図面 (/)

技術 直線振動フィーダにおける細片除去構造

出願人 シンフォニアテクノロジー株式会社
発明者 井上光明
出願日 1993年11月24日 (26年4ヶ月経過) 出願番号 1993-319053
公開日 1995年6月6日 (24年9ヶ月経過) 公開番号 1995-144741
状態 特許登録済
技術分野 振動コンベヤ
主要キーワード 平板状底 振動機器 除去構造 移送対象 排出用シュート 振動電動機 クリープ破壊 板状物品
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年6月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題・解決手段

[目的]板状物品移送する直線振動フィーダトラックコストを低くし簡便で加工容易な細片除去構造を提供すること。

[構成]間隙52をあけて直列に接続される直線振動フィーダ4と5との接続個所において、断面U字形トラック4Uの下流端部と断面U字形トラック5Uの上流端部との底部に落下孔51a、51bを設ける。

概要

背景

概要

[目的]板状物品移送する直線振動フィーダトラックコストを低くし簡便で加工容易な細片除去構造を提供すること。

[構成]間隙52をあけて直列に接続される直線振動フィーダ4と5との接続個所において、断面U字形トラック4Uの下流端部と断面U字形トラック5Uの上流端部との底部に落下孔51a、51bを設ける。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

板状物品移送するための、直列に接続された直線振動フィーダ接続個所において、断面U字形、又はV字形のトラックの底部に前記板状物品に伴われる細片等を排除すべき落下孔が設けられていることを特徴とする直線振動フィーダにおける細片除去構造

技術分野

0001

本発明は、板状物品直線振動フィーダ移送する場合において、板状物品に伴われる細片等を排除するための直線振動フィーダにおける細片除去構造に関する。

0002

直線振動フィーダはよく知られているように、トラックの下方に設けた加振機によってトラックのほぼ水平な移送方向とは20〜25度の角度を持つ振動を与えられ、その振動によってトラック上の物品を移送するが、この振動を効率よく移送力に変換するために、トラックの底面は平板状とするのが一般である。

0003

又、この平板状底面のトラックに落下孔を設けて、所定サイズの物品はそのまま通過させ、所定外の小さいサイズのものは落下させる落下孔を設ける場合には、当然のことながら落下孔の位置と物品の通過路とを一致させる必要がある。さもないと落下すべきものが落下孔以外の個所を通過して落下を免れることが生ずるからである。

0004

その為に、平板状底面のトラックを物品の移送方向と直角の方向、すなわち方向に傾斜させ、移送する物品を傾斜によって低くなった側の側壁に沿わせて移送し、落下孔もその側壁に接して設けることによって、落下孔の位置と移送する物品の通過路とを一致させることが広く行われている。

0005

しかし、平板状底面のトラックであってもトラックの傾斜が好ましくない場合や、平板状底面以外の形状のトラックを採用する場合には、上記のようなトラックの傾斜という簡便な方法が取れず、落下孔の位置に対して移送する物品の通過路を強制的に一致させるための装置をトラックに付設するか、又は直線振動フィーダ以外に別に選別装置を設けることが行われ、コストの上昇を招いていた。

0006

本発明は上記の問題に鑑みてなされ、板状物品を直線振動フィーダで移送する場合に、落下孔と板状物品の通過路との一致を必要としない簡便な細片除去構造を提供することを目的とする。

0007

上記の目的は、板状物品を移送するための、直列に接続された直線振動フィーダの接続個所において、断面U字形、又はV字形のトラックの底部に前記板状物品に伴われる細片等を排除すべき落下孔が設けられていることを特徴とする直線振動フィーダにおける細片除去構造、によって達成される。

0008

断面をU字形、又はV字形のトラックとしているので、板状物品はトラックの底部を離れた高いレベルで移送され、板状物品の細片等はトラック内壁滑り落ちてトラックの底部に設けられた落下孔から確実に排除されるほか、落下孔を設けている直線振動フィーダの接続個所は、2台の直線振動フィーダの上流端と下流端であり、直線振動フィーダとしての機械的要素が存在しない個所であるので、落下した細片等を収容する容器を設置し易い。

0009

以下、本発明の実施例による直線振動フィーダにおける細片除去構造を、図面を参照して説明する。

0010

図3は直線振動フィーダを直列に接続した円板状物品移送装置の一例の全体を示す平面図である。ネットコンベヤ1に続いて直線振動フィーダ2、3、・・・、7の6台が直列に配設され、円板状物品Bが図において左方から右方へ移送される。そして全体としては、直線振動フィーダ2における18列のトラックが、3列ユニットとして1列に減列され、6列の分岐直線振動フィーダ11、12、・・・、16へ分岐されるようになっている。そしてこれらの全ての直線振動フィーダは円板状物品を移送するトラックを断面U字形状とされている。

0011

直線振動フィーダの代表例として、直線振動フィーダ4の、図3における[4]−[4]線方向の断面を図4に、直線振動フィーダ5の、図3における[5]−[5]線方向の断面を図5に示した。すなわち、図4において直線振動フィーダ4は断面U字形のトラック4Uがフレーム4f上に4列並べて固定されており、フレーム4fは防振ばね4sを介し支柱4pによって支持されている。又、フレーム4fの一部を構成するウイング4w、4w’には加振のための一対の振動電動機4v、4v’が固定されている。

0012

図5に断面を示す直線振動フィーダ5においても、巾は減少され、使用されている振動電動機5v、5v’は小型のものとなっているが、基本的には、上述の直線振動フィーダ4と同様に構成され、フレーム5f上に断面U字形のトラック5Uが3列固定されている。

0013

そして、断面U字形トラックの巾は共通して、移送する円板状物品Bの直径と同等としているので、図4図5に見られるように、円板状物品Bはその両端をトラック4U、5Uの両側壁に支持され、底部から所定距離離れた高さレベルでトラック4U、5U内を両端部を支持されながら移送される。

0014

本発明の実施例による直線振動フィーダにおける細片除去構造を図1図2に示した。図1は直線振動フィーダ4と5とが間隙をおいて直列に接続されている個所を示す。図1のAは接続個所の平面図であり、図1のBは、Aにおける[B]−[B]線方向の断面図である。

0015

直線振動フィーダ4、5は、それぞれ図1のBで示すように矢印m、nの方向に直線振動しているので接続個所での相互の接触、干渉を避けるべく、図1に見られるように、直線振動フィーダ4のトラック4Uの下流端と直線振動フィーダ5のトラック5Uの上流端との間に2〜5mmの間隙52をおいて配置される。そして落下孔51a、51bがトラック4Uの下流端部とトラック5Uの上流端部との底部に、間隙52をまたいで形成される。なお、図2図1のAにおける[2]−[2]線方向の断面図である。

0016

本実施例による直線振動フィーダにおける細片除去構造は以上のように構成されるが、次にその作用について説明する。

0017

円板状物品Bを移送するトラック4U、5Uを断面U字形としているので、上流から移送されてくる円板状物品Bはトラック4U、5U内をその底部から所定距離離れた高さレベルで移送され(図1のB、図2)、落下孔51a、51b間隙52をそのまま通過する。一方、円板状物品Bに伴われ移送されてくる細片bは落下孔52a、52bへ至るまでの間に、既にトラック4Uの内壁に沿って滑り落ちてトラック4Uの底部に集まり、トラック4U、5Uの底部に設けられている落下孔51a、51bに至って矢印のように下方へ落下する。又、間隙52の巾より小さいサイズのものは間隙52からも落下する。従って、トラック5Uの下流側では細片bの分離された円板状物品Bが移送されることになる。

0018

又、落下孔51a、51bを、直線振動フィーダ4と5との接続個所、すなわち両フィーダにとって端部であり、直線振動フィーダとしての何らかの機械的要素が下方に存在しない個所に設けているので、落下孔51a、51b間隙52から落下した円板状物品Bの細片bを収容する容器を設置しやすく、又、これへの排出用シュートび設置も容易であり、又、そのトラック40、50への加工が容易である点においてもコストの上昇が抑制される。

0019

直線振動フィーダ4において、各トラック4Uを上述したように、その両端部を両側壁部で支持されながら円板状物品Bが移送されるのであるが、これまでに発生したその細片、例えばこれがビスケットのようなものであれば、非常に壊れやすいので、そのかけらがかなり多く生じており、又、振動のモードによってはその振動中にその粉や小片が落下することがあり、これらがすべてトラック4Uの底部に集まって振動により移送され、これらトラック4Uの下流側端部に形成した切欠き、すなわち落下孔51aから下方に落下し、図示しないシュートを介して側方に配設された収容容器に排出することができる。もしトラック4Uの途中の底部に落下孔を形成しておけば、これを通過後に発生したかけらや小片は、もしその先端部に切欠き、或いは落下孔を形成しておかなければ、次の直線振動フィーダ後へと導入されるのであるが、すべて落下孔51a、51bを通って外方に排出される。

0020

又上述したように、トラック4U、5Uの中間部に落下孔を形成するには、その加工が困難であり、コストを上昇させるのであるが、その端部に図示したような切欠きを形成することは容易であり、又、本実施例では下流側の直線振動フィーダ5のトラックの上流側端部にも同様な切欠き51bが形成されているので、これら切欠き51a、51bの形状を極力小さくすることができ、トラック4U、5Uの機械的強度を低下させることなく形成させることができる。振動機器では1分間で3600回で、約30mmの振巾で振動する場合がある。この場合には特にトラックの先端部に、2次振動が生じてクリープ破壊などを生じる恐れがあるが、本実施例のように直線振動フィーダ4と5の各トラック4Uと5Uとの下流側及び上流側端部にまたがって、所望の大きさの落下孔51a、51bを形成しているので、このようなクリープ破壊の恐れがなく、又、下流側の直線振動フィーダ5の上流側端部にも同様な切欠き51bを形成しているので、トラック4Uの下流側端部に形成した切欠き51aを容易に落下する小片に対しては、問題ないが、次の直線振動フィーダ5のトラック5Uに振動により転送される時にトラック4U、5Uとの隙間にはさまって、直線振動フィーダ4と5の振動を阻害する恐れがあるが、本実施例では下流側のトラック5Uの上流側端部にも切欠き51bが形成されているので、これらトラック4Uと5Uとの間の間隙にはさみ込まれるということも防止される。よって下流側の直線振動フィーダ5の各トラック5Uには小片、かけらを取り除かれて、完成品としての円板状物品だけが、次工程へと供給することができる。

0021

以上、本発明の実施例について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。

0022

例えば実施例は、代表例として直線振動フィーダ4と直線振動フィーダ5との間における細片除去構造を示したものであり、他の直線振動フィーダ間は勿論のこと、直線振動フィーダと分岐直線振動フィーダとの間においても同様な細片除去構造を設け得る。更には、複数台を直列に接続した直線振動フィーダの接続毎に複数の細片除去構造を設けてもよい。

0023

又、実施例では、落下孔51の形状を両端部でほぼ半円形状の長孔としたが、これ以外の形状であってもよいことは言うまでもない。

0024

又、実施例では、上流側トラック4Uの下流端部と下流側トラック5Uの上流端部とにまたがって落下孔51a、51bを形成させたが、トラック4Uの下流端部のみ、又は、トラック5Uの上流端部のみに落下孔を形成させてもよい。

0025

又、実施例では、上流側トラック4U、下流側トラック5U、共に断面U字形のトラックとしたが、一方は平板状底面のトラック、他方は断面U字形のトラックを持つ直線振動フィーダの接続であってもよい。この場合には、断面U字形トラックの端部には必ず落下孔を設けるものとし、平板状底面のトラックの端部には落下孔を設けてもよく、設けなくともよい。

0026

更には、2台の直線振動フィーダの接続個所に設けられる本発明の細片除去構造に組み合わせて、直線振動フィーダのトラックの中間部に落下孔を設けることは何等差し支えない。

0027

又、実施例では、移送対象を円板状物品として説明したが、これ以外の形状、例えば正方形、直方形の板状物品であってもよく、重量が小さい場合には厚さの大きい板状物品も移送対象とされ得る。

0028

又、実施例では、円板状物品Bの移送に断面U字形のトラックを採用したが、断面V字形のトラックであっても、本発明の細片除去構造は適用され得る。

発明の効果

0029

以上説明したように、本発明の直線振動フィーダにおける細片除去構造によれば、板状物品は落下孔を設けた断面U字形トラックの底部とは離れた高さレベルで移送されるので、落下孔と板状物品の通過路との一致を必要とせずに板状物品に伴われる細片等が落下孔から確実に排除され、かつ落下した細片等を収容する容器やシュートなどの設置の容易な直線振動フィーダ間に設けるので、コスト上昇を伴わずに細片等を排除し得る。

図面の簡単な説明

0030

図1本発明の実施例による直線振動フィーダにおける細片除去構造を示し、図1のAは平面図、図1のBは、図1のAにおける[B]−[B]線方向の断面図である。
図2同細片除去構造のトラックの断面図であり、図1のAにおける[2]−[2]線方向の断面を示す。
図3円板状物品の移送装置の一例の全体を示す平面図である。
図4同移送装置に使用されている直線振動フィーダの一例の断面を示し、図3における[4]−[4]線方向の断面図である。
図5同移送装置に使用されている直線振動フィーダの他例の断面を示し、図3における[5]−[5]線方向の断面図である。

--

0031

4U直線振動フィーダ4のトラック
5U 直線振動フィーダ5のトラック
51a落下孔
51b 落下孔
52 直線振動フィーダ間の間隙
B円板状物品
b 円板状物品の細片

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • スヴェイコフスキー、カレンスーの「 線形往復動構造体を支持するための軸受」が 公開されました。( 2019/09/05)

    【課題・解決手段】直線経路に沿って往復動する往復動構造体を支持するための線形軸受として機能する装置は、第二本体の内部リングギヤにおける第一の数の二倍にあたる第二の数の歯と係合するように、第一直径および... 詳細

  • NTN株式会社の「 部品集積装置」が 公開されました。( 2019/09/05)

    【課題】上流側工程から排出された部品を、上流側工程での順列を保持したまま集積し、表面キズを発生させることなく搬送して、下流側工程に供給できる部品集積装置を提供する。【解決手段】部品生産ラインの所定の2... 詳細

  • シンフォニアテクノロジー株式会社の「 部品供給装置」が 公開されました。( 2019/08/22)

    【課題】大型化や質量増加を招くことなく各搬送部位の振動特性を調整できる新たな構造を導入し、これにより高速搬送下でも搬送先に適切な速度でワークを供給できるリニアフィーダを提供する。【解決手段】ワークを搬... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ