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技術 データ処理装置

出願人 東芝テック株式会社
発明者 竹下明
出願日 1994年1月11日 (26年11ヶ月経過) 出願番号 1994-001154
公開日 1995年8月11日 (25年4ヶ月経過) 公開番号 1995-210444
状態 未査定
技術分野 計算機・初期化 メモリシステム
主要キーワード 特定領域外 駆動制御コントローラ パルスモータドライバ フォーマット状態 ファイルインデックス 初期化済み 印字フォーマットデータ 未フォーマット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年8月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

目的

初期化時に、初期化済みでない領域も同時に初期化して、初期化済みでない領域に対する読取り及び書込みが行われることを確実に防止する。

構成

メモリの分割された領域毎に、すなわち、A領域とB領域に、それぞれフォーマットされたか否かを示す情報が設定されるA領域フォーマット情報エリア及びB領域フォーマット情報エリアを設け、フォーマット時のフォーマットの領域指定が、全領域でない場合にも、特定された領域以外の領域のフォーマット状態を確認し、フォーマットされていない領域があれば、フォーマットを行うとして特定された領域とフォーマットされていない領域とを合わせてフォーマットするもの。

概要

背景

データ処理装置、例えば印字フォーマットデータやラベルに実際に印字する文字などの実印字データを含む印字データを処理するラベルプリンタにおいて、フラッシュメモリカードを備えたものが考えられている。このようなラベルプリンタでは、フラッシュメモリカードの記憶領域を、接続されているホストコンピュータから送信された印字コマンドや印字データを記憶するエリアと、コード毎に外字ビットマップフォント等が対応した外字データを記憶するエリアというように、複数のエリアに分割して使用する。

フラッシュメモリカードを使用する前には、初期化 (フォーマット) をする必要がある。この初期化には、全ての記憶領域にわたって初期化する場合と特定の記憶領域のみを初期化する場合とがあり、それぞれ、フラッシュメモリカードに搭載されたフラッシュメモリの全ての記憶領域又は特定の記憶領域に「1」のデータ (又は「0」のデータ) を設定することによって初期化は行われる。

フラッシュメモリカードの特定領域のみを初期化する必要があるのは、例えばフラッシュメモリカードの特定領域外の記憶領域に記憶されたデータ、外字データ等を消去せずに、特定領域に記憶された必要がなくなったデータ、印字コマンドや印字データ等を消去する場合である。

概要

初期化時に、初期化済みでない領域も同時に初期化して、初期化済みでない領域に対する読取り及び書込みが行われることを確実に防止する。

メモリの分割された領域毎に、すなわち、A領域とB領域に、それぞれフォーマットされたか否かを示す情報が設定されるA領域フォーマット情報エリア及びB領域フォーマット情報エリアを設け、フォーマット時のフォーマットの領域指定が、全領域でない場合にも、特定された領域以外の領域のフォーマット状態を確認し、フォーマットされていない領域があれば、フォーマットを行うとして特定された領域とフォーマットされていない領域とを合わせてフォーマットするもの。

目的

そこでこの発明は、メモリ内の初期化済みでない領域を把握し、メモリの初期化を行うときには、特定の領域のみの初期化であっても、初期化済みでない領域も同時に初期化することにより、初期化されていない領域に対する読取り及び書込みが行われることを確実に防止することができるデータ処理装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の記憶領域に分割して使用するメモリを備え、このメモリの各記憶領域に記憶されたデータに基づいてデータ処理を行うデータ処理装置において、前記メモリに設けられ、前記メモリの各記憶領域毎初期化されたか否かを示す情報が記憶される初期化情報記憶手段と、前記メモリの複数の記憶領域のうち、初期化を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、この特定手段により特定された記憶領域及び前記初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、この初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応して、前記初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたことを特徴とするデータ処理装置。

請求項2

複数の記憶領域に分割して使用するフラッシュメモリを備え、このフラッシュメモリの各記憶領域に記憶されたデータに基づいてデータ処理を行うデータ処理装置において、前記フラッシュメモリに設けられ、前記フラッシュメモリの各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される初期化情報記憶手段と、前記フラッシュメモリの複数の記憶領域のうち、初期化を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、この特定手段により特定された記憶領域及び前記初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、この初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応して、前記初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたことを特徴とするデータ処理装置。

請求項3

複数の記憶領域に分割して使用するフラッシュメモリを交換可能に備え、このフラッシュメモリの各記憶領域に記憶されたデータに基づいてデータ処理を行うデータ処理装置において、前記フラッシュメモリに設けられ、前記フラッシュメモリの各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される初期化情報記憶手段と、前記フラッシュメモリの複数の記憶領域のうち、初期化を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、この特定手段により特定された記憶領域及び前記初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、この初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応して、前記初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたことを特徴とするデータ処理装置。

技術分野

0001

この発明は、複数の記憶領域に分割して使用するメモリを備え、このメモリの各記憶領域に記憶されたデータに基づいてデータ処理を行うデータ処理装置、例えば、印字データ外字フォントとがそれぞれ異なるエリアに記憶されるフラッシュメモリを備え、このフラッシュメモリに記憶されたデータに基づいて、データをラベル用紙印字するラベルプリンタ等に関する。

背景技術

0002

データ処理装置、例えば印字フォーマットデータやラベルに実際に印字する文字などの実印字データを含む印字データを処理するラベルプリンタにおいて、フラッシュメモリカードを備えたものが考えられている。このようなラベルプリンタでは、フラッシュメモリカードの記憶領域を、接続されているホストコンピュータから送信された印字コマンドや印字データを記憶するエリアと、コード毎に外字ビットマップフォント等が対応した外字データを記憶するエリアというように、複数のエリアに分割して使用する。

0003

フラッシュメモリカードを使用する前には、初期化 (フォーマット) をする必要がある。この初期化には、全ての記憶領域にわたって初期化する場合と特定の記憶領域のみを初期化する場合とがあり、それぞれ、フラッシュメモリカードに搭載されたフラッシュメモリの全ての記憶領域又は特定の記憶領域に「1」のデータ (又は「0」のデータ) を設定することによって初期化は行われる。

0004

フラッシュメモリカードの特定領域のみを初期化する必要があるのは、例えばフラッシュメモリカードの特定領域外の記憶領域に記憶されたデータ、外字データ等を消去せずに、特定領域に記憶された必要がなくなったデータ、印字コマンドや印字データ等を消去する場合である。

発明が解決しようとする課題

0005

例えば、初期化されていない (未フォーマットの状態の)フラッシュメモリカードを使用するのに、特定領域のみを初期化した場合には、初期化されていない部分が残存することになる。そのようなフラッシュメモリカードを使用したときに、部分的に初期化されているので、全領域が初期化されていると誤解し、誤って初期化されていない領域からデータを読取ろうとすると、暴走を起こす虞があるという問題があった。また、上述したような状態で、誤って初期化されていない領域にデータを書込もうとすると、ライトエラーになるという問題がある。

0006

さらに、上述したようなライトエラーが発生すると、一般的に、フラッシュメモリ自体には破損等の問題があるのではないが、メモリ破損として誤認識される虞があり、フラッシュメモリが実際にはまだ使用できるのに、メモリ破損として廃棄処分され、無駄になるという問題があった。

0007

そこでこの発明は、メモリ内初期化済みでない領域を把握し、メモリの初期化を行うときには、特定の領域のみの初期化であっても、初期化済みでない領域も同時に初期化することにより、初期化されていない領域に対する読取り及び書込みが行われることを確実に防止することができるデータ処理装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

請求項1対応の発明は、複数の記憶領域に分割して使用するメモリを備え、このメモリの各記憶領域に記憶されたデータに基づいてデータ処理を行うデータ処理装置において、メモリに設けられ、メモリの各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される初期化情報記憶手段と、メモリの複数の記憶領域のうち、初期化を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、この特定手段により特定された記憶領域及び初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、この初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応して、初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたものである。

0009

請求項2対応の発明は、複数の記憶領域に分割して使用するフラッシュメモリを備え、このフラッシュメモリの各記憶領域に記憶されたデータに基づいてデータ処理を行うデータ処理装置において、フラッシュメモリに設けられ、フラッシュメモリの各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される初期化情報記憶手段と、フラッシュメモリの複数の記憶領域のうち、初期化を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、この特定手段により特定された記憶領域及び初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、この初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応して、初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたものである。

0010

請求項3対応の発明は、複数の記憶領域に分割して使用するフラッシュメモリを交換可能に備え、このフラッシュメモリの各記憶領域に記憶されたデータに基づいてデータ処理を行うデータ処理装置において、フラッシュメモリに設けられ、フラッシュメモリの各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される初期化情報記憶手段と、フラッシュメモリの複数の記憶領域のうち、初期化を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、この特定手段により特定された記憶領域及び初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、この初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応して、初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたものである。

0011

請求項1対応の発明においては、初期化情報記憶手段に、メモリの分割された各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される。

0012

特定手段により初期化を行うべき記憶領域として特定された記憶領域及び初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域に対して、初期化手段により初期化が行われる。

0013

初期化情報更新手段により、初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応して初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶される。

0014

請求項2対応の発明においては、初期化情報記憶手段に、フラッシュメモリの分割された各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される。

0015

特定手段により初期化を行うべき記憶領域として特定された記憶領域及び初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域に対して、初期化手段により初期化が行われる。

0016

初期化情報更新手段により、初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応して初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶される。

0017

請求項3対応の発明においては、初期化情報記憶手段に、交換可能に備えられたフラッシュメモリの分割された各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される。

0018

特定手段により初期化を行うべき記憶領域として特定された記憶領域及び初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域に対して、初期化手段により初期化が行われる。

0019

初期化情報更新手段により、初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応して初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶される。

0020

以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。なおこの実施例においては、この発明をデータ処理装置としてのラベルプリンタに適用したものである。

0021

図1は、ラベルプリンタの要部回路構成を示すブロック図である。

0022

1は、制御部本体を構成すCPU(central processing unit) である。このCPU1は、システムバス2を介して、前記CPU1が行う処理のプログラムデータを記憶したROM(read only memory)3、前記CPU1が処理を行う時に使用する各種メモリのエリアが形成されたRAM(random access memory)4、メモリとしてのフラッシュメモリカード5とのデータの伝送制御(読取り及び書込み)を行うフラッシュメモリカードインターフェイス6、ホストコンピュータ7と回線を介して接続された通信インターフェイス8とそれぞれ接続されている。

0023

さらに前記CPU1は、前記システムバス2を介して、印字データをDRAM(dynamice random access memory) 9上にビットマップデータとして展開する描画コントローラ10、サーマルヘッド11を制御するヘッドコントローラ12、用紙を搬送するためのパルスモータ13を駆動するパルスモータドライバ14及びインクリボンを搬送するためのDCモータ15を駆動するDCモータドライバ16を制御すると共に、用紙検出センサ(図示せず)等の各種センサ17からの各出力信号をA/D(analogue/digital)変換してデジタル信号を出力するA/D変換器18からのデジタル信号を入力する駆動制御コントローラ19ともそれぞれ接続されている。

0024

図2は、前記フラッシュメモリカード5のメモリ構成を示す図である。この実施例では、前記フラッシュメモリカード5の記憶領域を、用途に応じて2つの領域に分割して使用する場合を説明する。しかし、この発明はフラッシュメモリカード5を2つの領域に分割することに限定されるものではなく、メモリを3以上の領域に分割する場合にも適用できる。

0025

前記フラッシュメモリカード5は、1ブロックが64Kバイトの16ブロック(00〜0F) 、合計1Mバイトの容量を持ち、00から03までの4ブロック、256Kバイトの容量を持つ第1の領域 (以下A領域と称する) 51と、04から0Fまでの12ブロック、768Kバイトの容量を持つ第2の領域 (以下B領域と称する) 52との2つの記憶領域に分割されている。

0026

前記A領域51には、00ブロック内に、先頭アドレスから順に、初期化情報記憶手段としてのA領域フォーマット情報エリア511と、PCセーブファイルインデックス512と、00ブロックの残りの領域から03ブロックにわたって、PCセーブデータ登録用エリア513とが形成されている。

0027

前記A領域フォーマット情報エリア511は、2バイトの容量を持ち、前記A領域51が初期化されると、「9999」というデータが設定される。前記PCセーブデータ登録用エリア513は、262082バイトの容量を持ち、前記ホストコンピュータ7から送信された印字コマンドや印字データがそれぞれファイルとして一時記憶されるエリアである。前記PCセーブファイルインデックス512は、60バイトの容量を持ち、前記PCセーブデータ登録用エリア513に記憶された印字コマンドや印字データのファイルの読取りのためのアドレス情報が記憶される。

0028

なお、前記A領域51の00ブロックの先頭アドレスは、「0000」にオフセットされるようになっている。

0029

前記B領域52には、04ブロック内に、このブロックの先頭アドレスから順に、初期化情報記憶手段としてのB領域フォーマット情報エリア521と、ビットマップフォントキャラクタインデックス522と、アウトラインフォントキャラクタインデックス523と、04ブロックの残りの領域から0Fブロックにわたって外字データ登録用エリア524とが形成されている。

0030

前記B領域フォーマット情報エリア521は、2バイトの容量を持ち、前記B領域52が初期化されると、「9999」というデータが設定される。前記外字データ登録用エリア524は、732670バイトの容量を持ち、所定のアドレスに所定の外字のビットマップフォント及びアウトラインフォントが記憶されている。前記ビットマップフォントキャラクタインデックス522は、26880バイトの容量を持ち、指定されたコード (40文字種類、1文字種類当り224文字分) に対応する外字のビットマップフォントを、前記外字データ登録用エリア524から読取るためのアドレス情報が記憶されている。前記アウトラインフォントキャラクタインデックス523は、26880バイトの容量を持ち、指定されたコード (40文字種類、1文字種類当り224文字分) に対応する外字のアウトラインフォントを、前記外字データ登録用エリア524から読取るためのアドレス情報が記憶されている。

0031

なお、前記B領域52の04ブロックの先頭アドレスは、「0000」にオフセットされるようになっている。

0032

図3に、前記CPU1が行うメイン処理の流れを示す。

0033

まず、ホストコンピュータ7から送信されたデータを受信するまでの待機状態となっており、ホストコンピュータ7から送信されたデータを受信すると、この受信データの解析を行う。

0034

この解析の結果、受信データがフォーマット要求のコマンドか否かを判断する。ここで、フォーマット要求のコマンドでなければ、他の処理を行うようになっており、この他の処理を終了すると、このメイン処理を終了するようになっている。

0035

また、受信データがフォーマット要求のコマンドならば、フォーマットの領域指定は、全領域か否かを判断する (特定手段) 。

0036

フォーマットの領域指定が全領域ならば、ステップ1 (ST1) の処理として、ブロック00の先頭アドレスから順番にブロック03の最終アドレスまで、A領域51全体をフォーマット (初期化) し、このA領域51のフォーマットが終了すると、ブロック04の先頭アドレスから順番にブロック0Fの最終アドレスまで、B領域52全体をフォーマットする (初期化手段) 。

0037

このB領域52のフォーマットが終了すると、A領域フォーマット情報エリア511に、A領域51がフォーマット済みであることを示す特定値「9999」を設定し、さらに、B領域フォーマット情報エリア521にB領域52がフォーマット済みであることを示す特定値「9999」を設定し (初期化情報更新手段) 、以上の設定が終了すると、このメイン処理を終了するようになっている。

0038

また、フォーマットの領域指定が全領域でなければ、フォーマットの領域指定がA領域か否かを判断する (特定手段) 。

0039

フォーマットの領域指定がA領域51ならば、B領域52のB領域フォーマット情報エリア521に設定されているデータは、特定値「9999」か否かを判断する。B領域フォーマット情報エリア521の設定データが特定値でなければ、前述したステップ1以降の処理を実行するようになっている。また、B領域フォーマット情報エリア521の設定データが特定値ならば、A領域51をフォーマットし (初期化手段) 、このA領域51のフォーマットが終了すると、A領域フォーマット情報エリア511に、A領域51がフォーマット済みであることを示す特定値「9999」を設定し (初期化情報更新手段) 、このメイン処理を終了するようになっている。

0040

フォーマットの領域指定がA領域でなければ、A領域51のA領域フォーマット情報エリア511に設定されているデータは、特定値「9999」か否かを判断する。A領域フォーマット情報エリア511の設定データが特定値でなければ、前述したステップ1以降の処理を実行するようになっている。また、A領域フォーマット情報エリア511の設定データが特定値ならば、B領域52をフォーマットし (初期化手段) 、このB領域52のフォーマットが終了すると、B領域フォーマット情報エリア521に、B領域52がフォーマット済みであることを示す特定値「9999」を設定し (初期化情報更新手段) 、このメイン処理を終了するようになっている。

0041

このような構成の本実施例においては、まず、ホストコンピュータ7から送信されたデータが、フォーマット要求のコマンドでなければ、他の処理を行う。例えば、印字コマンドならば、DRAM9に印字データを描画し、この描画したビットマップデータに基づいて、各種センサ17からの信号により、サーマルヘッド11、パルスモータ13、DCモータ15を制御して用紙に印字を行う。

0042

ホストコンピュータ7から送信されたフォーマット要求のコマンドが受信されると、そのフォーマットの領域指定が全領域か否かを判断し、全領域ならば、A領域51及びB領域52を共にフォーマット (初期化) し、A領域フォーマット情報エリア511及びB領域フォーマット情報エリア521に、それぞれ特定値「9999」を設定する。

0043

また、フォーマットの領域指定が全領域でなく、A領域51に特定されていれば、A領域51をフォーマットする前に、B領域フォーマット情報エリア521に特定値が設定されているか否かを判断し、特定値が設定されているならば、A領域51をフォーマットし、A領域フォーマット情報エリア511に特定値を設定する。B領域フォーマット情報エリア521に特定値が設定されていなければ、B領域52はフォーマットされていない状態であるから、A領域51及びB領域52を共にフォーマットし、A領域フォーマット情報エリア511及びB領域フォーマット情報エリア521に、それぞれ特定値を設定する。

0044

また、フォーマットの領域指定が、B領域52に特定されていれば、B領域をフォーマットする前に、A領域フォーマット情報エリア511に特定値が設定されているか否かを判断し、特定値が設定されているならば、B領域をフォーマットし、B領域フォーマット情報エリア521に特定値を設定する。A領域フォーマット情報エリア511に特定値が設定されていなければ、A領域51はフォーマットされていない状態であるから、A領域51及びB領域52を共にフォーマットし、A領域フォーマット情報エリア511及びB領域フォーマット情報エリア521に、それぞれ特定値を設定する。

0045

このように本実施例によれば、メモリの分割された領域毎に、すなわち、A領域51とB領域52に、それぞれフォーマット済みか否かを示す情報が設定されるA領域フォーマット情報エリア511及びB領域フォーマット情報エリア521を設け、フォーマット時のフォーマットの領域指定が、全領域でない場合にも、特定された領域以外の領域のフォーマット状態を確認し、フォーマット済みでない (未フォーマット状態の) 領域があれば、フォーマットを行うとして特定された領域と、未フォーマット状態の領域とを合わせてフォーマットすることにより、フォーマットを行ったときには、未フォーマット状態の領域を確実になくすことができる。

0046

従って、未フォーマット状態の領域に対する読取り及び書込みが行われることを確実に防止することができる。

0047

また、本実施例によれば、各領域毎に、フォーマット情報を記憶するエリアが設けられているので、フォーマット時の未フォーマット状態の領域の確認と同様に、データの読取り時又はデータの書込み時に、そのエリアに設定されている情報を確認することにより、フォーマットを行うか否かの判断と同様に、未フォーマット状態の領域に対する読取り及び書込みを逆に禁止すれば、暴走やライトエラーの発生を確実に防止することができる。

0048

このように、この実施例では、A領域フォーマット情報エリア511やB領域フォーマット情報エリア521が記憶された各記憶領域の先頭アドレスからフォーマットを開始して、フォーマットの終了後に各フォーマット情報エリアにフォーマット済みの情報を書込むので、フォーマット処理の実行中で例えば電源落ちたときにでも、フォーマットされていない状態になり、次にフォーマット要求が有ったときにフォーマットされなかった領域にフォーマットが実行される。

0049

なお、この実施例では、各記憶領域毎に、初期化情報記憶手段としてのA領域フォーマット情報エリア511とB領域フォーマット情報エリア521とを設けているが、この発明はこれに限定されるものではなく、例えば第3の記憶領域を別途設けて、そこにまとめてA領域フォーマット情報エリア511とB領域フォーマット情報エリア521とを形成しても良いものである。

発明の効果

0050

以上詳述したようにこの発明によれば、メモリ内の初期化済みでない領域を把握し、メモリの初期化を行うときには、特定の領域のみの初期化であっても、初期化済みでない領域も同時に初期化することができて、初期化されていない領域に対する読取り及び書込みが行われることを確実に防止することができるデータ処理装置を提供できる。

図面の簡単な説明

0051

図1この発明の一実施例のラベルプリンタの要部回路構成を示すブロック図。
図2同実施例のラベルプリンタのフラッシュメモリカードのメモリ構成を示す図。
図3同実施例のラベルラベルプリンタで行われるメイン処理の流れを示す図。

--

0052

1…CPU、5…フラッシュメモリカード、51…A領域、52…B領域、511…A領域フォーマット情報エリア、521…B領域フォーマット情報エリア。

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