図面 (/)

技術 図面関連情報の検索記入方法および装置

出願人 富士通株式会社
発明者 高橋英治
出願日 1994年4月12日 (25年5ヶ月経過) 出願番号 1994-073352
公開日 1995年10月27日 (23年10ヶ月経過) 公開番号 1995-282083
状態 特許登録済
技術分野 CAD 検索装置 イメージ処理・作成
主要キーワード 記入装置 対称図形 図形識別子 機器仕様情報 構成文字数 図面要素 機器仕様 検索処理ステップ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年10月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

目的

簡単な操作で、図面データからなる図面に関連する情報を検索し、検索結果を図面データ上の適切な位置に適切な形態で反映する。

構成

図形・文字編集部1および表示操作部2を介して、項目処理部11の入力要求部21によりオペレータ検索項目の例えば文字列の入力を要求するとともに、図形指示部12の指示要求部23によりオペレータに検索対象図形の指定を要求する。項目処理部11で得られる検索項目および図形指示部12で得られる検索対象図形を対象として、検索処理部13がデータベース4を検索する。検索処理部13によるデータベース4の検索結果は、書込み処理部14の文字生成部25により、検索結果として取り出されたデータに対応する文字列に変換され、書込み処理部14の文字配置部26により、前記図面中の先に入力された検索項目に対応させて配置されて、図面データに書き込まれる。

概要

背景

例えば、プラント装置系統図、プロセスフロー図および配管図のようなプラント図面は、配管を示すラインと、機器を示すシンボルと、用途・管理番号を示す文字とから構成された論理図である。

近年、石油石油化学および原子力発電等の大規模プラントを保有し、安全性が要求される産業分野では、多数のプラントおよび多数の機器が用いられ、これらを表す図面の枚数、ならびに図面に関連する計測データ、および機器仕様データは膨大な数となる。

したがって、図面をCADシステム等により電子化し、且つ従来から存在する計測データおよび機器仕様データのような関連データと統合一元管理を行って、プラントの異常検出のための時間を短縮し、信頼性を向上することが望まれている。

ラインとシンボルと文字で図記号化されたプラント装置系統図、プロセスフロー図および配管図のようなプラント図面は、CADシステムにより作成・編集することにより図形データすなわちCADデータ化される。一方、従来より、プラントに関して、配管およびプラント機器に関する計測データおよび機器仕様のような情報が格納されたデータベースが作成されている。多くの場合、このような情報は、プラント図面に実質的に関連している。このような情報には、具体的には、圧力および温度等の計測情報、ならびに配管の管口径および長さ等の機器仕様情報が含まれる。

従来、CADデータ化された図面に関連して、計測データおよび機器仕様データ等を検索する場合は、いわゆるマルチウィンドウシステムを導入し、CADデータの図面を表示するCADシステムの図面ウィンドウと、計測データの数値データおよび機器仕様の文字データを検索するデータベースシステム情報検索ウィンドウ等とのように、異なる複数のウィンドウを同時に開くようにしている。この場合、図面ウィンドウにCADデータの図面を表示している状態で、図面に関連した情報を情報検索ウィンドウで検索することができる。

このような従来のシステムにおける図面関連情報の検索における表示画面の具体的な例を図20〜図24に模式的に示す。図面に関連する計測データおよび機器仕様データを検索するには、図20のようにCADシステムの図面ウィンドウW1を開いた状態で、検索項目を選択するための検索項目ウィンドウW2を開く。検索項目ウィンドウW2には、温度、流量、圧力、管口径、その他の検索項目が表示される。

オペレータが、指示入力装置、例えばマウスを操作して、検索項目ウィンドウW2の検索項目の中から例えば図21に示すように流量と管口径とを選択・指示するものとする。

さらに、オペレータがマウスにより、図22に「×」で示すように配管またはプラント機器のような図面要素選択指示すると、指示された図面要素すなわち対象図形について前記検索ウィンドウW2で指示された検索項目、つまり流量および管口径を検索キーとして計測データおよび機器仕様データがデータベースから検索される(「×」は、単にマウスカーソル等による図面要素の指示個所を示しており、必ずしも画面の図形にこのような記号が表示されるわけではない)。

このような検索により検索結果が得られると、図23のようにさらに検索結果ウィンドウW3が表示され、この検索結果ウィンドウW3に対象図形(図22に「×」で示された配管)についての流量および管口径の値が、例えば「流量=100」および「管口径=50」としてそれぞれ表示される。

検索結果の出力として図面が表示された画面のハードコピーを利用する場合には、検索項目ウィンドウW2および検索結果ウィンドウW3が図面ウィンドウW1の画面のハードコピーに出力されると、見苦しくなったり、じゃまになったりするので、図24のように図面ウィンドウW1の対象図形の近傍に、検索キーと検索結果とを対応させて「流量=100」および「管口径=50」の文字を入力し、検索項目ウィンドウW2および検索結果ウィンドウW3を画面から消去してからハードコピーを出力する必要がある。

上述の例では、検索ウィンドウは、検索項目ウィンドウW2と検索結果ウィンドウW3との2個のウィンドウで構成されている。

概要

簡単な操作で、図面データからなる図面に関連する情報を検索し、検索結果を図面データ上の適切な位置に適切な形態で反映する。

図形・文字編集部1および表示操作部2を介して、項目処理部11の入力要求部21によりオペレータに検索項目の例えば文字列の入力を要求するとともに、図形指示部12の指示要求部23によりオペレータに検索対象図形の指定を要求する。項目処理部11で得られる検索項目および図形指示部12で得られる検索対象図形を対象として、検索処理部13がデータベース4を検索する。検索処理部13によるデータベース4の検索結果は、書込み処理部14の文字生成部25により、検索結果として取り出されたデータに対応する文字列に変換され、書込み処理部14の文字配置部26により、前記図面中の先に入力された検索項目に対応させて配置されて、図面データに書き込まれる。

目的

本発明の目的は、簡単な操作で、図面データからなる図面に関連する情報を検索し、検索結果を図面データ上の適切な位置に適切な形態で反映し得る図面関連情報の検索記入方法および装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

図面データ化された図面に関連する検索項目を該図面が表示された画面上で図面中の所要個所に入力させる項目入力ステップと、前記検索項目についての検索の対象とする対象図形指示入力させる図形指示ステップと、入力された前記検索項目および前記対象図形の情報に基づいて前記図面データに関連するデータベースを検索する検索処理ステップと、前記データベースから検索された検索結果を前記図面中の検索項目に対応させて前記図面データに書き込む書き込みステップとを有することを特徴とする図面関連情報の検索記入方法

請求項2

項目入力ステップは、オペレータに図面中への検索項目の文字列の入力を促す入力要求ステップと、図面中に入力された検索項目の文字列を図面データから取り出す検索項目抽出ステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の図面関連情報の検索記入方法。

請求項3

図形指示ステップは、オペレータに検索項目の検索の対象とする図面中の対象図形の指示入力を促す指示要求ステップと、指示された図面中の対象図形についての図形の識別子を取り出す図形抽出ステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の図面関連情報の検索記入方法。

請求項4

検索処理ステップは、図面データに関連するデータベースを検索し、入力された検索項目、指示された対象図形の識別子に該当する図面関連データを得るステップであることを特徴とする請求項3に記載の図面関連情報の検索記入方法。

請求項5

書き込みステップは、データベースから検索された検索結果に対応するデータ文字列を生成する文字生成ステップと、生成されたデータ文字列を前記図面中の検索項目に対応させて配置して図面データに書き込む文字配置ステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の図面関連情報の検索記入方法。

請求項6

文字配置ステップは、データ文字列の文字属性を図面中の検索項目の文字属性に対応させるステップを含むことを特徴とする請求項5に記載の図面関連情報の検索記入方法。

請求項7

図面データは、CADデータ化されたプラント図面データであり、且つ検索項目は、プラントにおける計測データおよび機器仕様データの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1に記載の図面関連情報の検索記入方法。

請求項8

図面データ化された図面を構成する図形および文字を編集するための図形・文字編集手段(1)と、前記図形データ化された図面に関連する図面関連情報が格納されるデータベース手段(4)と、前記図面データ化された図面に関連する検索項目を該図面が表示された画面上で前記図形・文字編集手段(1)を介して図面中の所要の個所に入力させるための項目処理手段(11)と、前記検索項目についての検索の対象とする対象図形を前記図形・文字編集手段(1)を介して指示入力させるための図形指示手段(12)と、前記検索項目および前記対象図形の情報に基づいて前記データベース手段(4)を検索し図面データに関連するデータを得るための検索処理手段(13)と、前記検索処理手段(13)により前記データベース手段(4)から検索された検索結果を前記図形・文字編集手段(1)を介して前記図面中の検索項目に対応させて図面データに書き込むための書き込み処理手段(14)とを具備することを特徴とする図面関連情報の検索記入装置

請求項9

項目処理手段(11)は、オペレータに図形・文字編集手段(1)を介して図面中への検索項目の文字列の入力を促すための入力要求手段(21)と、図面中に入力された検索項目の文字列を図面データから取り出すための検索項目抽出手段(22)とを含むことを特徴とする請求項8に記載の図面関連情報の検索記入装置。

請求項10

図形指示手段(12)は、オペレータに図形・文字編集手段(1)を介して検索項目の検索の対象とする図面中の対象図形の指示入力を促すための指示要求手段(23)と、指示された図面中の対象図形についての図形の識別子を取り出すための図形抽出手段(24)とを含むことを特徴とする請求項8に記載の図面関連情報の検索記入装置。

請求項11

検索処理手段(13)は、データベース手段(4)を検索し、入力された検索項目、指示された対象図形の識別子に該当する図面関連データを得るための手段を含むことを特徴とする請求項10に記載の図面関連情報の検索記入装置。

請求項12

書き込み処理手段(14)は、データベース手段(4)から検索された検索結果に対応するデータ文字列を生成するための文字生成手段(25)と、生成されたデータ文字列を前記図面中の検索項目に対応させて配置して図面データに書き込むための文字配置手段(26)とを含むことを特徴とする請求項9に記載の図面関連情報の検索記入装置。

請求項13

文字配置手段(26)は、データ文字列の文字属性を図面中の検索項目の文字属性に対応させるための手段を含むことを特徴とする請求項12に記載の図面関連情報の検索記入装置。

請求項14

図面データ化された図面を構成する図形および文字を編集するための図形・文字編集手段(1)と、前記図形データ化された図面に関連する図面関連情報が格納されるデータベース手段(4)と、前記図形・文字編集手段(1)との間で制御指令を含む情報の授受を行うための通信手段(32)と、前記データベース手段(4)の検索および検索結果の取り出しを行うための検索処理手段(33)と、前記通信手段(32)を介して、前記図形・文字編集手段(1)により、 前記図面データ化された図面に関連する検索項目を該図面が表示された画面上で図面中の所要の個所に入力させ、且つ前記検索項目についての検索の対象とする対象図形を前記画面上で指示入力させて、その結果得られる検索項目および対象図形について前記検索処理手段(33)を介して前記データベース手段(4)の検索を行い対応するデータを得るとともに、このデータを前記通信手段(32)を介して、前記図形・文字編集手段(1)に与えて、前記図面中の検索項目に対応させて前記図面データに書き込むための検索管理手段(31)とを具備することを特徴とする図面関連情報の検索記入装置。

技術分野

0001

本発明は、CAD(computer-aided design)システムのように図面データ化された図面を処理する図面処理システムに係り、特に、データベースに格納された図面に関連する情報を検索して図面に記入させるための図面関連情報の検索記入方法および装置に関する。

背景技術

0002

例えば、プラント装置系統図、プロセスフロー図および配管図のようなプラント図面は、配管を示すラインと、機器を示すシンボルと、用途・管理番号を示す文字とから構成された論理図である。

0003

近年、石油石油化学および原子力発電等の大規模プラントを保有し、安全性が要求される産業分野では、多数のプラントおよび多数の機器が用いられ、これらを表す図面の枚数、ならびに図面に関連する計測データ、および機器仕様データは膨大な数となる。

0004

したがって、図面をCADシステム等により電子化し、且つ従来から存在する計測データおよび機器仕様データのような関連データと統合一元管理を行って、プラントの異常検出のための時間を短縮し、信頼性を向上することが望まれている。

0005

ラインとシンボルと文字で図記号化されたプラント装置系統図、プロセスフロー図および配管図のようなプラント図面は、CADシステムにより作成・編集することにより図形データすなわちCADデータ化される。一方、従来より、プラントに関して、配管およびプラント機器に関する計測データおよび機器仕様のような情報が格納されたデータベースが作成されている。多くの場合、このような情報は、プラント図面に実質的に関連している。このような情報には、具体的には、圧力および温度等の計測情報、ならびに配管の管口径および長さ等の機器仕様情報が含まれる。

0006

従来、CADデータ化された図面に関連して、計測データおよび機器仕様データ等を検索する場合は、いわゆるマルチウィンドウシステムを導入し、CADデータの図面を表示するCADシステムの図面ウィンドウと、計測データの数値データおよび機器仕様の文字データを検索するデータベースシステム情報検索ウィンドウ等とのように、異なる複数のウィンドウを同時に開くようにしている。この場合、図面ウィンドウにCADデータの図面を表示している状態で、図面に関連した情報を情報検索ウィンドウで検索することができる。

0007

このような従来のシステムにおける図面関連情報の検索における表示画面の具体的な例を図20図24に模式的に示す。図面に関連する計測データおよび機器仕様データを検索するには、図20のようにCADシステムの図面ウィンドウW1を開いた状態で、検索項目を選択するための検索項目ウィンドウW2を開く。検索項目ウィンドウW2には、温度、流量、圧力、管口径、その他の検索項目が表示される。

0008

オペレータが、指示入力装置、例えばマウスを操作して、検索項目ウィンドウW2の検索項目の中から例えば図21に示すように流量と管口径とを選択・指示するものとする。

0009

さらに、オペレータがマウスにより、図22に「×」で示すように配管またはプラント機器のような図面要素選択指示すると、指示された図面要素すなわち対象図形について前記検索ウィンドウW2で指示された検索項目、つまり流量および管口径を検索キーとして計測データおよび機器仕様データがデータベースから検索される(「×」は、単にマウスカーソル等による図面要素の指示個所を示しており、必ずしも画面の図形にこのような記号が表示されるわけではない)。

0010

このような検索により検索結果が得られると、図23のようにさらに検索結果ウィンドウW3が表示され、この検索結果ウィンドウW3に対象図形(図22に「×」で示された配管)についての流量および管口径の値が、例えば「流量=100」および「管口径=50」としてそれぞれ表示される。

0011

検索結果の出力として図面が表示された画面のハードコピーを利用する場合には、検索項目ウィンドウW2および検索結果ウィンドウW3が図面ウィンドウW1の画面のハードコピーに出力されると、見苦しくなったり、じゃまになったりするので、図24のように図面ウィンドウW1の対象図形の近傍に、検索キーと検索結果とを対応させて「流量=100」および「管口径=50」の文字を入力し、検索項目ウィンドウW2および検索結果ウィンドウW3を画面から消去してからハードコピーを出力する必要がある。

0012

上述の例では、検索ウィンドウは、検索項目ウィンドウW2と検索結果ウィンドウW3との2個のウィンドウで構成されている。

発明が解決しようとする課題

0013

しかし、このような従来のシステムにおける図面関連情報の検索・記入では、次のような問題がある。

0014

(1)ウィンドウの重複
例えば、図23のように、画面上にCADの図面ウィンドウW1上に検索項目ウィンドウW2および検索結果ウィンドウW3が表示されることにより、図面ウィンドウに表示されている図面の一部、特にこの場合対象図形の指示個所が、検索結果ウィンドウW3により覆われてしまい、見えなくなってしまうことがある。この場合、検索結果ウィンドウW3の表示位置を変更すればよいが、煩雑な操作が必要となり、変更できない場合もある。

0015

(2)検索対象図形
図面関連情報を検索したオペレータ本人は、検索対象図形が、どの配管または機器であるのかを、容易に判断することができるが、第三者とっては不明確な場合が起こる。特に、検索結果の出力として、画面のハードコピーを利用する場合には、図24のように検索キーと検索結果とを対応させて図面ウィンドウの画面に書き込むことになる。ところが、検索項目ウィンドウW2または検索結果ウィンドウW3が対象図形上またはその近傍に表示されているときには、そのようなウィンドウを移動させてから、適切な位置に入力しなければならない。しかも、その後、検索項目ウィンドウW2および検索結果ウィンドウW3を画面から消去してから、画面のハードコピーをとることになり、操作は非常に煩雑である。

0016

(3) 誤入力の危険
オペレータは、検索結果を図面のハードコピーに反映させるため、図面ウィンドウで文字列として作成するが、この際、検索結果の入力ミスが発生し得る。

0017

本発明の目的は、簡単な操作で、図面データからなる図面に関連する情報を検索し、検索結果を図面データ上の適切な位置に適切な形態で反映し得る図面関連情報の検索記入方法および装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0018

本発明に係る方法は、図面データ化された図面に関連する検索項目を該図面が表示された画面上で図面中の所要の個所に入力させる項目入力ステップと、前記検索項目についての検索の対象とする対象図形を指示入力させる図形指示ステップと、入力された前記検索項目および前記対象図形の情報に基づいて前記図面データに関連するデータベースを検索する検索処理ステップと、前記データベースから検索された検索結果を前記図面中の検索項目に対応させて前記図面データに書き込む書き込みステップとを有することを特徴とする図面関連情報の検索記入方法である(請求項1)。

0019

前記項目入力ステップは、オペレータに図面中への検索項目の文字列の入力を促す入力要求ステップと、図面中に入力された検索項目の文字列を図面データから取り出す検索項目抽出ステップとを含んでいてもよい(請求項2)。

0020

前記図形指示ステップは、オペレータに検索項目の検索の対象とする図面中の対象図形の指示入力を促す指示要求ステップと、指示された図面中の対象図形についての図形の区分および図形の識別子を取り出す図形抽出ステップとを含んでいてもよい(請求項3)。

0021

前記検索処理ステップは、図面データに関連するデータベースを検索し、入力された検索項目、指示された対象図形の区分および識別子に該当する図面関連データを得るステップであってもよい(請求項4)。

0022

前記書き込みステップは、データベースから検索された検索結果に対応するデータ文字列を生成する文字生成ステップと、生成されたデータ文字列を前記図面中の検索項目に対応させて配置して図面データに書き込む文字配置ステップとを含んでいてもよい(請求項5)。

0023

記文配置ステップは、データ文字列の文字属性を図面中の検索項目の文字属性に対応させるステップを含んでいてもよい(請求項6)。前記図面データは、CADデータ化されたプラント図面データであって、前記検索項目は、プラントにおける計測データおよび機器仕様データの少なくとも一方を含んでいてもよい(請求項7)。

0024

本発明に係る第1の装置は、図面データ化された図面を構成する図形および文字を編集するための図形・文字編集手段と、前記図形データ化された図面に関連する図面関連情報が格納されるデータベース手段と、前記図面データ化された図面に関連する検索項目を該図面が表示された画面上で前記図形・文字編集手段を介して図面中の所要の個所に入力させるための項目処理手段と、前記検索項目についての検索の対象とする対象図形を前記図形・文字編集手段を介して指示入力させるための図形指示手段と、前記検索項目および前記対象図形の情報に基づいて前記データベース手段を検索し図面データに関連するデータを得るための検索処理手段と、前記検索処理手段により前記データベース手段から検索された検索結果を前記図形・文字編集手段を介して前記図面中の検索項目に対応させて図面データに書き込むための書き込み処理手段とを具備することを特徴とする図面関連情報の検索記入装置である(請求項8)。

0025

前記項目処理手段は、オペレータに図形・文字編集手段を介して図面中への検索項目の文字列の入力を促すための入力要求手段と、図面中に入力された検索項目の文字列を図面データから取り出すための検索項目抽出手段とを含んでいてもよい(請求項9)。

0026

前記図形指示手段は、オペレータに図形・文字編集手段を介して検索項目の検索の対象とする図面中の対象図形の指示入力を促すための指示要求手段と、指示された図面中の対象図形についての図形の区分および図形の識別子を取り出すための図形抽出手段とを含んでいてもよい(請求項10)。

0027

前記検索処理手段は、データベース手段を検索し、入力された検索項目、指示された対象図形の区分および識別子に該当する図面関連データを得るための手段を含んでいてもよい(請求項11)。

0028

前記書き込み処理手段は、データベース手段から検索された検索結果に対応するデータ文字列を生成するための文字生成手段と、生成されたデータ文字列を前記図面中の検索項目に対応させて配置して図面データに書き込むための文字配置手段とを含んでいてもよい(請求項12)。

0029

前記文字配置手段は、データ文字列の文字属性を図面中の検索項目の文字属性に対応させるための手段を含んでいてもよい(請求項13)。本発明に係る第2の装置は、図面データ化された図面を構成する図形および文字を編集するための図形・文字編集手段と、前記図形データ化された図面に関連する図面関連情報が格納されるデータベース手段と、前記図形・文字編集手段との間で制御指令を含む情報の授受を行うための通信手段と、前記データベース手段の検索および検索結果の取り出しを行うための検索処理手段と、前記通信手段を介して、前記図形・文字編集手段により、 前記図面データ化された図面に関連する検索項目を該図面が表示された画面上で図面中の所要の個所に入力させ、且つ前記検索項目についての検索の対象とする対象図形を前記画面上で指示入力させて、その結果得られる検索項目および対象図形について前記検索処理手段を介して前記データベース手段の検索を行い対応するデータを得るとともに、このデータを前記通信手段を介して、前記図形・文字編集手段に与えて、前記図面中の検索項目に対応させて前記図面データに書き込むための検索管理手段とを具備することを特徴とする図面関連情報の検索記入装置である(請求項14)。

0030

前記図形・文字編集手段は、一般のCADシステムであってもよい。

0031

本発明による図面関連情報の検索記入方法および装置では、CADシステムのような図形・文字編集部を介して、図面データからなる図面中に検索項目を示す文字列を入力し且つ検索の対象となる構成部分等を示す対象図形を指示すると、検索処理部が前記対象図形および検索項目についてデータベースを検索し、検索結果である検索データを、先に入力された図面中の検索項目を示す文字列に対応させて記入するので、検索ウィンドウ等が図面に重複することもなく、所望の検索対象図形に対応する検索項目および検索データを容易に確認することができる。

0032

また、検索項目を図面中の所望の個所、すなわち検索結果を配置したい個所に記入するだけで、検索項目の指定および検索結果の位置の指定の両方を行うことができるので、オペレータは非常に簡単な操作を行うだけでよい。

0033

検索項目および検索データは、対応する形で図面中に書き込まれるので、その後、通常の図面中の情報として扱うこともできる。

0034

以下、本発明に係る図面関連情報の検索記入方法および装置の具体的な実施例を図面を参照して説明する。

0035

〔実施例1〕図1は本発明の第1の実施例による原理的な図面関連情報の検索記入システムの構成を示している。

0036

図1の図面関連情報の検索記入システムは、図形・文字編集部1、表示操作部2、検索部3およびデータベース4を具備している。図形・文字編集部1は、例えばCADシステムのように、図面データ化された図面を構成する図形および文字を編集する。この図形・文字編集部1は、通常のCADシステムそのものであってもよい。CADデータ、すなわち図面データは、図形・文字編集部1内の記憶装置に格納される。表示操作部2は、例えば文字および図形の画像を表示するディスプレイと文字および座標情報を入力する入力操作部とを有し、図形・文字編集部1の図形・文字データの表示および編集のための入力操作を行う。ディスプレイは、例えばCRTディスプレイまたは液晶パネルであり、入力操作部は、キーボード、マウス、ペン入力タブレットデジタイザおよびその他のポインティングデバイスのうちのいくつかの組み合わせが用いられる。

0037

データベース4は、前記図面データ化された図面に関連する図面関連情報を格納している。このデータベース4に格納される図面関連情報は、前記図面が、例えばプラント装置系統図、プロセスフロー図、配管図のようなプラント図面である場合は、配管およびプラント機器についての計測データ(例えば流量、圧力および温度)および機器仕様データ(例えば管口径)である。このデータベース4も特別なものである必要はなく、一般的なデータベースシステムをそのまま用いることができる。

0038

検索部3は、項目処理部11、図形指示部12、検索処理部13および書き込み処理部14を有する。項目処理部11は、さらに入力要求部21および項目抽出部22を有する。入力要求部21は、図形・文字編集部1および表示操作部2を介してオペレータに検索項目の例えば文字列の入力を要求する。この場合、検索項目は例えば管口径および流量とする。項目抽出部22は、オペレータにより、図形・文字編集部1および表示操作部2を介して入力された検索項目情報を図面データから取り出す。

0039

すなわち、項目処理部11は、前記図面に関連する検索項目を該図面が表示された表示操作部2の画面上で図形・文字編集部1を介して図面中の所要の個所に入力させる。

0040

図形指示部12は、さらに指示要求部23および図形抽出部24を有する。指示要求部23は、図形・文字編集部1および表示操作部2を介してオペレータに検索対象図形の指定を要求する。図形抽出部24は、オペレータにより、図形・文字編集部1および表示操作部2を介して指示入力された検索対象図形情報、例えば対象図形の区分(例えば配管)および図形の識別子(どの配管かを示す)を図面データから取り出す。図形の識別子は、各図形に対してシステムで一意的で且つ不変な識別子として図面データに付加されている。この識別子により、システムは、配管が選択されたか、シンボルすなわち機器が選択されたか判断することが可能である。図形・文字編集部1は、検索部3およびデータベース4と連携するため、検索部3からの図形・文字の検索抽出および文字列の作成が可能であるものとする。

0041

すなわち、図形指示部12は、前記検索項目を検索すべき検索対象図形を該図面が表示された表示操作部2の画面上で図形・文字編集部1を介して図面中の所要の図形、例えば配管、を指示させる。

0042

検索処理部13は、項目処理部11で得られる前記検索項目について、図形指示部12で得られる前記検索対象図形を対象として、データベース4を検索し、データベース4から、前記検索対象図形についての前記検索項目のデータ、例えば、管口径:50および流量:100、を検索結果として取り出す。

0043

書込み処理部14は、さらに文字生成部25および文字配置部26を有する。文字生成部25は、検索結果として取り出されたデータに基づいて、該データに対応する文字列を生成する。文字配置部26は、文字生成部25で生成された検索結果文字列を、図形・文字編集部1を介して、表示操作部2に表示されている前記図面中の入力された検索項目に対応させて配置し、図示のように「管口径=50」および「流量=100」として図面データに書き込む。

0044

すなわち、書込み処理部14は、検索処理部13でデータベース4から検索される前記検索対象図形の前記検索項目についての検索結果を、図形・文字編集部1を介して、図面中の検索項目に対応させて図面データに書き込む。

0045

このような構成の図1の図面関連情報の検索記入システムにおいては、図形・文字編集部1および表示操作部2を介して、項目処理部11の入力要求部21によりオペレータに検索項目の例えば文字列の入力を要求するとともに、図形指示部12の指示要求部23によりオペレータに検索対象図形の指定を要求する。なお、これらのオペレータに対する検索項目の入力と検索対称図形の指定の要求は、どちらを先に行ってもよいが、いずれにしても、オペレータが表示操作部2を介して図形・文字編集部1に対して図面関連情報の検索を行う旨の指示を行うと、それに応答して行われる。

0046

オペレータにより入力された検索項目は、情報項目処理部11の項目抽出部22により図形・文字編集部1の図面データから取り出され、オペレータにより指示された検索対象図形情報は、図形指示部12の図形抽出部24により、図形・文字編集部1の図面データから取り出される。

0047

項目処理部11で得られる前記検索項目および図形指示部12で得られる前記検索対象図形を対象として、検索処理部13がデータベース4を検索する。検索処理部13によるデータベース4の検索結果は、書込み処理部14の文字生成部25により、検索結果として取り出されたデータに対応する文字列に変換され、書込み処理部14の文字配置部26により、前記図面中の先に入力された検索項目に対応させて配置されて、図示のように図面データに書き込まれる。

0048

したがって、オペレータが、表示操作部2を介して図形・文字編集部1により図面中の所望の位置の検索項目を入力し、図面中の所望の対象図形を指示するだけで、検索部3が、図面関連情報をデータベース4から検索し、検索結果を前記検索項目に対応させて図面データに書き込む。このため、検索ウィンドウ等が図面に重複することもなく、所望の検索対象図形に対応する検索項目および検索データを所望の位置に記入することができ、オペレータの操作は非常に簡単になる。なお、検索項目および検索データは、対応する形で図面中に書き込まれるので、その後、通常の図面中の情報として扱うこともできる。

0049

〔実施例2〕図3は本発明の第2の実施例による図面関連情報の検索記入システムの構成を示している。この第2の実施例は、図1に示した第1の実施例のシステムを、より具体的に構成したものである。

0050

図2において、図1と同様の部分には同符号を付して示し、その詳細な説明は省略する。この場合、検索部30は、検索管理部31、通信部32および検索処理部33を備えており、実質的に図1の検索部3に相当する機能を有している。

0051

通信部32は、図形・文字編集部1との間で文字列、図形および位置情報ならびに制御指令を含む情報の授受を行う。具体的には、通信部32は、図形・文字編集部1に対する図形の検索要求および文字列作成要求等を行う。検索処理部33は、図1の検索処理部13に相当し、データベース4の検索およびデータベース4からの検索結果の取り出しを行う。つまり、検索処理部33は、検索項目名、図形の区分および図形に付加された識別子が検索管理部31から与えられると、データベース4から計測データおよび機器仕様データを検索して、検索管理部31に検索結果を返す。

0052

検索管理部31は、実質的にこの検索部30のすべての動作を管理する。部分であり、通信部32を介して、図形・文字編集部1により、図面に関連する検索項目を該図面が表示された画面上で図面中の所要の個所に入力させ、且つ前記検索項目についての検索の対象とする対象図形を前記画面上で指示入力させて、その結果得られる検索項目および対象図形について検索処理部33を介してデータベース4の検索を行い対応するデータを得るとともに、このデータを通信部32を介して、図形・文字編集部1に与えて、前記図面中の検索項目に対応させて前記図面データに書き込む。

0053

上述の構成は、コンピュータを用いてソフトウェアによる機能の組み合わせとしても達成することができるが、各ブロック毎にハードウェア化し、ハードウェアブロックの組み合わせとして構成することもできる。

0054

このような構成の図面関連情報の検索記入システムによる動作のフローチャート図3に示す。なお、図形・文字編集部1においては、予め作成されたプラント図面等の図面データが格納され、表示操作部2に図面が表示されているものとする。前記図面データは、予め表示操作部2を介して図形・文字編集部1により作成され、格納されたもの、または他のシステムにより作成され図形・文字編集部1に取り込まれたものである。

0055

図面データの作成は、例えば次のようにして行われる。直線は、図13に示すように画面上で始点と終点とをマウスにより指示することにより作成できる。円は、図14に示すように画面上で中心と円周上の1点とをマウスにより指示することにより作成できる。点は、図15に示すように画面上で1点をマウスにより指示することにより作成できる。文字列は、図16に示すように画面上で文字列の基準点(例えば左下隅の点)をマウスにより指示し、文字の高さh(例えば「10mm」)、幅w(例えば「10mm」)およびスペーシングs(例えば「15mm」)ならびに文字列の傾きa(例えば「30°」)をキーボードから入力して、さらに文字列(図では「ABC」)をキーボードから入力することにより作成できる(文字の高さh、幅w、スペーシングsおよび文字列の傾きa等については図9参照)。このような操作を組み合わせて、プラント図面等の図面データが作成される。もちろん、ここで示した作図操作は、単なる例に過ぎず、多くのシステムでは、他にも多くの作図操作の形態がある。

0056

図面データは、これらの作図された複数の図形要素のデータテーブルにより構成されている。なお、図形の区分とは、例えば配管かシンボルかの区別であり、通常のCADシステムにおいては、図面データのレイヤに対応する。また、図形の識別子は、各図形データについて一意的に与えられるものであり、システムで自動的に付加される場合と利用者がその責任において付加する場合とがある。

0057

ここで、図形データを構成する図形データテーブルについて具体的に説明すると、図形データテーブルは図5に示すように、図形の種類、図形の識別子、図形の区分および図形の幾何学的情報で構成される。図形の種類とは、点、ライン、円、円弧折れ線および文字列のように、図形の種類を示す情報である。図形の区分は先に述べたように主として配管などの用途区分を示す情報である。図形の幾何学的情報とは、座標位置および半径のように図形を定義する幾何学的特徴量の情報である。

0058

例えば、図6は直線の図形データテーブルの例であり、この場合、配管(図形の区分参照)を示す直線の場合を示している。直線は、例えば始点および終点の座標値(x1,y1)および(x2,y2)により定義される。図7は円の図形データテーブルの例であり、この場合、バルーン(プラント図面の場合の円形のシンボル)を示す円の場合を示している。円は、例えば中心の座標値(a,b)と半径の長さ情報rにより定義される。図8は点の図形データテーブルの例であり、この場合、検査点を示す点の場合を示している。点は、例えば単に1組の座標値(p,q)により定義される。図9は文字列の図形データテーブルの例であり、この場合、検査項目名を示す文字列の場合を示している。文字列は、例えば左下座標値(x,y)、文字列の傾きa、文字の高さh、文字の幅w、文字のスペーシングs、文字列構成文字数n、および文字列を構成する文字コード列で定義される。

0059

図3を参照して、処理の流れについて説明する。この処理は、例えばオペレータにより表示操作部2および図形・文字編集部1を介して、所定のコマンドの入力またはコマンドメニューからの選択により図面関連情報の検索が指令されることによって、起動される。

0060

処理が開始されると、まず、検索管理部31が通信部32を介して図形・文字編集部1に対して検索項目の文字列作成を要求し(ステップS11)、それに応じてオペレータが表示操作部2を操作することにより、図形・文字編集部1で検索項目の文字列が作成される(ステップS12)。すなわち、表示操作部2は、当初は図4表示内容D1のように図面が表示されており、この図面中の適宜なる位置にオペレータが図4の表示内容D2のように、例えば「管口径=」および「流量=」という検索項目を入力する。検索管理部2は、このようにして図形・文字編集部1で作成された検索項目文字列を、その構成文字数、高さ、幅、スペーシングおよび傾きのような属性情報と共に、通信部32を介して図形・文字編集部1から取り出す(ステップS13)。

0061

すなわち、図17に示すように、検索項目として「流量=」という文字列が入力されて、表示操作部2に図面F1が表示されているときには、ステップS13の項目抽出により「流量=」という文字列の図形データテーブルT1が抽出される。

0062

次に、検索管理部31が通信部32を介して図形・文字編集部1に対して検索対象とする図形の指定を要求し(ステップS14)、それに応じてオペレータが表示操作部2を操作することにより、図形・文字編集部1で検索対象図形が図4の表示内容D3のように選択指定される(ステップS15)。検索管理部2は、このようにして図形・文字編集部1で指定された検索対象図形の区分および図形の識別子を通信部32を介して図形・文字編集部1から取り出す(ステップS16)。

0063

すなわち、図18に示すように、表示操作部2に図面F2が表示されていて、対象図形として配管を示す直線(x1,y1)−(x2,y2)が指示(図中「×」)されたときには、ステップS16の図形抽出により、直線(x1,y1)−(x2,y2)の配管の図形データテーブルT2が抽出される。

0064

次に、検索管理部31が、ステップS13で得られた検索項目の文字列とステップS16で得られた図形識別子、例えば「5」、とその区分、例えば「配管」を検索処理部33に与え(ステップS17)、検索処理部33は、データベース4の検索を行い(ステップS18)、データベース4から検索結果を得る(ステップS19)。

0065

検索管理部31および検索処理部33によるデータベース4への検索要求時のデータ構造は、図10に示すように、区分(例えば「配管」)、検索項目名(例えば「流量」と「管口径」)および図形識別子(例えば「5」)で構成される。

0066

そして、データベース4の検索によって検索処理部33で得られる検索結果通知パラメータのデータ構造は、図11に示すように、区分(例えば「配管」)、検索項目名(例えば「流量」)、それに対する検索結果(例えば「100」)、検索項目名(例えば「管口径」)およびそれに対する検索結果(例えば「50」)で構成される。

0067

このような、検索結果が検索管理部31に返されると、検索管理部31は、計測データ、機器仕様データの検索結果の文字列データを作成する(ステップ20)。このとき、文字列の基準位置点は、ステップS12で作成された文字列の最後の位置とし、高さ、幅、スペーシング、傾き等の属性は、ステップS13で得た値に対応させる。検索管理部31は、このようにして作成された文字列情報を、通信部32を介して図形・文字編集部1に与え、図面中に書き込ませる(ステップS21)。

0068

検索結果の文字列は、例えば図12に示すように、先に抽出された検索項目の文字列「流量=」について、左下隅の座標値(xs,ys)、文字列の傾きをa、文字のスペーシングをs、文字幅をw、そして構成文字数をn=3(検索項目の文字列が「流量=」であるので3文字)とすれば、例えば次の数1の式で、検索結果文字列「100」の左下座標値(x0,y0)を計算して、高さh、スペーシングs、文字幅w、および傾き角aは、検索項目「流量=」の文字列に一致させる。

0069

x0=xs+(3×s)×cos a
y0=ys+(3×s)×sin a
このような情報により、検索結果文字列の配置情報を含む図形データテーブルが生成され、それに基づいて、検索結果が書き込まれる。

0070

すなわち、図19に示すように図形データテーブルT3が作成されたときには、表示操作部2に図面F3のように、文字列「流量=」に続けて検索結果である流量値の文字列「100」が書き込まれ表示される。

0071

このようにして、非常に簡単でしかも明確な操作により、図4の表示内容D4に示すように検索結果が記入されて表示される。この内容を例えばハードコピーにより出力すれば、見易く且つ判別の容易な検索結果が得られる。

0072

このようにして、例えばプラメントメンテナス業務の中で、プラント機器に関する計測データおよび機器仕様データ等の検索を正確に且つ短時間で行うことができる。

0073

なお、上述した第1の実施例においては、検索部3の項目処理部11が入力要求部21および項目抽出部22を有し、図形指示部12が指示要求部23および図形抽出部24を有する構成としたが、これら、入力要求部21、項目抽出部22、指示要求部23および図形抽出部24の組み合わせ構成を適宜変更してもよい。例えば、入力要求部と指示要求部とを組み合わせて検索項目の入力および対象図形の指示を同時に要求する構成とし、さらに項目抽出部と図形抽出部とを組み合わせて検索項目および対象図形の情報を一括して取り出す構成としてもよい。

0074

同様に、上述した第2の実施例の図3に示すフローチャートにおけるステップS11〜S16の順序は、検索項目の情報を取り出す前に検索項目文字列の作成要求および検索項目作成が行われ、対象図形の情報を取り出す前に図形の指定要求および対象図形の指定が行われるようにさえすれば、適宜変更して実施することができる。

発明の効果

0075

以上説明したように、本発明によれば、CADシステムのような図形・文字編集部を介して、図面データからなる図面中に検索項目を示す文字列を入力し且つ検索の対象となる構成部分等を示す対象図形を指示すると、検索処理部が前記対象図形および検索項目についてデータベースを検索し、検索結果である検索データを、先に入力された図面中の検索項目を示す文字列に対応させて記入することにより、検索ウィンドウ等が図面に重複することもなく、所望の検索対象図形に対応する検索項目および検索データを容易に確認することが可能な図面関連情報の検索記入方法および装置を提供することができる。また、本発明の図面関連情報の検索記入方法および装置では、検索項目を図面中の所望の個所、すなわち検索結果を配置したい個所に記入するだけで、検索項目の指定および検索結果の位置の指定の両方を行うことができ、オペレータは非常に簡単な操作を行うだけでよい。検索項目および検索データは、対応する形で図面中に書き込まれ、その後、通常の図面中の情報として扱うこともできる。

図面の簡単な説明

0076

図1本発明に係る図面関連情報の検索記入システムの原理的な第1の実施例の構成を示すブロック図である。
図2本発明に係る図面関連情報の検索記入システムの第2の実施例の構成を示すブロック図である。
図3図2の図面関連情報の検索記入システムの処理の流れを示すフローチャートである。
図4図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための模式図である。
図5図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形データテーブルの構成を示す模式図である。
図6図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形データテーブルの例の構成を示す模式図である。
図7図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形データテーブルの例の構成を示す模式図である。
図8図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形データテーブルの例の構成を示す模式図である。
図9図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形データテーブルの例の構成を示す模式図である。
図10図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための検索要求データのデータ構造の例を示す模式図である。
図11図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための検索結果通知パラメータのデータ構造の例を示す模式図である。
図12図2の図面関連情報の検索記入システムにおける文字列の作成を説明するための模式図である。
図13図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形データの作成の例を示す模式図である。
図14図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形データの作成の例を示す模式図である。
図15図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形データの作成の例を示す模式図である。
図16図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形データの作成の例を示す模式図である。
図17図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための項目抽出の例を示す模式図である。
図18図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための図形抽出の例を示す模式図である。
図19図2の図面関連情報の検索記入システムの動作を説明するための検索結果の書き込みの例を示す模式図である。
図20従来のシステムにおける図面関連情報の検索および記入を説明するための模式図である。
図21従来のシステムにおける図面関連情報の検索および記入を説明するための模式図である。
図22従来のシステムにおける図面関連情報の検索および記入を説明するための模式図である。
図23従来のシステムにおける図面関連情報の検索および記入を説明するための模式図である。
図24従来のシステムにおける図面関連情報の検索および記入を説明するための模式図である。

--

0077

1…図形・文字編集部
2…表示操作部
3,30…検索部
4…データベース
11…項目処理部
12…図形指示部
13,33…検索処理部
14…書き込み処理部
21…入力要求部
22…項目抽出部
23…指示要求部
24…図形抽出部
25…文字生成部
26…文字配置部
31…検索管理部
32…通信部

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