図面 (/)

技術 ノズルガン装置

出願人 株式会社丸山製作所
発明者 高橋永治
出願日 1994年4月5日 (26年2ヶ月経過) 出願番号 1994-089200
公開日 1995年10月24日 (24年8ヶ月経過) 公開番号 1995-275752
状態 特許登録済
技術分野 液体または蒸気による洗浄 二流体噴霧 ノズル及び噴霧装置 一流体噴霧装置
主要キーワード 押込み片 押込み板 操作部材用 指挿入孔 用付勢部材 囲い枠 把持側 ノズルガン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年10月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

目的

引き金レバー36をグリップ14側の位置に係止させて、開閉弁25を開に保持するための操作力を軽減できるノズルガン装置10において、作業者転倒等によりノズルガン装置10を落とした場合には、高圧液体噴射を自動的に中止させる。

構成

挿通孔42,44は、グリップ14及び引き金式レバー36に形成され、挿抜片46の挿入部50を挿抜自在になっている。作業者は、グリップ14を把持する方の指64に挿抜片46のリング部48をはめ、引き金式レバー36をグリップ14側の位置にしてから、指64を動かして、挿入部50を挿通孔42,44へ挿入して、引き金式レバー36をグリップ14側の位置に係止する。

概要

背景

洗浄機ノズルガン装置では、作業者は、グリップ把持する側の手の指で引き金レバーをグリップ側へ引いて、液体噴射するようにしている。液体の噴射を継続するためには、作業者は、引き金式レバーを引き続けていなければならず、長時間の噴射の場合には、指が疲労する。そこで、実公昭58−49794号公報及び実公昭61−38693号公報等のノズルガン装置では、引き金式レバーを引いた状態に保持できる係止具が設けられている。

概要

引き金式レバー36をグリップ14側の位置に係止させて、開閉弁25を開に保持するための操作力を軽減できるノズルガン装置10において、作業者が転倒等によりノズルガン装置10を落とした場合には、高圧液体の噴射を自動的に中止させる。

挿通孔42,44は、グリップ14及び引き金式レバー36に形成され、挿抜片46の挿入部50を挿抜自在になっている。作業者は、グリップ14を把持する方の指64に挿抜片46のリング部48をはめ、引き金式レバー36をグリップ14側の位置にしてから、指64を動かして、挿入部50を挿通孔42,44へ挿入して、引き金式レバー36をグリップ14側の位置に係止する。

目的

請求項1の発明の目的は、開閉弁を開閉する操作部材を引いた位置に係止できるとともに、万が一、作業者がグリップから手を外したときには、液体の噴射を中止できるノズルガン装置を提供することである。請求項2〜5の発明の目的は、請求項1の発明について有利な実施態様を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

(a)開閉により液体噴射を制御する開閉弁(25)、(b)作業者により把持されるグリップ(14)、(c)前記グリップ(14)を把持する側の手により前記グリップ(14)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では前記開閉弁(25)を開位置にする開閉用操作部材(36)、(d)前記開閉用操作部材(36)を前記グリップ(14)から離反する方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30)、及び(e)前記グリップ(14)を把持する側の手により操作可能であり操作中では前記開閉用操作部材(36)を前記グリップ(14)側の位置に係止する係止手段(46,56,72,78,84,90,92,96)、を有していることを特徴とするノズルガン装置。

請求項2

前記係止手段(46)は、前記グリップ(14)を把持する側の手の指(64)に装着され前記グリップ(14)及び前記開閉用操作部材(36)の挿通孔(42,44)に挿抜自在であり前記挿通孔(42,44)への挿入時では前記開閉用操作部材(36)を前記グリップ(14)側の位置に係止する挿抜片(46)を含むことを特徴とする請求項1記載のノズルガン装置。

請求項3

前記係止手段(56)は、操作力解除時では前記操作部材用付勢部材(30)による前記グリップ(14)からの前記開閉用操作部材(36)の離反力により係止を解除される揺動片(56)を含むことを特徴とする請求項1記載のノズルガン装置。

請求項4

前記係止手段(72,78,84)は、前記グリップ(14)及び前記開閉用操作部材(36)の一方に設けられた係止孔(72)、及び前記グリップ(14)及び前記開閉用操作部材(36)の他方に装備され前記グリップ(14)を把持する側の手により押込み可能であり押込み時では前記係止孔(72)に挿入される押込み片(78)、及び前記押込み片(78)を前記係止孔(72)から抜く方向へ付勢する押込み片用付勢部材(84)を含むことを特徴とする請求項1記載のノズルガン装置。

請求項5

前記係止手段(90,92,96)は、前記グリップ(14)及び前記開閉用操作部材(36)に装備されて相互に吸引し合う第1及び第2の磁石(90,92)、及び前記グリップ(14)を把持する側の手により押込み可能であり押込み解除時では前記第1及び第2の磁石(90,92)の間に介在する非磁性部材(96)含むことを特徴とする請求項1記載のノズルガン装置。

技術分野

0001

この発明は、洗浄機等に装備されて液体噴射するノズルガン装置に係り、詳しくは作業者グリップから手を離すと液体の噴射を自動的に中止するノズルガン装置に関するものである。

背景技術

0002

洗浄機のノズルガン装置では、作業者は、グリップを把持する側の手の指で引き金レバーをグリップ側へ引いて、液体を噴射するようにしている。液体の噴射を継続するためには、作業者は、引き金式レバーを引き続けていなければならず、長時間の噴射の場合には、指が疲労する。そこで、実公昭58−49794号公報及び実公昭61−38693号公報等のノズルガン装置では、引き金式レバーを引いた状態に保持できる係止具が設けられている。

発明が解決しようとする課題

0003

実公昭58−49794号公報及び実公昭61−38693号公報等の従来のノズルガン装置では、作業者が、転倒等により、ノズルガン装置を落としたときも、引き金式レバーは係止具による係止を保持され、ノズルガン装置から高圧液体が噴射したままとなる。

0004

請求項1の発明の目的は、開閉弁開閉する操作部材を引いた位置に係止できるとともに、万が一、作業者がグリップから手を外したときには、液体の噴射を中止できるノズルガン装置を提供することである。請求項2〜5の発明の目的は、請求項1の発明について有利な実施態様を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

この発明を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。請求項1のノズルガン装置(10)は次の(a)〜(e)の構成要素を有している。
(a)開閉により液体の噴射を制御する開閉弁(25)
(b)作業者により把持されるグリップ(14)
(c)グリップ(14)を把持する側の手によりグリップ(14)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では開閉弁(25)を開位置にする開閉用操作部材(36)
(d)開閉用操作部材(36)をグリップ(14)から離反する方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30)
(e)グリップ(14)を把持する側の手により操作可能であり操作中では開閉用操作部材(36)をグリップ(14)側の位置に係止する係止手段(46,56,72,78,84,90,92,96)

0006

請求項2のノズルガン装置(10)では、請求項1のノズルガン装置(10)において、さらに、係止手段(46)は、グリップ(14)を把持する側の手の指(64)に装着されグリップ(14)及び開閉用操作部材(36)の挿通孔(42,44)に挿抜自在であり挿通孔(42,44)への挿入時では開閉用操作部材(36)をグリップ(14)側の位置に係止する挿抜片(46)を含む。

0007

請求項3のノズルガン装置(10)では、請求項1のノズルガン装置(10)において、さらに、係止手段(56)は、操作力解除時では操作部材用付勢部材(30)によるグリップ(14)からの開閉用操作部材(36)の離反力により係止を解除される揺動片(56)を含む。

0008

請求項4のノズルガン装置(10)では、請求項1のノズルガン装置(10)において、さらに、係止手段(72,78,84)は、グリップ(14)及び開閉用操作部材(36)の一方に設けられた係止孔(72)、及びグリップ(14)及び開閉用操作部材(36)の他方に装備されグリップ(14)を把持する側の手により押込み可能であり押込み時では係止孔(72)に挿入される押込み片(78)、及び押込み片(78)を係止孔(72)から抜く方向へ付勢する押込み片用付勢部材(84)を含む。

0009

請求項5のノズルガン装置(10)では、請求項1のノズルガン装置(10)において、さらに、係止手段(90,92,96)は、グリップ(14)及び開閉用操作部材(36)に装備されて相互に吸引し合う第1及び第2の磁石(90,92)、及びグリップ(14)を把持する側の手により押込み可能であり押込み解除時では第1及び第2の磁石(90,92)の間に介在する非磁性部材(96)含む。

0010

請求項1のノズルガン装置(10)では、ノズルガン装置(10)から液体を噴射する場合、作業者は、グリップ(14)を把持しつつ、その把持側の手の指(64)で開閉用操作部材(36)をグリップ(14)の方へ引き寄せる。これにより、開閉用操作部材(36)は、操作部材用付勢部材(30)の付勢力に抗してグリップ(14)の方へ変位し、開閉弁(25)は開となって、液体が噴射する。作業者は、また、グリップ(14)を把持する側の手の指(64)を使って、係止手段(46,56,72,78,84,90,92,96)を操作し、開閉用操作部材(36)をグリップ(14)側の位置に保持する。作業者が、万が一、転倒等により、グリップ(14)から手を離すと、作業者による係止手段(46,56,72,78,84,90,92,96)の操作も解除され、係止手段(46,56,72,78,84,90,92,96)は、グリップ(14)側の位置への開閉用操作部材(36)の係止を解除し、開閉用操作部材(36)は操作部材用付勢部材(30)の付勢力により反グリップ(14)側へ戻される。これにより、開閉弁(25)は閉じて、ノズルガン装置(10)からの液体の噴射は中止される。

0011

請求項2のノズルガン装置(10)では、作業者は、グリップ(14)を把持する側の手の指(64)に装着されている挿抜片(46)の挿入部(50)をグリップ(14)及び開閉用操作部材(36)の挿通孔(42,44)に挿入して、開閉用操作部材(36)をグリップ(14)側の位置に係止する。作業者が転倒等によりグリップ(14)から手を離すと、同時に、指(64)がグリップ(14)及び開閉用操作部材(36)から離れ、挿抜片(46)の挿入部(50)は挿通孔(42,44)から抜かれる。開閉用操作部材(36)は操作部材用付勢部材(30)の付勢力により反グリップ(14)側へ戻される。

0012

請求項3のノズルガン装置(10)では、作業者は、グリップ(14)を把持する側の手の指(64)で揺動片(56)を揺動させ、揺動片(56)を介して開閉用操作部材(36)をグリップ(14)側の位置に係止する。作業者が転倒等によりグリップ(14)から手を離すと、同時に、指(64)が揺動片(56)から離れ、指(64)による揺動片(56)の操作が解除されて、開閉用操作部材(36)は操作部材用付勢部材(30)の付勢力により反グリップ(14)側へ戻される。

0013

請求項4のノズルガン装置(10)では、作業者は、グリップ(14)を把持する側の手の指(64)で押込み片(78)を押込んで、係止孔(72)へ挿入する。係止孔(72)への押込み片(78)の挿入により、開閉用操作部材(36)はグリップ(14)側の位置に係止される。作業者が転倒等によりグリップ(14)から手を離すと、同時に、指(64)が押込み片(78)から離れ、押込み片(78)は押込み片用付勢部材(84)の付勢力により係止孔(72)から抜かれて、グリップ(14)と開閉用操作部材(36)との相互の係止は解除されて、開閉用操作部材(36)は操作部材用付勢部材(30)の付勢力により反グリップ(14)側へ戻される。

0014

請求項5のノズルガン装置(10)では、作業者は、グリップ(14)を把持する側の手で、開閉用操作部材(36)をグリップ(14)側の位置へ引き寄せるととともに、その手の指(64)で非磁性部材(96)を押込む。第1及び第2の磁石(90,92)は、相互に接近するとともに、第1及び第2の磁石(90,92)の間には非磁性部材(96)が介在しないので、第1及び第2の磁石(90,92)の相互に吸引し合う力は大きく、開閉用操作部材(36)はグリップ(14)側の位置に保持される。作業者が転倒等によりグリップ(14)から手を離すと、同時に、指(64)による非磁性部材(96)の押込みが解除され、非磁性部材(96)は、第1及び第2の磁石(90,92)の間に介在することになり、第1及び第2の磁石(90,92)の間の相互の吸引力が減少する。これにより、開閉用操作部材(36)は操作部材用付勢部材(30)の付勢力により反グリップ(14)側へ戻される。

0015

以下、この発明を図面の実施例について説明する。図1はノズルガン装置10の基端部12の構造図である。ノズルガン装置10は、洗浄機に装備され、洗浄機本体から圧送されて来る高圧液体の噴射部となるものであり、洗浄作業中、作業者により携帯される。基端部12は、作業者の片方の手により把持されるグリップ14と、引き金式レバー36の揺動範囲の周囲をグリップ14と共に囲う囲い枠16とを有している。入口18は基端部12の下端部に設けられ、出口20は基端部12の上部の前端部に設けられ、通路22は入口18よりグリップ14内を経て出口20へ至っている。弁室24は、グリップ14の上側における基端部12内に形成され、通路22の途中に位置し、開閉弁25を収容している。開閉弁25は、弁座26、弁座26に上流側から就座自在のボール28、及びボール28を弁座26へ付勢する圧縮コイルばね30を有している。押し棒32は、弁座26の通孔より小径であり、一端側では弁座26の通孔を貫通してボール28に当接自在となっているとともに、弁座26の中心線方向へ基端部12内を弁座26より延び、他端側では基端部12の外へ突出している。プラグ34は、基端部12からの押し棒32の出現部のシールを行うとともに、押し棒32の案内としての役目を果たす。引き金式レバー36は、上端部の支点38において揺動自在に基端部12に支持され、グリップ14と囲い枠16とにより囲われている範囲内へ延びている。

0016

凹所40は、グリップ14の引き金式レバー36側に形成され、グリップ14の方へ引き寄せられた引き金式レバー36を内へ受け入れるようになっている。挿通孔42,44は、引き金式レバー36の揺動方向に対して直角方向へ貫通するように、グリップ14及び引き金式レバー36にそれぞれ形成され、引き金式レバー36が凹所40内に挿入された位置では、すなわちグリップ14側の引き金式レバー36の位置では、相互に合わさるようになっている。挿抜片46は作業者の指64(図2)にはめられるリング部48と、リング部48から突出して挿通孔42,44へ挿抜自在の挿入部50とを有している。挿入部50は、側面視が先端方向へ三角状となっていて、挿通孔42,44への挿入を円滑化されている。

0017

図1のノズルガン装置10の作用について述べる。作業者は、挿抜片46のリング部48を指64にはめて、グリップ14を把持して、同時に、その把持側の手で引き金式レバー36をグリップ14の方へ引き寄せて、引き金式レバー36を凹所40内へ挿入する。押し棒32は、開閉弁25の圧縮コイルばね30の付勢力に抗して開閉弁25の方へ押込まれ、ボール28は弁座26から離れて、開閉弁25は通路22を開く。洗浄機本体のポンプよりホースを介して入口18へ圧送されて来る高圧液体は、通路22を経て出口20へ導かれ、ノズルガン装置10の先端のノズルより噴出する。引き金式レバー36が凹所40内へ入っている位置(以下、「グリップ14側の位置」と言う。)では、挿通孔42,44は合わされている。そこで、作業者は、挿抜片46をはめられている指64を動かして、挿抜片46の挿入部50を挿通孔42,44へ挿入する。この結果、グリップ14及び引き金式レバー36は相互に係止状態になり、引き金式レバー36はグリップ14側の位置に係止される。作業者が転倒等によりグリップ14から手を離すと、指64もグリップ14から離れ、挿抜片46の挿入部50は挿通孔42,44から抜かれ、グリップ14側の位置への引き金式レバー36の係止は解除される。開閉弁25の圧縮コイルばね30は、押し棒32を介して引き金式レバー36を反グリップ14側の位置側へ移動させ、開閉弁25は通路22を閉じ、ノズルガン装置10からの高圧液体の噴射は中止される。

0018

図2及び図3は引き金式レバー36の別の係止構造解除状態及び係止状態で示す断面図である。揺動片56は、支点58において揺動自在に引き金式レバー36に取付けられ、後端側、すなわちグリップ14側は鈍角屈曲した係止爪60となっている。グリップ14は、係止爪60を挿抜される窓62をグリップ14側に有している。作業者は、指64等で引き金式レバー36をグリップ14へ引き寄せて、グリップ14側の位置とし、係止爪60を窓62へ挿入する。次に、指64を揺動片56の前端部に当てつつ、動かして、揺動片56を揺動させ、係止爪60を窓62の上縁のグリップ14の内面側に引っ掛けて、その揺動位置を保持する。これにより、引き金式レバー36はグリップ14側の位置に係止され、高圧液体の噴射が継続される。転倒等により、作業者の手がグリップ14から離れると、指64も揺動片56から離れ、反グリップ14側の位置への引き金式レバー36の戻り力により、揺動片56は揺動して、係止爪60は窓62の上縁から外れ、グリップ14側の位置への引き金式レバー36の係止は解除されて、引き金式レバー36は反グリップ14側の位置へ揺動して、開閉弁25は閉となる。

0019

図4及び図5は引き金式レバー36のさらに別の係止構造を解除状態及び係止状態で示す断面図である。張出し部70は、引き金式レバー36の下端からグリップ14の方へ張り出し、挿通孔72を備える。受け部74は、引き金式レバー36のグリップ14側の位置において張出し部70を挿入される凹所としてグリップ14の下端部に形成される。指挿入孔76は、グリップ14の反引き金式レバー36側へ開口するように、受け部74より適当に高い位置でグリップ14に形成され、作業者の指64を挿入されるようになっている。変位体78は、ガイド80によりグリップ14の長手方向へ案内されて、グリップ14内に配設され、下部には挿通孔72に挿抜自在のピン部82を、また、上部には指挿入孔76に臨む斜面部86をそれぞれ備えている。圧縮コイルばね84は変位体78を指64の方へ付勢している。

0020

引き金式レバー36がグリップ14側の位置になっている場合に、指64が指挿入孔76の奥へ挿入されて来ると、指64の先端が斜面部86をその上端の方へ摺動しつつ、圧縮コイルばね84の付勢力に抗して斜面部86を押し下げて、変位体78を下降させる。これにより、ピン部82は挿通孔72に挿入され、引き金式レバー36はグリップ14側の位置に係止される。作業者は、高圧液体を噴射している間、指64を指挿入孔76内に入れたままにして、変位体78を押し下げ位置に保持する。転倒等により、グリップ14が作業者の手から落ちると、同時に、指64も指挿入孔76から抜かれ、変位体78は、圧縮コイルばね84の付勢力により上昇して、ピン部82を挿通孔72から抜く。これにより、グリップ14側の位置への引き金式レバー36の係止は解除されて、引き金式レバー36は反グリップ14側の位置へ戻る。

0021

図6及び図7は引き金式レバー36の別の係止構造を解除状態及び係止状態で示す水平断面図である。図8図6押込み板96の正面図である。磁石90は、引き金式レバー36のグリップ14側の面に露出して引き金式レバー36内に固定され、磁石92は、引き金式レバー36がグリップ14側の位置にあるときに磁石90に対峙するように、グリップ14内に固定されている。磁石90,92は、対峙側の磁極を相互に吸引するものに設定されており、窓94は、磁石90に対峙するグリップ14の部位に形成されている。押込み板96は、非磁性材料から成り、グリップ14の内面側において窓94に沿って水平方向へ移動自在であり、窓94と等径、等形状でありかつ対峙可能な窓98、グリップ14の外へ突出する操作部102、及びグリップ14の内面へ当接してグリップ14の外への抜けを阻止するためのストッパ100を有している。圧縮コイルばね104は、ストッパ100に端部を当てて、操作部102をグリップ14から押出す方向へ押込み板96を付勢している。

0022

作業者は、グリップ14を把持し、引き金式レバー36をグリップ14へ引き寄せるとともに、指64により圧縮コイルばね104の付勢力に抗して操作部102を押込み、高圧液体の噴射中はその押込みを継続する。押込み板96はグリップ14内へ押込まれた位置では、押込み板96の窓98は窓94に合わさり、磁石90,92の相互の吸引力は増大したものとなっている。これにより、引き金式レバー36はグリップ14側の位置に係止される。作業者が転倒等によりグリップ14から手を離すと、同時に、指64も操作部102から離れ、押込み板96は圧縮コイルばね104の付勢力により操作部102をグリップ14の外へ突出させた位置へ変位する。この位置では、押込み板96は、窓98を窓94から引き込ませて、窓98以外の部位を窓94の位置にしている。これにより、磁石90,92は、接近位置にあるものの、間に非磁性部を介在させられ、磁石90,92の相互の吸引力は減少し、引き金式レバー36は反グリップ14側の位置へ揺動して、開閉弁25は閉となる。

発明の効果

0023

請求項1〜5の発明では、係止手段が開閉用操作部材をグリップ側の位置に係止することにより、開閉用操作部材をグリップ側の位置に保持する操作力が軽減されるとともに、作業者が転倒等によりノズルガン装置を手から離した場合には、係止手段は、グリップ側の位置への係止を自動的に解除されて、反グリップ側へ戻り、高圧液体の噴射が自動的に中止される。

図面の簡単な説明

0024

図1ノズルガン装置の基端部の構造図である。
図2引き金式レバーの別の係止構造を解除状態で示す断面図である。
図3引き金式レバーの別の係止構造を係止状態で示す断面図である。
図4引き金式レバーのさらに別の係止構造を解除状態で示す断面図である。
図5引き金式レバーのさらに別の係止構造を係止状態で示す断面図である。
図6引き金式レバーの別の係止構造を解除状態で示す水平断面図である。
図7引き金式レバーの別の係止構造を係止状態で示す水平断面図である。
図8図6の押込み板の正面図である。

--

0025

10ノズルガン装置
14グリップ
25開閉弁
30圧縮コイルばね(操作部材用付勢部材)
36引き金式レバー(開閉用操作部材)
42,44挿通孔(係止手段)
46挿抜片(係止手段)
50 挿入部(係止手段)
56揺動片(係止手段)
72 挿通孔(係止手段、係止孔)
78変位体(係止手段、押込み片)
84 圧縮コイルばね(係止手段、挿通孔)
90,92磁石磁石(係止手段、第1及び第2の磁石)
96押込み板(係止手段)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 池田 潤司の「 漁網用高圧水洗浄装置及び漁網の洗浄方法」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】高圧洗浄水が水圧で網を広げるので網に付着している海藻等を確実に、また効率的に除去する作業を少ない人員で、短時間で行うことができる。除去した海藻等は略水切りした状態で回収するので作業性に優れてお... 詳細

  • 株式会社日立製作所の「 洗浄剤、及び洗浄方法」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】洗浄する対象物が平滑で急峻な面を備えた場合に、劣化・損傷を与えないで、十分な洗浄効果を有する洗浄剤、及び洗浄方法を提供する。【解決手段】洗浄剤は、3重量%以上50重量%以下のチオグリコール酸ア... 詳細

  • 株式会社LIXILの「 汚物処理装置及び汚物処理方法」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】不具合の発生を抑制することができる汚物処理装置及び汚物処理方法を提供する。【解決手段】汚物処理装置1は、吸水性のポリマーを有した紙おむつD(被処理物)の処理を行う処理部30を備えた装置であって... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ