図面 (/)

技術 磁気カード

出願人 三菱ケミカル株式会社
発明者 遠山昌之浅田朱美
出願日 1993年12月22日 (26年4ヶ月経過) 出願番号 1993-345710
公開日 1995年7月18日 (24年9ヶ月経過) 公開番号 1995-179084
状態 未査定
技術分野 クレジットカード等 デジタルマーク記録担体 磁気記録担体
主要キーワード ホモポリマー層 カード支持体 記録保持性 コポリマー層 使用済みカード 混合物層 テレフォンカード 社会生活
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年7月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

目的

耐久性を有しながら、自然界で分解可能な磁気カードを提供する。

構成

非磁性支持体の少なくとも片面に磁気層が設けられた磁気カードであって、支持体の少なくとも一部を脂肪族α−オキシ酸から得られるポリエステルで構成する。

概要

背景

磁気カードは、クレジットカードキャッシュカード運輸通信流通等の各種プリペイドカードIDカード日常社会生活で広く用いられている。かかる磁気カードの支持体としては、ポリ塩化ビニルやより耐久性に優れるポリエチレンテレフタレート主体とするポリエステルが、カード使用の目的、期間或いは頻度に応じ適宜選択され、100〜400μmの厚さに成形され使用されている。磁気カードは、情報の記録保持性が必要とされ、携帯使用されることから、カード支持体に基づく耐久性が基本性能として要求されている。

概要

耐久性を有しながら、自然界で分解可能な磁気カードを提供する。

非磁性の支持体の少なくとも片面に磁気層が設けられた磁気カードであって、支持体の少なくとも一部を脂肪族α−オキシ酸から得られるポリエステルで構成する。

目的

しかしながら、耐久性の面で用いられているポリ塩化ビニルやポリエチレンテレフタレートからなる支持体の磁気カードは、使用済みカードの一部は回収されるものの、廃棄されたときに、種々の問題、大量焼却時の有害ガスの発生、投棄における自然界での非生分解性による秘密保持汚染生物への悪影響等を引き起こしている。本発明は、かかる問題を解決し、耐久性を有しながら、自然界で分解可能な磁気カードを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

非磁性支持体の少なくとも片面に磁気層が設けられた磁気カードであって、支持体の少なくとも一部が脂肪族α−オキシ酸から得られるポリエステルで構成されてなる磁気カード。

請求項2

ポリエステルがグリコール酸及びL−乳酸から選ばれる脂肪族α−オキシ酸のポリマーである請求項1記載の磁気カード。

技術分野

0001

本発明は、自然界の微生物によって分解可能な支持体を用いた磁気カードに関する。

背景技術

0002

磁気カードは、クレジットカードキャッシュカード運輸通信流通等の各種プリペイドカードIDカード日常社会生活で広く用いられている。かかる磁気カードの支持体としては、ポリ塩化ビニルやより耐久性に優れるポリエチレンテレフタレート主体とするポリエステルが、カード使用の目的、期間或いは頻度に応じ適宜選択され、100〜400μmの厚さに成形され使用されている。磁気カードは、情報の記録保持性が必要とされ、携帯使用されることから、カード支持体に基づく耐久性が基本性能として要求されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、耐久性の面で用いられているポリ塩化ビニルやポリエチレンテレフタレートからなる支持体の磁気カードは、使用済みカードの一部は回収されるものの、廃棄されたときに、種々の問題、大量焼却時の有害ガスの発生、投棄における自然界での非生分解性による秘密保持汚染生物への悪影響等を引き起こしている。本発明は、かかる問題を解決し、耐久性を有しながら、自然界で分解可能な磁気カードを提供することにある。

課題を解決するための手段

0004

本発明は、非磁性の支持体の少なくとも片面に磁気層が設けられた磁気カードであって、支持体の少なくとも一部が脂肪族α−オキシ酸から得られるポリエステルで構成されてなる磁気カードにある。

0005

本発明において、磁気カードのカード支持体の全部または一部が脂肪族α−オキシ酸から得られるポリエステルから構成されることを必須の要件とする。

0006

本発明において用いられるポリエステルは、脂肪族α−オキシ酸から得られるポリエステルであり、脂肪族α−オキシ酸としては、好ましくはグリコール酸L−乳酸が用いられる。従い、本発明において好ましく用いられるポリエステルは、グリコール酸及びL−乳酸から選ばれる脂肪族α−オキシ酸のポリマーであり、グリコール酸のホモポリマー、L−乳酸のホモポリマー及びグリコール酸とL−乳酸のコポリマー或いはグリコール酸のホモポリマーとL−乳酸のホモポリマー等のホモポリマー同士の或いはコモリマーとの混合物が挙げられる。

0007

かかる脂肪族α−オキシ酸からのポリエステルの製造は、米国特許第4835293号明細書にも記載の如き公知の方法によって製造することができ、特にその製造方法に限定されるものではないが、例えばL−乳酸からのポリエステルであれば、L−乳酸を触媒としてオクチル酸錫ラウリルアルコールを用い、減圧下60℃で1時間加熱後、200℃で3時間開環重合してL−乳酸のホモポリマーのポリエステルを得ることができる。

0008

本発明において支持体の構成に用いられるポリエステルは、熱可塑性であり、支持体の成型が容易であり、支持体は、前記ポリエステルを単独でまたは適宜積層し、或いは更に紙等と複合積層して形成され所定の厚さとして形成される。支持体への磁気層の形成は、カード形状カットの前または後の任意の段階で、公知の形成方法によって行われる。

0009

本発明の磁気カードにおける支持体は、カード支持体としての十分な強度、弾性率を有することにより耐久性を有し、かつ支持体を構成するポリエステルが自然界で微生物等によって分解可能な生分解性を有することから、磁気カードの状態にあっても自然界で微生物等によって分解可能な生分解性を示す。

0010

以下、本発明を実施例として示す図面に従い説明するが、本発明は、実施例に限定されるものではない。

0011

(実施例1)図1は、本発明の磁気カードの例の構成を示す断面図であり、磁気カードは、フィルム積層法により得た。1は、磁性微粒子塩化ビニル酢酸ビニル共重合体に分散させてなる磁気層、2は、支持体、3、4は、グリコール酸とL−乳酸のコポリマー層で、4は、3よりもグリコール酸共重合比の高いコポリマーよりなる。この磁気カードは、
厚さ : 382μm
引張り強度: 6.5kgf/mm2
弾性率 : 168kgf/mm2
の物性を有し、磁気カードとして十分使用に耐えるものである。この磁気カードを活性汚泥に30日間浸漬したところ、磁気カードは、微生物による分解作用により82%の重量減少を生じ、殆ど原形をとどめないものであった。

0012

(実施例2)図2は、本発明の磁気カードの他の例の構成を示す断面図であり、1は、磁性微粒子を塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体に分散させてなる磁気層、2は、支持体、5は、L−乳酸のホモポリマー層で、6は、補強材としての紙層である。この磁気カードは、
厚さ : 301μm
引張り強度: 9.5kgf/mm2
弾性率 : 190kgf/mm2
の物性を有し、磁気カードとして十分使用に耐えるものである。この磁気カードを活性汚泥に30日間浸漬したところ、磁気カードは、微生物による分解作用により48%の重量減少を生じ、崩壊し易いものであった。

0013

(実施例3)図3は、本発明の磁気カードの他の例の構成を示す断面図であり、1は、磁性微粒子を塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体に分散させてなる磁気層、2は、支持体、7は、グリコール酸のホモポリマーとL−乳酸のホモポリマーの混合物層で、6は、紙層である。この磁気カードは、
厚さ : 323μm
引張り強度:10.2kgf/mm2
弾性率 : 200kgf/mm2
の物性を有し、磁気カードとして十分使用に耐えるものである。この磁気カードを活性汚泥に30日間浸漬したところ、磁気カードは、微生物による分解作用により60%の重量減少を生じ、極めて崩壊し易いものであった。

0014

(比較例)下記の物性を有するポリエチレンテレフタレート主体の市販のテレフォンカード登録商標)を活性汚泥に30日間浸漬したが、この磁気カードは、微生物による分解作用を全く受けず、重量減少は生じなかった。
厚さ : 360μm
引張り強度:11.5kgf/mm2
弾性率 : 233kgf/mm2

発明の効果

0015

本発明の磁気カードは、ポリエチレンテレフタレート主体のポリエステルを支持体とする磁気カードとほぼ同等の強度、弾性率を有し、通常の使用での耐久性を有しながら、自然界に投棄されたときに、カード支持体が生分解性を有することから、容易に自然分解される。また本発明の磁気カードは、焼却されたときに、その主体をなす支持体のポリエステルが、有害ガスを発生せず、生物への悪影響も極めて少ないものである。

図面の簡単な説明

0016

図1本発明の磁気カードの例の構成を示す拡大断面図である。
図2本発明の磁気カードの他の例の構成を示す拡大断面図である。
図3本発明の磁気カードの他の例の構成を示す拡大断面図である。

--

0017

1磁気層
2支持体
3グリコール酸とL−乳酸のコポリマー層
4 グリコール酸とL−乳酸の他のコポリマー層
5 L−乳酸のホモポリマー層
6紙層
7 グリコール酸のホモポリマーとL−乳酸のホモポリマーの混合物層

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • HOYA株式会社の「 固定砥粒砥石、及びガラス基板の製造方法」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】固定砥粒による研削加工において、研削加工できない時間を減らし、加工速度を落とさずに、しかも加工面の表面粗さを低く抑え、高品質のガラス基板を製造可能な固定砥粒砥石を提供する。【解決手段】上下定盤... 詳細

  • 大日本印刷株式会社の「 カード、カードの製造方法」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】光解析構造を有するカードを容易に製造できる光回折層積層体シート、カードを提供する。【解決手段】カード基材10の上側に積層されることにより、カード1の積層構造の一部を形成する光回折層積層体シート... 詳細

  • グリッドマーク株式会社の「 ドットパターン」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】2つのドット間の距離や方向により情報の定義が可能であり、(1)印刷解像度や読み取解像度が低くても読み取りが可能であり、(2)少ないドット数で定義できる情報量が多く、(3)高速に復号化でき、(4... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ