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技術 移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車、及び移動用車輪の中正位置調整方法

出願人 新明和工業株式会社
発明者 桃崎潤子美藤龍平永井吉男起
出願日 1994年2月18日 (26年9ヶ月経過) 出願番号 1994-021425
公開日 1995年8月29日 (25年2ヶ月経過) 公開番号 1995-228493
状態 特許登録済
技術分野 操向制御装置 特殊荷物運搬車両 ジブクレーン(門形、ケーブルクレーン) フォークリフトと高所作業車
主要キーワード 常時伸縮 支持カバー 移動用車輪 伸縮アクチュエータ 前側左右 走行用タイヤ 起伏動作 ジャッキ装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年8月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

目的

移動用車輪操舵操作を状況に応じて迅速に行うことができる移動用車輪を有するジャッキを備えた高所作業車、及び左右の移動用車輪の中正位置を一人で簡単にしかも迅速に調整することができる移動用車輪の中正位置調整方法を提供する。

構成

高所作業が可能な作業台を有する作業装置が搭載された車台前後左右ジャッキ装置が設けられるとともに、該ジャッキ装置の伸縮支持脚に移動用車輪が設けられた高所作業車において、前記移動用車輪と伸縮支持脚との間には、舵取装置が設けられ、該舵取装置は作業台に設けられた操作装置により操作可能に構成され、上記車台には上記移動用車輪に索条手段4を介して連係され、移動用車輪の舵取り方向を表示する回転板52を備えた表示装置5が設けられてなる。

概要

背景

従来、実開平3−46496号公報に記載のものに見られるように、ブームを介してバケット昇降自在に設けられた高所作業車の前後両側にジャッキ装置が設けられるとともに、これらジャッキ装置の下端移動用車輪がそれぞれ設けられてなり、上記ジャッキ装置を伸長させることで移動用車輪で作業車を支持し、この状態でバケットの操作装置を操作することで、移動用車輪の駆動及び操舵を行い高所作業を行う高所作業車が提供されている。

概要

移動用車輪の操舵操作を状況に応じて迅速に行うことができる移動用車輪を有するジャッキを備えた高所作業車、及び左右の移動用車輪の中正位置を一人で簡単にしかも迅速に調整することができる移動用車輪の中正位置調整方法を提供する。

高所作業が可能な作業台を有する作業装置が搭載された車台前後左右にジャッキ装置が設けられるとともに、該ジャッキ装置の伸縮支持脚に移動用車輪が設けられた高所作業車において、前記移動用車輪と伸縮支持脚との間には、舵取装置が設けられ、該舵取装置は作業台に設けられた操作装置により操作可能に構成され、上記車台には上記移動用車輪に索条手段4を介して連係され、移動用車輪の舵取り方向を表示する回転板52を備えた表示装置5が設けられてなる。

目的

効果

実績

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請求項1

高所作業が可能な作業台を有する作業装置が搭載された車台前後左右ジャッキ装置が設けられるとともに、該ジャッキ装置の伸縮支持脚移動用車輪が設けられた高所作業車において、前記移動用車輪と伸縮支持脚との間には、舵取装置が設けられ、該舵取装置は作業台に設けられた操作装置により操作可能に構成され、上記車台には上記移動用車輪の舵取り方向を表示する表示装置が設けられたことを特徴とする移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車。

請求項2

前記表示装置は、前記移動用車輪に索条手段を介して連係され、該移動用車輪の舵取り方向を示す回転板を備えた請求項1記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車。

請求項3

前記舵取装置は、前記移動用車輪と伸縮支持脚との間に連結された伸縮アクチュエータで構成され、前記索条手段は、芯線と、該芯線の外周部を被覆する外筒とからなり、芯線の一端部は前記アクチュエータに沿って平行に配置された状態で当該アクチュエータの可動側に止着され、芯線の他端が前記回転板に止着されてなる請求項2記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車。

請求項4

高所作業が可能な作業装置が装着された車台の前後左右にジャッキ装置が設けられるとともに、該ジャッキ装置の伸縮支持脚に移動用車輪が設けられ、該移動用車輪を左右独立して舵取り可能に構成された高所作業車における移動用車輪の中正位調整方法であって、左右の移動用車輪の各中正位置を検出するための第1センサ及び第2センサと、上記左右の移動用車輪のいずれか一方に設けられ、該一方の移動用車輪が進行方向に向かって中正位置から左側又は右側に角度変位していることを検出する第3センサとを設け、前記第3センサが設けられていない他方の第1センサもしくは第2センサにより左もしくは右の移動用車輪が第1センサもしくは第2センサによって中正位置を検出した際、上記一方の移動用車輪を該一方の移動用車輪に設けられた第1センサもしくは第2センサの検出結果及び第3センサの検出結果に基づいて調整することを特徴とする移動用車輪の中正位置調整方法。

技術分野

0001

本発明は、移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車、及び移動用車輪の中正位調整方法に関する。

背景技術

0002

従来、実開平3−46496号公報に記載のものに見られるように、ブームを介してバケット昇降自在に設けられた高所作業車の前後両側にジャッキ装置が設けられるとともに、これらジャッキ装置の下端に移動用車輪がそれぞれ設けられてなり、上記ジャッキ装置を伸長させることで移動用車輪で作業車を支持し、この状態でバケットの操作装置を操作することで、移動用車輪の駆動及び操舵を行い高所作業を行う高所作業車が提供されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上記従来の高所作業車において、作業者はバケットに乗った状態で該バケットに設けられた操作装置により移動用車輪を操作可能であるものの、移動用車輪は車体の底部に設けられているため、バケットに乗った状態では、移動用車輪の舵取り方向を目視することが困難であり、通常は作業者が進む状態を見て操舵するしかなかった。従って、高所作業車の移動修正を迅速に行うことができず、作業性が悪いとともに、障害物があった場合に該障害物を回避する対応にも遅れ衝突事故等を招く危険が高いという問題があった。

0004

また、移動用車輪の操舵方向電気的に検出し、この検出結果を作業者に知らせるようにすることも可能であるが、電気的に検出するものでは構成が複雑になるとともに、雨などの影響により故障が発生することもあり、耐久性等の面から屋外で作業を行う高所作業車には適さないという問題があった。

0005

さらに、移動用車輪の操舵は、一般的に左右の移動用車輪をそれぞれ独立のアクチュエータによってそれぞれ独立して方向を変えており、長期に亘って使用していると、左右の移動用車輪の操舵方向が左右で微妙にずれてくるため、このずれを合致させるように調整する必要があり、この調整を作業者が手間をかけずに簡単に行えるようにすることが要望されていた。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る請求項1記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車は、高所作業が可能な作業台を有する作業装置が搭載された車台前後左右にジャッキ装置が設けられるとともに、該ジャッキ装置の伸縮支持脚に移動用車輪が設けられた高所作業車において、前記移動用車輪と伸縮支持脚との間には、舵取装置が設けられ、該舵取装置は作業台に設けられた操作装置により操作可能に構成され、上記車台には上記移動用車輪の舵取り方向を表示する表示装置が設けられたものである。

0007

本発明に係る請求項2記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車において、前記表示装置は、前記移動用車輪に索条手段を介して連係され、該移動用車輪の舵取り方向を示す回転板を備えている。

0008

本発明に係る請求項3記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車において、前記舵取装置は、前記移動用車輪と伸縮支持脚との間に連結された伸縮アクチュエータで構成され、前記索条手段は、芯線と、該芯線の外周部を被覆する外筒とからなり、芯線の一端部は前記アクチュエータに沿って平行に配置された状態で当該アクチュエータの可動側に止着され、芯線の他端が前記回転板に止着されている。

0009

本発明に係る請求項4記載の移動用車輪の中正位置調整方法は、高所作業が可能な作業装置が装着された車台の前後左右にジャッキ装置が設けられるとともに、該ジャッキ装置の伸縮支持脚に移動用車輪が設けられ、該移動用車輪を左右独立して舵取り可能に構成された高所作業車における移動用車輪の中正位置調整方法であって、左右の移動用車輪の各中正位置を検出するための第1センサ及び第2センサと、上記左右の移動用車輪のいずれか一方に設けられ、該一方の移動用車輪が進行方向に向かって中正位置から左側又は右側に角度変位していることを検出する第3センサとを設け、前記第3センサが設けられていない他方の第1センサもしくは第2センサにより左もしくは右の移動用車輪が第1センサもしくは第2センサによって中正位置を検出した際、上記一方の移動用車輪を該一方の移動用車輪に設けられた第1センサもしくは第2センサの検出結果及び第3センサの検出結果に基づいて調整するものである。

0010

本発明の請求項1に記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車では、作業台上に表示装置を設けたことで、作業台に乗った作業者がこの表示装置によって移動用車輪の操舵方向を把握し、これに基づいて移動用車輪を操作する。

0011

本発明の請求項2記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車では、移動用車輪に索条手段を介して連係され回転板によって、該移動用車輪の舵取り方向を示すことで、表示装置を雨などにも強い機械的な構成にする。

0012

本発明の請求項3記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車では、芯線の一端部をアクチュエータに沿って平行に配置させた状態で当該アクチュエータの可動側に止着しているため、芯線の外筒に対する出入方向をアクチュエータの伸縮動作及びこれに伴う移動用車輪の方向に関わらず一定とする。

0013

また、本発明の請求項4記載の移動用車輪の中正位置調整方法では、作業者は第1〜第3センサの検出結果に基づいて、左もしくは右の移動用車輪を基準にして他方の移動用車輪を調整する。

0014

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

0015

図1は、移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車の概略構成を示している。

0016

この高所作業車1は、車台11上に荷台12を、その前部に運転席13を備え、通常(非高所作業時)は走行用タイヤ14で走行する。

0017

前記荷台12上には、旋回台15が図示しない旋回モータにより旋回自在に設けられている。旋回台15の上端部にはブーム16の基端枢支され、該ブーム16と旋回台15との間に配設された起伏シリンダ17によってブーム16が起伏自在に構成されている。

0018

ブーム16の先端部にはバケット(作業台)18が設けられ、バケット18は水平保持シリンダ19によりブーム16の起伏動作に対して常時水平状態を保持するように構成されている。

0019

前記車台11の前後両側の4箇所には、移動用車輪2が配設されている。これら移動用車輪2には、車台11にそれぞれ設けられたジャッキ装置21の伸縮支持脚22の先端が連設されている。ジャッキ装置21はその伸縮支持脚22を下方に伸長自在に配設されており、該ジャッキ装置21により伸縮支持脚22を下方に伸長させることで、移動用車輪2を下方に移動させてこの移動用車輪2で高所作業車1を支持する。

0020

また、ジャッキ装置21は、前側の移動用車輪2を前方へ、後側の移動用車輪2を後方へそれぞれ張り出しながら各移動用車輪2が下方に移動するよう斜めに配設されている。これにより高所作業車1を支持する各移動用車輪2間の間隔を大きくとることができ、高所作業車1を安定的に支持することができる。

0021

さらに、前記バケット18には操作装置6が設けられている。操作装置6は、後述する前記移動用車輪2の駆動及び操舵の操作や、ブーム16の起伏、旋回台15の旋回動作等が操作可能に構成されている。

0022

前記各移動用車輪2は、図2に示すように、前記伸縮支持脚22の先端にベアリング23を介して水平旋回自在に設けられた支持カバー24に回転自在に支持されており、これら各移動用車輪2のうち前側左右の移動用車輪2は、ステアリング装置(舵取装置)3により操舵自在に構成されている。

0023

図3は左の移動用車輪2のステアリング機構を示し、図4は右の移動用車輪2のステアリング機構を示している。

0024

このステアリング装置3は、伸縮支持脚22の先端にブラケット25を介して伸縮シリンダ31の基端部が枢支されるとともに、該伸縮シリンダ31のロッド端32が前記支持カバー24の上部に枢支されてなり、伸縮シリンダ31の伸縮動作により支持カバー24を介して移動用車輪2を操舵することができる。

0025

また、前側左の移動用車輪2には、図2及び図3に示すように、ワイヤ(芯線)4の一端が伸縮シリンダ31のロッド端32にブラケット33を介して止着されている。このワイヤ4の他端は図5及び図6に示す表示装置5に止着されている。

0026

ワイヤ4は、その途中部チューブ状のアウター(外筒)41で被覆されており、アウター41の一端は前記伸縮シリンダ31の基端部にブラケット34を介して止着されるとともに、他端が前記表示装置5に止着されている。

0027

そして、ワイヤ4の一端部は、ブラケット33、34により伸縮シリンダ31の伸縮動作に関わらず常時伸縮シリンダ31と平行になるよう配置されている。これにより、ワイヤ4の一端は、伸縮シリンダ31の伸縮動作に関わらず該アウター41の一端に対して常に同じ方向で引き出され、もしくは引き戻されることになり、この引き出されもしくは引き戻される際にアウター41の一端との間で摩擦を生じることなく円滑な作動を行うことができる。

0028

前記表示装置5は、車台11上に設けられており(図1参照)、図5及び図6に示すように、基台51上に円盤状の回転板52が回転自在に支持されたもので、回転板52の上面には矢印53が表示されている。

0029

基台51の側部には前記ワイヤ4のアウター41の他端が止着され、このアウター41から露出したワイヤ4の他端が前記回転板52にブラケット54を介して止着されている。ブラケット54と基台51との間にはスプリング55が介装されており、このスプリング55の付勢力によりワイヤ4を表示装置5側に引っ張っている。前記回転板52の矢印53は、ワイヤ4を介して連係された移動用車輪2の舵取り方向と同じ方向を指すように設定されている。

0030

よって、伸縮シリンダ31の伸縮動作に伴ってワイヤ4の一端がアウター41から引き出されもしくは引き戻されることで、このワイヤ4の動作が回転板52に伝わり、回転板52の矢印53が移動用車輪2の操舵方向と同じ方向を示すことになる。

0031

さらに、前側左右の移動用車輪2には、該左右の移動用車輪2の方向を調整する調整手段が設けられている。

0032

調整手段は、例えば左の移動用車輪2を基準とした場合、左の移動用車輪2が高所作業車1を真っ直ぐに走行させる方向に位置する(以下、この位置を中正位置という。)際に、この状態を検出するための第1センサ61と、右の移動用車輪2が中正位置に位置する際に、この状態を検出する第2センサ62と、右の移動用車輪2が中正位置及び当該中正位置から進行方向に向かって右側に変位した位置に存する際に、この状態を検出する第3センサ63とを備えたものである。

0033

第1センサ61は、図3に示すように、移動用車輪2の支持カバー24側に設けられており、移動用車輪2が中正位置に達した時にONになるよう伸縮支持脚22の先端側にドグ64が設けられている。

0034

第2センサ62は、図4に示すように、移動用車輪2の支持カバー24側に設けられており、移動用車輪2が中正位置に達した時にONになるよう伸縮支持脚22の先端側にドグ65が設けられている。

0035

第3センサ63は、図4に示すように、前記第2センサ62の下方となる移動用車輪2の支持カバー24側に設けられており、移動用車輪2が中正位置に達した時及び中正位置から進行方向に向かって右側に変位した位置に存する際にONになるよう伸縮支持脚22の先端側に約1/4円状のドグ66が設けられている。

0036

よって、左の移動用車輪2を第1センサ61がONになる中正位置に配置した際、図7に示すように第2センサ62及び第3センサ63が共にONであれば、右の移動用車輪2が中正位置(一点鎖線参照)にあることが分かり、図8に示すように第2センサ62がOFFで第3センサ63がONであれば、右の移動用車輪2が進行方向に向かって右側にずれていることが分かり(二点鎖線参照)、図9に示すように第2センサ62及び第3センサ63が共にOFFであれば、右の移動用車輪2が進行方向に向かって左側にずれていることが分かる(二点鎖線参照)。

0037

次に、前述のように構成された移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車の使用態様について説明する。

0038

まず、高所作業を始めるにあたって、ジャッキ装置21の伸縮支持脚22を伸長させ、移動用車輪2で高所作業車1を支持し、高所作業車1の走行用タイヤ14を地上から浮かせる。

0039

そして、操作装置6により移動用車輪2の駆動及び操舵を操作するとともに、ブーム16の起伏、旋回台15の旋回を操作してバケット18を所望の位置に配置し高所作業を行う。この高所作業において、移動用車輪2の操舵方向は表示装置5の矢印53が示しているので、作業者はバケット18上からこの矢印53を見ることで移動用車輪2の操舵方向を瞬時に把握でき、これに基づいて移動用車輪2の操作を状況に応じて迅速に行うことができる。

0040

このような高所作業を行っていると、操舵されている左右の移動用車輪2の操舵方向が該左右の移動用車輪2間でずれてくる場合があり、このような場合や一定の期間ごとに図10に示すフローチャートに従って、その左右の移動用車輪2のズレを調整する。

0041

まず、ステップS1で左右の移動用車輪2を、一旦、進行方向に向かって左側一杯の位置まで旋回操作する。この後、この状態からステップS2で左右の移動用車輪2を同時に右側に旋回させる。

0042

そして、ステップS3で、第1センサ61がONになるまで、左右の移動用車輪2を右側に旋回させ、第1センサ61がONになった時に該左右の移動用車輪2の旋回を停止させる(ステップS4)。

0043

この時、基準となる左の移動用車輪2は第1センサ61がONになっているので中正位置に配置されている。

0044

そして、ステップS5で第2センサ62がONであるか否かを判断し、第2センサ62がONであれば、右の移動用車輪2も中正位置にあり(図7参照)、左右の移動用車輪2間での操舵方向がずれていないと判断して調整作業を終了する。

0045

また、ステップS5で第2センサ62がOFFであればステップS6に進む。ステップS6では第3センサ63がONであるか否かを判断し、第3センサ63がONであれば右の移動用車輪2が中正位置から進行方向に向かって右側にずれている(図8参照)と判断してステップS7によって右の移動用車輪2を左側に旋回操作し、ステップS8によって第2センサ62がONになった時にステップS9で右の移動用車輪2の旋回装置を停止する。これにより右の移動用車輪2も中正位置に配置される。

0046

また、ステップS6で第3センサ63がOFFであれば右の移動用車輪2が中正位置から進行方向に向かって左側にズレている(図9参照)と判断してステップS10によって右の移動用車輪2を右側に旋回操作し、ステップS8によって第2センサ62がONになった時にステップS9で右の移動用車輪2の旋回装置を停止する。

0047

このように、作業者は第1〜第3センサ61〜63の検出結果に基づいて、右の移動用車輪2を旋回操作することで、簡単にしかも迅速に左右の移動用車輪2の中正位置を調整することができる。

0048

なお、本例では、左の移動用車輪2を基準にして左右の移動用車輪2の中正位置を調整したが、右の移動用車輪2を基準にして調整するようにしてもよい。この場合において、第1センサ61を右の移動用車輪2に、第2,第3センサ62,63を左の移動用車輪2に設けることになり、左右の移動用車輪の調整動作が逆になるだけで基本的な動作は同様である。

0049

また、前側左右の移動用車輪2を操舵自在に構成したものを説明したが、後側左右の移動用車輪2を操舵自在に構成してもよい。

0050

さらに、このように構成された移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車には、図11及び図12に示すように、旋回台15の位置を荷台12の中央部から側方にずらすことで、荷台12の中央部に凹部7を前後に亘って形成している。この凹部7は、梯子71を収納する梯子収納部になされ、該梯子71を安定した状態でしかも容易に収納することができる。

発明の効果

0051

以上述べたように、本発明の請求項1に記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車によれば、車台上に表示装置を設けたことで、作業台に乗った作業者がこの表示装置によって移動用車輪の操舵方向を把握でき、これに基づいて移動用車輪を操作できるため、操舵操作を状況に応じて迅速に行うことができ、衝突事故等を防止でき、安全な高所作業を行うことができる。

0052

本発明の請求項2記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車によれば、表示装置は、移動用車輪に索条手段を介して連係され、該移動用車輪の舵取り方向を示す回転板であるため、該表示装置を機械的に構成することができ、雨などの水にも強く、高所作業車への適用に優れた表示装置を提供することができる。

0053

本発明の請求項3記載の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車によれば、芯線の一端部をアクチュエータに沿って平行に配置させた状態で当該アクチュエータの可動側に止着しているため、芯線の外筒に対する出入角変位がアクチュエータの伸縮動作及びこれに伴う移動用車輪の方向に関わらず一定とすることができ、これに起因するワイヤにかかる負荷がなく、該ワイヤを円滑に作動させることができ、移動用車輪の操舵方向を表示装置により精度よく表示することができる。

0054

また、本発明の請求項4記載の移動用車輪の中正位置調整方法によれば、作業者は第1〜第3センサの検出結果に基づいて、左もしくは右の移動用車輪を基準にして他方の移動用車輪を調整することで、左右の移動用車輪の中正位置を一人で簡単にしかも迅速に調整することができる。

図面の簡単な説明

0055

図1本発明の移動用車輪を有するジャッキ装置を備えた高所作業車の概略構成を示す側面図である。
図2移動用車輪の支持構造及びステアリング機構を示す一部断面の側面図である。
図3右の移動用車輪のステアリング機構を示す一部断面の平面図である。
図4左の移動用車輪のステアリング機構を示す一部断面の平面図である。
図5表示装置を示す平面図である。
図6表示装置を示す斜視図である。
図7本発明の移動用車輪の中正位置調整方法を説明する説明図である。
図8本発明の移動用車輪の中正位置調整方法を説明する説明図である。
図9本発明の移動用車輪の中正位置調整方法を説明する説明図である。
図10本発明の移動用車輪の中正位置調整方法を説明するフローチャート図である。
図11荷台の上面に形成された梯子の収納部を示す平面図である。
図12図11におけるA−A断面図である。

--

0056

1高所作業車
11車台
18バケット(作業台)
2移動用車輪
21ジャッキ装置
22伸縮支持脚
3ステアリング装置(舵取装置)
31伸縮シリンダ(伸縮アクチュエータ)
4ワイヤ(芯線)
41アウター(外筒)
5表示装置
52回転板
6操作装置
61 第1センサ
62 第2センサ
63 第3センサ

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