図面 (/)

技術 電池バネ

出願人 株式会社アドバネクス
発明者 柴野恒雄
出願日 1994年4月8日 (26年8ヶ月経過) 出願番号 1994-071157
公開日 1995年10月27日 (25年1ヶ月経過) 公開番号 1995-282791
状態 特許登録済
技術分野 電池の装着・懸架 電池及び電池容器の装着・懸架
主要キーワード 電池バネ 接触端子間 コイルバネ状 引きバネ 複数巻 各接触端子 コイル内径 外れ防止
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年10月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

目的

電池バネ係り電池ケースへの装着性の向上、接触端子間電気的な接続確実性の向上、製品コストの低減等を図る。

構成

電池ケース5内に配され、正極接触端子2と、負極接続端子3と、これらを電気的に連結する連結部材4とからなり、両接触端子2・3に、丸棒状の接続部2b・3bが設けられ、連結部材4が、自由状態で接続部2b・3bの外径寸法よりも小さい内径寸法を有し接続部2b・3bに外嵌されるコイルスプリングより構成されており、コイルスプリングの復元力に基づく接触圧力によって電気的に接続し、かつ、復元力に基づく摩擦力によって、機械的な接合状態を保持する。

概要

背景

電池ケース内に配される電池バネとしては、一の電池の正極に接触させられる正極接触端子と、他の電池の負極に接触させられる負極接触端子と、これら正極接触端子と負極接触端子とを電気的に連結する連結部材とを、金属平板針金等によってこれらを一体的に形成したものや、連結部材を電線とし、両接触端子にビスあるいは半田付けによって固定した方式のものが広く採用されている。

このような電池バネにおいては、一般に、負極接触端子が板バネ絞り丸型のコイルバネよりなり、正極接触端子が平板あるいは平な渦巻き状に形成されている。そして、電池が正極接触端子と負極接触端子間に挿入されると、負極接触端子が弾性変形させられて、その弾発力によって電池の負極に密接させられるとともに、電池を正極側に付勢して正極と正極接触端子とが密接状態に維持されるようになっている。

概要

電池バネに係り電池ケースへの装着性の向上、接触端子間の電気的な接続確実性の向上、製品コストの低減等を図る。

電池ケース5内に配され、正極接触端子2と、負極接続端子3と、これらを電気的に連結する連結部材4とからなり、両接触端子2・3に、丸棒状の接続部2b・3bが設けられ、連結部材4が、自由状態で接続部2b・3bの外径寸法よりも小さい内径寸法を有し接続部2b・3bに外嵌されるコイルスプリングより構成されており、コイルスプリングの復元力に基づく接触圧力によって電気的に接続し、かつ、復元力に基づく摩擦力によって、機械的な接合状態を保持する。

目的

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、電池ケースへの装着性を向上し、かつ、接触端子間の電気的な接続を確実に行うことができ、しかも、製品コストを低減することができる電池バネを提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

2以上の電池収納する電池ケース内に配され、一の電池の正極に密接させられる正極接触端子と、他の電池の負極に弾性によって密接させられる負極接続端子と、これら正極接触端子および負極接触端子を電気的に連結する連結部材とからなるとともに、前記正極接触端子および負極接触端子に、丸棒状の接続部が設けられ、前記連結部材が、自由状態で前記接続部の外径寸法よりも小さい内径寸法を有し、前記接続部に外嵌されるコイルスプリングよりなることを特徴とする電池バネ

請求項2

正極接触端子および負極接触端子が針金屈曲して形成され、その一端に接続部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電池バネ。

請求項3

接続部の端部に、外嵌されている連結部材を該接続部の長手方向に係止する外れ防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電池バネ。

請求項4

外れ防止手段が、連結部材を螺合状態に配する雄ネジよりなることを特徴とする請求項3記載の電池バネ。

技術分野

0001

本発明は、2以上の電池収納する電池ケース内に配置され、一の電池の正極と他の電池の負極とに接触させられて、両電池を直列状態に連結する電池バネに関するものである。

背景技術

0002

電池ケース内に配される電池バネとしては、一の電池の正極に接触させられる正極接触端子と、他の電池の負極に接触させられる負極接触端子と、これら正極接触端子と負極接触端子とを電気的に連結する連結部材とを、金属平板針金等によってこれらを一体的に形成したものや、連結部材を電線とし、両接触端子にビスあるいは半田付けによって固定した方式のものが広く採用されている。

0003

このような電池バネにおいては、一般に、負極接触端子が板バネ絞り丸型のコイルバネよりなり、正極接触端子が平板あるいは平な渦巻き状に形成されている。そして、電池が正極接触端子と負極接触端子間に挿入されると、負極接触端子が弾性変形させられて、その弾発力によって電池の負極に密接させられるとともに、電池を正極側に付勢して正極と正極接触端子とが密接状態に維持されるようになっている。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、かかる従来型の電池バネには、以下の問題点がある。まず、正極接触端子と負極接触端子と連結部材とを平板あるいは針金によって一体的に成形した方式のものは、両接触端子間の接続を確実に行い得る反面、その形状が一義的に決定されてしまうために、電池ケースへの装着性が低下するという問題点がある。

0005

すなわち、電池ケースには、一般に、電池バネを取り付けるための溝のような取付部が形成されていて、電池バネの両接触端子をその取付部に嵌め込むようにして装着するようになっている。しかし、一体的に成形された電池バネでは、その両端に配される両接触端子を協調させて同時に挿入してゆかないと、傾いて取り付いてしまうことになる。そして、これを修正するために無理な力を作用させると電池バネが変形したり、電池ケースが削れたりする不都合があるとともに、装着作業が困難になるという問題点があった。

0006

また、電池ケース側の電池バネの経路に配される部分に突起が形成されるような場合には、その突起を回避するように配線するために、連結部(連結部材に相当する部分)を屈曲させる工程を新たに設ける必要があり、製品コストの増大原因となるという不都合が考えられる。

0007

また、連結部材を電線によって構成する方式のものでは、上記不都合は生じないが、電線を接触端子に接続するために、半田付け作業やビス止め作業を要し、作業工数の増大にともなう製品コストの増大という問題点がある。また、このような半田付けあるいはビス止めによる接続方式では、接触不良を生じやすく、この電池ケースを搭載した製品故障の原因となるという問題点がある。

0008

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、電池ケースへの装着性を向上し、かつ、接触端子間の電気的な接続を確実に行うことができ、しかも、製品コストを低減することができる電池バネを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために、本発明は、2以上の電池を収納する電池ケース内に配され、一の電池の正極に密接させられる正極接触端子と、他の電池の負極に弾性によって密接させられる負極接続端子と、これら正極接触端子および負極接触端子を電気的に連結する連結部材とからなるとともに、前記正極接触端子および負極接触端子に、丸棒状の接続部が設けられ、前記連結部材が、自由状態で前記接続部の外径寸法よりも小さい内径寸法を有し、前記接続部に外嵌されるコイルスプリングよりなる電池バネを提案している。

0010

上記電池バネにおいては、正極接触端子および負極接触端子が針金を屈曲して形成され、その一端に接続部が形成されている構成とすれば、接触端子の一端をそのまま接続部とすることができるので効果的である。

0011

また、接続部の端部に、外嵌されている連結部材を該接続部の長手方向に係止する外れ防止手段が設けられている構成とすれば、接続部と連結部材とが外れないように保持することができるので効果的であり、外れ防止手段が、連結部材を螺合状態に配する雄ネジよりなる構成とすれば、簡易に構成し得る点でさらに効果的である。

0012

本発明に係る電池バネによれば、正極接触端子が一の電池の正極に接触させられ、負極接触端子が他の電池の負極に密接させられ、両接触端子が連結部材によって電気的に連結されることによって、両電池が直列に接続される。この場合に、連結部材をコイルスプリングとし、両接触端子に設けた丸棒状の接続部に外嵌させることにより、自由状態で接続部の外径寸法より小さい内径寸法のコイルスプリングが、接続部に外嵌された部分においてコイル径を拡大させられる。

0013

これにより、コイルスプリングは、元の径寸法への復元力によって接続部を巻き締めるように接続部の外面に密接させられかつ、摩擦力によって接続部から外れないように保持される。また、コイルスプリングによって構成された連結部材を電池ケースに形成された突起に相当する位置に配しておくことにより、電池ケースへの装着時にコイルスプリングが突起に倣って変形させられ、容易にその突起との干渉が回避されることになる。

0014

また、上記電池バネにおいて、接触端子を針金によって構成しておけば、その一端を接続部として使用することができ、この接続部にコイルスプリングを外嵌するだけで電池バネを最も簡易に構成することが可能となる。さらに、接続部に外れ防止手段が設けられていれば、コイルスプリングと接続部との摩擦力が充分に得られない場合でも、両者が外れないように保持されることになる。この外れ防止手段は、接続部に形成する雄ネジによって最も簡易に実現され、該雄ネジの谷部にコイルスプリングを螺合状態に配置することにより、コイルスプリングを接続部の長手方向に確実に係止することが可能となる。

0015

以下、本発明に係る電池バネの一実施例について図1から図3を参照して説明する。本実施例に係る電池バネ1は、線径0.6mmの針金を屈曲形成してなる正極接触端子2および負極接触端子3と、線径0.18mm、自由状態でコイル内径0.53mmのコイルスプリングよりなる連結部材4とから構成されている。

0016

前記正極接触端子2は、一端を平な渦巻き状に形成され電池Aの正極A1に接触させられることとなる接触部2aと、他端に設けられる接続部2bとを具備している。また、負極接触端子3は、一端を絞り丸型のコイルバネ状に形成され電池Bの負極B1に接触させられることとなる接触部3aと、他端に設けられる接続部3bとを具備している。両接触端子2・3の接続部2b・3bは、それぞれクランク状に屈曲させられていて、各接触部2b・3bが、電池ケース5の取付部6に収納されたときに、図1に示すように、それぞれの先端が一直線上に対向させられるようになっている。

0017

また、前記連結部材4は、右巻密着バネであって、図2に示すように前記両接触端子2・3の端部に外嵌状態に配されている。この連結部材4を接触端子2・3の端部に外嵌させる場合には、端部を押し広げて接続部2b・3bの外面に引掛けた後に、図3に示すように、連結部材4を右回りに回転させつつ挿入する。これにより、連結部材4は、接続部2b・3bとの間に生ずる摩擦力によって、一時的にそのコイル径を拡大されるので、接続部2b・3bが容易に挿入されることになる。

0018

そして、連結部材4の複数巻分が接続部2b・3bに外嵌させられた状態で回転を停止することによって、拡径された部分が元の径に戻ろうとする復元力により、連結部材4が接続部2b・3bを締め付ける。したがって、正負両極A1・B1の接触端子2・3と連結部材4とが、連結部材4の復元力に基づく摩擦力によって、機械的に接合状態に維持されるとともに、前記復元力に基づく接触圧力によって電気的にも確実に連結されることになる。

0019

このように構成された電池バネ1によれば、正負両極A1・B1の接触端子2・3が、柔軟なコイルバネよりなる連結部材4によって連結されているので、両接触端子2・3の相対的な姿勢を自由に変化させることができる。これにより、電池ケース5への挿入時において、両接触端子2・3が相互に他の接触端子3・2の姿勢を制限することが回避され、接触端子2・3の姿勢を自由に変化させてこじり等の発生を防止し、また、電池バネ1に無理な力が作用することを防止して、容易かつ健全な状態で、電池ケース5に組み付けることができる。

0020

しかも、連結部材4は、その形状をフレキシブルに変化させることができるので、例えば、図1に示すように、電池ケース5内の突起部5aに相当する位置に配されるように設計しておけば、連結部材4の形状を突起5aの形状に倣わせて、容易に装着することができる。この場合、突起5a形状に合わせて予め電池バネ1を屈曲させる等の処理を行う必要がないので、そのような工程あるいは処理設備を排除して、製品コストの低減を行うことが可能である。

0021

また、コイルスプリングよりなる連結部材4の復元力に基づいて、正負両極A1・B1の接触端子2・3を機械的および電気的に接合するので、半田付け、ビス止め等と比較して、簡易かつ確実に両接触端子2・3を接合し得て、信頼性の高い電池バネ1を構成することができる。また、組み付け作業も簡素化されるので、製品コストを低減することができる。

0022

なお、本発明に係る電池バネ1においては、以下の技術を採用することができる。まず、図4に示すように、接続部2b・3bの端部に雄ネジよりなる外れ防止手段7を形成することによって、連結部材4を螺合させることとすれば、接続部2b・3bと連結部材4との接合力を増大させて、電池ケース5への装着時に引張力が作用した場合であっても、分解することのないようにすることができる。また、図5に示すように、上記雄ネジに代えて、連結部材4に引掛かる突起のような外れ防止手段8を設けておくこととしても、上記と同様の効果を得ることができる。さらに、上記外れ防止手段7・8に代えて、または、これと同時に、導電性を有する接着材等によって、接続部2b・3bと連結部材4とを連結することとすれば、接合力をさらに高めることができるので有効である。

0023

また、正負両極A1・B1の接触端子2・3を、針金を屈曲することによって渦巻き状あるいは絞り丸型の接触部2b・3bを有する構成としたが、その形状や材質等は、これに限定されるものではなく、連結部材4を外嵌し得る棒状の接合部2b・3bを有するものであれば、例えば、金属平板を加工して形成した板バネや、トーション、押しバネ、引きバネのような各種バネを使用して構成することができる。

0024

また、連結部材4の線形、コイル径およびピッチ、接触端子2・3を構成する針金の線形等にあっては、上記数値等に限定されるものではないことは言うまでもないことである。

発明の効果

0025

以上詳述したように、本発明に係る電池バネは、電池ケース内に配され、正極接触端子と、負極接続端子と、これらを電気的に連結する連結部材とからなり、両接触端子に、丸棒状の接続部が設けられ、連結部材が、自由状態で接続部の外径寸法よりも小さい内径寸法を有し接続部に外嵌されるコイルスプリングよりなるので、以下の効果を奏する。

0026

コイルスプリングを変形させて両接触端子の相対的な姿勢を自由に変化させることができるので、電池ケースへの装着容易性を向上し、組み付け作業に要する作業工数を削減して、製品コストの低減を図ることができる。
コイルスプリングをその復元力によって確実に接触端子に接合するので、組み立てが容易で、しかも、接触不良等の発生を確実に防止することができる。
電池ケースの形状、特に突起等の形状にコイルスプリングを倣わせて、容易に装着できる。この場合に、突起形状に合わせて予め電池バネに屈曲加工等を施す必要がなく、その加工工数を削減して、製品コストの低減を図ることができる。

0027

また、上記電池バネにおいて、正負両極の接触端子が針金を屈曲して形成され、その一端に接続部が形成されていることとすれば、上記効果に加えて、端部をそのまま接続部とすることができるので、接触端子を最も簡易に構成することができるという効果を奏する。

0028

さらに、接続部の端部に、外れ防止手段が設けられている構成とすれば、上記効果に加えて、各接触端子と連結部材とを外れないように確実に接合することができ、信頼性の向上を図ることができるという効果を奏する。また、外れ防止手段としては、接続部に雄ネジを形成する方法が最も簡易かつ確実なものであり、接続信頼性の向上を低コストにて実現することができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0029

図1本発明に係る電池バネの一実施例を示し、電池ケースに装着された状態を示す斜視図である。
図2図1の電池バネの接続部と連結部材との接合状態を示す縦断面図である。
図3図1の電池バネの連結部材を接合部に外嵌する組み付け作業を説明するための図である。
図4本発明に係る電池バネの他の実施例における外れ防止手段を示す縦断面図である。
図5本発明に係る電池バネの外れ防止手段の他の例を示す縦断面図である。

--

0030

A・B電池
A1 正極
B1 負極
1電池バネ
2 正極接触端子
2b・3b 接続部
3負極接続端子
4連結部材
5電池ケース
7・8外れ防止手段

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ