図面 (/)

技術 封入球式遊技機

出願人 株式会社ソフイア
発明者 新山吉平伊東広司
出願日 1993年12月27日 (27年4ヶ月経過) 出願番号 1993-329247
公開日 1995年7月25日 (25年9ヶ月経過) 公開番号 1995-185066
状態 未査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 交換時期判定 過不足状態 抵抗検出器 コイルスプリング状 耐久度 経過状態 交換判定 稼働期間
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年7月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

目的

封入球式遊技機における封入球交換を効率よく行なうことのできる封入球式遊技機を提供することを目的とする。

構成

所定数遊技球循環可能に封入し、この遊技球を発射装置15により遊技領域Gへ順次発射して遊技を行なうようにした封入球式遊技機1において、前記遊技球が循環させられる封入球循環機構16を備え、この封入球循環機構の途中に、この封入球循環機構内へ遊技球を供給する遊技球供給部(58・58a)が設けられていることを特徴とする。

概要

背景

従来、所定数遊技球循環可能に封入し、これらの遊技球を順次弾発して遊技を行なうようにした封入球式遊技機(例えば、パチンコ機アレンジボール機)が、本願出願人により、例えば、実公平1ー22694号公報あるいは実公昭57ー50058号公報において提案されている。そして、これらの提案における封入球式遊技機においては、所定期間使用若しくは遊技球の汚れに基づき、封入された遊技球を取り出し、磨かれた新しい遊技球と交換するようにしている。このような封入された遊技球の交換は、遊技球の汚れにより、遊技球の発射状態飛距離)に影響を与えたり、遊技盤遊技装置に遊技球の汚れが付着して、遊技機美観を損ねる等の不具合が生じるための対策として行なわれる。

概要

封入球式遊技機における封入球の交換を効率よく行なうことのできる封入球式遊技機を提供することを目的とする。

所定数の遊技球を循環可能に封入し、この遊技球を発射装置15により遊技領域Gへ順次発射して遊技を行なうようにした封入球式遊技機1において、前記遊技球が循環させられる封入球循環機構16を備え、この封入球循環機構の途中に、この封入球循環機構内へ遊技球を供給する遊技球供給部(58・58a)が設けられていることを特徴とする。

目的

本発明は、前述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、封入球式遊技機における封入球の交換を効率よく行なうことのできる封入球式遊技機を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
10件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

所定数遊技球循環可能に封入し、この遊技球を発射装置により遊技領域へ順次発射して遊技を行なうようにした封入球式遊技機において、前記遊技球が循環させられる封入球循環機構を備え、この封入球循環機構の途中に、この封入球循環機構内へ遊技球を供給する遊技球供給部が設けられていることを特徴とする封入球式遊技機。

請求項2

前記遊技球供給部には、新たな遊技球を装填するための交換球供給装置連設されていることを特徴とする請求項1に記載の封入球式遊技機。

請求項3

前記交換球供給装置は、遊技球を1個ずつ供給可能な計数排出機構を備えていることを特徴とする請求項2に記載の封入球式遊技機。

請求項4

前記遊技球供給部は、少なくとも封入球式遊技機における1回分の封入球としての遊技球を貯留可能な交換封入球貯留装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載の封入球式遊技機。

技術分野

0001

本発明は、所定数遊技球循環可能に封入し、これらの遊技球を順次発射して遊技を行なうようにした封入球式遊技機に係わり、特に、前記封入球交換を効率よく行なうようにした封入球式遊技機に関するものである。

背景技術

0002

従来、所定数の遊技球を循環可能に封入し、これらの遊技球を順次弾発して遊技を行なうようにした封入球式遊技機(例えば、パチンコ機アレンジボール機)が、本願出願人により、例えば、実公平1ー22694号公報あるいは実公昭57ー50058号公報において提案されている。そして、これらの提案における封入球式遊技機においては、所定期間使用若しくは遊技球の汚れに基づき、封入された遊技球を取り出し、磨かれた新しい遊技球と交換するようにしている。このような封入された遊技球の交換は、遊技球の汚れにより、遊技球の発射状態飛距離)に影響を与えたり、遊技盤遊技装置に遊技球の汚れが付着して、遊技機美観を損ねる等の不具合が生じるための対策として行なわれる。

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、前記公報に記載された封入球式遊技機においては、封入球の抜取通路は設けられているが、新たな遊技球の装填のための通路および供給部が設けられていない。

0004

そして、このような封入球式遊技機における封入球の交換方法として、封入された遊技球が循環させられる封入球循環機構の一部を着脱可能な構成とし、この着脱可能な部材とともに汚れた遊技球を取り出したのちに、磨かれた新しい遊技球が装填された着脱可能な部材を前記封入球循環機構に装着することにより、遊技球の交換を行なうようにした、所謂カセット交換方式が検討されている。

0005

しかしながら、このようなカセット交換方式では、交換作業中において、カセットの取り扱い中に、このカセットからの遊技球の落下を防止するために注意を払わなければならず、その作業が煩雑なものとなりやすい。あるいは、交換作業中においては遊技球が落下せず、かつ、封入球循環機構に装着した状態においては、装填された遊技球が円滑に循環し得るような構成とすることも考えられるが、構成が複雑になってしまうという問題点が生じる。また、作業を迅速に行なうためには、予め磨かれた新しい遊技球が装填された予備のカセットを準備しておく必要があるが、その保管管理の作業が増えるばかりでなく、予備のカセットを保管しておくためのスペース別途確保する必要が生じる。そして、このような封入された遊技球の交換は、多くの場合、使用期間(例えば、稼働時間営業日数)に基づき一斉に行なわれることから、遊技球の交換を迅速かつ確実に行なえる封入球式遊技機の開発が要望されている。

0006

本発明は、前述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、封入球式遊技機における封入球の交換を効率よく行なうことのできる封入球式遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の請求項1に記載の封入球式遊技機は、前述した目的を達成するために、所定数の遊技球を循環可能に封入し、この遊技球を発射装置により遊技領域へ順次発射して遊技を行なうようにした封入球式遊技機において、前記遊技球が循環させられる封入球循環機構を備え、この封入球循環機構の途中に、この封入球循環機構内へ遊技球を供給する遊技球供給部が設けられていることを特徴とする。

0008

請求項2に記載の封入球式遊技機は、請求項1において、前記遊技球供給部には、新たな遊技球を装填するための交換球供給装置連設されていることを特徴とする。

0009

請求項3に記載の封入球式遊技機は、請求項2において、前記交換球供給装置は、遊技球を1個ずつ供給可能な計数排出機構を備えていることを特徴とする。

0010

請求項4に記載の封入球式遊技機は、請求項1において、前記遊技球供給部は、少なくとも封入球式遊技機における1回分の封入球としての遊技球を貯留可能な交換封入球貯留装置を備えていることを特徴とする。

0011

請求項1に記載の封入球式遊技機によれば、封入された遊技球の交換時期になると、封入球循環機構から汚れた遊技球を抜き取ったのちに、その途中に設けられている遊技球供給部から、磨かれた新しい遊技球を装填することによって、容易に遊技球の交換が行なわれる。

0012

請求項2に記載の封入球式遊技機によれば、遊技球の交換時期に至ると、封入球循環機構から汚れた遊技球を抜き取ったのちに、遊技球供給部に設けられた交換球供給装置を作動させることにより、この交換球供給装置から、磨かれた新しい遊技球が遊技球供給部を経て前記封入球循環機構へ装填される。したがって、人手を介さず、遊技球の装填が行なわれる。

0013

請求項3に記載の封入球式遊技機によれば、封入球の交換時期に至ると、交換球供給装置に設けられている計数排出機構が作動させられることにより、新しい遊技球が、遊技球循環機構へ1個ずつ装填される。これによって、装填される遊技球の数が効率よく管理される。

0014

請求項4に記載の封入球式遊技機によれば、封入球の交換時期に至ると、遊技球供給部に設けられている交換封入球貯留装置から、新しい遊技球が封入球循環機構内へ装填される。そして、この交換封入球貯留装置には、少なくとも封入球式遊技機における1回分の封入球としての遊技機球が貯留されていることから、各封入球式遊技機毎に確実に必要数の遊技球の装填が行なわれる。これによって、多数の封入球式遊技機において同時に交換作業を行なった場合においても、装填する遊技球が不足するような事態が回避される。

0015

以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明する。まず、本実施例が適用された封入球式遊技機、および、この封入球式遊技機を備えた封入球式遊技機(以下、遊技機と略称する)の全体構成について説明する。

0016

図1中、符号1は遊技機を示し、この遊技機1は、矩形状の後枠2と、この後枠2の前面側に回動自在に取り付けられた前枠3とを備えており、まず、この前枠3の前面側に設けられた諸部材について説明する。この前枠3には、その前面を覆って回動可能に設けられ、透明ガラス4がはめ込まれたガラス支持枠5と、このガラス支持枠5の下方に配設されるとともに、前記前枠3に回動可能に取り付けられた開閉パネル6と、この開閉パネル6の下方において前記前枠3に固定された前面パネル7と、この前面パネル7の右側に設けられ、遊技機1内に封入された遊技球を弾発する発射装置の駆動をなす操作ダイヤル8と、前記前面パネル7の中央部に設けられ、遊技者携帯している小物等を収納する収納凹部9と、この収納凹部9の左側に設けられた灰皿10と、前記前枠3の上部に設けられ、遊技状態等を表示するパイロットランプ11と、前記前枠3の右側の辺に設けられ、当該前枠3および前記ガラス支持枠5の開閉をなす施錠12とが設けられている。

0017

ついで、前記前枠3の裏面側に取り付けられる諸部材について説明すれば、この前枠3の裏面には、図2および図3に示すように、略正方形状の貫通孔13aが形成されたフレーム13が取り付けられており、このフレーム13の前記貫通孔13aを閉塞するようにして遊技盤14が着脱可能に装着されるようになっている。

0018

また、前記前枠3の下方には、前記操作ダイヤル8によって操作量が調整されるとともに、後述する封入された遊技球を前記遊技盤14の前面に形成されている遊技領域G内へ向けて発射する発射装置15が取り付けられ、さらに、前記フレーム13の裏面側には、前記封入された遊技球の循環をなす封入球循環機構16が取り付けられている。そして、本実施例においては、前記封入球循環機構16に、この封入球循環機構16内に新しい遊技球を装填するための交換球供給装置17が併設されている。

0019

前記遊技盤14は、本実施例においては、図4に示すように、遊技形態を、遊技者にとって有利な特別遊技形態へ移行させる権利を発生させるための権利発生手段を有する構成のものが例示されており、発射装置15によって発射された遊技球(封入球)を、前記遊技盤14の前面に形成された遊技領域Gへ案内するガイドレール18と、遊技盤14の略中央に配設され、可変表示ゲームを行ない、その停止時の表示形態が特定の表示形態となった際に前記特別遊技形態への移行の権利を発生させる権利発生装置としての可変表示装置19と、この可変表示装置19の下方に配設され、遊技球の入賞ないしは通過によって可変表示装置19における可変表示ゲームの開始信号を出力する始動口としての特定入賞口20と、この特定入賞口20の下方に配設され、前記可変表示装置19における停止時の表示形態が特定の表示形態となった際に、遊技球が入賞し易い、遊技者にとって有利な第1状態に変換するとともに、それ以外では、遊技球が入賞しにくい、遊技者にとって不利な第2状態とする特別変動入賞装置21と、前記可変表示装置19の上方および左右、また、前記特別変動入賞装置21の左右に設けられた一般入賞口22と、前記特別変動入賞装置21の下方に設けられ、入賞せずに遊技盤14の下方に落下させられた遊技球を回収して前記遊技盤14の裏面側へ取り込む遊技球回収口23と、前記遊技領域Gの両側部、および、この遊技領域Gの外部で、遊技盤14の上方両端部に設けられ、遊技の形態に応じて点灯ないしは点滅させられる装飾ランプ24とが設けられている。

0020

さらに、前記フレーム13の下部前面には、図5に示すようなフレームボード25が一体に取り付けられており、このフレームボード25は、前記フレーム13を前枠3に取り付けた状態において、この前枠3に取り付けられている前記開閉パネル6によって開閉可能に覆われるようになっている。また、その前面側、すなわち前記開閉パネルの裏面と対向する面には、前記発射装置15によって発射された遊技球を前記遊技盤14に設けられているガイドレール18へ案内する発射レール26が取り付けられ、また、フレームボード25の発射レール26の基端部近傍には、図5に示すように、発射される遊技球が供給される発射球供給口27が形成され、さらに、発射レール26の基端部の上方位置には、この発射レール26と協働して、前記発射球供給口27から供給される遊技球を発射位置に保持する発射球保持部材28が取り付けられている。

0021

また、前記フレームボード25の前記発射レール26の終端部近傍には、図5に示すように、この発射レール26から発射された遊技球が、遊技領域G内に至らずに逆戻りする所謂ファール球が生じた場合に、このファール球を回収して発射装置15へ到達することを防止するためのファール樋29が設けられ、このファール樋29には、このファール樋29を通過するファール球の検出をなすファールセンサー30が取り付けられている。

0022

さらに、前記フレームボード25の、前記発射レール26が設けられた側と反対側の端部下方には、有価データーが書き込まれたカードが挿入されることにより、そのカードに書き込まれている情報を読み取りまた遊技状態に応じた情報を書き込むカードリーダーライター31が設けられ、このカードリーダー・ライター31の上方には、サービス球が排出されるサービス球排出口32が形成されているとともに、その下方には、前記サービス球が貯留される受け皿33が設けられ、さらに、サービス球排出口32の側部には、前記交換球供給装置17を作動させることにより前記サービス球の排出を行なわせるサービス球排出スイッチ34が設けられている。

0023

また、前記カードリーダー・ライター31の側部には、後述する、前記遊技機1内に装填されている遊技球の数を表示する封入球数表示器35の表示用透孔Bが複数形成され、前記発射球供給口27の上方には、後述する球送り機構を作動させることにより、手動で遊技球を発射レール26上へ送り出すための球送りスイッチ36が設けられている。

0024

前記開閉パネル6の前面左側下方には、図1に示すように、前記フレームボード25に設けられているカードリーダー・ライター31に対向位置させられるカード挿入口37が形成され、その上方には、遊技途中で遊技機1から離れる場合に、一時的にカードを排出するための保留ボタン38と、カードの有価データーを遊技球数に変換する変換ボタン39と、遊技を終了する際に、持ち球数や有価データー等のカード情報書き換えやカードの排出を行なわせる終了ボタン40とが設けられ、また、開閉パネル6の略中央部には、前記カード挿入口37へ挿入されたカードに記録されている有価データー(残額)を表示する残額表示部41が設けられ、その右隣には、遊技者の操作によって前記有価データーから変換された遊技球数に、入賞に伴う賞球としての遊技球数を加算し、また、遊技領域Gへ発射された遊技球数を減算した結果を表示する持ち球数表示部42が設けられている。

0025

一方、前記封入球循環機構16は、図2に示すように、前記遊技領域G内に発射された遊技球の内、各入賞口20・22や特別変動入賞装置21に入賞して遊技盤14の裏面側に流入した入賞球集合させる集合樋43と、この集合樋43によって集合させられた遊技球を整列状態誘導する第1誘導路44と、入賞せずに前記遊技盤14の遊技球回収口23から遊技盤14の裏面側に流入した遊技球を整列状態で誘導する第2誘導路45と、前記ファール樋29に連通させられ、ファール球を誘導する第3誘導路46と、これらの各誘導路44・45・46がそれぞれ連通させられているとともに、各誘導路44・45・46によって誘導された遊技球を前記発射装置15へ向けて誘導する供給樋47と、この供給樋47の下流側に連設されて、供給樋47内の遊技球を遊技機1の外部へ誘導する排出樋48とを備えている。

0026

そして、前記第1誘導路44には、入賞球の計数を行なうセーフセンサー49が設けられ、第2誘導路45には、アウト球の計数を行なうアウトセンサー50が設けられ、また、前記供給樋47には、遊技停止時における供給樋47内の遊技球の数を検出するための封入球数検出器51が設けられ、さらに、前記排出樋48には、遊技機1の外部へ排出される遊技球の計数(すなわち抜取数の検出)を行なう抜取センサー52が設けられている。

0027

一方、前記封入球循環機構16の供給樋47の下流側には、この供給樋47内の遊技球を排出するための封入球排出機構53が設けられているとともに、供給樋47から供給される遊技球を前記発射装置15へ送り込むための球送り機構54が設けられている。

0028

前記封入球排出機構53は、前記供給樋47の底面の一部を構成するとともに、この供給樋47に対して摺動自在に設けられ、その摺動動作によって、供給樋47の底面の一部を開閉する開閉板55と、この開閉板55の摺動をなすソレノイド56と、このソレノイド56の動作を前記開閉板55へ伝達する揺動アーム57とによって構成されている。

0029

さらに、前記供給樋47の上流側には、この供給樋47へ新しい遊技球を供給するための遊技球供給部としての装填58が連設されている。この装填樋58は、図2および図6に示すように、前記供給樋47の上流側の端部から上方へ向けて立設されており、その上端部が開口されて遊技球の装填口58aとなされている。また、本実施例においては、前記装填樋58の上端部に新しい遊技球を貯留するとともに、この遊技球を前記装填口58aを介して装填樋58へ供給する交換球供給装置17が取り付けられている。

0030

この交換球供給装置17は、図2に示すように、前記遊技機1が多数設置された島設備(図示略)に設けられている遊技球供給樋60へ、コイルスプリング等からなる供給管61によって連通させられている。そして、本実施例においては、前記交換球供給装置17は、遊技機1において遊技に必要とされている遊技球の数と同数の遊技球が常時貯留されるようになって、交換封入球貯留装置が兼用されており、その内部には、必要に応じて装填される遊技球を1個づつ排出するとともに、その排出数を計数する計数排出機構(図示略)が設けられる。

0031

また、前記装填樋58の途中には、前記サービス球排出スイッチ34の操作によって作動させられて、前記交換球供給装置17から排出される遊技球を前記受け皿33へ送り込むサービス球排出機構62が設けられている。

0032

このサービス球排出機構62は、図7に示すように、前記装填樋58から分岐して設けられ、前記サービス球排出口32に連通させられたサービス球排出樋63と、このサービス球排出樋63と装填樋58との分岐部に回動自在に設けられ、遊技球の流路を装填樋58とサービス球排出樋63とに切り換えフラップ64と、このフラップ64にリンク片65を介して連結されて、このフラップ64の回動をなすソレノイド66とによって構成されている。

0033

前記封入球数検出器51は、図2に示すように、複数のフォトセンサー67(図示例では5個)によって構成されており、これらのフォトセンサー67が、図8および図9に示すように、断面コ字状のホルダー68内に装着されるとともに、このホルダー68を介して前記供給樋47に取り付けられるようになっている。

0034

さらに詳述すれば、前記ホルダー68には、図9に示すように、各フォトセンサー67が挿入される溝69が形成されているとともに、これらの溝69に対応して係止爪70が一体に形成され、各フォトセンサー67は、前記溝69内に挿入されたのちに、係止爪70によって係止されることにより、前記ホルダー68に取り付けられるようになっている。

0035

この封入球数検出器51が取り付けられる供給樋47には、停止状態にある遊技球の後端部側の遊技球に対向する位置に、図8に示すように、複数の透孔71が形成されているとともに、これらの透孔71を挟んだ位置に突条72が形成されている。そして、前記ホルダー68には、前記透孔71と同一ピッチ係合溝59が形成されており、これらの係合溝59内に前記突条72が係合するように、前記ホルダー68を供給樋47に被せるようにして取り付けることにより、各フォトセンサー67が、前記各透孔71に対向させられるようになっている。

0036

このように構成された封入球数検出器51は、前記ホルダー68の供給樋47に対する取り付け位置をずらすことによって、遊技機1に封入される封入球の数に対応させ得るようになっており、取り付けた状態において、正規の数の遊技球が装填された状態において、その後端の遊技球に中央のフォトセンサー67が対向するようにして取り付けられる。したがって、この封入球数検出器51においては、正規の数の遊技球に対して、2個の過不足を検出するようになっている。

0037

さらに本実施例においては、この封入球数検出器51の下流側に、図8に示すように、1個のフォトセンサー73と、このフォトセンサー73を保持するホルダー74とからなるリミッター75が、前記封入球数検出器51と同様の構成によって取り付けられている。このリミッター75は、封入された遊技球の数が、遊技に支障をきたさない最小限度の球数を検出するために設けられたものである。

0038

また、この封入球数検出器51による検出結果を表示する前記封入球数表示器35は、封入球循環機構16が設けられている裏機構盤Cに取り付けられる基盤76と、図10および図11に示すように、この基盤76に、この基盤76に形成された表示孔77に対向させられた状態で取り付けられたLED等からなる5個のランプ78と、これらのランプ78を制御機器等へ電気的に接続するカプラー79とによって構成されており、図12に示すように、前記裏機構盤Cに形成されている凹部80内に装着されてビス等によって固定され、この凹部80に装着された状態において、前記カプラー79が、前記凹部80内に固定されているカプラー81に接続されるようになっている。

0039

また、前記遊技盤14の裏面には、図2に示すように、遊技盤14に取り付けられている遊技のための種々の機器を制御する遊技盤制御装置82と、可変表示装置19を駆動するドライバー83と、遊技機1と電源あるいは集中管理装置との接続をなすターミナル84とが設けられており、前記封入球循環機構16には、前記遊技盤制御装置によって制御される機器以外の機器の制御をなす遊技機制御装置85が設けられている。

0040

そして、前記ターミナル84は、図13に示すように、前記遊技盤14の上部裏面に設けられているカプラー86を介して、封入球循環機構16の上部に遊技盤14に形脱可能な位置に取り付けられている。

0041

そして、本実施例においては、前記供給樋47の途中に、封入された遊技球の汚れを検出する汚れセンサー87が設けられている。この汚れセンサー87としては、例えば、反射型のフォトセンサーにより遊技球の表面の輝度の変化を検出することによって、遊技球の汚れ度合いを検出する構成のものや、汚れの付着による遊技球の重量変化を検出する重量検出器、あるいは、汚れの付着によって変化する遊技球の電気的な接触抵抗を測定する抵抗測定器、さらには、汚れの付着による転がり抵抗の増大に起因した、遊技球の転がり速度の変化を測定する速度検出器等が用いられる。

0042

また、本実施例においては、前記可変表示装置19が、前記封入された遊技球の交換時期に至ったことを表示する報知手段となされており、遊技時における表示を切り替えることによって前述した表示を行なうようになっている。

0043

ついで、このように構成された遊技機1の制御の概略について、図14に示すブロック図を参照して説明する。

0044

本実施例における遊技機1の制御は、遊技制御(88)、封入球制御(89)、発射制御(90)、および、カード制御(91)とによって行なわれ、その制御回路は、遊技機1に設けられている遊技盤制御装置82および遊技機制御装置85とに振り分けられているとともに、遊技店に設置されている集中管理装置(管理装置と略称する)92との信号の授受を行なうようになっている。以下に、これらの制御部間の大まかな信号の授受について説明する。

0045

前記管理装置(92)は、遊技店に設置されている多数の遊技機1の遊技状態を集中管理するために設けられたもので、汚れセンサー87から出力される汚れ検出信号(A)が入力されるとともに、遊技制御(88)へ、悪戯が行なわれた場合における遊技中断指令信号(S)と、封入された遊技球の交換時期になった場合における可変表示装置19の表示切り換えのための特図切り替え指令信号(T)と、遊技機1の異常状態解除された場合における異常解除指令信号(U)とを出力し、また、前記封入球制御(89)へ、封入球の交換時期であると判定された際に、封入球交換指令信号(12)を出力するとともに、封入球の交換時においてその処理を続行させるための処理続行許可信号(M)を出力し、前記発射制御90へ、封入球の交換時等において発射装置15内に残り球が有る場合に、その残り球を強制的に発射させるための強制発射指令信号(K)を出力し、また、遊技の中断時間に応じて、遊技機への復帰を促すための確保期間終了報知要求信号(B)を店内放送装置へ出力するようになっている。

0046

また、前記遊技制御(88)においては、前記特定入賞口20からの信号に基づいて、可変表示装置19へ駆動信号を出力して可変表示ゲームを開始させるとともに、この可変表示ゲームのゲーム結果に基づいて、前記特別変動入賞装置21の作動を制御し、また、遊技状態に応じてパイロットランプ11や装飾ランプ24の点灯ないしは点滅を行なわせる等、遊技に関する制御を行なうものである。そして、前記遊技に関連して、前記封入球式遊技機2が遊技中であることおよび遊技機1の機種を認識させる信号(Q)が、封入球制御(89)へ出力され、遊技の開始条件となる、有価データー(残高あるいは持ち球に関する情報)等が記憶された磁気カードあるいはICカードが挿入中であることを示す信号、および、遊技が中断中であることを示す信号(W)が、カード制御91から入力されるようになっている。また、前記カード制御91に対して、賞球数に関する情報(X)を出力し、前記管理装置92に対して、遊技機1が異常状態か否かの判定信号(R)を出力するようになっているとともに、別途設けられている異常解除スイッチからの異常解除指令信号(V)が入力される。

0047

前記封入球制御89は、封入された遊技球の抜取や補充等の交換処理や、その貯留量(封入球数)の検出や過不足判定、ならびに、封入数の調整等を行なうものであり、封入された遊技球の交換時における遊技球の抜取数に関する信号(L)を前記管理装置92へ出力し、封入球数検出器51からの検出信号に基づき、前記遊技制御88へ、封入された遊技球の貯留量に関する信号(P)を出力するとともに、封入球数表示器35へ封入球に応じた表示駆動信号(N)を出力し、また、手動で遊技球の補充を行なう場合等において操作される補充スイッチからの補充指令信号(O)が入力されて、交換球供給装置17およびサービス球排出機構62へ駆動信号を出力するようになっている。

0048

前記発射制御90は、本実施例においては、遊技中における封入球(遊技球)の発射や発射数に関する情報、ならびに、遊技盤中を落下している途中の状態にある浮遊球の情報、発射球数アウト球数ファウル球数、賞球数の情報、および、遊技球の球止りの情報の管理を行なうもので、球送りスイッチ36からの球送り要求信号(9)、別途設けられている強制発射スイッチからの強制発射指令信号(10)、ファールセンサー30からのファール検出信号(6)、セーフセンサー49からのセーフ検出信号(7)、アウトセンサー50からのアウト検出信号(8)、前記カードリーダー・ライター31にテストカードが挿入された際に、前記カード制御91から出力される強制発射指令信号(5)がそれぞれ入力される。また、前述した各情報に基づき、前記管理装置92へ、遊技機1に球止りが生じた際に、前記管理装置92へ球止り判定信号(I)を出力し、また、ファール球が生じた際に、ファールカウント信号(J)を出力し、さらに、前記遊技制御88へ、浮遊球の情報に関する信号(2)と、後述するカード制御91における持ち球数の演算に用いられる賞球数要求信号(3)と、管理装置92へ出力される球止り判定信号(I)と同様の球止り判定信号(4)とが出力されるようになっている。

0049

前記カード制御91は、カードの挿入の有無や、このカードに書き込まれている有価データー(残高や持ち球数)の管理や演算処理およびその表示、また、遊技中断時あるいは遊技終了時等におけるカード処理等を行なうもので、カードリーダー・ライター31から出力されるカードの挿入信号やカード情報に関する信号(Y)、遊技球を借りる際に操作される変換ボタン39から出力される変換操作信号(C)と、遊技終了時に操作される終了ボタン40から出力される終了操作信号(D)と、遊技中断時に操作される保留ボタン38から出力される保留中断)操作信号(E)とが入力されるようになっており、前記カードリーダー・ライター31へ、中断時における保留処理や終了時における有価データーの書き換え処理のための信号(11)が出力され、持ち球表示部42へ現在の持ち球数を表示させる持ち球数表示信号(Z)が出力され、残高表示部41へ、現在の残高を表示させるための残高表示信号(1)が出力されるようになっている。

0050

また、このカード制御91においては、前記管理装置92に対して、前記保留ボタン38が操作された後、遊技機1の確保期間(すなわち保留期間)の経過状態に応じた報知を行なわせるための確保期間報知要求信号(F)と、前記保留ボタン38が操作された際に出力される中断信号(G)と、前記カードリーダー・ライター31におけるカードの排出回数に関するカード排出カウント信号(H)とがそれぞれ出力されるようになっている。

0051

ついで、これらの各制御について、さらに詳述する。まず、管理装置92において行なわれる集中管理制御は、図15に示すように、店員によって操作されるキーボード入力(ステップS101)、各遊技機1やカード発行機等からの出球率や稼働率あるいは売り上げ等の情報収集(ステップS102)、封入球の交換時における封入球の抜取数が不足している場合における抜取不足処理(ステップS103)、サブルーチンとして行なわれる封入球の交換時期の判定(ステップS104)、同じくサブルーチンとして行なわれる遊技機1に対する悪戯の判定(ステップS105)、遊技機1における遊技状態に関連して行なわれる店内放送(ステップS106)、各種処理のための指令信号送信(ステップS107)、各種の数値データーの演算記憶処理(ステップS108)、および、前記指定された情報のモニター表示(ステップS109)の各処理が所定のサイクルで繰り返し行なわれている。

0052

前記サブルーチンの一つである封入球の交換時期の判定は、つぎの手順で行なわれる。すなわち、封入球交換時期判定処理が開始されると、図16に示すように、まず、封入球の交換が終了したか否かの判断がなされ(ステップS110)、交換が終了している場合には、次回の交換時期に関する情報が設定されて(ステップS111)、図15に示す集中管理制御のメインルーチンへ戻る。ここで、前記ステップS111において設定された次回の交換時期に関する情報は、管理装置92において記憶される。一方、ステップS111において封入球の交換が終了していないと判断されると、つぎのステップS112の汚れ検出へ移行する。

0053

このステップS112においては、各遊技機1毎、あるいは、各機種毎に任意に選ばれた遊技機に設けられた汚れセンサー87からの出力信号に基づき、封入球の汚れ度合いが検出され、その汚れ度合いが設定値以上であるか否かの判断がなされ、設定値以下である場合にはつぎのステップS113へ移行し、設定値を越えた汚れ度合いが検出されるとステップS114において封入球の交換判定が行なわれるとともに、その結果により前記集中管理制御のステップS107の指令信号送信処理において、図14に示すように、遊技制御(88)へ、特図切り替え指令信号(T)および特図切り替え表示情報が、また、封入球制御89へ封入球交換指令信号(12)がそれぞれ送信される。

0054

前記ステップS113においては、遊技機1単位、あるいは、同種の遊技機1が設置されている島設備単位での稼働期間が所定の稼働期間以上となったか否かが判定され、所定稼働期間を越えた場合には、前記ステップS114以降の制御がなされ、所定稼働期間以下の場合には、つぎのステップS115へ移行する。ここで、稼働期間とは、遊技機1の実稼働期間を示し、稼働させられた時間、日、週、月等の中の任意の単位で設定されるものである。

0055

また、ステップS115においては、遊技機1の設置後の経過期間を設定しておき、その設定された期間を経過した否かが判定され、設定期間を経過した場合には、前記ステップS114以降の制御がなされ、設定期間以下の場合には、集中管理制御のメインルーチンへ戻る。この設定期間も、前記ステップ113における稼働期間と同様に、時間、日、週、月等の中の任意の単位で設定される。

0056

一方、集中管理制御における悪戯判定(ステップS105)のサブルーチンは、つぎのようにして行なわれる。

0057

この悪戯判定の制御が開始されると、まず、ステップS116においてカードの排出カウント(すなわち、カードをカードリーダー・ライター31から抜き差しした回数)が4以上であるかの判定を行ない、4以上であると悪戯と判定し(ステップS117)、その結果により前記集中管理制御のステップS107の指令信号送信処理において、図14に示すように、遊技制御(88)へ、遊技中断指令信号(S)が送信される。これは、遊技の意志がないにも拘わらず、カードの抜き差しを繰り返し行なってカードリーダー・ライター31を不要に作動させた場合、これを悪戯と見做して遊技機1の操作を強制的に中止させることにより、遊技機の稼働率の低下を防止するための処置である。そして、前記カード排出カウントは、カード制御91において詳述するように、残高が球数に変換された際にクリヤ・リセットされ、また、前記悪戯の判定基準となるカードの排出回数は任意に設定されるものである。

0058

一方、ステップS116においてカードの排出回数が3以下である場合には、悪戯ではないと判断され、つぎのステップS118へ移行する。このステップS118においては、ファールセンサー30によって検出されるファール球数がカウントされ、このカウントが6以上となった場合に、遊技状態が悪戯であると判定され、前記ステップS117以降の処理が行なわれる。これは、遊技球を遊技領域G内に到達させずにファール状態で継続して発射した場合、ステップS116と同様に、遊技の意志がない悪戯行為と見做し、遊技を強制的に中断させて稼働率の低下を防止するための処置である。そして、前記ファールカウントは、後述する浮遊球処理において詳述するように、セーフセンサー49やアウトセンサー50によって遊技球が検出された場合にクリヤ・リセットされ、また、前記悪戯の判定基準となるファールカウント数は任意に設定されるものである。

0059

また、前記ステップS118においてファールカンウトが5以下である場合には、悪戯行為ではないと判断されて、つぎのステップS119へ移行する。このステップS119においては、変換ボタン39の操作回数に対応したカウント(無効操作カウント)が5以下であるか否かの判断がなされ、6以上である場合には悪戯行為と判断されて、前記ステップS117以降の処理がなされ、また、5以下である場合には、つぎのステップS120へ移行する。このような変換ボタン39の操作回数により悪戯判定を行なうのは、例えば、カードの残高がない場合あるいは交換可能な最小単位に満たないにも拘わらず、変換ボタン39を繰り返し操作する行為により、変換ボタン39の耐久度が低下することを防止するためである。そして、この無効操作カウントは、後述するカード制御91において詳述するように、残高が球数に変換された際にクリヤ・リセットされ、また、前記悪戯判定の基準となる無効操作のカウント数は任意に設定される。

0060

前記ステップS120においては、操作ダイヤル8の操作量の変化を検出し、操作量が変化させられた回数に対応するカウントが5以下か否かの判断がなされ、5以下である場合には、悪戯行為ではないと判断されて、前記集中管理制御のメインルーチンへ戻り、5を越えた場合には前記ステップS117以降の処理が行なわれる。このような処理は、例えば、持ち球が無いにも拘わらず操作ハンドル8を回動操作することは、遊技以外の目的で遊技機1を占有していることおよび操作ハンドル8を劣化させる行為と見做すことができることに基づくものである。そして、この場合においても、前記カウント値の設定は任意に行なわれるものである。また、後述するカード制御91において述べるように、前記カウントは、残高を球数に変換した時点でクリヤ・リセットされる。

0061

ついで、遊技制御(88)の一つである遊技盤制御について、図18を参照して説明する。遊技盤制御が開始されると、前記管理装置(92)からの異常判定信号(R)の有無に基づき、異常判定中(異常状態あるいは中断状態)か否かの判定が行なわれ(ステップS121)、異常判定中である場合には、ステップS122へ移行し、また、異常判定中でない場合には、ステップS123へ移行する。

0062

前記ステップS122においては、管理装置(92)からの異常解除指令信号(U)あるいは異常解除スイッチからの異常解除指令信号(V)の有無の判断を行ない、異常解除指令信号(U)が有ると判断された場合には、ステップS124において異常判定を解除したのちに、図19に示すように、ステップS125において遊技機種別および遊技状態に関する情報信号(Q)を封入球制御(89)へ出力し、さらにステップS126において、後述する発射制御(90)からの賞球数要求信号(3)に基づいて、前記カード制御(91)へ賞球数に関する信号(X)を出力しステップS121へ戻る。

0063

また、前記ステップS122において異常解除指令信号(U)あるいは(V)が無いと判断されると、ステップS127に移行して封入球制御(89)から出力される封入された遊技球の貯留量に関する信号(P)に基づき規定貯留量であるか否かの判断がなされ、規定数の遊技球が封入されている場合には、前記ステップS124以降の処理が行なわれ、遊技球の封入数が規定数でない場合には、ステップS128へ移行して遊技の中断処理がなされたのちに、ステップS125以降の処理が行なわれる。

0064

一方、前記ステップS123においては、遊技が中断中であるか否かの判断がなされる。この判断は、前記保留ボタン38の操作に基づきカード制御91から出力される中断信号(W)の有無によって行なわれ、すなわち、遊技者が遊技を中断する意思表示を行なったか否かの判断であり、中断信号(W)がある場合には、前記ステップS128以降の処理へ移行し、無い場合には、ステップS129へ移行する。

0065

このステップS129においては、カード制御(91)からのカード情報信号(W)に基づきカードが挿入されているか否かの判断がなされ、挿入されていない場合には、図19に示すステップS130へ移行し、カードが挿入されている場合には、ステップS131へ移行する。

0066

このステップS131においては、遊技機1が遊技中であるか否かの判断がなされ、遊技中でない場合には、ステップS132へ移行して封入されている遊技球の貯留量が不足しているか否かの判断がなされ、貯留量不足である場合には、ステップS133において異常判定処理がなされたのちにステップS128以降の処理がなされ、また、貯留量が十分である場合には、前記ステップS125以降の処理がなされる。

0067

また、前記ステップS131において遊技中であると判断された場合には、ステップS134において、発射制御(90)からの浮遊球情報に関する信号(2)に基づき浮遊球の数が過多であるか否かの判断がなされて、浮遊球が過多でない場合には、ステップS135へ移行して、例えば、可変表示装置19における可変表示ゲームの制御や、そのゲーム結果に基づく特別変動入賞装置21の駆動制御等の遊技処理が行なわれたのちに、前記ステップS125以降の処理が行われる。さらに、前記ステップS134において浮遊球が過多であると判断された場合には、前記ステップS133以降の処理へ移行する。

0068

前記ステップS130においては、前記管理装置(92)からの特図切り替え指令信号(T)の有無の判断がなされ、この特図切り替え指令信号(T)がない場合、前記ステップS125以降の処理が行なわれ、特図切り替え指令信号(T)がある場合には、ステップS136へ移行する。

0069

このステップS136においては、前記管理装置(92)から出力される表示情報に関する信号の有無が判断され、信号が有る場合には、ステップS137においてその表示情報が、前記可変表示装置19において表示されたのちにステップS125以降の処理へ移行し、また、前記信号がない場合には、ステップS138において保有の情報が同様にして表示されたのちに、ステップS125以降の処理へ移行する。ここで、前記表示情報としては、例えば、前記封入された遊技球の交換時期に関する情報がある。

0070

つぎに、発射制御(90)について、図20を参照して説明する。この発射制御が開始されると、発射装置15からの信号によって発射処理中であるか否かの判断がなされ(ステップS139)、発射処理中である場合には、ステップS140において発射の処理がなされたのちに、サブルーチンとして設けられているステップS141の浮遊球処理、および、ステップS142の球止り判定処理が行なわれて、前記ステップS139へ戻る。

0071

また、前記ステップS139において、発射処理が行なわれていない場合には、ステップS143に移行して球送り機構54において、遊技制御(88)あるいは球送りスイッチ36からの球送り要求信号(9)・(13)に基づく球送り処理が行なわれているか否かの判断がなされ、球送り処理中である場合には、ステップS144において球送りの処理が行なわれたのちに、この球送り処理が終了したかの判断がなされ(ステップS145)、球送り処理が完了した場合には、ステップS146において、この球送り処理が、球送りスイッチ36からの信号による処理か否かが判断され、球送りスイッチ36からの信号による処理でない場合に、ステップS147に移行する。

0072

このステップS147においては、封入球排出機構53において球抜き処理が行なわれている最中か否かの判断がなされ、球抜き処理中である場合には、ステップS148においてファール発射情報がセットされ、このファール発射情報に基づきステップS140においてファール発射処理が行なわれたのちにステップS141以降の処理へ移行し、また、球抜き処理中でない場合には、操作ダイヤル8の操作量に応じた発射情報がセットされて(ステップS149)、この発射情報に基づきステップS140において発射処理がなされて、ステップS141以降の処理へ移行する。ここで、前記封入球の抜取処理中にファール発射処理を行なうのは、封入球排出機構53の下流側の封入球を排出するために、発射動作により封入球を封入球排出機構53の上流側に移動させるためであるが、封入球の抜取処理中に球送りされた遊技球が遊技領域Gに到達すると、遊技球の回収や発射情報と回収情報との制御に時間がかかってしまうことや、遊技領域Gに到達した遊技球が入賞した場合、遊技中でないことから、入賞に基づく入賞球要求信号を出力を中止させなければならず、その制御が煩雑になることを防止するためである。

0073

一方、前記ステップS145において球送りが終了していないと判断された場合、および、球送りスイッチ36による球送り処理であると判断された場合には、前記ステップS141以降の処理へ移行する。したがって、球送りスイッチ36による球送り処理の場合には、球送り処理のみが行なわれて発射処理は行なわれない。これによって、封入球式の遊技機1であるにも拘わらず、店員等により、送り出された遊技球の取り扱いが可能となり、サービス球としての使用が可能となる。

0074

また、前記ステップS143において球送り処理中でないと判断されると、ステップS150においてカードが挿入されているか否かの判断がなされ、カードが挿入されていると判断された場合には、ステップS151において持ち球の有無の判断がなされ、持ち球が有る場合には、ステップS152において前記操作ダイヤル8の操作量変化カウンタがクリヤされたのちに、ステップS153におて、操作ダイヤルによる発射操作が行なわれているかの判断がなされ、発射操作がなされている場合には、前記ステップS144以降の処理へ移行し、発射操作がなされていない場合には、前記ステップS141以降の処理へ移行する。

0075

一方、前記ステップS151において持ち球が無いと判断された場合には、ステップS154において操作ハンドル8の操作量が変化させられたか否かの判断がなされ、変化が無い場合には、ステップS141以降の処理へ移行し、変化させられた場合には、操作量変化カウンタにおけるカウントが加算されたのちに(ステップS155)、前記ステップS141以降の処理へ移行する。

0076

さらに、前記ステップS150においてカードが挿入されていないと判断された場合においては、ステップS156において操作ダイヤル8の操作量が変化させられたか否かの判断がなされ、変化させられた場合には、ステップS157において操作量変化カウンタにおけるカウントが加算されたのちにステップS158へ移行し、操作量の変化がない場合には、ステップS157をスキップして前記ステップS158へ移行する。

0077

このステップS156とステップS157、および、前記ステップS154とステップ155の処理により、カードが挿入されていない場合、および、持ち球が無い場合において操作ダイヤル8が操作されると、その変化量の変化回数がカウントされて、前記悪戯判定(集中管理制御におけるステップS105)の判定因子として用いられる。

0078

また、前記ステップS158においては、管理装置(92)から強制発射指令信号(K)が出力されたか否かの判断がなされ、信号が出力されている場合には、前記ステップS153以降の処理へ移行し、さらに、信号が出力されていない場合には、ステップS159へ移行する。この処理は、例えば、遊技球の抜取操作を管理装置(92)において行なう場合に用いられる処理である。

0079

前記ステップS159においては、封入球の球抜き中であるか否かが判断され、球抜き中である場合には、前記ステップS144以降の処理へ移行し、球抜き中でない場合には、ステップS160へ移行する。

0080

このステップS160においては、球送りスイッチ36が操作されたか否かの判断がなされ、操作されている場合には、その操作情報を前記カード制御91へ送信したのちに(ステップS161)、前記ステップS144以降の処理へ移行し、球送りスイッチ36が操作されていない場合には、前記ステップS141以降の処理へ移行する。このステップS160およびステップS161の処理は、球送りスイッチ36の操作回数を監視することにより、後述するカード制御における無効操作の判定基準とするものである。

0081

ついで、前記発射制御における浮遊球処理(ステップS141)のサブルーチンについて図21に基づき説明する。この浮遊球処理は、遊技球が発射されたのち封入球循環機構16へ戻っていない遊技球数の管理を行なうためのもので、その制御が開始されると、遊技球の発射がなされたか否かの判断がなされ(ステップS162)、遊技球の発射がなされた場合には、ステップS163において浮遊球カウンタの加算処理が行なわれたのちに、つぎのステップS164へ移行し、遊技球の発射がなされなかった場合には、直接ステップS164へ移行する。

0082

このステップS164においては、ファールセンサー30からのファール球検出信号の有無によりファール球の有無が判断され、ファール球が有った場合には、ステップS165においてファールカウンタの加算処理が行なわれたのちに、ステップS166において浮遊球カウンタの減算処理が行なわれてメインルーチンへ戻る。また、ファール球が無い場合にはつぎのステップS167へ移行する。そして、前記ファールカウンタにおけるカウントは、前記悪戯判定のファールカウント数の判定(ステップS118)に用いられる。

0083

前記ステップS167においては、セーフセンサー49からの出力信号の有無によってセーフ球の有無が判断され、セーフ球が有った場合には、ステップS168において、前記遊技制御(88)へ賞球数要求信号(3)が送信されたのちに、ステップS169においてファールカウンタがクリヤされて、ステップS166以降の処理へ移行する。ここで、前記賞球数要求信号(3)が送信されると、前記遊技制御(88)からカード制御(91)へ前述した賞球数信号が送信される。

0084

また、前記ステップS167においてセーフ球がないと判断された場合には、つぎのステップS170においてアウトセンサー50からの出力信号の有無により、アウト球の有無が判断され、アウト球があった場合には、ステップS169においてファールカウンタのクリヤ処理が行なわれたのちにステップS166以降の処理がなされ、アウト球が無い場合には、メインルーチンへ戻る。このような処理において、発射球によって浮遊球カウンタが加算され、ファール球、セーフ球、および、アウト球の検出により、遊技球が封入球循環機構16へ戻ったことが確認され、その戻り数に基づき浮遊球カウンタが減算され、その演算結果が封入球循環機構16に戻っていない遊技球数、すなわち、浮遊球数として検出される。

0085

また、前記浮遊球処理において、前記ステップS167においてセーフ球が検出された際、あるいは、ステップS170においてアウト球が検出された際にファールカウンタがクリヤされるのは、アウト球、セーフ球いずれの場合にも遊技球が遊技領域G内に発射された結果生じるものであるから、これらのアウト球やセーフ球が生じた場合には正常な遊技が行なわれていると判断され、ファール発射による悪戯が解消されたと見做されるからである。さらに、正常な遊技状態においては、悪戯判定のステップS118において示した5回を越えて連続してファール球が発生するようなことはなく、その間には、必ず前述したアウト球やセーフ球が発生するとの想定で、このステップS118における判定基準が前述した5に設定されている。

0086

つぎに、発射制御のもう一つのサブルーチンである球止判定処理(ステップS142)について図22に基づき説明する。この球止判定処理は、何等かの原因で、遊技盤面に遊技球が引っ掛かってしまい、封入球循環機構16に戻らない状態を検出して、発射できる遊技球が不足することによって遊技が行なえないような状態が生じることを回避するためのものである。

0087

この球止判定処理が開始されると、まず、遊技種別や遊技状態に応じた判定基準、すなわち、球止と見做される浮遊球数が設定され(ステップS171)、つぎのステップS172において、浮遊球処理において検出された浮遊球数に基づき浮遊球数が所定数以上であるか否かの判断がなされ、所定数以上である場合には球止りと判定されて(ステップS173)発射制御のメインルーチンへ戻り、また、浮遊球数が所定数未満である場合には、ステップS174へ移行する。

0088

このステップS174においては、封入球数検出器51からの検出信号に基づいて封入球制御(89)から出力される封入球の貯留量に関する信号(P)に基づき、この貯留量が許容限度以下か否かの判断がなされる。そして、許容限度未満の場合には、ステップS173を経て発射制御のメインルーチンへ戻り、許容限度以上である場合には、直接メインルーチンへ戻る。このように、本実施例における球止判定処理においては、各センサーによって疑似的に算出される浮遊球数と、封入球検出器51によって直接検出される封入球循環機構16内の封入球数との2系統によって判定される。

0089

つぎに、カード制御(91)について、図23ないし図28に基づき説明する。このカード制御(91)が開始されると、まず、カードの挿入時、すなわち、遊技開始のためにカードが挿入されたことに基づく処理(ステップS181以降)が既に行なわれたか否かの判断がなされ(ステップS180)、カードが挿入された時点である場合には、ステップS182へ移行してカードに記録されている有価データの残高の有無が判断され、カードを挿入した時点ではない状態である場合には、ステップS181へ移行する。

0090

前記ステップS182において残高無しと判断された場合には、つぎのステップS183において持ち球の有無が判断されて、持ち球が無い場合には、つぎのステップS184において挿入されているカードが排出されたのちに、ステップS185においてカード排出カウンタの加算処理が行なわれ、ついで、サブルーチンとして設けられている持ち球数演算の処理(ステップS186)およびカード情報表示処理(ステップS187)を経て前記ステップS180へ戻る。

0091

また、前記ステップS182において残高有りと判断された場合、および、ステップS183において持ち球有りと判断された場合には、ステップS188へ移行し、挿入されているカードが中断カード(遊技を中断して再挿入されたカード)であるか否かの判断がなされ、中断カードであると判断された場合には、ステップS189において対応するカード(すなわち、遊技が中断された遊技機から抜き取られたカード)であるか否かの判断がなされ、対応カードでない場合には、ステップS184以降の処理へ移行させられる。

0092

さらに、ステップS189において挿入されたカードが対応カードである場合には、つぎのステップS190において、遊技中断信号解除の処理が行なわれる。ここで、前記中断カードとは、例えば、遊技の中断を行なって遊技機1から離れる場合等において、遊技者が遊技機1の保留ボタン38を押すことにより、前記カードに、中断中のカードであるとの識別情報や、中断された遊技機1の台番号や、その時点における有価データー等の書き込みが行なわれたのちに一時的に排出されるもので、前記識別情報等によりステップS188において中断カードであるか否かの判定が行われる。また、中断カードである場合に、例えば、前記カードに記録された台番号の照合により、前記ステップS189において、そのカードが中断中の遊技機1に対応したカードか否かの判断がなされる。

0093

そして、中断信号の解除がなされたのちにおいては、ステップS191において変換ボタン39が操作されたか否かの判断がなされ、操作された場合には、ステップS192において、カードの残高確認が行なわれて、残高がないあるいは不足である場合には、無効操作カウンタの加算処理を行なったのちに(ステップS193)、前記ステップS186以降の処理へ移行する。

0094

さらに、前記ステップS192において残高が有ると判断された場合には、ステップS194において残高を球数に変換したのちに、ステップS195においてカード排出カウンタのクリヤ処理を行ない、ついで、ステップS196において無効操作カウンタのクリヤ処理を行なったのちに、前記ステップS186以降の処理へ移行する。ここで、ステップS185におけるカード排出カウンタのカウント結果は、前記悪戯判定のステップS116におけるカード排出カウントに用いられ、また、ステップS193の無効操作カウンタのカウント結果は、前記悪戯判定のステップS119における無効操作カウントに用いられる。さらに、ステップS195においてカード排出カウンタをクリヤし、また、ステップS196において無効操作カウンタをクリヤするのは、残高の球数への変換が可能であることは、正常な操作であると見做されるからである。

0095

一方、前記ステップS188において挿入されたカードが中断カードでないと判断された場合には、ステップS197においてテストカードであるかの判断がなされ、テストカードでないと判断されるとステップS191以降の処理へ移行され、また、テストカードであると判断された場合には、ステップS198において遊技機1の諸装置のテスト処理が行なわれたのちに前記ステップS180へ戻る。

0096

そして、前記ステップS181においては、カードが挿入されているかの判断がなされ、カード挿入中と判断された場合には、前記ステップS197以降の処理へ移行され、カードが挿入されていないと判断された場合には、つぎのステップS199へ移行する。

0097

このステップS199においては、遊技が中断中であるかの判断がなされ(これは、保留ボタン38が操作されたか否によって判断される)、中断中でない場合には、前記ステップS186以降の処理へ移行し、中断中である場合には、サブルーチンとしての中断処理を行なったのちに(ステップS200)、前記ステップS186以降の処理へ移行する。

0098

また、前記ステップS191において変換ボタン39が操作されていない場合には、ステップS201において保留ボタン38が操作されているか否かの判断がなされ、保留ボタン38が操作されている場合には、ステップS202において遊技機1の確保期間を算出したのちに、前記管理装置(92)へ中断信号を送信したのちに(ステップS203)、現在の遊技状態や有価データー等の情報をもとに、カード情報を書き換え(ステップS204)てカードを排出し(ステップS205)、ついで、カード排出カウンタの加算処理を行なったのちに(ステップS206)ステップS186以降の処理へ移行し、保留ボタン38の操作がなされていない場合には、つぎのステップS207へ移行する。前記遊技機確保期間の算出は、例えば、持ち球数の数に比例して確保時間を設定する等の手段が考えられる。

0099

このステップS207においては、遊技機1が遊技中であるか否かの判断がなされ、遊技中である場合には、ステップS186以降の処理へ移行し、また、遊技中でない場合には、つぎのステップS208において終了ボタン40が操作されたか否の判断がなされる。

0100

このステップS208において、終了ボタン40の操作がなされていると判断された場合には、ステップS209において、浮遊球の有無の判断がなされ、浮遊球がない場合には、前記ステップS204以降の処理へ移行し、浮遊球がある場合には、ステップS186以降の処理へ移行する。

0101

そして、前記ステップS208において、終了ボタン40が操作されていないと判断された場合には、つぎのステップS210において持ち球の有無の判断がなされ、持ち球が無い場合には、ステップS211において残高の有無の判断がなされ、このステップS211において残高がないと判断された場合には、前記ステップS209以降の処理へ移行する。

0102

また、ステップS210において持ち球が有ると判断された場合、さらに、ステップS211において残高有りと判断された場合には、それぞれ前記ステップS186以降の処理へ移行する。

0103

つぎに中断中処理について図25に基づき説明する。この中断処理が実行されると、メインルーチンのステップS202において設定された遊技機確保期間の情報に基づき遊技機確保期間が終了したか否かの判断がなされ、終了した場合には、ステップS213において遊技機確保期間終了報知要求処理がなされたのちに、中断信号の解除処理がなされて(ステップS214)カード制御(91)のメインルーチンへ戻る。

0104

また、前記ステップS212において遊技機確保期間が終了していないと判断された場合には、つぎのステップS215へ移行し、遊技機確保期間終了時期に対して所定期間前に至ったか否かの判断がなされ、所定期間前に至っていない場合には、カード制御(91)のメインルーチンへ戻り、また、所定期間前に至った場合には、遊技機確保期間終了予告報知要求処理を行なったのちに(ステップS216)メインルーチンへ戻る。

0105

そして、前記ステップS213およびステップS216からの要求信号は、前記集中管理のステップS102において情報収集され、同ステップS106においてこれらの要求信号に基づき店内放送される。これによって、遊技者に対する遊技機1への復帰を確実に促すことができ、遊技機の稼働率の向上が図られる。

0106

前記持ち球数演算の処理について図26に基づき詳述する。この持ち球数演算の処理が開始されると、ステップS217において遊技球変換操作がなされたかどうかの判断がなされ(変換ボタン39の操作がなされ、残高を球数に変換する処理(ステップS194)がなされたかどうか)、変換操作がなされていないと判断された場合にはステップS218へ移行し、変換操作がなされたと判断された場合には、現在の持ち球数に前記操作に見合った数の遊技球数を加算処理したのちに(ステップS219)ステップS218へ移行する。

0107

このステップS218においては、遊技球が発射されたか否かの判断がなされ、発射がなされていないと判断された場合にはステップS220へ移行し、発射がなされた場合には、ステップS221において持ち球数から1を減算する処理を行なったのちに前記ステップS220へ移行する。

0108

このステップS220においては、ファール球の検出を行ない(ファールセンサ30からの信号に基づいて行なわれる)、ファール球がない場合にはつぎのステップS222へ移行し、ファール球がある場合には、ステップS223において持ち球数に1を加算する処理を行なって前記ステップS222へ移行する。

0109

このステップS222においては、前記セーフセンサー49におけるセーフ球の検出に基づいて出力される賞球数要求信号(3)に基づいて送信される賞球数信号(X)により、賞球数の受信の有無が判断され、賞球数の受信が無い場合にはつぎのステップS224へ移行し、有る場合には、ステップS225において、受信した賞球数を持ち球に加算する処理を行ない前記ステップS224へ移行する。

0110

このステップS224においては、店員によるサービス等により、通常の賞球加算とは別に行なわれる加算指令(管理装置92あるいは特別に設けられた加算スイッチの操作により発生させられる)の有無を判断し、加算指令がない場合には、カード制御(91)のメインルーチンへ戻り、加算指令がある場合には、ステップS226において持ち球数に所定数の遊技級数が加算処理され、ステップS227において、この加算指令を生じさせた操作情報が集中管理制御へ送信されたのちに、カード制御(91)のメインルーチンへ戻る。この操作情報の送信は、不当な加算指令を検出するために行なわれる。

0111

つぎに、前記カード情報表示処理について、図27に基づき説明する。この処理が開始されると、ステップS228においてカードが挿入されているか否かの判断がなされ、カードの挿入がなされていない場合には、ステップS229に移行して遊技が中断中か否かの判断がなされ、中断中でない場合にはカード制御(91)のメインルーチンへ戻る。また、ステップS229において遊技が中断されていると判断されると、前記メインルーチンのステップS202において算出された遊技機確保期間の情報に基づき、遊技機1の持ち球数表示部42の表示が切り換えられて、前記遊技機確保期間の表示処理が行なわれたのちに(ステップS230)、前記メインルーチンへ戻る。この処理によって、遊技者は、中断操作を行なった際に、遊技機1の持ち球表示部に遊技機確保期間の表示がなされることにより、遊技機1への復帰時間を正確に把握することができる。

0112

前記ステップS228においてカードが挿入されていると判断された場合には、ステップS231において賞球数が受信されたか否かの判断がなされ、賞球数の受信がなされている場合にはステップS232へ移行し、賞球数の受信がなされていない場合にはステップS233へ移行する。

0113

前記ステップS232においては、残高表示部41において賞球数の表示が行なわれている最中か否かの判断がなされ、表示中である場合には送信された賞球数表示の記憶処理がなされ(ステップS234)、ついで、ステップS235において、表示中の賞球を加算した持ち球数が持ち球数表示部42において表示されて(ステップS235)メインルーチンへ戻り、また、賞球数の表示中でない場合には、前記ステップS231において受信した賞球数に基づき、残高表示部41の表示が、残高の表示から賞球数の表示に所定期間切り換えられたのちに(ステップS236)、ステップS235以降の処理へ移行する。

0114

一方、前記ステップS233においては、残高表示部41において賞球数の表示が行なわれている最中か否かの判断がなされ、表示中である場合には、設定された時間経過後において、前記ステップS235以降の処理へ移行し、賞球数の表示がなされていない場合には、ステップS237へ移行し、賞球数表示の記憶の有無が判断される。このステップS237において対象とされる賞球表示の記憶は、前記ステップS234において記憶された情報である。

0115

そして、前記ステップS237において賞球数表示の記憶があると判断された場合には、その記憶情報に基づき、前記ステップS236において賞球数が所定期間切り換え表示されたのちに、ステップS235以降の処理へ移行する。また、賞球数表示の記憶がない場合には、残高表示部41における表示を残高表示切り換えたのちにステップS235以降の処理へ移行する。

0116

このようなカード情報表示制御により、セーフ球が連続して発生し、賞球数の受信が連続して行なわれた場合においても、受信した賞球数を所定時間の間隔で順次表示し、封入球式の遊技機であって、実際の賞球の排出が無い遊技機においても、賞球の供給状態視覚的に確認される。

0117

ついで、図28を参照してテスト処理(ステップS198)のサブルーチンについて説明する。

0118

このテスト処理が開始されると、挿入されたカードが中断カードか否かの判断がなされ(ステップS981)、中断カードでない場合には、つぎのステップS982において、挿入されているカードのカード情報が予め設定されている初期データであるか否かの判断がなされ、初期データでない場合にはつぎのステップS983においてカード情報の異常判定処理が行なわれたのちに、カード排出処理が行なわれて(ステップS984)メインルーチンへ移行する。

0119

また、前記ステップS981において中断カードであると判断された場合には、ステップS985へ移行してカード情報がテストデータであるか否かの判断がなされ、テストデータでないと判断された場合には前記ステップS983以降の処理へ移行し、テストデータと判断された場合には、ステップS986において残高の有無が判断され、残高がない場合には、ステップS987において終了ボタン40が操作されたか否かが判断され、終了ボタン40が操作されていない場合には前記ステップS986へ戻り、終了ボタン40が操作されている場合には、ステップS988へ移行して中断情報が削除されたのちに、ステップS989においてカードに初期データが書き込まれてステップS984以降の処理へ移行する。

0120

また、前記ステップS986において残高有りと判断された場合には、ステップS990において変換ボタン39が操作されたか否かの判断がなされ、操作されていない場合には、ステップS987以降の処理へ直接移行し、変換ボタン39が操作されている場合には、ステップS991において残高が球数に変換されたのちに前記ステップS987以降の処理へ移行する。この状態において、球数が遊技機1に設定されることから、実際の発射テストや遊技球の循環状態のテストが行なわれる。

0121

一方、前記ステップS982においてカード情報が初期データであると判断された場合には、ステップS992へ移行して、遊技機1における残高表示部41、持ち球数表示部42等における表示テストが行なわれたのちに、ステップS993へ移行して保留ボタン38が操作されたか否かの判断がなされ、操作されていない場合には、前記ステップS992へ戻り、また、保留ボタン38が操作されている場合には、カードリーダー・ライター31において、カードに中断情報が書き込まれ(ステップS994)、さらに、ステップS995においてテストデータが書き込まれたのちにステップS984以降の処理へ移行する。

0122

このような処理において、まず、挿入されるテスト用のカードは中断カードでなく、かつ、初期データが書き込まれた状態でることから、テストのためにテストカードが遊技機1に挿入されると、まず、遊技機1の表示テストが行なわれたのちにテストカードが中断カードとなされる。そして、このテストカードが再度遊技機1へ挿入されると、カード情報がテストデータであり、また、カードが中断カードと判断されることによって、保留ボタン39の作動確認、ならびに、カードリーダー・ライター31の書き込み・読みだし動作確認が行なわれ、また、変換ボタン39の操作による残高の球数への変換操作の確認により、変換ボタン39の作動確認が行われる。

0123

さらに、前記終了ボタン40の動作が確実に行なわれると、挿入されているカードの中断情報が削除され、かつ、初期データが書き込まれるから、つぎの遊技機1へカードが挿入されてテストが開始された場合、この初期データに基づく表示テストが行われることにより、前記終了ボタン40の動作確認が行なわれる。そして、このテストカードは、その初期設定において中断カードではなくかつ初期データが書き込まれた状態となされていることから、遊技機1の制御が確実にテストモードへ変更され、遊技機の種々のテストが確実に行なわれる。また、テスト終了後にカードが排出される場合には、カード情報が初期データーに書き換えられることから、テストによってカードの有価データが変化することはなく、したがって、テストカードの悪用が防止される。

0124

ついで、図29に基づき封入球制御(89)について説明する。この封入球制御は、封入球の交換後における封入球数の過不足判定後においてなされる処理の違いにより、3種類の制御方法が設定されている。その一つは図29の左側のフローによって示されるもので、封入球の交換ならびにその後処理の全てを自動で行なうようにしたものであり、以下に、その詳細について説明する。この封入球制御が開始されると、ステップS240において、前記集中管理制御の封入球交換時期判定の制御におけるステップS114の封入球交換判定処理に基づいて、前記管理装置(92)から出力される封入球の交換指令信号(12)の有無の判断がなされ、交換指令信号が無い場合には、つぎのステップS241へ移行し、交換指令信号が有る場合には、サブルーチンとして設けられた封入球交換処理を行なったのちに(ステップS242)、前記ステップS241へ移行する。

0125

このステップS241においては、封入球数検出器51からの検出信号に基づいて、封入された遊技球の貯留量が検出されたのちに、つぎのステップS243へ移行して、封入された遊技球の過不足数の判定が行なわれたのちに、ステップS244へ移行する。

0126

このステップS244においては、遊技機1が遊技中であるか否かの判断がなされ、遊技中であると判断された場合には、前記ステップS240へ戻り、また、遊技中でないと判断された場合には、前記過不足数判定の結果に基づき、封入された遊技球の補充抜取処理が行なわれたのちに(ステップS245)、前記ステップS240へ戻る。

0127

ついで、前記ステップS242の封入球交換処理について、図30に基づき説明する。この封入交換処理が開始されると、まず、ステップS246において封入された遊技球の抜取処理が行なわれる。この抜取処理は、封入球排出機構53のソレノイド56へ駆動信号が出力されて、開閉板55が揺動アーム57を介して摺動させられることにより、供給樋47の下流側の端部が排出樋48へ連通させられて、前記供給樋47内の遊技球が前記排出樋48を経て遊技機1の外部へ排出される。

0128

ついで、このような封入球の抜取処理後につぎのステップS247へ移行し、前記封入球抜取処理が終了したか否かの判断を行なう。この封入球抜取処理の終了の判断は、例えば、球抜き処理の開始後、所定時間経過した時点で前記封入球排出機構53の作動を停止させるとともに、この停止とともに終了信号を出力することによって行なわれる。

0129

このステップS247において、球抜き処理が終了していないと判断された場合には、球抜きが処理が終了するまで前記ステップS246へ繰り返し戻り、球抜き処理が終了したことを条件として、つぎのステップS248へ移行する。

0130

このステップS248においては、前述した球抜き処理が行なわれている間に抜取センサー52において検出される抜き取り数信号(L)に基づいて、封入された遊技球が所定数抜き取られたか否かの判断がなされ、抜き取り数が所定数である場合には、ステップS249へ移行し、このステップS249において、交換球供給装置17へ駆動信号が出力されて、この交換球供給装置17から遊技球供給部としての装填樋58を介して、前記封入球循環機構16の供給樋47へ新球の装填が開始される。

0131

そして、このステップS249における封入球装填処理につづいて、ステップS250において装填終了の判断がなされ、装填終了を条件として、封入球制御のメインルーチンへ戻り、それ以外はステップS249へ戻り、ステップS249およびステップS250の処理が繰り返し行なわれる。

0132

この封入球の装填終了の判断は、例えば、前記交換球供給装置17に新球を1個づつ排出するとともにその排出数を計数する計数排出機構を設けておき、この計数排出機構によって交換球供給装置17から供給される新球の供球数を計数し、この計数値所定値(すなわち、封入すべき球数)に至った時点で、交換球供給装置17による新球の供給動作が停止させ、この供給動作の停止と同時に封入球制御89へ装填終了信号を出力することによって行なわれる。

0133

一方、ステップS248において遊技球の抜き取り数が所定数でないと判断された場合には、抜き取り数が多いか少ないかに拘わらず、その抜き取り数に関する信号(L)が管理装置(92)へ送信され(ステップS251)、さらに、その抜き取り数が少ないか否かの判断がステップS252においてなされ、少ない場合には、抜取数不足の表示が、例えば、可変表示装置19においてなされて(ステップS253)、店員等への報知が行なわれ、多い場合には前記ステップS249以降の処理へ移行される。この抜き取り数の過多は、遊技中のサービス等により余分の遊技球をいれた場合等に生じるもので、また、抜き取り数の不足は、遊技球が正規の数封入されていることを条件とした場合、封入球が遊技盤14の遊技領域Gのに引っ掛かっている状態や、遊技領域Gから供給樋47に至る間の途中で停止させられた状態にある場合に発生する。

0134

そして、前記ステップS253で、前述した抜き取り数不足の表示処理が行なわれたのちに、ステップS254へ移行して、制御(処理)続行許可信号(M)が入力されているか否かの判断がなされ、許可信号がある場合にはステップS249以降の処理が行なわれ、許可信号がない場合には、その指令が出力されるまで待機する。

0135

この制御続行許可信号(M)は、前記管理装置(92)から出力される指令信号であって、前記抜き取り不足表示に基づく浮遊球の処理(例えば、店員による浮遊球の確認や除去処理等)が完了したのち、あるいは、浮遊球の処理を行なうことなく、浮遊球の情報のみを収集したのちに、店員等の操作により出力される。

0136

ついで、前記封入球制御の他のサブルーチンである補充抜き取り処理(ステップS245)について図31を参照して説明する。この補充抜き取り処理が行われると、前記メインルーチンにおいて行なわれた過不足数判定(ステップS243)の情報に基づき、過不足数が3を越えているか否かの判断がなされ(ステップS255)、過不足数が3を越えている場合には、ステップS256において、前記サブルーチンとして説明した封入球交換(ステップS242)と同様の処理がなされてメインルーチンへ戻る。

0137

また、前記ステップS255において装填された遊技球の封入数が過剰であるか否かの判定がなされ、封入数が過剰である場合には、前記封入球排出機構53が作動させられることにより、遊技球が1個抜き取られた(ステップS258)のちに前記ステップS257へ戻り、封入球数の過剰状態が解消されるまでこれらのステップが繰り返し行なわれる。

0138

さらに、前記ステップS257において封入数が過剰でないと判断された時点で、つぎのステップS259において封入数不足か否かが判断され、封入数不足と判断された場合には、前記交換球供給装置17が作動させられることにより、新球が1個づつ供給されたのちに(ステップS260)、ステップS259へ戻り、封入不足が解消されるまでこれらのステップが繰り返し行なわれ、封入数不足が解消された時点でメインルーチンへ戻る。

0139

このような封入球制御により、封入球の交換指令が出力されると、遊技球の抜き取りから装填まで装置側で自動的に行なわれるとともに、抜き取り数や装填数ならびに過不足数が確実に把握され、かつ、規定数の遊技球が確実に装填される。

0140

つぎに、封入球制御の他の例について図29に示すステップS261〜ステップS263を参照して説明する。この制御は、前記ステップS243における過不足数判定の処理が行なわれたのちに行なわれるものであり、人手による封入球の装填調整用のものである。この制御においては、前記ステップS243の過不足数判定が行なわれたのちに、補充指令信号(O)の有無が判断される(ステップS261)。この補充指令信号(O)は、遊技機1等に設置されている補充スイッチが店員等によって操作されることによって発生させられるものである。

0141

そして、このステップS261において補充指令信号(O)が出力されていないと判断された場合には、つぎのステップS262へ移行して、封入された遊技球数の表示が封入球数表示器35において表示されたのちに、前記ステップS240へ戻る。この封入球数表示器35では、封入球数検出器51の各フォトセンサー73からの出力信号に基づき、封入された遊技球の数に応じて複数のランプ78が選択的に点灯させられることによって、本実施例においては、規定の封入球数に対して2個の過不足状態が表示され、封入状態が確実に視認される。

0142

また、前記ステップS261において補充指令信号(O)が出力されていると判断された場合には、ステップS263において遊技球が1個供給されたのちに、前記ステップS262以降の処理へ移行する。この遊技球の供給は、補充スイッチの操作によって交換球供給装置17が作動させられて、この交換球供給装置17に併設されている計数排出機構により、遊技球が1個、装填樋58を経て供給樋47へ供給されることによって行なわれ、また、このような遊技球の供給にともなって、前記封入球数表示器35を構成するランプ78のうちのプラス側のランプが新たに点灯されて、前記遊技球が供給されたことが確認される。したがって、封入球の交換処理終了後において封入球数が不足している場合、店員等が、封入球数表示器35によって補充球数を確認しつつ補充操作を行なうことができ、封入球数不足が確実に回避される。このような処理において、封入された遊技球が過多の場合には、球送りスイッチ36を操作して、遊技球を強制的に発射位置へ送り出したのちに抜き取ることによって調整が可能である。

0143

さらに、他の封入球制御について図29に示すステップS271〜ステップS277に基づき説明する。この封入球制御は、前述の制御が不足した遊技球を封入球循環機構16へ直接供給するようにしたのに対し、供給する遊技球を、一旦、遊技機の前面側へ取り出したのちに、この遊技機の前面側から前記封入球循環機構16へ供給する場合の処理である。

0144

この封入球制御は、前記ステップS243において過不足数判定処理が行なわれたのちの処理であり、ステップS271において、補充スイッチからの補充指令信号(O)の有無が判断され、補充指令信号(O)が無い場合には、ステップS272に移行して封入球数表示器35における封入球数の表示が行なわれたのちに、前記ステップS240へ戻る。

0145

そして、前記ステップS271において、補充指令信号(O)が有ると判断されると、つぎのステップS273において補充スイッチが操作されたことの操作情報が集中管理制御へ送信されたのちに、ステップS274へ移行する。

0146

このステップS274においては、サービス球排出機構62のソレノイド66が作動させられて、フラップ64が図7実線で示す位置から鎖線で示す位置へ揺動させられることにより、前記装填樋58と供給樋47との連通状態遮断されるとともに、前記装填樋58がサービス球排出樋63へ連通させられる封入球供給経路切り換え処理が行なわれて、ステップS275へ移行する。

0147

このステップS275においては、交換球供給装置17の計数排出機構が作動させられることにより、前記交換球供給装置17から装填樋58へ遊技球が1個供給される。そして、この装填樋58へ供給された遊技球は、前記フラップ64によってサービス球排出樋63へ導かれたのちに、フレームボード25に形成されているサービス球排出口32から受け皿33へ排出され、この処理が行なわれたのちにつぎのステップS276へ移行する。このような処理において、前記受け皿33がフレームボード25の前面側に設けられていることから、店員は、遊技機の前面側において遊技球を直接掴んで、遊技領域Gの各種入賞口あるいは遊技球回収口23、あるいはフレームボード25に設けられているファール樋29へ落下させることが可能となる。

0148

前記ステップS276においては、前記サービス球排出樋63に連通させられている装填樋58が供給樋47へ連通させられる流路切り換え処理が行なわれたのちに、ステップS277へ移行する。この流路切り換え処理は、サービス球排出機構62のソレノイド66の作動が停止させられて、前記フラップ64が図7に実線で示す位置へ揺動させられることによって行なわれる。

0149

前記ステップS277においては、ファールセンサー30、セーフセンサー49、および、アウトセンサー50において遊技球の通過が確認されたか否かの判断が行なわれ、いずれかのセンサーにおける遊技球の通過確認を条件として前記ステップS272以降の処理へ移行し、通過の確認がなされるまで待機する。このステップS227における処理によって、排出された遊技球が確実に封入されたことが確認され、封入漏れの不具合が防止される。

0150

以上の手順によって、本実施例における封入球式遊技機1の制御が行なわれる。

0151

このように、本実施例に係わる遊技機1によれば、封入された遊技球が循環させられる封入球循環機構16に、遊技球供給部としての装填樋58が設けられていることにより、この装填樋58の装填口58aを介して新しい遊技球が、封入球循環機構16へ直接なされることにより、カセット式の交換球供給方法のように、封入球循環機構16の一部を取り外すことなく交換球の供給が行なわれる。したがって、封入球循環機構16の構成が簡素化されるばかりでなく、交換球の取り扱いが容易になって、確実に遊技球の供給が行なわれる。

0152

また、封入球循環機構16に装填樋58を連設してあることから、島設備に設けられている遊技球供給樋から、前記装填樋58を介して封入球循環機構16へ直接遊技球が供給され、封入球の自動交換が可能となる。

0153

さらに、封入球循環機構16の構成や機能に影響を与えることなく新しい遊技球の供給が可能であるから、装填樋58に交換球供給装置17の設置が可能となり、また、この交換球供給装置17の設置に伴い、この交換球供給装置17に、遊技球を1個ずつ排出するとともに、その排出個数を計数する計数排出機構を併設することが可能となり、この点からも新しい遊技球の供給制御が確実に行なわれて、封入球交換の自動化が促進される。

0154

一方、前記交換球供給装置17の一部に空間部を設けて、少なくとも遊技機1における1回分の封入球としての遊技球を貯留する交換封入球貯留装置として兼用させるようにしたから、多数の遊技機1において一斉に封入球の交換を行なった場合においても、遊技球の供給不足といった事態が発生することが防止される。

0155

また、本実施例においては、汚れセンサー87によって封入球の汚れ度合いが、予め設定されている汚れ度合い以上に至った場合や、稼働日数、あるいは、遊技機の設置後の経過期間が所定日数あるいは所定期間を過ぎた時点で、可変表示装置19によって交換時期に至ったことが報知される。これと同時に、封入球排出機構53および交換球供給装置17が作動させられることによって、古い封入球が排出されたのちに、新しい封入球が供給されて、封入球の交換が自動的に行なわれる。これによって、封入球の適切な交換が可能となり、封入球の汚れによる遊技盤14の汚れの進行が抑制されるとともに、遊技中における封入球の飛距離むら、あるいは、循環むらによる発射装置への供給遅れ等の発生が抑制されて、安定した遊技状態が得られる。

0156

なお、前記実施例においては、島設備に設けられている遊技球供給樋60と交換球供給装置17とをコイルスプリング状の供給管61によって連通させる構成について示したが、これは、遊技機1の前枠3を開閉する際に、交換球供給装置17と遊技球供給樋60との想定的な位置関係にずれが生じた場合においても、その連通状態を維持するために採られた構成であるが、これに限られるものではなく、例えば、交換球供給装置17と遊技球供給樋60との間に、前枠3の開閉操作連動するシャッター機構を設けて、両者を分離できるようにしてもよいものである。

0157

また、遊技球供給部としての装填樋58の装填口58aを遊技機1の裏面側に設けた例について説明したが、これに限られるものではなく、例えば、新規の遊技球の供給を手動で行なうことを前提とすれば、前記装填口58aを遊技機1の前面側に設けてもよいものである。ただし、この場合には、悪戯防止のための処置が別途必要となる。

0158

また、前記実施例においては、交換球供給装置17に交換封入球貯留装置を併設するようにした例について説明したが、これに代えて、例えば、図6に符号93で示すように、前記装填樋58の装填口58aのに対して着脱可能なミニタンクを設けておき、このミニタンク93の下方に開閉板94を回動自在に設けるとともに、この開閉板94の回動をなす操作レバー95をミニタンク93の側壁外面に設けた構成とし、適宜の時期に、このミニタンク93を遊技機1から取り外して、1回の交換に必要な数の新しい遊技球を充填したのちに、再度前記遊技機1に装着するようにすることもできる。このような構成とすることにより、遊技機1の動作に影響を与えることなく、前記装填樋58から取り外して新しい遊技球の装填作業を行なったのちに再度遊技機1に装着するといった操作が可能となって、一つの遊技機1に対して1つのミニタンクを設けるだけで済み、その保管スペースを別途確保する必要がなくなって省スペース化が図られる。ただし、前述のミニタンク93を用いる場合には、新しい遊技球の供給は手動によって行なう必要がある。

0159

さらに、封入球の交換時期判定を、汚れセンサー87による封入球の汚れ度合いの検出、設定された稼働時間の経過状況の検出、また、設定された経過時間の経過状況の検出によって行なう例ついて説明したが、これらを単独に用いて交換時期の判定を行なってもよいものであり、また、遊技球の発射数が所定数に達した時点で交換時期と判定することも可能である。このように、実発射数を交換時期の判定手段に用いることにより、封入球の実使用時間に応じた交換時期の判定が行なわれることから、ほぼ直接的な汚れ度合いの検出が可能となる。

0160

また、封入球交換時期判定を、管理装置(92)において行なうようにし、交換時期の報知を遊技機1の可変表示装置19において行なわせるようにした例について示したが、前記報知を、遊技店に設置されて全遊技機1の管理をなす集中管理装置において行なうようにしてもよいものである。

0161

さらに、前記報知手段として、前述した可変表示装置19の表示切り替えによる表示によって行なわせるようにした例について示したが、これに代えて、専用の表示装置を、例えば、遊技機1の正面や裏面に設けるようにしてもよく、また、音による報知を行なうようにしてもよいものである。音による報知手段を用いる場合には、報知手段を遊技機1に設ける場合には、この遊技機1に設けられている、遊技に応じて発音されるスピーカーを兼用することができる。

0162

また、封入球の交換時期判定を遊技機1毎に行なう例について説明したが、例えば、機種毎に数台を選定して前記交換時期の判定を行なって、その結果により、全機の封入球の交換を行なうようにしてもよいものである。これによって、管理装置の構成を簡素化することができる。

0163

また、前記汚れセンサー87は、汚れの付着による封入球表面の反射光減少量を検出する光センサーや、重量増加を検出する重量センサー、あるいは、転がり時の速度変化を検出する速度センサー、さらには、電気的な接触抵抗の変化を検出する抵抗検出器等が用いられる。

発明の効果

0164

以上説明したように、本発明の請求項1に記載の封入球式遊技機は、所定数の遊技球を循環可能に封入し、この遊技球を発射装置により遊技領域へ順次発射して遊技を行なうようにした封入球式遊技機において、前記遊技球が循環させられる封入球循環機構を備え、この封入球循環機構の途中に、この封入球循環機構内へ遊技球を供給する遊技球供給部が設けられていることを特徴とするもので、つぎのような優れた効果を奏する。

0165

封入された遊技球が循環させられる封入球循環機構に、遊技球供給部を介して新しい遊技球を直接供給することができ、カセット式の交換球供給方法のように、封入球循環機構の一部を取り外すことなく交換球の供給を行なうことができる。したがって、封入球循環機構の構成を簡素化することができるばかりでなく、交換球の取り扱いを容易にし、確実に遊技球の供給を行なうことができる。

0166

また、封入球循環機構に遊技球供給部が設けられていることにより、島設備に設けられている遊技球供給樋から直接封入球循環機構へ新しい遊技球を供給することができ、封入球の自動交換が可能となる。

0167

請求項2に記載の封入球式遊技機によれば、請求項1において、遊技球供給部に、新たな遊技球を装填するための交換球供給装置が連設されていることを特徴とするもので、遊技球の装填制御を確実にして封入球の交換作業の自動化を容易にすることができる。

0168

請求項3に記載の封入球式遊技機によれば、請求項2において、交換球供給装置は、遊技球を1個ずつ供給可能な計数排出機構を備えていることを特徴とするもので、遊技球の装填時における供給を確実に行ない、かつ、その供球数を確実に計測して、封入球の交換制御をより一層高精度なものとすることができる。

0169

請求項4に記載の封入球式遊技機によれば、請求項1において、遊技球供給部は、少なくとも封入球式遊技機における1回分の封入球としての遊技球を貯留可能な封入交換球貯留装置を備えていることを特徴とするもので、多数の封入球式遊技機において、一斉に封入球の交換を行なう場合に、交換球に関し、各封入球式遊技機毎に交換作業を完結させることができ、これによって、封入球の交換作業時において、例えば、遊技球が不足して交換作業が長引いてしまうような不具合の発生を防止することができる。

図面の簡単な説明

0170

図1本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機を示す外観斜視図である。
図2本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機の背面図である。
図3本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機の要部の分解斜視図である。
図4本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機に用いられる遊技盤の正面図である。
図5本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機を構成するフレームボードの外観斜視図である。
図6本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機を構成する封入球循環機構回りを示す外観斜視図である。
図7本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機に設けられたサービス球排出機構を示す縦断面図である。
図8本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機に設けられた封入球数検出器を示す分解斜視図である。
図9本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機に設けられた封入球数検出器の要部を示す外観斜視図である。
図10本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機に設けられた封入球数表示器を示す外観斜視図である。
図11本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機に設けられた封入球数表示器の正面図である。
図12本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機に設けられた封入球数表示器の装着状態を示す縦断面側面図である。
図13本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機における遊技盤と外部機器との接続をなすターミナルの接続構造を示す分解斜視図である。
図14本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機の制御ブロック図である。
図15本発明の一実施例における集中管理制御の制御手順を示すフローチャートである。
図16本発明の一実施例における集中管理制御において、サブルーチンとして行なわれる封入球交換時期判定の制御手順を示すフローチャートである。
図17本発明の一実施例における集中管理制御において、サブルーチンとして行なわれる悪戯判定の制御手順を示すフローチャートである。
図18本発明の一実施例における遊技盤制御の制御手順を示すフローチャートである。
図19本発明の一実施例における遊技盤制御の制御手順を示すフローチャートである。
図20本発明の一実施例における発射制御の制御手順を示すフローチャートである。
図21本発明の一実施例における発射制御においてサブルーチンとして行なわれる浮遊球処理の制御手順を示すフローチャートである。
図22本発明の一実施例における発射制御においてサブルーチンとして行なわれる球止判定処理の制御手順を示すフローチャートである。
図23本発明の一実施例におけるカード制御の制御手順を示すフローチャートである。
図24本発明の一実施例におけるカード制御の制御手順を示すフローチャートである。
図25本発明の一実施例におけるカード制御においてサブルーチンとして行なわれる中断中処理の制御手順を示すフローチャートである。
図26本発明の一実施例におけるカード制御においてサブルーチンとして行なわれる持球数演算の制御手順を示すフローチャートである。
図27本発明の一実施例におけるカード制御においてサブルーチンとして行なわれるカード情報表示の制御手順を示すフローチャートである。
図28本発明の一実施例におけるカード制御においてサブルーチンとして行なわれるテスト処理の制御手順を示すフローチャートである。
図29本発明の一実施例における封入球制御の制御手順を示すフローチャートである。
図30本発明の一実施例における封入球制御においてサブルーチンとして行なわれる封入球交換の制御手順を示すフローチャートである。
図31本発明の一実施例における封入球制御においてサブルーチンとして行なわれる補充抜取処理の制御手順を示すフローチャートである。

--

0171

1遊技機
14遊技盤
15発射装置
16封入球循環機構
17交換球供給装置
19可変表示装置
30ファールセンサー
31カードリーダー・ライター
32サービス球排出口
33受け皿
34 サービス球排出スイッチ
35封入球数表示器
38保留ボタン
39変換ボタン
40 終了ボタン
41残高表示部
42 持ち球数表示部
43集合樋
44 第1誘導路
45 第2誘導路
46 第3誘導路
47供給樋
48排出樋
49セーフセンサー
50アウトセンサー
51 封入球数検出器
52抜き取りセンサー
53 封入球排出機構
54 球送り機構
58装填樋(遊技球供給部)
58a装填口(遊技球供給部)
62 サービス球排出機構
82遊技盤制御装置
85遊技機制御装置
87汚れセンサー
93ミニタンク(交換封入球貯留装置)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社サンセイアールアンドディの「 遊技機」が 公開されました。( 2021/03/18)

    【課題】遊技興趣を向上させることが可能な遊技機を提供すること。【解決手段】パチンコ遊技機PY1の遊技制御用マイコン101は、第1始動口11への入賞に基づいて、第1特別図柄の変動表示を実行可能である。ま... 詳細

  • 株式会社サンセイアールアンドディの「 遊技機」が 公開されました。( 2021/03/18)

    【課題】遊技興趣を向上させることが可能な遊技機を提供すること。【解決手段】パチンコ遊技機PY1の遊技制御用マイコン101は、第1始動口11または第2始動口12への入賞に基づいて、第1特別図柄または第2... 詳細

  • 株式会社サンセイアールアンドディの「 遊技機」が 公開されました。( 2021/03/18)

    【課題】遊技興趣を向上させることが可能な遊技機を提供すること。【解決手段】パチンコ遊技機PY1の遊技制御用マイコン101は、第3時短状態における特図1の可変表示については、特図1変動パターンを、時短残... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ