図面 (/)

技術 帯電防止材を用いた磁気ディスク装置及びその実装方法

出願人 株式会社東芝
発明者 白石文武藤本敏夫
出願日 1994年4月14日 (27年10ヶ月経過) 出願番号 1994-076144
公開日 1995年10月31日 (26年3ヶ月経過) 公開番号 1995-287917
状態 未査定
技術分野 動的記録再生装置のキャビネット
主要キーワード ハーフカバー 静電気除去部材 還元性水溶液 一価銅イオン 外周カバー 浮上間隔 静電気レベル スライダ機構
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年10月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

目的

帯電防止材を用いた磁気ディスク装置及びその実装方法において、磁気ディスク装置に静電気による帯電を生じさせず、耐久性の向上及びデータ読書き不良の防止を目的とする。

構成

ハードディスク装置11において、その筐体11aを被う帯電防止用ハーフカバー12により、該ハードディスク装置11に対する静電気による帯電が阻止されるので、例えばディスク表面の摩耗による耐久性の低下やデータの読書き不良等の不具合を防止することができる。

概要

背景

一般に、パーソナルコンピュータワークステーションには、ハードディスク等の磁気ディスク装置が予め搭載されたり、必要に応じて装着されたりして使用されるが、この種のコンピュータは、より小型,軽量に構成されると共に、システムの充実が図られているため、様々な場所や環境の中で利用されるようになっている。

概要

帯電防止材を用いた磁気ディスク装置及びその実装方法において、磁気ディスク装置に静電気による帯電を生じさせず、耐久性の向上及びデータ読書き不良の防止を目的とする。

ハードディスク装置11において、その筐体11aを被う帯電防止用ハーフカバー12により、該ハードディスク装置11に対する静電気による帯電が阻止されるので、例えばディスク表面の摩耗による耐久性の低下やデータの読書き不良等の不具合を防止することができる。

目的

本発明は、前記課題に鑑みなされたもので、磁気ディスク装置における耐久性の向上及びデータ読書き不良の防止が可能になる帯電防止材を用いた磁気ディスク装置及びその実装方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

電子機器磁気ディスク装置実装する方法であって、帯電防止効果を有する物質が、前記磁気ディスク装置に接触し、又は前記磁気ディスク装置の近傍に配置されることを特徴とする磁気ディスク装置の実装方法

請求項2

データが記録されるディスクと、前記ディスクに対しデータの書込み又は読出しをする磁気ヘッドを内蔵した筐体と、帯電防止効果を有する物質とを具備し、前記筐体の外部又は内部の全体又は一部に、前記帯電防止効果を有する物質を持つことを特徴とする磁気ディスク装置。

請求項3

帯電防止効果を有する物質は、一価銅イオンを吸収させたアクリル系繊維ハイドロサルファイト又はハイドロサルファイト作用を含む還元性水溶液で処理して製造された帯電防止用繊維であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置の実装方法。

請求項4

帯電防止効果を有する物質は、一価銅イオンを吸収させたアクリル系繊維をハイドロサルファイト又はハイドロサルファイト作用を含む還元性水溶液で処理して製造された帯電防止用繊維であることを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク装置。

請求項5

帯電防止効果を有する物質は、シアノ基を有するポリマー繊維二価銅塩と含イオウ還元剤水溶液で処理して製造された帯電防止用繊維であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置の実装方法。

請求項6

帯電防止効果を有する物質は、シアノ基を有するポリマー繊維を二価銅塩と含イオウ還元剤の水溶液で処理して製造された帯電防止用繊維であることを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク装置。

請求項7

電子機器に磁気ディスク装置を実装する方法であって、前記磁気ディスク装置に接近又は接触することで前記磁気ディスク装置に帯電した電荷とは逆の電荷を誘導し、前記磁気ディスク装置の周囲の空気を電離して静電気を中和する静電気除去部材が、前記磁気ディスク装置に接触し、又は前記磁気ディスク装置の近傍に配置されることを特徴とする磁気ディスク装置の実装方法。

請求項8

データが記録されるディスクと、前記ディスクに対しデータの書込み又は読出しをする磁気ヘッドを内蔵した筐体と、帯電物質に接近又は接触することで、前記帯電物質に帯電した電荷とは逆の電荷を誘導し、前記帯電物質の周囲の空気を電離して前記帯電物質の静電気を中和する静電気除去部材とを具備し、前記筐体の外部又は内部の全体又は一部に、前記静電気除去部材が配置されたことを特徴とする磁気ディスク装置。

請求項9

筐体内にヘッドアセンブリを有し、前記ヘッドアセンブリの近傍又は前記ヘッドアセンブリ上に帯電防止効果を有する物質を配置することを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク装置。

請求項10

筐体内にヘッドアセンブリを有し、前記ヘッドアセンブリの近傍又は前記ヘッドアセンブリ上に静電気除去部材を配置することを特徴とする請求項8記載の磁気ディスク装置。

請求項11

ヘッドアセンブリはヘッドスライダを有し、前記ヘッドスライダの近傍又は前記ヘッドスライダ上に帯電防止効果を有する物質を配置することを特徴とする請求項9記載の磁気ディスク装置。

請求項12

ヘッドアセンブリはヘッドスライダを有し、前記ヘッドスライダの近傍又は前記ヘッドスライダ上に静電気除去部材を配置することを特徴とする請求項10記載の磁気ディスク装置。

請求項13

磁気ディスク装置を収納する内面と、電子機器に実装される外面を有する筐体と、帯電防止効果を有する物質とを具備し、前記筐体の内面又は外面の一部又は全部に、前記帯電防止効果を有する物質を配置したことを特徴とする磁気ディスク装置収納用パック

請求項14

磁気ディスク装置を収納する内面と、電子機器に実装される外面を有する筐体と、帯電物質に接近又は接触することで、前記帯電物質に帯電した電荷とは逆の電荷を誘導し、前記帯電物質の周囲の空気を電離して前記帯電物質の静電気を中和する静電気除去部材とを具備し、前記筐体の内面又は外面の一部又は全部に、前記静電気除去部材を配置したことを特徴とする磁気ディスク装置収納用パック。

技術分野

0001

本発明は、帯電防止材を用いた磁気ディスク装置及びその実装方法に関する。

背景技術

0002

一般に、パーソナルコンピュータワークステーションには、ハードディスク等の磁気ディスク装置が予め搭載されたり、必要に応じて装着されたりして使用されるが、この種のコンピュータは、より小型,軽量に構成されると共に、システムの充実が図られているため、様々な場所や環境の中で利用されるようになっている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、例えば乾燥した環境等、静電気の発生し易い環境では、磁気ディスク装置にも静電気による帯電が生じる。磁気ディスク装置に帯電が生じた状態でディスクの回転,停止が繰返されると、ディスク表面の摩耗が促進され耐久性の低下を招くと共に、データの書込み及び読出し不良が生じる問題がある。

0004

本発明は、前記課題に鑑みなされたもので、磁気ディスク装置における耐久性の向上及びデータ読書き不良の防止が可能になる帯電防止材を用いた磁気ディスク装置及びその実装方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

すなわち、本発明に係わる磁気ディスク装置の第1の実装方法は、電子機器に磁気ディスク装置を実装する方法であって、帯電防止効果を有する物質が、前記磁気ディスク装置に接触し、又は前記磁気ディスク装置の近傍に配置されることを特徴とするものである。

0006

また、本発明に係わる第1の磁気ディスク装置は、データが記録されるディスクと、前記ディスクに対しデータの書込み又は読出しをする磁気ヘッドを内蔵した筐体と、帯電防止効果を有する物質とを備え、前記筐体の外部又は内部の全体又は一部に、前記帯電防止効果を有する物質を持つことを特徴とするものである。

0007

また、本発明に係わる磁気ディスク装置の第2の実装方法は、前記第1の実装方法にあって、帯電防止効果を有する物質を、一価銅イオンを吸収させたアクリル系繊維ハイドロサルファイト又はハイドロサルファイト作用を含む還元性水溶液で処理して製造された帯電防止用繊維としたものである。

0008

また、本発明に係わる第2の磁気ディスク装置は、前記第1の磁気ディスク装置にあって、帯電防止効果を有する物質を、一価銅イオンを吸収させたアクリル系繊維をハイドロサルファイト又はハイドロサルファイト作用を含む還元性水溶液で処理して製造された帯電防止用繊維としたものである。

0009

また、本発明に係わる磁気ディスク装置の第3の実装方法は、前記第1の実装方法にあって、帯電防止効果を有する物質を、シアノ基を有するポリマー繊維二価銅塩と含イオウ還元剤水溶液で処理して製造された帯電防止用繊維としたものである。

0010

また、本発明に係わる第3の磁気ディスク装置は、前記第1の磁気ディスク装置にあって、帯電防止効果を有する物質を、シアノ基を有するポリマー繊維を二価銅塩と含イオウ還元剤の水溶液で処理して製造された帯電防止用繊維としたものである。

0011

また、本発明に係わる磁気ディスク装置の第4の実装方法は、電子機器に磁気ディスク装置を実装する方法であって、前記磁気ディスク装置に接近又は接触することで前記磁気ディスク装置に帯電した電荷とは逆の電荷を誘導し、前記磁気ディスク装置の周囲の空気を電離して静電気を中和する静電気除去部材が、前記磁気ディスク装置に接触し、又は前記磁気ディスク装置の近傍に配置されることを特徴とするものである。

0012

また、本発明に係わる第4の磁気ディスク装置は、データが記録されるディスクと、前記ディスクに対しデータの書込み又は読出しをする磁気ヘッドを内蔵した筐体と、帯電物質に接近又は接触することで、前記帯電物質に帯電した電荷とは逆の電荷を誘導し、前記帯電物質の周囲の空気を電離して前記帯電物質の静電気を中和する静電気除去部材とを備え、前記筐体の外部又は内部の全体又は一部に、前記静電気除去部材が配置されたことを特徴とするものである。

0013

また、本発明に係わる第5の磁気ディスク装置は、前記第1の磁気ディスク装置にあって、筐体内にヘッドアセンブリを有し、前記ヘッドアセンブリの近傍又は前記ヘッドアセンブリ上に帯電防止効果を有する物質を配置したものである。

0014

また、本発明に係わる第6の磁気ディスク装置は、前記第4の磁気ディスク装置にあって、筐体内にヘッドアセンブリを有し、前記ヘッドアセンブリの近傍又は前記ヘッドアセンブリ上に静電気除去部材を配置したものである。

0015

また、本発明に係わる第7の磁気ディスク装置は、前記第5の磁気ディスク装置にあって、ヘッドアセンブリはヘッドスライダを有し、前記ヘッドスライダの近傍又は前記ヘッドスライダ上に帯電防止効果を有する物質を配置したものである。

0016

また、本発明に係わる第8の磁気ディスク装置は、前記第6の磁気ディスク装置にあって、ヘッドアセンブリはヘッドスライダを有し、前記ヘッドスライダの近傍又は前記ヘッドスライダ上に静電気除去部材を配置したものである。

0017

また、本発明に係わる第1の磁気ディスク装置収納パックは、磁気ディスク装置を収納する内面と、電子機器に実装される外面を有する筐体と、帯電防止効果を有する物質とを備え、前記筐体の内面又は外面の一部又は全部に、前記帯電防止効果を有する物質を配置したことを特徴とするものである。

0018

また、本発明に係わる第2の磁気ディスク装置収納用パックは、磁気ディスク装置を収納する内面と、電子機器に実装される外面を有する筐体と、帯電物質に接近又は接触することで、前記帯電物質に帯電した電荷とは逆の電荷を誘導し、前記帯電物質の周囲の空気を電離して前記帯電物質の静電気を中和する静電気除去部材とを備え、前記筐体の内面又は外面の一部又は全部に、前記静電気除去部材を配置したことを特徴とするものである。

0019

つまり、前記本発明に係わる磁気ディスク装置の実装方法、及び磁気ディスク装置、磁気ディスク装置収納用のパックでは、その何れにあっても、磁気ディスク装置における帯電が阻止され、耐久性の低下やデータの読書き不良が防止される。

0020

下図面により本発明の実施例について説明する。図1は本発明の第1実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図である。図1において、11はハードディスクや磁気ヘッド,ヘッドスライダ,及びその制御回路等から構成されるハードディスク機構密閉内蔵されるハードディスク装置であり、このハードディスク装置11を密閉する筐体11aには、帯電防止用のシートからなるハーフカバー12を被せて構成する。

0021

ここで、前記ハーフカバー12として用いられる帯電防止用のシートは、静電気除去特性を有する導電性繊維からなるもので、この導電性繊維は、例えば特公昭57−56581号公報に開示される導電性繊維の製造方法により製造される。

0022

つまり、前記導電性繊維は、例えば一価銅イオンを吸着せしめたアクリル系繊維(モダアクリルを含む)を、ハイドロサルアイト又はハイドロサルフアイト作用を含む還元性水溶液で処理してなるもので、すなわち、金属化合物を繊維上に吸着させることにより、金属の無機質と繊維の有機質的な両面機能を保有している。

0023

また、前記ハーフカバー12は、例えばPANのようにシアノ基を有するポリマー繊維を含イオウ還元剤の水溶液で処理して製造された帯電防止用繊維が用いられる。

0024

そして、前記導電性繊維は、静電気除去特性を有するもので、この導電性繊維を、帯電している物体に近付けあるいは接触させると、それと逆極性の電荷を空気中から集め、周囲の雰囲気を含めてイオン的に中和する作用を持っており、結果的に除電するものである。

0025

したがって、前記図1におけるハードディスク装置11によれば、その筐体11aを被う帯電防止用のハーフカバー12により、該ハードディスク装置11に対する静電気による帯電が阻止されるので、例えばディスク表面の摩耗による耐久性の低下やデータの読書き不良等の不具合を防止することができる。

0026

図2は静電気の発生し易い異なるイオン環境においてハードディスクの回転/停止を繰返した場合のディスク表面のキズ発生率を従来のハードディスク装置(破線A)と本発明のハードディスク装置(実線B)とで対比して示す実験データの図である。

0027

ここで、静電気の発生し易い異なるイオン環境とは、帯電体からなる試験片(本実験ではハードディスク本体)を被試験環境下に置いた際に、その試験片に帯電した静電気レベルが1(kV),2(kV),…とそれぞれ異なる帯電環境下を意味するもので、従来のハードディスク装置では、破線Aで示すように、2(kV)の帯電環境下で20%、3(kV)で70%、5(kV)以上で略100%のキズ付発生率であったのに対し、本発明の磁気ディスク装置では、実線Bで示すように、5(kV)の帯電環境下までキズ付発生率0%が確保されるようになる。

0028

ここで、本実験データは、各々のイオン環境、つまり、帯電環境が1(kV),2(kV),…のとき、本発明のハードディスク装置と従来のハードディスク装置が100%時30台として実験したものである。

0029

よって、前記帯電防止用のハーフカバー12を用いたハードディスク装置11によれば、静電気の非常に発生し易い環境下にあっても、帯電を要因としてディスク面にキズが生じることはなく、耐久性を大幅に向上することができる。

0030

また、外部からの静電気の影響を阻止できるので、ハードディスクの回転に伴なうディスク面対磁気ヘッドの浮上間隔を安定保持することができる。図3は本発明の第2実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図である。

0031

この磁気ディスク装置は、ハードディスク装置11の筐体11aの表面に、帯電防止用のシートからなる表面カバー13を接着等により被せて構成する。図4は本発明の第3実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図である。

0032

この磁気ディスク装置は、ハードディスク装置11の筐体11aの外周側面に、帯電防止用のシートからなる外周カバー14を接着等により被せて構成する。図5は本発明の第4実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図である。

0033

この磁気ディスク装置は、ハードディスク装置11の筐体11aの表面の一部に、帯電防止用シートからなる小片カバー15を接着等により被せて構成する。すなわち、前記第1〜第4実施例にて示された磁気ディスク装置では、その何れの場合も、ハードディスク装置11の筐体11aの表面を、静電気除去特性を有する帯電防止用のシートで被って構成され、該ハードディスク装置11に対する静電気による帯電が阻止されるので、例えばディスク表面の摩耗による耐久性の低下やデータの読書き不良等の不具合を防止することができる。

0034

図6は本発明の第5実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図である。この磁気ディスク装置は、ハードディスク装置11の筐体11aにおける上蓋11bの内側面に、帯電防止用の内張シート16を接着等により貼着けて構成する。

0035

ここで、前記ハードディスク装置11の筐体11aの内部には、例えば2枚のハードディスク17a,17b、該ハードディスク17a,17bそれぞれの両面に対して読書き可能な磁気ヘッド18a1,18a2、18b1,18b2、各磁気ヘッド18a1,18a2、18b1,18b2を支持するサスペンションスライダ機構19a,19b及びその制御回路20等からなるハードディスク機構が密閉収納される。

0036

すなわち、この第5実施例にて示された磁気ディスク装置では、ハードディスク装置11の、特に、筐体11aの内部におけるハードディスク機構に対する帯電が阻止されるので、前記実施例同様に、磁気ヘッド18a1,18a2、18b1,18b2の浮上間隔の安定化やディスク面摩耗の防止を図ることができる。

0037

図7は本発明の第6実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図である。この磁気ディスク装置は、ハードディスク装置11の筐体11aの内部において、磁気ヘッド21及びヘッドスライダ22を支持するサスペンション23に対して、前記帯電防止用のシートからなる除電材24を設けて構成する。

0038

これによれば、特にサスペンション23付近の帯電を阻止することができ、磁気ヘッド21のディスク浮上間隔の安定化を図ることができる。図8は本発明の第7実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図である。

0039

この磁気ディスク装置は、ハードディスク装置11の筐体11aの内部において、ヘッドスライダ22の先端に支持される磁気ヘッド21に対して、前記帯電防止用のシートからなる除電材25を設けて構成する。

0040

これによれば、磁気ヘッド21に対する静電気の悪影響を阻止することができ、ハードディスク17への読書き不良等を防止することができる。図9は本発明の第8実施例に係わる磁気ディスク装置収納用パックの構成を示す図である。

0041

すなわち、この磁気ディスク装置収納用パックは、ハードディスク装置11の筐体11a自体を収納するハードディスクパック26からなるもので、このハードディスクパック26には、その内壁面に前記帯電防止用の内張シート27を貼付けて構成する。

0042

ここで、前記ハードディスクパック26は、ハードディスク装置11の信号端子28を、フレキシブルプリント配線29を介してハモニカ状のソケット端子30に導出し、パソコン本体31のインターフェイススロット32に対してハードディスク装置11を容易に着脱できる構成としたものである。

0043

この帯電防止用の内張シート27を貼付けて構成したハードディスクパック26によれば、ハードディスク装置11に対する静電気の悪影響を阻止することができ、例えばディスク表面の摩耗による耐久性の低下やデータの読書き不良等の不具合を未然に防止することができる。

0044

なお、前記各実施例では、ハードディスク装置11の筐体11aの外側や内側を、帯電防止シートで被ったり、ハードディスク機構の構成部品に帯電防止シートを貼付けたり、あるいは、ハードディスクパック26の内側を帯電防止シートで被ったりする構成としたが、どこに配置してもよい。要するに、ハードディスク装置11を使用する際に、前記帯電防止シートを用いて静電気による悪影響を阻止すればよいものである。特に、ヘッドとディスクの帯電を防止できる位置に配置することが望ましい。

発明の効果

0045

以上のように、本発明によれば、磁気ディスク装置に静電気による帯電を生じさせることなく、耐久性の向上及びデータ読書き不良の防止が可能になる。

図面の簡単な説明

0046

図1本発明の第1実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図。
図2静電気の発生し易い異なるイオン環境においてハードディスクの回転/停止を繰返した場合のディスク表面のキズ付発生率を従来のハードディスク装置と本発明のハードディスク装置とで対比して示す図。
図3本発明の第2実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図。
図4本発明の第3実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図。
図5本発明の第4実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図。
図6本発明の第5実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図。
図7本発明の第6実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図。
図8本発明の第7実施例に係わる磁気ディスク装置の構成を示す図。
図9本発明の第8実施例に係わる磁気ディスク装置収納用パックの構成を示す図。

--

0047

11…ハードディスク装置、11a…筐体、11b…筐体上蓋、12…帯電防止用ハーフカバー、13…帯電防止用表面カバー、14…帯電防止用外周カバー、15…帯電防止用小片カバー、16、27…帯電防止用内張シート、17、17a,17b…ハードディスク、18a1,18a2、18b1,18b2…磁気ヘッド、19a,19b…サスペンション/スライダ機構、20…制御回路、21…磁気ヘッド、22…ヘッドスライダ、23…サスペンション、24、25…除電材、26…ハードディスクパック、28…信号端子、29…フレキシブルプリント配線、30…ソケット端子、31…パソコン本体、32…インターフェイス用スロット。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社東芝の「 ディスク装置」が 公開されました。( 2021/09/27)

    【課題】 無線給電が可能なディスク装置を提供する。【解決手段】 ディスク装置は、第1透孔58を有する筐体10と、磁気ディスク18と、ヘッドと、内面S1及び外面S2を有し第1透孔58を閉塞した第1封... 詳細

  • 株式会社東芝の「 ディスク装置」が 公開されました。( 2021/09/24)

    【課題】熱伝導部材から電子部品及び基板に作用する反力を低減可能なディスク装置を提供する。【解決手段】ハードディスクドライブ10は、筐体11と、ディスク状の記録媒体と、磁気ヘッドと、プリント回路板51と... 詳細

  • アスノシステム株式会社の「 データ管理システムおよびその方法」が 公開されました。( 2021/09/24)

    【課題】高いセキュリティでデータを長期間保管して、ユーザの要求に応じて、データを提供する。【解決手段】データ管理システムは、複数の記録媒体を保管する保管庫と、該記憶媒体のデータの書き込み又は読み出しを... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ