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技術 空気調和機

出願人 松下冷機株式会社
発明者 木下康
出願日 1993年8月23日 (27年4ヶ月経過) 出願番号 1993-207659
公開日 1995年3月3日 (25年9ヶ月経過) 公開番号 1995-055235
状態 特許登録済
技術分野 空調制御装置 空調制御装置1
主要キーワード ヒータ制御器 微小周波数 給水用電磁弁 運転制御用 多湿状態 電源切換え 電圧トランス 風量可変
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (17)

目的

加湿器運転を停止した時、送風機用電動機多湿状態にて劣化しない空気調和機を提供する。

構成

送風機15を自然蒸発式の加湿器14より風路の下流側に配置する室内機本体11と、室内機を制御する室内機制御器21と、加湿器14の停止後作動するタイマー22とを具備し、室内機制御器21は、加湿器14の運転時に室内機の運転を停止した場合、まず加湿器14を停止させ、タイマー22にて所定時間遅延させた後に、送風機15を停止させる制御を行う構成としている。

概要

背景

従来の、加湿器を有する空気調和機としては、特開昭62−172145号公報に示されているものがある。

以下、図面を参照しながら上記従来の加湿器を有する空気調和機について説明する。

図16は従来の加湿器を有する空気調和機の要部の電気回路を示すもので、1は冷媒回路(図示せず)を暖房運転切り換える暖房運転用電磁弁、2は被空調室加湿する加湿器、3は被空調室内空気を循環させる送風機用電動機である。4は暖房運転用電磁弁1を直列に接続した暖房運転制御開閉器で、空気調和機を暖房運転にするスイッチ(図示せず)により暖房運転用電磁弁1を作動させる。5は送風機用電動機3を直列に接続した送風機運転制御用開閉器で、空気調和機の送風機を運転する信号(図示せず)により送風機用電動機3を作動させる。6は送風機運転制御用開閉器5と同調して作動する開閉器である。

また、加湿器2は、暖房運転用電磁弁1と並列に接続するとともに、開閉器6と直列に接続されている。

以上のように構成された空気調和機について次に動作を説明する。まず暖房運転時は暖房運転制御用開閉器4が動作し、暖房運転用電磁弁1が通電され暖房運転を行う。また送風運転信号により作動し閉回路となる送風機運転制御用開閉器5が動作し、送風機用電動機3が通電され、送風運転されて被空調室が暖房される。また、暖房運転用電磁弁1と並列に接続された加湿器2は、送風機運転制御用開閉器5と同調して作動し閉回路となる開閉器6が直列に接続されているため、暖房運転制御用開閉器4と開閉器6が同時に閉回路となる運転時のみ、加湿運転される。

以上のように、暖房運転に同調し、かつ送風機と連動して加湿器が運転制御される。

概要

加湿器の運転を停止した時、送風機用電動機が多湿状態にて劣化しない空気調和機を提供する。

送風機15を自然蒸発式の加湿器14より風路の下流側に配置する室内機本体11と、室内機を制御する室内機制御器21と、加湿器14の停止後作動するタイマー22とを具備し、室内機制御器21は、加湿器14の運転時に室内機の運転を停止した場合、まず加湿器14を停止させ、タイマー22にて所定時間遅延させた後に、送風機15を停止させる制御を行う構成としている。

目的

本発明は加湿器の運転を停止した時、送風機用電動機が多湿状態にて劣化しない空気調和機を提供することを目的としたものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

送風機自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、前記加湿器の停止後作動するタイマーとを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に前記室内機の運転を停止した場合、まず前記加湿器を停止させ、前記タイマーにて所定時間遅延させた後に、前記送風機を停止させることを特徴とする空気調和機

請求項2

送風機を吸水素子より自然蒸発させる自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、吸込み空気温度を検出する吸込温度検知器と、前記吸水素子に密接し吸水素子温度を検出する吸水素子温度検知器とを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に室内機の運転を停止した場合、まず前記加湿器を停止させ、前記吸込み温度検知器にて検出した吸込み空気温度と、前記吸水素子温度検知器にて検出した吸水素子温度との差が所定温度以内になるまで遅延させた後、前記送風機を停止させることを特徴とする空気調和機。

請求項3

送風機を自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、送風機用電動機に取り付けられた結露防止ヒータとを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に室内機の運転を停止した場合、前記加湿器と前記送風機とを停止させるとともに、前記結露防止ヒータに通電することを特徴とする空気調和機。

請求項4

送風機を自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、送風機用電動機へ微少電圧を供給する電源トランスとを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に室内機の運転を停止した場合、前記加湿器を停止させるとともに、前記送風機用電動機への電圧供給を前記電源トランスに切り替えて行うことを特徴とする空気調和機。

請求項5

送風機用電動機の周波数制御により風量可変の送風機を自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、前記送風機用電動機への周波数を変化させる周波数変換器とを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に室内機の運転を停止した場合、前記加湿器を停止させるとともに、前記送風機を前記周波数変換器にて微小周波数運転させることを特徴とする空気調和機。

技術分野

0001

本発明は、加湿器を有する空気調和機における加湿器運転時に室内機の運転を停止した場合の制御に関するものである。

背景技術

0002

従来の、加湿器を有する空気調和機としては、特開昭62−172145号公報に示されているものがある。

0003

以下、図面を参照しながら上記従来の加湿器を有する空気調和機について説明する。

0004

図16は従来の加湿器を有する空気調和機の要部の電気回路を示すもので、1は冷媒回路(図示せず)を暖房運転切り換える暖房運転用電磁弁、2は被空調室加湿する加湿器、3は被空調室内空気を循環させる送風機用電動機である。4は暖房運転用電磁弁1を直列に接続した暖房運転制御開閉器で、空気調和機を暖房運転にするスイッチ(図示せず)により暖房運転用電磁弁1を作動させる。5は送風機用電動機3を直列に接続した送風機運転制御用開閉器で、空気調和機の送風機を運転する信号(図示せず)により送風機用電動機3を作動させる。6は送風機運転制御用開閉器5と同調して作動する開閉器である。

0005

また、加湿器2は、暖房運転用電磁弁1と並列に接続するとともに、開閉器6と直列に接続されている。

0006

以上のように構成された空気調和機について次に動作を説明する。まず暖房運転時は暖房運転制御用開閉器4が動作し、暖房運転用電磁弁1が通電され暖房運転を行う。また送風運転信号により作動し閉回路となる送風機運転制御用開閉器5が動作し、送風機用電動機3が通電され、送風運転されて被空調室が暖房される。また、暖房運転用電磁弁1と並列に接続された加湿器2は、送風機運転制御用開閉器5と同調して作動し閉回路となる開閉器6が直列に接続されているため、暖房運転制御用開閉器4と開閉器6が同時に閉回路となる運転時のみ、加湿運転される。

0007

以上のように、暖房運転に同調し、かつ送風機と連動して加湿器が運転制御される。

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、上記従来の構成では加湿器が吸水素子へ給水することにより制御する自然蒸発式加湿器で、送風機を加湿器より風路の下流側に配置する場合、暖房運転を停止した時、送風機が停止するとともに加湿器への給水も停止させるが、吸水素子に保水された残水が自然蒸発し、送風機用電動機の雰囲気多湿状態となり、絶縁劣化するという課題を有していた。

0009

本発明は加湿器の運転を停止した時、送風機用電動機が多湿状態にて劣化しない空気調和機を提供することを目的としたものである。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するため、本発明の空気調和機は、送風機を自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、前記加湿器の停止後作動するタイマーとを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に前記室内機の運転を停止した場合、まず前記加湿器を停止させ、前記タイマーにて所定時間遅延させた後に、前記送風機を停止させるのである。

0011

また、送風機を吸水素子より自然蒸発させる自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、吸込み空気温度を検出する吸込温度検知器と、前記吸水素子に密接し吸水素子温度を検出する吸水素子温度検知器とを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に室内機の運転を停止した場合、まず前記加湿器を停止させ、前記吸込み温度検知器にて検出した吸込み空気温度と、前記吸水素子温度検知器にて検出した吸水素子温度との差が所定温度以内になるまで遅延させた後、前記送風機を停止させるのである。

0012

また、送風機を自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、送風機用電動機に取り付けられた結露防止ヒータとを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に室内機の運転を停止した場合、前記加湿器と前記送風機とを停止させるとともに、前記結露防止ヒータに通電するのである。

0013

また、送風機を自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、送風機用電動機へ微少電圧を供給する電源トランスとを具備し、前記加湿器運転時に室内機の運転を停止した場合、前記加湿器を停止させるとともに、前記送風機用電動機への電圧供給を前記電源トランスに切り替えて行うのである。

0014

また、送風機用電動機の周波数制御により風量可変の送風機を自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、前記送風機用電動機への周波数を変化させる周波数変換器とを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に室内機の運転を停止した場合、前記加湿器を停止させるとともに、前記送風機を前記周波数変換器にて微小周波数運転させるのである。

0015

本発明の空気調和機は、加湿器運転時に室内機を停止した場合、タイマーにより所定時間遅延させた後、送風機が停止するので、遅延させる時間を適切に選択することにより、送風機の停止を所定時間遅延させている間に加湿器の吸水素子に保水している残水を完全に蒸発させ、運転停止時に送風機用電動機の多湿雰囲気を解消させ、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止することとなる。

0016

また、加湿器運転時に室内機を停止した場合、吸込み空気温度と吸水素子温度の差が所定温度以内になるまで遅延させた後、送風機が停止するので、加湿器の吸水素子に保水している残水が少なくなるにつれて吸込み空気温度と吸水素子温度の温度差が小さくなるため、吸込み空気温度と吸水素子温度の温度差の値を適切に選択することにより、吸込み空気温度と吸水素子温度の温度差が所定温度以内になるまで送風機の停止を遅延させている間に加湿器の吸水素子に保水している残水を完全に蒸発させ、運転停止時送風機用電動機の多湿雰囲気を解消させ、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止することとなる。

0017

また、加湿器運転時に室内機を停止した場合、送風機用電動機に取り付けられた結露防止ヒータに通電させることにより、送風機用電動機を暖め、送風機用電動機への結露を防止し、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止することとなる。

0018

また、加湿器運転時に室内機を停止した場合、送風機用電動機の電圧供給を電源トランス側に切り換え微小電圧運転制御させることにより、送風機用電動機を暖気運転させ、送風機用電動機への結露を防止し、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止することとなる。

0019

また、加湿器運転時に室内機を停止した場合、周波数変換器にて、送風機の運転周波数を微小周波数まで下げて運転させることにより、送風機用電動機を暖気運転させ、送風機用電動機への結露を防止し、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止することとなる。

0020

以下、本発明による空気調和機の第1の実施例について、図面を参照しながら説明する。

0021

図1は、本発明による空気調和機の第1の実施例の構成概略図、図2は同実施例の空気調和機のブロック図、図3は同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。

0022

図1において、11は室内機本体で、内部の風路に吸込み空気温度を検出する吸込み温度検知器12、熱交換器13、加湿器14、送風機15の順に具備している。

0023

加湿器14は、吸水素子16、散水器17、給水用電磁弁18を有し、加湿器14動作時、給水用電磁弁18に通電し、加湿水を散水器17から吸水素子16に給水し、吸水素子16を通過する空気により自然蒸発させ、加湿するものである。

0024

送風機15には、送風機用電動機19を直結にて接続している。20aは室内機制御装置で、内部に室内機制御器21、タイマー22を具備している。23は室内機本体11の運転を行う操作装置で、運転発停スイッチ24、冷房暖房モードを切り換えるモードスイッチ25、室温を設定する室温設定器26を有している。

0025

図2において、室内機制御装置20aには、室内機制御器21、タイマー22を具備し、室内機制御器21には、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25・タイマー22からの信号により、送風機15の運転制御する送風機制御器27、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25からの信号により、加湿器14の運転制御する加湿器制御器28、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25・室温設定器26・吸込み温度検知器12からの信号により、室外機(図示せず)の運転を制御する室外機制御器29を内蔵している。

0026

以上のように構成された空気調和機について、以下その動作を図3のフローチャートをもとにして説明する。

0027

運転発停スイッチ24にて運転を開始すると、モードスイッチ25にて決めた冷房・暖房モードで運転開始し(ステップ1)、暖房モードの場合、送風機用電動機19と給水用電磁弁18に通電することにより、送風機15と加湿器14を運転させる(ステップ2)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0>T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ3)。

0028

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と、給水用電磁弁18の通電を停止させるとともに、タイマー22を動作させ所定時間遅延させた後、送風機15を停止させる(ステップ4)。

0029

冷房モードの場合、送風機用電動機19に通電することにより、送風機15を運転させる(ステップ5)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0<T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ6)。

0030

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と送風機15を停止させる(ステップ7)。

0031

以上のように本実施例の空気調和機は、加湿器14の運転時に室内機を停止した場合、タイマー22により所定時間遅延させた後、送風機15が停止するので、遅延させる時間を適切に選択することにより、送風機15の停止を所定時間遅延させている間に加湿器15の吸水素子16に保水している残水を完全に蒸発させ、運転停止時に送風機用電動機19の多湿雰囲気を解消させ、送風機用電動機19の絶縁の劣化を防止できる。

0032

以下、本発明による空気調和機の第2の実施例について、図面を参照しながら説明する。

0033

図4は、本発明による空気調和機の第2の実施例の構成概略図、図5は同実施例の空気調和機のブロック図、図6は同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。

0034

図4において、11は室内機本体で、内部の風路に吸込み空気温度を検出する吸込み温度検知器12、熱交換器13、加湿器14、送風機15の順に具備している。

0035

加湿器14は、吸水素子16、散水器17、給水用電磁弁18を有し、加湿器14動作時、給水用電磁弁18に通電し、加湿水を散水器17から吸水素子16に給水し、吸水素子16を通過する空気により自然蒸発させ、加湿するものである。また、吸水素子16には、吸水素子の温度を検出する吸水素子温度検知器30を密着して配設している。

0036

送風機15には、送風機用電動機19を直結にて接続している。20bは室内機制御装置で、内部に室内機制御器31を具備している。23は室内機本体11の運転を行う操作装置で、運転発停スイッチ24、冷房・暖房モードを切り換えるモードスイッチ25、室温を設定する室温設定器26を有している。

0037

図5において、室内機制御装置20bには、室内機制御器31を具備し、室内機制御器31には、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み温度と吸水素子温度検知器30にて検出した吸水素子温度を比較する比較器32と、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25・比較器32からの信号により、送風機15の運転制御する送風機制御器33、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25からの信号により、加湿器14の運転制御する加湿器制御器34、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25・室温設定器26・吸込み温度検知器12からの信号により、室外機(図示せず)の運転制御する室外機制御器35を内蔵している。

0038

以上のように構成された空気調和機について、以下その動作を図6のフローチャートをもとにして説明する。

0039

運転発停スイッチ24にて運転を開始すると、モードスイッチ25にて決めた冷房・暖房モードで運転開始し(ステップ11)、暖房モードの場合、送風機用電動機19と給水用電磁弁18に通電することにより、送風機15と加湿器14を運転させる(ステップ12)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0>T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ13)。

0040

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と、給水用電磁弁18の通電を停止させるとともに、吸込み温度検知器12にて検出される吸込み温度空気T1と、吸水素子温度検知器30にて検出される吸水素子温度T2の差が所定値以内(T1−T2<A)になるまで、送風機15を遅延させた後、停止させる(ステップ14)。

0041

冷房モードの場合、送風機用電動機19に通電することにより、送風機15を運転させる(ステップ15)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0<T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ16)。

0042

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と送風機15を停止させる(ステップ17)。

0043

以上のように本実施例の空気調和機は、加湿器14の運転時に室内機を停止した場合、吸込み温度検知器12にて検出される吸込み空気温度T1と、吸水素子温度検知器30にて検出される吸水素子温度T2の差が所定値以内(T1−T2<A)になるまで遅延させた後、送風機15が停止するので、吸込み空気温度T1と吸水素子温度T2の温度差Aの値を適切に選択することにより、吸込み空気温度T1と吸水素子温度T2の温度差が所定温度A以内になるまで送風機15の停止を遅延させている間に加湿器14の吸水素子16に保水している残水を完全に蒸発させ、運転停止時送風機用電動機19の多湿雰囲気を解消させ、送風機用電動機19の絶縁の劣化を防止できる。

0044

以下、本発明による空気調和機の第3の実施例について、図面を参照しながら説明する。

0045

図7は、本発明による空気調和機の第3の実施例の構成概略図、図8は同実施例の空気調和機のブロック図、図9は同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。

0046

図7において、11は室内機本体で、内部の風路に吸込み空気温度を検出する吸込み温度検知器12、熱交換器13、加湿器14、送風機15の順に具備している。

0047

加湿器14は、吸水素子16、散水器17、給水用電磁弁18を有し、加湿器14動作時、給水用電磁弁18に通電し、加湿水を散水器17から吸水素子16に給水し、吸水素子16を通過する空気により自然蒸発させ、加湿するものである。

0048

送風機15には、結露防止ヒータ36を具備した送風機用電動機19を直結にて接続している。20cは室内機制御装置で、内部に室内機制御器37を具備している。23は室内機本体11の運転を行う操作装置で、運転発停スイッチ24、冷房・暖房モードを切り換えるモードスイッチ25、室温を設定する室温設定器26を有している。

0049

図8において、室内機制御装置20cには、室内機制御器37を具備し、室内機制御器37には、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25からの信号により、送風機15の運転制御する送風機制御器38と、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25からの信号により、加湿器14の運転制御する加湿器制御器39と、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25・室温設定器26・吸込み温度検知器12からの信号により、室外機(図示せず)の運転制御する室外機制御器40と、運転発停スイッチ24・送風機制御器38・加湿器制御器39からの信号により、結露防止ヒータ36を通電制御するヒータ制御器41を内蔵している。

0050

以上のように構成された空気調和機について、以下その動作を図9のフローチャートをもとにして説明する。

0051

運転発停スイッチ24にて運転を開始すると、モードスイッチ25にて決めた冷房・暖房モードで運転開始し(ステップ21)、暖房モードの場合、送風機用電動機19と給水用電磁弁18に通電することにより、送風機15と加湿器14を運転させる(ステップ22)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0>T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ23)。

0052

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と、給水用電磁弁18と、送風機用電動機19の通電を停止させるとともに、ヒータ制御器41にて、送風機15に具備した結露防止ヒータ36に通電させる(ステップ24)。

0053

冷房モードの場合、送風機用電動機19に通電することにより、送風機15を運転させる(ステップ25)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0<T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ26)。

0054

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と送風機15を停止させる(ステップ27)。また、結露防止ヒータ36には通電させない。

0055

以上のように本実施例の空気調和機は、加湿器14運転時に室内機を停止した場合、送風機用電動機19に取り付けられた結露防止ヒータ36に通電させることにより、送風機用電動機19を暖め、送風機用電動機19への結露を防止し、送風機用電動機19の絶縁の劣化を防止できる。

0056

以下、本発明による空気調和機の第4の実施例について、図面を参照しながら説明する。

0057

図10は、本発明による空気調和機の第4の実施例の構成概略図、図11は同実施例の空気調和機のブロック図、図12は同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。

0058

図10において、11は室内機本体で、内部の風路に吸込み空気温度を検出する吸込み温度検知器12、熱交換器13、加湿器14、送風機15の順に具備している。

0059

加湿器14は、吸水素子16、散水器17、給水用電磁弁18を有し、加湿器14動作時、給水用電磁弁18に通電し、加湿水を散水器17から吸水素子16に給水し、吸水素子16を通過する空気により自然蒸発させ、加湿するものである。

0060

送風機15には送風機用電動機19を直結にて接続している。20dは室内機制御装置で、内部に室内機制御器42と、微小電圧を発生させる電源トランス43を具備している。23は室内機本体11の運転を行う操作装置で、運転発停スイッチ24、冷房・暖房モードを切り換えるモードスイッチ25、室温を設定する室温設定器26を有している。

0061

図11において、室内機制御装置20dには、室内機制御器42と、電源トランス43を具備し、室内機制御器42には、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25からの信号により、送風機15の運転制御する送風機制御器44と、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25からの信号により、加湿器14の運転制御する加湿器制御器45と、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25・室温設定器26・吸込み温度検知器12からの信号により、室外機(図示せず)の運転制御する室外機制御器46と、送風機制御器44・加湿器制御器45からの信号により、送風機15の電源を、商用電源から電源トランス43により発生する微小電圧に切り換える送風機電源切換え器47を内蔵している。

0062

以上のように構成された空気調和機について、以下その動作を図12のフローチャートをもとにして説明する。

0063

運転発停スイッチ24にて運転を開始すると、モードスイッチ25にて決めた冷房・暖房モードで運転開始し(ステップ31)、暖房モードの場合、送風機用電動機19と給水用電磁弁18に通電することにより、送風機15と加湿器14を運転させる(ステップ32)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0>T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ33)。

0064

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と、給水用電磁弁18の通電を停止させるとともに、送風機用電動機19の通電を、送風機電源切換え器47により、商用電源から電源トランス43により発生する微小電圧に切り換え、送風機15より風をほとんど出さず、送風機用電動機19の暖気運転を行う。(ステップ34)。

0065

冷房モードの場合、送風機用電動機19に通電することにより、送風機15を運転させる(ステップ35)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0<T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ36)。

0066

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と送風機15を停止させる(ステップ37)。またこのとき加湿器14は、運転していないので、送風機電源切換え器47にて電源の切り換えは行わない。

0067

以上のように本実施例の空気調和機は、加湿器14の運転時に室内機を停止した場合、送風機用電動機19の電圧供給を送風機電源切換え器47により商用電源から電源トランス43側に切り換え微小電圧運転制御させることにより、送風機15より風をほとんど出さず、送風機用電動機19を暖気運転させ、停止時、被空調室に風が出るという不信感を与えず、送風機用電動機19への結露を防止し、送風機用電動機19の絶縁の劣化を防止できる。

0068

以下、他の本発明による空気調和機の第5の実施例について、図面を参照しながら説明する。

0069

図13は、本発明による空気調和機の第5の実施例の構成概略図、図14は同実施例の空気調和機のブロック図、図15は同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。

0070

図13において、11は室内機本体で、内部の風路に吸込み空気温度を検出する吸込み温度検知器12、熱交換器13、加湿器14、送風機15の順に具備している。

0071

加湿器14は、吸水素子16、散水器17、給水用電磁弁18を有し、加湿器14動作時、給水用電磁弁18に通電し、加湿水を散水器17から吸水素子16に給水し、吸水素子16を通過する空気により自然蒸発させ、加湿するものである。

0072

送風機15には送風機用電動機19を直結にて接続している。20eは室内機制御装置で、内部に室内機制御器48と、送風機用電動機19への周波数を変えることにより送風機15の風量を可変する周波数変換器49を具備している。

0073

23’は室内機本体11の運転を行う操作装置で、運転発停スイッチ24、冷房・暖房モードを切り換えるモードスイッチ25、室温を設定する室温設定器26、風量を切換え風量スイッチ50を有している。

0074

図14において、室内機制御装置20eには、室内機制御器48と、周波数変換器49を具備し、室内機制御器48には、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25・風量スイッチ50からの信号により、周波数変換器49を介して送風機15の運転制御する送風機制御器51と、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25からの信号により、加湿器14の運転制御する加湿器制御器52と、運転発停スイッチ24・モードスイッチ25・室温設定器26・吸込み温度検知器12からの信号により、室外機(図示せず)の運転制御する室外機制御器53を内蔵している。

0075

送風機制御器51は、風量スイッチ50からの信号により、送風機15の風量を、周波数変換器49にて送風用電動機19の周波数を変えることにより変化させる。また加湿器14運転時に、運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、周波数変換器49にて送風用電動機19の周波数を微小周波数に変える。

0076

以上のように構成された空気調和機について、以下その動作を図15のフローチャートをもとにして説明する。

0077

運転発停スイッチ24にて運転を開始すると、モードスイッチ25にて決めた冷房・暖房モードで運転開始し(ステップ41)、暖房モードの場合、送風機用電動機19と給水用電磁弁18に通電することにより、送風機15と加湿器14を運転させる(ステップ42)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0>T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ43)。

0078

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と、給水用電磁弁18の通電を停止させるとともに、送風機制御機51は、送風機用電動機19の運転周波数を微小周波数に変え、送風機15より風をほとんど出さず、送風機用電動機19の暖気運転を行う。(ステップ44)。

0079

冷房モードの場合、送風機用電動機19に通電することにより、送風機15を運転させる(ステップ45)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が到達していなかったなら(T0<T1)、室外機(図示せず)を運転させる(ステップ46)。

0080

運転発停スイッチ24にて運転を停止させると、室外機(図示せず)と送風機15を停止させる(ステップ47)。またこのとき加湿器14は、運転していないので、送風機制御器51は、送風機電動機19の運転周波数を微小周波数に変えないで、停止させる。

0081

以上のように本実施例の空気調和機は、加湿器14の運転時に室内機を停止した場合、周波数変換器49にて、送風機15の運転周波数を微小周波数まで下げて運転させることにより、送風機15より風をほとんど出さず、送風機用電動機19を暖気運転させ、停止時、被空調室に風が出るという不信感を与えず、送風機用電動機19への結露を防止し、送風機用電動機19の絶縁の劣化を防止できる。

発明の効果

0082

以上説明したように本発明の空気調和機は、加湿器運転時に室内機を停止した場合、タイマーにより所定時間遅延させた後、送風機が停止するので、遅延させる時間を適切に選択することにより、送風機の停止を所定時間遅延させている間に加湿器の吸水素子に保水している残水を完全に蒸発させ、運転停止時に送風機用電動機の多湿雰囲気を解消させ、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止でき、製品の安全性の向上および寿命の確保ができるという効果がある。

0083

また、加湿器運転時に室内機を停止した場合、吸込み空気温度と吸水素子温度の差が所定温度以内になるまで遅延させた後、送風機が停止するので、加湿器の吸水素子に保水している残水が少なくなるにつれて吸込み空気温度と吸水素子温度の温度差が小さくなるため、吸込み空気温度と吸水素子温度の温度差の値を適切に選択することにより、吸込み空気温度と吸水素子温度の温度差が所定温度以内になるまで送風機の停止を遅延させている間に加湿器の吸水素子に保水している残水を完全に蒸発させ、運転停止時送風機用電動機の多湿雰囲気を解消させ、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止でき、製品の安全性の向上および寿命の確保ができるという効果がある。

0084

また、加湿器運転時に室内機を停止した場合、送風機用電動機に取り付けられた結露防止ヒータに通電させることにより、送風機用電動機を暖め、送風機用電動機への結露を防止し、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止できき、製品の安全性の向上および寿命の確保ができるという効果がある。

0085

また、加湿器運転時に室内機を停止した場合、送風機用電動機の電圧供給を電源トランス側に切り換え微小電圧運転制御させることにより、送風機用電動機を暖気運転させ、送風機用電動機への結露を防止し、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止でき、製品の安全性の向上および寿命の確保ができるという効果がある。

0086

また、加湿器運転時に室内機を停止した場合、周波数変換器にて、送風機の運転周波数を微小周波数まで下げて運転させることにより、送風機用電動機を暖気運転させ、送風機用電動機への結露を防止し、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止でき、製品の安全性の向上および寿命の確保ができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0087

図1本発明による空気調和機の第1の実施例の構成概略図
図2同実施例の空気調和機のブロック図
図3同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャート
図4本発明による空気調和機の第2の実施例の構成概略図
図5同実施例の空気調和機のブロック図
図6同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャート
図7本発明による空気調和機の第3の実施例の構成概略図
図8同実施例の空気調和機のブロック図
図9同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャート
図10本発明による空気調和機の第4の実施例の構成概略図
図11同実施例の空気調和機のブロック図
図12同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャート
図13本発明による空気調和機の第5の実施例の構成概略図
図14同実施例の空気調和機のブロック図
図15同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャート
図16従来の空気調和機の電気回路図

--

0088

11室内機本体
12吸込み温度検知器
13熱交換器
14加湿器
15送風機
16 吸水素子
19送風機用電動機
21,31,37,42,48室内機制御器
22タイマー
30 吸水素子温度検知器
36結露防止ヒータ
43電圧トランス
49 周波数変換器

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