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技術 電子計算装置

出願人 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
発明者 中島紀明
出願日 1994年2月10日 (25年6ヶ月経過) 出願番号 1994-016550
公開日 1995年8月22日 (24年0ヶ月経過) 公開番号 1995-225743
状態 特許登録済
技術分野 電卓等
主要キーワード 汎用電子計算機 操作変更 比較キー カウント装置 操作取消 カウントエリア 挿入キー 操作段階
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年8月22日)のものです。
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図面 (9)

目的

計算操作を誤った場合に効率よく訂正でき、さらには間違いを効率良く発見でき、正しい計算結果を少ない計算操作で効率良く得ることができること。

構成

入力された計算操作内容操作順に記憶する計算操作記憶手段と、任意の計算操作段階を指示する操作手段と、この操作手段によって指示された計算操作段階の計算操作内容を前記計算操作記憶手段から検索する処理手段と、検索された計算操作内容を表示する表示手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を変更操作に従って変更する変更手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を取消操作に従って取り消す取消手段と、計算実行操作に従って前記計算操作記憶手段に記憶された計算操作内容に対応した計算を行う計算手段とを備える。

概要

背景

上型電子計算装置は、それ専用の装置や汎用電子計算機の一機能として広く普及している。

このような卓上型電子計算装置は、一般に、直前計算結果演算操作および入力中の数値を記憶可能になっている。

ところで、卓上型電子計算装置を用いて連続した計算を行う場合、計算操作の途中および計算結果を得た後で以前の計算操作の入力内容の間違いに気がつくことがしばしばある。例えば、足し算操作と掛け算操作を間違えたことで計算結果に桁溢れが生じてしまったり、結果を得たものの想定される値と大幅に異なっていたり、入力すべき数式の数が多かったり少なかったりする場合がある。

概要

計算操作を誤った場合に効率よく訂正でき、さらには間違いを効率良く発見でき、正しい計算結果を少ない計算操作で効率良く得ることができること。

入力された計算操作内容操作順に記憶する計算操作記憶手段と、任意の計算操作段階を指示する操作手段と、この操作手段によって指示された計算操作段階の計算操作内容を前記計算操作記憶手段から検索する処理手段と、検索された計算操作内容を表示する表示手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を変更操作に従って変更する変更手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を取消操作に従って取り消す取消手段と、計算実行操作に従って前記計算操作記憶手段に記憶された計算操作内容に対応した計算を行う計算手段とを備える。

目的

本発明の目的は、計算操作を誤った場合に効率よく訂正でき、さらには間違いを効率良く発見でき、正しい計算結果を少ない計算操作で効率良く得ることができる電子計算装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

入力された計算操作内容操作順に記憶する計算操作記憶手段と、任意の計算操作段階を指示する操作手段と、この操作手段によって指示された計算操作段階の計算操作内容を前記計算操作記憶手段から検索する処理手段と、検索された計算操作内容を表示する表示手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を変更操作に従って変更する変更手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を取消操作に従って取り消す取消手段と、計算実行操作に従って前記計算操作記憶手段に記憶された計算操作内容に対応した計算を行う計算手段とを備えることを特徴とする電子計算装置

請求項2

前記計算操作記憶手段および表示手段を複数組設け、さらに各計算操作記憶手段に記憶されている計算操作内容を比較する比較手段を設け、相違する計算操作内容を各表示手段に表示させることを特徴とする請求項1記載の電子計算装置。

請求項3

複数組の計算操作記憶手段のうち計算操作に使用している組と、計算操作内容を変更中である旨の状態の識別表示を行わせる手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の電子計算装置。

請求項4

前記表示手段に入力された数式の数を常時表示させる手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3記載のいずれかの電子計算装置。

技術分野

0001

本発明は電子計算装置係り、特に卓上型電子計算装置に適用して好適な電子計算装置に関する。

背景技術

0002

卓上型電子計算装置は、それ専用の装置や汎用電子計算機の一機能として広く普及している。

0003

このような卓上型電子計算装置は、一般に、直前計算結果演算操作および入力中の数値を記憶可能になっている。

0004

ところで、卓上型電子計算装置を用いて連続した計算を行う場合、計算操作の途中および計算結果を得た後で以前の計算操作の入力内容の間違いに気がつくことがしばしばある。例えば、足し算操作と掛け算操作を間違えたことで計算結果に桁溢れが生じてしまったり、結果を得たものの想定される値と大幅に異なっていたり、入力すべき数式の数が多かったり少なかったりする場合がある。

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、従来の卓上型電子計算装置では、過去に遡ってまで計算操作を保持するようになっていないため、間違いに気がついた場合には最初の計算から再度全て入力しなおす必要がある。このため、計算操作が膨大になるほど間違いが発生し易いので、計算操作が多い計算を行う場合には、正確な計算結果を得るまでに長時間を要し、極めて効率が悪いという問題があった。

0006

さらに、計算操作の途中で直前の演算操作の間違いに気がついても、これを取り消す手段が設けられていないため、最初の計算操作から再度やり直すことが必要になり、上記と同様に効率が悪いという問題があった。

0007

また、一度、一連の計算操作を行い、これが正しいかどうかを検算するために再度同じ計算操作を繰り返す場合があるが、複数回の演算操作を比較する手段が設けられていないため、1回目と2回目で計算結果が異なってしまった場合、どちらの計算結果が正しいか知るにはもう一度計算を行うことが必要になり、このような場合にも効率が悪いという問題があった。

0008

この場合、特開昭62−226262号公報に開示されているように、置数や計算結果を表示する表示欄を複数設け、2式以上の計算結果を比較可能に構成した場合、1回目と2回目の計算結果が同一であれば、両方の計算結果は正しいと判断できるが、計算結果が異なる場合、いずれが正しいかは再度計算操作をやり直す必要がある。

0009

本発明の目的は、計算操作を誤った場合に効率よく訂正でき、さらには間違いを効率良く発見でき、正しい計算結果を少ない計算操作で効率良く得ることができる電子計算装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するために本発明は、基本的には、入力された計算操作内容操作順に記憶する計算操作記憶手段と、任意の計算操作段階を指示する操作手段と、この操作手段によって指示された計算操作段階の計算操作内容を前記計算操作記憶手段から検索する処理手段と、検索された計算操作内容を表示する表示手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を変更操作に従って変更する変更手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を取消操作に従って取り消す取消手段と、計算実行操作に従って前記計算操作記憶手段に記憶された計算操作内容に対応した計算を行う計算手段とを備える。

0011

そのうえでさらに、前記計算操作記憶手段および表示手段を複数組設け、また各計算操作記憶手段に記憶されている計算操作内容を比較する比較手段を設け、相違する計算操作内容を各表示手段に表示させるようにした。

0012

また、表示手段に入力された数式の数を常時表示させる手段を設けた。

0013

上記手段によれば、入力された計算操作内容が操作順に記憶されており、要求操作によりその内容が表示される。さらに、要求操作により過去の計算操作の一部が変更され、計算操作の最初から再計算が行われる。これによって、計算の途中で計算操作の間違いに気がついても、最初から全ての計算操作を再入力することなく、効率良く正しい計算結果を得ることができる。

0014

また、直前の計算操作の間違いに気がついた場合は、取消しの操作を行うことにより操作間違えの直前の状態まで、状況を回復させることができる。

0015

さらに、計算操作記憶手段および表示手段を複数組設けることにより、検算の為に2回計算を行い、その結果が異なってしまった場合、要求操作で2つの計算操作内容が比較され、異なった操作内容が示される。これによって、操作内容の間違いを効率良く発見することができる。

0016

さらに、入力した数式の数が常時表示されているため、入力した数式の数が正しいかどうかを常に判断することができ、入力漏れや余分な入力操作に気がつくことができる。

0017

以下、本発明を図示する実施例に基づき詳細に説明する。

0018

図1は本発明の一実施例を示す卓上型電子計算装置の操作面の平面図、図2は本実施例における表示欄の表示状態の変化を示した図、図3は本実施例の卓上型電子計算装置の機能構成図である。

0019

この実施例の卓上型電子計算装置は、2つの表示欄101a,101bを備えており、計算を行う場合は、まず表示欄選択キー102a,102bを押し、どちらの表示欄を使用するか指定するようになっており、指定された表示欄101a,101bには図2のような選択中表示201が表示される。

0020

計算操作を行うと表示欄101a,101bには従来の電卓と同様に、入力した数値や計算結果が表示される。さらに計算操作内容が記憶されるようになっている。

0021

さらに、2つの数式カウント表示欄110a,110bが設けられ、ここには入力した数式の数が常時表示されるようになっている。例えば
4+5+6=
と入力する場合、「4+」を入力した時点で数式カウント表示欄110a(または110b)には「1」が、「5+」を入力した時点で数式カウント表示欄110a(または110b)には「2」が、「6=」を入力した時点で数式カウント表示欄110a(または110b)には「3」が表示され、最終的に3個の数式を入力したことが判るようになっている。

0022

この他に、表示欄101a,101bの下方には数値キー演算子キーが設けられると共に、計算実行キー107、操作比較キー108、操作取消しキー109が設けられている。さらに、表示欄選択キー102の右方には操作戻りキー103、操作送りキー104、操作挿入キー105、操作削除キー106が設けられている。

0023

これらのキー群図3操作入力装置340を構成し、表示欄101a、110aが図3の表示部310の一部を構成し、表示欄101b、110bが図3の表示部320の一部を構成している。

0024

表示部310は図3に示すように、数式カウント表示装置311と表示装置312とから成り、表示装置312に図1の表示欄101aが存在し、数式カウント装置311に表示欄110aが存在する。同様に、表示部320は図3に示すように、数式カウント表示装置321と表示装置323とから成り、表示装置323に図1の表示欄101bが存在し、数式カウント装置321に表示欄110bが存在する。

0025

これらの表示部310および320は中央処理装置330の表示制御装置331に接続されている。

0026

中央処理装置330は、表示制御装置331の他に、計算装置332、比較装置333、変更装置334、取消装置335、入力制御装置336とから構成され、操作入力装置340は入力制御装置336に接続されている。

0027

また、入力制御装置336には、2つの表示欄101a,101bを使用した計算操作を記憶する計算操作記憶装置351、352が接続されている。この計算操作記憶装置351、352は、主記憶装置350の中に設けられる。

0028

この構成において、操作入力装置340において行われた入力操作は、入力制御装置336により操作の種類が判定され、計算装置332、比較装置333、変更装置334、取消装置335、主記憶装置350に出力される。

0029

計算装置332、比較装置333、変更装置334、取消装置335で処理された結果は、表示制御装置331による表示欄の判定を経て、表示部310または320に表示される。

0030

計算を行うために操作入力装置340で行われた入力操作の内容、すなわち数値キーや演算子キーのうちいずれが操作されたかは、入力制御装置336により計算装置332、主記憶装置350へ伝達される。この場合、主記憶装置350への出力は、表示対象が表示部310の場合、計算操作記憶装置351に出力され、表示対象が表示部320の場合、計算記憶装置352に出力される。

0031

ここで、計算操作を間違えた場合の変更方法について具体的な例で説明する。

0032

4+5+6=
という計算操作を、誤って
4+2+6=
と入力してしまった場合、表示欄101aには正しくは「15」と表示されるべきところ「12」と表示された状態において、まず操作戻りキー103を1回押す。そうすると、表示欄101aには直前の操作である「+6」が表示され、操作の変更中であることを示す変更中表示202(図2参照)が点灯する。さらに操作戻りキー103を押していくと、表示欄101aでは操作を遡って「+2」と表示が変わっていく。

0033

ここで、操作送りキー104は操作戻りキー103と逆の働きを行う。例えば、表示欄101aに「+2」が表示されれいる状態で操作送りキー104を押していくと、表示欄101aは「+6」とその後の操作が順次表示される。

0034

これらの操作戻りキー103、操作送りキー104を使用し、間違った操作である「+2」を探し当て表示させた状態とする。正しくは「5」であるため「5」の数値キーを押すと表示は「+5」に変わり、計算操作記憶装置351に記憶されている内容も置き換えられる。

0035

この状態で再度計算をさせるには、計算実行キー107を押す。これにより、記憶されている計算操作が計算装置332に与えられ、正しい結果である「15」が表示欄101aに表示される。

0036

この時、操作の変更状態解除されたので、変更中表示202は消灯する。

0037

ところで、計算操作は入力漏れや余分に入力してしまったという間違えも起こり得る。入力漏れとなった場合は、入力を挿入したい場所を表示させ、操作挿入キー105を1回押し、挿入したい操作を行う。挿入中は図2の挿入中表示203が点灯し、挿入中であることを示す。この挿入状態は、計算実行キー107、操作削除キー106、操作挿入キー105、操作戻りキー103、操作送りキー104などを押すことで解除され、挿入中表示203は消灯する。

0038

操作を削除したい場合は、削除したい操作を表示させ、操作削除キー106を押す。1回押す毎に表示されている操作が削除され、表示欄101aには削除した操作の次の操作が表示される。従って、連続した複数の操作を削除する場合は、削除したい操作の先頭操作を表示させ、必要回数だけ操作削除キー106を押せばよい。

0039

いずれにしても計算操作を修正した後は、計算実行キー107を1回押せば、記憶されている計算操作が最初から最後まで実行され、表示欄101aには最後の計算操作を行った時点の結果が表示される。

0040

この状態で計算を続けたい場合は、そのまま通常の計算操作を行えばよく、計算操作は追加記憶される。

0041

次に、操作取消しについて具体的な例を用いて説明する。

0042

4+5+6=
という計算操作を、誤って
4+5×6=
と入力してしまった場合、表示欄101aには正しくは「15」と表示されるべきところ「54」と表示された状態において、操作取消しキー109を1回押す。そうすると、1つ前の計算操作である「×6」が取り消され、表示は「4+5」を行った直後の状態に戻る。そこで、正しい計算操作である「+6=」を入力することにより、正しい計算結果を得ることができる。なお、取消しは遡ることができる。すなわち、1回押せば「×6」が取り消され、さらに1回押せばその前の計算操作である「+5」が取り消される。

0043

次に、操作比較について具体的な例を用いて説明する。

0044

4+5+6=
という計算操作を表示欄101aで行い、表示欄101bで検算操作を行ったところ、誤って
4+2+6=
と入力してしまった場合、表示欄101aには「15」が、表示欄101bには「12」が表示され、2つの計算操作が不一致であることがわかる。ここで、操作比較キー108を1回押すと、2つの操作が先頭から比較され、不一致となった操作をそれぞれの表示欄101a,101bに表示する。この場合は、「2」と「5」が不一致であるため、表示欄101aには「+5」が、表示欄101bには「+2」が表示される。また、数式カウント表示欄110a,110bには2回目の数式で一致しなかった事を示す「2」が表示される。これにより、検算の操作の2回目の数式入力である「+2」が不正であったことがわかる。

0045

次に、計算操作記憶装置351,352へ出力する際の処理方法について図4フローチャートを参照して説明する。計算例として、4+5+6=という計算操作を行った場合の計算記憶装置351の内容の変化を説明する。

0046

まず、ステップ401により最初の計算式である「4+」が入力される。ステップ402では、計算カウントエリア411を参照し、内容が「0」であるため、入力した計算式を計算式記憶エリア412の第1エリアに出力する。ステップ403では計算カウントエリア411に「1」を加え、計算カウントエリア411を「1」にする。

0047

ステップ404では、計算カウントエリア411の内容を表示制御装置331に出力する。これにより、数式カウント表示装置311に現在の数式の数である「1」が表示される。

0048

次に、ステップ401により2番目の計算式である「5+」が入力される。ステップ402では、計算カウントエリア411を参照し、内容が「1」であるため、入力した計算式を計算式記憶エリア412の第2エリアに出力する。ステップ403では、計算カウントエリア411に「1」を加え、計算カウントエリア411を「2」とする。ステップ404では、計算カウントエリア411の内容を表示制御装置331に出力する。これにより、数式カウント表示装置311に現在の数式の数である「2」が表示される。

0049

「6+」が入力された場合も同様の処理が行われる。

0050

取消操作では、操作入力装置340から入力された操作は入力制御装置336により取消装置335へ伝達される。

0051

取消装置335での処理方法の例を図5のフローチャートを参照して説明する。なお、計算例として、4+5×6=という計算操作を行った後、取消操作を1回行い、「×6」を取り消す場合について説明する。

0052

まず、ステップ501により操作取消キー109の操作が入力される。ステップ502では、計算カウントエリア411から「1」を減じ、ステップ503では該当する計算記憶エリア412の内容を初期化する。これにより、「×6=」という計算操作は計算記憶エリア412から消去される。ステップ504では計算カウントエリア411の内容を数式カウント表示装置311に、計算操作記憶装置351の最終状態を表示欄101aに表示する。これにより、表示欄101aは「×6=」を操作する前の状態に戻る。

0053

次に、変更装置334での処理方法の例を図6のフローチャートを参照して説明する。なお、計算例として4+2+6=という計算操作を行った後、「+2」を「+5」に変更する場合について説明する。

0054

まず、ステップ601により操作戻りキー103の操作が入力される。ステップ602では、直前に入力されたキーが「=」又は計算実行キー107以外ならば、計算カウントエリア411から「1」を減じ、ステップ603では該当する計算記憶エリア412の内容を表示欄101aに表示する。ステップ604では計算カウントエリア412の内容を計算カウント表示装置311に表示する。もう一度戻り操作を行い、計算カウント表示装置311の状態を「2」に、表示欄101aの状態を「+2」にする。この状態で「+5」を入力すると、入力制御装置336の働きにより、計算記憶エリア412の内容が「+5」に置き変わる。そして、計算実行キー107の操作を行うことにより計算操作記憶装置351に格納されている計算操作が更新された上で、変更後の計算結果が表示欄101aに表示される。

0055

次に、比較装置333での処理方法の例を図7のフローチャートを参照して説明する。なお、計算例として、4+5+6=という計算操作と4+2+6=という計算操作を比較する場合について説明する。

0056

まず、それぞれの計算操作の内容は、計算カウントエリア411aおよび411bと、計算記憶エリア412aおよび412bに記憶され、また計算カウント表示装置110a,110bと、表示欄101a,101bに表示された状態とする。

0057

まず、ステップ701により操作比較キー108による比較操作が入力される。ステップ702では、比較対象の操作を1番目とする。ステップ703では、比較対象となっている計算式の比較を行い、一致している場合はステップ704により比較対象計算式が1つ進められる。この具体例では、2番目の計算式が不一致であるため、2つ目の計算式の比較で不一致となり、ステップ705に進む。ステップ705では、不一致となった状態の計算カウントエリア411a,411bの内容を計算カウント表示装置110a,110bに、計算記憶エリア412a,412bの内容を表示欄101a,101bにそれぞれ表示する。

0058

これにより、2つ目の計算式での操作が誤っていることが判る。

0059

次に、変更装置334において既に入力した計算操作の途中に新たな計算操作を挿入する処理方法の例を図8のフローチャートを参照して説明する。なお、計算例として4+6=という計算操作を行った後、「+6」の前に「+5」を挿入する場合について説明する。

0060

まず、操作戻りキー103を1回操作する。すると、直前に入力したキーが「=」又は計算実行キー107以外ならば計算カウントエリア411から「1」が減じられ、表示欄110aの表示内容を1つ戻す。なお、この例では「2」のままである。次に、操作挿入キー105を操作する。すると、ステップ801により操作挿入キー105の操作が入力される。ステップ802では、計算カウントエリア411で示す記憶エリア以降の計算式をずらし、さらに次のステップ803で計算カウントエリア411で示す記憶エリアを初期化する。

0061

これにより、それまで「+6」が格納されていたエリアは「0」になり、「+6」は次のエリアに移される。次にステップ804において表示欄101aに挿入中表示203を表示させる。この状態で、「+5」を入力し、計算実行キー107を操作すると、計算記憶エリア412の内容は「4+5+6=」という操作内容になり、その計算結果が表示欄101aに表示される。

0062

なお、上記説明において計算カウントエリア411および計算記憶エリア412は4個のみ図示しているが、これは説明を簡単にするためのものであり、詳しくはさらに多くのエリアが用意されていることは言うまでもない。従って、現実にあり得る多数の計算式から成る計算を最初に遡って検証できる。

0063

また、計算操作記憶装置および表図部は2組設けているが、2組以上設ける構成であってもよい。

発明の効果

0064

以上説明したように本発明においては、入力された計算操作内容を操作順に記憶する計算操作記憶手段と、任意の計算操作段階を指示する操作手段と、この操作手段によって指示された計算操作段階の計算操作内容を前記計算操作記憶手段から検索する処理手段と、検索された計算操作内容を表示する表示手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を変更操作に従って変更する変更手段と、前記計算操作記憶手段に記憶された任意の操作段階の計算操作内容を取消操作に従って取り消す取消手段と、計算実行操作に従って前記計算操作記憶手段に記憶された計算操作内容に対応した計算を行う計算手段とを備えるので、計算操作を誤った場合に効率良く訂正でき、正しい計算結果を少ない計算操作で効率良く得ることができる。

0065

そのうえでさらに、前記計算操作記憶手段および表示手段を複数組設け、また各計算操作記憶手段に記憶されている計算操作内容を比較する比較手段を設け、相違する計算操作内容を各表示手段に表示させるようにしたので、計算操作を誤った場合に効率良く間違いを発見することができる。

0066

また、表示手段に入力された数式の数を常時表示させる手段を設けたので、入力した数式の数が正しいかどうかを常に判断することができ、入力漏れや余分な入力操作に気がつくことができる。

0067

また、複数組の計算操作記憶手段のうち計算操作に使用している組と、計算操作内容を変更中である旨の状態の識別表示を行わせるようにしたので、現在の操作状態を正確に認識することができ、操作ミスを防止できる。

図面の簡単な説明

0068

図1本発明による電子計算装置の操作面の一実施例を示す平面図である。
図2実施例における表示例を示す説明図である。
図3実施例における機能構成図である。
図4計算操作記憶装置への出力処理方法の例を示すフローチャートである。
図5計算操作取消し処理方法の例を示すフローチャートである。
図6計算操作変更処理方法の例を示すフローチャートである。
図7計算操作比較処理方法の例を示すフローチャートである。
図8計算操作挿入処理方法の例を示すフローチャートである。

--

0069

101a,101b…表示欄、102a,102b…表示欄選択キー、103…操作戻りキー、104…操作送りキー、105…操作挿入キー、106…操作削除キー、107…計算実行キー、108…操作比較キー、109…操作取消キー、110a,110b…数式カウント表示欄、201…選択中表示、202…変更中表示、203…挿入中表示、310,320…表示部、330…中央処理装置、340…操作入力装置、350…主記憶装置、411,411a,411b…計算カウントエリア、412,412a,412b…計算記憶エリア。

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