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技術

出願人 積水化学工業株式会社
発明者 中田雅己
出願日 1993年12月10日 (26年6ヶ月経過) 出願番号 1993-310320
公開日 1995年6月20日 (25年0ヶ月経過) 公開番号 1995-158749
状態 特許登録済
技術分野 栓、コック 密封装置 弁の細部(II) 弾性リップ型
主要キーワード 本発明弁 接液側 リング装着溝 漏水発生 接続スリーブ 圧縮代 ユニオンナット 装着溝
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年6月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

目的

スピンドルの軸方向複数位置に複数のOリングを設けてなる弁において、漏液防止の確実化を果たすこと。

構成

スピンドル21の軸方向複数位置に装着されてスピンドル21と弁箱11のスピンドル支持孔11Aとをシールする複数のOリング41、42とを有してなる弁10において、スピンドル21の軸方向で最も弁体側に配置されるOリング41の圧縮代に比して、他のOリング42の圧縮代が小とされてなるもの。

概要

背景

従来、ボール弁として、実開昭61-11065号公報に記載の如く、弁室とこの弁室に連通する流路とを有する弁箱と、弁箱の弁室に収容される弁体と、弁箱のスピンドル支持孔に支持されるとともに弁体に係合し、該弁体を回転操作して弁箱の流路を開閉するスピンドルと、スピンドルの軸方向2位置に装着されてスピンドルと弁箱のスピンドル支持孔とをシールする2個のOリングとを有してなるものがある。

この従来技術によれば、スピンドルの軸方向2位置に2個のOリングを設けているから、(a) スピンドルの偏心を抑制できる、(b) スピンドル回りの漏液をより確実に防止できる等のメリットがある。

概要

スピンドルの軸方向複数位置に複数のOリングを設けてなる弁において、漏液防止の確実化を果たすこと。

スピンドル21の軸方向複数位置に装着されてスピンドル21と弁箱11のスピンドル支持孔11Aとをシールする複数のOリング41、42とを有してなる弁10において、スピンドル21の軸方向で最も弁体側に配置されるOリング41の圧縮代に比して、他のOリング42の圧縮代が小とされてなるもの。

目的

本発明は、スピンドルの軸方向複数位置に複数のOリングを設けてなる弁において、漏液防止の確実化を果たすことを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

弁室とこの弁室に連通する流路とを有する弁箱と、弁箱の弁室に収容される弁体と、弁箱のスピンドル支持孔に支持されるとともに弁体に係合し、該弁体を回転操作して弁箱の流路を開閉するスピンドルと、スピンドルの軸方向複数位置に装着されてスピンドルと弁箱のスピンドル支持孔とをシールする複数のOリングとを有してなる弁において、スピンドルの軸方向で最も弁体側に配置されるOリングの圧縮代に比して、他のOリングの圧縮代が小とされてなることを特徴とする弁。

請求項2

前記複数のOリングのサイズを同一とし、弁箱のスピンドル支持孔の内径を軸方向で同一とするとき、スピンドルに設けられる各Oリングの装着溝径が、最も弁体側に配置される装着溝より、他の装着溝において小とされてなる請求項1記載の弁。

技術分野

0001

本発明はボール弁等の弁に関する。

背景技術

0002

従来、ボール弁として、実開昭61-11065号公報に記載の如く、弁室とこの弁室に連通する流路とを有する弁箱と、弁箱の弁室に収容される弁体と、弁箱のスピンドル支持孔に支持されるとともに弁体に係合し、該弁体を回転操作して弁箱の流路を開閉するスピンドルと、スピンドルの軸方向2位置に装着されてスピンドルと弁箱のスピンドル支持孔とをシールする2個のOリングとを有してなるものがある。

0003

この従来技術によれば、スピンドルの軸方向2位置に2個のOリングを設けているから、(a) スピンドルの偏心を抑制できる、(b) スピンドル回りの漏液をより確実に防止できる等のメリットがある。

発明が解決しようとする課題

0004

然しながら、従来技術には、以下の如くの問題点がある。即ち、ボール弁では、弁の開閉に際し、スピンドルを回転操作するものであり、Oリングは徐々に摩耗する。

0005

このとき、Oリングが接液している場合には、液体潤滑剤となって摩耗を抑制するが、Oリングが接液していない場合には、著しい摩耗を生ずる。特に、この摩耗は、禁油仕様の弁において顕著となる。

0006

そして、2個のOリングを有していても、接液するOリングは1個だけであり、接液しないOリングでは摩耗の進行が早いものとなる。このため、接液側のOリングが摩耗して漏液を生じたときには、非接液側のOリングは既にシール機構を失う程度に過度に摩耗してしまっており、2個のOリングを用いたことによる漏液防止の確実化を果たさない場合が多い。

0007

本発明は、スピンドルの軸方向複数位置に複数のOリングを設けてなる弁において、漏液防止の確実化を果たすことを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

請求項1に記載の本発明は、弁室とこの弁室に連通する流路とを有する弁箱と、弁箱の弁室に収容される弁体と、弁箱のスピンドル支持孔に支持されるとともに弁体に係合し、該弁体を回転操作して弁箱の流路を開閉するスピンドルと、スピンドルの軸方向複数位置に装着されてスピンドルと弁箱のスピンドル支持孔とをシールする複数のOリングとを有してなる弁において、スピンドルの軸方向で最も弁体側に配置されるOリングの圧縮代に比して、他のOリングの圧縮代が小とされてなるようにしたものである。

0009

請求項2に記載の本発明は、請求項1記載の本発明において更に、前記複数のOリングのサイズを同一とし、弁箱のスピンドル支持孔の内径を軸方向で同一とするとき、スピンドルに設けられる各Oリングの装着溝径が、最も弁体側に配置される装着溝より、他の装着溝において小とされてなるようにしたものである。

0010

スピンドルの軸方向で最も弁体側(接液側)に配置されるOリング以外の、他のOリングは、非接液側に位置するものであり、潤滑剤として作用をし得る液体と接液しないため、摩耗しやすい環境にある。ところが、この非接液側のOリングは、接液側のOリングよりも圧縮代を小とされており、これによって摩耗の発生を抑制されている。このため、接液側のOリングが摩耗して漏液を生じたとき、非接液側のOリングは未だシール機能を失うことなく、漏液を防止する。

0011

図1はボール弁を示す模式図、図2は弁箱を示す模式図、図3はスピンドルを示す模式図である。

0012

ボール弁10は、弁箱11内に流路12、13を開閉可能なボール14(弁体)が回動可能に配置され、このボール14には流路12、13側よりボールシート15、16が当接され、このボールシート15、16はボール押え17、18によりボール14に向けて押圧されるようになされ、弁箱11とボール14との間に弁室19を形成することとしている。20は、ボール14に設けてある通孔である。

0013

また、弁箱11の中央部のスピンドル支持孔11Aにはスピンドル21が回動可能に支持され、スピンドル21の内端部はボール14の凹溝22と係合し、スピンドル21の外端部にはハンドル23が固定されている。

0014

また、ボール押え17、18は弁箱11の両端内径部に螺着されている。そして、弁箱11の両端外径部にはユニオンナット24、25が螺着され、各ユニオンナット24、25は、管路を接続する接続スリーブ26、27をボール押え17、18の外端面に当接させている。

0015

尚、28、29は弁箱11とボール押え17、18との間に設けたOリング、32、33はボール押え17と接続スリーブ26、ボール押え18と接続スリーブ27の間に設けたOリングである。

0016

然るに、ボール弁10は、スピンドル21の軸方向2位置にOリング41、42のための装着溝41A、42Aを備えており、各装着溝41A、42AにそれらのOリング41、42を装着している。各Oリング41、42は、スピンドル21と弁箱11のスピンドル支持孔11Aとをシールする。

0017

このとき、ボール弁10にあっては、スピンドル21の軸方向で、ボール14側に配置されるOリング41の圧縮率に比して、他のOリング42の圧縮代を小としている。

0018

具体的には、両Oリング41、42のサイズ(Oリング太さ)を同一とし、弁箱11のスピンドル支持孔11Aの内径diを軸方向で同一(ストレート状)とするとき、スピンドル21に設けられる各Oリング装着溝41A、42Aの径do1、do2が、ボール14側に配置される装着溝41Aより、他の装着溝42Aにおいて小とされている。即ち、do1>do2とし、非接液側のOリング42の圧縮代を接液側のOリング41の圧縮代より小としているのである。

0019

以下、本実施例の作用について説明する。スピンドル21の軸方向でボール14の側(接液側)に配置されるOリング41以外の、他のOリング42は、非接液側に位置するものであり、潤滑剤として作用をし得る液体と接液しないため、摩耗しやすい環境にある。ところが、この非接液側のOリング42は、接液側のOリング41よりも圧縮代を小とされており、これによって摩耗の発生を抑制されている。このため、接液側のOリング41が摩耗して漏液を生じたとき、非接液側のOリング42は未だシール機能を失うことなく、漏液を防止する。

0020

表1は、本発明弁の構成を、従来弁に比して示したものである。表1において、(上)は反弁体側(非接液側)、(下)は弁体側(接液側)を示す。

0021

0022

また、表2は、本発明弁と従来弁のそれぞれに、閉時水圧10kg/cm2が加わるように配管し、これらの弁を1サイクル10秒で開閉を繰り返し、漏水発生状態をテストした結果である。

0023

0024

表1、表2によれば、本発明弁において、漏液防止の確実化を果たし得ることが認められる。

0025

以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は、スピンドルの軸方向3位置以上の位置にOリングを装着してなる弁にあっても、上記実施例におけると同様に適用できる。また、本発明はボール弁に限らず、スピンドルの回転により弁体を開閉する弁に広く適用できる。

発明の効果

0026

以上のように本発明によれば、スピンドルの軸方向複数位置に複数のOリングを設けてなる弁において、漏液防止の確実化を果たすことができる。

図面の簡単な説明

0027

図1図1はボール弁を示す模式図である。
図2図2は弁箱を示す模式図である。
図3図3はスピンドルを示す模式図である。

--

0028

10ボール弁
11弁箱
11Aスピンドル支持孔
12、13流路
14ボール(弁体)
19弁室
21スピンドル
41、42 Oリング
41A、42A 装着溝

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