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技術 四季鑑賞温室による植物栽培法およびそのための四季鑑賞温室

出願人 東芝プラントシステム株式会社株式会社東芝
発明者 米川惇一芳仲新二河内恭三奥満男
出願日 1993年10月13日 (26年8ヶ月経過) 出願番号 1993-280264
公開日 1995年4月25日 (25年2ヶ月経過) 公開番号 1995-109847
状態 拒絶査定
技術分野 温室 工業または農業用建築物 塔;農工業用築物;大型貯蓄容器の建設
主要キーワード 開閉通路 外部出口 メンテナンス室 環境調整装置 冷水供給装置 日照調整 自然科学 植物栽培法
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年4月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

目的

同種植物の四季変化を同時に鑑賞または学習することのできる四季鑑賞温室による植物栽培法およびその方法の実施に適する四季鑑賞温室の提供。

構成

この四季鑑賞温室は、四つの季節温室3a〜3dに仕切られた温室建屋2と、各季節温室3a〜3d内に設けられた鑑賞用通路4a〜4dと、それら鑑賞用通路4a〜4dを相互に連絡する開閉通路5,6と、各季節温室3a〜3dの季節環境を個別に変化させる個別環境調整手段15とを備えている。そしてその個別環境調整手段15により、各季節温室3a〜3dの環境を三ヶ月ずつずらせて四季変化させるように構成されている。

概要

背景

従来から下水処理場火力発電所等の施設では、その排熱を利用して鑑賞用植物温室栽培を行い、環境美化や施設見学者へのサービス等に努めることが多い。例えば下水処理場の処理施設の上部空間に温室建屋を設置し、排出される処理水熱エネルギーを利用したヒートポンプ等により温室内の空気または土壌を調整し、さらにそのように利用された水を栽培用水として利用することが行われている。

概要

同種植物の四季変化を同時に鑑賞または学習することのできる四季鑑賞温室による植物栽培法およびその方法の実施に適する四季鑑賞温室の提供。

この四季鑑賞温室は、四つの季節温室3a〜3dに仕切られた温室建屋2と、各季節温室3a〜3d内に設けられた鑑賞用通路4a〜4dと、それら鑑賞用通路4a〜4dを相互に連絡する開閉通路5,6と、各季節温室3a〜3dの季節環境を個別に変化させる個別環境調整手段15とを備えている。そしてその個別環境調整手段15により、各季節温室3a〜3dの環境を三ヶ月ずつずらせて四季変化させるように構成されている。

目的

このような従来の鑑賞用温室は、例えば温室内を熱帯気候に維持して熱帯植物を植えるなど、内部を特定の環境にしてそれに適する植物を鑑賞するようにしたものが多い。しかしこのような特定の環境に適する植物を鑑賞するのではなく、四季により例えば出芽開花落葉休眠等の変化をする植物について、その四季変化を同時に鑑賞できるような温室が存在すれば、鑑賞上の新たな興味を引くことができ、さらに自然科学の学習にも極めて有益な場を提供することができる。そこで本発明は、植物の四季変化を同時に鑑賞できるような温室による植物栽培法、およびその栽培法の実施に適する四季鑑賞温室の提供を課題とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

温室建屋2を四つの季節温室3a,3b,3c,3dに仕切り、各季節温室3a,3b,3c,3dに同種の植物を植えると共に、それぞれの季節環境を三ヶ月ずつづらせて四季変化させることを特徴とする四季鑑賞温室による植物栽培法

請求項2

四つの季節温室3a,3b,3c,3dに仕切られた温室建屋2と、各季節温室3a,3b,3c,3d内に設けられた鑑賞用通路4a,4b,4c,4dと、それら鑑賞用通路4a,4b,4c,4dを相互に連絡する開閉通路5,6と、各季節温室3a,3b,3c,3dの季節環境を個別に変化させる個別環境調整装置15とを備え、該個別環境調整装置15により各季節温室3a,3b,3c,3dの環境を三ヶ月ずつずらせて四季変化させるようにした四季鑑賞温室。

技術分野

0001

本発明は植物の四季変化を同時に鑑賞できるようにした温室による植物栽培法と、その栽培法の実施に適する四季鑑賞温室に関する。

背景技術

0002

従来から下水処理場火力発電所等の施設では、その排熱を利用して鑑賞用植物温室栽培を行い、環境美化や施設見学者へのサービス等に努めることが多い。例えば下水処理場の処理施設の上部空間に温室建屋を設置し、排出される処理水熱エネルギーを利用したヒートポンプ等により温室内の空気または土壌を調整し、さらにそのように利用された水を栽培用水として利用することが行われている。

発明が解決しようとする課題

0003

このような従来の鑑賞用温室は、例えば温室内を熱帯気候に維持して熱帯植物を植えるなど、内部を特定の環境にしてそれに適する植物を鑑賞するようにしたものが多い。しかしこのような特定の環境に適する植物を鑑賞するのではなく、四季により例えば出芽開花落葉休眠等の変化をする植物について、その四季変化を同時に鑑賞できるような温室が存在すれば、鑑賞上の新たな興味を引くことができ、さらに自然科学の学習にも極めて有益な場を提供することができる。そこで本発明は、植物の四季変化を同時に鑑賞できるような温室による植物栽培法、およびその栽培法の実施に適する四季鑑賞温室の提供を課題とするものである。

課題を解決するための手段

0004

すなわち本発明の植物栽培法は、温室建屋を四つの季節温室に仕切り、各季節温室に同種の植物を植えると共に、それぞれの季節環境を三ヶ月ずつずらせて四季変化させることを特徴とするものである。また上記栽培法の実施に適する本発明の四季鑑賞温室は、四つの季節温室に仕切られた温室建屋と、各季節温室内に設けられた鑑賞用通路と、それら鑑賞用通路を相互に連絡する開閉通路と、各季節温室の季節環境を個別に変化させる個別環境調整装置とを備えている。そして前記個別環境調整装置により各季節温室の環境を三ヶ月ずつずらせて四季変化させるようにしたことを特徴とするものである。

0005

本発明の植物栽培法によれば、同種の植物を植えた四つの季節温室のそれぞれの季節環境を三ヶ月ずつずらせて四季変化させるようにしているので、各季節温室を順次鑑賞することにより、同種植物の四季変化状態を同時に鑑賞および学習することができる。また本発明の四季鑑賞温室は、温室建屋を四つに仕切った各季節温室が個別環境調整装置により、各季節温室の環境を三ヶ月ずつずらせて四季変化させるようになされているので、三ヶ月ずつずらせた四季変化で各四季温室毎に同種植物を周年栽培することができる。そして各季節温室内の鑑賞用通路は開閉通路により相互に連絡されているので、鑑賞者が各季節温室内の鑑賞用通路を順次通過しながら植物鑑賞することができると共に、各季節温室内の環境を維持することができる。

0006

次に図面により本発明の実施例を説明する。図1は本発明の植物栽培法の実施に適する四季鑑賞温室の一例を示す平面図である。四季鑑賞温室1は、温室建屋2を四つに仕切って設けられた矩形の季節温室3a〜3dを有している。これら季節温室3a〜3dにそれぞれ鑑賞用通路4a〜4dが設けられていると共に、鑑賞用通路4a〜4dを相互に連絡するための開閉通路5および6が設けられている。さらに季節温室3aと3d間、および季節温室3bと3c間には、それぞれ独立した矩形のメンテナンス室7a〜7dが設けられている。

0007

これらメンテナンス室7a〜7dは季節温室3a〜3dにそれぞれ付属した設備であり、季節温室3a〜3d内の植物が枯れたとき等のために予備の植物を栽培するものである。従って、メンテナンス室7a〜7dの四季環境変化は季節温室3a〜3dとそれぞれ同一に維持される。そして必要により対応する四季温室とメンテナンス室間に作業用の連絡開閉通路が設けられる。開閉通路5は季節温室3a〜3dの中央部に配置され、通路部5aと回転扉5bにより構成されている。従って季節温室3a〜3dはこの回転扉5bにより相互が仕切られてそれぞれの季節温室内の環境維持が保たれると共に、季節温室3a〜3dの一室の鑑賞用通路から任意の他室の鑑賞用通路へ鑑賞者は自由に移動することができる。

0008

開閉通路6は季節温室3bから季節温室3cへ鑑賞者が直接移動するために必要に応じて設けられるものであり、通路部6aと開閉扉6bにより構成されている。温室建屋2にはさらに鑑賞者のための入口部8と出口部9が設けられており、入口部8は外部入口8a、入口通路8b、および内部入口8cにより構成され、該内部入口8cから季節温室3aへ入れるようになっている。また出口部9は外部出口9a、出口通路9b、および内部出口9cにより構成され、季節温室3dから該内部出口9cへ出るられるようになっている。

0009

季節温室3a〜3dの鑑賞用通路以外の部分およびメンテナンス室7a〜7d内には、植物を栽培するための土壌領域が設けられている。また温室建屋2の周囲壁および天井壁は透明なガラス等により構成され、季節温室3a〜3d、およびメンテナンス室7a〜7d内の採光を図るようになされている。さらに季節温室3a〜3dやメンテナンス室7a〜7dの下階または温室建屋2の外部に図示しない個別環境調整装置が設けられている。

0010

個別環境調整装置は季節温室3a〜3dおよびメンテナンス室7a〜7d内の四季環境を三ヶ月ずつずらせて変化させるものであり、例えば室内の空気温度調整手段、湿度調整手段、日照調整手段、室内CO2 量調整手段、さらには土壌温度調整手段等を備えて構成される。室内の空気温度調整手段は、例えば排熱を利用したヒートポンプや冷暖房装置等による強制冷暖房手段により構成される。湿度調整手段は、例えば加湿用噴霧装置および除湿用の乾燥装置、または換気装置等を適宜組み合わせることにより構成される。日照調整手段は日照時間および日照強度を調整できるように、例えば遮光カーテン、または電照設備や人工太陽装置等を組み合わせることにより構成される。室内CO2 量調整手段は、例えば換気装置またはCO2ガス供給装置等を適宜組み合わせることにより構成される。さらに土壌温度調整手段等は、例えば温水または冷水供給装置に連結された循環配管を土壌中に埋設することにより構成される。

0011

これら各手段は制御手段、例えばコンピュータシステム等を使用して制御される。すなわち各季節温室(およびメンテナンス室)の環境変化をコンピュータシステムの記憶装置に年間制御スケジュールとして予め記憶させておき、各季節温室(およびメンテナンス室)内に温度センサ湿度センサ日照量センサ、CO2 センサ等のセンサ群を設け、それらセンサ群からの測定値が前記設定値追従するように、コンピュータで各手段を操作するようになされる。各季節温室およびメンテナンス室には、さらに通常設置されるような灌水手段、施肥手段、および薬液散布手段等が設けられる。これらの手段は人為的に操作してもよいが、前記コンピュータシステムにより制御するようにしてもよい。なお季節温室またはメンテナンス室内での植物栽培は、上記した土壌栽培法でもよいが、ベンチ栽培法または水耕栽培法を採用することもできる。

0012

次に上記四季鑑賞温室の作用を説明すると、先ずコンピュータシステム等の記憶装置に各季節温室毎の四季環境の初期値を記憶させる。すなわち季節温室3aを現在の四季環境に設定し、それを基準として季節温室3b〜3dを三ヶ月ずつずらせた四季環境に設定する。さらに季節温室3a〜3dの年間四季環境変化スケジュールを記憶させる。一方、四季鑑賞温室1の外部で人為的に現在の四季環境を基準として、三ヶ月ずつ四季環境をずらせて別個に栽培した同種の植物を用意しておく。そして現在の四季環境に一致させて栽培された植物を季節温室3aおよびメンテナンス室7aに移植し、季節温室3b〜3dおよびメンテナンス室7b〜7dのそれぞれに四季環境をずらせて栽培した植物を順次対応して移植する。

0013

このようにして栽培準備が整ったら、各季節温室3a〜3dとメンテナンス室7a〜7dを設定された四季環境に制御して、四季変化させながら栽培する。鑑賞者は温室建屋2の入口部8から入り出口部9から出る間に、季節温室3a〜3dに設けられた鑑賞用通路4a〜4dを通りながら植物の四季変化を鑑賞することができる。そして開閉通路5,6により季節温室間を移動できるが、その際各季節温室の環境はこれら開閉通路5,6によって維持される。図2は本発明の植物栽培法の実施に適した他の四季鑑賞温室の例を示す平面図であり、図3はその外観を示す斜視図である。四季鑑賞温室1の温室建屋2の周囲は五角形状をしており、その周方向に沿って内部が五つに仕切られ、そのうちの四つは季節温室3a〜3dとされ、残りの一つは入口部8と出口部9とされている。そして図1の例と同様に、入口部8は外部入口8a、入口通路8b、および内部入口8cにより構成され、出口部9は外部出口9a、出口通路9b、および内部出口9cにより構成されている。

0014

各季節温室3a〜3dのほぼ中央部を貫通するように構成した鑑賞用通路4a〜4dが設けられ、各通路の両端部は開閉通路5によってそれぞれ連結されている。各季節温室3a〜3dの外壁境界部にはデザイン上から凹部10が設けられている。さらに温室建屋1の中央部の天井一段と高くされて透明なドーム11に形成されている。季節温室3a〜3dの鑑賞用通路4a〜4dの両側は植物栽培領域とされている。しかし鑑賞用通路4a〜4dの内側、すなわち温室建屋1の中央側を図1の例と同様なメンテナンス室にすることもできる。

0015

又、温室建屋1の中央部のドーム11の下の空間は、メンテナンス室として利用することもできるが、例えば水族館部分として使用することもできる。その場合に排熱エネルギーは、水槽の水を温めるために利用することができる。図2の例においても季節温室3a〜3dの下階部に個別環境調整装置を設けることができ、それらの制御も図1の例と同様に行われる。図4は本発明の植物栽培法の実施に適したさらに他の四季鑑賞温室の例を示す平面図である。この例は図2に示した例とほぼ同様に構成されているが、季節温室が上下二段に分かれており、それぞれに鑑賞用通路が設けられている。そしてそれら鑑賞用通路に沿って手すり12が設けられていると共に、上側鑑賞用通路の底面は透明板により構成され、その下側には鑑賞魚飼育される水槽13を設けてもよい。

0016

さらに温室建屋2の中央部ドーム11の下側空間は階段部14とされ、鑑賞者が上から各季節温室内の植物を鑑賞することができるようになっている。そしてその最上階には安全用としての手すり12が設置されると共に、階段部14の下階部は個別環境調整装置15を設けるための機械室16とされている。なお、機械室16と前記水槽13の間における植物栽培領域の下階部も機械室の一部として利用することができる。そしてこの個別環境調整装置16の制御も、図1の例と同様に行われる。以上の例では各季節温室に移植する植物が一種類の場合について説明したが、複数の植物を同様な方法により栽培することもできる。

0017

以上詳述したように本発明の植物栽培法は、温室建屋を四つの季節温室に仕切り、各季節温室に同種の植物を植えると共に、それぞれの季節環境を三ヶ月ずつずらせて四季変化させるようにしたので、各四季鑑賞温室を順次鑑賞することにより同種植物の四季変化状態を同時に鑑賞および学習することができる。また本発明の四季鑑賞温室は、温室建屋を四つに仕切った各季節温室が個別環境調整装置により各季節温室の環境を三ヶ月ずつずらせて四季変化させるようになされているので、三ヶ月ずつずらせた四季変化で各季節温室毎に同種植物を周年栽培することができる。そして各季節温室内の鑑賞用通路は開閉通路により相互に連絡されているので、鑑賞者が各季節温室内の鑑賞用通路を順次通過しながら植物鑑賞をすることができると共に、各季節温室の環境を維持することができる。

図面の簡単な説明

0018

図1本発明の植物栽培法の実施に適する四季鑑賞温室の一例を示す平面図。
図2本発明の植物栽培法の実施に適する四季鑑賞温室の他の例を示す平面図。
図3図2の四季鑑賞温室の外観を示す斜視図。
図4本発明の植物栽培法の実施に適する四季鑑賞温室の他の例を示す平面図。

--

0019

1四季鑑賞温室
2 温室建屋
3a〜3d季節温室
4a〜4d 鑑賞用通路
5開閉通路
5a 通路部
5b回転扉
6 開閉通路
6a 通路部
6b開閉扉
7a〜7dメンテナンス室
8 入口部
8a 外部入口
8b入口通路
8c 内部入口
9出口部
9a外部出口
9b出口通路
9c 内部出口
10 凹部
11ドーム
12手すり
13水槽
14階段部
15 個別環境調整装置
16 機械室

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