図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(1995年3月7日)のものです。
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図面 (9)

目的

既設タンク補強を行う際、従来工法よりも、労力の軽減、工期の短縮、工事スペース縮小コストの低減を図る。

構成

既設タンク1の上に組み立てた架台5の上で、プレストレスキャストコンクリートブロック12aを連結して新規タンク12を構築し、架台5を移動させて既設タンク1の開口1aをあけ、ウインチ装置7によって新規タンク12を既設タンク1内に吊り下ろし収容する。この後、打設コンクリートにより底版14を形成し、両タンク1、12の間の隙間15、16にモルタル注入して、既設タンク1に新規タンク12を接合する。

概要

背景

地下に埋設された貯水槽等のタンク老朽化し、そのままの状態では使用が困難になった場合には、そのタンクを全て取り壊して除去した後、新たなタンクを地中構築しているのが現状である。

概要

既設タンク補強を行う際、従来工法よりも、労力の軽減、工期の短縮、工事スペース縮小コストの低減を図る。

既設タンク1の上に組み立てた架台5の上で、プレストレスキャストコンクリートブロック12aを連結して新規タンク12を構築し、架台5を移動させて既設タンク1の開口1aをあけ、ウインチ装置7によって新規タンク12を既設タンク1内に吊り下ろし収容する。この後、打設コンクリートにより底版14を形成し、両タンク1、12の間の隙間15、16にモルタル注入して、既設タンク1に新規タンク12を接合する。

目的

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、労力が軽減され、かつ工期が短縮するとともに、工事スペースの縮小と、コストの低減が図れる、既設タンクの補強工法を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

既設タンクの上方に架台を組み立て、この架台上で、既設タンク内に収容可能で、その容量が既設タンクと同様の、プレキャストコンクリートブロックからなる新規タンク構築し、次いで、この新規タンクをウインチ等の揚上装置で一旦吊り上げてから、前記架台を、上から見た場合前記既設タンクの開口よりも外側に移動させ、この後、前記揚上装置により、前記新規タンクを前記既設タンク内に吊り下ろし、次いで、既設タンクに新規タンクを接合することを特徴とする既設タンクの補強工法

技術分野

0001

本発明は、たとえば、地下貯水槽等の既設タンクにおいて、老朽化等が原因で補強を要する場合に適用して好適な、既設タンクの補強工法に関する。

背景技術

0002

地下に埋設された貯水槽等のタンクが老朽化し、そのままの状態では使用が困難になった場合には、そのタンクを全て取り壊して除去した後、新たなタンクを地中構築しているのが現状である。

発明が解決しようとする課題

0003

ところが、既設の古いタンクを取り壊すには多大な労力と手間がかかり、新たなタンクを構築するまでを含めると、工事規模が大きくなるとともに工期が長くかかり、コストも高くつくといった種々の不具合があった。

0004

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、労力が軽減され、かつ工期が短縮するとともに、工事スペース縮小と、コストの低減が図れる、既設タンクの補強工法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0005

本発明は上記目的を達成するためになされたもので、既設タンクの上方に架台を組み立て、この架台上で、既設タンク内に収容可能で、その容量が既設タンクと同様の、プレキャストコンクリートブロックからなる新規タンクを構築し、次いで、この新規タンクをウインチ等の揚上装置で一旦吊り上げてから、前記架台を、上から見た場合前記既設タンクの開口よりも外側に移動させ、この後、前記揚上装置により前記新規タンクを前記既設タンク内に吊り下ろし、次いで、既設タンクに新規タンクを接合することを特徴としている。

0006

本発明の既設タンクの補強工法によれば、既設タンクを全て取り壊すことなくその既設タンク内に新規タンクを収容して接合するだけでよいので、労力の軽減と工期の短縮が図れる。新規タンクは、既設タンクの上に組み立てた架台の上において、プレストレスキャストコンクリートブロックを連結して構築するようにし、しかも、この新規タンクを、架台を移動し揚上装置によって吊り下ろすだけで、既設タンク内に収容できる。揚上装置は簡単な構成のもので済むから、工事スペースが大きくならず、コストも低減する。

0007

以下、図面を参照して本発明の一実施例を、手順を追って説明する。

0008

図1の符号1は、地盤G中に埋設されている打設コンクリート製の既設タンクであり、この既設タンク1は、円筒状の側壁部2、底版部3および頂版部4から構成されたものである。

0009

工程の最初として、図2に示すように、まず、この既設タンク1内の貯水を排水した後、既設タンク1の上部およびその周辺土砂を除去し、次いで、頂版部4を除去する。頂版部4を除去するには、頂版部4における側壁部2の内面に沿った環状部分を切断するとともに、地上に引き上げる。

0010

次に、図3および図4に示すように、既設タンク1の上方において、架台5を組み立てる。この架台5は、互いに平行な2本の架台桁5aから構成されるが、これら架台桁5aは、支持台6の上に設置される。

0011

この支持台6から説明すると、この支持台6は、上記のように土砂を除去した際に形成された掘削穴G1の周囲の地盤G上にわたり、互いに平行な状態で、かつ図4に示すように、上から見ると、既設タンク1の上部開口1aよりもやや外側に位置するよう配された一対の張出し材6aから構成されている。

0012

そして、架台5の各架台桁5aは、各張出し材6aに直交してその両端が各張出し材6a上に載置されて組み立てられる。

0013

支持台6を構成する各張出し材6aには、ウインチ装置(揚上装置)7が、それぞれ2基ずつ設置されている。このウインチ装置7は、補強材8aが添えられたクランク形状ポスト8の上端に、吊りワイヤ9を巻き上げるウインチ10が取り付けられてなるもので、図4に示すように、上から見ると、既設タンク1の上部開口1aよりもやや外側であって、設置位置を結ぶと、正方形となる位置に設置されている。そして、対角位置ある一対が互いに向かい合い、ウインチ10の吊りワイヤ9のたぐり口は、内側となっている。

0014

前記架台5を構成する各架台桁5aは、各ウインチ装置7のポスト8の下端部に取り付けられたジャッキ11により、架台桁5aの長さ方向に沿って架台桁5a上を移動するよう構成されている。

0015

このように組み立てた架台5の上において、既設タンク1の容量と同様の新規タンク12を構築する。

0016

それには、まず、各架台桁5aを、ジャッキ11により既設タンク1の開口1aの上方において、相互の間がある程度離れた場所に移動させ、これら各架台5aの上に、新規タンク12を構築する。この新規タンク12は、円弧板状分割体であるプレキャストコンクリートブロック12aを、周方向に複数(この場合4つ)連結したリング12Aを、複数段(この場合2段)積み上げて連結して構築される。すなわち、この新規タンク12は、円筒状の側壁である。このとき、既設タンク1に対しほぼ同軸的に構築する。また、各リング12Aにおけるプレキャストコンクリートブロック12aの縦に延びる継ぎ目が一直線状にならないように千鳥状に組むと、強度上好ましい。

0017

新規タンク12は、その外径が既設タンク1の内径よりもやや小さく、また、上側のリング12Aを構成する、各プレキャストコンクリートブロック12aには、既設タンク1の外径とほぼ同径のフランジ12bが形成されている。このフランジ12bの下面には、図5に示すように、下に延びるレベルボルト13がねじ込まれ、そのねじ込み量によりレベルボルト13の突出長さを調節できるようになっている。新規タンク12は、既設タンク1内に収容した状態で、レベルボルト13の先端が既設タンク1の開口縁1bに載り、レベルボルト13の突出長さを調節することによって、下側のリング12Aの下端が既設タンク1の底版部3に接するか、あるいはやや離れるくらいの高さ(深さ)に設定されている。

0018

なお、レベルボルト13は、上記のように新規タンク12のフランジ12bに設ける代わりに、既設タンク1の開口縁1bに、上方に延びる状態で設けてもよい。

0019

次に、各ウインチ装置7の、ウインチ10に巻かれている吊りワイヤ9の先端を、前記フランジ12bに上から貫通させるとともに係止させ、新規タンク12を少し吊り上げて各架台5aから新規タンク12を離す。そして、各架台5a、ジャッキ11により、上から見た場合既設タンク1の開口1aよりも外側に移動させてから、ウインチ10により吊りワイヤ9を巻き下ろして新規タンク12を既設タンク1内に吊り下ろし、予め突出長さを調節したレベルボルト13の先端を既設タンク1の開口縁1bに載せる。図6はその状態を示しているが、この場合、レベルボルト13の突出長さは、新規タンク12の下端が既設タンク1の底版部3に付くように調節されている。

0020

次いで、新規タンク12内の底、つまり既設タンク1の底版部3上にコンクリート打設して底版14を形成し、新規タンク12の外周面と既設タンク1の内周面との間の隙間15に、前記フランジ12bと前記開口縁1bとの間の隙間16からモルタル等のグラウト材注入し、両隙間15、16をグラウト材で埋める。これにより、既設タンク1に新規タンク12が接合される。底版14が形成された状態で、最終的な新規タンク12の容量が決まるが、この容量が、前述のごとく既設タンク1のsれと同様なわけである。

0021

前記底版14および前記グラウト材の養生をさせたら、図7に示すように、フランジ12bの上に頂版17を接合した後、その上に土砂を戻して、既設タンク1の補強工事を完了する。頂版17は、図8のごとく、複数(この場合3つ)のプレキャストコンクリートブロック12aを接合してなるもので、そのうちの1つには、マンホール18が備えられている。

0022

上記本実施例の既設タンクの補強工法によれば、既設タンク1を全て取り壊すことなく頂版部4のみを除去し、その既設タンク1内に新規タンク12を収容して接合するだけでよい。

0023

また、新規タンク12は、既設タンク1の上に組み立てた架台5の上で、プレストレスキャストコンクリートブロック12aを連結して構築するようにし、しかも、この新規タンク12を、架台5を構成する各架台桁5aを外側にずらし、簡単な構成のウインチ装置7により吊り下ろすだけで、既設タンク1内にこの新規タンク12を収容できる。

0024

さらに、掘削穴G1にまたがって設置される前記支持台6が工事スペースの最大部分となるので、その工事スペースは小さくて済む。

0025

また、新規タンク12を吊り下ろす揚上装置としては、大型のものは不要で、ポスト8の上部にウインチ10を取り付けた簡単な構成のウインチ装置7で充分であり、コストもかからない。

0026

したがって、既設タンク1を新たに使用できるようにする本実施例の補強工法によれば、それにかかる労力が軽減され、かつ工期が短縮するとともに、工事スペースは小さくて済み、しかもコストの低減が図れる。

0027

なお、上記本実施例では、複数のプレキャストコンクリートブロック12aを連結した円筒状の側壁を新規タンクとしたが、これに、底版あるいは頂版を予め連結したものを新規タンクとし、これを既設タンク1内に収容するようにしてもよい。

発明の効果

0028

以上説明したように本発明の既設タンクの補強工法によれば、既設タンクの上方に架台を組み立て、この架台上で、既設タンク内に収容可能で、その容量が既設タンクと同様の、プレキャストコンクリートブロックからなる新規タンクを構築し、次いで、この新規タンクをウインチ等の揚上装置で一旦吊り上げてから、前記架台を、上から見た場合前記既設タンクの開口よりも外側に移動させ、この後、前記揚上装置により前記新規タンクを前記既設タンク内に吊り下ろし、次いで、既設タンクに新規タンクを接合することを特徴とするから、工事に要する労力が軽減され、かつ工期が短縮するとともに、工事スペースの縮小と、コストの低減が図れるといった効果を奏する。

図面の簡単な説明

0029

図1補強を要する既設タンクの側断面図である。
図2同既設タンクの頂版部を除去した状態の側断面図である。
図3新規タンクを既設タンク上で構築した状態の側面図である。
図4同平面図である。
図5レベルボルトを説明するための側断面図である。
図6新規タンクを既設タンク内に収容した状態の側面図である。
図7補強が完了した状態の側断面図である。
図8同平面図である。

--

0030

1既設タンク
5架台
7ウインチ装置(揚上装置)
12新規タンク
12a プレキャストコンクリートブロック

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