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技術 記録再生ディスクの記録再生装置

出願人 シンワ株式会社
発明者 小川恒
出願日 1993年12月15日 (26年11ヶ月経過) 出願番号 1994-246576
公開日 1995年7月4日 (25年4ヶ月経過) 公開番号 1995-169170
状態 拒絶査定
技術分野 ディスクのオートチェンジャ(ランダムアクセス) 特殊記録再生装置の構造
主要キーワード 積層方向位置 傾斜スライド 噛合範囲 下降規制 周縁上面 クランプ体 揺動用モータ 開き用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年7月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

目的

1つの駆動手段81で選択手段98とアーム61のディスク層方向移動を連動させ、構造を簡略化するとともに、記録再生動作を確実にする。

構成

マガジン1は、ディスク積層方向に開閉可能とし、記録再生ディスクを保持する複数のホルダをディスク積層方向に移動可能に収納する。マガジン1をディスク積層方向に開閉する開閉機構を設ける。マガジン1の複数のホルダのうち記録再生を行なう記録再生ディスクを保持したホルダに選択的に係合する選択手段98を設ける。録再生ディスクを回転させる駆動部70およびレーザピックアップ69を有するアーム61を設ける。アーム61は、マガジン1のディスク積層方向に対応して移動可能とするとともにマガジン1内に進退可能とする。駆動手段81の駆動により選択手段98とアーム61とを一体にマガジン1のディスク積層方向に移動させる連動手段94,142 を設ける。

概要

背景

従来、複数枚重ねた記録再生ディスクのうちの1枚を選択的に記録再生する記録再生方法を採用した記録再生装置としては、例えば、コンパクトディスク(以下、CDと呼ぶ)の再生を行なうCDチェンジャがある。

このCDチェンジャは、例えば実開昭62−85992号公報または実開昭62−90452号公報に記載されているように、例えば6枚のCDを重ねて収納するマガジンと、このマガジンをセットして再生を行なうチェンジャ装置とを備えている。そして、チェンジャ装置は、セットされるマガジンを収納するマガジン挿入空間部と、このマガジン挿入空間部の側部に、マガジンから任意のコンパクトディスクをディスク径方向に平行に引き出して再生を行なう再生空間部とを備えている。

しかし、このCDチェンジャでは、チェンジャ装置内にマガジン挿入空間部と再生空間部とを別に設ける必要があり、チェンジャ装置が比較的大形になっている。そのため、自動車用の例えば6連装CDチェンジャの場合、チェンジャ装置はダッシュボードの中央部分に組み込むことは不可能であるため、その中央部分にはコントローラのみを組み込み、チェンジャ装置はトランクなどに別に設置している。

そこで、例えば特開平3−235248号公報に記載されているように、チェンジャ装置のマガジン挿入空間部に挿入されたマガジンをディスク層方向に分解し、選択機構によって再生を行なうCDを保持したホルダより下側のホルダを下方へ移動させて、その再生を行なうCDを保持したホルダの下側に開口された隙間にCD回転駆動用モータレーザピックアップを組み込んだ再生ユニットを入れ、CDの再生をマガジン挿入空間部で行なうことにより、再生空間部を別に設ける必要がなく、チェンジャ装置の横方向面積を約半分程度に小形にしたCDチェンジャが提案されている。

このCDチェンジャに用いられる選択機構は、各ホルダに係合する複数のアームを備え、この各アームをホルダ選択用モータ回動されるカムによって動作させ、ホルダを選択的にディスク積層方向に移動させる構造になっている。

また、再生ユニットは、駆動部およびレーザピックアップを有するアームを備え、このアームを、マガジン挿入空間部の側部に立設された支軸に装着し、アーム揺動用モータの駆動によりマガジン内に進退させるとともに、再生するCDのディスク積層方向位置に対応してアーム昇降用モータによりディスク積層方向に移動させる構造になっている。

概要

1つの駆動手段81で選択手段98とアーム61のディスク積層方向移動を連動させ、構造を簡略化するとともに、記録再生動作を確実にする。

マガジン1は、ディスク積層方向に開閉可能とし、記録再生ディスクを保持する複数のホルダをディスク積層方向に移動可能に収納する。マガジン1をディスク積層方向に開閉する開閉機構を設ける。マガジン1の複数のホルダのうち記録再生を行なう記録再生ディスクを保持したホルダに選択的に係合する選択手段98を設ける。録再生ディスクを回転させる駆動部70およびレーザピックアップ69を有するアーム61を設ける。アーム61は、マガジン1のディスク積層方向に対応して移動可能とするとともにマガジン1内に進退可能とする。駆動手段81の駆動により選択手段98とアーム61とを一体にマガジン1のディスク積層方向に移動させる連動手段94,142 を設ける。

目的

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、1つの駆動手段で選択手段およびアームのディスク積層方向移動を連動させることにより、構造を簡略化するとともに、記録再生動作を確実に行なえる記録再生ディスクの記録再生装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

ディスク層方向開閉可能とし、複数枚記録再生ディスクをそれぞれ保持する複数のホルダをディスク積層方向に移動可能に収納したマガジンと、このマガジンを着脱可能とするマガジン挿入部を有する記録再生装置本体と、前記マガジン挿入部に挿入された前記マガジンをディスク積層方向に開閉する開閉機構と、前記マガジン挿入部の側部に前記マガジンのディスク積層方向に対応して移動可能とし、前記マガジンの複数のホルダのうち記録再生を行なう記録再生ディスクを保持したホルダに選択的に係合する選択手段と、前記マガジン挿入部の側部に前記マガジンのディスク積層方向に対応して移動可能とするとともに前記マガジン方向に進退可能とし、前記記録再生ディスクを回転させる駆動部および記録再生ディスクに対して記録再生する記録再生ヘッドまたはレーザピックアップを有するアームと、前記選択手段と前記アームとを一体に前記マガジンのディスク積層方向に移動させる連動手段と、この連動手段を介して前記選択手段と前記アームとを一体に前記マガジンのディスク積層方向に移動させる駆動手段とを備えることを特徴とする記録再生ディスクの記録再生装置。

技術分野

0001

本発明は、複数枚記録再生ディスク収納したマガジン内進入して記録再生を行なう記録再生ディスクの記録再生装置に関する。

背景技術

0002

従来、複数枚重ねた記録再生ディスクのうちの1枚を選択的に記録再生する記録再生方法を採用した記録再生装置としては、例えば、コンパクトディスク(以下、CDと呼ぶ)の再生を行なうCDチェンジャがある。

0003

このCDチェンジャは、例えば実開昭62−85992号公報または実開昭62−90452号公報に記載されているように、例えば6枚のCDを重ねて収納するマガジンと、このマガジンをセットして再生を行なうチェンジャ装置とを備えている。そして、チェンジャ装置は、セットされるマガジンを収納するマガジン挿入空間部と、このマガジン挿入空間部の側部に、マガジンから任意のコンパクトディスクをディスク径方向に平行に引き出して再生を行なう再生空間部とを備えている。

0004

しかし、このCDチェンジャでは、チェンジャ装置内にマガジン挿入空間部と再生空間部とを別に設ける必要があり、チェンジャ装置が比較的大形になっている。そのため、自動車用の例えば6連装CDチェンジャの場合、チェンジャ装置はダッシュボードの中央部分に組み込むことは不可能であるため、その中央部分にはコントローラのみを組み込み、チェンジャ装置はトランクなどに別に設置している。

0005

そこで、例えば特開平3−235248号公報に記載されているように、チェンジャ装置のマガジン挿入空間部に挿入されたマガジンをディスク層方向に分解し、選択機構によって再生を行なうCDを保持したホルダより下側のホルダを下方へ移動させて、その再生を行なうCDを保持したホルダの下側に開口された隙間にCD回転駆動用モータレーザピックアップを組み込んだ再生ユニットを入れ、CDの再生をマガジン挿入空間部で行なうことにより、再生空間部を別に設ける必要がなく、チェンジャ装置の横方向面積を約半分程度に小形にしたCDチェンジャが提案されている。

0006

このCDチェンジャに用いられる選択機構は、各ホルダに係合する複数のアームを備え、この各アームをホルダ選択用モータ回動されるカムによって動作させ、ホルダを選択的にディスク積層方向に移動させる構造になっている。

0007

また、再生ユニットは、駆動部およびレーザピックアップを有するアームを備え、このアームを、マガジン挿入空間部の側部に立設された支軸に装着し、アーム揺動用モータの駆動によりマガジン内に進退させるとともに、再生するCDのディスク積層方向位置に対応してアーム昇降用モータによりディスク積層方向に移動させる構造になっている。

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、前記特開平3−235248号公報に記載された記録再生装置では、選択機構によって選択されるホルダのディスク積層方向位置とアームのディスク積層方向位置とは対応するものであるが、選択機構には専用のホルダ選択用モータを用い、アームには専用のアーム昇降用モータを用いており、構造が複雑で大形化し、コストが高くなる問題がある。

0009

しかも、選択機構とアームのディスク積層方向の移動とが別駆動であるため、選択機構によって選択されるホルダのディスク積層方向位置と、アームのディスク積層方向位置とがずれるおそれがあり、CDの再生動作が確実でない問題がある。

0010

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、1つの駆動手段で選択手段およびアームのディスク積層方向移動を連動させることにより、構造を簡略化するとともに、記録再生動作を確実に行なえる記録再生ディスクの記録再生装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

本発明の記録再生ディスクの記録再生装置は、ディスク積層方向に開閉可能とし、複数枚の記録再生ディスクをそれぞれ保持する複数のホルダをディスク積層方向に移動可能に収納したマガジンと、このマガジンを着脱可能とするマガジン挿入部を有する記録再生装置本体と、前記マガジン挿入部に挿入された前記マガジンをディスク積層方向に開閉する開閉機構と、前記マガジン挿入部の側部に前記マガジンのディスク積層方向に対応して移動可能とし、前記マガジンの複数のホルダのうち記録再生を行なう記録再生ディスクを保持したホルダに選択的に係合する選択手段と、前記マガジン挿入部の側部に前記マガジンのディスク積層方向に対応して移動可能とするとともに前記マガジン方向に進退可能とし、前記記録再生ディスクを回転させる駆動部および記録再生ディスクに対して記録再生する記録再生ヘッドまたはレーザピックアップを有するアームと、前記選択手段と前記アームとを一体に前記マガジンのディスク積層方向に移動させる連動手段と、この連動手段を介して前記選択手段と前記アームとを一体に前記マガジンのディスク積層方向に移動させる駆動手段とを備えるものである。

0012

本発明の記録再生ディスクの記録再生装置では、駆動手段の駆動により連動手段を介して選択手段とアームとが一体にマガジンのディスク積層方向に移動し、選択手段はマガジンの複数のホルダのうち記録再生を行なう記録再生ディスクを保持したホルダに選択的に係合し、アームは記録再生を行なう記録再生ディスクに対応したディスク積層方向位置に位置する。開閉機構によりマガジンをディスク積層方向に開放させる。このとき、選択手段が係合するホルダに対して開放される他のホルダが離反し、アームが進入可能とする間隙が生じる。そして、アームをマガジン内に進入させ、記録再生ディスクに対して記録再生を行なう。

0013

以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明する。

0014

この実施例では、記録再生ディスクとして再生専用のコンパクトディスク(以下、CDと呼ぶ)を取り扱うCDチェンジャについて説明する。

0015

CDチェンジャは、図2に示すように、CDを収納するマガジン1と、このマガジン1を装着して再生を行なうチェンジャ装置2とから構成されている。

0016

前記マガジン1は、図7アウター体11は向きを変えて開いた状態)ないし図9に示すように、アウター体11と、インナー体12とを備え、チェンジャ装置2へ挿入するマガジン挿入方向の端面には開口部13が形成されている。

0017

アウター体11は、上板部14、この上板部14の下面から開口部13の部分を除いて下方に垂設された周壁部15、マガジン挿入方向の両側の平行な側壁部16、マガジン挿入方向と反対の側壁部17から一体形成されている。周壁部15の開口部13に臨む両端縁左下がり状に傾斜する傾斜縁部18が形成され、各傾斜縁部18の内縁部にガイド溝部19が平行に形成されている。周壁部15の各傾斜縁部18の内側および開口部13と対向する内面の3箇所に傾斜縁部18と同じ傾斜の傾斜突部20がそれぞれ突出形成されている。

0018

インナー体12は、略円形底板部21、この底板部21の周縁から開口部13の部分を除いて上方に突出された周壁部22とから一体形成されている。周壁部22の開口部13に臨む両端縁は左下がり状に傾斜する前記傾斜縁部18と同じ傾斜の傾斜縁部23が形成され、周壁部22の開口部13と対向する内側には前記傾斜突部20が係合するガイド溝24が形成されている。周壁部22の各傾斜縁部23の内側およびガイド溝24の側部の3箇所に各傾斜縁部23などと同じ傾斜の傾斜突部25がそれぞれ突出形成されている。周壁部22の一端外面にはレバー部26が突出形成されている。さらに、底板部21の開口部13に臨む縁部には一部切欠状の係合凹部27が形成されている。

0019

そして、アウター体11の下面内側にインナー体12が組み込まれ、傾斜突部20とガイド溝24がスライド自在に係合されるとともに、アウター体11のガイド溝部19にスライド自在に係合するスライド部材28を介してねじ29がインナー体12に螺着され、それらの傾斜スライド係合の構造により、アウター体11に対してインナー体12が左回りに回動したときに下方に移動し、右回りに回動したときに上方に移動する。

0020

アウター体11とインナー体12との間には、CDを1枚ずつ搭載する複数枚のホルダ30と、この各ホルダ30の間に配置されるセパレータ31とが重ねて配設されている。

0021

ホルダ30は、開口部13に臨んで扇状切欠部32を有する円板状に形成され、周縁上面には搭載したCDの周縁部を保持する保持壁33が突出形成されている。周縁部の3箇所には各傾斜突部20,25がそれぞれ係合する溝部34,35が形成され、切欠部32に臨む一端の周縁部からレバー部36が外方に突出形成されている。なお、各ホルダ30のレバー部36は、図8に示すように閉じた状態で上下方向に並ぶように配設されている。

0022

セパレータ31は、中央に孔部37を有する円板状に形成され、周縁部の3箇所には各傾斜突部20,25が係合する溝部38,39が形成されたガイド部材40が取り付けられている。開口部13の他端側に臨むガイド部材40の縁部41の位置は、図12(図には開けた状態を示す)に示すように閉じた状態で上下方向に並ぶように配設されている。

0023

そして、マガジン1は、例えば図9に示すように、選択されたCDを搭載したホルダ30よりも下側のホルダ30をインナー体12とともに左回りに回動させることにより、その下側のホルダ30が左回りに回動しながら下方へ移動し、上側のホルダ30との間に間隙が開けられ、この間隙を通じて選択されたCDの再生動作が行なわれる。このマガジン1を開いた状態では、移動されないホルダ30のレバー部36の位置に対して移動された下側のホルダ30のレバー部36が左回り下方へ移動するとともに、移動されないセパレータ31の縁部41の位置に対して移動された下側のセパレータ31の縁部41が左回り下方へ移動する。

0024

次に、前記チェンジャ装置2は、図1ないし図6に示すように、記録再生装置本体としてのケース51を備え、このケース51は前記マガジン1よりやや大きい程度の大きさの略正方形枠状に形成され、ケース51の上側ケース52と下側ケース53との間にマガジン挿入部54が形成され、このマガジン挿入部54の一側面にマガジン1を挿脱する挿入口55が形成されている。

0025

ケース51内には、マガジン挿入部54の奥側隅部にCDの再生を行なう記録再生ユニット56が配設され、マガジン挿入部54の一側に再生を行なうCDを選択する選択ユニット57が配設され、マガジン挿入部54の奥側下部にマガジン1を開閉する開閉機構としての開閉ユニット58が配設され、選択ユニット57および開閉ユニット58を駆動する駆動ユニット59が配設されている。

0026

前記記録再生ユニット56は、上面を開口した断面略コ字状のアーム61を有し、このアーム61の一端に回動中心となる円筒部62が形成されているとともに、他端にホルダ部63が形成されている。

0027

円筒部62には、内周雌ねじ64が形成され、外周上側に扇状のギヤ部65が突出形成され、外周下側にリブ66が突出形成されている。リブ66には、待機位置(退避位置)の位置決め用の凹部67と、再生位置の位置決め用の凹部68とが形成されている。

0028

アーム61の内側にはレーザピックアップ69が配設されており、このレーザピックアップ69は例えば送りモータでアーム61に沿って移動可能に構成され、上方へレーザ光照射してCDで反射する反射光受光して読み取る。

0029

ホルダ部63には、下部に駆動部としてのモータ70が組み込まれ、上面にモータ70の駆動によって回転されるクランプ体71が配設されている。クランプ体71は、CDの孔部hの下縁部を支持する支持部72および孔部hに入り込むボス部73を有し、このボス部73の周囲上側に孔部hをボス部73に導くテーパ部74が形成され、例えば孔部hとボス部73とが嵌合した状態でボス部73から孔部hの上縁部に係合するクランプ部材が突出してクランプするように構成されている。

0030

そして、ケース51内にねじ軸75が回動自在に立設され、このねじ軸75の外周にアーム61の円筒部62が嵌合するとともにねじ軸75の雄ねじ76に円筒部62の雌ねじ64が螺合される。ねじ軸75の上端にはギヤ77が形成され、このギヤ77に上側ケース52に回動自在に取り付けられたギヤ軸78のギヤ79が噛合するとともに、ギヤ軸78のギヤ80に上側ケース52に取り付けられた駆動手段としてのモータ81のウォームギヤ82が螺合する。したがって、モータ81の正逆転駆動により、ねじ軸75が正逆回動し、記録再生ユニット56が上下方向に移動する。

0031

前記選択ユニット57は、ケース51内にブラケット91が立設され、このブラケット91に複数のガイド溝92が上下方向に形成されており、このブラケット91に、各ガイド溝92にスライド自在に嵌合する各止め具93によって連動手段の一部を構成するスライド板94が上下方向にスライド可能に取り付けられている。スライド板94には、マガジン1の傾斜縁部23などと同じ傾斜の傾斜縁部95が形成されているとともに傾斜縁部95の内側にガイド溝96が形成され、ガイド溝96の下端が位置する先端下縁部から駆動ユニット59の方向へ係合片部97が突出形成されている。なお、ブラケット91およびスライド板94は、マガジン1の円周面部分の形状に合わせて円弧状に形成されている。

0032

スライド板94の外面側には選択手段としての選択部材98が配置されており、この選択部材98は、ガイド溝96に嵌合するスライド部99が突出形成され、このスライド部99にスライド板94の内面側にスライド自在に係合する止め具100 が固着されることによって、ガイド溝96に沿って斜めにスライド可能に取り付けられている。選択部材98には、スライド板94の傾斜縁部95の上側を通じて内方へ突出してマガジン1のレバー部36の両側に嵌合する断面略コ字状の保持枠101 が形成され、外面にギヤ部102 が突出形成されている。

0033

前記開閉ユニット58は、マガジン1の開口部13側の円周面部分に対応して円弧状のスライド体111 を有している。このスライド体111 は、下側ケース53の上面に、両端近傍に形成された一対の溝部112 に嵌合する止め具113 によってディスク円周方向へスライド自在に取り付けられている。

0034

スライド体111 には、一端外面にギヤ部114 およびこのギヤ部114 の下側に開位置の位置決め用の凹部115 が形成されているとともに、一端上面にマガジン1のレバー部26に係合可能とする閉じ用の突片部116 が立設されている。

0035

スライド体111 の他端には、支軸117 が立設されているとともにねじ軸118 が回動自在に立設され、支軸117 にスライド自在に嵌合するとともにねじ軸118 に螺合する取付部119 を有する昇降板120 が取り付けられている。この昇降板120には、マガジン1のインナー体12の係合凹部27に係合可能とする略L字状で上下方向に幅を有する開き用係合板121 が取り付けられている。ねじ軸118 にはギヤ122 が固着され、このギヤ122 に支軸117 に回動自在に設けられたギヤ123 が噛合するとともに、このギヤ123 と一体のギヤ124 にスライド体111 に取り付けられたモータ125 のウォームギヤ126 が噛合する。したがって、モータ125 の正逆転駆動により、ねじ軸118 が正逆回動し、昇降板120 および係合板121 が上下方向に移動する。

0036

前記駆動ユニット59は、ケース51内に軸体131 が回動自在に立設され、この軸体131 は下部にギヤ132 が形成され、このギヤ132 に下側ケース53に回動自在に取り付けられたギヤ軸133 のギヤ134 が噛合するとともに、ギヤ軸133 のギヤ135 に下側ケース53に取り付けられたモータ136 のウォームギヤ137 が噛合する。したがって、モータ136 の正逆転駆動により、軸体131 が正回動方向図1矢印方向)および逆回動方向に回動する。

0037

軸体131 のギヤ132 の上側には、スライド体111 のギヤ部114 と噛合可能とするギヤ部138 が噛合範囲に対応する所定角度域にのみ突出形成されているとともに、ギヤ部138 の突出域に対応して切欠部139 を有する円板状のカム140 が形成されている。

0038

軸体131 のギヤ部138 よりも上側には、ギヤ部138 の正回動方向の下流部分の位置近傍に、アーム61のギヤ部65と噛合可能とするギヤ部141 が軸方向全域に突出形成されている。

0039

軸体131 のギヤ部138 よりも上側には、円筒状の連動手段の一部を構成する筒体142 がギヤ部141 と上下方向にスライド可能に嵌合されている。この筒体142には、下部周縁にアーム61のリブ66およびスライド板94の係合片部97がそれぞれ係合する溝部143 が形成され、ギヤ部141 とは反対側となる周面部分に選択部材98のギヤ部102 と噛合可能とするギヤ部144 が形成されている。したがって、筒体142 を介して、アーム61およびスライド板94が一体的に上下動する。

0040

軸体131 のギヤ132 に下側ケース53に回動自在に立設されたギヤ151 が噛合し、このギヤ151 と一体のギヤ152 にアーム61のねじ軸75に隣接して下側ケース53に回動自在に立設されたギヤ153 が噛合し、このギヤ153 の上部にカム軸154 が一体形成されている。カム軸154 は、周面がアーム61のリブ66の凹部67または凹部68に係合可能とし、その周面にはアーム61の回動時にリブ66に臨んでアーム61の回動を許容する切欠部155 が形成されている。

0041

次に、本実施例の作用を説明する。

0042

チェンジャ装置2は、待機状態図1ないし図6とも待機状態の図である)において、記録再生ユニット56のアーム61が、マガジン挿入部54の奥側に退避され、アーム61の凹部67にカム軸154 の周面が係合してその退避位置でロックされており、その高さ位置は最上部、最下部、中間部または前回の再生動作時の高さのまま保持されている。選択部材98の端部が筒体142 の周面に当接規制され、選択部材98がスライド板94のガイド溝96の最も高い位置に位置されている。スライド体111 が、図中反時計回り方向に最も回動されていてギヤ部114 に軸体131 のギヤ部138 が噛合されて保持されている。昇降板120 および係合板121 が、最も下降された位置に位置されている。

0043

マガジン1のセットは、マガジン1の各ホルダ30の上面に、開口部13を通じて各CDをその記録面を下面として挿入搭載し、このマガジン1を開口部13側を挿入方向前面としてチェンジャ装置2の挿入口55を通じてマガジン挿入部54に挿入する。

0044

マガジン1をチェンジャ装置2に挿入すると、マガジン1のレバー部36が選択部材98の保持枠101 に嵌合し、マガジン1のインナー体12の係合凹部27がスライド体111 の係合板121 に係合するとともにレバー部26がスライド体111 の突片部116 に臨む。

0045

そして、チェンジャ装置2を制御する操作部が使用者によって操作され、ある1つのホルダ30上に搭載されたCDが選択されると、まず、昇降用のモータ81が正逆転駆動し、記録再生ユニット56のアーム61が昇降して選択されたCDを搭載したホルダ30よりやや低い高さ位置に移動する。このアーム61の移動に伴って、筒体142 を介してスライド板94が一体的に上下方向に移動し、このスライド板94と一体的に移動する選択部材98の保持枠101 が選択されたCDを搭載したホルダ30のレバー部36に係合する高さに移動する。

0046

その後、モータ136 が正転駆動され、軸体131 が正転回動を開始する。

0047

軸体131 の正転回動初期には、軸体131 のギヤ部138 とスライド体111 のギヤ部114 との噛合を介してスライド体111 がディスク円周方向の左回りにスライドし、スライド体111 の係合板121 が係合するマガジン1のインナー体12が一体的に左回りに回動しつつ下降し、同時に、選択部材98の保持枠101 が嵌合して回動が規制されたホルダ30より下側のホルダ30およびセパレータ31がインナー体12とともに左回りに回動しつつ下降する。

0048

そして、軸体131 が所定角度回動すると、軸体131 のギヤ部138 がスライド体111 のギヤ部114 から外れ、軸体131 のカム140 がスライド体111 の凹部115 に嵌合し、スライド体111 のスライド位置をロックする。

0049

したがって、選択されたCDを搭載したホルダ30の下側に、記録再生ユニット56が進入可能とする間隙が開けられる。

0050

なお、選択部材98によって保持されたホルダ30のレバー部36の位置に対して下降移動されたホルダ30のレバー部36が左回り下方へ移動するとともに、選択部材98によって保持されたホルダ30上にあるセパレータ31の縁部41の位置に対して下降移動された下側のセパレータ31の縁部41が左回り下方へ移動する。そして、選択部材98によって保持されたホルダ30上にあるセパレータ31の縁部41の下方に、スライド体111 の昇降板120 の一部が位置する。

0051

さらに、軸体131 の正転回動初期には、カム軸154 が図中反時計回りに回動し、切欠部155 がアーム61のリブ66の凹部67,68間のリブ部66a に臨む。

0052

続いて、軸体131 の正転回動中期には、軸体131 のギヤ部141 がアーム61のギヤ部65に噛合し、アーム61が図中時計回り方向に回動してマガジン1の開けられた間隙に進入していく。このとき、カム軸154 の切欠部155 がアーム61の凹部67,68間のリブ部66a に臨むため、アーム61のロックが解除されてアーム61の回動が許容される。

0053

そして、アーム61の先端のホルダ部63がマガジン1のセンタ位置すなわちCDのセンタ位置に達すると、軸体131 のギヤ部141 がアーム61のギヤ部65から外れ、かつ、カム軸154 の周面がアーム61の凹部68に係合してアーム61を再生位置でロックする。

0054

また、軸体131 の正転回動中期において、モータ125 が正転駆動され、昇降板120 が上昇し、昇降板120 の上面が選択部材98によって保持されたホルダ30上にあるセパレータ31の縁部41に当接して下降移動を規制する。

0055

続いて、軸体131 の正転回動後期には、軸体131 に嵌合した筒体142 のギヤ部144 が選択部材98のギヤ部102 に噛合し、選択部材98がスライド板94のガイド溝96に沿って左回りに回動しつつ下降し、選択部材98の保持枠101 でレバー部36を保持していたホルダ30が左回りに回動しつつ下降する。このとき、ホルダ30には切欠部32が形成されているため、ホルダ30がアーム61に当接することなく移動する。

0056

そのため、そのホルダ30に搭載されているCDも一緒に下降し、下降途中でCDの孔部hがクランプ体71のボス部73にテーパ部74を通じて嵌合して支持部72上に載置し、そして、ホルダ30がさらに下降された位置で、モータ136 の正転駆動が停止される。このとき、下降するホルダ30の上側のセパレータ31は昇降板120で下降規制されるため、CDに対して下側のホルダ30および上側のセパレータ31とも離反した状態となる。

0057

そして、クランプ体71でCDをクランプすることによって再生可能状態となり、モータ70の駆動によってクランプ体71と一体にCDが回転し、アーム61上をレーザピックアップ69が移動してCDに記録された信号の読取再生を行なう。

0058

次に、CDの再生後、待機状態に復帰させてマガジン1を取り出すには、まず、クランプ体71によるCDのクランプが解除された後、モータ136 が逆転駆動され、軸体131 の逆転回動が開始される。

0059

軸体131 の逆転回動初期には、軸体131 に嵌合した筒体142 のギヤ部144 と選択部材98のギヤ部102 との噛合により、選択部材98がスライド板94のガイド溝96に沿って右回りに回動しつつ上昇し、選択部材98の保持枠101 でレバー部36を保持しているホルダ30が右回りに回動しつつ上昇する。

0060

そのため、そのホルダ30の上昇途中でCDを押し上げ、クランプ体71のボス部73からCDの孔部hを抜き外し、ホルダ30上にCDを搭載して一緒に上昇する。

0061

そして、筒体142 のギヤ部144 が選択部材98のギヤ部102 から外れると、筒体142 の周面が選択部材98に当接し、選択部材98が上昇位置で保持される。

0062

続いて、軸体131 の逆転回動中期では、モータ125 が逆転駆動され、昇降板120 が下降して退避する。

0063

軸体131 のギヤ部141 がアーム61のギヤ部65に噛合し、アーム61が図中反時計回り方向に回動してマガジン1の開けられた間隙から退出していく。このとき、カム軸154 の切欠部155 がアーム61の凹部67,68間のリブ部66a に臨むため、アーム61のロックが解除されてアーム61の回動が許容される。

0064

そして、アーム61が初期の待機位置に達すると、軸体131 のギヤ部141 がアーム61のギヤ部65から外れ、かつ、カム軸154 の周面がアーム61の凹部67に係合してアーム61を待機位置でロックする。

0065

続いて、軸体131 の逆転回動後期には、軸体131 のカム部140 がスライド体111 の凹部115 から外れて切欠部139 が臨むことでロックが解除されるとともに、軸体131 のギヤ部138 がスライド体111 のギヤ部114 に噛合し、スライド体111がディスク円周方向の右回りにスライドし、スライド体111 の突片部116 がマガジン1のインナー体12のレバー部26を押して、インナー体12および下降位置にあったCD、ホルダ30およびインナー体12が一体的に右回りに回動しつつ上昇する。したがって、マガジン1に開けられた間隙が閉じられる。

0066

そして、スライド体111 が初期位置に達すると、モータ136 の逆転駆動が停止され、初期の待機状態に復帰する。この待機状態で、マガジン1をチェンジャ装置2から引き抜いて取り外す。

0067

また、再生を行なうCDを変えるときには、前記再生状態からアーム61を待機位置に戻すとともにマガジン1を閉じた待機状態に一旦戻した後、昇降用のモータ81を正逆回転駆動して記録再生ユニット56および選択部材98を次に選択されたCDが搭載されたホルダ30の高さ位置に合わせ、前述のように待機状態から再生状態として再生を行なうことができる。

0068

以上のように、複数枚重ねて配置したCDのうちの任意のCDをディスク積層方向に移動させて、再生を行なうCDに臨ませて間隙を開け、その間隙に記録再生ユニット56を進入させることにより、CDを複数枚重ねて配置した位置において、記録再生ユニット56によりCDを回転させて再生を行なうことができ、チェンジャ装置の小形化を図れる。

0069

そのため、自動車用の例えば6連装CDチェンジャとして採用した場合、チェンジャ装置2をインストルメントパネルの中央部分に組み込むことも可能である。

0070

しかも、モータ81の駆動により筒体142 やスライド板94などからなる連動手段を介してアーム61と選択部材98とを一体にマガジン1のディスク積層方向に移動させることができるため、駆動手段としてのモータ81の1つですみ、構造を簡略化できるとともに、選択部材98によって選択されるホルダ30とアーム61とのディスク積層方向位置とを確実に対応させることができる。

0071

なお、記録再生ディスクには、再生専用、記録と再生の両用が含まれる。したがって、記録再生ディスクとしては、CDに限られず、ビデオディスク、記録再生可能とする光磁気ディスク磁気ディスクなどが含まれ、それらの記録再生ディスクの記録再生を行なう記録再生装置に適用できる。

0072

また、磁気ディスクの記録再生を行なう記録再生装置においては、記録再生ユニット56に磁気ディスクに対して磁気記録再生を行なう記録再生ヘッドを用いる。

発明の効果

0073

本発明の記録再生ディスクの記録再生装置によれば、駆動手段の駆動により連動手段を介して選択手段とアームとを一体にマガジンのディスク積層方向に移動させることができるため、駆動手段は1つですみ、構造を簡略化できるとともに、選択手段によって選択されるホルダとアームとのディスク積層方向位置を確実に対応させることができる。

図面の簡単な説明

0074

図1本発明の記録再生ディスクの記録再生装置の一実施例を示すチェンジャ装置の一部の分解状態の斜視図である。
図2上実施例のマガジン装着状態のチェンジャ装置の平面図である。
図3同上実施例のマガジン装着状態のチェンジャ装置の断面図である。
図4同上実施例のチェンジャ装置の一部の断面図である。
図5同上実施例のチェンジャ装置の一部の断面図である。
図6同上実施例のチェンジャ装置の一部の断面図である。
図7同上実施例のマガジンの分解状態の斜視図である。
図8同上実施例のマガジンの閉状態の斜視図である。
図9同上実施例のマガジンの開状態の斜視図である。
図10同上実施例の図2のA−A断面の一部の断面図である。
図11同上実施例の図3のB矢視図である。
図12同上実施例の図4のC矢視図である。

--

0075

1マガジン
30ホルダ
51記録再生装置本体としてのケース
54 マガジン挿入部
58開閉機構としての開閉ユニット
61アーム
69レーザピックアップ
70 駆動部としてのモータ
81 駆動手段としてのモータ
94連動手段の一部を構成するスライド板
98 選択手段としての選択部材
142 連動手段の一部を構成する筒体
CD記録再生ディスクとしてのコンパクトディスク

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