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技術 電気データ通信分野の機器のためのハウジング

出願人 コーニンクレッカフィリップスエヌヴェ
発明者 カール-ハインツラーデマッハーイェンスペーターアルトハウス
出願日 1994年7月8日 (25年8ヶ月経過) 出願番号 1994-157550
公開日 1995年3月3日 (25年0ヶ月経過) 公開番号 1995-058476
状態 拒絶査定
技術分野 電気装置のための箱体 電場又は磁場に対する装置又は部品の遮蔽
主要キーワード 予備製作 弾性ブリッジ 打抜き部材 スナップディスク 鳩尾形 非プラスチック材料 プラスチック枠 電気接続線
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年3月3日)のものです。
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図面 (20)

目的

干渉防止に関するより厳しい要求という観点で電気データ通信分野の機器のためのハウジングを改良する。

構成

内側の金属板成形部材(13、15)を備えており、これが外側のハウジングシェルを形成する熱可塑性プラスチック材料の層(12,14)に固定的に結合されている。

概要

背景

DE−GM9201594には冒頭の段落に記載された種類のハウジングが開示されたおり、これは2つのプラスチックシェルから成り、これらの内面に金属の遮蔽が設けられている。金属の遮蔽は例えば蒸着または電気メッキによって行われる。

より厳しいEMI−遮蔽要求によりハウジングの内面の金属層はほぼ20μm〜40μmの厚さが必要である。これらの膜厚は、真空アルミニウム蒸着の方法によってはもはや確実にハウジングのすべての箇所で等しい厚さに製作することができない。電気化学被膜は、設計要求を満たすためには付加的な表面処理を必要とする(塗装)。さらに環境の観点がきわめて決定的であり、かつリサイクルは実質的に不可能である。

DE−OS3429353には機器のハウジングのためのプラスチック枠構造体非プラスチック製部品素子を備えた、特に機械電動装置のための構成部材とが開示されている。この場合には非プラスチック材料製の構成部材のフラットな、または予め成形されたプレート部材射出成形型内に位置せしめられ、かつ公知の方法で熱可塑性プラスチック材料によって結合される。射出成形型内で非プラスチック部材のエッジ射出された熱可塑性プラスチック材料によって包囲され、かつこれによって結合される。熱可塑性プラスチック材料は片側または両側で対応カットエッジを周囲で把持し、爪として作用する。必要な機能部材、例えば補強リブまたは支持およびねじ接合のための小穴は同工程で熱可塑性プラスチック材料から成形することができよう。インサートされた非プラスチックフラット部材は常法でフラット打抜き部材として、または成形部材として製作され、必要なホール凹所等も作ることができる。

DE−AS1404394には合成樹脂の数層から槽を製作する方法が開示されている。この場合先ず槽の内層として熱可塑性材料の比較的薄いプレートが成形されて槽にされ、引続き静的要求に依存して成形内層の外側に数層の硬化性繊維強化ポリマ樹脂が設けられ、かつ硬化される。

概要

干渉防止に関するより厳しい要求という観点で電気データ通信分野の機器のためのハウジングを改良する。

内側の金属板成形部材(13、15)を備えており、これが外側のハウジングシェルを形成する熱可塑性プラスチック材料の層(12,14)に固定的に結合されている。

目的

本発明の課題は、干渉防止に関するより厳しい要求という観点で冒頭に記載の種類のハウジングを改良することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
7件

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請求項1

電気データ通信分野の機器のためのハウジングにおいて、内側の金属板成形部材(13、15)を備えており、これが外側のハウジングシェルを形成する熱可塑性プラスチック材料の層(12,14)に固定的に結合されていることを特徴とする、電気データ通信分野の機器のためのハウジング。

請求項2

金属板成形部材(13,15)および熱可塑性プラスチック材料から製作された外側のハウジングシェル(12,14)はエッジまたは類似のものの周囲への射出成形によって,または別体の固定部材(24)によって互いに固定的に結合されている、請求項1記載のハウジング

請求項3

金属板成形部材(27)がキー(30a,34)の領域内に可動舌片(30a,30b)を有しており、これらの舌片がそれぞれ片側で弾性ブリッジ(31)によって金属板成形部材(27)に結合されており、かつ熱可塑性プラスチック材料の層(34,35)によって覆われている、請求項1または2記載のハウジング。

請求項4

舌片(30a.30b)がそれぞれほぼ半円形スリット(28)によって形成されている、請求項3記載のハウジング。

請求項5

舌片(30b)がそれぞれ中央の開口(33)を有しており、かつ中央の開口(33)の領域において熱可塑性プラスチック層(35)が半透明の材料から製作されている、請求項4記載のハウジング。

請求項6

ハウジングが、内部に金属板成形部材(43,45)が配置された2つのハウジングシェル(40,41)によって形成されており、2つの金属板成形部材(43,45)の互いに重なった端部が突出部(46)を形成しており、突出部が鳩尾形横断面を有しており、かつ突出部(46)を把持した少なくとも1つの閉鎖部材(47)によって一緒に保持されている、請求項1から5までのいすれか1項記載のハウジング。

請求項7

単一のU字形の閉鎖部材(47)を備えており、閉鎖部材が取付け状態でハウジング(40,41)の端面側のエッジの周囲および2つのサイドエッジの少なくとも一部分の周囲を掴んでいる、請求項6記載のハウジング。

請求項8

上側のハウジングシェル(40′)の金属板成形部材(43′)がキーボードの領域内で連続的な表面として構成されており、この表面上にキーボードスイッチシート(52)が設けられており、キーボードスイッチシートの電気接続線(53)が単一の開口(54)を通過してハウジング内部へ案内されている請求項6または7記載のハウジング。

請求項9

請求項1または2記載のハウジングを製作するための方法において、a)金属板成形部材(13,15)を深絞り成形工具(25)内で所望の形状に成形し、b) このようにして準備された金属板成形部材(13,15)をハウジングの所望の外郭相応するように成形された射出成形型(26)内に入れ、c) ハウジングの所望の外郭に応じて熱可塑性プラスチックを、インサートされた金属板成形部材(13,15)の周囲に金属板成形部材(13,15)内に形成された開口(16,17)を残して射出することを特徴とする、方法。

請求項10

開口(18)の領域内の金属板成形部材(13,15)の内面に射出成形前に機能部材(19,20,21)を設け、機能部材(19,20,21)を射出成形工程中に開口(18)を通過した射出成形材料によって外側のハウジングシェル層(12,14)へ結合する、請求項9記載の方法。

請求項11

金属板成形部材(13,15)に付加的な開口(23)を設け、かつ射出成形工程中にこれらの開口(23)を通過した材料が金属板成形部材(13,15)と外側のハウジングシェル層(12,14)との間に付加的な結合部材(24)を形成する、請求項9または10記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、電気データ通信分野で使用される機器のためのハウジング、例えば電話のハウジング、およびこのようなハウジングを製作するための方法に関する。

背景技術

0002

DE−GM9201594には冒頭の段落に記載された種類のハウジングが開示されたおり、これは2つのプラスチックシェルから成り、これらの内面に金属の遮蔽が設けられている。金属の遮蔽は例えば蒸着または電気メッキによって行われる。

0003

より厳しいEMI−遮蔽要求によりハウジングの内面の金属層はほぼ20μm〜40μmの厚さが必要である。これらの膜厚は、真空アルミニウム蒸着の方法によってはもはや確実にハウジングのすべての箇所で等しい厚さに製作することができない。電気化学被膜は、設計要求を満たすためには付加的な表面処理を必要とする(塗装)。さらに環境の観点がきわめて決定的であり、かつリサイクルは実質的に不可能である。

0004

DE−OS3429353には機器のハウジングのためのプラスチック枠構造体非プラスチック製部品素子を備えた、特に機械電動装置のための構成部材とが開示されている。この場合には非プラスチック材料製の構成部材のフラットな、または予め成形されたプレート部材射出成形型内に位置せしめられ、かつ公知の方法で熱可塑性プラスチック材料によって結合される。射出成形型内で非プラスチック部材のエッジ射出された熱可塑性プラスチック材料によって包囲され、かつこれによって結合される。熱可塑性プラスチック材料は片側または両側で対応カットエッジを周囲で把持し、爪として作用する。必要な機能部材、例えば補強リブまたは支持およびねじ接合のための小穴は同工程で熱可塑性プラスチック材料から成形することができよう。インサートされた非プラスチックフラット部材は常法でフラット打抜き部材として、または成形部材として製作され、必要なホール凹所等も作ることができる。

0005

DE−AS1404394には合成樹脂の数層から槽を製作する方法が開示されている。この場合先ず槽の内層として熱可塑性材料の比較的薄いプレートが成形されて槽にされ、引続き静的要求に依存して成形内層の外側に数層の硬化性繊維強化ポリマ樹脂が設けられ、かつ硬化される。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の課題は、干渉防止に関するより厳しい要求という観点で冒頭に記載の種類のハウジングを改良することである。

課題を解決するための手段

0007

上記の課題は、本発明によれば外側のハウジングシェルを形成する熱可塑性プラスチック材料層不動に結合される、内側の金属板成形部材によって解決される。この結合は、例えば表面への付着または射出成形部材での結合(後述)によって製作される。

発明の効果

0008

本発明により構成されたハウジングは安定した内側の金属シェルを持つ。内側の金属層の所要の厚さは問題なくこれによって達成することができる。その上にこのような金属板成形部材はより良い熱分布または排熱の達成にも寄与するであろう。さらにこのような構造は簡単な廃物廃棄都合良い。

0009

本発明による構成によれば金属板成形部材の厚さは、例えばほぼ0,2mm〜0.3mmである。このような金属板成形部材は射出成形法に関してきわめて良好な排熱および安定性を可能にする。

0010

本発明による構成において金属板成形部材および熱可塑性プラスチック材料から製作された外側のハウジングシェル層はエッジ等の周囲への射出成形によって互いに固定的に結合される。この構成は金属板成形部材の、外側のハウジングシェル層への緊密で信頼性の高い結合を可能にし、これは別体の固定部材によって金属板成形部材および外側のハウジングシェル層を付加的に結合することによってさらに改良されよう。

0011

冒頭に記載の種類のハウジングを製作するための簡単で容易に実施可能な方法は次の工程からなる:
a)金属板成形部材を深絞り成形工具内で所望の形状にする、b) このようにして準備された金属板成形部材をハウジングの所望の外郭に相当するように形成された射出成形型内へ入れる、c)インサートされた金属板成形部材の周囲に、この金属板成形部材に設けられた開口を残してハウジングの所望の外郭に応じて熱可塑性プラスチック材料を射出する。

0012

EMI−遮蔽要求により開口はすでに深絞り成形工具内で金属板成形部材を予備製作する間に設けられる。射出成形型はハウジングの所望の外郭にしたがって成形される。

0013

ハウジングの所望の外郭に依存して射出成形型は相応して修正することができる。新規の、または異なる射出成形型は容易に同一の内側のハウジングシェルのための新規設計を与えよう。

0014

本発明の構成において金属板成形部材は開口の領域の内面に射出成形前に機能部材が設けられ、かつ機能部材は射出成形工程中に開口を通過した射出材料によって外側のハウジングシェル層へ結合される。必要な機能部材はこのようにして特別な固定部材を用いずにハウジングの内面へ固定することができる。

0015

本発明の構成によれば金属板成形部材に付加的な開口を設け、かつ射出成形工程中にこれらの開口を通過した材料が金属板成形部材と外側のハウジングシェル層との間に付加的な結合部材を形成する。金属板成形部材と外側のハウジングシェル層との間の結合はこのように簡単な形式で改良することができる。

0016

DE−A−3736116はキーボードのためのカバーを開示する。このキーボードカバーフレームによって支持されており、スイッチ素子照明素子とを覆い、かつスイッチ素子のための操作領域と照明素子の前方の半透明表示ゾーンとを有している。キーボードカバーはフラットな形状の可撓性の、半透明シートから成っていてエッジ領域でフレームへ結合されている。エッジ領域から離れた所に操作領域を形成するために本体がシートへ射出成形される。シートはエッジ領域と本体との間で旋回部分を形成しており、プリントされた照明ゾーンが本体と旋回部分との間に設けられる。

0017

DE−A3630898には電子デバイスの操作兼表示フィールドが開示されており、これはポリエステル製の半透明、可撓性のカバーシートを有している。この構成の目的は半透明性、プリント、表面の外見および操作機能統合することである。これは、ポリエステルに付着した透明塗料から成る付着層見える側の反対側のカバーシートの下面の操作兼表示フィールドの半透明領域の隣に適用され、かつブラシ構造を持った金属層が透明塗料へ適用されることによって達成される。

0018

EP−A−0500330には照明を組込んだ埋込み式のフラットなスイッチが開示されている。このスイッチはプリント回路上に配置された3つの固定接点を有し、これらは弾性半球形の膜によって操作することができる。

0019

本発明の構成によれば、金属板成形部材がキーの領域内に可動舌片を有しており、これらの舌片がそれぞれ片側で弾性のブリッジによって金属板成形部材に結合されており、かつ熱可塑性プラスチック材料の層によって覆われている。したがって外層を形成する熱可塑性プラスチック材料の層は舌片自体の上へ延びており、他方で露出領域を残しており、この領域は舌片の運動を邪魔しない。このようにしてキーボードは付加的な構成部材および取付け工程なしに製作することができる。第1の工程で製作された金属板成形部材はこのようにして弾性の舌片も与えられ、舌片はキーのベースとして働き、かつ1工程で金属板成形部材の製作と同時に形成される。基本的な使用材料は金属と合成樹脂のみである。このことはリサイクルに好都合な解決を提供する、それというのも金属および合成樹脂は互いに汚染し合わず、したがって分離可能の状態にとどまるからである。その上にキーボードを形成する金属マトリクスは排熱、すなわち機器全体にわたる熱分布を促進する。

0020

本発明の構成によれば舌片がそれぞれ金属板成形部材における半円形スリットによって形成されており、かつそれぞれ弾性のブリッジを介して金属板成形部材に結合されている。本発明の構成によればもう1つのスリットが半円形のスリットの端部間に存在している。その結果各舌片は2つの弾性ブリッジを介して金属板成形部材へ結合されている。両方の場合において熱可塑性プラスチック層は各弾性ブリッジの範囲内にまで延びることができ、舌片の運動は邪魔されない。

0021

本発明の構成において金属成形部材は舌片の領域内に開口を有している。これらの開口は、熱可塑性プラスチック材料がこれらの開口を通過して反対側にバックサポートを形成することによって熱可塑性プラスチックと舌片との間の付着を改善する作用をする。

0022

本発明の構成によれば舌片がそれぞれ中央の開口を有しており、かつ中央の開口の領域において熱可塑性プラスチック層が半透明の材料から製作されている。このことは、キーの下に材料を通して光る光源を設けることによって舌片および材料によって形成されたキーを照明するための簡単な方法を提供する。

0023

本発明の別の構成は、舌片のエッジ領域に暗色の材料および中央の開口を有する舌片の領域内に半透明の材料を用いた2色射出成形法の使用を特徴とする。

0024

より厳しい保護または設計上の要求により本発明の構成においてはキー相互間の熱可塑性プラスチック材料の設けられていない中間部はカバープレートによって閉鎖されるかまたは覆われている。このカバープレートは外層を製作したものと同じ熱可塑性プラスチック材料から成るか、または本発明の構成によれば金属から製作されていてもよい。キーボード領域はこれによって電磁干渉からほぼ遮蔽される。

0025

完全なキーボード機能を得るためにこのようにして形成された一体のキー組がスイッチ装置スイッチシート、又はスナップスイッチディスク装置によってハウジングシェルと一緒組立てられる。キーの照明のために発光ダイオードまたは他の光源を使うこともできる。

0026

ハウジングの製作中に金属板成形部材のキーの領域内に弾性の舌片を設けられ、これらの舌片は金属板成形部材と同時に熱可塑性プラスチック材料で包囲される。有利には少なくとも1つの弾性のブリッジを介して金属板成形部材へ結合された舌片は打抜かれたエッジ部分によって形成されていてよい。

0027

JP4−116899(A)にはハウジングの内側を遮蔽するための装置が開示されている。このハウジングは両面に高周波数スイッチ回路を設けられた金属コアから成る。U字形のばねが外方へ延びた舌片を備えたコアの4つの側に固定されている。2つのシェルから成るハウジングが組立られると舌片はハウジング内部に設けられたアルミニウム膜と接触し、そのためにハウジング内に形成された2つの室は完全に遮蔽することができる。

0028

本発明の別の構成は、2つの金属板成形部材の互いに重なった端部が突出部を形成しており、突出部が鳩尾形横断面を有しており、かつ突出部を把持した少なくとも1つの閉鎖部材によって一緒に保持されていることを特徴とする。2つの金属板成形部材のために少なくとも1つの共通の閉鎖部材を備えたこのような構成はエッジ結合部の領域における2つのハウジングシェル間の信頼性の高いHFシールを得ることができる。この構成は、本発明のもう1つの構成において閉鎖部材を導電性材料から製作することによってさらに改善することができる。さらに閉鎖部材にアンダーカットされたみぞを設けるかおよびまたは弾性に構成することによって改善することができる。このような構成は閉鎖部材の簡単な取付けを可能にする。

0029

本発明の構成によれば、単一のU字形の閉鎖部材を備えており、閉鎖部材が取付け状態でハウジングの端面側のエッジと2つのサイドエッジの少なくとも一部分とを取囲んで掴んでいる。このようにして形成されたU字形の閉鎖部材は、2つのハウジングシェルを結合した後にこの組立物上へ端面から嵌込むことができ、したがって2つのハウジングシェル相互間で簡単、迅速で信頼性のある、HF−タイトな結合が可能となる。

0030

本発明の構成によれば、蓄電池を収容するための予備室を有するハウジングにおいて蓄電池が対応した形状の鳩尾形の突出部を有しており、かつU字形の閉鎖部材のサイド部分がハウジングの全長にわたって延びている。これによってこのような蓄電池を収容する予備室を持ったハウジングの場合にも2つのハウジングシェル相互間の信頼性ある結合が設けられることが保証される。

0031

冒頭に記載されたハウジングの干渉防止は、金属板成形部材がキーボードの領域内で連続的な表面として構成されており、この表面上にキーボードスイッチシートが設けられており、キーボードスイッチシートの電気接続線が単一の開口を通過してハウジング内部へ案内されていることによってさらに改善することができる。したがってこの構成のハウジングでは上側のハウジングシェル内にキーボードのための貫通孔は必要ではない。キーボードスイッチシートから出た電気リード線の通過のために1つの穴で十分であり、このリード線はハウジング内部の構成部材へ接続される。このようなキーボードスイッチシートは例えば接着剤で金属板成形部材の表面へ固定することができ、金属板成形部材はこの目的のために例えば凹所を有している。

0032

金属板成形部材を備えたこのような構成のハウジングで排熱が不十分である場合には、外層を形成する熱可塑性プラスチック層内に部分的な切欠が設けられていることによって所望の排熱を達成することができる。これは受話口とは反対側の領域内に例えばスロットの形で設けることができる。

0033

図1には上側のハウジングシェル10が示されており、これは下側のハウジングシェル11と一緒に組立られて図2による完成したハウジングを形成する。上側のハウジングシェル10は熱可塑性プラスチック材料製の外側のハウジングシェル層12と内側の金属板成形部材13とを有し、下側のハウジングシェル11は熱可塑性プラスチック材料製の外側のハウジングシェル層14と内側の金属板成形部材15とを有している。外側のハウジングシェル層12,14は予め成形された対応金属板成形部材13,15上へ射出成形法で設けられた。機能目的のために開口16,17が形成されている。

0034

図3には2つのハウジングシェル10′,11′間のバット結合の領域における別の結合技術が示されている。ここでは金属板成形部材は符号13′,15′で示されている。

0035

図2および図3の金属板成形部材13,15および13′,15′は上記の開口16,17の他に開口18を有している。機能部材19〜22が、射出成形工程の間に開口18を通過して、したがって機能部材19〜22を固定する液状の熱可塑性プラスチック材料流によってハウジングの内面に固定されて、これら開口18の領域内に存在している。同様にして材料は射出成形工程の間に他の開口23を通過し、この材料は外側のハウジングシェル層12,14を金属板成形部材13,15へ結合するための固定部材24を形成する。

0036

これは、外側のハウジングシェル層12,14、金属板成形部材13,15、機能部材19〜22を備えた図2の完成ハウジングを単一の射出成形工程で製作するのを可能にする。

0037

図4は金属板成形部材13,15を形成するための深絞り成形工具25の側面図である。

0038

図5は2部分から成る射出成形型26の側面図であり、インサートされた、前成形された金属板成形部材13,15はこの中で射出成形材料内に埋設される。

0039

図6および図7の前製作された金属板成形部材27はハウジングシェルおよびキーボードの両方のためのベースを形成する。図6および図7にはスリット28,29によって形成された舌片30a,30bが示されており、舌片は弾性のブリッジ31を介して金属板成形部材27へ結合されている。付加的な開口32,33は、これら開口の周囲へ熱可塑性プラスチック材料が射出されることによって熱可塑性プラスチック材料を固定するために働く。

0040

図8および図9図6および図7の横断面図であるが、付加的な射出成形された熱可塑性プラスチック材料34,35を有している。図8において熱可塑性プラスチック材料34は開口32を通過し、かつ固定部材として作用する。図9の熱可塑性プラスチック材料35もより大きな開口33を通過する。これは半透明の材料から製作されており、したがってキーの下に配置された光源がキーを照明することができる。キーのエッジ部分では熱可塑性プラスチック材料35aは暗色を有していてよい。

0041

図10および図11ではプラスチックコーティングされた舌片30a相互間に金属のカバープレート36が設けられており、このカバープレートは隙間を電磁線に対して十分に遮蔽する。

0042

図11および図13においてこのカバープレート37は合成樹脂から製作されており、合成樹脂は外側のハウジングシェル層が製作されたのと同一の材料であってよい。

0043

図14および図15にはそれぞれ本発明による組込み形のキーボードがスイッチ装置上に配置されたハウジングシェルと一緒に示されており、スイッチ装置はたとえばスナップディスク機構38であってよい。図14図7図8図10図12による構造に相当し、かつ図15図7図9図11図13による構造に相当する。後者では光源39がキーの下方に配置されている。

0044

図16図19に示されたハウジングは上側のハウジングシェル40と下側のハウジングシェル41とを有し、これらが一緒にされて完成ハウジングとなる。上側のハウジングシェル40は熱可塑性プラスチック材料製の外側のハウジングシェル層42と内側の金属板成形部材43とを有している。下側のハウジングシェル41は熱可塑性プラスチック材料製の外側のハウジングシェル層44と内側の金属板成形部材45とを有している。外側のハウジングシェル層42,44は対応する前成形された金属板成形部材43,45上へ射出成形法で設けられる。金属板成形部材43,45は図16に示された端部部分から、より明確には図18から見られるように結合部の領域内で端部同士でもって重なっている。この重なりは信頼性のあるHF防止をもたらす接触を与える。重なった領域43a,45aが不動に互いに結合されて良好な接触を得るために、2つの部材は組立状態で鳩尾形の突出部46を形成するように屈曲せしめられている。2つの部材は閉鎖部材47によって一緒に保持されており、閉鎖部材はアンダーカットされたみぞ47aを有する鳩尾形の突出部46の周囲をつかんでいる。この閉鎖部材47はU字形を有し、かつ図16で見て1方向に右側の端面側のエッジ上へ延びており、かつ他の方向にハウジングシェル40,41の2つのサイドエッジ上へ延びている。図16の下側のハウジングシェル41はバッテリー49を収容するために凹所48を設けられている。このバッテリー49にも閉鎖部材47が適用される領域内に鳩尾形の突出部(図示せず)が設けられており、この突出部上へU字形の閉鎖部材47がその両脚部でもって嵌合している。

0045

図16および図17からこの構造の上側のハウジングシェル40の金属板成形部材43がキー(詳しくは図示されていない)を収容するための凹所50を有していることが判る。

0046

図19には、上側のハウジングシェル40′がキーボードの領域に中断部のない表面を有する、すなわち貫通孔のない金属板成形部材43′を有しているもう1つの実施例が示されている。その代わりに熱可塑性プラスチック材料製の外側のハウジングシェル層42′にはキーボードの領域内に凹所51が設けられており、この凹所内へハウジングシェル40′の上方に示されたキーボードスイッチシート52が挿入され、かつ接着剤で保持されている。フラットケーブルの形状の付属の電気リード線53がスロット54を通ってハウジング内部へ導かれる。

図面の簡単な説明

0047

図1電話器のハウジングシェルの破断斜視図である。
図2図1の上側のハウジングシェルと下側のハウジングシェルとの結合部の拡大斜視図である。
図32つのハウジングシェルの別の形式の結合部分の横断面図である。
図4深絞り成形工具の側面図である。
図5射出成形型の側面図である。
図6金属板から製作された部材の、ハウジングのキーの領域の部分の平面図である。
図7金属板から製作された部材の、ハウジングのキーの領域の部分の平面図である。
図8キーの領域に射出成形による付加的な合成樹脂を有した図6の部分の横断面図である。
図9キーの領域に射出成形による付加的な合成樹脂を有した図7の部分の横断面図である。
図10キーの領域内の金属のカバープレートの部分平面図である。
図11キーの領域内の金属のカバープレートの部分平面図である。
図12射出成形による付加的な合成樹脂を有した、図8に相当する図である。
図13射出成形による付加的な合成樹脂を有した、図9に相当する図である。
図14組込み式のキーボードを、スイッチ装置上へ配置されたハウジングシェルと一緒に示した部分横断面図である。
図15組込み式のキーボードを、スイッチ装置上へ配置されたハウジングシェルと一緒に示した部分横断面図である。
図16携帯電話器の縦断面図である。
図17図16の平面図である。
図18図16の右側の端部の拡大横断面図である。
図19携帯電話器とこの上に設けられるキーボードスイッチシートの斜視図である。

--

0048

10,10′,11,11′,40,40′,41,41′ハウジングシェル、 12,14,42,42′,44 ハウジングシェル層、 13,13′,15,15′,43,43′,45金属板成形部材

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