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技術 鉄筋型枠用の幅止め筋と該幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法

出願人 田中鉄筋工業株式会社
発明者 田中進
出願日 1994年2月9日 (25年7ヶ月経過) 出願番号 1994-015509
公開日 1995年8月15日 (24年1ヶ月経過) 公開番号 1995-217081
状態 未査定
技術分野 建築物の補強部材 現場におけるコンクリートの補強物挿入作業
主要キーワード 緊締箇所 略馬蹄形状 馬蹄形状 鉄筋枠 幅止め筋 略半円弧状 屋根部分 結束線
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年8月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

目的

本発明は、鉄筋型枠を形成する幅止め筋の、鉄筋枠への連結作業を容易に行うことができ、作業効率の優れた鉄筋型枠用の幅止め筋と該幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法を提供することを目的とする。

構成

本発明は、床等のコンクリート面の強度を補強すべく格子状に組まれた一対の鉄筋枠を相互に連結するための鉄筋型枠用の幅止め筋において、幅止め筋1が、鉄筋枠8a, 8b間に知って居の空間部を形成するための本体2と、該鉄筋枠8a, 8bに係合すべく前記本体2両端側に設けられた係合部3,3とから形成されてなることにある。

概要

背景

従来、この種床等の鉄筋型枠を形成するのに使用される幅止め筋は、図10(イ)に示すように、棒状に形成された幅止め筋11、又は同図(ロ)に示すように馬蹄形状に形成されたスクラップと呼ばれる幅止め筋12が使用されてなる。

即ち、上記棒状の幅止め筋11を使用して床面のコンクリート補強する鉄筋型枠を形成する場合は、先ず格子状に組まれた上方の鉄筋枠13a の交差した部分に該幅止め筋11の一端側近傍を針金で形成された結束線14で緊締せしめ、その後下方の鉄筋枠13b の交差した部分に該幅止め筋11の他端側近傍を結束線14で緊締することを順次繰り返すことで上下の鉄筋枠13a, 13bが所定間隔を有して連結された床面のコンクリートを補強する鉄筋型枠を形成する。

また、馬蹄形状の幅止め筋12を使用して床等のコンクリートを補強する鉄筋型枠を形成する場合は、先ず幅止め筋12の先端側を格子状に組まれた上方の鉄筋枠13a より下方の鉄筋枠13b に挿入し、その後該上方の鉄筋枠13a の鉄筋15a, 15aに該幅止め筋12の折曲部分を当接した状態で結束線14で緊締せしめ、その後該幅止め筋12の先端側を下方の鉄筋枠13b の鉄筋15b, 15bに結束線14, 14で緊締することを順次繰り返して行うことで上下の鉄筋枠13a, 13bが所定間隔を有して連結された床面のコンクリートを補強する鉄筋型枠を形成する。

概要

本発明は、鉄筋型枠を形成する幅止め筋の、鉄筋枠への連結作業を容易に行うことができ、作業効率の優れた鉄筋型枠用の幅止め筋と該幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法を提供することを目的とする。

本発明は、床等のコンクリート面の強度を補強すべく格子状に組まれた一対の鉄筋枠を相互に連結するための鉄筋型枠用の幅止め筋において、幅止め筋1が、鉄筋枠8a, 8b間に知って居の空間部を形成するための本体2と、該鉄筋枠8a, 8bに係合すべく前記本体2両端側に設けられた係合部3,3とから形成されてなることにある。

目的

それ故に、本発明は上記問題点に鑑みて発明されたもので、幅止め筋の鉄筋枠への連結作業を容易に行うことができ、作業効率の優れた鉄筋型枠用の幅止め筋と該幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
6件

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請求項1

床等のコンクリート面の強度を補強すべく格子状に組まれた一対の鉄筋枠を相互に連結するための鉄筋型枠用の幅止め筋において、幅止め筋(1) が、鉄筋枠(8a), (8b)間に所定の空間部を形成するための本体(2) と、該鉄筋枠(8a), (8b)に係合すべく前記本体(2) の両端側に設けられた係合部(3), (3)とから形成されてなることを特徴とする鉄筋型枠用の幅止め筋。

請求項2

前記本体(2) が、正面視略馬蹄形状に形成され、且つ該本体(2) の折両側折曲部が、前記両端側に設けられた係合部(3), (3)に対向した一対の係合部(3a), (3a)として形成されてなる請求項1記載の鉄筋型枠用の幅止め筋。

請求項3

前記両端側の係合部(3), (3)が、略コの字状に形成されてなる請求項1又は2記載の鉄筋型枠用の幅止め筋。

請求項4

前記両端側の係合部(3), (3)が相互に逆向きに形成されてなる請求項1乃至3何れか記載の鉄筋型枠用の幅止め筋。

請求項5

床等のコンクリート面の強度を補強すべく格子状に組まれた一対の鉄筋枠を形成し、その後幅止め筋で該鉄筋枠を連結することで鉄筋型枠を形成する幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法において、前記格子状に組まれた一方の鉄筋枠(8a)に本体(2) の一端側に設けられた係合部(3) を係合せしめ、その後他方の鉄筋枠(8b)に該本体(2) の他端側に設けられた係合部(3) を係合することを順次繰り返すことで鉄筋型枠(5) を形成することを特徴とする幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法。

請求項6

床等のコンクリート面の強度を補強すべく格子状に組まれた一対の鉄筋枠を形成し、その後幅止め筋で該鉄筋枠を連結することで鉄筋型枠を形成する幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法において、前記格子状に組まれた一方の鉄筋枠(8a)に略馬蹄形状に形成された本体(2) の両端側に設けられた係合部(3), (3)を係合せしめ、その後他方の鉄筋枠(8b)に該本体(2) の折曲部分に設けられた一対の係合部(3a), (3a)を係合することを順次繰り返すことで鉄筋型枠(5) を形成することを特徴とする幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法。

技術分野

0001

本発明は、鉄筋型枠用の幅止め筋と該幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法に関し、さらに詳しくは床等のコンクリート補強するために該コンクリート内に埋設される鉄筋型枠を形成するために使用される鉄筋型枠用の幅止め筋と該幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、この種床等の鉄筋型枠を形成するのに使用される幅止め筋は、図10(イ)に示すように、棒状に形成された幅止め筋11、又は同図(ロ)に示すように馬蹄形状に形成されたスクラップと呼ばれる幅止め筋12が使用されてなる。

0003

即ち、上記棒状の幅止め筋11を使用して床面のコンクリートを補強する鉄筋型枠を形成する場合は、先ず格子状に組まれた上方の鉄筋枠13a の交差した部分に該幅止め筋11の一端側近傍を針金で形成された結束線14で緊締せしめ、その後下方の鉄筋枠13b の交差した部分に該幅止め筋11の他端側近傍を結束線14で緊締することを順次繰り返すことで上下の鉄筋枠13a, 13bが所定間隔を有して連結された床面のコンクリートを補強する鉄筋型枠を形成する。

0004

また、馬蹄形状の幅止め筋12を使用して床等のコンクリートを補強する鉄筋型枠を形成する場合は、先ず幅止め筋12の先端側を格子状に組まれた上方の鉄筋枠13a より下方の鉄筋枠13b に挿入し、その後該上方の鉄筋枠13a の鉄筋15a, 15aに該幅止め筋12の折曲部分を当接した状態で結束線14で緊締せしめ、その後該幅止め筋12の先端側を下方の鉄筋枠13b の鉄筋15b, 15bに結束線14, 14で緊締することを順次繰り返して行うことで上下の鉄筋枠13a, 13bが所定間隔を有して連結された床面のコンクリートを補強する鉄筋型枠を形成する。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の幅止め筋においては下記のような欠点があった。

0006

即ち、上記従来の棒状の幅止め筋は、一対の鉄筋枠と該幅止め筋の上下両部分とを結束線で緊締しなければならず、また馬蹄形状の幅止め筋は、一対の鉄筋枠と該幅止め筋の両端側及び折曲部分とをそれぞれ結束線で緊締しなければならないために結束線による緊締作業が煩雑であり、しかも床等の鉄筋型枠の場合は結束線による緊締箇所が多いために時間を要し作業効率が悪いという問題点があった。

0007

しかも、前記幅止め筋は結束線により鉄筋枠に緊締するために、該幅止め筋を鉄筋枠に連結する際は、複数の結束線と該結束線を緊締するための道具としてのハッカを必要とし、常に複数の結束線とハッカとを持ち運ばなければならずその持ち運びが不便であるという欠点があった。

0008

さらに、鉄筋枠を格子状に維持した状態で幅止め筋を該鉄筋枠に結束線で緊締しなければコンクリートを流し込んで固めた後に、該鉄筋枠とコンクリートの外周面との距離を一定に保つことができず、コンクリートの外周面に近い部分より外周面にひび割れ起り、空気と接した鉄筋枠に生じた錆が流出したりするために、該ハッカを用いて幅止め筋を該鉄筋枠に結束線で緊締する作業は熟練を要するという欠点があった。

0009

それ故に、本発明は上記問題点に鑑みて発明されたもので、幅止め筋の鉄筋枠への連結作業を容易に行うことができ、作業効率の優れた鉄筋型枠用の幅止め筋と該幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明は上記従来の課題を解決するために、床等のコンクリート面の強度を補強すべく格子状に組まれた一対の鉄筋枠を相互に連結するための鉄筋型枠用の幅止め筋において、幅止め筋1が、鉄筋枠8a, 8b間に所定の空間部を形成するための本体2と、該鉄筋枠8a, 8bに係合すべく前記本体2の両端側に設けられた係合部3,3とから形成されてなることにある。

0011

また、本体2が、正面視略馬蹄形状に形成され、且つ該本体2の両側折曲部が、前記両端側に設けられた係合部3,3に対向した一対の係合部3a, 3aとして形成さてなることにある。

0012

さらに、方法としては床等のコンクリート面の強度を補強すべく格子状に組まれた一対の鉄筋枠を形成し、その後幅止め筋で該鉄筋枠を連結することで鉄筋型枠を形成する幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法において、前記格子状に組まれた一方の鉄筋枠8aに本体2の一端側に設けられた係合部3を係合せしめ、その後他方の鉄筋枠8bに該本体2の他端側に設けられた係合部3を係合することを順次繰り返すことで鉄筋型枠5を形成することにある。

0013

また、他の方法として床等のコンクリート面の強度を補強すべく格子状に組まれた一対の鉄筋枠を形成し、その後幅止め筋で該鉄筋枠を連結することで鉄筋型枠を形成する幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法において、前記格子状に組まれた一方の鉄筋枠8aに本体2の両端側に設けられた係合部3,3を係合せしめ、その後他方の鉄筋枠8bに該本体2の折曲部分に設けられた一対の係合部3a, 3aを係合することを順次繰り返すことで鉄筋型枠5を形成することにある。

0014

上記構成を特徴とする鉄筋型枠用の幅止め筋を使用する場合は、先ず格子状に組み合わされた一方の鉄筋枠8aに本体2の一方側を取付け、その後他方の鉄筋枠8bに該本体2の他方側を取り付けることを順次繰り返すことで鉄筋型枠5を形成する。この際、前記幅止め筋1の本体2の両端側には係合部3,3が設けられてなるために、該係合部3,3を鉄筋枠8a,8bに係合するだけで該幅止め筋1を鉄筋枠8a,8bに取付けすることができる。

0015

また、本体2を正面視略馬蹄形状に形成し、両端側に設けられた係合部3,3に対向して折曲部分にも折曲部3a, 3bの設けた幅止め筋1を使用する場合は、先ず一方の鉄筋枠8aに前記本体2の両端側に設けられた係合部3,3を係合し、その後他方の鉄筋枠8bに該本体2の折曲部分に設けられた係合部3a, 3aを係合することを順次繰り返すことで、同時に2か所づつ鉄筋枠8a,8bを係合しながら鉄筋型枠5を形成することができる。

0016

さらに、鉄筋型枠の形成方法は、先ず格子状に組まれた一対の鉄筋枠8a, 8bの一方の鉄筋枠8aに幅止め筋1の本体2の一端側に設けられた係合部3を係合せしめ、その後前記他方の鉄筋枠8bを一方の鉄筋枠8aより離間させ前記該本体2の他端側に設けられた係合部3を他方の鉄筋枠8bに係合することを順次繰り返して前記鉄筋枠8a,8bを所定間隔を開けて取付けることで、簡易に鉄筋型枠5を形成することができる。

0017

また略馬蹄形状の本体2を有する幅止め筋を使用した鉄筋型枠の形成方法は、先ず格子状に組まれた一対の鉄筋枠8a, 8bの一方の鉄筋枠8aに略馬蹄形状に形成された本体2の両端側の係合部3,3を係合せしめ、その後他方の鉄筋枠8bに略馬蹄形状に形成された本体2の折曲部分に設けられた係合部3a, 3aを係合するこを順次繰り返すことで同時に2か所づつ鉄筋枠8a, 8bを連結して鉄筋型枠5を形成することができる。

0018

以下本発明の幅止め筋の一実施例を図面に従って説明する。

0019

図1において、1は棒状の本体2と、該本体2の両端側を同方向に略コの字状に折曲することで形成された係合部3,3とからなる鉄製の幅止め筋を示す。4,4は前記係合部3,3の先端側を内側に折曲することで形成された係止部を示す。

0020

次に、上記幅止め筋1を用いて床面に使用する鉄筋型枠5を形成する場合について説明する。

0021

先ず、図2に示すようにコンクリートを流し込む床面に複数の鉄筋6…を格子状に交差した後,該交差した部分を結束線7で緊締することで形成した下鉄筋枠8aをスペーサー9を介して載置し、その後該下鉄筋枠8bと同様にして形成された上鉄筋枠8bを前記下鉄筋枠8bの上に載置する。

0022

その後、図3(イ),(ロ)に示すように前記上鉄筋枠8aを持ち上げて前記下鉄筋枠8bの交差した部分に本体2の一方側の係合部3を係合せしめ、その後該下鉄筋枠8bの鉄筋6…の交差した部分に対応する該上鉄筋枠8aの鉄筋6…の交差した部分に前記本体2の他方側の係合部3を係合する。この際、前記係合部3,3が略コの字状に形成されてなるために前記下鉄筋枠8b及び上鉄筋枠8aの鉄筋6…の交差した部分に該係合部3,3を容易に係合することができるとともに、該係合部3,3の先端側には内側に折曲された係止部4,4がそれぞれ設けられてなるために前記下鉄筋枠8b及び上鉄筋枠8aの鉄筋6…の交差した部分に係合された係合部3,3は該交差した部分より容易に離脱することなく取り付けすることができることとなる。

0023

そして、図4に示すように、前記幅止め筋1を前記下鉄筋枠8b及び上鉄筋枠8aの鉄筋6…の交差した部分に交互に向きを逆にして取付けることにより、コンクリートを流し込んだ際の上方よりの圧力に対して該上鉄筋枠8bが一方側に傾斜することなく強固に該下鉄筋枠8bと上鉄筋枠8aのとの距離を所定間隔を有して維持することができることとなる。

0024

尚、上記実施例では、棒状の本体2と該本体2の両端側に設けられた係合部3,3とで幅止め筋1を形成したが、本発明の幅止め筋1の形状はこれに限定されるものでなく、例えば図5(イ),(ロ)に示すように正面視略馬蹄形状の本体2と、該本体2の両端側に設けられた係合部3,3と、該係合部3,3に対向して前記本体2の折曲部分に設けられた係合部3a, 3aとで幅止め筋1を形成し、使用する場合は、先ず一方の鉄筋枠8aの交差した部分に前記両端側の係合部3,3を係合せしめ、その後他方の鉄筋枠8bの交差した部分に前記折曲部分に設けられた係合部3a, 3aを係合することで同時に二箇所を連結して早く鉄筋型枠を形成してもよく、また正面視略L字状に形成した本体2と、該本体2の両端側に設けられた係合部3,3とで形成してもよい。要は、本体と、該本体2の両端側に設けられた係合部3,3とから形成されいれば幅止め筋の形状は問うものでない。

0025

又、上記実施例では、幅止め筋の係合部を上下同じ向きに向けて形成したが、本発明の係合部の向きはこれに限定されるものでなく、例えば上下を逆向きに形成することで上下の鉄筋枠8a,8bをより強固に連結することも可能である。

0026

更に、上記実施例では、幅止め筋1の係合部3,3を略コの字状に形成したが、本考案の係合部3,3の形状はこれに限定されるものでなく、例えば図6(イ)に示すように係合する鉄筋枠8a, 8bの鉄筋6の径が大きい場合は、該鉄筋6の表面の凹凸に関係することなく係合すべく略半円弧状に形成し、また同図(ロ)に示すように係合する鉄筋枠8a, 8bの鉄筋6の径が小さい場合は、該鉄筋6に密着した状態で係合すべく略3の字状に形成してもよい。要は、鉄筋枠8a,8bに係合することができるならその形状は問うものでない。

0027

又、上記実施例では、幅止め筋1の係合部3,3を本体2に対して直線状に設けたが、本発明の係合部3,3の向きはこれに限定されるものでなく、図7に示すように係合部3,3を本体2に対して傾斜すべく形成することで、鉄筋の交差した部分に容易に整合すべく形成してもよい。要は、幅止め筋1の両端側に形成されているならば係合部3,3の傾斜角度は問うものでない。

0028

更に、上記実施例では、床面の鉄筋型枠5として使用したが、本発明の幅止め筋1の使用はこれに限定されるものでなく、例えば図8(イ)に示すように海岸堤防の鉄筋型枠9、同図(ロ)に示すようにトンネルの鉄筋型枠10、及び建築用の鉄筋型枠としても壁部分、柱部分屋根部分用の鉄筋型枠として使用してもよい。要は、コンクリート用の鉄筋型枠として使用するものであればその用途は問うものでない。

0029

又、上記実施例では、係合部3,3を幅止め筋1の本体2と一体的に構成したが、本発明の係合部3,3の構成はこれに限定されるものでなく、例えば係合部3,3を強度のあるプラッスチックで構成して鉄製の本体2に別体として取り付けることで構成してもよく、また、全体を強度のあるプラッスチックで構成してもよい。要は、幅止め筋1の両端側に係合部3,3が設けられていれば、その構成は問うものでない。

0030

更に、上記実施例では、幅止め筋1の係合部3,3を鉄筋枠8a, 8bの交差した部分に係合したが、本発明の該係合部3,3の鉄筋枠8a, 8bへの係合はこれに限定されるものでなく、例えば図9に示すように一本の鉄筋6に係合部3,3を係合してもよい。要は、一対の鉄筋枠8a, 8bを連結することができるなら係合する部分は問うものでない。

0031

更に、上記実施例では、幅止め筋1の係合部3,3の先端側に係止部4,4を設けたが、係止部4,4を設けることは本発明の必須の条件ではない。

発明の効果

0032

叙上のように、本発明の幅止め筋は、本体の両端側に係合部が設けられてなるために、該係合部を鉄筋枠に係合するだけで一対の鉄筋枠を連結することができ、従来のように幅止め筋の上下をそれぞれ結束線を用いて鉄筋枠に緊締するのに比し、幅止め筋の連結作業が容易に行え、作業時間の短縮を図ることができ、このため鉄筋型枠を形成する作業効率を著しく向上することができるという効果がある。

0033

しかも、係合部を鉄筋枠に係合するだけ連結することができるので、従来のように結束線及びハッカ等を持ち運ぶような手間を要することなく幅止め筋を連結することができるという利点がある。

0034

さらに、従来のようにハッカを用いて結束線で緊締する場合のように、作業者熟練度を必要とすることなく精度よく鉄筋枠を幅止め筋で連結することができ、鉄筋職人の減少している今日において作業者の確保等が容易に行えるという利点がある。

0035

また、幅止め筋の本体を略馬蹄形状に形成し、該幅止め筋の両端側に設けられた係合部に対向して、前記幅止め筋の折曲部分に略コの字の係合部を一対設けることにより、同時に2箇所の鉄筋枠に幅止め筋を係合することができるとともに、幅止め筋を取付けた後の強度を強固に維持することができるので、特に床のコンクリート用の鉄筋型枠等の強度を必要とする部分に使用する場合に適するという利点がある。

0036

さらに、係合部が幅止め筋の両端側を略コの字に形成されてなることにより、該係合部の形成が容易で大量生産に適し、生産コストの低減をはかることができるという利点がある。

0037

また、幅止め筋の両端側に設けられた係合部を相互に逆向きに形成することにより、一対の鉄筋枠の上下で幅止め筋を逆方向に係合することができるので、従来のようにコンクリートを流し込んだ際の幅止め筋の強度を強化すべく個々の幅止め筋の係合を交互に逆方向にするような煩雑な作業を必要とすることなく、同一方向で係合するだけで幅止め筋の強度を強化することができるという利点がある。

0038

さらに、格子状に組まれた一対の鉄筋枠の一方の鉄筋枠に本体の一端側に設けられた係合部を係合せしめ、その後他方の鉄筋枠に他端側に設けられた係合部を係合することを順次繰り返すことで一対の鉄筋枠を所定間隔を有して連結した鉄筋型枠を形成することができるので、該鉄筋型枠の形成時における作業工程を簡略化を行うことができるという利点がある。

0039

また、格子状に組まれた一方の鉄筋枠に幅止め筋の両端側に設けられた係合部を係合せしめ、その後他方の鉄筋枠に折曲部分に設けられた係合部を係合することを順次繰り返すことで同時に2箇所づつ鉄筋枠を連結して早く鉄筋型枠を形成することができ、時間の短縮を行えるという利点がある。

図面の簡単な説明

0040

図1本発明の幅止め筋の一実施例を示す側面図。
図2格子状の鉄筋を示す一部断面側面図。
図3幅止め筋の整合部の鉄筋への係合状態を示し、(イ)は一部断面側面図、(ロ)は平面図。
図4鉄筋枠への幅止め筋の取付け状態を示す平面図。
図5幅止め筋の他実施例を示し(イ)は正面図、(ロ)は側面図。
図6(イ)、(ロ)は係合部の他実施例を示す側面図。
図7係合部の他実施例を示す側面図。
図8鉄筋型枠を使用する他実施例を示し(イ)は斜視図、(ロ)は側面図。
図9鉄筋枠への係合状態の他実施例を示す一部断面側面図。
図10(イ),(ロ)は幅止め筋の従来例を示す一部断面側面図。

--

0041

1…幅止め筋
2…本体
3…係合部
5…鉄筋型枠
8a, 8b…鉄筋枠

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