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技術 カバー式内視鏡

出願人 オリンパス株式会社
発明者 吉良仁
出願日 1993年10月18日 (27年1ヶ月経過) 出願番号 1993-260154
公開日 1995年5月2日 (25年6ヶ月経過) 公開番号 1995-113963
状態 未査定
技術分野 内視鏡 内視鏡 孔内観察装置
主要キーワード 熱感受性物質 観察用開口 略四角柱形状 モニタ画 系先端 カバー先端 照明用開口 体温程度
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年5月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

目的

レンズカバー反射する照明光反射光観察光学系入射すること無く、良好な観察画像を得られるカバー式内視鏡を提供すること。

構成

カバー先端構成部31の内視鏡先端挿入孔40に挿通されているカバー用内視鏡4の先端部41には観察光学系50及び照明光学系60が配設されている。観察光学系50の先端面は、内視鏡カバー3のレンズカバー34aに対設し、照明光学系60の先端面は内視鏡カバー3のレンズカバー39aに対設しないで、先端面に設けられている。そして、カバー用内視鏡4の照明レンズ61と内視鏡カバー3の照明光学系先端面とは中継手段である接続光学系42によって結ばれるようになっている。このため、照明光学系からの照明光は、照明レンズ61の前方の照明光プリズム42に入射し、光軸を変えて、照明カバー39aから観察部に向けて照明光を出射する。

概要

背景

近年、内視鏡工業分野医療分野などにおいて広く利用されている。特に、医療分野で使用する内視鏡は、患者体腔内に挿入した際、内視鏡の挿入部や先端部に体液などが付着するので、一度患者に使用した内視鏡を次の患者に使用するまでの間に、必ず洗浄滅菌処理を施して感染症などの感染経路を確実に防ぐ必要があった。しかし、内視鏡には体腔内に送気・送水を行ったり、汚物などを吸引するための細長チャンネルが設けられているため、これらチャンネル等を備えた内視鏡を確実に洗浄・滅菌処理するためには手間と時間が相当かかっていた。

このため、内視鏡自体をカバー(以下内視鏡カバーと記載)で覆いこの内視鏡カバーで覆った内視鏡を体腔内に挿入し、床例毎に内視鏡カバーを交換廃棄することで使用後の内視鏡の洗浄・消毒を簡略化するようにした、いわゆる、カバー式内視鏡が採用されている。

このカバー式内視鏡は、患者の体腔内に開口する先端開口部を有するチャンネルを内視鏡カバー側に設け、患者の体腔内で開口させる必要の無い観察光学系及び照明光学系カバー用内視鏡側に設けている。

カバー式内視鏡を用いた装置としては例えば、特公平2−54734号公報や米国特許No.3,162,190公報に、内視鏡挿入部を内視鏡カバー内に挿入し、内視鏡挿入部を外部環境から隔離するようにした直視型のカバー式内視鏡が開示されている。内視鏡を覆う内視鏡カバーを一症例ごとに使い捨てて交換することにより、内視鏡を洗浄、消毒する必要がなくなり、常に、清潔に保つことができるので非常に簡便に連続的に同じ内視鏡を使用して検査処置を行うことが可能となる。

概要

レンズカバー反射する照明光反射光が観察光学系に入射すること無く、良好な観察画像を得られるカバー式内視鏡を提供すること。

カバー先端構成部31の内視鏡先端挿入孔40に挿通されているカバー用内視鏡4の先端部41には観察光学系50及び照明光学系60が配設されている。観察光学系50の先端面は、内視鏡カバー3のレンズカバー34aに対設し、照明光学系60の先端面は内視鏡カバー3のレンズカバー39aに対設しないで、先端面に設けられている。そして、カバー用内視鏡4の照明レンズ61と内視鏡カバー3の照明光学系先端面とは中継手段である接続光学系42によって結ばれるようになっている。このため、照明光学系からの照明光は、照明レンズ61の前方の照明光プリズム42に入射し、光軸を変えて、照明カバー39aから観察部に向けて照明光を出射する。

目的

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、レンズカバーに反射する照明光の反射光が観察光学系に入射すること無く、良好な観察画像を得られるカバー式内視鏡を提供することを目的にしている。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

観察光学系及び照明光学系を配設したカバー用内視鏡と、このカバー用内視鏡を被覆し、前記観察光学系及び照明光学系にそれぞれ対応するレンズカバーを同一平面内に配設した内視鏡カバーとを備えるカバー式内視鏡において、前記カバー用内視鏡の観察光学系、或は、照明光学系のどちらか一方の光学系先端面を前記内視鏡カバーに配設したレンズカバーに対設させ、他方の光学系先端面を前記一方の光学系先端面と異なる方向に配設すると共に、前記レンズカバーに対設しない他方の光学系先端面とレンズカバーとを内視鏡カバーに配設した中継光学系を介して接続することを特徴とするカバー式内視鏡。

技術分野

0001

本発明は、観察光学系及び照明光学系を備えたカバー用内視鏡と、このカバー用内視鏡の少なくとも挿入部を覆い、前記観察光学系及び照明光学系に対応するレンズカバーを同一平面内に配設した内視鏡カバーとからなる側視型のカバー式内視鏡に関する。

背景技術

0002

近年、内視鏡は工業分野医療分野などにおいて広く利用されている。特に、医療分野で使用する内視鏡は、患者体腔内に挿入した際、内視鏡の挿入部や先端部に体液などが付着するので、一度患者に使用した内視鏡を次の患者に使用するまでの間に、必ず洗浄滅菌処理を施して感染症などの感染経路を確実に防ぐ必要があった。しかし、内視鏡には体腔内に送気・送水を行ったり、汚物などを吸引するための細長チャンネルが設けられているため、これらチャンネル等を備えた内視鏡を確実に洗浄・滅菌処理するためには手間と時間が相当かかっていた。

0003

このため、内視鏡自体をカバー(以下内視鏡カバーと記載)で覆いこの内視鏡カバーで覆った内視鏡を体腔内に挿入し、床例毎に内視鏡カバーを交換廃棄することで使用後の内視鏡の洗浄・消毒を簡略化するようにした、いわゆる、カバー式内視鏡が採用されている。

0004

このカバー式内視鏡は、患者の体腔内に開口する先端開口部を有するチャンネルを内視鏡カバー側に設け、患者の体腔内で開口させる必要の無い観察光学系及び照明光学系をカバー用内視鏡側に設けている。

0005

カバー式内視鏡を用いた装置としては例えば、特公平2−54734号公報や米国特許No.3,162,190公報に、内視鏡挿入部を内視鏡カバー内に挿入し、内視鏡挿入部を外部環境から隔離するようにした直視型のカバー式内視鏡が開示されている。内視鏡を覆う内視鏡カバーを一症例ごとに使い捨てて交換することにより、内視鏡を洗浄、消毒する必要がなくなり、常に、清潔に保つことができるので非常に簡便に連続的に同じ内視鏡を使用して検査処置を行うことが可能となる。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、カバー式内視鏡の場合、照明光が観察光学系に入射することによって発生するフレアによって観察画像に悪影響が出ることが問題となっていた。

0007

特に、側視型のカバー式内視鏡の場合、内視鏡カバーの観察用レンズカバーと照明用レンズカバーとが側面の同一平面に近接して設けらているため、カバー用内視鏡の照明光が内視鏡カバーに設けたレンズカバーに反射し、その反射光が内視鏡の観察窓飛び込み、フレアを発生させて観察画像に悪影響を及ぼしていた。

0008

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、レンズカバーに反射する照明光の反射光が観察光学系に入射すること無く、良好な観察画像を得られるカバー式内視鏡を提供することを目的にしている。

課題を解決するための手段

0009

本発明によるカバー式内視鏡は、観察光学系及び照明光学系を配設したカバー用内視鏡と、このカバー用内視鏡を被覆し、前記観察光学系及び照明光学系にそれぞれ対応するレンズカバーを同一平面内に配設した内視鏡カバーとを備えるカバー式内視鏡であって、前記カバー用内視鏡の観察光学系、或は、照明光学系のどちらか一方の光学系先端面を前記内視鏡カバーに配設したレンズカバーに対設させ、他方の光学系先端面を前記一方の光学系先端面と異なる方向に配設すると共に、前記レンズカバーに対設しない他方の光学系先端面とレンズカバーとを内視鏡カバーに配設した中継光学系を介して接続している。

0010

この構成によれば、光学系先端面がレンズカバーに対設した光学系は、被写体像、或は、照明光の伝送を直接的に行ない、光学系先端面とレンズカバーとが対設していない光学系は被写体像、或は、照明光の伝送を内視鏡カバーに設けた中継光学系を介して行うことによって、照明光学系の照明光が観察光学系に飛び込まない。

0011

以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係り図1はカバー式内視鏡を備えた内視鏡装置の全体構成を示す説明図、図2は内視鏡カバーの挿入部カバー部の構成を示す斜視図、図3は内視鏡カバーにカバー用内視鏡を装着した状態を示す斜視図、図4はカバー式内視鏡の先端部の概略構成を示す断面図である。

0012

図1に示すように内視鏡装置1は、カバー式内視鏡2を有しており、このカバー式内視鏡2は、送気送水管路吸引管路処置具チャンネル等のチャンネルが設けられた内視鏡カバー3と、この内視鏡カバー3に装着されるカバー用内視鏡4との組み合わせからなっている。内視鏡検査を行う際には、清潔な内視鏡カバー3によってカバー用内視鏡4の挿入部等を覆い、検査後にこの内視鏡カバー3を破棄する一方、カバー用内視鏡4に新しい清潔な内視鏡カバー3を被覆して繰り返し使用することにより、検査後における内視鏡の洗浄,消毒を不要とするものである。

0013

また、前記内視鏡装置1には前記カバー式内視鏡2と、このカバー式内視鏡2が接続される各種周辺機器等を内設したカート5と、前記カバー式内視鏡2を保持するカバー保持具6とが備えられている。

0014

前記カート5には、例えば光源装置7,ビデオプロセッサ8,流体制御装置9,内視鏡カバー3にカバー用内視鏡4を装着する際に使用する内視鏡カバー拡張器(以下、拡張器と略記する)10等が収納されている。そして、前記カート5の上面部には、ビデオプロセッサ8からの映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモニタ11が戴置されている。

0015

カバー用内視鏡4は、細長の内視鏡挿入部12の手元側基端部に太径把持部を兼ねた操作部13が連設され、操作部13の側部からユニバーサルコード14が延出されており、このユニバーサルコード14の端部にコネクタ15が設けられている。

0016

光源装置7は、前記コネクタ15を介してカバー用内視鏡4と着脱自在に接続されるようになっており、内視鏡に照明光が供給されるようになっている。また、ビデオプロセッサ8は、前記コネクタ15の側部から延出する信号ケーブル16を介してカバー用内視鏡4に着脱自在に接続されるようになっており、カバー用内視鏡4に内蔵された撮像手段の駆動、及び撮像手段から出力される信号に対する信号処理を行い、標準的な映像信号に変換してモニタ11に内視鏡画像を写しだすようになっている。

0017

拡張器10には内視鏡カバー内に空気を送り込んで拡張するための拡張チューブ17が接続されるようになっており、内視鏡カバー3を拡張して、カバー用内視鏡4の装着、或は、抜去が容易になされるようになっている。このとき、カバー保持具6によって内視鏡カバー3の基端側が保持されており、この状態でカバー用内視鏡4を挿入、或は、抜去するようになっている。

0018

内視鏡カバー3は、軟性の挿入部カバー部18と、薄肉で軟らかい、例えば塩化ビニルなどの高分子材料で形成された操作部カバー部19及びユニバーサルコードカバー部20とを備えて構成されており、カバー用内視鏡4の内視鏡挿入部12,操作部13,ユニバーサルコード14をそれぞれ覆うようになっている。

0019

流体制御装置9は、送気制御弁21,送水制御弁22,吸引制御弁23が設けられ、送気,送水,吸引をこれらの電磁弁で制御するようになっている。送気制御弁21,送水制御弁22,吸引制御弁23には、それぞれに挿入部カバー部18から延出している送気管路24,送水管路25,吸引管路26が接続されている。

0020

そして、吸引制御弁23には接続された吸引チューブ27の端部には図示しない吸引器が接続され、内視鏡先端部より不要な体液等の吸引を行うようになっている。また、送水制御弁22に接続された送水チューブ28の先端部には送水タンク29が接続されている。さらに、流体制御装置9から延出する2本の送気チューブ30は送気制御弁21と送水タンク29とに接続されている。

0021

図2に内視鏡カバー3の挿入部カバー部18の構成を示す。

0022

図に示すように挿入部カバー部18は、先端側からカバー先端構成部31,カバー外皮32,内視鏡の操作部13を接続固定するための内視鏡操作固定用口体部(以下、口体部と記す)33が気密的に接続されて構成されている。カバー先端構成部31の同一平面内には、観察用開口部34,照明用開口部39及びチャンネル開口部35とが設けられている。観察用透孔34,照明用透孔39にはそれぞれ透明のカバーガラス34a,39aが配設されるようになっており、光を透過する一方で、内部に挿通される内視鏡を外部環境から隔離するようになっている。

0023

また、口体部33には、内部に設けられた処置具チャンネルに連通した処置具挿入口36と、この処置具挿入口36から処置具チャンネルに挿通した鉗子等の処置具の先端部を起上する処置具起上装置を操作するための処置具起上装置作動部材としての処置具起上レバー37とが設けられている。

0024

図3を参照してカバー式内視鏡2を説明する。挿入部カバー部18にカバー用内視鏡4の挿入部が挿入され、内視鏡の操作部13に操作部カバー部19が被せられ、ユニバーサルコード14にユニバーサルコードカバー部20が被せられており、各カバー部の繋ぎ目固定用テープ38を巻き付けて固定することによって、カバー用内視鏡4の各部は内視鏡カバー3(挿入部カバー部18,操作部カバー部19,ユニバーサルコードカバー部20)によって気密的に覆われて外部環境から隔離されている。

0025

図4を参照して図3に示すカバー式内視鏡2の先端部の構成を説明する。図に示すように硬性樹脂ゴム等で形成されたカバー先端構成部31の内視鏡先端部挿入孔40にはカバー用内視鏡4の先端部41が挿通されるようになっている。前記カバー用内視鏡4の先端部41には観察光学系50及び照明光学系60が配設されている。

0026

観察光学系50は、内視鏡カバー3のカバー先端構成部31に配設したレンズカバー34aに対設するようにカバー用内視鏡4の先端部側面に配設された観察光学系先端面となる観察レンズ51と、この観察レンズ51に入射した被写体像の光軸内視鏡軸方向に変えるプリズム52と、被写体像を結像するCCDなどの固体撮像素子を含む結像光学系53とから構成されている。この結像光学系53に結像した観察像は、電気信号に変換されて信号線54を介してビデオプロセッサに伝送されてモニタ画面上に写し出されるようになっている。

0027

一方、照明光学系60は、内視鏡カバー3のカバー先端構成部31に配設したレンズカバー39aに対設すること無く、内視鏡軸方向に対して鉛直な先端面に配設された照明光学系先端面となる照明レンズ61と照明光を伝送するライトガイド62とによって構成されている。このライトガイド62は例えば、バンドル状位置決め固定され、後端部を光源装置に接続されるようになっている。

0028

そして、前記カバー用内視鏡4の照明レンズ61と内視鏡カバー3のカバー先端構成部31に配設したレンズカバー39aとは中継手段である接続光学系42によって結ばれるようになっている。この接続光学系42は、カバー先端構成部31に形成した内視鏡軸方向に対して略直行する照明用透孔39に配設した略四角柱形状光プリズム42aであり、照明レンズ61より出射される照明光は照明レンズ61の前方に位置する照明光プリズム42に入射して照明光の光軸を先端構成部31のレンズカバー39aの光軸に変えて、この照明カバー39aから照明光を観察部に向けて出射するように構成されている。

0029

なお、カバー用内視鏡先端部41の外周面には、1つもしくは複数のスコープ固定板44が格納部45に固定されている。前記スコープ固定板44は、温度が約36度付近になったとき外側に変形す形状記憶合金で形成され、前記格納部45に対設する内視鏡先端部挿入孔40の内周面に形成した固定板受部46に形状変化したスコープ固定板44の後端部が合致してカバー用内視鏡4を内視鏡カバー3の所定位置に位置決め固定するようになっている。

0030

上述のように構成されているカバー式内視鏡2の作用を説明する。内視鏡カバー3にカバー用内視鏡4を挿入する。そして、内視鏡カバー先端構成部31の外周部が体温程度に温められていくと、スコープ固定板44が前記図4のように破線に示す形状から実線に示すように形状変化して後端部を拡げ、内視鏡カバー3の固定板受部46に合致し、カバー用内視鏡4を内視鏡カバー3の所定位置に固定する。

0031

カバー用内視鏡4の照明光学系60から内視鏡軸方向に照射された照明光は、接続光学系42を形成する光プリズム42aによって光軸を変換してレンズカバー39aで照明光を拡散して体腔内を照明する。この照明光によって照明された体腔内を観察光学系50を介してモニタ画面に写し出して検査・処置を行う。

0032

このように、内視鏡カバーに配設する観察光学系用レンズカバーと照明光学系用レンズカバーとの間に遮光部を形成すると共に、カバー用内視鏡に配設する観察光学系、或は、照明光学系のどちらか一方の先端面をレンズカバーに対設させ、他方の先端面をレンズカバーとは異なる方向に向ける共に接続光学系で結んだことにより、フレアの発生を防止することができ、見易い観察画像を提供することができる。

0033

なお、体腔内にカバー式内視鏡が挿入されることによってカバー式内視鏡の周囲は常に、概ね36度位となることからスコープ固定板は後端部を拡げた状態を維持するので内視鏡カバーとカバー用内視鏡との位置ずれが常に防止されている。

0034

図5は本発明の第2実施例に係るカバー式内視鏡の先端部の断面図である。図に示すように本実施例おいては、照明光学系先端面の照明レンズ61をカバー式内視鏡の挿入軸方向に鉛直な先端面に配設する代わりに、内視鏡挿入軸方向に対して略45度傾斜した斜面部に設けている。そして、照明光学系先端面から出射される照明光は、内視鏡カバー3の先端構成部31に配設した光プリズム42bを介して照明光学系レンズカバー39a′から体腔内を照明するようになっている。その他の構成は前記第1実施例と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。

0035

このように、カバー用内視鏡に配設される照明光学系と観察光学系との位置関係は、前記第1実施例のように略90度の向きに限定されるものではなく、任意の角度に傾けた傾斜面に配設することができる。

0036

また、照明光学系先端面の位置を傾斜面に形成したことにより、光プリズムを小型化することができる。その他の効果は前記第1実施例と同様である。

0037

さらに、図6に示すように光プリズム42aの代わりに照明用透孔39の所定位置に反射板47を配設したり、図7に示すように照明用透孔39に照明光用接続用ファイバ48を配設して照明光を被写体に照射するようにしてもよい。図6及び図7においてその他の構成は前記第1実施例と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。

0038

なお、上述の実施例では観察光学系をカバー用内視鏡側で光軸変換し、照明光学系を内視鏡カバー側で光軸変換を行っているが、これとは逆に、観察光学系を内視鏡カバー側で光軸変換を行い、照明光学系をカバー用内視鏡側で光軸変換するようにしても良い。この場合、観察光学系の光軸のズレを調整する為に、高い精度でカバー用内視鏡と内視鏡用カバー位置決めを行なう必要がある。

0039

また、この照明光用ファイバーは、光学繊維複数本束ねたものであっても、単ファイバーのどちらであっても良い。

0040

ところで、側視型のカバー式内視鏡の場合、内視鏡カバーにカバー用内視鏡を挿入した際、内視鏡カバーに設けた観察光学系レンズカバーとカバー用内視鏡に設けた観察光学系先端面との間隙が大きくなると、観察光学系レンズカバーに反射した照明光が観察光学系に入射し易くなり、フレア発生要因となっていた。そこで、以下のような固定手段を内視鏡カバーに設けることによって、カバー用内視鏡の観察光学系先端面と内視鏡カバーの観察光学系レンズカバーとの密着性を向上させることができる。

0041

前記図5に示すように内視鏡カバーの反レンズカバー側側面には固定手段として例えばN−イソプロピルアクリルアミドのような光感受性物質64が配設されている。この光感受性物質64は、光が照射されると膨張する物質である。内視鏡カバー3のレンズカバーにカバー用内視鏡の光学系を密着させる際は、ライトガイドファイバー62の途中に形成した分岐部62aから伝送した照明光を光プリズム64を介して反レンズカバー側側面に配設した光感受性物質64に照射し、この光感受性物質64を膨張させて押圧するようにしている。

0042

なお、光感受性物質の代りに、パラフィン等のような熱感受性物質を用いても同様の効果を得ることができる。

0043

また、図6に示すように固定手段として反レンズカバー側の内視鏡カバー3とカバー用内視鏡4との間にバルーン66を配設している。このバルーン66は、カバー用内視鏡、或は、内視鏡カバーのどちらか一方か、別体に設けても良く、図示しないポンプで空気をバルーン66に送り込んで膨張させてカバー用内視鏡の光学系を内視鏡カバーのレンズカバー側に押圧している。

発明の効果

0044

以上説明したように本発明のカバー式内視鏡によれば、レンズカバーに反射する照明光の反射光が観察光学系に入射すること無く、良好な観察画像を得ることができる。

図面の簡単な説明

0045

図1図1ないし図4は本発明の第1実施例に係り、図1はカバー式内視鏡を備えた内視鏡装置の全体構成を示す説明図
図2内視鏡カバーの挿入部カバー部の構成を示す斜視図
図3内視鏡カバーにカバー用内視鏡を装着した状態を示す斜視図
図4カバー式内視鏡の先端部の概略構成を示す断面図
図5本発明の第2実施例に係るカバー式内視鏡の先端部の概略構成を示す断面図
図6本発明の他の実施例を示すカバー式内視鏡の先端部の概略構成を示す断面図
図7本発明のまた他の実施例を示すカバー式内視鏡の先端部の概略構成を示す断面図

--

0046

2…カバー式内視鏡
3…内視鏡カバー
4…カバー用内視鏡
34a…観察光学系レンズカバー
39a…照明光学系レンズカバー
50…観察光学系
51…観察光学系先端面(観察レンズ)
60…照明光学系
61…照明光学系先端面(照明レンズ)

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