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技術 包材の材料構成選択装置

出願人 凸版印刷株式会社
発明者 森祐美子奥平正幸高田邦雄
出願日 1994年3月7日 (26年3ヶ月経過) 出願番号 1994-035629
公開日 1995年9月19日 (24年9ヶ月経過) 公開番号 1995-244688
状態 特許登録済
技術分野 CAD 制御・その他I(包装機械の制御)
主要キーワード 機能点 最適材料 耐久度 機能欄 最高得点 軟包装材料 包装対象 合計点
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年9月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

目的

包装材料に関する知識がなくとも、ユーザーの要求にみあう包装材料を設計することが可能となり、かつ包装材料の機能を客観的に評価できる装置を提供する。

構成

入力手段1から入力された包装対象について、演算処理手段3は前記包装対象として使用可能な包装材料を記憶手段2から全て検索し、続いて該検索された包装材料の機能毎に、その「機能の値」に基づいて優劣をつける。そして該機能の優劣と、さらに入力手段1から入力された「機能の重要さ」に基づいて包装材料ごとに得点を算出し、最高得点をもつものを、最適な包材として選択する。

概要

背景

包材包装対象の保護という目的から種々の機能が要求される。その要求を満たすために包材は主に、複数の材料を積層したものが用いられる。このような包材を構成する層を決定することを「包材設計」という。

そして「包材設計」に際しては、包材に必要な機能、ユーザーからの要求及びコスト等の条件(以下条件情報という)を考慮に入れて行う必要があった。ここで包材に必要な機能とは、包装対象が液体である場合の耐久度や、包装対象が湿気嫌うものである場合の通気性等のことである。

従来「包材設計」は、設計者の包材に関する知識と過去の使用書作成の経験に基づいて行われていた。例えば設計者に「包材設計」の経験が豊富であった場合は設計者の過去の経験に基づき行われた。一方設計者に「包材設計」の経験が不十分な場合、過去の「包材設計」の設計書(以下仕様書という)に基づいて行われた。

概要

包装材料に関する知識がなくとも、ユーザーの要求にみあう包装材料を設計することが可能となり、かつ包装材料の機能を客観的に評価できる装置を提供する。

入力手段1から入力された包装対象について、演算処理手段3は前記包装対象として使用可能な包装材料を記憶手段2から全て検索し、続いて該検索された包装材料の機能毎に、その「機能の値」に基づいて優劣をつける。そして該機能の優劣と、さらに入力手段1から入力された「機能の重要さ」に基づいて包装材料ごとに得点を算出し、最高得点をもつものを、最適な包材として選択する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

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請求項1

包材の用途を入力するための第1の入力手段と、該包材の品質に対する要求について、重み点を入力するための第2の入力手段と、少なくとも包材名、その使用可能な用途及び機能を関連付けて記憶している記憶手段と、第1の入力手段から入力された用途に使用可能な包材を記憶手段から選択し、かつ選択された包材の機能ごとに優劣を決定して相当する点数を付与する第1の演算処理手段と、第1の演算処理手段で付与された点数に、第2の入力手段から入力された重み点を加算し、その値に基づき各包材の点数を算出する第2の演算処理手段と、第2の演算処理手段において、最高の点数が算出された包材を選択する第3の演算処理手段と、第3の演算処理手段で選択された包材の材料構成を表示する表示手段と、第3の演算処理手段で選択された包材の材料構成を出力する出力手段を具備することを特徴とする包材の材料構成選択装置

技術分野

0001

本発明はユーザーの要求を満たした軟包装材料(以下包材という)を設計する際に使用する装置に関するものである。

背景技術

0002

包材は包装対象の保護という目的から種々の機能が要求される。その要求を満たすために包材は主に、複数の材料を積層したものが用いられる。このような包材を構成する層を決定することを「包材設計」という。

0003

そして「包材設計」に際しては、包材に必要な機能、ユーザーからの要求及びコスト等の条件(以下条件情報という)を考慮に入れて行う必要があった。ここで包材に必要な機能とは、包装対象が液体である場合の耐久度や、包装対象が湿気嫌うものである場合の通気性等のことである。

0004

従来「包材設計」は、設計者の包材に関する知識と過去の使用書作成の経験に基づいて行われていた。例えば設計者に「包材設計」の経験が豊富であった場合は設計者の過去の経験に基づき行われた。一方設計者に「包材設計」の経験が不十分な場合、過去の「包材設計」の設計書(以下仕様書という)に基づいて行われた。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら包材は種類が多く、それぞれが異なる物性を有するため、設計には経験に基づいた知識を必要とする場合が多い。そのため設計者は熟練者である方が良いが、設計者の育成には時間がかかるという問題点があった。

0006

一方前述したように経験が不十分な設計者であっても、過去の仕様書を参考にして設計を行うことも可能だが、単に仕様書を読んだだけでは、どのような機能を満たすためにその材料を選んだのかは不明であり、過去の仕様書に基づいての「包材設計」では、条件情報を満たさない包材を設計してしまう場合があった。

0007

もしくは包装対象が同一であるということで選択した過去の仕様書が、特殊な条件情報(例えば金属蒸着層が必要であるとのユーザーからの要求)を満たすためのものであった場合、この仕様書を参考にして設計された包材は、必要以上に高価なものとなった。

0008

また上述した方法で行った「包材設計」において、決定された包材が最適なものであるか否かを知ることは難しかった。

課題を解決するための手段

0009

上記のような課題を解決するために、本発明に係わる包材の材料構成選択装置図1に示すように、包材の用途を入力するための第1の入力手段aと、 該包材の品質に対する要求について、重み点を入力するための第2の入力手段bと、少なくとも包材名、その使用可能な用途及び機能を関連付けて記憶している記憶手段cと、第1の入力手段aから入力された用途に使用可能な包材を記憶手段cから選択し、かつ選択された包材の機能ごとに優劣を決定し、相当する点数を付与する第1の演算処理手段dと、第1の演算処理手段dで付与された点数に、第2の入力手段bから入力された重み点を加算し、その値に基づき各包材に点数をつける第2の演算処理手段とe、第2の演算処理手段eによって最高の点数がつけられた包材を選択する第3の演算処理手段fと、第3の演算処理手段fで選択された包材の材料構成を表示する表示手段gと、第3の演算処理手段で選択された包材の材料構成を出力する出力手段hを具備することを特徴とすることを特徴とする。

0010

従って本発明に係わる材料構成選択装置にあっては、第1の演算処理手段dは、第1の入力手段aから入力された用途に適する包材を記憶手段cから全て検索し、該包材の機能ごとに優劣を決定して相当する点数を付与する。そして第2の演算処理手段fは第1の演算処理手段eが付与した点数と、第2の入力手段bから入力された重み点に基づいて、各包材に点数を付ける。また第3の演算処理手段は、第2の演算処理手段で最高得点が付けられた包材を選択する。そして該選択された包材は表示手段gへと表示され、出力手段hから出力される。

0011

以下に本発明の一実施例について図面を用いて説明する。図2は本発明による包材の材料構成選択装置のシステム構成の一実施例である。該システムキーボード等よりなる対話式の入力手段1と、磁気ディスク装置等よりなる記憶手段2と、コンピューター等よりなる演算処理手段3と、プリンタ装置等よりなる出力手段4と、モニター等の表示手段5から構成されている。

0012

ここで入力手段1は、包材の用途及び該包材の品質に対する要求の度合い(後述する「重み点」)を入力するものである。また、後述するデータ構築の際には包装材料、該包装材料を使用可能な包装対象、前記包装材料の有する機能や金額等の条件情報を入力するものである。

0013

そして記憶手段2は、入力手段1から入力された包装材料と該包装材料を使用可能な包装対象と前記包装材料の有する機能や金額等の条件情報を関連付けて記憶しているものである。また、後述する「機能の優劣の決定」に際して必要となる、「優劣の判断基準」を記憶している。

0014

記憶手段2に記憶されているデータ構成の一例を図4に示す。図4は、登録されている包材の順もしくは表示する包材の順に番号を記入するための番号欄iと、包材に使用する材料の構成を記入する材料構成欄jを設ける。そして包材と、包装可能な(過去に使用したことのある)内容物を関連付けて記入する用途欄kを設ける。そして包材が持つ機能やコスト等の数値を記入する機能欄mを設け、包材を決定する為に必要な条件を全て盛り込んだ表形式でデータを記憶させている。

0015

演算処理手段3は、前記入力手段1から入力された包装対象に使用可能な包材を全て記憶手段2から検索し、かつ検索された包材がもつ機能毎に優劣の順位を付与し、続いて該付与された優劣の順位に入力手段1から入力された機能の重み点を加算して包材の得点を算出し、最高得点の包材を選択する。

0016

表示手段5は記憶手段2で記憶しているデータや、演算処理手段で決定した包材名及びその機能等を表示する。出力手段4は前記表示手段5が表示した事項を所定のフォーマットで用紙等に出力する。

0017

次に、以上の如く構成した包材の最適材料構成選択装置の作用について、図3に示すフローチャート図4ないし図7を用いて説明する。

0018

まず包装対象を例えば「チョコレート」と入力手段1から入力する〔SP1〕。すると演算処理手段3は〔SP1〕から入力された包装対象として使用可能な全ての包材(図4の用途欄kに「チョコレート」と記載されている全ての包材)を図4のように記憶されている包材に関する情報中から選択する〔SP2〕。該選択された包材に関する情報は例えば図5のように表される。すなわち図4において包材番号欄iの番号(以下包材番号という)〔1,2,3,4〕が「チョコレート」として使用可能な包材として選択される。

0019

続いて演算処理手段3は全ての機能について、機能欄mに記載されている数値と、記憶手段2に記憶されている「優劣の判断基準」に基いて包材の優劣を決め〔SP3〕、優れている順に高得点を付け〔SP4〕、図6のように該得点を材料構成欄jの包材名と関連付けて表示手段5へと表示する〔SP5〕。

0020

例えば「優劣の判断基準」を{「酸素透過度」、「透湿度」及び「シール強度」は数値の大きいものから順に、「単価」は数値の小さいものから順に優れているものとする}と記憶手段2に予め記憶させておく。そして〔SP2〕で選択された包材がn種類ある場合、優れているものから順にn点,(n−1)点,…1点と点数を付ける。すなわち図5のように、「チョコレート」に使用可能な包材は5種類であるので、機能ごとにその優れた順に4,3,2,1点を付ける。すなわち図5における「酸素透過度」という機能を、その「優劣の判断基準」の(数値の大きいものから順に優れているものとする)にあてはめると、図6の機能得点欄sのようになる。

0021

次にオペレータは機能の重要さの比率図6の重み点欄pのように数値で表し(以下「重み点」という)、入力手段1から入力する〔SP6〕。例えば作成する包材について、ユーザーから「多少機能を犠牲にしても、安いものがよい」との要求(以下要求情報という)があった場合、オペレータは包材の機能について、「酸素透過度」、「透湿度」、「シール強度」及び「単価」の重要さの比率を2:1:1:3と入力する。すると演算処理手段3は〔SP5〕で付与された点数に、〔SP6〕で入力された「重み点」を機能ごとに掛けて「機能点」を算出する〔SP7〕。例えば該算出された値は図7の機能点欄qのようになる。すなわち「ポリ塩化ビニリデンコートされた延伸プロピレンフィルム(20μmと、無延伸プロピレンフィルム(25μm)をエクストルーダーにより積層したフィルム」(以下「KOP#20/EX/CPP#25」とする)の「機能点」は、機能得点欄sの点数が4であり重み点が2であるので、「機能点」は8となる。

0022

続いて演算処理手段3は〔SP7〕で算出された全ての機能の「機能点」を足し合わせ、「機能合計点」を算出し〔SP8〕、「機能合計点」の一番高い包材を、要求情報に最適な包材として選択する〔SP9〕。例えば図5の機能点欄pに基き、〔SP8〕において算出された「機能合計点」はそれぞれ図6の機能合計欄rのようになり、それに基づき〔SP9〕が選択する最適な包材は、合計点の一番高い「ポリ塩化ビニリデンコートされた延伸プロピレンフィルム(20μm)と、アルミニウム蒸着ポリプロピレンフィルム(25μm)をエクストルーダーにより積層したフィルム」(以下「KOP#20/EX/PP蒸着#25」という)となる。

0023

そして〔SP9〕で選択された最適な包材は、表示手段5へ表示され〔SP10〕、出力手段4から所定のフォーマットで用紙等に出力される〔SP11〕。

0024

上記は本発明の一実施例であり、記憶手段2に記憶されている包材等の情報はこれに限定されず、追加や変更も可能である。

0025

また、本実施例の〔SP5〕において、表示手段5は包材に関する情報を一度表示しているが、〔SP1〕において「重み点」も合わせて入力すれば、演算処理手段3が〔SP2〕から〔SP8〕までを続けて行い、表示手段5は〔SP9〕で選別された結果のみを表示するようにしてもよい。

0026

その他、ある機能について一定の値をもたないものは、他の機能がたとえ他の包材に比べて一番優れていても、〔SP9〕が最適な包材として選択しないようにしてもよい。例えば、〔SP6〕で入力する要求情報を「多少機能を犠牲にしても、安いもの−具体的には単価が60円未満のもの」であった場合、「酸素透過度」、「透湿度」、「シール強度」及び「単価」の重要さの比率を「2:1:1:3(X<60)」と入力すると、演算処理手段3は〔SP7〕から〔SP8〕までを続けて行い、続いて〔SP9〕は、「単価が60円以上」である包材番号3、4及び5は省き、残りの1及び2のうち、合計点の一番高い包材である「OPP#30/DL/PP蒸着#25」を要求情報に最適な包材として選択する。

0027

もしくは前述したように〔SP1〕において、包装対象と共に「重み点」も併せて入力するときに「2:1:1:3(X<60)」と入力すれば、〔SP2〕は該包装対象として使用可能な全ての包材を選択する際に、単価が60円未満のもののみを選択し、該選択された包材のみについて、〔SP3〕から〔SP8〕までを続けて行い、表示手段5は〔SP9〕で選別された結果のみを表示するよにしてもよい。

発明の効果

0028

本発明は以上のように、包材設計時間の著しい短縮化を図ることができ、かつ専門家でなくても誰にでも容易に包材設計をすることが可能となる。特に包材のもつ機能の優劣を数値で比較することができ、かつユーザーから要求された「包材のもつ機能の重要さ」を包材設計に反映することができるので、個人差によるばらつきのない包材設計が可能となる。

図面の簡単な説明

0029

図1本発明におけるブロック図である。
図2本発明の一実施例のシステム構成を示すブロック図である。
図3同実施例の作用を説明するためのフローチャートである。
図4同実施例におけるデータ構成の一例である。
図5同実施例におけるデータ構成の一例である。
図6同実施例におけるデータ構成の一例である。
図7同実施例におけるデータ構成の一例である。

--

0030

a…第1の入力手段
b…第2の入力手段
c…記憶手段
d…第1の演算処理手段
e…第2の演算処理手段
f…第3の演算処理手段
g…表示手段
h…出力手段
i…番号欄
j…材料構成欄
k…用途欄
m…機能欄
p…重み点欄
q…機能点欄
r…機能合計欄
s…機能得点欄
1…入力手段
2…記憶手段
3…演算処理手段
4…出力手段
5…表示手段

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