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目的
構成
概要
背景
一般の原水は、図3(A)に示すような六角形の環構造、図3(B)に示すような五角形の環構造、及び図3(C)に示すような五角形の鎖構造等の多様な構造を有した水として混合され、その中でも、六角形の環構造と五角形の環構造の水が根幹をなしている。そして、このような水の構造は、その水に溶解されているイオンにより変化される。例えば、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)、銀(Ag)及び亜鉛(Zn)等のイオンは、六角形の環構造を生成する作用を行う。反面に、カリウム(K)、ルビジウム(Ru)、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、塩素(Cl)及びセシウム(Cs)等のイオンは、六角形の環構造を破壊し、水の構造を五角形の環構造に変化させる作用を行う。且つ、水中の二酸化炭素CO2 の濃度は空気中の二酸化炭素(CO2 )濃度よりも高いので、水が空気と接触すると該水中の二酸化炭素CO2 が空気中に放出されてpH値が上昇され、それにより水の構造が六角形の環構造に変化される。又それら六角形の環構造、五角形の鎖構造及び五角形の環構造中、相対的に水中に多量に含まれている構造名により水の名称が命名され、それら水の構造は人体に及ぼす影響が夫々異なる。即ち、六角形の環構造を主として含む六角水を食水に使用すると、癌の予防、便秘、糖尿病及び胃腸病等の成人病予防に優れた効能があるといわれている。且つ、五角形の環構造水は食水として不適であるが、皮膚美容及び皮膚疾患の治療に効能があるといわれている。又人体の生体細胞周囲の水は、細胞内に垂下されているZ層と、通常の水であるX層と、それら層間のY層とにより区分され細胞内部のZ層は六角形の環構造が多量に包含され、細胞内部のY層及びX層に行くにつれて五角形の環構造水及び五角形の鎖構造水が多量に含まれている。更に、癌細胞及び他の疾病細胞周囲の水は構造が破壊され自由に遊動する五角形の環及び鎖構造水であるといわれている。
概要
本発明の目的は、原水を食用の六角水に容易に変換し、人間の成人病を予防して健康の増進に寄与し得る六角水の製造装置を提供しようとするものである。
原水を貯蔵する原水槽と、該原水槽から流入する水を循環させ六角水に変換させる循環管及びポンプが収納された六角水槽と、該ポンプの駆動を制御するポンプ駆動制御部と、を備えて六角水の製造装置が構成されている。
目的
効果
実績
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請求項1
原水を循環させて六角水を製造する装置であって、原水を貯蔵する原水槽と、該原水槽から流入する原水を六角水に変換させるための六角水槽と、これら原水槽と六角水槽とを連結する連結管と、循環管が連結されて前記六角水槽内に収納設置され、前記原水槽から六角水槽内に流入された水を循環させるポンプと、前記ポンプの駆動を制御するポンプ駆動制御部と、を備えてなる六角水の製造装置。
請求項2
前記循環管は、該循環管の基端が前記ポンプに連結されており、該循環管が上方向きに屈曲されて前記六角水槽の蓋体内に形成された挿入孔を貫通した後、該蓋体上面において水平向きに屈曲され、次いで下方向きに屈曲されて該蓋体内に形成された別の挿入孔を貫通した後、該循環管の他方端が六角水槽内に突成された請求項1に記載の六角水の製造装置。
請求項3
前記循環管の他方端は、前記六角水槽内の水面から所定高さを有するように該六角水槽内に突出される請求項2に記載の六角水の製造装置。
技術分野
0001
本発明は、六角水の製造装置に係るもので、詳しくは原水(fresh water)を水槽内で循環させ、該原水のpH値を上昇させて、容易に六角水を製造し得るようにした六角水の製造装置に関するものである。
背景技術
0002
一般の原水は、図3(A)に示すような六角形の環構造、図3(B)に示すような五角形の環構造、及び図3(C)に示すような五角形の鎖構造等の多様な構造を有した水として混合され、その中でも、六角形の環構造と五角形の環構造の水が根幹をなしている。そして、このような水の構造は、その水に溶解されているイオンにより変化される。例えば、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)、銀(Ag)及び亜鉛(Zn)等のイオンは、六角形の環構造を生成する作用を行う。反面に、カリウム(K)、ルビジウム(Ru)、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、塩素(Cl)及びセシウム(Cs)等のイオンは、六角形の環構造を破壊し、水の構造を五角形の環構造に変化させる作用を行う。且つ、水中の二酸化炭素CO2 の濃度は空気中の二酸化炭素(CO2 )濃度よりも高いので、水が空気と接触すると該水中の二酸化炭素CO2 が空気中に放出されてpH値が上昇され、それにより水の構造が六角形の環構造に変化される。又それら六角形の環構造、五角形の鎖構造及び五角形の環構造中、相対的に水中に多量に含まれている構造名により水の名称が命名され、それら水の構造は人体に及ぼす影響が夫々異なる。即ち、六角形の環構造を主として含む六角水を食水に使用すると、癌の予防、便秘、糖尿病及び胃腸病等の成人病予防に優れた効能があるといわれている。且つ、五角形の環構造水は食水として不適であるが、皮膚美容及び皮膚疾患の治療に効能があるといわれている。又人体の生体細胞周囲の水は、細胞内に垂下されているZ層と、通常の水であるX層と、それら層間のY層とにより区分され細胞内部のZ層は六角形の環構造が多量に包含され、細胞内部のY層及びX層に行くにつれて五角形の環構造水及び五角形の鎖構造水が多量に含まれている。更に、癌細胞及び他の疾病細胞周囲の水は構造が破壊され自由に遊動する五角形の環及び鎖構造水であるといわれている。
発明が解決しようとする課題
0003
本発明の目的は、原水を循環させ空気に接触させて該原水のpH値を上昇させ、人体の健康に有効な六角形の環構造水を容易に製造し得る装置を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段
0004
そして、このような本発明の目的は、原水を循環させて六角水を製造する装置であって、原水を貯蔵する原水槽と、該原水槽から流入する原水を六角水に変換させるための六角水槽と、これら原水槽と六角水槽とを連結する連結管と、循環管が連結されて前記六角水槽内に収納設置され、前記原水槽から六角水槽内に流入された水を循環させるポンプと、前記ポンプの駆動を制御するポンプ駆動制御部と、を備えてなる六角水の製造装置により達成される。
0005
原水槽内の原水が六角水槽内に流入されると、ポンプ駆動制御部の制御によりポンプが駆動され、六角水槽内の水が循環管を通って六角水槽内部に循環して落下され、空気と接触してpH値が上昇され、このような作用が反復行われて水の構造が六角形の環構造に変換される。
0006
以下本発明の実施例に対し図面を用いて詳細に説明する。一般に、六角水を製造する方法としては、水の低温化、磁化、イオン化及びアルカリ化等を利用する方法が考えられるが、本発明の実施例として、アルカリ化を利用する方法を採択した。即ち、本発明に係る六角水の製造装置においては、図1及び図2に示したように、原水を貯蔵する中空六面体状の原水槽30が形成される。該原水槽30側方に該原水槽30よりも大きい中空六面体状の六角水槽33が形成される。これら原水槽30と六角水槽33間とを連結管32により連結して該原水槽30内の原水を六角水槽33内に導入させる。該六角水槽33内には循環管37が連管されたポンプ38が収納設置され、該六角水槽33内の水を循環させるようになっている。該六角水槽33上面の蓋体35には前記ポンプ38の駆動を制御するポンプ駆動制御部40が設置されて構成されている。且つ、前記原水槽30は該原水槽30内の原水が前記六角水槽33内に自然に供給されるように該六角水槽33内の水面よりもやや高い位置に設置され、該原水槽30上面には供給孔及び該供給孔をかぶせる蓋31が夫々形成されている。又、前記連結管32の所定部位には原水量を調節するための原水供給調節バルブ34が設置される。前記六角水槽33上面には、所定部位に二つのパイプ挿入孔39,39が夫々穿孔形成された蓋体35がかぶされ、該六角水槽33下部には、六角水を排出する排出孔36及びバルブ36′が夫々形成されている。
0007
そして、前記ポンプ38の下部には水を吸入する吸入孔39′が穿孔形成され、該ポンプ38の側壁所定部位に前記循環管37の基端が連結される。該循環管37は上方向きに折曲されて前記蓋体35の一方の挿入孔39を貫通した後、該蓋体35の上面において水平向きに折曲され、次いで下方向きに折曲されて該蓋体35の他方の挿入孔39を貫通した後、前記六角水槽33内部において該循環管37の他方端が六角水槽33内の水面から所定高さHを有して突成される。該六角水槽33内の水が吸入孔39′から吸入され循環管37を通った後に落下しながら空気と接触する作用を反復することにより六角水槽33内の水が六角水に変換されるようになっている。このように循環管37を一対の挿入孔39に通すことにより特別な支持装置を設けることなく循環管37を支持することができる。且つ、前記ポンプ38と前記ポンプ駆動制御部40間には電源供給線41が連結されている。
0008
このように構成された本発明に係る六角水製造装置の作用を説明すると次のようである。図1及び図2に示したように、原水槽30の蓋31を開いて該原水槽30に原水を供給すると、該原水は自然に連結管32を通って六角水槽33内に流入する。この場合、原水供給量調節バルブ34を調節して六角水槽33に流入する流量を調節する。次いで、ポンプ駆動制御部40の制御によりポンプ38を駆動させると、該ポンプ38の吸入孔39′を通って六角水槽33内の水が循環管37内に流入され、該循環管37を通って六角水槽33内に落下する際、該六角水槽33内の空気と接触して水中の二酸化炭素が空気中に放出され、二酸化炭素中の濃度が減少するので(H2 O+CO2 =HCO3-+H+ )pH値が上昇される。次いで、このような循環作用が反復されると、pH値が漸次増加して水の構造は六角形の環構造に変化する環境が造成され、所定時間が経過すると多量の六角形の環構造の水が存在し、六角水槽33内の水が六角水に変換される。その後、使用者は、六角水槽33の排水バルブを利用し、食水として利用するようになる。
0010
0011
表1に示したように、原水が水道水、アルカリ水、酸性水の場合は、水中の二酸化炭素の濃度が空気中の二酸化炭素の濃度よりも高く、水中の二酸化炭素が空気中に放出されるので、六角水製造装置によりpH値が上昇される。特に、原水が酸性水の場合はpH値が最高に変化されるということがわかる。従って、pH7.0以下の酸性水であっても本発明の六角水製造装置によりpH8.0以上の六角水に変換させることができる。しかし、原水が蒸留水の場合は、水中の二酸化炭素の濃度が空気中の二酸化炭素の濃度よりも低く、水中に二酸化炭素が溶解されるので、六角水製造装置によりpH値は上昇されない。
発明の効果
0012
以上説明したように、本発明に係る六角水の製造装置においては、水道水、アルカリ水及び酸性水等の原水をポンプにより反復循環させ、空気と接触させてpH値を上昇させ、六角水を容易に製造するようになっているため、人間の成人病を予防し、健康増進に寄与し得るという効果がある。
図面の簡単な説明
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0014
30…原水槽
31…蓋
32…連結管
33…六角水槽
34…調節バルブ
35…蓋体
36…排出孔
36′…排出バルブ
37…循環管
38…ポンプ
39…パイプ挿入孔
39′…吸入孔
40…ポンプ駆動制御部