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技術 吸水性積層シート

出願人 凸版印刷株式会社
発明者 富田岳人本間淳一
出願日 1993年12月24日 (24年10ヶ月経過) 出願番号 1993-327415
公開日 1995年7月18日 (23年3ヶ月経過) 公開番号 1995-178856
状態 拒絶査定
技術分野 積層体 (注:バック分の一部は、4F005) 積層体(2)
主要キーワード シート外周 つつみ 透気層 輸入牛 ダイヤモンドカット 透水性フィルム 巻取り状 吸水性樹脂層
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年7月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

目的

冷凍魚畜肉解凍時に使用する吸水性シート肉汁吸収能力を向上し、しかも、吸水性樹脂シート表面から滲み出しを防ぐ。

構成

多孔を有する親水性フィルムからなる透水層と、この次層接着剤層と、シート外周縁部内にパート状に形成する中間層の吸水性樹脂層と、遮水層又は疎水性透気層とを積層する。

概要

背景

冷凍保存された魚類畜肉調理販売のために、4℃〜15℃の冷蔵庫内解凍処理すると、肉汁が滲み出してくる。この魚汁や肉汁をすみやかに排除しないと、品質や販売効果を著しく低下することがある。このため、従来、冷凍された魚類や畜肉の解凍処理時には、滲出する魚汁や肉汁を、すみやかに吸収する吸水性シートが使用されていた。この吸水性シートとしては、多くの考案や発明が成されているが、その多くは、吸水性透水性をもつ紙や不織布などを基材としたものであった。また、高い吸水性を発揮するため、例えば特開昭64−24738号公報などで開示されたポリアクリル酸塩などの特に吸水性の高い吸水性樹脂を中間層に設け保水機能を向上させた吸水性シートなどが開発されていた。

概要

冷凍魚類畜肉の解凍時に使用する吸水性シートの魚汁や肉汁の吸収能力を向上し、しかも、吸水性樹脂のシート表面から滲み出しを防ぐ。

多孔を有する親水性フィルムからなる透水層と、この次層接着剤層と、シート外周縁部内にパート状に形成する中間層の吸水性樹脂層と、遮水層又は疎水性透気層とを積層する。

目的

しかしながら、紙や不織布を基材とした吸水性シートは、水蒸気透過性が大きいく、解凍時に魚類や畜肉が乾燥してしまうことがあった。この欠点を避けるため、基材に遮水層を設けた吸水性シートが開発されたが、滲み出てくる魚汁や肉汁をすばやく吸収するには、基材の吸水性が極めて小さいため、非常に厚い吸水層を必要とし、また、遮水層を設けたので、吸水時に表面が濡れた状態であるため、シートの魚汁や肉汁による変色や異臭などの発生を防止することができなかった。一方、吸水性樹脂を中間層に設けた吸水性シートでは、吸水性樹脂が限界吸水量に近づくとゲル強度が著しく低下するため、紙などの透水層の表面から吸水性樹脂が一緒に滲み出てくることがあった。これは、吸水性樹脂の限界吸水量を増加させれば解決するものであるが、吸水性の高い吸水性樹脂は高価であることと、粉体であるため固定法が技術的に難しく、この種の吸水性シートは、ごく僅かに使用されているに過ぎなかった。本発明は、上述の従来の吸水性シートの問題点を解決するために開発されたもので、冷凍された魚類や畜肉の解凍時に発生する魚汁や肉汁の吸収能力が高く、また、シート表面から吸水性樹脂が一緒に滲み出しのない吸水性積層シートを提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

多孔を有する親水性フィルムからなる透水層と、この次層接着剤層と、シート外周縁部内にパート状に形成する中間層の吸水性樹脂層と、遮水層とを積層したことを特徴とする吸水性積層シート

請求項2

微多孔を有する親水性フィルムからなる透水層と、この次層の接着剤層と、シート外周縁部内にパート状に形成する中間層の吸水性樹脂層と、疎水性透気層とを積層したことを特徴とする吸水性積層シート。

請求項3

請求項1又は請求項2に記載の透水層に、0.5μm〜10μm径の微細孔を有する親水性フィルムを用いたことを特徴とする吸水性積層シート。

請求項4

請求項1又は請求項2に記載の透水層に、100cc/sec以上の透気性を有する紙、不織布などを目止めした微多孔材料を用いたことを特徴とする吸水性積層シート。

技術分野

0001

本発明は、飲食業や一般家庭厨房における調理や、物流業における販売などのために、冷凍保存された魚類畜肉を、4℃〜15℃の冷蔵庫内解凍処理時に使用するのに適した吸水性積層シートに関するものである。

背景技術

0002

冷凍保存された魚類や畜肉を調理や販売のために、4℃〜15℃の冷蔵庫内で解凍処理すると、肉汁が滲み出してくる。この魚汁や肉汁をすみやかに排除しないと、品質や販売効果を著しく低下することがある。このため、従来、冷凍された魚類や畜肉の解凍処理時には、滲出する魚汁や肉汁を、すみやかに吸収する吸水性シートが使用されていた。この吸水性シートとしては、多くの考案や発明が成されているが、その多くは、吸水性と透水性をもつ紙や不織布などを基材としたものであった。また、高い吸水性を発揮するため、例えば特開昭64−24738号公報などで開示されたポリアクリル酸塩などの特に吸水性の高い吸水性樹脂を中間層に設け保水機能を向上させた吸水性シートなどが開発されていた。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、紙や不織布を基材とした吸水性シートは、水蒸気透過性が大きいく、解凍時に魚類や畜肉が乾燥してしまうことがあった。この欠点を避けるため、基材に遮水層を設けた吸水性シートが開発されたが、滲み出てくる魚汁や肉汁をすばやく吸収するには、基材の吸水性が極めて小さいため、非常に厚い吸水層を必要とし、また、遮水層を設けたので、吸水時に表面が濡れた状態であるため、シートの魚汁や肉汁による変色や異臭などの発生を防止することができなかった。一方、吸水性樹脂を中間層に設けた吸水性シートでは、吸水性樹脂が限界吸水量に近づくとゲル強度が著しく低下するため、紙などの透水層の表面から吸水性樹脂が一緒に滲み出てくることがあった。これは、吸水性樹脂の限界吸水量を増加させれば解決するものであるが、吸水性の高い吸水性樹脂は高価であることと、粉体であるため固定法が技術的に難しく、この種の吸水性シートは、ごく僅かに使用されているに過ぎなかった。本発明は、上述の従来の吸水性シートの問題点を解決するために開発されたもので、冷凍された魚類や畜肉の解凍時に発生する魚汁や肉汁の吸収能力が高く、また、シート表面から吸水性樹脂が一緒に滲み出しのない吸水性積層シートを提供するものである。

課題を解決するための手段

0004

第1の本発明は、図1に示すように、最上層の透水層(110)と、この次層接着剤層(140)と、シート外周縁部(131)内にパート状に形成する中間層の吸水性樹脂層(120)と、最下層の遮水層(130)とを積層したことを特徴とする吸水性積層シート(100)である。

0005

第2の本発明は、図2に示すように、最上層の透水層(210)と、この次層の接着剤層(240)と、シート外周縁部(231)内にパート状に形成する中間層の吸水性樹脂層(220)と、最下層の疎水性透気層(230)とを積層したことを特徴とする吸水性積層シート(200)である。

0006

また、第1又は第2の本発明の透水層としては、0.5μm〜10μm径の微細孔を有する親水性フィルムを用いる。この親水性フィルムは、ナイロンポリビニルアルコールなどのフィルム又は界面活性剤などで表面を親水性処理したポリプロピレンなどの疎水性フィルムである。また、0.5μm〜10μm径の微細孔は、放電加工機械的処理により施すことができる。さらに、透水層は、100cc/sec以上の透気性を有する紙、不織布などを目止めした微多孔フィルムを用いてもよい。

0007

上述の中間層の吸水性樹脂層をパート状に形成する方法は、グラビア方式などの印刷法によるものである。そして、所定寸法のシートに断裁されたときに、この吸水性樹脂層が、シート外周露出しないように、シート外周縁部内に形成されるものである。

0008

また、疎水性透気層は、水蒸気透過性が1,000g/m2 ・day〜80,000g/m2 ・dayの疎水性フィルムを使用するとよい。

0009

また、最上層の透水性フィルム層と遮水層又は疎水性透気層のいずれからなる最下層とを接着する接着剤層は、グラビア方式などの印刷法により形成されるものであり、中間層の吸水性樹脂層の吸水膨潤を妨げることなく、且つ十分な透水性をもつ程度に少量の接着剤で形成するものである。

0010

本発明の吸水性積層シートに冷凍された魚類や畜肉を包んで解凍すると、発生してくる魚汁や肉汁が、吸水性積層シートの透水層を透過してシート内に円滑に進入し、中間層の吸水性樹脂層に達すると、この魚汁や肉汁を吸水性樹脂が吸収膨潤して吸収する。このため、吸水性積層シートの表面には、魚汁や肉汁が残らない。そして、0.5μm〜10μmの微多孔であるため、いったん吸収した魚汁や肉汁は、戻りにくく、特に表面を親水性処理した疎水性フィルムでは、前記の現象が顕著に認められる。

0011

また、疎水性透気フィルム層を用いた本発明の吸水性積層シートは、中間層の吸水性樹脂層の限界吸水量を越えた水分を、水蒸気の状態で吸水性積層シートの裏面から放出するため、この分だけ中間層の吸水性樹脂層の限界吸水量が増加し、また、吸水性樹脂の吸水による保形性の低下が避けられるため、シート表面から吸水性樹脂が一緒に滲み出してくることが防止される。

0012

<実施例1>まず、巻取り状の30μm厚のポリエチレンフィルムの片面に、ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂(三菱油化株式会社製,ダイヤウェット)とウレタン系バインダーとが重量で4対1の割合の混合物を、印刷手法によって340mm×240mmのパターンを所定の位置(吸水性積層シートに断裁したときに、四方シート周縁部を形成する位置)に形成した。次に、この吸水性樹脂パターンを形成したポリエチレンフィルムのパターン面側に、0.5μm〜10μmの微細孔をもちノニオンカチオン系界面活性剤を塗工した20μm厚のポリエチレンフィルム(三井東圧化学株式会社製,エスポアール)を、ドライラミネート加工法でエ−テル系接着剤(東洋インキ製造株式会社製)を用いて貼り合わせて、〔上側〕微細孔をもつ界面活性剤塗工ポリエチレンフィルム層(透水層)/エ−テル系接着剤層/ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂層/ポリエチレンフィルム層(遮水層)〔下側〕の巻取り状の積層シートを作製した。次に、この巻取り状の積層シートを断裁して、図1に示す360mm×260mmの大きさの本実施例の吸水性積層シートを作製した。

0013

作製した本実施例の吸水性積層シートを評価するため、冷凍されたバチマグロ赤身輸入牛肉とを、それぞれ、本実施例の吸水性積層シートでつつみ、8℃の冷蔵庫内で解凍した。この結果では、本実施例の吸水性積層シートは、肉汁に対して充分な吸収性を示したが、魚汁の場合には、発生量が多いため、吸収性は不充分であった。また、透水層からの吸水性樹脂の滲み出しは、魚汁、肉汁いずれの場合も見られなかった。

0014

<実施例2>まず、巻取り状の30μm厚のポリエチレンフィルムの片面に、ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂(三菱油化株式会社製,ダイヤウェット)とウレタン系バインダーとが重量で4対1の割合の混合物を、印刷手法によって340mm×240mmのパターンを所定の位置(吸水性積層シートに断裁したときに、四方にシート周縁部を形成する位置)に形成した。次に、この吸水性樹脂パターンを形成したポリエチレンフィルムのパターン面側に、埼玉レザー社のダイヤモンドカット方式で微多孔化加工した0.5μm〜10μmの微細孔をもつ15μm厚のナイロンフィルム東洋紡績株式会社製,ハーデン)を、ドライラミネート加工法でエ−テル系接着剤(東洋インキ製造株式会社製)を用いて貼り合わせて、〔上側〕微細孔をもつナイロンフィルム層(透水層)/エ−テル系接着剤層/ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂層/ポリエチレンフィルム層(遮水層)〔下側〕の巻取り状の積層シートを作製した。次に、この巻取り状の積層シートを断裁して、図1に示す360mm×260mmの大きさの本実施例の吸水性積層シートを作製した。

0015

実施例1と同様な方法でテストをおこなったところ、実施例1と同様な結果が得られた。

0016

<実施例3>まず、巻取り状の30μm厚のポリエチレンフィルムの片面に、ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂(三菱油化株式会社製,ダイヤウェット)とウレタン系バインダーとが重量で4対1の割合の混合物を、印刷手法によって340mm×240mmのパターンを所定の位置(吸水性積層シートに断裁したときに、四方にシート周縁部を形成する位置)に形成した。次に、この吸水性樹脂パターンを形成したポリエチレンフィルムのパターン面側に、埼玉レザー社のダイヤモンドカット方式で微多孔化加工した0.5μm〜10μmの微細孔をもつノニオンカチオン系界面活性剤を塗工した20μm厚の二軸延伸ポリプロピレンフィルム(東洋紡績株式会社製)を、ドライラミネート加工法でエ−テル系接着剤(東洋インキ製造株式会社製)を用いて貼り合わせて、〔上側〕微細孔をもつ二軸延伸ポリプロピレンフィルム層(透水層)/エ−テル系接着剤層/ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂層/ポリエチレンフィルム層(遮水層)〔下側〕の巻取り状の積層シートを作製した。次に、この巻取り状の積層シートを断裁して、図1に示す360mm×260mmの大きさの本実施例の吸水性積層シートを作製した。

0017

実施例1と同様な方法でテストをおこなったところ、実施例1と同様な結果が得られた。

0018

<実施例4>まず、埼玉レザー社のダイヤモンドカット方式で微多孔化加工した水蒸気透過特性が1,000g/m2 ・day〜80,000g/m2 ・dayである15μm厚の巻取り状の二軸延伸ポリプロピレンフィルム(東洋紡績株式会社製)の片面に、ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂(三菱油化株式会社製,ダイヤウェット)とウレタン系バインダーとが重量で4対1の割合の混合物を、印刷手法によって340mm×240mmのパターンを所定の位置(吸水性積層シートに断裁したときに、四方にシート周縁部を形成する位置)に形成した。次に、この吸水性樹脂パターンを形成した微多孔化加工した二軸延伸ポリプロピレンフィルムのパターン面側に、0.5μm〜10μmの微細孔をもつ20μm厚のポリエチレンフィルム(三井東圧化学株式会社製,エスポアール)を、ドライラミネート加工法でエ−テル系接着剤(東洋インキ製造株式会社製)を用いて貼り合わせて、〔上側〕微細孔をもつ二軸延伸ポリプロピレンフィルム層(透水層)/エ−テル系接着剤層/ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂層/微多孔化加工した二軸延伸ポリプロピレンフィルム層(疎水性透気層)〔下側〕の巻取り状の積層シートを作製した。次に、この巻取り状の積層シートを断裁して、図2に示す360mm×260mmの大きさの本実施例の吸水性積層シートを作製した。

0019

作製した本実施例の吸水性積層シートを評価するため、冷凍されたバチマグロの赤身と輸入牛肉とを、それぞれ、本実施例の吸収性積層シートでつつみ、8℃の冷蔵庫内で解凍した。この結果では、本実施例の吸収性積層シートは、魚汁や肉汁に対して充分な吸収性を示した。また、透水層からの吸水性樹脂の滲み出しもみられなかった。

0020

<実施例5>まず、埼玉レザー社のダイヤモンドカット方式で微多孔化加工した水蒸気透過特性が1,000g/m2 ・day〜80,000g/m2 ・dayである20μm厚の巻取り状の二軸延伸ポリプロピレンフィルム(東洋紡績株式会社製)の片面に、ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂(三菱油化株式会社製,ダイヤウェット)とウレタン系バインダーとが重量で4対1の割合の混合物を、印刷手法によって340mm×240mmのパターンを所定の位置(吸水性積層シートに断裁したときに、四方にシート周縁部を形成する位置)に形成した。次に、この吸水性樹脂パターンを形成した二軸延伸ポリプロピレンフィルムのパターン面側に、坪量が50g/m2 のタオル紙(東海加工紙製)を、ドライラミネート加工法でエ−テル系接着剤(東洋インキ製造株式会社製)を用いて貼り合わせて、〔上側〕タオル紙層(透水層)/エ−テル系接着剤層/ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂層/微多孔化加工した二軸延伸ポリプロピレンフィルム層(疎水性透気層)〔下側〕の巻取り状の積層シートを作製した。次に、この巻取り状の積層シートを断裁して、図2に示す360mm×260mmの大きさの本実施例の吸水性積層シートを作製した。

0021

これとは別個に、本実施例と比較評価するために下記の比較例を作製した。まず、30μm厚の巻取り状のポリエチレンフィルムの片面に、ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂(三菱油化株式会社製,ダイヤウェット)とウレタン系バインダーとが重量で4対1の割合の混合物を、印刷手法によって340mm×240mmのパターンを所定の位置(吸水性積層シートに断裁したときに、四方にシート周縁部を形成する位置)に形成した。次に、この吸水性樹脂パターンを形成したポリエチレンフィルムのパターン面側に、坪量が50g/m2 のタオル紙(東海加工紙製)を、ドライラミネート加工法でエ−テル系接着剤(東洋インキ製造株式会社製)を用いて貼り合わせて、〔上側〕タオル紙層(透水層)/エ−テル系接着剤層/ポリアクリル酸ナトリウム系吸水性樹脂層/ポリエチレンフィルム層(疎水層)〔下側〕の巻取り状の積層シートを作製した。次に、この巻取り状の積層シートを断裁して、図1に示す360mm×260mmの大きさの比較例の吸水性積層シートを作製した。

0022

作製した本実施例と比較例の吸水性積層シートを評価するため、冷凍されたメバチマグロの赤身と輸入牛肉とを,それぞれ、本実施例及び比較例の吸水性積層シートでつつみ、8℃の冷蔵庫内で解凍した。この結果では、本実施例の吸水性積層シートは、魚汁や肉汁に対して充分な吸収性を示した。また、透水層からの吸水性樹脂の滲み出しも見られなかった。一方、比較例の吸水性積層シートは、魚汁や肉汁に対して充分な吸収性を示さなかった。また、透水層からの吸水性樹脂の滲み出しが見られた。

発明の効果

0023

本発明の吸水性積層シートに冷凍された魚類や畜肉を包んで解凍すると、発生してくる魚汁や肉汁が、吸水性積層シートの透水層を透過してシート内に円滑に進入し、逆に戻りにくいので、この魚汁や肉汁を中間層の吸水性樹脂が吸収膨潤して吸収する。このため、吸水性積層シートの表面には、魚汁や肉汁が残らず、変色や異臭などの問題が防げる。

0024

また、疎水性透気層を用いた本発明の吸水性積層シートは、中間層の吸水性樹脂層の限界吸水量を越えた水分を、水蒸気の状態で吸水性積層シートの裏面から放出するため、この分だけ中間層の吸水性樹脂層の限界吸水量が増加し、また、シート表面からの吸水性樹脂の滲み出しをさらに防止される。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明の一実施例の一部切欠き斜視図である。
図2本発明の他の一実施例の一部切欠き斜視図である。

--

0026

100,200……吸水性積層シート
110,210……透水層
120,220……吸水性樹脂層
130……遮水層
140,240……接着剤層
131,231……外周縁
230……疎水性透気層

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