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技術 流体膨らませ式緩衝材

出願人 株式会社日立製作所
発明者 畑良樹
出願日 1993年9月24日 (26年9ヶ月経過) 出願番号 1993-237631
公開日 1995年4月11日 (25年2ヶ月経過) 公開番号 1995-096971
状態 未査定
技術分野 基本的包装技術IV(容器成形充填) 緩衝包装
主要キーワード 軟質素材 流出入口 流体流出口 輸送用コンテナ 損害額 流体流入口 チャンバ間 梱包材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年4月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

構成

万一、孔が開いて流体本室4から流体が漏れた場合、流体本室のみでなく列の流入側リードバルブ3が開くことにより流体流予備室2の流体も抜ける。しかし、列の流出側リードバルブ7は圧力差により閉じられたままなので、流体流出予備室8の流体は抜けず、また流体本室以外の流体本室も流入側リードバルブが差圧により閉じられたままなので流体が抜けることはない。

効果

緩衝材に、万一孔が開いた場合でも孔の開いた流体室の流体は抜けるが他の流体室の流体は抜けないので、その機能を大きく損うことはない。

概要

背景

従来の技術には、特願平5−138179 号明細書がある。この明細書では、緩衝材が、
(1)ビニル系又はゴム系などの軟質素材でできており、空気などの流体注入することにより膨らむ構造となっている。

(2)流体の流出入口と、それを密封できる開閉可能な栓を持ち、膨らませることと絞ませることのできる、つまり繰返し使用可能である。

(3) 膨らませると表面に数多くの突起が出る形状となっている。

概要

万一、孔が開いて流体本室4から流体が漏れた場合、流体本室のみでなく列の流入側リードバルブ3が開くことにより流体流予備室2の流体も抜ける。しかし、列の流出側リードバルブ7は圧力差により閉じられたままなので、流体流出予備室8の流体は抜けず、また流体本室以外の流体本室も流入側リードバルブが差圧により閉じられたままなので流体が抜けることはない。

緩衝材に、万一孔が開いた場合でも孔の開いた流体室の流体は抜けるが他の流体室の流体は抜けないので、その機能を大きく損うことはない。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

梱包材被梱包物の間を緩衝および位置固定の目的を持って充填する緩衝材において、(1)ビニル系又はゴム系などの軟質素材でできており、空気などの流体注入することにより膨らみ、(2)流体の流出入口と、それを密封できる開閉可能な栓を持ち、膨らませることと絞ませることのできる、すなわち、繰返し使用可能であり、かつ(3) 独立した流体の流入口と流出口を持ち、また、流体の流入予備室と流体本室と流体の流出予備室を備え、それぞれの室がリードバルブを持つ流出入口でつながっていることにより、万一本流体脹らませ式緩衝材に孔が開いても一部の流体しか洩れない構造であることを特徴とする流体膨らませ式緩衝材。

技術分野

0001

本発明は梱包材被梱包物の間を緩衝および位置固定の目的を持って充填する緩衝材の構造に関する。

背景技術

0002

従来の技術には、特願平5−138179 号明細書がある。この明細書では、緩衝材が、
(1)ビニル系又はゴム系などの軟質素材でできており、空気などの流体注入することにより膨らむ構造となっている。

0003

(2)流体の流出入口と、それを密封できる開閉可能な栓を持ち、膨らませることと絞ませることのできる、つまり繰返し使用可能である。

0004

(3) 膨らませると表面に数多くの突起が出る形状となっている。

発明が解決しようとする課題

0005

上記従来技術において、万一緩衝材に孔が開いたり破れたりすると、緩衝材内の流体が全て洩れ、緩衝材としての緩衝および位置固定の機能はほとんど無くなるという問題があった。

0006

特に、輸送用コンテナと被梱包物の間を充填するために、従来の空気膨らませ式緩衝材を用いると、万一、流体洩れが発生すると、その被梱包物に与えるダメージは大きく損害額も大きなものとなる。

0007

本発明の目的は、従来技術の空気膨らませ式緩衝材において、万一、孔が開いたり破れたりしても緩衝材としての緩衝および位置固定の機能を大きく損なわないことにある。

課題を解決するための手段

0008

上記目的達成の為に、梱包材と被梱包物の間を緩衝および位置固定の目的を持って充填する緩衝材において、
(1)ビニル系又はゴム系などの軟質素材を用い、空気などの流体を入れることにより膨らませることが可能である。

0009

(2)流体の流出入口と、それを密封できる開閉可能な栓を持ち、膨らませることと絞ませることのできる、つまり、繰返し使用可能である。

0010

ここまでは従来技術と同様であるが、これら構造に加えて、
(3) 独立した流体の流入口と流出口を持ち、それぞれに密封できる開閉可能な栓を備え、また、流入口,流出口それぞれにつながった流体流予備室と流体流出予備室を持つ。更に、緩衝機能部となる多くの流体本室を備え、流体流出入予備室との間にはそれぞれにリードバルブを設けた構造とした。

0011

上記手段(3)を加えたことにより、
(a)流体は流入口より圧入され、流体流入予備室を満たし、数多くの流体本室との間に設けられたそれぞれのリードバルブを押し開けて、それぞれの流体本室へ侵入する。

0012

(b)流体本室を満たした流体は、流体流出予備室との間に設けられたリードバルブを押し開けて流体流出予備室を満たし、緩衝材としての機能を果たす形状となる。

0013

(c) 万一、数多く備えられた流体本室の一つに孔が開き、流体が漏れると、当該の流体本室および流体流入予備室の流体が抜けて、当該の流体本室は緩衝材としての機能を果たさなくなるが、当該の流体本室と流体流出予備室はリードバルブにより密封された形となるので、他の流体本室と流体流出予備室の流体は漏れず、全体としては緩衝材の機能を一部のみ損うのみにとどめる。

0014

以下、本発明の実施例を図1図2を用いて説明する。

0015

図1は本発明の洩れ防止機構を持つ流体膨らませ式緩衝材の一実施例であり、膨らませた時の側面断面図である。図2図1の上面図であり、部分的に断面を示している。

0016

本発明の緩衝材を膨らませるときは、まず流体流入口の栓1を外し、流入口より流体を圧入すると流体は流体流入予備室2を満たす。流体流入予備室2は流体本室4と流入側リードバルブ3によって仕切られているが、流体流入予備室2に流体が満たされると、流体本室4より圧力が高くなることより、流入側リードバルブ3を押し開けて流体は流体本室4へ注入される。なお、流体本室4は図2のように並列に数多くならんでおり、それぞれが独立した流入側リードバルブ3により、共通の流体流入予備室2と仕切られている。

0017

流体本室4へ流体が入ると、突起5は膨らみ、同時に流体はチャンバ間流入口6を通り、他の流体本室を満たす。全ての流体本室に流体がゆきわたり、全ての突起が膨らんで被梱包物と梱包材のすき間にフレキシブルに対応し本発明品は緩衝材としての機能を果たす。

0018

また、全ての流体本室を満たした流体は、流体流出予備室8との間に設けられた流出側リードバルブ7を圧力差により押し開けて流体流出予備室8を満たして流体の注入は終了する。なお、このとき流体流出口の栓9は閉められており、流体流出予備室8は流体流入予備室2と同じく、多くの流体本室に対して共通となっている。

0019

流体本室に孔が開いたとき、図2に示す本発明の緩衝材において、例えば、最下段の列に孔が開いたり、又は破損などして流体本室から流体が漏れた場合、最下段の流体本室のみでなく、最下段の流入側リードバルブが開いてしまうことより、流体流入予備室2内の流体も抜ける。しかし、最下段の流出側リードバルブはその圧力差により閉じられたままなので流体流出予備室の流体は漏れず、また、最下段以外の流入側リードバルブも圧力差により閉じられたままなので、最下段以外の流体本室の流体は漏れることはない。結果的に本発明の緩衝材は孔が開いた列以外の部分は、その機能を維持することができる。

0020

本緩衝材を絞ませるとき、流体流出口の栓9を外し、流体流出口よりポンプなどで流体を吸い出してやるか、又は緩衝材自体プレスしてやれば流体を圧出され、本緩衝材は絞んでコンパクトにすることができる。

発明の効果

0021

本発明によれば、梱包材と被梱包物の間に緩衝および位置固定の目的を持って充填する流体膨らませ式緩衝材において、万一、孔が開いたり破損した場合にも、孔の開いた列にあたる流体本室の流体は漏れるが、他の列の流体坊の流体はリードバルブにより密封され漏れることがないため、被梱包物の位置固定および緩衝の機能を大きく損うことはない。よって万一の場合でも被梱包物が動いたり梱包材、又は被梱包物どうしが当たり、被梱包物に損害を与えることを高い確率で防ぐことができる。

図面の簡単な説明

0022

図1本発明の洩れ防止機構を持つ流体膨らませ式緩衝材の実施例であり、膨らませた時の断面図。
図2図1の上面図。

--

0023

1…流体流入口とその栓、2…流体流入予備室、3…流入側リードバルブ、4…流体本室、5…突起、6…チャンバ間流入口、7…流出側リードバルブ、8…流体流出予備室、9…流体流出口とその栓。

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