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技術 エレベータ位置検出器の監視装置

出願人 株式会社日立ビルシステム
発明者 松坂英樹原裕一
出願日 1994年1月18日 (25年7ヶ月経過) 出願番号 1994-003682
公開日 1995年8月8日 (24年0ヶ月経過) 公開番号 1995-206295
状態 未査定
技術分野 エレベーターの表示装置及び信号装置 エレベーターの保守安全及び検査装置
主要キーワード リード接点 常時位置 昇降距離 電気的変化 昇降運転 パルスカウント 順序通り 各組合せ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年8月8日)のものです。
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図面 (6)

目的

エレベータ乗かご位置検出器良否の確認を的確且つ簡単に行うことができるエレベータ位置検出器の監視装置を提供すること。

構成

複数の位置検出器9を備えたエレベータにおいて、前記位置検出器9のうち2つの位置検出器の各動作時間各相互間の前記かご昇降距離に比例した値を算出する昇降距離算出手段8と、この昇降距離算出手段8によって算出された算出値と、予め設定された設定値とを比較する比較手段82と、前記算出値が前記設定値に対して、所定の許容範囲を超えているとき異常信号を出力する出力手段86とを設ける。

概要

背景

エレベータビル各階床間を移動し、その間に乗客を所定の階床乗降させる装置である。したがって、エレベータのかごは指示された階床で正確に停止する必要がある。このためエレベータのかごには位置検出器を用いて正確な着床が行われるようになっている。これを図4および図5で説明する。

図4はエレベータの全体構成図である。この図で、1は昇降路の壁、2はエレベータのかご、3はロープ、4はカウンタウエイト、5はシーブ、6はかご3を駆動するモータ、7はモータ6に連動されたロータリーエンコーダ、8はかご2の運行等の制御を行う制御盤である。9はかご2に固定された位置検出装置、10は壁1に固定された上に位置検出装置と対向する遮蔽板を示す。位置検出装置9は、かご2に固定された支持柱91、この支持柱91に取り付けられた位置検出器92、93で構成されている。次に位置検出器92を図5により説明する。

図5は、図4に示す位置検出器92の斜視図である。尚、位置検出器93の構造は位置検出器92と同じであるので、図示および説明は省略する。図4で921はケースであり、2股に分かれた磁石収納部922およびリードスイッチ収納部924を有する。磁石収納部922には磁石924(ハッチングで示されている)が収納され、リードスイッチ収納部923にはリードスイッチ925(破線で示されている)が収納されている。リードスイッチ925は非磁性体容器925c内に、リード接点925a、925bが対向して配置された構成を有する。926は磁石収納部922とリードスイッチ収納部923との間の空間を示す。927は各リード接点925a、925bに接続されたリード線である。

上昇中のかご2が、かご呼びが発生した階床に接近すると減速され、この減速状態で、まず遮蔽板10が位置検出器92の空間926に挿入された状態となる。これによりリードスイッチ925を通っていた磁石924の磁束が遮蔽され、リードスイッチ925のリード接点925a、925bが開放される。この開放により生じた電気的変化(信号)は制御盤8に入力され、制御盤8はロータリーエンコーダ7から入力されるパルスカウントを開始する。そしてカウント値所定値に達したときかご8を停止させる。

一方、位置検出器92は、かご8の床と乗場ホールの床とが一致した状態で、その空間と遮蔽板10が挿入されるような位置に取り付けられており、遮蔽板10が空間に投入されたとき、そのリードスイッチが開放し、信号を制御盤8に出力する。制御盤8は当該位置検出器92の信号入力により、かご8の扉および乗場ホール側の扉を開く。

なお、かご8の下降の場合は位置検出器92と位置検出器93の機能が上記と逆になる。

概要

エレベータの乗かごの位置検出器の良否の確認を的確且つ簡単に行うことができるエレベータ位置検出器の監視装置を提供すること。

複数の位置検出器9を備えたエレベータにおいて、前記位置検出器9のうち2つの位置検出器の各動作時間各相互間の前記かごの昇降距離に比例した値を算出する昇降距離算出手段8と、この昇降距離算出手段8によって算出された算出値と、予め設定された設定値とを比較する比較手段82と、前記算出値が前記設定値に対して、所定の許容範囲を超えているとき異常信号を出力する出力手段86とを設ける。

目的

本発明の目的は、上記した技術における課題を解決し、何等の手間も時間も要すること無く自動的に異常を見出すことができるエレベータ位置検出器の監視装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

モータにより駆動されて昇降するかごと、このかごに、その昇降方法に沿って配置固定された、複数の位置検出器とを備えたエレベータにおいて、前記位置検出器のうち2つの位置検出器の各動作時間各相互間の前記かごの昇降距離に比例した値を算出する昇降距離算出手段と、この昇降距離算出手段によって算出された算出値と、予め設定された設定値とを比較する比較手段と、前記算出値が前記設定値に対して、所定の許容範囲を超えているとき異常信号を出力する出力手段とを設けたことを特徴とするエレベータ位置検出器の監視装置

技術分野

0001

本発明は、エレベータかごに、固定された位置検出器に異常が生じたときこれを判定するエレベータ位置検出器の監視装置に関する。

背景技術

0002

エレベータのビル各階床間を移動し、その間に乗客を所定の階床乗降させる装置である。したがって、エレベータのかごは指示された階床で正確に停止する必要がある。このためエレベータのかごには位置検出器を用いて正確な着床が行われるようになっている。これを図4および図5で説明する。

0003

図4はエレベータの全体構成図である。この図で、1は昇降路の壁、2はエレベータのかご、3はロープ、4はカウンタウエイト、5はシーブ、6はかご3を駆動するモータ、7はモータ6に連動されたロータリーエンコーダ、8はかご2の運行等の制御を行う制御盤である。9はかご2に固定された位置検出装置、10は壁1に固定された上に位置検出装置と対向する遮蔽板を示す。位置検出装置9は、かご2に固定された支持柱91、この支持柱91に取り付けられた位置検出器92、93で構成されている。次に位置検出器92を図5により説明する。

0004

図5は、図4に示す位置検出器92の斜視図である。尚、位置検出器93の構造は位置検出器92と同じであるので、図示および説明は省略する。図4で921はケースであり、2股に分かれた磁石収納部922およびリードスイッチ収納部924を有する。磁石収納部922には磁石924(ハッチングで示されている)が収納され、リードスイッチ収納部923にはリードスイッチ925(破線で示されている)が収納されている。リードスイッチ925は非磁性体容器925c内に、リード接点925a、925bが対向して配置された構成を有する。926は磁石収納部922とリードスイッチ収納部923との間の空間を示す。927は各リード接点925a、925bに接続されたリード線である。

0005

上昇中のかご2が、かご呼びが発生した階床に接近すると減速され、この減速状態で、まず遮蔽板10が位置検出器92の空間926に挿入された状態となる。これによりリードスイッチ925を通っていた磁石924の磁束が遮蔽され、リードスイッチ925のリード接点925a、925bが開放される。この開放により生じた電気的変化(信号)は制御盤8に入力され、制御盤8はロータリーエンコーダ7から入力されるパルスカウントを開始する。そしてカウント値所定値に達したときかご8を停止させる。

0006

一方、位置検出器92は、かご8の床と乗場ホールの床とが一致した状態で、その空間と遮蔽板10が挿入されるような位置に取り付けられており、遮蔽板10が空間に投入されたとき、そのリードスイッチが開放し、信号を制御盤8に出力する。制御盤8は当該位置検出器92の信号入力により、かご8の扉および乗場ホール側の扉を開く。

0007

なお、かご8の下降の場合は位置検出器92と位置検出器93の機能が上記と逆になる。

発明が解決しようとする課題

0008

ところで、各位置検出器92、93では、使用中に磁石924の劣化、リード接点925a、925bの変形や、接触不良、支持柱91への取付ねじのゆるみ等による取付位置のずれ等の異常が発生する。そしてこれらの異常が発生すると、かご8を各階床に正確に停止させることが困難になるのは明らかである。このため、各位置検出器9に対しては、一定期間毎に保守員による点検が行われていた。しかしこの点検は、保守員によるかご上での作業が必要となり、また、リードスイッチが内部にあり、点検しにくいなど問題があった。

0009

本発明の目的は、上記した技術における課題を解決し、何等の手間も時間も要すること無く自動的に異常を見出すことができるエレベータ位置検出器の監視装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

上記の目的を達成するため、本発明は、モータにより駆動されて昇降するかごと、このかごに、その昇降方法に沿って配置固定された、複数の位置検出器とを備えたエレベータにおいて、前記位置検出器のうち2つの位置検出器の各動作時間各相互間の前記かごの昇降距離に比例した値を算出する昇降距離算出手段と、この昇降距離算出手段によって算出された算出値と、予め設定された設定値とを比較する比較手段と、前記算出値が前記設定値に対して、所定の許容範囲を超えているとき異常信号を出力する出力手段とを設けたものである。

0011

かごの昇降運転中、各位置検出器のうち2つを選択し、これら2つの位置検出器のうち先に出力された検出信号で、ロータリーエンコーダの出力パルスのカウントを開始し、後に出力された検出信号でロータリーエンコーダの出力パルスのカウントを停止する。そして、この間のカウント値を予め定められた設定値とを比較し、カウント値が許容範囲から外れているとき異常信号を出力し、この異常信号は、例えば端末装置電話回線を介してエレベータを遠隔監視している監視センタへ送信する。

0012

以下本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

0013

図1は、本発明の実施例に係るエレベータ位置検出器の監視装置のブロック図である。この図において、7は図4に示すものと同じロータリーエンコーダ、8は制御盤である。制御盤8は、図4に示す制御盤8に相当するが後述の通り位置検出器の異常判定機能を備えている点で異なる。

0014

A、B、Cは図4および図5に示すものと同じ位置検出器である。図4では2つの位置検出器92、93を用いる位置検出装置9を示したが、3つの位置検出器が用いられる位置検出装置を例にして説明する。なおこのように3つの位置検出器を使用するエレベータは、よく知られている。また、図示の位置検出器A、B、Cは、この順序通りに配置されているものとする。

0015

制御盤8は、位置検出器A、B、Cの検出信号およびロータリーエンコーダ7の出力パルスを切り換えて入力するマルチプレッサ81、種々の演算、制御を行うCPU82、CPU82の動作プログラム等が格納されているROM83、演算制御の結果などを一時格納するRAM84、ロータリーエンコーダ7からのパルスを入力して、これをカウントするカウンタ85、および演算、制御の結果の信号などを出力する出力部86等で構成されている。この制御盤8はエレベータの運行制御など種々の制御を行うとともに、位置検出器A、B、Cの異常判定も行う。

0016

12は端末装置であり、制御盤8の運行制御等のデータを入力して異常の有無を判定し、異常があればこれを外部に発報するなどの機能を有する。13は多数のエレベータを監視する監視センタ、14は電話交換局、15は電話回線を示す。

0017

次に、本実施例の動作を図2および図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。本実施例では、かご2が昇降路内を昇降中、常時位置検出器A、B、Cの異常判定を行うようになっている。この異常判定は、任意の位置検出の2つの組合せを選択することから開始させる。CPU82は、例えば、最初に位置検出器A、Bを選択し、マルチプレッサ81により位置検出器A、Bの出力を交互に入力する(図2に示す手順S1)。かご2が上昇しているとすると、最初に位置検出器Aが遮蔽板10に遮蔽されることにより検出信号を出力する。この検出信号の入力により、CPU82はこれを判断し(手順S2)、異常判定処理を行う(手順S3)。この異常判定処理の内容を図3に示すフローチャートで説明する。

0018

手順S2で位置検出器Aからの信号入力を判定すると、CPU82はカウンタ85を起動させてロータリーエンコーダ7のパルスを取り込むことにより当該パルスカウントを開始する(図3に示す手順S31)。この間CPU82は位置検出器Bの検出信号の入力を監視し(手順S32)、入力があったときカウンタ85のカウントを停止させる(手順S33)。次いで、CPU82はカウンタ85のカウント値を取り出して予め設定されたROM83に格納されている設定値(位置検出器A、Bが正常であるときのロータリーエンコーダ7のカウント値)と比較し(手順S34)、カウント値が設定値に対して許容範囲外にあるか否か判断する(手順S36)。

0019

位置検出器A、Bのいずれも正常であれば、カウント値は許容範囲内となり、処理は図2に示す手順S4へ移行する。又、位置検出器A、Bのいずれか一方、又は両方に異常が生じている場合には、カウント値は許容範囲外となるので、CPU82は出力部を介して異常信号を出力する(手順S36)。この異常信号は、端末装置12から電話回線15により監視センタ13へ送信され、監視センタ13は当該エレベータを管理する営業所連絡し、保守員を派遣させる等の処理をとる。

0020

手順S3における異常判定処理が終了すると、CPU82は位置検出器A、Cの組合せを選択したか否かを判定し(手順S4)、この選択がなされていない場合にはこれらを選択し(手順S5)、処理を手順2に戻して、位置検出器A、Cについても上記と同じ判定処理を行う。さらに、位置検出器B、Cの組合せを選択し(手順S6、S7)、同様に異常判定処理を行う。CPU82は手順S6で位置検出器B、Cの組合せの選択がなされていると判断すると、全ての組合せが終了したのであるから、位置検出器A、Cの組合せおよび位置検出器B、Cの組合せが選択されたことを示すデータを消去した後処理をSTARTへ戻す。

0021

上記処理のうち、位置検出器A、Bの組合せと位置検出器B、Cの組合せのとき異常信号が出力された場合には、位置検出器Bに異常が生じている可能性が大きいこととなる。このようにどの組合せのとき異常信号が出力されたかを記憶しておけば、保守員の作業が容易になる。

0022

このように、本実施例では位置検出器の各組合せにおけるロータリーエンコーダのパルスのカウント値と設定値とを比較することにより異常を判定するようにしたので、作業の人手を要すること無く、位置検出器の異常を判定することができる。

0023

なお、上記実施例の説明では各位置検出器A、B、C全ての組合せについて異常判定を行う例について説明したが、位置検出器A、Bおよび位置検出器B、Cの異常検出を行い、位置検出器A、Cのカウント値は位置検出器A、Bのカウント値と位置検出器B、Cのカウント値を加算した値を用いるようにしてもよい。

発明の効果

0024

本発明によれば、位置検出器2つを選択し、それらの検出信号間のロータリーエンコーダからのパルスをカウントし、これを設定値と比較するようにしたので、位置検出器の異常の有無を人手を要すること無く判定することができる。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明に係るエレベータ位置検出器の監視装置の一実施例を示すブロック構成図である。
図2本実施例の説明に用いるフローチャートである。
図3本実施例の説明に用いるフローチャートである。
図4本実施例に係る位置検出器の動作の説明を示す構成図である。
図5本実施例に係る位置検出器の斜視図である。

--

0026

7ロータリーエンコーダ
8制御盤
9位置検出器
10遮蔽板
81マルチプレッサ
82 CPU
83 ROM
84 RAM
85カウンタ
86 出力部

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