図面 (/)

技術 自動販売機の収納庫扉

出願人 松下冷機株式会社
発明者 田口一彦
出願日 1993年12月21日 (26年10ヶ月経過) 出願番号 1993-321658
公開日 1995年7月14日 (25年4ヶ月経過) 公開番号 1995-175962
状態 特許登録済
技術分野 自動販売機等の制御,補助装置 冷蔵庫の箱体(壁体)2
主要キーワード 嵌入体 片側開放 収納庫外 嵌入状態 係止関係 収納庫扉 半開き状態 折曲成形
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年7月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

目的

本発明は、収納庫中央部に配置された商品補充作業を阻害する間仕切り廃止して、商品を迅速に補充しやすくすることを目的とする。

構成

左右2つ収納庫扉5の回動端側に重なり合うように左右交互突設された重合部15と、この重合部15間に介装されたガスケット6と、収納庫扉5を収納庫3に密着させるために、収納庫扉5前面に回動自在に保持された係止部材16とから構成されている。

概要

背景

近年、缶飲料をはじめ、アイスクリーム冷凍食品などの商品販売する自動販売機では、商品を収納庫温蔵あるいは冷蔵もしくは冷凍貯蔵されている。そして、商品の充填時の収納庫の熱損を極力抑制するため、収納庫前面を閉塞する収納庫扉開閉操作には迅速性、簡易性の向上による一層の使いやすさが要望されている。

従来の自動販売機の収納庫扉としては、例えば実開昭63−130879号公報および特開平4−195286号公報に示されているものがある。

以下、図面を参照しながら上記従来の自動販売機の収納庫扉を説明する。図7は従来の自動販売機の収納庫扉の片側開放時の外観斜視図、図8,図9は従来の自動販売機の収納庫扉構造の平面断面図および側面断面の動作説明図である。

図7,図8において、1は自動販売機の本体で、この本体1前面には開閉自在な前面扉2が具備されている。3は収納庫で、本体1内に断熱壁4で区画形成されている。この収納庫3の開口された前面は断熱性を有する左右2枚の収納庫扉5で閉塞されている。この収納庫扉5の裏面の周縁にはガスケット6が備えられており、前記収納庫3に密着して暖気もしくは冷気漏れを防止している。7は収納庫扉5の一端に設けられたヒンジで、収納庫扉5を開閉自在に軸支している。8はハンドルである。このハンドル8は線材折曲形成させたものであり、保持板9を介して軸支部10を収納庫扉5の前面の回動端側に回動自在に保持されている。このハンドル8の軸支部10の一端には収納庫扉5表面に沿って略コ字形把手11が、他端には収納庫扉5表面から収納庫3に向かって略Z字形係止部12が、各々折曲形成されている。13は内部に断熱材を充填して断熱性を持たせた間仕切りで、上下端を前記収納庫3に固着されながら、前記左右収納庫扉5の回動端側を閉塞すべく、収納庫3中央部前面に配置されている。14は扉フックで、前記ハンドル8の係止部12が係止された状態で前記収納庫扉5が収納庫3を常時密封するように配置され、間仕切り13に固着されている。

以上のように構成された自動販売機の収納庫扉について、以下その動作を説明する。

収納庫3に商品を補充する際には、まず前面扉2を開いた状態で、ハンドル8の把手11をつかみ手前に引くことにより、係止部12が回転し扉フック14との係止状態外れ、続いて収納庫扉5が開きはじめる。このようにして、収納庫扉5のいずれか一方必要な方を、収納庫3内の暖気もしくは冷気が収納庫3外に流出しないように必要最小限開いて商品を補充する。

次に、商品の補充を完了して再び収納庫扉5を閉じる場合には、ハンドル8の把手11を上方に持ち上げたままの状態で係止部12を扉フック14の下方を通過させて、一旦収納庫扉5を閉じる。次に持ち上げていた把手11を収納庫扉5表面に当接するまで押しこむ。このとき、把手11の他端の係止部12が回転して扉フック14に係止される。このようにして再び収納庫3前面は収納庫扉5で閉塞される。

概要

本発明は、収納庫中央部に配置された商品補充作業を阻害する間仕切りを廃止して、商品を迅速に補充しやすくすることを目的とする。

左右2つの収納庫扉5の回動端側に重なり合うように左右交互突設された重合部15と、この重合部15間に介装されたガスケット6と、収納庫扉5を収納庫3に密着させるために、収納庫扉5前面に回動自在に保持された係止部材16とから構成されている。

目的

本発明は従来の課題を解決するもので、収納庫中央部に商品補充時障害となる間仕切りを設ける必要がなく、商品補充操作のしやすい自動販売機の収納庫扉を提供することを目的とする。

また、本発明の他の目的は、商品補充時に左右の収納庫扉5を補充側のみ開放すればよい商品補充作業のしやすい自動販売機の収納庫扉を提供することである。

また、本発明のさらに他の目的は、収納庫扉5開閉時にハンドル8を操作して、扉フック14と係止部12との係止解除および再係止させる必要のない商品補充操作の簡単な自動販売機の収納庫扉を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

販売商品温蔵あるいは冷蔵もしくは冷凍貯蔵する機内に断熱壁区画形成され前面が開口する収納庫と、片側を回動自在に軸支されこの収納庫の前面開口を閉塞する左右2つ収納庫扉と、この収納庫扉の回動端側に重なり合うように左右交互突設された重合部と、この重合部間に介装されたガスケットと、前記収納庫扉前面に垂直かつ回動自在に保持された係止部材と、前記収納庫扉を閉じた状態で前記係止部材の両端の係止部と係止状態を保つ扉フックとを有する自動販売機の収納庫扉。

請求項2

販売商品を温蔵あるいは冷蔵もしくは冷凍貯蔵する機内に断熱壁で区画形成され前面が開口する収納庫と、片側を回動自在に軸支されこの収納庫の前面開口を閉塞する左右2つの収納庫扉と、この収納庫扉の回動端側の対向する側面の一方に垂直に延在する保持体と、この保持体に回動自在に嵌装された円筒形状の断熱柱と、この断熱柱をさらに水平移動自在に背後から当接して支え弾性片と、前記保持体と対向しもう一方の収納庫扉の回動端側の側面に設けられた嵌入体と、この嵌入体に前記断熱柱を嵌入すべくその円筒形状に沿ってくぼませた嵌入孔と、前記収納庫前面に垂直かつ回動自在に保持された係止部材と、前記収納庫扉を閉じた状態で前記係止部材の両端の係止部と係止関係を保つ扉フックとからなる自動販売機の収納庫扉。

請求項3

販売商品を温蔵あるいは冷蔵もしくは冷凍貯蔵する機内に断熱壁で区画形成され前面が開口する収納庫と、片側を回動自在に軸支されこの収納庫の前面開口を閉塞する左右2つの収納庫扉と、前記収納庫扉の回動端側の対向する側面の一方に垂直に延在する保持体と、この保持体に回動自在に嵌装された円筒形状の断熱柱と、この断熱柱をさらに水平移動自在に背後から当接して支える弾性片と、これと対向するもう一方の側面に設けられた嵌入体と、この嵌入体に前記断熱柱を嵌入すべくその円筒形状に沿ってくぼませた嵌入孔と、収納庫扉を回動上死点を大きく超えた状態で閉じさせて常時一定の力で収納庫に密着するように配置されたヒンジと、自動販売機の前面扉を閉じた状態で前記収納庫扉に当接するように前記前面扉裏面に設けられた案内板とからなる自動販売機の収納庫扉。

技術分野

0001

本発明は、商品温蔵あるいは冷蔵もしくは冷凍貯蔵する機内に、断熱壁区画形成され、一側面が開口する収納庫の開口を閉塞し、かつ開閉する断熱性を有する自動販売機収納庫扉に関するものである。

背景技術

0002

近年、缶飲料をはじめ、アイスクリーム冷凍食品などの商品を販売する自動販売機では、商品を収納庫に温蔵あるいは冷蔵もしくは冷凍貯蔵されている。そして、商品の充填時の収納庫の熱損を極力抑制するため、収納庫前面を閉塞する収納庫扉の開閉操作には迅速性、簡易性の向上による一層の使いやすさが要望されている。

0003

従来の自動販売機の収納庫扉としては、例えば実開昭63−130879号公報および特開平4−195286号公報に示されているものがある。

0004

以下、図面を参照しながら上記従来の自動販売機の収納庫扉を説明する。図7は従来の自動販売機の収納庫扉の片側開放時の外観斜視図、図8図9は従来の自動販売機の収納庫扉構造の平面断面図および側面断面の動作説明図である。

0005

図7図8において、1は自動販売機の本体で、この本体1前面には開閉自在な前面扉2が具備されている。3は収納庫で、本体1内に断熱壁4で区画形成されている。この収納庫3の開口された前面は断熱性を有する左右2枚の収納庫扉5で閉塞されている。この収納庫扉5の裏面の周縁にはガスケット6が備えられており、前記収納庫3に密着して暖気もしくは冷気漏れを防止している。7は収納庫扉5の一端に設けられたヒンジで、収納庫扉5を開閉自在に軸支している。8はハンドルである。このハンドル8は線材折曲形成させたものであり、保持板9を介して軸支部10を収納庫扉5の前面の回動端側に回動自在に保持されている。このハンドル8の軸支部10の一端には収納庫扉5表面に沿って略コ字形把手11が、他端には収納庫扉5表面から収納庫3に向かって略Z字形係止部12が、各々折曲形成されている。13は内部に断熱材を充填して断熱性を持たせた間仕切りで、上下端を前記収納庫3に固着されながら、前記左右収納庫扉5の回動端側を閉塞すべく、収納庫3中央部前面に配置されている。14は扉フックで、前記ハンドル8の係止部12が係止された状態で前記収納庫扉5が収納庫3を常時密封するように配置され、間仕切り13に固着されている。

0006

以上のように構成された自動販売機の収納庫扉について、以下その動作を説明する。

0007

収納庫3に商品を補充する際には、まず前面扉2を開いた状態で、ハンドル8の把手11をつかみ手前に引くことにより、係止部12が回転し扉フック14との係止状態外れ、続いて収納庫扉5が開きはじめる。このようにして、収納庫扉5のいずれか一方必要な方を、収納庫3内の暖気もしくは冷気が収納庫3外に流出しないように必要最小限開いて商品を補充する。

0008

次に、商品の補充を完了して再び収納庫扉5を閉じる場合には、ハンドル8の把手11を上方に持ち上げたままの状態で係止部12を扉フック14の下方を通過させて、一旦収納庫扉5を閉じる。次に持ち上げていた把手11を収納庫扉5表面に当接するまで押しこむ。このとき、把手11の他端の係止部12が回転して扉フック14に係止される。このようにして再び収納庫3前面は収納庫扉5で閉塞される。

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、上記従来の構成は、収納庫3中央部に間仕切り13が配置されているため、間仕切り13が邪魔になり、収納庫3中央部近傍の商品が補充しにくく、商品補充に時間がかかるとともに、収納庫3内の暖気もしくは冷気を流出させて、収納庫3内の商品の温度を必要以上に下降もしくは上昇させてしまうという課題を有していた。

0010

本発明は従来の課題を解決するもので、収納庫中央部に商品補充時障害となる間仕切りを設ける必要がなく、商品補充操作のしやすい自動販売機の収納庫扉を提供することを目的とする。

0011

また、本発明の他の目的は、商品補充時に左右の収納庫扉5を補充側のみ開放すればよい商品補充作業のしやすい自動販売機の収納庫扉を提供することである。

0012

また、本発明のさらに他の目的は、収納庫扉5開閉時にハンドル8を操作して、扉フック14と係止部12との係止解除および再係止させる必要のない商品補充操作の簡単な自動販売機の収納庫扉を提供することである。

課題を解決するための手段

0013

この目的を達成するため本発明の自動販売機の商品搬出扉は、左右2つの収納庫扉の回動端側に重なり合うように左右交互突設された重合部と、この重合部間に暖気もしくは冷気漏れを防止すべき介装されたガスケットと、収納庫扉前面に垂直かつ回動自在に保持された係止部材と、この係止部材の両端に略Z字形に形成された係止部と、この係止部と係止状態を保持すべく設けられた扉フックとから構成されている。

0014

また、左右2つの収納庫扉の回動端側の対向する側面の一方に、断熱材からなる円筒形状の断熱柱と、この断熱柱を回動自在に嵌装する保持体と、この保持体内部に突設させながらその先端を断熱柱に当接させた弾性片とを延在させ、もう一方に前記断熱体嵌入すべく、その円筒形状に沿ってくぼませた嵌入部を有する嵌入体とを備えた構成となっている。

0015

さらに、収納庫扉が閉じた状態で左右2つの収納庫扉の前記断熱柱と嵌入体とが上死点を超えた状態で嵌合し、収納庫扉を収納庫側に密着させる方向に回動力が作用するように、ヒンジをできる限り収納庫から遠い位置に配置して構成されている。

0016

本発明の自動販売機の収納庫扉は、左右2つの収納庫扉を閉じた状態で、回動端側の各々の重合部を重合させ、この重合部間にガスケットを介装して密封し、暖気もしくは冷気漏れを防止することにより、収納庫中央部に間仕切りを設ける必要がない。

0017

また、左右2つの収納庫扉の回動端側の対向する面を、断熱柱と嵌入体との嵌合によって密着させて暖気もしくは冷気漏れを防止することにより、収納庫中央部に間仕切りを設ける必要がないと同時に、商品補充に際し補充側の収納庫扉のみ開放すればよい。

0018

さらに、閉じた状態で常時収納庫扉を収納庫側に密着させる方向に収納庫扉の回動力が作用しているため、収納庫扉を収納庫側に強制密着させるべく設けられた係止部材が不必要となった。

0019

(実施例1)以下本発明による自動販売機の収納庫扉の第1の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省力する。

0020

図1は、本発明の第1の実施例における自動販売機の収納庫扉の片側の収納庫扉開放時の正面図である。図2は、同実施例の自動販売機の収納庫扉の側面断面図、図3は、同実施例の自動販売機の収納庫扉の平面断面図である。

0021

図1図2図3において、15は収納庫扉5の回動端側に重なり合うように左右交互に突設された重合部である。この重合部15の間にはどちらか片方の重合部15に固着されたガスケット6が介装されており、重合部15からの暖気もしくは冷気漏れを防止している。16は線材を折曲成形した係止部材である。この係止部材16は前記収納庫扉5前面に垂直に配置されており、保持板17にて回動自在に軸支されいる。この係止部材16の中央部近傍には把手18が固着され、一方両端には収納庫扉5表面から収納庫3に向かって略Z字形の係止部19が折曲形成されいる。20は扉フックで、前記係止部材16の係止部19が係止された状態で前記収納庫扉5が収納庫3を閉塞するように配置され、収納庫3に固着されている。

0022

以上のように構成された自動販売機の収納庫扉について、以下その動作を説明する。

0023

図3において、収納庫3の右側に商品を補充する際には、まず前面扉2を開いた状態で、右側の収納庫扉5の把手18をつかみ手前に引くことにより、係止部12が回転し扉フック20との係止状態が外れ、続いて収納庫扉5が開きはじめる。このようにして収納庫3内の暖気もしくは冷気が収納庫3外へ流出しないように必要最小限開いて収納庫3の右側へ商品を補充する。

0024

次に、収納庫3の右側への商品の補充を完了して再び右側の収納庫扉5を閉じる場合は、係止部材16の把手11を前方に起こしたままの状態で扉フック20の側方を通過させて、一旦右側の収納庫扉5を閉じる。次に、起こしていた把手18を収納庫扉5表面に当接するまで押しこむ。このとき、把手11の両端の係止部19が回転して扉フック20に係止される。このようにして再び右側の収納庫扉は完全に閉じられる。

0025

また、収納庫3の左側に商品を補充する場合には、右側の収納庫扉5を上記手順にて左側の収納庫扉5を開くのに邪魔にならない程度に一旦半開きにする。次に、右側の収納庫扉5と同一手順で左側の収納庫扉5の把手5を操作し、左側の収納庫扉5を開く。さらに、半開き状態の右側の収納庫扉5を一旦上記手順で閉じる。このようにして収納庫3内の暖気もしくは冷気が収納庫3外へ流出しないように必要最小限開いて収納庫3の左側への商品を補充する。

0026

そして、収納庫3の左側への商品の補充を完了して再び左側の収納庫扉5を閉じる場合は、開放時と逆の手順で右側の収納庫扉5を一旦半開きにして、先に左側の収納庫扉5を閉じる。次に半開きの右側の収納庫扉5を閉じる。このようにして再び収納庫3前面は収納庫扉5で閉塞される。

0027

以上のように本実施例の自動販売機の収納庫扉は、左右2つの収納庫扉5の回動端側に重なり合うように左右交互に突設された重合部15と、この重合部15間に介装したガスケット6と、収納庫3に収納庫扉5を密着させる係止部材16と、この係止部材16を係止する扉フック20とから構成されているので、収納庫3中央部に商品補充作業を阻害する間仕切り13を設けることなく重合部で暖気もしくは冷気漏れを阻止し、収納庫3内の気密を保つとともに商品補充を容易にすることができる。

0028

(実施例2)次に、本発明による自動販売機の収納庫扉の第2の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、第1の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。

0029

図4は、本発明の第2の実施例による自動販売機の収納庫扉の平面断面図である。図5は、同実施例の自動販売機の収納庫扉構造の動作説明図である。

0030

図4において、21は内部に断熱材を充填して断熱性を持たせた円筒形状の断熱柱である。この断熱柱21は左右2つの収納庫扉5の回動端側の対向する側面の一方に延在している。22は保持体で、断熱柱21のその一部を露出させた状態で回動自在に嵌装しながら、一方の収納庫扉5の側面に固着されている。22aは保持体22内部に突設された弾性片である。この弾性片22aは弾性力を有しており、断熱柱21に背後から当接して支えている。23は、もう一方の収納庫扉5の側面に固着された嵌入体である。この嵌入体23は前記断熱柱21を嵌入すべく、その円筒形状に沿ってくぼませた嵌入孔23aが形成されている。

0031

以上のように構成された自動販売機の収納庫扉について、以下その動作を説明する。

0032

図4図5において、収納庫扉5が閉じた状態では断熱柱21は嵌入体23の嵌入部23aに嵌入され、収納庫3内の気密は保たれている。次に、収納庫3に商品を補充する際には、まず前面扉2を開いた状態で、把手13をつかみ手前に引くと収納庫扉5が開く。このとき、断熱柱21は嵌入部23aに沿って弾性片22aをたわませながら保持体22内部に向けしずみこんでいく。さらに、収納庫扉5を開いていき嵌入体23との嵌入状態が完全に解除されたところで、断熱柱21は弾性片22aの弾性力で再びその一部を露出させた元の状態に復帰する。このようにして収納庫3内の暖気もしくは冷気が収納庫3外へ流出しないように必要最小限開いて収納庫3へ商品を補充する。

0033

次に、商品の補充を完了して再び収納庫扉5を閉じる場合には、断熱柱21が嵌入体23に当接したところでさらに収納庫扉5を閉じていくと、断熱柱21は嵌入体23に沿って弾性片22aをたわませながら保持体22内部に向けしずみこんでいく。そして、ついには断熱柱21は嵌入部23aに嵌入される。このようにして再び収納庫扉5は閉じられる。なお、本実施例では右側の収納庫扉5を開閉したときの動作を説明したが、左側の収納庫扉5を開閉したとき同様の動作となる。

0034

以上のように本実施例の自動販売機の収納庫扉は、左右2つの収納庫扉5の回動端側の対向する側面の一方に固着された保持体22と、この保持体22に回動自在に嵌装された円筒状の断熱柱21と、この断熱柱21に当接する弾性片22aと、これと対向するもう一方の側面に断熱柱21を嵌入すべく設けられた嵌入体23とから構成されているので、収納庫3中央部に商品補充作業を阻害する間仕切り13を設けることなく、断熱柱21と嵌入体23との嵌入で暖気もしくは冷気漏れを防止し、収納庫3内の気密を保つとともに商品補充作業性を容易にすることができる。

0035

さらに、第1の実施例では収納庫扉5を重合させて収納庫3内の気密を保っているため、商品補充に際して補充しないほうの収納庫扉5をも開けなければならない場合があったが、収納庫扉5を重合させなくしたことにより商品補充側の収納庫扉5だけ開くだけでよいため、商品補充の作業性をより容易にすることができる。

0036

(実施例3)次に、本発明による自動販売機の収納庫扉の第3の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、第1および第2の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。

0037

図6は、本発明の第3の実施例における自動販売機の収納庫扉の平面断面図である。

0038

図6において、24は収納庫扉5を回動自在に保持するヒンジである。このヒンジ24は収納庫扉5に設けられた断熱柱21と嵌入体23とが上死点を大きく超えた角度θを確保した状態で嵌入させ、常時収納庫扉5を収納庫3側に密着させる方向に回動力が作用するように、できる限り収納庫3から遠い位置に配置されている。25は前面扉2に固着された案内板である。この案内板25は前面扉2を閉めると、収納庫扉5を上死点を超えたところまで押しこんで回動させるように配置されている。

0039

以上のように構成された自動販売機の収納庫扉について、以下その動作を説明する。

0040

図6において、外部からの振動、衝撃が加わっても、収納庫扉5は回動を案内板25に阻止されているため、半開き状態になり暖気もしくは冷気漏れを起こすことはない。

0041

以上のように本実施例の自動販売機の収納庫扉構造は、収納庫扉5を収納庫3側に強制的に密着させるように配置したヒンジ24と、前面扉2背面に収納庫扉5を閉じる方向に押しこむ案内板25とから構成されているので、閉じた収納庫扉5を係止する係止部材16を廃止し、商品補充操作の簡略化を図ることができる。

0042

さらに、商品補充後、収納庫扉が完全に閉じていない半開きの状態にあっても、前面扉2を閉じることにより案内板25で強制的に収納庫扉5を閉じることができるため、収納庫扉5の閉じ忘れによる収納庫3内の暖気もしくは冷気漏れを防止することができる。

発明の効果

0043

以上説明したように本発明は、左右2つの収納庫扉の回動端側に左右交互に突設された重合部と、この重合部間に介装されたガスケットと、収納庫に固着された扉フックと、この扉フックに係止させて収納庫扉を収納庫に密着させる係止部材とから自動販売機の収納庫扉構造を構成するので、収納庫中央部に配置された商品補充作業を阻害する間仕切りを廃止して、商品を迅速に補充しやすくすることができる。

0044

また、本発明は、左右2つの収納庫扉の回動端側の対向する側面の一方に固着された保持体と、この保持体に回動自在に嵌装された円筒状の断熱柱と、この断熱柱をさらに水平移動自在に背後から当接して支える弾性片と、これと対向するもう一方の収納庫扉の側面に断熱柱を嵌入すべく設けられた嵌入体を備えることにより、収納庫中央部に配置された間仕切りを廃止すると同時に、商品補充に際しては補充側の収納庫扉だけを開くだけでよいため、商品をより迅速に補充しやすくすることができる。

0045

また、本発明は、左右2つの収納庫扉を回動上死点を大きく超えた状態で閉じるように配置したヒンジと、前面扉を閉じた状態で収納庫扉に当接するように前面扉裏面に設けられた案内板を備えることにより、収納庫扉は常時一定の力で収納庫に密着されているため、閉じた収納庫扉を係止する係止部材を廃止して商品補充操作の簡略化を図ることができる。

0046

また、さらに、収納庫扉が半開きの状態にあっても、前面扉を閉じることにより案内板に押されて収納庫扉は自動的に閉じるため、収納庫扉の閉じ忘れによる暖気もしくは冷気の収納庫外への流出を防ぎ、保存商品の劣化等の事故を防止することができる。

図面の簡単な説明

0047

図1本発明による自動販売機の収納庫扉の第1の実施例の片側の収納庫扉開放時の正面図
図2同実施例の側面断面図
図3同実施例の平面断面図
図4本発明による自動販売機の収納庫扉の第2の実施例の平面断面図
図5同実施例の動作説明図
図6本発明による自動販売機の収納庫扉の第3の実施例の平面断面図
図7従来の自動販売機の収納庫扉の片側の開放時の外観斜視図
図8同平面断面図
図9同側面断面の動作説明図

--

0048

2前面扉
3収納庫
4断熱壁
5収納庫扉
6ガスケット
15重合部
16係止部材
19係止部
20扉フック
21断熱体
22保持体
22a弾性片
23嵌入体
23a嵌入孔
24ヒンジ
25 案内板

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 日本電気株式会社の「 自動販売機、管理装置、貨幣詰まり管理方法、及びプログラム」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】顧客が貨幣処理装置、例えば自動販売機に投入した貨幣が詰まった場合において、その顧客に対する返金処理を行えるようにする。【解決手段】貨幣処理装置の一例である自動販売機10の検出部110は、貨幣の... 詳細

  • パナソニックIPマネジメント株式会社の「 冷蔵ショーケース用扉」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】断熱性向上と強度確保とを両立する冷蔵ショーケース用扉を提供する。【解決手段】枠体50の凹部50fに設置された複層ガラス25が、ガラス接着層40の接着面40aをガラス板10,20の外表面に投影し... 詳細

  • 三浦工業株式会社の「 食品機械」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】処理槽本体に対しドアを左右にスライド可能な食品機械において、処理槽本体へのドアの締付けを自動で確実に行う。【解決手段】前後少なくとも一方に開口部3aを有する処理槽本体3と、左右にスライドして処... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ