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技術 チェーンの伸長度検出装置

出願人 株式会社東芝
発明者 澤田彰
出願日 1993年11月16日 (26年3ヶ月経過) 出願番号 1993-286325
公開日 1995年5月30日 (24年9ヶ月経過) 公開番号 1995-137976
状態 拒絶査定
技術分野 光学的手段による測長装置 エスカレータ,移動歩道 エスカレータの制御、安全及び付属装置
主要キーワード 稼動速度 無端軌道 軽作業 伸長度 エスカレーター 駆動チェーン 入射量 負荷条件
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年5月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

目的

本発明の目的は、搬送装置に用いられるチェーン伸長度を安全かつ軽作業で測定することができ、保守作業を簡便化し、搬送装置の安全性を確保することのできるチェーンの伸長度検出装置を提供することにある。

構成

本発明は、チェーン8を組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬送装置において、検出装置13により、前記チェーン8に単位長当りに設けられた標識14を検出し、前記搬送装置の移動中に、前記チェーン8の単位長さ当りの長さを検出するようにする。

概要

背景

従来の搬送装置、例えばエスカレーター動く歩道においては、乗客や物を乗せる踏段が、駆動装置により無端状に回転駆動されるチェーン取付けられ、このチェーンの駆動と同期して踏段が無端移動するようになっている。このようなチェーンは、経時的に伸長し、その伸長度は使用時間や負荷条件によって異なる。そのため、定期的に保守点検作業メンテナンス)が必要であり、このメンテナンスを行う際には、踏段を取り外し、メジャーを用いてチェーンの長さを測定したり、チェーンを取り外して長さを測定している。

概要

本発明の目的は、搬送装置に用いられるチェーンの伸長度を安全かつ軽作業で測定することができ、保守作業を簡便化し、搬送装置の安全性を確保することのできるチェーンの伸長度検出装置を提供することにある。

本発明は、チェーン8を組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬送装置において、検出装置13により、前記チェーン8に単位長当りに設けられた標識14を検出し、前記搬送装置の移動中に、前記チェーン8の単位長さ当りの長さを検出するようにする。

目的

そこで本発明の目的は、搬送装置に用いられるチェーンの伸長度を安全かつ軽作業で測定することができ、保守作業を簡便化し、搬送装置の安全性を確保することのできるチェーンの伸長度検出装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
1件

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請求項1

チェーンを組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬送装置において、前記搬送装置の稼働中に、前記チェーンの単位長当りの長さを検出する検出装置を備えたことを特徴とするチェーンの伸長度検出装置。

請求項2

チェーンを組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬送装置において、前記チェーンに単位長さ当りに設けられた標識と、この標識を検出する検出装置とを備え、前記搬送装置の稼働中に、前記チェーンの単位長さ当りの長さを検出するようにしたことを特徴とするチェーンの伸長度検出装置。

請求項3

チェーンを組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬装装置において、前記チェーンに単位長さ当りに設けられた反射板と、この反射板に対向して設けられる発光素子及び受光素子とを備え、前記搬送装置の稼働中に、前記チェーンの単位長さ当りの長さを検出するようにしたことを特徴とするチェーンの伸長度検出装置。

請求項4

チェーンを組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬送装置において、前記チェーンに単位長さ当りに設けられた連結ピンと、この連結ピンを挟むように設けられる発光素子及び受光素子とを備え、前記搬送装置の稼働中に、前記チェーンの単位長さ当りの長さを検出するようにしたことを特徴とするチェーンの伸長度検出装置。

請求項5

チェーンを組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬送装置において、前記チェーンに単位長さ当りに設けられた車輪と、この車輪を案内するレールと、このレール上に設けられ前記車輪の通過を検出する検出スイッチとを備え、前記搬送装置の稼働中に、前記チェーンの単位長さ当りの長さを検出するようにしたことを特徴とするチェーンの伸長度検出装置。

請求項6

チェーンを組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬送装置において、前記チェーンに単位長さ当りに設けられた車輪と、この車輪を検出する検出センサとを備え、前記搬送装置の稼働中に、前記チェーンの単位長さ当りの長さを検出するようにしたことを特徴とするチェーンの伸長度検出装置。

技術分野

0001

本発明は、搬送装置(例えばエスカレーター動く歩道等)に用いられるチェーン伸長度検出装置に関する。

背景技術

0002

従来の搬送装置、例えばエスカレーターや動く歩道においては、乗客や物を乗せる踏段が、駆動装置により無端状に回転駆動されるチェーンに取付けられ、このチェーンの駆動と同期して踏段が無端移動するようになっている。このようなチェーンは、経時的に伸長し、その伸長度は使用時間や負荷条件によって異なる。そのため、定期的に保守点検作業メンテナンス)が必要であり、このメンテナンスを行う際には、踏段を取り外し、メジャーを用いてチェーンの長さを測定したり、チェーンを取り外して長さを測定している。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、従来のエスカレーターや動く歩道では、踏段の左右両側に1本ずつループ状(無端状)にチェーンを取付けているため、左右のチェーンの長さに差が生じると、踏段に不均衡な力が加わり、踏段が傾くといった危険も生じる。そのため、チェーンの長さを一定に保つ必要があり、伸長度の測定は頻繁に行う必要があるが、前述したように、チェーンの長さの測定には、踏段の取外しやチェーンの取外しなど、多大な労力と時間を必要としている。従ってこのようなチェーンの運用方法では、メンテナンスのたびに多大な労力と時間が必要であり、安全性を確保することも難しくなってきている。

0004

そこで本発明の目的は、搬送装置に用いられるチェーンの伸長度を安全かつ軽作業で測定することができ、保守作業を簡便化し、搬送装置の安全性を確保することのできるチェーンの伸長度検出装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、以上の目的を達成するために、チェーンを組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬送装置において、前記チェーンに単位長当りに設けられた標識と、この標識を検出する検出装置とを備え、前記搬送装置の移動中に、前記チェーンの単位長さ当りの長さを検出するようにしたチェーンの伸長度検出装置を提供する。

0006

以上の構成により本発明では、チェーンを組み合わせて無端軌道を構成し、動力伝達もしくは搬送を行う搬送装置において、検出装置により、前記チェーンに単位長さ当りに設けられた標識を検出し、前記搬送装置の移動中に、前記チェーンの単位長さ当りの長さを検出するようにする。

0007

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。ここでは、搬送装置の一例として乗客コンベア一種であるエスカレーターを例にあげて説明する。図1はエスカレーターの概略構成を示す側面図であり、上階部梁1と下階部梁2との間に、エスカレーターの本体となり、かつ各種機器を支持するトラス3が設けられている。トラス3の上階部梁1側には、エスカレーターの駆動装置4が設置され、駆動装置4は、駆動チェーン5を介して駆動スプロケット6を回転駆動させている。又、トラス3の下階部梁2には駆動スプロケット6と対になる従動スプロケット7が設けられ、これら駆動スプロケット6と従動スプロケット7には、踏段チェーン8が巻き掛けられて駆動スプロケット6と同期して駆動するようになっている。そして、踏段チェーン8には、利用客を乗せる踏段9が無端連続状に取付けられている。さらに、踏段9の両側には欄干10が立設されており、この欄干10は、主に欄干パネル11と欄干手摺12とから構成されている。

0008

図2は、図1に示されたエスカレーターの踏段チェーン8と踏段チェーン8の伸長度を検出するための伸長度検出装置13の構成及びその動作説明を示す図である。図2(a),(b)に示すように踏段チェーン8はある単位長さおきに構成されており、一定間隔をおいて単位長さおきに反射板14が貼り付けられている。そして踏段チェーン8の近くに適当な距離をおいて伸長度検出装置13がトラス3に設置固定されている。ここで伸長度検出装置13は、反射板14に対向して設けられる発光素子15、受光素子16と、発光素子へ電力供給するための電源17と、受光素子16に設けられる出力端子18とから構成されている。発光素子15は、踏段チェーン8の側面、すなわち反射板14に向かって光を照射するようになっており、受光素子16は、踏段チェーン8の側面で反射された光(反射板14より反射される光を含む)を受け、入射した光の強さに応じた信号を出力端子18から出力するようになっている。

0009

このように構成されたエスカレーターにおいては、踏段チェーン8がエスカレーターの駆動により移動すると、発光素子15が照射している踏段チェーン8の側面が移動する。このとき、発光素子15及び受光素子16はトラス3に固定されているため踏段チェーン8の移動には影響されない。踏段チェーン8の移動によって発光素子15からの光が反射板14に照射されると、踏段チェーン8の側面での反射効率上がり、従って受光素子16に入射する光の量が増大する。結果として、出力端子18には大きな信号として出力されることになる。

0010

図2(c)は踏段チェーン8の稼動時間と出力端子18の信号の強さとの関係を示したものである。発光素子15と受光素子16の前面を反射板14が通過している場合には反射率が上がるため信号強度が大きくなるのがわかる。

0011

信号強度が大きくなった時点から次に信号強度が大きくなるまでの時間が踏段チェーン8の単位長さが発光素子15の前面を通過する時間となる。ここで、踏段チェーン8が一定速度で移動しているとすると、信号強度が大きくなる時間は踏段チェーン8の単位長さと比例する。すなわち、この時間間隔伸びが踏段チェーン8の伸長度として検出できる。

0012

次に本発明の第2の実施例について図3を用いて説明する。第2の実施例において、伸長度検出装置13は、第1の実施例と構成は同じであり、発光素子15、受光素子16、電源17、出力端子18により構成されている。発光素子15と受光素子16は、踏段チェーン8を挟んで対向するように設けられている。

0013

このように構成することにより、踏段チェーン8が移動を開始すると、踏段チェーン8の連結ピン19が同様に移動し、発光素子15からの光を断続的に遮断するようになっている。従って連結ピン19が発光素子15と受光素子16との間をさえぎると、受光素子16への光の入射量が減少し、出力端子18から出力される信号も小さくなる。図3(c)は、踏段チェーン8の稼動時間と、出力端子18からの信号の強さとの関係を示したものである。図において、信号強度の小さくなっている部分は、発光素子15と受光素子16のあいだを連結ピン19が通過している場合である。

0014

信号強度が小さくなった時点から次に信号強度が小さくなるまでの時間が踏段チェーン8の連結ピン19の1スパンの長さが発光素子3の前面を通過する時間である。ここで、踏段チェーン8が一定速度で移動しているとすると、信号強度が小さくなる時間は連結ピン19の1スパンの長さと比例する。すなわち、この時間間隔の伸びが踏段チェーン8の伸長度として検出できる。

0015

次に本発明の第3の実施例について図4を用いて説明する。図4(a),(b)に示すように、踏段チェーン8には、ある単位長さおきに車輪20が設けられており、また踏段チェーン8の軌道に沿って車輪20を案内するレール21が設けられている。レール21上には、伸長度検出装置として、車輪20の通過線上にスイッチ22が配置され、このスイッチ22は圧電素子のようなもので、車輪20が上部を通過するたびに出力端子18より信号が出力される。

0016

このように構成されているので、踏段チェーン8がエスカレーターの起動により移動すると、車輪20がレール21上を転動する。そして車輪20がスイッチ22上を通過すると、出力端子18より信号が出力されるようになる。図4(c)は、踏段チェーン8の稼動時間と、出力端子18からの出力信号との関係を示したものである。

0017

図において、出力端子18から出力された信号の間隔が踏段チェーン8の単位長さがスイッチ21の上面を通過する時間である。ここで、踏段チェーン8が一定速度で移動しているとすると、信号が出力される時間は踏段チェーン8の単位長さと比例する。すなわち、この時間間隔の伸びが踏段チェーン8の伸長度として検出できる。

0018

次に本発明の第4の実施例について図5を用いて説明する。図5(a),(b)に示すように、踏段チェーン8には、ある単位長さおきに車輪20が設けられており、また踏段チェーン8の軌道に沿って車輪20を案内するレール21が設けられている。そして、車輪20の側面に対向する位置にセンサ23が設置固定されている。センサ23は、車輪20と接することなく車輪20を検出するように設置され、車輪20がセンサ23の前面に現れ、検出されると出力端子18より信号が出力される。

0019

このように構成されているので、踏段チェーン8がエスカレーターの起動により移動すると、車輪20がレール21上を転動する。車輪20が移動し、車輪20を検出するセンサ23の前面に車輪20が来ると出力端子18より信号が出力され、車輪20が通過し終わると信号の出力が終了する。

0020

図5(c)は、信号の出力と踏段チェーン8の稼動時間との関係を示している。図中Aで示される時間が車輪20の移動に要した時間であり図中Bが車輪20と車輪20のあいだがセンサ23の前面を通過するのに要した時間である。

0021

車輪20の直径は不変であるため、踏段チェーン8の単位長さが不変であれば、踏段チェーン8の移動速度、すなわち、搬送装置(エスカレーター)の稼動速度に関わり無くAとBの時間間隔の比は一定である。ところが、踏段チェーン8の単位長さが変化すれば、時間間隔の比が変化するので、踏段チェーン8の伸長度が算出できる。

発明の効果

0022

このように本発明によれば、チェーンの位置を検出するためにチェーンに取り付けた標識とその標識を検出するためのセンサによってチェーンの伸長度を自動的に測定でき、保守のたびに発生していた多大な労力を削減でき、保守作業を簡便化し、装置運用の安全性を向上することができる。

図面の簡単な説明

0023

図1本発明の搬送装置(エスカレーター)の全体構成図である。
図2本発明の第1実施例であるチェーンの伸長度検出装置の概略構成図である。
図3本発明の第2実施例であるチェーンの伸長度検出装置の概略構成図である。
図4本発明の第3実施例であるチェーンの伸長度検出装置の概略構成図である。
図5本発明の第4実施例であるチェーンの伸長度検出装置の概略構成図である。

--

0024

8…踏段チェーン、13…伸長度検出装置、14…反射板、15…発光素子、16…受光素子、19…直結ピン、20…車輪、22…スイッチ、23…センサ。

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