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技術 映像データ送信装置と映像データ受信装置と映像データ伝送装置

出願人 パナソニック株式会社
発明者 田仲正敏谷口憲司
出願日 1993年7月14日 (27年5ヶ月経過) 出願番号 1993-174069
公開日 1995年1月31日 (25年10ヶ月経過) 公開番号 1995-030865
状態 特許登録済
技術分野 カラーテレビジョン方式 テレビジョン方式
主要キーワード 逆スクランブル処理 映像データ受信装置 映像データ送信装置 多重形式 直列伝送 ビットずれ 変換タイミング 放送技術開発協議会
関連する未来課題
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図面 (8)

目的

映像データと補助データ伝送する場合、BTA S−002に規定される並列伝送を行った場合送信装置受信装置を接続する信号線が多数必要になる。直列伝送を用いてこれを削減する。

構成

二つの色差データPb、Prを多重する色差データ多重回路1と、ディジタルラインブランキング期間中に補助データを多重するYチャンネルブランキングデータ多重回路2およびPb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路3と、これらの二つのブランキングデータ多重回路の出力を多重するワード多重回路4と、ワード多重回路4の出力を並列直列変換する並列/直列変換回路5を具備する構成である。

概要

背景

近年、映像高品質化が求められ、これを支え半導体技術の進歩により音声信号の場合と同様に映像信号ディジタル化され、信号処理、記憶等の処理はディジタルデータで行われる場合が多くなってきている。このように、ディジタルデータで様々な処理がなされる場合、これらのデータの伝送は高品質を維持するため、ディジタル伝送でなければ意味がない。特に放送機器等においては高品質の伝送が要求される。

また、このような機器間のデータの伝送においては機器間の接続が容易でなければならない。このため機器間を伝送されるデータの形式信号レベル等が規定されている。このような規定の例としてHDTV信号の場合にはBTA(放送技術開発協議会)S−002(1125/60方式HDTV映像信号の符号化とビット並列インタフェース規格)等がある。

以下、従来例としてHDTV信号のビット並列インタフェース規格として規定されているBTA S−002に従って映像データ等を伝送する例を図3、図4および図5を用いて説明する。図4はBTA S−002に従いHDTVの映像データ等を伝送する場合の従来の送信装置の構成例を示す。図5は従来の受信装置の構成例を示す。図4に示すように、送信装置においてYはアナログ輝度信号(Y)を離散値に変換した並列データである。また同様にPb、Prはそれぞれアナログの色差信号(Pb)、(Pr)を離散値に変換した並列データである。

入力されたYデータに対しブランキングデータ多重回路2においてブランキング期間中同期情報を含むタイミング基準コードと必要に応じて音声データ等の補助データYAが多重されYDデータとして出力される。入力されたPb、Prデータは色差データ多重回路1でワード多重され、その後Yデータと同様にブランキングデータ多重回路3においてブランキング期間中に同期情報を含むタイミング基準コードと必要に応じて音声等の補助データCAが多重され、Pb/PrDデータとして出力される。

図3にアナログ映像信号とタイミング基準コード(SAV,EAV)等が多重化されたディジタル映像データ時間関係を示す。図3に示すように、1水平期間を構成するディジタルラインは映像データで構成されるディジタル有効ラインと水平ブランキングに対応するディジタルラインブランキングから構成される。また、ディジタルラインブランキングの最初(EAV)と最後(SAV)の4ワードは同期情報を含むタイミング基準コードである。

音声データ等の補助データはこのディジタルラインブランキング期間からEAV,SAVを除いた期間にパケット形式等の方法で多重することができる。BTA S−002の規定では送信装置から8ビットまたは10ビットの並列YDデータと8ビットまたは10ビットの並列Pb/PrDデータとさらにこれらの並列データに対応するクロック信号送出する。

一方、受信装置では前記YDデータ、Pb/PrDデータおよびクロック信号を受信し、受信したYDデータからブランキングデータ分離回路9においてディジタルラインブランキングに多重されているタイミング基準コードを検出し、必要に応じて補助データYAを分離しYDデータを出力する。また同様に受信したPb/PrDデータからブランキングデータ分離回路10でタイミング基準コードを検出し、必要に応じてを補助データCAを分離する。さらに色差データ分離回路11でPbとPrの二つの色差データに分離される。

概要

映像データと補助データを伝送する場合、BTA S−002に規定される並列伝送を行った場合送信装置と受信装置を接続する信号線が多数必要になる。直列伝送を用いてこれを削減する。

二つの色差データPb、Prを多重する色差データ多重回路1と、ディジタルラインブランキング期間中に補助データを多重するYチャンネルブランキングデータ多重回路2およびPb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路3と、これらの二つのブランキングデータ多重回路の出力を多重するワード多重回路4と、ワード多重回路4の出力を並列/直列変換する並列/直列変換回路5を具備する構成である。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

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請求項1

HDアナログ映像信号コンポーネント信号である色差信号Pbを離散値に変換した並列データと色差信号Prを離散値に変換した並列データを多重する色差データ多重回路と、HDアナログ映像信号のコンポーネント信号である輝度信号Yを離散値に変換した並列データのディジタルラインブランキング期間中補助データを多重するYチャンネルブランキングデータ多重回路と、前記色差データ多重回路からの出力データのディジタルラインブランキング期間中に補助データを多重するPb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路と、前記Yチャンネルブランキング多重回路の出力データとPb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路の出力データを多重するワード多重回路と、前記ワード多重回路から出力される並列データを直列データに変換する並列直列変換回路具備することを特徴とする映像データ送信装置

請求項2

HDアナログ映像信号のコンポーネント信号である色差信号Pbを離散値に変換した並列データと色差信号Prを離散値に変換した並列データを多重する色差データ多重回路と、HDアナログ映像信号のコンポーネント信号である輝度信号Yと色差データ多重回路の出力データとを多重するワード多重回路と、前記ワード多重回路から出力される並列データを直列データに変換する並列/直列変換回路とを具備することを特徴とする映像データ送信装置。

請求項3

入力信号BTA(放送技術開発協議会)S−002に規定されるY,Pb/Prシステムビット並列インタフェース信号であり、前記入力信号の中の輝度信号のディジタルラインブランキング期間中に補助データを多重するYチャンネルブランキングデータ多重回路と、色差信号のディジタルラインブランキング期間中に補助データを多重するPb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路と、前記Yチャンネルブランキング多重回路の出力データとPb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路の出力データを多重するワード多重回路と、前記ワード多重回路から出力される並列データを直列データに変換する並列/直列変換回路とを具備することを特徴とする映像データ送信装置。

請求項4

入力信号がBTA(放送技術開発協議会)S−002に規定されるY,Pb/Prシステムのビット並列インタフェース信号であり、前記入力信号における色差信号Pbと色差信号Prと輝度信号Yとを多重するワード多重回路と、前記ワード多重回路から出力される並列データを直列データに変換する並列/直列変換回路とを具備することを特徴とする映像データ送信装置。

請求項5

ワード多重回路は、ディジタル有効ライン期間中およびディジタルラインブランキング期間中、Yチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データを最初はPb/Prチャンネルのデータ、次はYチャンネルのデータ次はPb/Prチャンネルのデータのように交互に順次ワード多重する請求項1〜4のいずれかに記載の映像データ送信装置。

請求項6

並列/直列変換回路に直列データのスクランブル機能を具備する請求項1〜4のいずれかに記載の映像データ送信装置。

請求項7

入力信号がBTA S−002に規定されるG,B,Rシステムのビット並列インタフェース信号であり、Gチャンネル、Bチャンネル、Rチャンネル各々のブランキングデータ多重回路と、これら3チャンネルのブランキングデータ多重回路の出力データをワード多重するワード多重回路とを具備する映像データ送信装置。

請求項8

ワード多重回路は、Gチャンネルの並列データとBチャンネルの並列データとRチャンネルの並列データを、最初はGチャンネルのデータ、次はBチャンネルのデータ、次はRチャンネルのデータ、次はGチャンネルのデータのように順次ワード多重する請求項7記載の映像データ送信装置。

請求項9

受信した直列データを並列データに変換する直列並列変換回路と、前記直列/並列変換回路からの出力を監視し、前記直列/並列変換回路の変換タイミングを制御するための信号を前記直列/並列変換回路に送出する同期検出回路と、前記直列/並列変換回路からの出力データをYチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データに分離するワード分離回路と、前記ワード分離回路から出力されたYチャンネルの並列データから補助データを分離するYチャンネルブランキングデータ分離回路と、前記ワード分離回路から出力されたPb/Prチャンネルの並列データから補助データを分離するPb/Prチャンネルブランキングデータ分離回路と、前記Pb/Prチャンネルブランキングデータ分離回路からの出力データをPbに対応する色差データとPrに対応する色差データに分離して出力する色差データ分離回路とを具備することを特徴とする映像データ受信装置

請求項10

受信した直列データを並列データに変換する直列/並列変換回路と、前記直列/並列変換回路からの出力を監視し、前記直列/並列変換回路の変換タイミングを制御するための信号を前記直列/並列変換回路に送出する同期検出回路と、前記直列/並列変換回路からの出力データをYチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データに分離するワード分離回路と、前記ワード分離回路から出力されたPb/Prチャンネルの並列データからPbに対応する色差データとPrに対応する色差データに分離して出力する色差データ分離回路をと具備することを特徴とする映像データ受信装置。

請求項11

受信した直列データを並列データに変換する直列/並列変換回路と、前記直列/並列変換回路からの出力を監視し、前記直列/並列変換回路の変換タイミングを制御するための信号を前記直列/並列変換回路に送出する同期検出回路と、前記直列/並列変換回路からの出力データをYチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データに分離するワード分離回路と、前記ワード分離回路から出力されたYチャンネルの並列データから補助データを分離するYチャンネルブランキングデータ分離回路と、前記ワード分離回路から出力されたPb/Prチャンネルの並列データから補助データを分離するPb/Prチャンネルブランキングデータ分離回路とを具備することを特徴とする映像データ受信装置。

請求項12

受信した直列データを並列データに変換する直列/並列変換回路と、前記直列/並列変換回路からの出力を監視し、前記直列/並列変換回路の変換タイミングを制御するための信号を前記直列/並列変換回路に送出する同期検出回路と、前記直列/並列変換回路からの出力データをYチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データに分離するワード分離回路とを具備することを特徴とする映像データ受信装置。

請求項13

ワード分離回路は、Yチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データを、最初はPb/Prチャンネルのデータ、次はYチャンネルのデータ、次はPb/Prチャンネルのデータのように交互に順次ワード多重されている並列データから各々のチャンネルのデータを分離する請求項9〜12のいずれかに記載の映像データ受信装置。

請求項14

直列/並列変換回路に直列データの逆スクランブル機能を具備する請求項9〜12のいずれかに記載の映像データ受信装置。

請求項15

受信した直列データを並列データに変換する直列/並列変換回路と、前記直列/並列変換回路の出力信号をGチャンネル、Bチャンネル、Rチャンネルの3チャンネルのデータに分離するワード分離回路と、前記ワード分離回路の各々の出力データから補助データを分離するGチャンネル、Bチャンネル、Rチャンネル各々のブランキングデータ分離回路を具備し、G,B,Rシステムのビット並列インタフェース信号を出力する映像データ受信装置。

請求項16

ワード分離回路は、Gチャンネルの並列データとBチャンネルの並列データとRチャンネルの並列データを、最初はGチャンネルのデータ、次はBチャンネルのデータ、次はRチャンネルのデータ、次はGチャンネルのデータのように順次ワード多重されている並列データから各々のデータを分離する請求項15に記載の映像データ受信装置。

請求項17

請求項1に記載の映像データ送信装置と請求項9に記載の映像データ受信装置を具備し、伝送路を介し前記映像データ送信装置の出力を前記映像データ受信装置の入力に伝送することを特徴とする映像データ伝送装置

技術分野

0001

本発明は映像データ等をディジタル信号伝送する装置に関し、特に並列の映像データ等を直列の映像データ等に変換して伝送する伝送装置に関する。

背景技術

0002

近年、映像の高品質化が求められ、これを支え半導体技術の進歩により音声信号の場合と同様に映像信号ディジタル化され、信号処理、記憶等の処理はディジタルデータで行われる場合が多くなってきている。このように、ディジタルデータで様々な処理がなされる場合、これらのデータの伝送は高品質を維持するため、ディジタル伝送でなければ意味がない。特に放送機器等においては高品質の伝送が要求される。

0003

また、このような機器間のデータの伝送においては機器間の接続が容易でなければならない。このため機器間を伝送されるデータの形式信号レベル等が規定されている。このような規定の例としてHDTV信号の場合にはBTA(放送技術開発協議会)S−002(1125/60方式HDTV映像信号の符号化とビット並列インタフェース規格)等がある。

0004

以下、従来例としてHDTV信号のビット並列インタフェース規格として規定されているBTA S−002に従って映像データ等を伝送する例を図3図4および図5を用いて説明する。図4はBTA S−002に従いHDTVの映像データ等を伝送する場合の従来の送信装置の構成例を示す。図5は従来の受信装置の構成例を示す。図4に示すように、送信装置においてYはアナログ輝度信号(Y)を離散値に変換した並列データである。また同様にPb、Prはそれぞれアナログの色差信号(Pb)、(Pr)を離散値に変換した並列データである。

0005

入力されたYデータに対しブランキングデータ多重回路2においてブランキング期間中同期情報を含むタイミング基準コードと必要に応じて音声データ等の補助データYAが多重されYDデータとして出力される。入力されたPb、Prデータは色差データ多重回路1でワード多重され、その後Yデータと同様にブランキングデータ多重回路3においてブランキング期間中に同期情報を含むタイミング基準コードと必要に応じて音声等の補助データCAが多重され、Pb/PrDデータとして出力される。

0006

図3アナログ映像信号とタイミング基準コード(SAV,EAV)等が多重化されたディジタル映像データ時間関係を示す。図3に示すように、1水平期間を構成するディジタルラインは映像データで構成されるディジタル有効ラインと水平ブランキングに対応するディジタルラインブランキングから構成される。また、ディジタルラインブランキングの最初(EAV)と最後(SAV)の4ワードは同期情報を含むタイミング基準コードである。

0007

音声データ等の補助データはこのディジタルラインブランキング期間からEAV,SAVを除いた期間にパケット形式等の方法で多重することができる。BTA S−002の規定では送信装置から8ビットまたは10ビットの並列YDデータと8ビットまたは10ビットの並列Pb/PrDデータとさらにこれらの並列データに対応するクロック信号送出する。

0008

一方、受信装置では前記YDデータ、Pb/PrDデータおよびクロック信号を受信し、受信したYDデータからブランキングデータ分離回路9においてディジタルラインブランキングに多重されているタイミング基準コードを検出し、必要に応じて補助データYAを分離しYDデータを出力する。また同様に受信したPb/PrDデータからブランキングデータ分離回路10でタイミング基準コードを検出し、必要に応じてを補助データCAを分離する。さらに色差データ分離回路11でPbとPrの二つの色差データに分離される。

発明が解決しようとする課題

0009

前記のBTA S−002に規定されるような手段により映像データの伝送は可能であるが、これを実現する場合、伝送路に多数の信号線が必要になる。BTA S−002の規定では信号の伝送に個別シールドツイストペアケーブルを使用するよう規定されている。このため、グランド線を除いた分だけでも10ビットのシステムでは42本、8ビットのシステムでは34本の信号線が必要になる。無論これらの信号線は一本の複合ケーブルに収容されているが、太いケーブルであり、非常に扱いにくいという欠点がある。

0010

本発明はこの課題を解決するもので、前記の映像データ等のデータを伝送する場合において、多数の信号線を必要とせず一本の細いケーブルで映像データ等の伝送を行えるようにするものである。

課題を解決するための手段

0011

前記目的を達成するために、本発明の映像データ伝送装置映像データ送信装置は、Yチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データをワード多重するワード多重回路と、ワード多重された並列データを直列データに変換する並列/直列変換回路とを有する構成である。

0012

また、本発明の映像データ受信装置は、前記映像データ送信装置より送出された直列データを受信し、この直列データを並列データに変換する直列/並列変換回路と、この直列/並列変換回路の変換タイミングを制御する同期検出回路と、並列データに変換されたデータをYチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データに分離するワード分離回路とを有する構成である。

0013

本発明は前記手段により、映像データ等を伝送する場合、映像データ送信装置においてBTA S−002で規定されたYチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データをワード多重し、この多重されたデータを並列/直列変換する。これにより、従来のBTA S−002に規定されていた多数の信号線は必要ではなく一本の信号線により映像データ等が伝送出来るようになる。また、映像データ受信装置においては一本の信号線により伝送されてきた直列データを並列データに変換する。

0014

この変換のタイミングが正しく行われないと変換後の並列データはビットずれを起こすため、このタイミングを同期検出回路で制御する。正しく変換された並列データはYチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データに分離される。この分離されたYチャンネルの並列データとPb/Prチャンネルの並列データは従来のBTA S−002で規定されたデータであるため、従来の方法で以後の処理を行うことができる。

0015

以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。

0016

(実施例1)本発明の映像データ送信装置の一実施例を図1図3図6図7を用いて説明する。ディジタル化された映像データと、必要に応じて、ディジタル化された音声データや制御データ等からなる補助データ等を多重化し伝送する場合の方式として、BTA(放送技術開発協議会)において1125/60方式HDTV映像信号の符号化とビット並列インタフェース規格(BTA S−002)が制定されている。本実施例ではこの規格をもとに説明を行う。

0017

図1は本実施例の映像データ送信装置の構成を示すブロック図であり、図中に示す入力データYはBTA S−002で規定される符号化パラメータによりアナログHD信号のうちの輝度信号(Y)をA/D変換器等により離散値に変換した並列データである。また同様に、Pb,PrはアナログHD信号のうち色差信号(Pb)、(Pr)を離散値に変換したデータである。BTA S−002では輝度信号を離散値に変換するサンプリングレートは74.25MHzであり、色差信号を離散値に変換するサンプリングレートは37.125MHzである。この映像データ送信装置に入力された入力信号のうち、Pb、Prは色差データ多重回路1でワード多重される。このワード多重された並列データのワードレートは74.25MHzとなりYデータと同じになる。

0018

図3にアナログの映像信号とディジタルの映像データの時間関係を示すが、1水平期間はディジタルラインとして規定されており、これはYチャンネルの並列データとワード多重されたPb/Prチャンネルの並列データのワードレートの周期を1Tとすると2200Tになっており、このディジタルラインはディジタル有効ラインと呼ばれる映像データの期間(1920T)とディジタルラインブランキングと呼ばれるブランキング期間(280T)より構成されている。

0019

BTA S−002ではディジタルラインブランキング期間の最初と最後にEAV(END OF ACTIVEVIDEO)とSAV(STARTFACTIVE VIDEO)と呼ばれる4ワードのタイミング基準データが挿入されており、ディジタルラインブランキング期間中映像データの伝送は行われず、音声データ等の補助データが多重できるようになっている。

0020

Yチャンネルブランキングデータ多重回路2およびPb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路3ではEAVとSAVの書き込みとEAVとSAVを除く部分へ入力された補助データYAとCAの多重を行う。ここでYチャンネルブランキングデータ多重回路2の出力はYDデータとなり、またPb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路3の出力はPb/PrDデータとなる。このYDデータとPb/PrDデータはそれぞれ並列データであり、これがBTA S−002で規定されるビット並列インタフェースの映像データである。

0021

ビット並列インタフェースでは、この並列データ以外にこの並列データのワードレートに対応する74.25MHzのクロック信号も規定されている。また、もし音声データ等の補助データが不必要な場合には補助データは多重しなくてもよく、この場合にはYチャンネルブランキングデータ多重回路2やPb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路3は不要になる。

0022

このようにして出来たYチャンネルの並列データYDとPb/Prチャンネルの並列データPb/PrDデータは、次段のワード多重回路4で図6に示すような手順でワード多重される。図6に示されるように、ワード多重された後、並列データはディジタル有効ライン期間においては、最初のデータはPb/Prチャンネルからのデータであり、次のデータはYチャンネルからのデータであり、その次はまたPb/Prチャンネルからのデータであり、これが順次交互に繰り返される。

0023

ディジタルラインブランキングにおいては、ディジタル有効ライン期間と同様に、最初のデータはPb/Prチャンネルからのデータであり、次のデータはYチャンネルからのデータであり、その次のデータはPb/Prチャンネルからのデータであり、これが順次交互に繰り返される。この結果、多重化された後のディジタルラインブランキングの最初は8ワードのEAVとなり、最後の8ワードはSAVとなる。

0024

この8ワードのEAVの最初のデータは、Pb/Prチャンネルからの3FF(10ビットの場合)であり、次のデータはYチャンネルからの3FFであり、次のデータはPb/Prチャンネルからの000(10ビットの場合)が多重されたデータであり、以後順に二つのチャンネルのデータが交互に多重される。

0025

SAVの8ワードもEAVと同様に、Pb/Prチャンネルのデータ、Yチャンネルのデータの順に交互に多重されていく。図6にこの様子が示されている。このワード多重された並列データは並列/直列変換回路5で直列データに変換される。またこの直列データは通常送出される前にタイミング情報の確保やジッタ抑圧のためにデータをスクランブルし、ランダム化する場合が多く、この場合は並列/直列変換回路5にこの機能を持たせることが出来る。映像データ送信装置から出力される直列信号SDは電気信号の場合と光信号に変換して伝送される場合がある。

0026

この実施例では、アナログの輝度信号(Y)とアナログの色差信号(Pb)、(Pr)を離散値に変換した信号Y,Pb、Prが入力された場合について説明したが、入力信号としてBTA S−002で規定されたビット並列インタフェースの信号であってもよい。この場合には色差データ多重回路1は不要となる。また入力信号としてアナログのG,B、R信号を離散値に変換した信号であってもよい。この場合は色差データ多重回路1は不要となり、ブランキングデータ多重回路はG,B,Rチャンネル各々に付加することができ、ワード多重回路4はG,B,Rの3チャンネルの並列データを多重する。この場合の多重形式の例を図7に示す。

0027

(実施例2)以下本発明の映像データ受信装置における一実施例を図2を用いて詳細に説明する。実施例1で説明した直列信号が映像データ受信装置に入力される。映像データ受信装置に入力された直列データSDは直列/並列変換回路6で並列データに変換される。直列データが映像データ送信装置においてスクランブルされている場合には、直列データを並列データに変換する前に逆スクランブル処理が行われる。

0028

この直列/並列変換回路6から出力された並列データを同期検出回路7に入力し、直列/並列変換のタイミングが正しいかどうかの判定を行い、正しくなければ直列/並列変換のタイミングを変更するよう直列/並列変換回路6に信号を送り、並列データにビットずれが発生しないようにする。

0029

次に直列/並列変換回路6から出力された並列データは、次段のワード分離回路8でYチャンネルのデータとPb/Prチャンネルのデータとに分離される。分離されたYチャンネルのデータはさらにYチャンネルブランキングデータ分離回路9で輝度信号データYと音声データ等の補助データYAに分離され出力される。同様にワード分離回路8で分離されたPb/PrチャンネルのデータはPb/Prチャンネルブランキングデータ分離回路10で色差信号データPb/PrDと補助データCAに分離される。

0030

このPb/PrDデータはさらに色差データ分離回路11で二つの色差データPbとPrに分離され出力される。補助データが不要の場合には前記のYチャンネルブランキングデータ分離回路9やPb/Prチャンネルブランキングデータ分離回路10は不要となる。

0031

この実施例では二つの色差データを分離して出力したが、分離せず、BTAS−002で規定されるビット並列インタフェースの信号を出力してもよく、この場合は色差データ分離回路11は不要である。また、G,B、Rの3チャンネルが存在する場合にはワード分離回路8ではG,B,Rの3チャンネルにデータを分離する。また補助データが存在する場合には対応する各々のチャンネルにブランキングデータ分離回路を付加する、そして色差信号分離回路は不要となる。

0032

(実施例3)次に映像データ伝送装置の実施例について簡単に説明する。本実施例の映像データ伝送装置は、実施例1で説明した機能を具備する映像データ送信装置からの出力信号光ファイバあるは同軸ケーブル等の伝送媒体を用いて実施例2で説明した機能を具備する映像データ受信装置に伝送する構成となっている。映像データ送信装置と映像データ受信装置の構成は上述した実施例のように種々の構成が適応できる。

0033

本実施例では上記構成により、映像データ送信装置と映像データ受信装置を接続する信号線の本数を削減することができる。

発明の効果

0034

このように本発明によれば、映像データと音声データや制御データ等からなる補助データを伝送する場合、映像データ送信装置と映像データ受信装置間の信号線の本数を大幅に削減でき、光ファイバ1本あるいは同軸ケーブル1本での接続が可能になる。

図面の簡単な説明

0035

図1本発明の一実施例における映像データ送信装置の構成を示すブロック図
図2本発明の一実施例における映像データ受信装置の構成を示すブロック図
図3ディジタル化された映像データとアナログ映像信号の時間関係図
図4従来の映像データ送信装置の構成図
図5従来の映像データ受信装置の構成図
図6Y,Pb,Prシステムのデータ多重形式を示すデータ構成図
図7G,B,Rシステムのデータ多重形式を示すデータ構成図

--

0036

1色差データ多重回路
2 Yチャンネルブランキングデータ多重回路
3 Pb/Prチャンネルブランキングデータ多重回路
4ワード多重回路
5並列/直列変換回路
6直列/並列変換回路
7同期検出回路
8ワード分離回路
9 Yチャンネルブランキングデータ分離回路
10 Pb/Prチャンネルブランキングデータ分離回路
11 色差データ分離回路

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