eとが設けられている。出力信号線10は各パチンコ台5から一本づつホールコンピュータ2へ配線されるものであり、この一本の出力信号線10に発生周期の異なる各種の信号が伝送されることとなる。また、制御線11a〜11eは、各パチンコ台5で発生する信号種類に対応した数だけ設けられており、ホールコンピュータ2側の端部は、選択スイッチ12a〜12eが接続されている。

0026

一方、ホールコンピュータ2側で出力信号線10は、バッファアンプ13を介して図示しないサンプリング回路に接続されており、各出力信号線10に対して上述したようなサンプリング方法が実行されることとなる。さらに、各出力信号線10と制御線11a〜11eとの間には、図5のA円中に示されたようなダイオード14とスイッチ15とが直列に接続されている。そして、例えば、出力信号線10に補正玉に関する信号を伝送しようとする場合には、ホールコンピュータ2側で制御線11aに接続された選択スイッチ12aが閉じられると共に、パチンコ台5においては、図示しない制御回路によってスイッチ15が閉じられると、このスイッチ15が閉じられている間、ホールコンピュータ2ではバッファアンプ13の出力が論理値「Low」となり、この信号を上述したサンプリング方法でサンプリングすることにより玉の補給有りと判定されるようになっている。

0027

本実施例においては、基本となるサンプリング期間をa0ないしa4の5回のサンプリングとしたが、これに限定される必要はなく、サンプリングしようとする信号の種類および発生周期に応じて適宜変え得るものである。また、同様にサンプリング期間b0ないしb3およびサンプリング期間c0ないしc5も、サンプリング回数は本実施例に限定される必要はなく、サンプリングしようとする信号の種類および発生周期に応じて適宜変え得るものである。

0028

本実施例においては、パチンコ台および台間玉貸機からの信号をサンプリングの対象として説明したが、サンプリングの対象は本実施例に限定されるものではなく、例えば、他の遊技装置から出力される当該装置の動作等に関する信号であっても、また、遊技装置以外の装置から出力される当該装置の動作等に関する信号であってもよいものであり、本発明は発生周期の異なる種々の信号をサンプリングする必要がある場合に適用され得るものである。

発明の効果

0029

以上、述べたように、本発明によれば、発生周期の短い複数の信号を順に且つ循環的にサンプリングしつつ定期的に発生周期がより長い信号のサンプリングを行うような構成とすることにより、同一の伝送線路を介して複数の発生周期の異なる信号を効率良く取り込むことができるので、従来と異なり伝送線路を必要最小限にすることができ、装置の簡素化および構成部品の減少による信頼性の向上が図れ、ひいては低価格化に寄与することができるという効果を奏するものである。

図面の簡単な説明

0030

図1本発明に係るサンプリング方法のサンプリング手順を説明するためのタイミング図である。
図2本実施例における各サンプリング期間の関係を示す説明図である。
図3本発明が適用されるパチンコシステムの全体構成を示す構成図である。
図4従来のパチンコ台および台間玉貸機から出力される信号の種類およびその出力方法を説明するための概念図である。
図5ホールコンピュータとパチンコ台との間に適用されるマトリクス配線の一例を示す構成図である。

--

0031

1…島
2…ホールコンピュータ
3…局内ケーブル
5…パチンコ台
6…台間玉貸機
7…パチンコ配線中継ボックス
8…島端中継ボックス
9…島内ケーブル
10…出力信号線
11a〜11e…制御線
12…選択スイッチ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • オムロン株式会社の「 センサ制御装置、センサ制御方法及びプログラム」が 公開されました。( 2019/09/19)

    【課題】イベント検知の高精度化、及び、通信トラフィックの低減を両立可能なセンサ制御装置、センサ制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】複数のセンサに含まれる少なくとも2以上のセンサの各々は、処理... 詳細

  • 株式会社大一商会の「 遊技機」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】 従来に比べて不具合の発生を抑制することができる遊技機を提供する。【解決手段】 枠本体の後側に設けられると共に、遊技機外部から遊技球を受け入れて下流側に誘導する遊技球供給部を備える遊技機で... 詳細

  • 株式会社ニューギンの「 遊技機」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】設定値を有するパチンコ機において遊技の意欲を高めることができる遊技機を提供する。【解決手段】遊技機10は、演出制御手段と、図柄変動を実行可能なモードを管理するモード管理手段を備え、モード管理手... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ