図面 (/)

技術 ガスケット

出願人 光洋化学株式会社
発明者 三宅一次
出願日 1993年11月9日 (26年7ヶ月経過) 出願番号 1993-304851
公開日 1995年5月23日 (25年1ヶ月経過) 公開番号 1995-133869
状態 特許登録済
技術分野 ガスケットシール シーリング材組成物
主要キーワード 接続シール リング状ガスケット 溶融フッ素樹脂 ゴム製ガスケット 接液側 薄肉被覆 膨出部分 テトラフルオルエチレン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年5月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

目的

ガスケット耐薬品性を良好にするとともに、管の接続シール時におけるガスケットの圧縮によって生じる接液面膨出を防止する。

構成

弾性材料で形成されたリング状ガスケット材(1) と、その接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)を被覆するフッ素系樹脂薄肉被覆材(2) とからなるガスケットにおいて、上記ガスケット材(1) の接液側外周面(1A)と対接するフッ素系樹脂の被覆材(2) の内面側にガスケット材(1) の外周部(5) 内に突起(4) を設け、ガスケット材(1) の加硫成形時に被覆材を同時接着して上記被覆材(2) の突起(4) をガスケット材(1) の外周部(5) 内に埋入接着させ、ガスケット材(1) の接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)を被覆材(2) により被覆してなるガスケット(30)となした。

概要

背景

化学薬品業界や食品業界あるいは医療業界等においては、薬液流体食品等の液体を次工程に給送する管路が配設されている。この管路は一定長さの管を多数本、その端部同士を順次接続することにより形成されており、その継ぎ手部からの漏液を防止するために、接続する管体の端面間に各種合成ゴム天然ゴム等の弾性材料リング状に形成されたガスケット介装されている。

このようなガスケットとしては、従来から管路内を流通する液体に侵されない材質のものを選んで使用されているが、酸性アルカリ性等の性質の異なる流体を流通させる場合には、その液体に対して耐久性のあるガスケットに取り替える必要が生じる。

このためゴム製ガスケット材の表面に、耐酸耐アルカリ性耐薬品性等に優れた四フッ化エチレン樹脂や各種の溶融フッ素樹脂、例えば、六フッ化プロピレン共重合体またはテトラフルオルエチレンエチレン共重合体等(以下これらを単にフッ素系樹脂という)を被覆するという方法が採られている。

ゴム製ガスケット材の表面にフッソ系樹脂を被覆する態様としては種々あるが、その代表的な態様としては図7に示しているように、締め付け方向の断面が台形をなしたリング状のガスケット材(1) のシール部分、即ち接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)が、フッ素系樹脂の薄肉被覆材(2) によって被覆されてガスケット(3) となしている。

概要

ガスケットの耐薬品性を良好にするとともに、管の接続シール時におけるガスケットの圧縮によって生じる接液面膨出を防止する。

弾性材料で形成されたリング状ガスケット材(1) と、その接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)を被覆するフッ素系樹脂の薄肉被覆材(2) とからなるガスケットにおいて、上記ガスケット材(1) の接液側外周面(1A)と対接するフッ素系樹脂の被覆材(2) の内面側にガスケット材(1) の外周部(5) 内に突起(4) を設け、ガスケット材(1) の加硫成形時に被覆材を同時接着して上記被覆材(2) の突起(4) をガスケット材(1) の外周部(5) 内に埋入接着させ、ガスケット材(1) の接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)を被覆材(2) により被覆してなるガスケット(30)となした。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

弾性材料で形成されたリング状ガスケット材と、その接液側外周面および締め付け圧縮される両側面を被覆するフッ素系樹脂薄肉被覆材とからなるガスケットにおいて、上記ガスケット材の接液側外周面と対接するフッ素系樹脂の被覆材内面側に突起が設けられ、この突起がガスケット材の外周部内に埋入されてガスケット材と被覆材とが接着され、ガスケット材の接液側外周面および締め付け圧縮される両側面がフッ素系樹脂の薄肉被覆材により被覆されていることを特徴とするガスケット。

技術分野

0001

本発明は、流体管路中継ぎ手部に配設されるガスケットに関するものである。

背景技術

0002

化学薬品業界や食品業界あるいは医療業界等においては、薬液流体食品等の液体を次工程に給送する管路が配設されている。この管路は一定長さの管を多数本、その端部同士を順次接続することにより形成されており、その継ぎ手部からの漏液を防止するために、接続する管体の端面間に各種合成ゴム天然ゴム等の弾性材料リング状に形成されたガスケットが介装されている。

0003

このようなガスケットとしては、従来から管路内を流通する液体に侵されない材質のものを選んで使用されているが、酸性アルカリ性等の性質の異なる流体を流通させる場合には、その液体に対して耐久性のあるガスケットに取り替える必要が生じる。

0004

このためゴム製ガスケット材の表面に、耐酸耐アルカリ性耐薬品性等に優れた四フッ化エチレン樹脂や各種の溶融フッ素樹脂、例えば、六フッ化プロピレン共重合体またはテトラフルオルエチレンエチレン共重合体等(以下これらを単にフッ素系樹脂という)を被覆するという方法が採られている。

0005

ゴム製ガスケット材の表面にフッソ系樹脂を被覆する態様としては種々あるが、その代表的な態様としては図7に示しているように、締め付け方向の断面が台形をなしたリング状のガスケット材(1) のシール部分、即ち接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)が、フッ素系樹脂の薄肉被覆材(2) によって被覆されてガスケット(3) となしている。

発明が解決しようとする課題

0006

従来の上記した薄肉被覆材(2) でもって被覆されたガスケット(3) は、その被覆材(2) の耐薬品性効果によって管を流動する液体によって腐食することがなく、長期間のシール性が確保できるという効果を発揮する。しかしながら管の接続シールの際にガスケット(3) の外周部分が圧縮されると、図7破線で示したように弾性材料で形成されたガスケット材(1) の接液側外周面(1A)が膨出し、それにともなってその表面の被覆材(2) も膨出することが避けられない。このような管内側へのガスケットの一部の膨出は管内を流動する流体に抵抗を与えることになるばかりでなく、水平方向に延びる管においては、流体を一時的に抜き出したときにガスケット(3) の上記膨出部分間に流体が残留するという不都合が生じることになる。

0007

本発明は上記不都合を解消することを目的としてなされたものである。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、管の接続シールの際のガスケットの圧縮によって被覆材(2) の一部を強固に挟持させるように、あるいはガスケットの成形時にガスケット材の接液側外周面と被覆材との接着面積を大きくすることにより上記課題を解決したものである。

0009

即ち、図1に示しているように、ガスケット材(1) の接液側外周面(1A)と対接する被覆材(2) の内面側に突起(4) を設け、ガスケットの成形時にこの被覆材(2) を同時加硫接着し、この突起(4) をガスケット材(1) の外周部(5) 内に埋入させた状態となしてガスケット材(1) の接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)を被覆材(2)により被覆し、管の接続シールの際にガスケット材(1) が圧縮されても被覆材(2) の上記突起(4) がガスケット材(1) によって強固に保持され、ガスケット(30)の接液面の膨出が防止されるように構成したものである。

0010

弾性材料で形成されたガスケット材(1) の形状は特に限定を要するものではなく、管内面に平行な接液面を備えたガスケット材(1) であれば本発明を容易に適用することができる。

0011

フッソ系樹脂で形成される被覆材(2) の厚さは、0.5〜1.0mm程度が望ましく、被覆材(2) の内面側に形成される突起(4) の形状は、その断面形状が方形三角形等が好都合であるが、ガスケット材(1) との接着面積が大きくなる形状であればよく、とりわけガスケット材(1) の圧縮によって被覆材(2) の突起(4)が保持されるような形状が望ましい。

0012

リング状ガスケット材(1) は弾性材料で形成され、被覆材(2) は薄肉のフッ素系樹脂で形成されているから、接続管のシール時にはガスケット材(1) の弾性が従来と同様に作用してガスケットのシール部の両側面を管の端面に密着させ流体の漏洩を防止する。そしてガスケット材(1) の接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)を被覆しているフッソ系樹脂の被覆材(2) は優れた耐薬品性を有しているので、流体がアルカリ性、酸性のいずれであっても、さらには蒸気等の高温流体であってもガスケットが侵されることなく長期間に亘り確実なシール作用持続する。そして被覆材(2) の内面側の突起(4) は、ガスケット材(1) との接着性を高めるとともに管の接続シールの際のガスケット材(1) の圧縮によって被覆材(2) の突起(4) がガスケット材(1) の外周部(5) に強固に保持され、ガスケット(30)のシール部の圧縮による接液面の膨出を防止する。

0013

以下本発明の実施例を図面について説明すると、図1は本発明のガスケット(30)を直径方向に切断した状態を示す斜視図、そして図2は断面拡大図であって、本実施例におけるガスケット材(1) は合成ゴムでもって形成され、管の端部間において締め付けられる台形状をなした外周部(5) とこの外周部(5) の外側に管の外周側に位置する延長部(6) を備えたリング状をなしている。

0014

本発明は、弾性材料で形成されたリング状ガスケット材(1) と、接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)がフッ素系樹脂の薄肉被覆材(2)でもって被覆されてなるガスケットにおいて、上記ガスケット材(1) の接液側外周面(1A)側と対接する被覆材(2) の内面側に上記ガスケット(1) の外周部(5) 内に埋入可能な長方形状の突起(4) を設け、この被覆材(2) をガスケット材(1) の加硫成形時に、成形されるガスケット材(1) の接液側外周面(1A)および両側面(1B)(1C)に位置させ同時加硫接着してこの突起(4) をガスケット材(1) の外周部(5) 内に埋入させ、ガスケット材(1) の接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)を、厚さ0.5mmのフッ素系樹脂の被覆材(2) により被覆して図2に示したようなガスケット(30)となしている。

0015

図3は上記ガスケット(30)を管(20)(20)の端面に介装し、袋ナット(21)でもって締め付けシールした状態の部分断面図を示している。

0016

また図4は、上記被覆材(2) の突起(4) を細長三角形状となした実施例を示している。この実施例においてもガスケット材(1) との接着面積が増大し、両者(1)(2) の結合力が大きくなって、被覆材(2) の被覆状態が安定するとともに、ガスケット材(1) の外周部(5) が圧縮されたとき、被覆材(2) をより的確に保持して接液面の膨出を効果的に防止することができる。

0017

図5および図6は、被覆材(2) とガスケット材(1) との接着面積を大きくするための被覆材(2) の別の態様の断面形状を示している。また上記実施例では被覆材の突起(4) を1個設けた例を示しているが複数個形成してもよい。

発明の効果

0018

このように本発明のガスケット(30)は、弾性材料で形成されたリング状ガスケット材(1) と、その接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)側を被覆するフッ素系樹脂の薄肉被覆材(2) とからなるガスケットにおいて、上記ガスケット材(1) の接液側外周面(1A)と対接するフッ素系樹脂の被覆材(2) の内面側に突起(4) が設けられ、被覆材(2) のこの突起(4) がガスケット材(1) の外周部(5) 内に埋入されてガスケット材(1) に接着され、ガスケット材(1) の接液側外周面(1A)および締め付け圧縮される両側面(1B)(1C)がフッ素系樹脂の被覆材(2) により被覆されてなるものであり、リング状ガスケット材(1) は従来同様に弾性材料で形成され被覆材(2) が薄肉のフッ素系樹脂で形成されているから、管の継ぎ手部のシール時にはガスケット材(1) の弾性作用によってガスケットの被覆材(2) の両側面(1B)(1C)を接続管の両端面に確実に密着させることができて流体の漏洩を防止し、さらに被覆材(2) は優れた耐薬品性を有しているので、流体がアルカリ性、酸性のいずれであっても、さらには蒸気等の高温流体であってもガスケット(30)が侵されることなく長期間に亘り確実なシール作用を持続することができる。

0019

そのうえガスケット材(1) の外周部(5) 内に被覆材(2) の突起(4) が埋入状態でガスケット材(1) に接着されているからガスケット材(1) と被覆材(2) との接着力が増加し、管の接続シールの際のガスケット材(1) の外周部(5) が圧縮されても被覆材(2) がガスケット材(1) 側に強固に保持され、ガスケットの圧縮による接液面の膨出が防止されるという有益な効果を奏する。

図面の簡単な説明

0020

図1本発明のガスケットを直径方向に切断した状態の斜視図である。
図2本発明のガスケットの断面拡大図である。
図3使用状態を示した部分断面図である。
図4被覆材の他の実施例を示した断面拡大図である。
図5被覆材の他の実施例を示した断面図である。
図6被覆材の他の実施例を示した断面図である。
図7従来のガスケットを示した断面拡大図である。

--

0021

1.ガスケット材
1A.ガスケット材の接液側外周面
1B.1C.ガスケット材の締め付け圧縮される両側面
2.被覆材
4.被覆材の突起
5.ガスケット材の外周部
30.ガスケット

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • アズビル株式会社の「 ケーブルグランド」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】パッキンの圧縮率の設定を不要とする。【解決手段】軸心に設けられ、ケーブル3が挿通される孔121を有し、コンジット部21に挿入されるパッキン12と、軸心に設けられ、ケーブル3が挿通される孔131... 詳細

  • トヨタ自動車株式会社の「 ガスタンクのライナーの製造方法」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】 ライナーと口金の境界に塗布したFIPGの段差を簡易な手法で小さくする。【解決手段】 筒状の中空容器をなすライナーの端部に口金を装着し、ライナーと口金の境界に液状ガスケットを第1塗布方法を... 詳細

  • 星和電機株式会社の「 導電性エラストマー材料、およびシール材」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】硬化不良および腐食を抑制することが可能な導電性エラストマー材料、および導電性エラストマー材料を用いたシール材を提供する。【解決手段】導電性エラストマー材料においては、導電性フィラーが、シリコー... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ