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技術 積層セラミック部品

出願人 株式会社村田製作所
発明者 須郷公英
出願日 1994年1月24日 (26年9ヶ月経過) 出願番号 1994-005736
公開日 1995年8月11日 (25年2ヶ月経過) 公開番号 1995-211574
状態 特許登録済
技術分野 セラミックコンデンサ 固定コンデンサ及びコンデンサ製造装置 プリント板の組合せ 多層プリント配線板の製造
主要キーワード 絶縁体セラミック 積層セラミック部品 デラミ セラミックシート 厚膜印刷 パンチング マシーン 誘電体セラミック
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この項目の情報は公開日時点(1995年8月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

目的

内部に設けるコンデンサの特性が、コンデンサを形成する電極の端部に生じるニジミやデラミの影響を受けることがなく、しかも、コンデンサを形成する電極間に生じる浮遊容量を低減する構成を備える積層セラミック部品を提供することを目的とする。

構成

少なくとも電極3,4を印刷した複数枚セラミックシート2を積層し、電極3,4を介して内部にコンデンサ5,6を並設してなる積層セラミック部品1において、コンデンサ5,6を形成する隣接する一対の電極3,4を、一方の端部3a,4aを互いに対向して配置するとともに、電極3,4の対向する端部3a,4aの一部を削除してセラミックシート2に溝7,8を形成し、電極3,4の対向面3b,4bを溝7,8に露出したことを特徴とする。

概要

背景

従来の積層セラミック部品の構成を、図2を用いて説明する。図2において、1は積層セラミック部品であり、例えば、チタン酸バリウム等の誘電体セラミックから構成される、複数枚セラミックシート2を用い、セラミックシート2に、それぞれ銀−パラジウム等からなり、互いに端部が対向してなる電極3,4と、同じく銀−パラジウム等からなる回路パターン(図示せず)をそれぞれ印刷し、積層したものを焼成してなるものである。ここで、電極3に挟まれた部分および電極4に挟まれた部分に、それぞれコンデンサ5,6が並設して形成される。

概要

内部に設けるコンデンサの特性が、コンデンサを形成する電極の端部に生じるニジミやデラミの影響を受けることがなく、しかも、コンデンサを形成する電極間に生じる浮遊容量を低減する構成を備える積層セラミック部品を提供することを目的とする。

少なくとも電極3,4を印刷した複数枚のセラミックシート2を積層し、電極3,4を介して内部にコンデンサ5,6を並設してなる積層セラミック部品1において、コンデンサ5,6を形成する隣接する一対の電極3,4を、一方の端部3a,4aを互いに対向して配置するとともに、電極3,4の対向する端部3a,4aの一部を削除してセラミックシート2に溝7,8を形成し、電極3,4の対向面3b,4bを溝7,8に露出したことを特徴とする。

目的

そこで、本発明においては、内部に設けるコンデンサの特性が、コンデンサを形成する電極の端部に生じるニジミやデラミの影響を受けることがなく、しかも、コンデンサを形成する電極間に生じる浮遊容量を低減する構成を備える積層セラミック部品を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

少なくとも電極印刷した複数枚セラミックシートを積層し、前記電極を介して内部にコンデンサを並設してなる積層セラミック部品において、前記コンデンサを形成する隣接する一対の電極同士を、一方の端部を互いに対向して配置するとともに、該電極の対向する端部の一部を削除して前記セラミックシートに溝を形成し、前記電極の対向面を前記溝に露出したことを特徴とする積層セラミック部品。

技術分野

0001

本発明は、通信機コンピュータ等の電子機器に用いられる積層セラミック部品に関する。

背景技術

0002

従来の積層セラミック部品の構成を、図2を用いて説明する。図2において、1は積層セラミック部品であり、例えば、チタン酸バリウム等の誘電体セラミックから構成される、複数枚セラミックシート2を用い、セラミックシート2に、それぞれ銀−パラジウム等からなり、互いに端部が対向してなる電極3,4と、同じく銀−パラジウム等からなる回路パターン(図示せず)をそれぞれ印刷し、積層したものを焼成してなるものである。ここで、電極3に挟まれた部分および電極4に挟まれた部分に、それぞれコンデンサ5,6が並設して形成される。

発明が解決しようとする課題

0003

ところが、従来の積層セラミック部品1においては、隣接する電極3,4の端部にいわゆるニジミやデラミが生じ、電極3,4により形成されるコンデンサ5,6の特性がその影響を受けて、所望の静電容量が得られないことがあった。また、電極3,4間に浮遊容量が生じ、コンデンサ5,6の特性がその影響を受けて、所望の静電容量が得られないことがあった。

0004

そこで、本発明においては、内部に設けるコンデンサの特性が、コンデンサを形成する電極の端部に生じるニジミやデラミの影響を受けることがなく、しかも、コンデンサを形成する電極間に生じる浮遊容量を低減する構成を備える積層セラミック部品を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

上記の目的を達成するために、本発明においては、少なくとも電極を印刷した複数枚のセラミックシートを積層し、前記電極を介して内部にコンデンサを並設してなる積層セラミック部品において、前記コンデンサを形成する隣接する一対の電極同士を、一方の端部を互いに対向して配置するとともに、該電極の対向する端部の一部を削除して溝を形成し、前記電極の対向面を前記溝に露出したことを特徴とする。

0006

本発明の積層セラミック部品においては、コンデンサを形成する隣接する電極の対向する端部の一部を削除してセラミックシートに溝が形成される。したがって、隣接する電極の端部にいわゆるニジミやデラミが生じた場合にも、そのニジミやデラミは溝の形成と同時に削除されるので、コンデンサの特性がニジミやデラミの影響を受けることはない。また、隣接する電極の対向面はそれぞれ溝に露出するため、隣接する電極間において、電気的な導通はほとんどなく、発生する浮遊容量は大幅に低減され、極めて低い値となる。

0007

本発明の一実施例にかかる積層セラミック部品の構成を、図1を用いて説明する。なお、従来例と同一もしくは同等の部分については、同一符号を付し、その説明は省略する。本発明の積層セラミック部品においては、コンデンサを形成する隣接する電極同士を、一方の端部を互いに対向して配置し、電極の対向する端部の一部を削除してセラミックシートに溝を形成し、電極の対向面をこの溝に露出したものである。

0008

図1において、7,8は溝であり、コンデンサ5,6を形成する電極3,4の対向する端部3a,4aの一部を削除し、セラミックシート2を貫通して形成される。その結果、電極3,4の対向面3b,4bが溝7,8に露出するものである。ここで、溝7,8は、電極3,4の端部3a,4aの上から、パンチングマシーン等で、セラミックシート2を打ち抜いて形成されるもので、セラミックシート2を打ち抜くと同時に、電極3,4の端部3a,4aの一部が削除され、対向面3b,4bは溝7,8に露出する。なお、セラミックシート2を積層する際には、溝7,8がつぶれないように、例えば100kg程度の低圧力で重ね合わせる。

0009

上記のように、積層セラミック部品1においては、電極3,4の対向する端部3a,4aの一部を削除してセラミックシート2に溝が形成されるため、電極3,4の端部3a,4aにニジミやデラミが生じた場合にも、そのニジミやデラミは溝7,8の形成と同時に削除される。したがって、電極3,4により形成されるコンデンサ5,6の特性がニジミやデラミの影響を受けることはない。また、電極3,4の対向面3b,4bがそれぞれ溝7,8に露出するので、電極3,4間の電気的な導通はほとんどなくなり、発生する浮遊容量は、例えば従来の100pFから1pFまで下がる。したがって、電極3,4により形成されるコンデンサ5,6の特性が浮遊容量の影響を受けることはない。

0010

なお、本実施例においては、誘電体セラミックからなるセラミックシートを積層して、積層セラミック部品を形成する場合について説明したが、絶縁体セラミックからなるセラミックシートを用いて形成する積層セラミック部品にも、本発明を適用することができる。すなわち、アルミナシリカ酸化バリウム等の絶縁体セラミックから構成されるセラミックシートを用い、このセラミックシートに、誘電体セラミックを厚膜印刷し、さらに電極を付して内部にコンデンサを形成してなる積層セラミック部品において、コンデンサを形成する対向する電極の対向面を溝に露出して形成しても、本実施例と同様の効果が得られるものである。

発明の効果

0011

本発明の積層セラミック部品においては、コンデンサを形成する隣接する一対の電極の対向する端部の一部を削除してセラミックシートに溝が形成されるため、電極の端部にニジミやデラミが生じても、そのニジミやデラミは溝の形成と同時に削除される。したがって、コンデンサの特性がニジミやデラミの影響を受けることはない。また、隣接する電極の対向する端部がそれぞれ溝に露出されるため、隣接する電極間において、電気的な導通はほとんどなく、発生する浮遊容量は大幅に低減され、極めて低い値となる。したがって、コンデンサの特性が浮遊容量の影響を受けることはない。このように、本発明の積層セラミック部品によれば、内部に設けるコンデンサの精度を向上させ、所望の静電容量を得ることができる。

図面の簡単な説明

0012

図1本発明の一実施例にかかる積層セラミック部品の断面図。
図2従来の積層セラミック部品の断面図。

--

0013

1積層セラミック部品
2セラミックシート
3,4電極
3a,4a 端部
3b,4b 対向面
5,6コンデンサ
7,8 溝

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