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技術 パチンコ機の画像表示装置

出願人 株式会社平和
発明者 中島健吉
出願日 1994年1月31日 (26年9ヶ月経過) 出願番号 1994-028859
公開日 1995年8月15日 (25年3ヶ月経過) 公開番号 1995-213711
状態 拒絶査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 異状発生 発生停止 エラーモード 電源リセット回路 継続モード 次識別情報 LED表示素子 重複箇所
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (16)

目的

識別情報表示態様変動表示させることにより、視覚的な遊技変化に富んだパチンコ機を提供する。

構成

所定の行・列数からなる通常表示態様と、この通常表示態様を構成するとは異なる行・列数からなる特別表示態様とを表示可能な可変表示装置1を設け、パチンコ遊技の進行に伴って所定条件満足されたとき、ビデオ制御回路6が識別情報の表示態様を、通常表示態様および特別表示態様ののいずれか一方から他方に移行させることにより、識別情報の停止表示によって成立する特別組合せの少なくとも表面上の表示確率を変動させる。

概要

背景

パチンコ機には、遊技進行状況に応じて所定条件満足されたときに遊技盤に向かって発射されるパチンコ球(以下、発射球)の入賞確率を一定時間拡大し、遊技者にとって有利な権利(以下、「権利」)を発生させる機種がある。

この種のパチンコ機には、当業者間で第1種パチンコ機または第3種パチンコ機と呼ばれ、パチンコ機の画像表示装置を備えたものがある。このパチンコ機の画像表示装置は、たとえば複数種識別情報を表示する可変表示装置を遊技盤に配置し、この可変表示装置に表示される識別情報の種別に応じて、「権利」を所定の大役時間だけ発生させるのである。

識別情報は、複数種類記号数字およびアルファベットなどが予め所定順序に配列されており、可変表示装置に複数列で、少なくとも1行に表示される。また機種によっては、行および列の配置を異ならせ、複数行・1列で識別情報を可変表示装置に表示するパチンコ機の画像表示装置もある。

可変表示装置は、遊技盤面に設けられた始動入賞領域、たとえば始動入賞口にパチンコ球が通過すなわち入賞した場合に起動され、ゲームを開始させる。このゲームの開始に伴い、識別情報は予め定められた変動表示時間だけ変動表示されたのち、所定の停止表示時間だけ識別情報が停止表示される。

まず変動表示にあっては、予め定められた識別情報の配列にしたがい、可変表示装置に識別情報を、各列単位または各行単位所定周期で順次変化させたり、遊技盤の上方から下方にかけてスクロールする動画によって表現される。

上述した識別情報の変動表示時間は、各列毎または各行毎に定められており、変動表示から変動表示時間が経過すると、識別情報は変動表示から停止表示に移行されるのである。変動表示時間はそれぞれ各列毎または各行毎に定められており、それぞれの列間または行間時間差をおいて設定するのが一般的である。

すなわち変動表示開始から変動表示時間が経過すると、可変表示装置は全ての識別情報を同時に停止表示させるのではなく、各列間または各行間で順次時間差をおいて停止表示に移行させ、この識別情報の停止表示状態を所定の停止表示時間だけ継続させるのである。

たとえば可変表示装置が識別情報を3行3列で表示し、変動表示を上方から下方にスクロールする動画で構成する場合、識別情報は変動表示および停止表示ともに左、中および右の各列単位で制御される。

そして可変表示装置に停止表示された全ての列(場合によっては全ての行)における停止識別情報組合せが、予め定められた特別組合せである場合に「権利」が発生する。

このため「権利」の発生は、特別組合せが表示されるか否かに依存し、特別組合せの発生確率は、予め定められた変動表示確率に基づいて、所定値を越えないように定められ、その確率値は1種類である機種が主流を占めている。

「権利」が発生すると、可変入賞球装置通常遊技時に発射球を受け入れない大入賞口を上記大役時間だけ開放するため、発射球は通常遊技時よりも大入賞口に入賞し易くなる。

大入賞口への入賞球に対しては所定数賞品球が払い出され、「権利」が行使される。そして「権利」は大入賞口の開放から、上記大役時間の経過によって消滅する。

このように構成された従来のパチンコ機の画像表示装置は、通常遊技時、可変表示装置には所定のメッセージあるいはデモンストレーション初期設定された停止識別情報、または前回ゲームで表示された停止識別情報されている。

そして発射球の始動入賞口への入賞に伴ってゲームが開始され、可変表示装置は識別情報を変動表示させる。変動表示時間が経過すると、可変表示装置はいずれかの識別情報を所定の順序にしたがって、各列毎または各行毎に順次識別情報を停止表示させる。

ここで可変表示装置の各列または各行に表示された停止識別情報の組合せが、特定組合せを構成している場合、上述したように「権利」が発生し、「権利」の更新を可能にせしめる。

他方、可変表示装置に特定組合せが表示されない場合、ゲームを再開させるために始動入賞口への入賞待ちの状態になるか、あるいはゲーム中にすでに始動入賞口に入賞があれば、その入賞に対するゲームを新たに開始させる。

ところで識別情報は、通常遊技時、ゲーム時および「権利」発生時を通し、常時、同一の表示仕様で可変表示装置に表示、いいかえれば識別情報が表示される行数および列数は同一であり、その表示仕様は変動しない。

また「権利」発生に係る仕様、すなわち停止識別情報の組合せに係る仕様も常時同一で、不変である。

概要

識別情報の表示態様を変動表示させることにより、視覚的な遊技変化に富んだパチンコ機を提供する。

所定の行・列数からなる通常表示態様と、この通常表示態様を構成するとは異なる行・列数からなる特別表示態様とを表示可能な可変表示装置1を設け、パチンコ遊技の進行に伴って所定条件が満足されたとき、ビデオ制御回路6が識別情報の表示態様を、通常表示態様および特別表示態様ののいずれか一方から他方に移行させることにより、識別情報の停止表示によって成立する特別組合せの少なくとも表面上の表示確率を変動させる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
22件

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請求項1

遊技盤面に設けられた始動入賞領域と、該始動入賞領域へのパチンコ球の通過に基づいて予め所定順序に配列されている複数種識別情報を前記配列にしたがって複数列または複数行で互いに異なる所定の変動時間づつ各列単位または各行単位変動表示させ、該変動表示の終了に基づいて識別情報のいずれかを順次時間差をおいて各列毎または各行毎に停止表示する可変表示装置と、該可変表示装置に停止表示された全列または全行の停止識別情報組合せが予め定められた変動表示確率に基づいて定められた特別組合せである場合に遊技者に有利な権利を所定の大役時間だけ発生させる可変入賞球装置を備えたパチンコ機画像表示装置において、識別情報を複数行1列または1行複数列と、複数行複数列とで表示可能な表示部材と、予め定められた行数列数からなる通常行列組合せで識別情報を表示する通常表示態様、または前記通常行列組合せの行数および列数の少なくともいずれか一方の数値を異ならせた行数および列数からなる特別行列組合せで識別情報を表示する特別表示態様によって表示部材を制御する画像制御回路とを前記可変表示装置に設け、前記画像制御回路は予め定められた態様変動条件満足されたときに前記通常表示態様および特別表示態様のいずれか一方から他方に移行することを特徴とするパチンコ機の画像表示装置。

請求項2

通常行列組合せが1行複数列または複数行1列からなり、特別行列組合せが複数行複数列からなることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項3

通常行列組合せが1行3列または3行1列からなることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項4

通常行列組合せが1行3列または3行1列からなり、特別行列組合せが2行3列または3行2列からなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項5

特別行列組合せが2行3列または3行2列からなり、中行または中列には1種類のみまたは1つのみの識別情報を表示することを特徴とする請求項4に記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項6

通常行列組合せが1行3列または3行1列からなり、特別行列組合せが3行3列からなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項7

画像制御回路が3行3列の特別行列組合せの中行または中列には1種類のみまたは1つのみの識別情報を表示することを特徴とする請求項6に記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項8

態様変動条件が少なくとも特別組合せであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項9

態様変動条件が、特別組合せを構成する識別情報の種別に応じて成立することを特徴とする請求項8に記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項10

始動入賞領域に入賞する始動入賞球を検出し該始動入賞球数を計数するとともに、該計数値が所定の変動開始球数を越えた場合に変動開始信号を発生させる始動カウンタを設け、態様変動条件が少なくとも前記変動開始信号の発生の有無に基づいて成立することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項11

態様変動条件が少なくとも、識別情報の変動表示から停止表示への移行中に複数列または複数行で停止済の識別情報が特別組合せの一部を形成するリーチ状態であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項12

画像制御回路が、互いに異なる複数種類確率値からなる変動表示確率のいずれか一つの確率値に基づいて特別組合せの識別情報を表示部材に停止表示し、態様変動条件が満足されたときに前記変動表示確率の確率値を複数種類の中から当該確率値とは異なる確率値に変更することを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項13

可変入賞球装置が複数色を表示可能な表示部材を有するとともに画像制御回路が前記表示部材のドライバ機能を有することを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項14

可変表示装置にドットマトリクス形式の表示部材からなる表示部材を設けるとともに画像制御回路が前記表示部材のドライバ機能を有することを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項15

可変表示装置に発光ダイオードからなる表示部材を設けるとともに画像制御回路が前記表示部材のドライバ機能を有することを特徴とする請求項1ないし請求項14に記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項16

可変表示装置に液晶表示素子からなる表示部材を設けるとともに画像制御回路が前記表示部材のドライバ機能を有することを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれかに記載のパチンコ機の画像表示装置。

請求項17

少なくともリーチ状態の成立時に画像制御回路が、特別組合せを構成する識別情報の組合せを通常表示態様および特別表示態様の種別に応じて各列毎に表示するための有効ラインを表示部材に表示することを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれかに記載のパチンコ機の画像表示装置。

技術分野

0001

本発明は始動入賞領域へのパチンコ球の通過に応じて所定の識別情報を表示するパチンコ機画像表示装置の改良に関する。

背景技術

0002

パチンコ機には、遊技進行状況に応じて所定条件満足されたときに遊技盤に向かって発射されるパチンコ球(以下、発射球)の入賞確率を一定時間拡大し、遊技者にとって有利な権利(以下、「権利」)を発生させる機種がある。

0003

この種のパチンコ機には、当業者間で第1種パチンコ機または第3種パチンコ機と呼ばれ、パチンコ機の画像表示装置を備えたものがある。このパチンコ機の画像表示装置は、たとえば複数種の識別情報を表示する可変表示装置を遊技盤に配置し、この可変表示装置に表示される識別情報の種別に応じて、「権利」を所定の大役時間だけ発生させるのである。

0004

識別情報は、複数種類記号数字およびアルファベットなどが予め所定順序に配列されており、可変表示装置に複数列で、少なくとも1行に表示される。また機種によっては、行および列の配置を異ならせ、複数行・1列で識別情報を可変表示装置に表示するパチンコ機の画像表示装置もある。

0005

可変表示装置は、遊技盤面に設けられた始動入賞領域、たとえば始動入賞口にパチンコ球が通過すなわち入賞した場合に起動され、ゲームを開始させる。このゲームの開始に伴い、識別情報は予め定められた変動表示時間だけ変動表示されたのち、所定の停止表示時間だけ識別情報が停止表示される。

0006

まず変動表示にあっては、予め定められた識別情報の配列にしたがい、可変表示装置に識別情報を、各列単位または各行単位所定周期で順次変化させたり、遊技盤の上方から下方にかけてスクロールする動画によって表現される。

0007

上述した識別情報の変動表示時間は、各列毎または各行毎に定められており、変動表示から変動表示時間が経過すると、識別情報は変動表示から停止表示に移行されるのである。変動表示時間はそれぞれ各列毎または各行毎に定められており、それぞれの列間または行間時間差をおいて設定するのが一般的である。

0008

すなわち変動表示開始から変動表示時間が経過すると、可変表示装置は全ての識別情報を同時に停止表示させるのではなく、各列間または各行間で順次時間差をおいて停止表示に移行させ、この識別情報の停止表示状態を所定の停止表示時間だけ継続させるのである。

0009

たとえば可変表示装置が識別情報を3行3列で表示し、変動表示を上方から下方にスクロールする動画で構成する場合、識別情報は変動表示および停止表示ともに左、中および右の各列単位で制御される。

0010

そして可変表示装置に停止表示された全ての列(場合によっては全ての行)における停止識別情報組合せが、予め定められた特別組合せである場合に「権利」が発生する。

0011

このため「権利」の発生は、特別組合せが表示されるか否かに依存し、特別組合せの発生確率は、予め定められた変動表示確率に基づいて、所定値を越えないように定められ、その確率値は1種類である機種が主流を占めている。

0012

「権利」が発生すると、可変入賞球装置通常遊技時に発射球を受け入れない大入賞口を上記大役時間だけ開放するため、発射球は通常遊技時よりも大入賞口に入賞し易くなる。

0013

大入賞口への入賞球に対しては所定数賞品球が払い出され、「権利」が行使される。そして「権利」は大入賞口の開放から、上記大役時間の経過によって消滅する。

0014

このように構成された従来のパチンコ機の画像表示装置は、通常遊技時、可変表示装置には所定のメッセージあるいはデモンストレーション初期設定された停止識別情報、または前回ゲームで表示された停止識別情報されている。

0015

そして発射球の始動入賞口への入賞に伴ってゲームが開始され、可変表示装置は識別情報を変動表示させる。変動表示時間が経過すると、可変表示装置はいずれかの識別情報を所定の順序にしたがって、各列毎または各行毎に順次識別情報を停止表示させる。

0016

ここで可変表示装置の各列または各行に表示された停止識別情報の組合せが、特定組合せを構成している場合、上述したように「権利」が発生し、「権利」の更新を可能にせしめる。

0017

他方、可変表示装置に特定組合せが表示されない場合、ゲームを再開させるために始動入賞口への入賞待ちの状態になるか、あるいはゲーム中にすでに始動入賞口に入賞があれば、その入賞に対するゲームを新たに開始させる。

0018

ところで識別情報は、通常遊技時、ゲーム時および「権利」発生時を通し、常時、同一の表示仕様で可変表示装置に表示、いいかえれば識別情報が表示される行数および列数は同一であり、その表示仕様は変動しない。

0019

また「権利」発生に係る仕様、すなわち停止識別情報の組合せに係る仕様も常時同一で、不変である。

発明が解決しようとする課題

0020

このため可変表示装置による識別情報の表示態様は、通常遊技時、ゲーム状態および「権利」発生時において、わずかな表示変化を工夫してはいるものの、基本的には各々1種類で、特別組合せの発生確率も1種類に定められている。

0021

このことから比較的長期にわたり継続的にパチンコ遊技した場合、視覚的な変化に乏しく、また「権利」も所定の確率を越えて発生しないことから、遊技変化を遊技者に対して付与し続けることが困難になるので、遊技が単調になる傾向があり、遊技意欲を低減させ易い。

0022

そこで本発明は、遊技者に対する遊技変化を可変表示装置により、継続して付与するパチンコ機の画像表示装置の提供を目的としている。

課題を解決するための手段

0023

本発明は上記目的を達成するための手段として、識別情報を複数行1列または1行複数列と、複数行複数列とで表示可能な表示部材と、予め定められた行数・列数からなる通常行列組合せで識別情報を前記表示部材に表示する通常表示態様、または前記通常行列組合せの行数および列数の少なくともいずれか一方の数値を異ならせた行数および列数からなる特別表示態様によって識別情報を表示する画像制御回路とを可変表示装置に設け、前記画像制御回路は予め定められた態様変動条件が満足されたときに前記通常表示態様および特別表示態様のいずれか一方から他方に移行する構成を備えている。

0024

態様変動条件が少なくとも特別組合せである構成を備える。

0025

態様変動条件は、特別組合せを構成する識別情報の種別に応じて成立する構成を備えている。

0026

始動入賞領域に入賞する始動入賞球を検出し該始動入賞球数を計数し該計数値が所定の始動入賞球数を越えた場合に始動球数信号を発生させる始動カウンタを設け、態様変動条件が少なくとも前記始動球数信号の発生の有無に基づいて成立する構成を備えている。

0027

態様変動条件が少なくとも、識別情報の変動表示から停止表示への移行中に複数列または複数行で停止済の識別情報が特別組合せの一部を形成するリーチ状態である構成を備えている。

0028

始動入賞領域に入賞する始動入賞球を検出し該始動入賞球数を計数するとともに、該計数値が所定の変動開始球数を越えた場合に変動開始信号を発生させる始動カウンタを設け、態様変動条件が少なくとも前記変動開始信号の発生の有無に基づいて成立する構成を備えている。

0029

画像制御回路が、互いに異なる複数種類の確率値からなる変動表示確率のいずれか一つの確率値に基づいて特別組合せの識別情報を表示部材に停止表示し、態様変動条件が満足されたときに前記変動表示確率の確率値を複数種類の中から当該確率値とは異なる確率値に変更する構成を備えている。

0030

可変表示装置が複数色を表示可能な表示部材を有するとともに画像制御回路が前記表示部材のドライバ機能を有する構成を備えている。

0031

可変表示装置にドットマトリクス形式の表示部材からなる表示部材を設けるとともに画像制御回路が前記表示部材のドライバ機能を有する構成を備える。

0032

可変表示装置に発光ダイオードからなる表示部材を設けるとともに画像制御回路が前記表示部材のドライバ機能を有する構成を備えている。

0033

可変表示装置に液晶表示素子からなる表示部材を設けるとともに画像制御回路が前記表示部材のドライバ機能を有する構成を備えている。

0034

少なくともリーチ状態の成立時に画像制御回路が、特別組合せを構成する識別情報の組合せを通常表示態様および特別表示態様の種別に応じて各列毎に表示するための有効ラインを表示部材に表示する構成を備えている。

0035

このような構成としたことにより、可変表示装置は、態様変動条件が満足されたときに通常表示態様および特別表示態様のいずれか一方から他方に移行するので、遊技の進行に応じて行数および列数の少なくともいずれか一方の数値を変動させることができる。

0036

態様変動条件が少なくとも特別組合せである場合、特別組合せの成立後に識別情報の現表示態様が他の表示態様に変移する。

0037

態様変動条件が、特別組合せを構成する識別情報の種別に応じて成立する場合、特別組合せの成立後、その識別情報の種別が予め定められたものである場合に識別情報の現表示態様が他の表示態様に変移する。

0038

始動入賞領域に入賞する始動入賞球を検出し、始動入賞球数を計数し計数値が所定の始動入賞球数を越えた場合に始動球数信号を発生させる始動カウンタを設け、態様変動条件が少なくとも始動球数信号の発生の有無に基づいて成立する場合、始動カウンタによって計数される始動入賞球数に応じ、識別情報の現表示態様が他の表示態様に変移する。

0039

態様変動条件が少なくとも、識別情報の変動表示から停止表示への移行中に複数列または複数行で停止済の識別情報が特別組合せの一部を形成するリーチ状態である場合、リーチ状態の成立時に識別情報の現表示態様が他の表示態様に変移する。

0040

始動入賞領域に入賞する始動入賞球を検出し始動入賞球数を計数するとともに、計数値が所定の変動開始球数を越えた場合に変動開始信号を発生させる始動カウンタを設け、態様変動条件が少なくとも変動開始信号の発生の有無に基づいて成立する場合、変動開始信号の発生時または変動開始信号の発生停止時に識別情報の現表示態様が他の表示態様に変移する。

0041

画像制御回路が、互いに異なる複数種類の確率値からなる変動表示確率のいずれか一つの確率値に基づいて特別組合せの識別情報を表示部材に停止表示し、態様変動条件が満足されたときに変動表示確率の確率値を複数種類の中から当該確率値とは異なる確率値に変更する場合、態様変動条件が満足されたときに特別組合せの停止識別情報の表示確率が変動するので、「権利」の発生確率を変動させられる。

0042

少なくともリーチ状態の成立時に画像制御回路が、特別組合せを構成する識別情報の組合せを通常表示態様および特別表示態様の種別に応じて各列毎に表示するための有効ラインを表示部材に表示する構成では、有効ラインを表示するための手段を省略できる。

0043

以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るパチンコ機の画像表示装置の要部構成を表わしており、可変表示装置1は図2に示すようにパチンコ機2の遊技盤3面のほぼ中央に配置されている。

0044

本実施例において可変表示装置1は表示素子として、複数色たとえば4色で発光表示可能な発光ダイオード(以下、LED)4を、図3および図4に示すように配列したドットマトリクス形式のLEDカラーパネル(表示部材)5を備えている。

0045

LEDカラーパネル5は画像制御回路としてのビデオ制御回路6に接続され、ビデオ制御回路6はインタフェイス回路7を介してMPU8に接続されている。MPU8はビデオ制御回路6を初め、パチンコ機2の全体を制御するためのものであり、後述する普通識別情報を選択するための無限カウンタを備えている。

0046

ビデオ制御回路6はLEDカラーパネル5を4色で発光表示させるドライバ機能を備えており、このためブラウン管で構成した場合と比較して、消費電力および外形が小さく、消費電力および設置空間の省力化が容易に図られる。

0047

またLEDカラーパネル5およびビデオ制御回路6は、4色よりも多くの色数または少ない色数で発光表示するように構成してもよい。

0048

なお表示素子をLEDカラーパネル5で構成する代りに、複数色たとえば8色または16色で表示可能な液晶表示素子(以下、LCD)からなるドットマトリクス形式のLCDカラーパネル(図示省略)で構成してもよい。

0049

この場合、ビデオ制御回路6にドットマトリクス形式のLCDカラーパネルを8色または16色でドライブ可能な機能を備えさせることはもちろんで、現時点において、LEDカラーパネル5で構成した場合と比較して良好な解像度表示品質が得られる。

0050

また表示素子をLCDカラーパネルで構成した場合、外形はブラウン管およびLED表示素子で構成した場合と比較して小さく、しかも消費電力もブラウン管およびLED表示素子と比較して小さく、可変表示装置1の外形および消費電力の省力化が容易に図られる。

0051

ビデオ制御回路6にはキャラクタジェネレータ(以下、C-G.)ROM9と、ビデオ(以下、V.)RAM10とが接続されている。

0052

C-G.ROM9には識別情報を初めとして、エラー、「権利」の発生、「権利」の更新回数、「権利」行使中の入賞球数およびデモンストレーションなどからなる各種キャラクタのデータと、識別情報の変動表示、リーチ表示(後述)および停止いいかえればゲームの進行に係る表示プログラムとを格納している。

0053

上述したようにLEDカラーパネル5はドットマトリクス形式の表示素子からなるものなので、各種キャラクタを任意の寸法で表示、いいかえれば識別情報の単体での表示態様のほか、図5ないし図9に示すように複数列(縦方向)複数行(横方向)の表示態様がLEDカラーパネル5上で可能である。

0054

本実施例では遊技の進行に応じて、識別情報を図3に示すように1行3列の表示態様、または識別情報を図4に示すように2行3列の表示態様で表示され、後者では中列の識別情報だけ上下の各行にわたって表示される。

0055

なお特別表示態様において、特別行列組合せを3行3列に定め、図6に示すように中列の識別情報を上行、中行および下行にわたって表示するように構成してもよい。この場合、特別組合せを構成する識別情報の組合せを示す有効ラインLの組合せ本数は合計で3本になる。

0056

この有効ラインLは通常表示態様および特別表示態様の種別に応じて各列毎にその組合せを表示するためのもので、ビデオ制御回路6は、少なくともリーチ状態の成立時、特別組合せを構成する識別情報の組合せを通常表示態様および特別表示態様の種別に応じて各列毎に表示する。

0057

これにより有効ラインLを表示する手段の機能をLEDカラーパネル5が兼用しているので、部品点数の増大を抑止している。

0058

また本実施例では識別情報を1行3列または2行3列でLEDカラーパネル5に表示する場合を説明したが、これに限定されるものではなく、任意の行列組合せが可能であり、たとえば3行1列と3行2列とで表示してもよい。

0059

この場合、本実施例でLEDカラーパネル5が横長な方形に形成されているが、LEDカラーパネル5を縦長な方形になるように配置し、かつ、ソフトウエアの仕様を変更すれば、識別情報を3行1列と3行2列とで容易に表示できる。

0060

さらに識別情報の変動表示は図2中、1行単位で上下方向にスクロールさせてもよいし、また左右方向にスクロールさせてもよく、特別行列組合せを3行2列に定めるとともに、中行の識別情報を左列および右列間ににわたって表示したり、あるいは中行における左列および右列に同一の識別情報を表示してもよい。

0061

識別情報をLEDカラーパネル5に2行3列で表示する場合、LEDカラーパネル5上で左列および右列における識別情報の表示寸法は、図2からわかるように、1行3列で表示する場合の識別情報の表示寸法に比較して小さく、また相似形状でもない。

0062

そこで識別情報を各々上述した2通りでLEDカラーパネル5に表示するため、識別情報のキャラクタデータは1種類につき、図3に示す相対的に大きな表示寸法のためのものと、図4左右列に示す相対的に小さな表示寸法のためのものと、合計で2種類づつがC-G.ROM9にそれぞれ格納されている。

0063

もちろんC-G.ROM9のメモリ容量を節約するために、1種類のキャラクタデータを両寸法に共通に使用し、ソフトウェアによって表示寸法を変更するように構成しても差し支えない。

0064

以下、本実施例では識別情報を1行3列の表示態様でLEDカラーパネル5に表示する場合を通常表示態様といい、また通常表示態様において表示される識別情報の行列組合せの組合せを通常行列組合せということにする。

0065

他方、識別情報をLEDカラーパネル5に2行3列で表示する場合を特別表示態様といい、特別表示態様において表示される識別情報の行列組合せの組合せを特別行列組合せということにする。

0066

詳細は後述するが、ビデオ制御回路6は識別情報を特別表示態様または通常表示態様で識別情報をLEDカラーパネル5に表示し、予め定められた条件が満足された場合、両表示態様のいずれか一方から他方に移行する。

0067

このLEDカラーパネル5への識別情報の表示に際して、ビデオ制御回路6はC-G.ROM9から各種キャラクタデータを読み出し、V.RAM10に一旦書き込んだのち、このデータに基づいて所定の表示処理を実行する。

0068

そして後述する態様変動条件が満足された場合、ビデオ制御回路6は識別情報の表示態様を通常表示態様から特別表示態様に移行させ、または特別表示態様から通常表示態様に移行させる。

0069

図2戻り、遊技盤3には始動入賞領域としての始動入賞口11,11,11が、可変表示装置1の直下に1箇所、その下方両側に2箇所の合計3箇所に設けられており、各始動入賞口11,11,11の開口内方には、図1に示す始動入賞球スイッチ12,12,12がそれぞれ設けられている。

0070

始動入賞球スイッチ12は周知の近接センサからなり、発射球が始動入賞口11に入賞して、始動入賞球スイッチ12のセンサ部(図示省略)を通過すると、入賞球の検出信号図1に示す始動入賞球検出回路13に入力される。

0071

始動入賞球検出回路13はMPU8に対してインタフェイス回路14を介して接続されており、始動入賞球スイッチ12から入力される入賞球の検出信号を適宜増幅してMPU8に入力する。

0072

これによりMPU8は始動入賞口11を通過した発射球すなわち始動入賞口11への入賞球を検出し、可変表示装置1の起動信号をインタフェイス回路7を介してビデオ制御回路6に入力する。

0073

つづいてビデオ制御回路6は可変表示装置1によってゲームを開始するため、図2ないし図5中、上方から下方に向かうスクロールの動画により、LEDカラーパネル5上に複数種の識別情報を所定の変動表示時間だけ変動表示させる。

0074

変動表示時間は、左列、右列、中列の順序で各列間に時間差をおいて、停止表示に移行するように設定され、この変動表示時間は各列毎に設けられた図柄停止タイマ(図示省略)によって計測される。

0075

識別情報は、本実施例において各列ともに「0」ないし「15」の数字から構成されており、変動表示に伴って上方から下方にかけて漸次、数字を増大させる配列になっている。

0076

そして変動表示中に識別情報「15」が表示されると、つづいて識別情報「0」が表示されるように配列されている。ただし左列および中列の配列と、右列の配列とは、図4からわかるように一部異なっている。

0077

これは変動表示から停止表示への移行時でいずれかの列が変動表示中、他の列に停止済の識別情報が特別組合せの一部を形成、具体的にいえば中列の変動表示中、左右列に停止表示中の識別情報が同一であるリーチ状態に「権利」の発生確率が増大するように見せることで、遊技変化を遊技者に付与するためである。

0078

なお識別情報の配列は、3列とも異なるように定めても、同一に定めても差し支えない。変動表示中の識別情報が全列ともに停止表示に移行され、通常表示態様の場合は3列とも、また特別表示態様の場合はLEDカラーパネル5の所定の有効ライン(図5参照)L1〜L4上に3列とも、同一停止識別情報が表示された場合を特別組合せに定め、特別組合せが表示されたときに「権利」を発生させる。

0079

また通常表示態様の場合、通常行列組合せが1行3列なので、全ての停止識別情報の組合せは4096(=16×16×16)通りになる。

0080

そして上述した特別組合せが停止識別情報「0」ないし「15」の合計16通りあることから、通常表示態様において識別情報が特別組合せで停止表示される確率(以下、変動表示確率という)すなわち「権利」の発生確率は、見かけ上、256分の1(=16通り/4096通り)になる。

0081

他方、特別表示態様の場合、特別行列組合せが2行3列で中列に識別情報が上下行にわたって表示され、通常表示態様における特別組合せの数の2倍で32通りになることから、変動表示確率は128分の1(=32通り/4096通り)=2/256)になる。

0082

また図4には特別表示態様において、左列および中列が停止表示し、同時に中列が変動表示中の状態で、停止識別情報「2」および「3」によるリーチ状態が、LEDカラーパネル5上で形成されている。

0083

この場合、中列が「2」および「3」のいずれでも「権利」が発生することになり、図3の通常表示態様におけるリーチ状態と比較して変動表示確率が増大するように見えるので、「権利」の発生に対する期待感を遊技者に付与することができる。

0084

また始動入賞口11への入賞球は、パチンコ機2内に取り込まれるように構成されており、この入賞球に対して所定数の賞品球が払い出される構成になっているが、パチンコ球を取り込む構成に限定されるものではない。

0085

たとえば始動入賞球スイッチ12を始動入賞領域に定め、発射球が始動入賞球スイッチ12を通過したのち、その発射球をパチンコ機2内に取り込む代りに、周知のように遊技盤3面にふたたび戻すように構成してもよい。この始動入賞球スイッチ12の通過球に対して賞品球は払い出されない。

0086

MPU8は図1に示すROM15に格納された制御プログラム(図示省略)を1ステップづつ実行することにより、パチンコ機1全体を制御している。この制御プログラムの実行時、MPU8はその演算のために上記プログラム、演算結果、各種データなどをRAM16に一時的に格納する。

0087

上記制御プログラムは、スタートからエンドまでの1サイクル実行に要する処理時間が、4msecを越えないように構成され、MPU8はリセット回路17から入力される図示を省略したリセットパルス信号で、4msec毎にリセットされる。

0088

またビデオ制御回路6は停止識別情報、詳しくいえば特別組合せの停止識別情報と、非特別組合せの停止識別情報とを選択するため、無限カウンタからなる第1ないし第3カウンタ(図示省略)を備えている。

0089

その第1カウンタは上記制御プログラムの1サイクル実行終了後、上記リセットパルス信号がMPU8に入力されるまでの間、停止識別情報に対応する停止表示データを所定周期でカウントアップすなわち更新させる。

0090

また上記第2および第3カウンタは、常時、停止表示データを所定周期でカウントアップさせている。なお第1ないし第3カウンタの各カウンタは、カウントアップの周期が同一ではなく、互いに異なるように設定されている。

0091

そしてMPU8が始動入賞球スイッチ12、始動入賞球検出回路13、MPU8およびインタフェイス回路7,14を介して始動入賞口11,11,11への入賞を検出した時点で、ビデオ制御回路6は変動表示を開始すると同時に、上記第1カウンタからいずれかの停止表示データを取り込む。

0092

つづいてビデオ制御回路6は停止表示データの種別を識別したのち、その種別に応じて上記第2および第3カウンタのいずれか一方から停止表示データを取り込み、これによりLEDカラーパネル5に表示される停止識別情報の種別が選択されるのである。

0093

上記第1カウンタは「権利」の発生有無を選択するもので、識別情報が通常表示態様で表示される場合、4msec毎に停止表示データを「0」ないし「255」の範囲でループ状にカウントアップさせ、これにより合計で256種類の停止表示データを発生させる。

0094

そしてビデオ制御回路6は、始動入賞口11への入賞時点で上記第1カウンタから予め定められた特別な停止表示データ、たとえば「7」を取り込んだ場合、「権利」を発生させるための大役信号をMPU8に入力するようにしている。

0095

これによりMPU8は図2の下方位置の両始動入賞口11,11間に配置されている可変入賞球装置18を駆動制御することによって大役処理を施し、「権利」が発生される(後述)。

0096

このため通常表示態様における実質的な「権利」の発生確率は256分の1で、この値は通常行列組合せにおける特別組合せの表面上の表示確率、すなわち変動表示確率と同一値になる。

0097

他方、上記態様変動条件が満足された結果、識別情報が特別表示態様で表示される場合、ビデオ制御回路6は上記第1カウンタの停止表示データを「0」ないし「127」の範囲でループ状にカウントアップさせる。

0098

そしてビデオ制御回路6が特別な停止表示データ「7」を上記第1カウンタから取り込んだ場合、上記同様に「権利」を発生させるため、特別表示態様における実質的な「権利」の発生確率は128分の1で、特別行列組合せにおける変動表示確率と同一値になる。

0099

上記第2カウンタは特別組合せを構成する停止識別情報の種別を選択するためのものであり、停止表示データを「0」ないし「15」の範囲で、ループ状にカウントアップする。

0100

そしてビデオ制御回路6が上記第1カウンタから停止表示データ「7」を取り込んだ場合、さらにビデオ制御回路6は上記第2カウンタから停止表示データを取り込み、該データの種別に対応させて停止識別情報の種別が選択されるのである。このときビデオ制御回路6は上記第3カウンタから停止表示データを取り込まない。

0101

本実施例では上記第2カウンタから停止表示データが、停止識別情報の種別に1対1で対応するように構成されている。

0102

また特別組合せは、同一の停止識別情報が有効ライン上に表示されることから、1列分の有効ラインにつき、停止識別情報の種別を上記第2カウンタからの停止表示データの取り込みにより、1種類だけ選択すればよい。

0103

かりにビデオ制御回路6が上記第2カウンタから停止表示データ「0」を取り込んだ場合、LEDカラーパネル5の有効ライン上には、特別組合せの停止識別情報として「0」が各列に表示される。

0104

なお本実施例において、上記態様変動条件は、ビデオ制御回路6が上記第1および第2カウンタの両方から、停止表示データ「7」をともに取り込んだ場合に定める。

0105

この態様変動条件が満足されると、本実施例では停止識別情報「7」,「7」,「7」からなる特別組合せの停止表示に基づく、当該「権利」の行使終了後のみ、新たなゲーム開始から、ビデオ制御回路6は、上記第1カウンタに停止表示データを「0」ないし「127」の範囲でループ状にカウントアップさせ、かつ、識別情報をLEDカラーパネル5に特別表示態様で表示させる。

0106

このため「権利」の発生確率(128分の1)は、通常表示態様における同発生確率(256分の1)と比較して2倍に増大し、このような「権利」の発生確率が増大した状態を、以下、確率変動の状態ということにする。

0107

この確率変動の状態は次回の「権利」発生まで継続され、この「権利」発生時にビデオ制御回路6が上記第2カウンタから停止表示データ「7」を取り込んでいれば、態様変動条件は満足されることになるので、確率変動の状態が次回のゲームにおいても継続される。

0108

これに対してビデオ制御回路6が上記第1カウンタから停止表示データ「7」を取り込み、かつ、第2カウンタから停止表示データ「7」と異なる停止表示データを取り込んだ場合、態様変動条件を満足できないので、確率変動の状態を形成しない。すなわち確率変動の状態が形成されている場合、その確率変動の状態は解除されることになる。

0109

このことからビデオ制御回路6が識別情報を通常表示態様で表示するため、「権利」の発生確率は256分の1になり、特別表示態様における「権利」の発生確率(128分の1)と比較して半分になる。

0110

また態様変動条件は上述したように上記第1および第2カウンタの両方から、停止表示データ「7」をともに取り込んだ場合に確率変動の状態にせしめ、上記第1カウンタから停止表示データ「7」を取り込み、かつ、第2カウンタから停止表示データ「7」と異なる停止表示データを取り込んだ場合に確率変動の状態を解除することのみに限定されるものではない。

0111

たとえばビデオ制御回路6が上記第1カウンタのみから停止表示データ「7」を取り込んだ場合を態様変動条件に定め、態様変動条件が満足される度に確率変動の状態と、その解除とを交互に繰り返すように構成してもよい。

0112

つぎに第3カウンタは非特別組合せを構成する停止識別情報の種別を選択するものである。第3カウンタは停止表示データを「0」ないし「4079」の範囲でループ状にカウントアップして作成し、合計4080(=4096−16)種類の非特別組合せを、停止識別情報の組合せに1対1で対応させている。

0113

そして上記第1カウンタから取り込まれた停止表示データが「7」ではない場合、ビデオ制御回路6はさらに停止表示データを上記第3カウンタからのみ取り込み、上記第2カウンタからは停止表示データを取り込まない。

0114

上記第2または第3カウンタからの停止表示データは、上記第1カウンタからの停止表示データの取り込み直後、瞬時に取り込まれるので、遊技者にとっては始動入賞口11への入賞とほぼ同時に停止識別情報の組合せが決定される。

0115

なお「権利」の発生有無、いいかえれば特別組合せの停止識別情報が表示されているか否かの判定は、停止表示の終了時点でなされ、「権利」の発生有無は、上記第2および第3カウンタの停止表示データに依存しない。

0116

「権利」は、停止識別情報が特別組合せでLEDカラーパネル5の所定の有効ライン上に表示される場合に発生するが、図3のように識別情報が通常表示態様で表示される場合、ビデオ制御回路6は特別組合せを1通りの有効ラインについて判定することになる。

0117

他方、識別情報が図4および図5のように特別表示態様で表示される場合、ビデオ制御回路6は特別組合せを図5に示すように、上列および下列の各有効ラインL1,L2と、対角線に沿った右上りおよび右下がりの各有効ラインL3,L4との合計4通りで判定する。

0118

この判定によってゲームは終了し、MPU8は新たなゲームの再開のために始動入賞口11への入賞を待つ。

0119

上述した各有効ラインL1〜L4は、ビデオ制御回路6によってLEDカラーパネル5の各有効ラインL1〜L4に対応する発光ダイオード4を点灯または点滅させたり、または識別情報および地とは互い異なる色で発光ダイオード4を点灯または点滅させること、さらには識別情報同士を各列(または各行)間で連結する形態で発光ダイオード4を点灯または点滅させてもよい。

0120

なお上記発光ダイオード4の点滅に基づく消灯時点において、各有効ラインL1〜L4および識別情報(あるいは地)の重複箇所に対応する発光ダイオード4を識別情報(あるいは地)の色で発光させる。これにより各有効ラインL1〜L4のみが明滅する動画が形成される。

0121

図1に戻り、ゲーム中に発射球が始動入賞口11に入賞すると、MPU8はその旨を上述したように始動入賞球検出回路13およびインタフェイス回路14を介して検出し、1ゲーム中に始動入賞口11に入賞した発射球数を計数する。

0122

そしてMPU8は、1ゲーム中に1球ないし4球の発射球があった場合、その計数値に相当する始動入賞球信号をインタフェイス回路14を介して表示器駆動回路19に入力する。

0123

表示器駆動回路19はLEDおよびランプドライバ回路であり、LEDまたはランプからなる始動記憶表示器20、入賞球数表示器21、大当たり表示器22および始動表示器23をドライブする。

0124

始動記憶表示器20は4個のLEDからなり、LEDカラーパネル5の直上位置に配置されている。表示器駆動回路19は始動入賞球スイッチ12によって始動入賞球数を計数し、その始動入賞球数を始動記憶表示器20によって点灯させることにより、1ゲーム中における始動入賞口11への入賞球数を表示する。

0125

始動記憶表示器20によって点灯表示される始動入賞球数データは、最大値が4球に定められ、表示器駆動回路19は1ゲーム中における5球目以降の始動入賞球に対する表示を行わない。

0126

ここでゲーム中に始動入賞球が5球以上あった場合、ビデオ制御回路6は4球目までの各始動入賞球についてはゲーム開始に係る権利を保持し、この権利が保持されている各始動入賞球に対応した停止表示データをビデオ制御回路6で選択し、5球目以降の始動入賞球に対応する停止表示データの選択は行わない。

0127

すなわちビデオ制御回路6は5球目以降の始動入賞球をゲームの始動について無視することになり、この始動入賞球に対しては通常の入賞処理のみが施されることになる。

0128

また表示器駆動回路19は、可変表示装置1を起動させた始動入賞球、いいかえれば識別情報の停止表示状態から変動表示状態に移行させ、ゲームを最初に開始させた始動入賞球を始動記憶表示器20によって表示しない。

0129

さらに詳しくいえば表示器駆動回路19は、LEDカラーパネル5が識別情報を変動表示させてから、停止表示するまでの始動入賞球数データを始動記憶表示器20によって1ゲーム毎に点灯表示するものである。

0130

そしてLEDカラーパネル5が変動表示中の識別情報を停止表示させた時点で、始動記憶表示器20が始動入賞球数データを点灯表示している場合、表示器駆動回路19は始動入賞球数データを始動記憶表示器20から1球分減じるのである。

0131

図1に戻り、入賞球数表示器21は「権利」の発生時、可変入賞球装置18に形成された大入賞口(後述〜図2参照)24への入賞球数を表示するものである。このために大入賞口24に入賞球数検出スイッチ25を設けており、入賞球数検出スイッチ25は大入賞口24への全ての入賞球を検出する。

0132

入賞球数検出スイッチ25は近接センサからなり、発射球が大入賞口24に入賞して、入賞球数検出スイッチ25のセンサ部(図示省略)を通過すると、入賞球の検出信号が入賞球数検出回路26に入力される。

0133

入賞球数検出回路26はMPU8に対してインタフェイス回路14を介して接続されており、入賞球数検出スイッチ25から入力される入賞球の検出信号を適宜増幅してMPU8に入力する。

0134

これによりMPU8は大入賞口24への入賞球数を計数でき、計数された入賞球数に相当する球数信号をインタフェイス回路14を介して表示器駆動回路19に入力することで、表示器駆動回路19は入賞球数表示器21に入賞球数を表示させる。

0135

入賞球数表示器21は10個のLED素子からなり、図2に示すように可変入賞球装置18の下方両側に5個づつ横方向に配置されている。そして入賞球数表示器21は「権利」発生時、MPU8が可変入賞球装置18に大入賞口24から入賞した発射球を検出する度に、表示器駆動回路19によって1個づつ点灯される。

0136

可変入賞球装置18は大入賞口24を開閉するために開閉板27を設けており、開閉板27は図示を省略したリンク機構を介して大入賞口ソレノイド28のロッド(図示省略)に連結されている。

0137

大入賞口ソレノイド28には、大入賞口ソレノイド28を励解磁するためのソレノイド駆動回路29が接続されており、ソレノイド駆動回路29はMPU8に対してインタフェイス回路14を介して接続されている。

0138

そして「権利」が発生すると、MPU8は大役処理として、開閉板27を開放させるための信号をソレノイド駆動回路29に入力する。

0139

これにより大入賞口ソレノイド28が励磁されて、開閉板27は開放されるので、発射球を大入賞口24から入賞させることができる。

0140

他方、MPU8は、「権利」が消滅した時点で開閉板27を閉鎖させるための信号をソレノイド駆動回路29に入力する。

0141

これにより大入賞口ソレノイド28は解磁されて、開閉板27が大入賞口24を閉鎖するので、発射球を大入賞口24から入賞させることはない。

0142

なお「権利」は、入賞球数検出スイッチ25によって検出された入賞球数データが所定数(本実施例においては10球)に達したときに消滅するものする。

0143

またMPU8は、入賞球数検出スイッチ25が10球の入賞球をカウントしない場合、大入賞口24の開放から大役時間であるおよそ30sec が経過するまで、大入賞口24の開放を継続させる。

0144

大入賞口24内には図示を省略した上記継続入賞口が設けられており、この継続入賞口には継続入賞球検出スイッチ30が設けられている。この継続入賞球検出スイッチ30には継続入賞球検出回路31が接続され、継続入賞球検出回路31にはインタフェイス回路14を介してMPU8が接続されている。

0145

そして継続入賞球検出スイッチ30が上記継続入賞口への入賞球を検出すると、その検出信号は継続入賞球検出回路31で適宜増幅され、インタフェイス回路14を介してMPU8に入力されるので、MPU8は継続入賞球を検出できる。

0146

MPU8が継続入賞球を検出すると、継続モードがセットされ、大役処理開始から大役時間経過後または大入賞口24への10球入賞後、大入賞口ソレノイド28を解磁して開閉板27を一旦閉鎖させる。

0147

つづいてMPU8は大入賞口ソレノイド28を励磁して大役処理をふたたび1回のみ継続(再開)させ、かつ、上述したようにセット済の継続モードを解除して初期状態にせしめる。

0148

この継続モードは、継続入賞球検出スイッチ30が入賞球を検出しないときにはセットされず、大役処理が予め定められた回数(本実施例では最多で15回)まで継続したときにおいても、ふたたびセットされることはない。

0149

また「権利」の発生中には、MPU8がインタフェイス回路14および表示期駆動回路19を介して大当たり表示器22を動作させる。大当たり表示器22はランプおよびカバー主構成とし、パチンコ機2の上部位置に設けられているので、「権利」の発生が視覚によって認識される。

0150

図1に戻り、インタフェイス回路14には電子音発生回路32および始動球検出回路(後述)32が接続されている。電子音発生回路32は大当たり表示器22とともに「権利」の発生をスピーカ34によって効果音報知するものである。

0151

MPU8は大当たり表示器22を点滅表示または点灯表示させる場合、電子音発生回路32も同時に動作させ、スピーカ34から「権利」の発生を示す効果音を発生させることで、「権利」の発生を遊技者に対して聴覚を通して認識させる。

0152

なお電子音発生回路32およびスピーカ34は「権利」の発生のみでなく、パチンコ遊技の進行に応じた各種効果音をMPU8の制御によって発生させる。これらは32,34は、たとえば上述した変動表示態様条件が満足され、通常表示態様から特別表示態様に移行した場合、通常表示態様に発生される効果音とは異なる効果音をスピーカ34から発生させたり、識別情報の変動表示時またはリーチ状態の形成時のみ、通常表示態様に発生される効果音とは異なる効果音をスピーカ34から発生させてもよい。

0153

また始動球検出回路33は近接センサからなる一対の普通図柄始動球検出スイッチ35を備え、普通図柄始動球検出スイッチ35は図2に示すようにLEDカラーパネル5の両側に設けられている。

0154

そして遊技盤3上の発射球が普通図柄始動球検出スイッチ35のいずれかを通過すると、その通過球の検出信号が始動球検出回路33およびインタフェイス回路14を介してMPU8に入力され、同時にMPU8は上記無限カウンタから普通図柄データを取り込む。

0155

この無限カウンタは、MPU8が普通図柄データを「0」ないし「49」の範囲でループ状に常時カウントアップさせており、取り込まれた普通図柄データはMPU8からインタフェイス回路14を経て始動球検出回路33に入力される。

0156

そして始動球検出回路33は普通図柄始動球検出スイッチ35による通過球の検出から、所定の普通変動時間 (たとえば10sec)が経過した後、MPU8から入力された普通図柄データに対応する普通識別情報を、図2に示す普通図柄表示装置図1においては省略)36に停止表示させる。5
普通図柄表示装置36はいわゆる7セグメントLED素子からなり、通常時には消灯し、普通図柄始動球検出スイッチ35への通過球の検出と同時に点灯状態に移行させ、かつ、普通識別情報の目視による認識が不能な変動速度で普通識別情報を変動表示させたのち、上記停止表示に移行させる。

0157

取り込んだ普通図柄データが特別の普通図柄データ、たとえば「0」である場合、MPU8は、電動チューリップからなる普通電動役物37を、発射球が同時に1球のみ入賞可能な状態から、図2に示すように所定時間たとえば2sec だけ開放状態にせしめる。

0158

これにより普通電動役物37は複数の発射球を受入れ易くせしめられ、これにより入賞確率が増大し、こののちMPU8は普通電動役物37を原位置に復帰させる。なお普通図柄始動球検出スイッチ35によって検出された発射球は、普通図柄始動球検出スイッチ35を通過後、遊技盤3に再び戻されて流下する。

0159

またパチンコ機2の各部には、図1に示す電源回路38から電力が供給され、電源投入時にあっては、電源リセット回路39からリセット回路17を通してMPU8にリセットパルス信号が入力され、MPU8が初期化される。

0160

そしてMPU8の初期化と同時に、基本クロッククロック回路40から直接、MPU8に設けられたクロック端子(図示省略)に、または分周回路40で分周されたのちに上記クロック端子に入力される。

0161

本実施例におけるパチンコ機の画像表示装置は、LEDカラーパネル5に識別情報を、特別表示態様において特別行列組合せを2行3列の1種類に定め、中列の識別情報を上下行にわたって表示する場合を説明した。

0162

しかしながら上述した仕様のみに限定されるものではなく、特別行列組合せを3行2列に定めるとともに、中行の識別情報を左右列にわたって表示したり、特別行列組合せを上述した1種類のみでない。

0163

たとえば図7ないし図9に示すように複数種類に定め、態様変動条件に応じたいずれかの特別行列組合せに基づいて、識別情報を特別表示態様でLEDカラーパネル5に表示してもよい。

0164

つぎに特別表示態様の特別行列組合せを複数種類で構成した実施例を以下に説明する。

0165

本実施例では、通常表示態様が1種類、特別表示態様が3種類で構成され、通常行列組合せを1行3列、特別行列組合せを図7ないし図9に示すように2行3列および3行3列で構成している。

0166

さらに3行3列で構成された特別行列組合せにあっては特別表示態様における有効ラインLの本数を、互いに異なるようにそれぞれ3本(図8参照)および5本(図9参照)定めている。

0167

まず図10のS1において電源回路38から電力が供給されると、S2においてリセット回路17がMPU8を初期化し、その直後にMPU8はパチンコ機2の各部に初期設定の処理を施したのち、各スイッチ12,30,35に異状が発生しているか否かを判定する。

0168

このときビデオ制御回路6は始動入賞球の検出待ち状態であり、C-G.ROM9から初期設定時におけるデモ画面素材データを読み出してV.RAM10に書き込み、可変表示装置1がLEDカラーパネル5にそのデモ用画面を表示する。

0169

つぎにS4において上記S2およびS3における異状発生の有無が判定され、異状が発生している場合には、S5でエラーモードをセットしたのち、S9にジャンプする。

0170

他方、S4において上記S2およびS3における異状が発生していないと判定された場合には、S6で始動入賞球の有無およびゲーム終了の有無が判定され、これに応じて始動記憶数表示器20への点灯処理または消灯処理が実行される。

0171

つぎに上記S6で始動入賞球を検出した場合、S7で左列、中列、右列の各識別情報を変動表示させると同時に、新たなゲームの開始を始動表示器23およびスピーカ34を介して音と光とによって遊技者に報知する。

0172

このS6の時点では、ビデオ制御回路6は、LEDカラーパネル5に識別情報を通常表示態様で表示し、また始動入賞球スイッチ12が発射球の入賞を検出した時点で、上記第1カウンタから「0」ないし「255」のいずれかの停止表示データを取り込む。

0173

そして上記第1カウンタから取り込まれた停止表示データが「7」であるか否かに応じて、上記S7において上記第2カウンタまたは第3カウンタから停止表示データがビデオ制御回路6によって取り込まれる。これにより左列、中列、右列の各停止識別情報が更新される。

0174

つぎのS8では、変動表示時間を計測するために上記図柄停止タイマに各列の変動表示時間をセットしたのち、その変動表示時間の計測をスタートさせ、かつ、上記S7において更新された各列の停止識別情報に基づいて変動表示されている識別情報の自動停止処理に係るデータをセットする。

0175

そしてS9においてパチンコ機2の各部におけるエラーの有無が判定され、エラーが判定された場合には、図12のS43において適宜、エラー処理が実行される一方、上記S9においてエラーが判定されない場合、S10では大役モードであるか否かが判定される。

0176

上記S10で大役モードが判定された場合には、S14において適宜、大役処理が実行されたのち、図11に示すS15にジャンプする。

0177

他方、上記S10において大役モードが判定されない場合、S11でゲーム中か否かが判定され、ゲーム中でないと判定された場合には、S12でゲームの始動モードがセット中であるか否かが判定される。

0178

そしてS11でゲーム中であると判定された場合、およびS12において始動モードがセットされていないと判定された場合、上記S15にジャンプする。

0179

他方、S12では始動モードがセット中であれば、S13においてゲームがスタートされたのち、上記S15で大役の終了モードがセットされているか否かが判定される。

0180

図11のS15で大役の終了モードがセットされていれば、S16において大役継続フラグのセット有無、すなわち大役処理中に大入賞口24への入賞球が継続入賞球検出スイッチ30によって検出済であるか否かが判定される。

0181

このS16で大役継続フラグがセットされていると判定された場合、S17で当該大役処理の終了後、大役処理を1回のみ再開させる。

0182

他方、S16で大役継続フラグがセットされていないと判定された場合、S18において有効ラインLの本数が「1」にセット、すなわち通常行列組合せがセットされる。これによりビデオ制御回路6は識別情報をLEDカラーパネル5に1行3列で表示制御することになる。

0183

こののちS19において大役処理の終了モードがクリアされたのち、S20では始動記憶表示器20に表示されている始動入賞球数(図11中、始動球)が「1」以上であるか否かが判定される。

0184

そして上記S20で、始動入賞球数が「1」以上でないと判定された場合に、S23にジャンプする。

0185

他方、上記S20で、始動入賞球数が「1」以上であると判定された場合、始動記憶表示器20に現時点で表示されている始動入賞球数から「1」を減じ、その差が新たな始動入賞球数として始動記憶表示器20に点灯表示される(S21)。

0186

ついでS22では始動モードがセットされたのち、S23では図柄停止モードがセットされているか否かが判定され、そして図柄停止モードがセットされていれば、上記図柄停止タイマのタイムアップを待って左列および右列の変動表示を停止表示に移行させる一方、上記S23で図柄停止モードがセットされていなければ図12のS39にジャンプする。

0187

つぎにS24およびS25においては左列および右列の停止表示が検出されたのち、S26において左列および右列の両停止識別情報により、いずれかの有効ラインL上に特別組合せの一部が形成されているか否か、すなわちリーチ状態であるか否かが判定され、リーチ状態である場合にはS27ないしS29において停止識別情報の種別が判定される。

0188

他方、S24において左列の停止表示が検出されない場合、S25において右列の停止表示が検出されない場合、さらにS26において左列および右列の両停止識別情報によってリーチ状態が形成されない場合、図12のS39にジャンプする。

0189

上記S27では左列および右列の両停止識別情報が「7」であるか否かが判定され、「7」でないと判定された場合、上記S28で左列および右列の両停止識別情報が「3」であるか否かが判定され、「3」でないと判定された場合、上記S29で左列および右列の両停止識別情報が「2」であるか否かが判定され、「2」でないと判定された場合、上記S30で有効ラインLの本数が上記S18同様、「1」にセットされたのち、図12に示すS34にジャンプする。

0190

これに対して、上記S29においては左列および右列の両停止識別情報が「2」であると判定された場合、S31で有効ラインLの本数が図7に示すように「2」本にセットされたのち、上記S34にジャンプする。

0191

上記S31において、ビデオ制御回路6は識別情報を2行2列の特別行列組合せで表示するので、停止識別情報が特別組合せを構成する確率は、識別情報が通常行列組合せで表示されるよりも増大する。

0192

また上記S28においては左列および右列の両停止識別情報が「3」であると判定された場合、S32で有効ラインLの本数が図8に示すように「3」本にセットされ、こののち上記S34にジャンプする。

0193

上記S32において、ビデオ制御回路6は識別情報を3行3列の特別行列組合せで表示し、停止識別情報が特別組合せを構成する確率を、識別情報が通常行列組合せで表示される場合、および有効ラインLの本数が「2」本である場合よりも増大させる。

0194

さらに上記S27においては左列および右列の両停止識別情報が「7」であると判定された場合、S33で有効ラインLの本数が図9に示すように「5」本にセットされ、これによりビデオ制御回路6は識別情報を3行3列の特別行列組合せで表示したのち、上記S34にジャンプする。

0195

このように可変表示装置1は識別情報を通常表示態様で表示しているとき、本実施例における態様変動条件が満足される場合、いいかえれば識別情報が特別組合せでLEDカラーパネル5に停止表示され、さらに特別組合せを構成する停止識別情報の種別が「2」,「3」,「7」である場合、特別組合せの成立に基いて発生される「権利」の行使後、ビデオ制御回路6は識別情報の表示態様を通常表示態様から特別表示態様に移行させる。

0196

他方、可変表示装置1が識別情報を特別表示態様で表示しているとき、識別情報が特別組合せでLEDカラーパネル5に停止表示され、その停止識別情報の種別が「2」,「3」,「7」でない場合、ビデオ制御回路6は「権利」の行使後に特別表示態様から通常表示態様に移行させる。

0197

これによりパチンコ遊技の進行に応じてゲーム中における識別情報の表示列数が変動するので、ビデオ制御回路6はLEDカラーパネル5により、遊技者の視覚を通して遊技変化を付与することができる。

0198

しかも有効ラインLの本数は、特別表示態様を構成する停止識別情報「2」,「3」,「7」の種別に応じて変移するので、通常表示態様から特別表示態様に移行した場合、有効ラインLの本数が増大するほど、変動表示確率が増大することになる。

0199

また本実施例では、その表面上の確率の増大に伴って「権利」の発生確率が通常表示態様時と比較して増大することから、新たな「権利」発生に対する期待感を遊技者に対して付与することができる。

0200

さらに特別表示態様による識別情報の表示中、特別組合せが停止識別情報「2」,「3」,「7」のいずれかで成立し、かつ、当該停止識別情報が、前回の「権利」を発生させた特別組合せを構成する停止識別情報と異なる場合、ビデオ制御回路6は識別情報を再度、特別表示態様でLEDカラーパネル5に表示するので、通常表示態様である場合よりも「権利」の発生確率が増大する。

0201

このことから新たな「権利」の発生に対する期待感を遊技者に対して付与することはもちろん、前回ゲーム時にとは異なる本数の有効ラインLの本数に基づいて表示制御するので、有効ラインLの本数の変動によって遊技変化を視覚的に付与する。

0202

このようにビデオ制御回路6は、有効ラインLの本数をLEDカラーパネル5上で変動させることによって、視覚的な遊技変化を遊技者に付与するとともに、次回の特別組合せの表示確率を通常表示態様よりも増大させることにより、新たな「権利」の発生に対する期待感を遊技者に付与する。

0203

上記S33で、ビデオ制御回路6は識別情報を3行3列の特別行列組合せでLEDカラーパネル5に表示するが、有効ラインLの本数が「5」本にセットされている。

0204

このため停止識別情報が特別組合せを構成する確率を、識別情報が通常行列組合せで表示される場合、および有効ラインLの本数が「3」本である場合よりも増大させられる。

0205

上述したように有効ラインLの本数がセットされると、上記図12に示すS34において中列の変動表示時間の経過、すなわち上記図柄停止タイマのタイムアップを確認して中列の変動表示を停止表示に移行させるが、この時点でタイムアップしていなければS39にジャンプする。

0206

ついでS35においては大役モードが成立するか否か、いいかえれば上記S30ないしS33においてセット済の有効ラインL上に同一な停止識別情報が表示されているか否かが判定される。

0207

そして大役モードが成立しないと判定された場合、S36では大役の終了のための役終了モードがセットされのち、S37で、上記S31ないしS33においてセット済の有効ラインLの本数がクリアされた直後に、有効ラインLの本数が「1」本にセットされ、S38では識別情報の停止表示モード(図12中、図柄停止モード)がクリアされる。こののちS38が実行される。

0208

これに対し、S35において大役モードが成立すると判定された場合、S40において大役モードがセットされるとともに、S41で識別情報の停止表示モードがクリアされたのちにS39にジャンプする。

0209

S39ではパチンコ遊技の進行に応じて所定の表示灯処理が実行され、つぎのS42ではパチンコ機2の各部にエラーを発生させているか否かが判定される。そしてエラーが発生しているときには、S43で所定のエラー処理が施される。

0210

他方、S42においてパチンコ機2の各部にエラーを発生させていないと判定された場合、パチンコ遊技の進行に応じた所定の効果音を選択したのち(S44)、S45では上記S44で選択済の効果音をセットする。

0211

なお態様変動条件を満足させるための停止識別情報「2」,「3」,「7」および他の停止識別情報の種別に応じ、電子音発生回路32が互いに異なる効果音をスピーカ34から発生させれば、遊技変化を視覚および聴覚を通して付与することができる。

0212

つぎのS46ではビデオ制御回路6およびMPU8に内蔵された無限カウンタにより、リセットパルス信号がリセット回路17からMPU8の上記リセット端子に入力されるまで、各停止表示データ(図12では、乱数)を更新し、リセットパルス信号の入力によって図10のS1にリターンする。

0213

なお本実施例では特別表示態様が有効ラインLの本数に基づいて3種類形成され、特別組合せを構成する停止識別情報の種別に応じ、そのいずれかの有効ラインLによる特別表示態様で識別情報が表示制御されるが、図13に示す実施例は特別表示態様を有効ラインLの本数に基づいて2種類形成した場合を示す。

0214

なお図13においては、図10ないし図12と同じ命令には同符号を付し、その説明は省略することにする。

0215

また本実施例では特別表示態様による識別情報の表示中、特別組合せが停止識別情報「3」および「7」のいずれかで成立し、停止識別情報「3」の場合には組合せラインLは「3本」に、他方、停止識別情報「7」の場合には組合せラインLは「5本」に設定されるものとする。

0216

識別情報の停止処理が実行されると(S24〜S29)、当該「権利」を発生させた特別組合せを構成する停止識別情報が、態様変動条件を満足しているか否か、いいかえれば確率変動の状態を形成させているか否かが判定される(S47)。

0217

そして態様変動条件が満足されていない場合には組合せラインLは「1本」に設定される一方(S18)、停止識別情報が「7」の場合には組合せラインLは「5本」に設定され(S27,S33)、さらに停止識別情報「3」の場合には組合せラインLは「3本」に設定される(S28,S32)。

0218

上述した各実施例では態様変動条件の成否を、LEDカラーパネル5に表示される特別組合せを構成する停止識別情報の種別に依存させた場合、いいかえれば停止識別情報の種別決定と、確率変動条件の成否とを上記第1および第2カウンタから取り込まれる両停止表示データに兼用させた場合を説明したが、態様変動条件の成否を決定するための手段を上記第1および第2カウンタとは別個に設けるように構成してもよい。

0219

つぎに態様変動条件の成否を決定するための手段として、始動入賞口11への始動入賞球数を計数するための始動カウンタ(図示省略)をビデオ制御回路6またはMPU8に設けた場合を以下に説明する。

0220

本実施例では上記始動カウンタが通常表示態様において、たとえば「0」ないし「199」の範囲でループ状に始動入賞球をカウントアップする無限カウンタで構成する。

0221

この状態「199」から、さらに加算され、上記始動カウンタの計数値が帰零したとき、すなわち「200」球までカウントされて、始動入賞球数が「201」球に達した時点で「権利」を発生させなかった場合に態様変動条件が満足され、その旨を示すために上記始動カウンタから変動開始信号が発生される。

0222

この変動開始信号の発生に基づいて、ビデオ制御回路6は通常表示態様から特別表示態様に移行させるので、201回目のゲーム開始からは、識別情報が特別表示態様で表示制御される。

0223

このため特別表示態様において特別組合せからなる停止識別情報の表示確率値は、通常表示態様における同確率値よりも増大されるので、201回目のゲーム開始からは「権利」の発生に対する期待感を遊技者に抱かせる。

0224

他方、始動カウンタには特別表示態様から通常表示態様に移行するための態様変動条件として、特別表示態様に基づく識別情報の表示制御に係るゲーム回数所定回数に設定しておき、その回数に達したときに「権利」発生如何にかかわらず、識別情報を通常表示態様に基づいて表示制御する。

0225

また特別表示態様から通常表示態様に移行するための他の態様変動条件として、ビデオ制御回路6はゲームの回数にかかわらず、「権利」が発生するまで、特別表示態様に基づいて識別情報を表示制御すなわち特別表示態様から通常表示態様に移行するための態様変動条件を次回「権利」の発生に定めてもよい。

0226

この場合には、始動カウンタには特別表示態様から通常表示態様に移行するための態様変動条件が設定されず、通常表示態様から特別表示態様に移行するための態様変動条件すなわち通常表示態様の下でのゲーム回数のみが設定される。

0227

また態様変動条件の成否を決定するための始動カウンタを上記第1および第2カウンタとは別個に設けた他の実施例としては、まず始動入賞球数を「0」球ないし「15」球の範囲でループ状にカウントアップするように構成する。

0228

そして上記始動カウンタが所定の変動開始数である場合、たとえば「13」球ないし「15」球であるとき、その旨を示すためのに変動開始信号を発生させるようにしている。ただし上記始動カウンタによって計数される計数値は、パチンコ遊技に無関係であり、始動記憶表示器20の表示にも依存しない。

0229

そしてビデオ制御回路6が上記第1カウンタから停止表示データ「7」を取り込んだ時点で、変動開始信号が発生している場合、ビデオ制御回路6は識別情報を特別表示態様で表示する。

0230

他方、上記第1カウンタから停止識別情報「7」を取り込んだ時点で、変動開始信号が発生していない場合、ビデオ制御回路6は識別情報を通常表示態様で表示する。

0231

このように特別表示態様による識別情報の表示は、上記第1カウンタから停止数値データ「7」を取り込み、かつ、上記始動カウンタから変動開始信号を発生させていることで成立し、その成立如何は始動入賞口11への入賞タイミングすなわち偶然性に依存するため、識別情報が特別表示態様で表示される確率は不定で、特別表示態様による識別情報の表示を狙うことも困難になる。

0232

これにより識別情報の表示態様の違いに基づく上述した視覚的な遊技性はもちろん、態様変動条件が上記実施例のように特別組合せを構成する停止識別情報の種別とは無関係に決定されるため、遊技者に意外性をも付与できる。

0233

さらには始動入賞球の検出に基づいてカウントアップさせる上記始動カウンタの代りに、所定周期(たとえば8msec)でカウントアップする無限カウンタを設けるようにしてもよい。

0234

また上記各実施例では、識別情報の表示態様が「権利」の発生毎に1回づつ決定される構成になっているが、これに限定されるものではない。

0235

たとえば予め定められた回数を1組として、「権利」の発生回数、または「権利」の行使回数が、上記回数に達するまで、識別情報を特別表示態様(または通常表示態様)でLEDカラーパネル5に継続して表示される構成でもよい。

0236

つぎに上記実施例を特別表示態様が、初回を含めて3回を1組として「権利」を継続して発生または行使させる実施例を以下に説明する。

0237

そのための構成として、ビデオ制御回路6は、特別表示態様すなわち確率変動の状態中に「権利」発生(行使)回数をカウントする確率変動用カウンタ(図示省略)を内蔵し、この確率変動用カウンタは確率変動の状態中に「権利」発生(行使)回数を3回を1組としてカウントする。

0238

またビデオ制御回路6は、特別組合せを構成する停止識別情報が「3」および「7」である場合に確率変動の状態を形成、すなわち特別表示態様で識別情報を形成し、このとき識別情報は3行3列で表示制御される。

0239

そして特別組合せを構成する停止識別情報が「7」であるとき、有効ラインLの本数は図9に示すように「5本」に定められており、同停止識別情報が「3」であるときに図8に示すように「3本」に定められる。

0240

つぎに上記構成の実施例の制御についてを図14および図15に基づいて、図10ないし図13と同じの手順には同符号を付して以下に説明する。

0241

図10および図11のS1ないしS29に示すように、停止識別情報が変動表示から停止表示に移行されると、図14に示すS47で現時点における遊技状態は、確率変動の状態すなわち前回の停止表示された特別組合せを構成する停止識別情報が「3」および「7」のいずれかであるか否かが判定される。

0242

そして上記S47において確率変動の状態である旨が判定されると、つぎのS48では上記確率変動用カウンタの計数値が「3」、いいかえれば特別表示態様の状態で特別組合せが表示された回数、すなわち「権利」の発生回数が「3回」に達しているか否かが判定される。

0243

これに対して上記S47において、現時点における遊技状態が確率変動の状態でない旨が判定されると、S18にジャンプして、有効ラインLの本数は図3に示すように「1本」に定められたのち、図12のS35にジャンプして大役モードが成立するか否かが判定される。

0244

また上記S48で上記確率変動用カウンタの計数値が「3」に達していると判定された場合、S49において上記確率変動用カウンタをクリアすることにより、計数値を「0」にせしめたのち、S18において有効ラインLの本数が「1本」に定められる。

0245

他方、上記S48で上記確率変動用カウンタの計数値が「3」に達していないと判定された場合、S27において特別組合せを構成する停止識別情報が「7」であるか否かが判定される。

0246

そして、「7」である場合にはS33において有効ラインLの本数が「5本」に定められる一方、「7」でないと判定された場合、S28において同停止識別情報が「3」であるか否かが判定され、「3」である場合にはS32において有効ラインLの本数が「3本」に定められたのちS35にジャンプする。

0247

他方、上記S28において同停止識別情報が「3」でないと判定された場合、S47にジャンプする。

0248

また上記S16で大役の終了モードがセット、すなわち大役の継続フラグがセットされていないと判定された場合には図15に示すS50にジャンプして、現時点での遊技状態が確率変動の状態であるか否かが判定され、確率変動の状態でない場合にはS19にジャンプする。

0249

他方、上記S50において確率変動の状態であると判定された場合、S51において上記確率変動用カウンタの現時点における計数値に「1」を加算して、その和が「3」に達しているか否かがS52において判定される。

0250

そしてS52で、上記確率変動用カウンタの上記S51における加算演算の和が「3」でないと判定された場合には、上述したS33、S32およびS18に基づいて、S53において有効ラインLの本数が変更される。

0251

もちろん前回のゲーム時における有効ラインLの本数と、当該命令の実行に基づく現時点における有効ラインLの本数とが一致することもあり得る。こののちS19において大役処理の終了モードがクリアされ、上記実施例と同様に命令が順次実行される。

0252

また他の実施例としては、上述したリーチ状態の発生の有無を態様変動条件に定め、たとえばゲーム中、ビデオ制御回路6は、非リーチ状態に識別情報を通常表示態様によって表示制御する一方、リーチ状態にのみ、識別情報を特別表示態様によって表示制御するように構成してもよい。

0253

このように構成された本実施例では、リーチ状態が形成されたときに、特別表示態様によって識別情報が変動表示されることから、図3に示す通常表示態様における有効ラインLの本数が「1」本から、図5ないし図9のいずれかに示す複数本に増大する。

0254

これにより特別表示態様における特定組合せの成立の可能性は、通常表示態様における表示状態よりも、少なくとも表面上は増大するので、遊技者に「権利」発生に対する期待感を抱かせることができる。

0255

上記リーチ状態から、すべての列(または行)が停止表示に移行し、新たなゲームが開始されたとき、ビデオ制御回路6は再度、識別情報の表示制御をLEDカラーパネル5に通常表示態様で開始する。

発明の効果

0256

本発明は以上のように構成したものなので、可変表示装置は、態様変動条件が満足されたときに通常表示態様および特別表示態様のいずれか一方から他方に移行させ、遊技の進行に応じて行数および列数の少なくともいずれか一方の数値を変動させることにより、遊技変化を遊技者の視覚を通して付与できるため、遊技性が良好なパチンコ機遊技を提供できる。

0257

また特別表示態様における「権利」の発生確率を通常表示態様における同確率よりも、見かけ上または実質的に大きく定めれば、より「権利」獲得に対する期待感を遊技者に抱かせ、遊技意欲を向上させる。

0258

態様変動条件が少なくとも特別組合せである場合、特別組合せの成立後に識別情報の現表示態様が他の表示態様に変移するので、次回のゲーム開始に伴って「権利」獲得に対する期待感を遊技者に抱かせる。

0259

態様変動条件が、特別組合せを構成する識別情報の種別に応じて成立する場合、特別組合せの成立後、その識別情報の種別が予め定められたものである場合に識別情報の現表示態様が他の表示態様に変移するので、次回のゲーム開始に伴い、識別情報の種別に応じて「権利」獲得に対する期待感を遊技者に抱かせる。

0260

始動入賞領域に入賞する始動入賞球を検出し、始動入賞球数を計数し計数値が所定の始動入賞球数を越えた場合に始動球数信号を発生させる始動カウンタを設け、態様変動条件が少なくとも始動球数信号の発生の有無に基づいて成立する場合、始動カウンタによって計数される始動入賞球数に応じ、識別情報の現表示態様が他の表示態様に変移するので、態様変動条件の成立有無を困難にせしめることから、遊技者に意外性を付与でき、良好な遊技性を形成する。

0261

態様変動条件が少なくとも、識別情報の変動表示から停止表示への移行中に複数列または複数行で停止済の識別情報が特別組合せの一部を形成するリーチ状態である場合、リーチ状態の成立時に識別情報の現表示態様が他の表示態様に変移するので、リーチ状態の成立時において「権利」獲得に対する期待感を遊技者に抱かせる。

0262

画像制御回路が、互いに異なる複数種類の確率値からなる変動表示確率のいずれか一つの確率値に基づいて特別組合せの識別情報を表示部材に停止表示し、態様変動条件が満足されたときに変動表示確率の確率値を複数種類の中から当該確率値とは異なる確率値に変更する場合、態様変動条件が満足されたときに特別組合せの停止識別情報の表示確率が変動するので、「権利」の発生確率を変動させることによって、より変化に富んだパチンコ遊技を提供でき、遊技意欲の低減を抑止する。

0263

少なくともリーチ状態の成立時に画像制御回路が、特別組合せを構成する識別情報の組合せを通常表示態様および特別表示態様の種別に応じて各列毎に表示するための有効ラインを表示部材に表示する場合、少なくともリーチ状態の成立時、特別組合せを構成する識別情報の組合せを通常表示態様および特別表示態様の種別に応じて各列毎に表示するので、有効ラインLを表示する手段の機能をLEDカラーパネル5が兼用しているので、部品点数の増大を抑止している。

図面の簡単な説明

0264

図1本発明の一実施例の要部を示したブロック図である。
図2図1の装置を設けたパチンコ機の遊技盤の正面図である。
図3図2の遊技盤に設けられた可変表示装置の正面図である。
図4図3と異なる状態を示す可変表示装置の正面図である。
図5図4の可変表示装置に設けられたLEDカラーパネルの表示状態を示す正面図である。
図6図5と異なる状態を示すLEDカラーパネルの正面図である。
図7図6と異なる状態を示すLEDカラーパネルの正面図である。
図8図7と異なる状態を示すLEDカラーパネルの正面図である。
図9図8と異なる状態を示すLEDカラーパネルの正面図である。
図10図1のパチンコ機の画像表示装置の制御手順の一部を示す流れ図である。
図11 図10の他部を示す流れ図である。
図12 図11の他部を示す流れ図である。
図13 図10ないし図12の手順と異なる実施例の一部を示す流れ図である。
図14 図13と異なる実施例の一部を示す流れ図である。
図15 図14の他部を示す流れ図である。

--

0265

1可変表示装置
3遊技盤
4発光ダイオード
5LEDカラーパネル
6ビデオ制御回路
11始動入賞口
18 可変入賞球装置

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