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技術 食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造

出願人 中野冷機株式会社
発明者 坂井毅
出願日 1993年11月22日 (26年11ヶ月経過) 出願番号 1993-315841
公開日 1995年6月6日 (25年5ヶ月経過) 公開番号 1995-146048
状態 拒絶査定
技術分野 冷蔵庫の冷凍ユニット 冷凍機械と関連した装置 気液分離装置、除霜装置、制御または安全装置
主要キーワード 屋内スペース 陳列面積 液温上昇 液出口管 配管サイズ 沸騰蒸発 売場面積 空冷コンデンサ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年6月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

目的

食品店舗における冷凍装置冷凍回路構造において、レシーバ空冷コンデンサ側に設置することによって、コンプレッサ側ユニットを小型化し、機械室省スペース化を図ると共に、冷媒配管材料を削減して配管材料費の低減を図る。

構成

冷媒圧縮して高温高圧化するコンプレッサ3と、その冷媒を凝縮液化する空冷コンデンサ4と、凝縮液化した冷媒を貯留するレシーバ5と、液化した冷媒を減圧して蒸発し易くする膨張弁と、冷媒をガス化させ蒸発潜熱にて周囲を冷却する冷却コイル6とを配管接続して、ショーケース1の冷凍回路を構成する。店舗屋外に空冷コンデンサ4を配置し、これに近接させてレシーバ5を配置する。これによって、コンプレッサを配置する機械室のスペースを狭く抑え、その分売場面積を広くとる。また、空冷コンデンサとレシーバを近接させることで、それらを結ぶ液戻り管を短くし、配管材料費も安くする。

概要

背景

従来、スーパーマーケット等の食品店舗においては、青果精肉鮮魚類等の冷凍冷蔵食品陳列に、ショーケース冷蔵庫等の冷凍装置が用いられている。

この冷凍装置の冷凍回路は、一般に、冷媒圧縮して高温高圧化するコンプレッサと、その冷媒を凝縮液化する空冷コンデンサと、凝縮液化した冷媒を貯留するレシーバと、液化した冷媒を減圧して蒸発し易くする膨張弁(又はキャピラリチューブ)と、冷媒をガス化させ蒸発潜熱にて周囲を冷却する冷却コイルとを配管接続し、ここに冷媒を流すことにより構成される。

図5及び図6は、従来の一般的な食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造を示すもので(但し、一部の配管は省略してある)、食品店舗Tはショーケース31や冷蔵庫等の冷凍装置を配置する食品売場T1と、作業室Sや冷蔵冷凍室機械室K等を設けたバックヤードT2とが壁面Wで仕切られ、該壁面Wの何箇所かには双方に出入りするための通路32が設けられている。そして、機械室Kにコンプレッサ33とレシーバ35とをユニット化したものを、例えば図7に示すように複数台設置し、店舗屋外に空冷コンデンサ34を設置し、各ショーケース31に冷却コイル36や膨張弁(図示せず)を内蔵すると共に、レシーバ35と膨張弁を液出口管37で配管し、空冷コンデンサ34とレシーバ35を液戻り管38で配管し、コンプレッサ33と空冷コンデンサ34を吐出管39で配管し、冷却コイル36とコンプレッサ33を吸込管40で配管することにより、これら冷凍回路内に冷媒を流し、ショーケース31等の冷凍装置の冷却を行っている。

概要

食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造において、レシーバを空冷コンデンサ側に設置することによって、コンプレッサ側ユニットを小型化し、機械室の省スペース化を図ると共に、冷媒配管材料を削減して配管材料費の低減を図る。

冷媒を圧縮して高温高圧化するコンプレッサ3と、その冷媒を凝縮液化する空冷コンデンサ4と、凝縮液化した冷媒を貯留するレシーバ5と、液化した冷媒を減圧して蒸発し易くする膨張弁と、冷媒をガス化させ蒸発潜熱にて周囲を冷却する冷却コイル6とを配管接続して、ショーケース1の冷凍回路を構成する。店舗屋外に空冷コンデンサ4を配置し、これに近接させてレシーバ5を配置する。これによって、コンプレッサを配置する機械室のスペースを狭く抑え、その分売場面積を広くとる。また、空冷コンデンサとレシーバを近接させることで、それらを結ぶ液戻り管を短くし、配管材料費も安くする。

目的

本発明はかかる現状に鑑みなされたもので、レシーバを空冷コンデンサ側に設置することによって、コンプレッサ側のユニットを小型化し、機械室の省スペース化を図ると共に、冷媒配管材料を削減し、配管材料費の低減を図った食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

冷媒圧縮して高温高圧化するコンプレッサと、その冷媒を凝縮液化する空冷コンデンサと、凝縮液化した冷媒を貯留するレシーバと、液化した冷媒を減圧して蒸発し易くする膨張弁又はキャピラリチューブと、冷媒をガス化させ蒸発潜熱にて周囲を冷却する冷却コイルとから構成される冷凍装置冷凍回路構造において、前記空冷コンデンサとレシーバとを近接させて配置したことを特徴とする食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造。

請求項2

冷媒を圧縮して高温高圧化するコンプレッサと、その冷媒を凝縮液化する空冷コンデンサと、凝縮液化した冷媒を貯留するレシーバと、液化した冷媒を減圧して蒸発し易くする膨張弁又はキャピラリチューブと、冷媒をガス化させ蒸発潜熱にて周囲を冷却する冷却コイルとから構成される冷凍装置の冷凍回路構造において、前記空冷コンデンサとレシーバとを組み合わせて一つのユニットを構成したことを特徴とする食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造。

請求項3

前記空冷コンデンサ及びレシーバは屋外又は通気の良い屋内に、コンプレッサは屋内又は屋外の空冷コンデンサ及びレシーバと離れた位置に、それぞれ設置したことを特徴とする請求項1又は2記載の食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造。

技術分野

0001

本発明は、スーパーマーケットコンビニエンスストアなどの食品店舗において、青果精肉鮮魚類等の冷凍冷蔵食品陳列販売するために用いるショーケース冷蔵庫等の冷凍装置を冷却するための冷凍回路構造に係り、特にその冷凍回路を構成する空冷コンデンサレシーバ配置構造に関するものである。

背景技術

0002

従来、スーパーマーケット等の食品店舗においては、青果や精肉・鮮魚類等の冷凍・冷蔵食品の陳列に、ショーケースや冷蔵庫等の冷凍装置が用いられている。

0003

この冷凍装置の冷凍回路は、一般に、冷媒圧縮して高温高圧化するコンプレッサと、その冷媒を凝縮液化する空冷コンデンサと、凝縮液化した冷媒を貯留するレシーバと、液化した冷媒を減圧して蒸発し易くする膨張弁(又はキャピラリチューブ)と、冷媒をガス化させ蒸発潜熱にて周囲を冷却する冷却コイルとを配管接続し、ここに冷媒を流すことにより構成される。

0004

図5及び図6は、従来の一般的な食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造を示すもので(但し、一部の配管は省略してある)、食品店舗Tはショーケース31や冷蔵庫等の冷凍装置を配置する食品売場T1と、作業室Sや冷蔵冷凍室機械室K等を設けたバックヤードT2とが壁面Wで仕切られ、該壁面Wの何箇所かには双方に出入りするための通路32が設けられている。そして、機械室Kにコンプレッサ33とレシーバ35とをユニット化したものを、例えば図7に示すように複数台設置し、店舗屋外に空冷コンデンサ34を設置し、各ショーケース31に冷却コイル36や膨張弁(図示せず)を内蔵すると共に、レシーバ35と膨張弁を液出口管37で配管し、空冷コンデンサ34とレシーバ35を液戻り管38で配管し、コンプレッサ33と空冷コンデンサ34を吐出管39で配管し、冷却コイル36とコンプレッサ33を吸込管40で配管することにより、これら冷凍回路内に冷媒を流し、ショーケース31等の冷凍装置の冷却を行っている。

発明が解決しようとする課題

0005

この様な従来のコンプレッサとレシーバを組合せて一つのユニットとして屋内機械室内)に設置し、空冷コンデンサを屋外に設置する冷凍装置の冷却構造においては、主に、以下のような問題点があった。
コンプレッサ、レシーバを組み合わせたもの複数台を機械室(屋内)に設置することから、機械室スペースを広く必要とする。従って、その分食品店舗の売場面積が狭くなる。
冷凍回路の冷媒配管は、液出口管(レシーバ→膨張弁)、液戻り管(空冷コンデンサ→レシーバ)、吐出管(コンプレッサ→空冷コンデンサ)、吸込管(冷却コイル→コンプレッサ)の順に配管サイズが大きくなり材料費も高価になるが、この様な従来の冷凍回路の場合には、液戻り管が長くなるので、配管材料費が高くなる。
また、食品店舗の場合、冷凍機(コンプレッサ)を設置する機械室は一箇所が一般的であるが、それに対し、冷却コイル、膨張弁を有するショーケース等の冷凍装置は売場全体広範囲に設置されるため、液出口管と吸込管の距離が長く、配管材料費が高くつく。

0006

本発明はかかる現状に鑑みなされたもので、レシーバを空冷コンデンサ側に設置することによって、コンプレッサ側のユニットを小型化し、機械室の省スペース化を図ると共に、冷媒配管材料を削減し、配管材料費の低減を図った食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、上記目的を達成するため、以下の構成を採用したものである。まず、請求項1に記載の発明は、冷媒を圧縮して高温高圧化するコンプレッサと、その冷媒を凝縮液化する空冷コンデンサと、凝縮液化した冷媒を貯留するレシーバと、液化した冷媒を減圧して蒸発し易くする膨張弁又はキャピラリチューブと、冷媒をガス化させ蒸発潜熱にて周囲を冷却する冷却コイルとから構成される冷凍装置の冷凍回路構造において、前記空冷コンデンサとレシーバとを近接させて配置したものである。これによって、コンプレッサ側のユニットを小型化し、機械室の省スペース化を図ると共に、冷媒配管材料を削減し、配管材料費の低減を図ることができる。なお、レシーバを断熱材等で防熱することにより、冬場高圧低下、夏場液温上昇を防止し、冷凍回路の性能を一層向上させることができる。

0008

また、請求項2に記載の発明は、前記した冷凍装置の冷凍回路構造において、前記空冷コンデンサとレシーバとを組み合わせて一つのユニットを構成したものである。このユニット化によって、設置段階において、空冷コンデンサとレシーバの配管の手間が省けるメリットがある。

0009

さらに、請求項3に記載の発明は、前記請求項1及び2の発明において、空冷コンデンサ及びレシーバは屋外又は通気の良い屋内に、コンプレッサは屋内又は屋外の空冷コンデンサ及びレシーバと離れた位置に、それぞれ設置したことを特徴とするものである。

0010

空冷コンデンサとレシーバとを近接させて屋外又は屋内の所定箇所に配置することによって、コンプレッサを配置する機械室のスペースを狭く抑えることができ、その分売場面積を広くとることができる。また、空冷コンデンサとレシーバを近接させることで、それら両者間を結ぶ液戻り管(配管サイズが大きく高価格)を短くできるので、配管材料費も安くできる。しかも、この構造によれば、既存の空冷コンデンサとレシーバをそのまま配管すれば済む。

0011

また、空冷コンデンサとレシーバとを組み合わせてユニット化することによって、コンプレッサを配置する機械室の省スペース化及び冷媒配管材料の削減が図れると共に、設置段階において空冷コンデンサとレシーバの配管の手間が省ける。

0012

以下、本発明の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。図1は食品店舗の屋外の空冷コンデンサ設置場所に近接させてレシーバを設置した例を示す概略平面図、図2は食品店舗の屋外に空冷コンデンサとレシーバを組み合わせたユニットを設置した例を示す概略平面図、図3はその設置構造横断面図、図4は機械室に複数のコンプレッサを架台を用いて段積みすることによって省スペース化を図った例を示す側面図である。

0013

まず図1は、本発明の一実施例を示すもので、食品店舗Tはショーケース1や冷蔵庫等の冷凍装置を配置する食品売場T1と、作業室Sや冷蔵・冷凍室や機械室K等を設けたバックヤードT2とが壁面Wで仕切られ、該壁面Wの何箇所かには双方に出入りするための通路2が設けられている。このショーケース1は、例えば精肉や鮮魚,青果物等を冷却するために用いるもので、ショーケース1の庫内を冷却する冷凍回路は、冷媒を圧縮して高温高圧化するコンプレッサ3と、その冷媒を凝縮液化する空冷コンデンサ4と、凝縮液化した冷媒を貯留するレシーバ5と、液化した冷媒を減圧して蒸発し易くする膨張弁又はキャピラリチューブ(図示せず)と、冷媒をガス化させ蒸発潜熱にて周囲を冷却する冷却コイル6とから構成されている。

0014

そして、コンプレッサ3は、バックヤードT2の機械室K内に、複数台を架台11を用いて段積み又は並列配置することによって設けられており(図4参照)、レシーバ5は屋外の空冷コンデンサ4に近接して設けられている。レシーバ5を機械室Kに設けない分小さなスペースで済み、特に複数台のコンプレッサ3を段積みすることで、機械室の省スペース化を一層図ることができる。

0015

これらの各冷凍回路構成機器は、レシーバ5と膨張弁が液出口管7で配管され、空冷コンデンサ4とレシーバ5が液戻り管8で配管され、コンプレッサ3と空冷コンデンサ4が吐出管9で配管され、冷却コイル6とコンプレッサ3が吸込管10で配管されており、これら冷凍回路内に冷媒が流れることにより、ショーケース1等の冷凍装置の冷却を行っている。即ち、これら配管7,8,9,10内を流れる冷媒は、圧縮,凝縮膨張,蒸発の4行程を繰り返しながら、これらの冷凍サイクル内循環し、温度の低い冷却コイル6から、温度の高い空冷コンデンサ4に熱を移動させる役目をしている。つまり、膨張弁を出て圧力の低い冷却コイル6に放出された低温低圧液冷媒は、ここで庫内の熱を奪い沸騰蒸発してガスとなって庫内を冷却し、また、冷媒が冷却コイル6で庫内から奪った熱やコンプレッサ3で圧縮するために加えられた熱は、空冷コンデンサ4から屋外に放出される。

0016

ところで、このように構成された冷凍回路の冷媒配管は、液出口管7(レシーバ5→膨張弁)、液戻り管8(空冷コンデンサ4→レシーバ5)、吐出管9(コンプレッサ3→空冷コンデンサ4)、吸込管10(冷却コイル6→コンプレッサ3)の順に配管サイズが大きくなり材料費も高価になる。従来のようにレシーバとコンプレッサとがユニット化された配管構造であると液戻り管が長くなるが、この実施例によれば、液戻り管8が短くなるので、配管材料費が安く済む。

0017

また、食品店舗Tの場合、冷凍機(コンプレッサ3)を設置する機械室Kは一箇所が一般的であるが、それに対し、冷却コイル6及び膨張弁を有するショーケース1等の冷凍装置は売場T1の全体に広範囲に設置されるため、従来の配管構造であると液出口管と吸込管の距離が長く、配管材料費が高くつくが、本実施例によれば、ショーケース1等の冷凍装置の最も近い屋外に空冷コンデンサ4とレシーバ5を設置することで、液出口管7の配管長さを短縮し、冷媒配管コストを削減できる。

0018

次に図2及び図3は、本発明の他の実施例を示すもので、前記実施例では屋外の空冷コンデンサ4に近接させてレシーバ5を配置したが、本実施例の場合には、空冷コンデンサ4とレシーバ5とを組み合わせて一つのユニットを構成している。

0019

即ち、食品店舗Tはショーケース1や冷蔵庫等の冷凍装置を配置する食品売場T1と、作業室Sや冷蔵・冷凍室や機械室K等を設けたバックヤードT2とが壁面Wで仕切られ、該壁面Wの何箇所かには双方に出入りするための通路2が設けられている。このショーケース1の庫内を冷却する冷凍回路は、冷媒を圧縮して高温高圧化するコンプレッサ3と、その冷媒を凝縮液化する空冷コンデンサ4と、凝縮液化した冷媒を貯留するレシーバ5と、液化した冷媒を減圧して蒸発し易くする膨張弁又はキャピラリチューブ(図示せず)と、冷媒をガス化させ蒸発潜熱にて周囲を冷却する冷却コイル6とから構成されている。

0020

そして、コンプレッサ3はバックヤードT2の機械室K内に、複数台を段積み又は並列配置することにより、省スペース化を図って設けられており(図4参照)、レシーバ5は屋外の空冷コンデンサ4と組み合わせて一つのユニットを構成している。この様にユニット化することにより、現場における空冷コンデンサ4とレシーバ5の配管の手間が省ける。

0021

また、これらの各冷凍回路構成機器は、ユニット化された空冷コンデンサ4とレシーバ5が液戻り管8で配管され、レシーバ5と膨張弁が液出口管7で配管され、コンプレッサ3と空冷コンデンサ4が吐出管9で配管され、冷却コイル6とコンプレッサ3が吸込管10で配管されており、これら冷凍回路内に冷媒が流れることにより、ショーケース1等の冷凍装置の冷却を行っている。

0022

従って、前述した如く、冷媒配管は液出口管7(レシーバ5→膨張弁)、液戻り管8(空冷コンデンサ4→レシーバ5)、吐出管9(コンプレッサ3→空冷コンデンサ4)、吸込管10(冷却コイル6→コンプレッサ3)の順に配管サイズが大きくなり材料費も高価になるが、本実施例によれば、液戻り管8が短くなるので、配管材料費が安く済む。

0023

また、食品店舗Tの場合、冷凍機(コンプレッサ3)を設置する機械室Kは一箇所が一般的であるが、それに対し、冷却コイル6及び膨張弁を有するショーケース1等の冷凍装置は売場T1の全体に広範囲に設置されるため、従来の配管構造であると液出口管と吸込管の距離が長く、配管材料費が高くつくが、本実施例においても前記実施例と同様に、ショーケース1等の冷凍装置の最も近い屋外に空冷コンデンサ4とレシーバ5を設置することで、液出口管7の配管長さを短縮し、冷媒配管コストを削減できる。

0024

そして、従来のようにコンプレッサとレシーバをユニットとして機械室に設けた場合、屋外の空冷コンデンサをこのユニットより低い位置に設置すると、空冷コンデンサ内に液溜りが発生し能力を低下してしまうが、本発明の上記実施例では、いずれにおいても、空冷コンデンサ4とレシーバ5をほぼ同一レベルないし空冷コンデンサを高い位置に容易に設定できるため、コンプレッサ3との位置関係を問う必要がない。

0025

また、この様な本発明の両実施例によれば、屋外設置の空冷コンデンサ4にレシーバ5を近接又は組み合わせて一つのユニットとするため、ショーケース1の陳列面積圧迫することなく、また屋内から屋外への配管はサイズの小さな液出口管7であるため、冷媒配管工事を安価にできる。

0026

なお、これらの実施例においては、空冷コンデンサ4及びレシーバ5を屋外に配置した例を示したが、機械室Kに設けたコンプレッサ3と離れた位置で、かつ通気のよい場所であれば、食品店舗Tの屋内に設けることもできる。屋内に設ければ、店舗外観の見栄えもよくなる。

発明の効果

0027

本発明は、以上のように、食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造として、空冷コンデンサとレシーバとを近接させて配置したり(請求項1)、それらを組み合わせて一つのユニットを構成したり(請求項2)、さらには空冷コンデンサとレシーバを屋外又は通気の良い屋内に配置してコンプレッサと離した構成としたので(請求項3)、以下に示すような優れた効果を奏するものである。

0028

コンプレッサ、レシーバを組み合わせたもの複数台を機械室(屋内)に設置した場合、機械室スペースを広く必要とするが、本発明は、コンプレッサのみを複数台設置すればよく、機械室スペースを小さくできるため、その分屋内スペースを有効に使用でき、特に食品店舗の売場面積を広くできることから、店舗自体の面積効率を上げることができる。

0029

冷凍回路の冷媒配管は、液出口管(レシーバ→膨張弁)、液戻り管(空冷コンデンサ→レシーバ)、吐出管(コンプレッサ→空冷コンデンサ)、吸込管(冷却コイル→コンプレッサ)の順に配管サイズが大きくなり材料費も高価になるが、従来例の場合には液戻り管が長くなるのに対し、本発明では液出口管が長くなって液戻り管は短くなるため、配管材料費が安くなる。

0030

食品店舗の場合、冷凍機(コンプレッサ)を設置する機械室は一箇所が一般的であるが、それに対し、冷却コイル、膨張弁を有するショーケース等の冷凍装置は売場全体広範囲に設置されるため、液出口管と吸込管の距離が長く、材料費が高くついた。しかし、本発明の場合、ショーケース等の設備の最も近い屋外に空冷コンデンサ、レシーバを設置することで、液出口管距離を短縮し、冷媒配管コストを削減できる。

0031

機械室を設けられない場合、ショーケース等の冷凍装置内にコンプレッサ及びレシーバのユニットを収容し、空冷コンデンサを屋外に設置し、その他の冷凍装置をコンプレッサの能力範囲内で一緒に冷却する方法があるが、この場合、レシーバはコンプレッサに比べて大型でユニット自体が大型になり、収容するショーケース等冷凍装置の陳列面積を圧迫することがあった。しかし、本発明は、屋外設置の空冷コンデンサにレシーバを近接し、あるいは組み合わせて一つのユニットとするため、ショーケースの陳列面積を圧迫することはないし、また屋内から屋外への配管はサイズの小さな液出口管であるため、冷媒配管工事を安価にできる。

0032

コンプレッサとレシーバをユニットにした場合、空冷コンデンサをユニットより低い位置に設置すると、空冷コンデンサ内に液溜りが発生し能力低下をきたすが、本発明は空冷コンデンサ、レシーバがほぼ同一レベル又は空冷コンデンサが高い位置に設定できるため、コンプレッサとの位置関係は問わなくてよい。

図面の簡単な説明

0033

図1本発明の食品店舗屋外の空冷コンデンサ設置場所に近接させてレシーバを設置した例を示す概略平面図である。
図2同じく食品店舗屋外に空冷コンデンサとレシーバを組み合わせたユニットを設置した例を示す概略平面図である。
図3同じくその設置構造の横断面図である。
図4同じく機械室に複数のコンプレッサを架台を用いて段積み又は並列配置して省スペース化を図った説明側面図である。
図5従来の一般的な食品店舗における冷凍装置の冷凍回路構造を示す概略平面図である。
図6同じくその設置構造の横断面図である。
図7同じく機械室に複数のコンプレッサ及びレシーバのユニットを並列配置した状態を示す説明側面図である。

--

0034

1ショーケース
2通路
3コンプレッサ
4空冷コンデンサ
5レシーバ
6冷却コイル
7液出口管
8液戻り管
9吐出管
10吸込管
11架台
T食品店舗
T1売場
T2バックヤード
K機械室
W 壁面

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