図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(1995年1月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

構成

荷台22と、操作者歩行しながら操作する歩行操作用ハンドル30と、歩行操作用ハンドル30に対して荷台22の反対側に走行操作が可能な副操作ハンドル40とを備え、副操作ハンドル40は車体フレーム2に設けられた乗座シート26に座した乗員28により操作される作業用機械

効果

副操作ハンドルが、車体フレームに設けられた乗座シートに座した乗員により操作されるようにしたので、座した乗員が荷台に葉タバコ等の農作物等を収穫しながら作業用機械を走行操作でき、作業性が良い。

概要

背景

従来、荷台を装着しエンジン駆動走行する作業用機械としては、例えば、実公昭55−13176号に係る技術のように、歩行・乗用兼用操作が可能な構成を主に採用されている。これは、走行車体の一方に、操作者が歩行しながら操作するループハンドルを備え、他方に荷台を備え、このループハンドルと荷台との間にエンジントランスミッション及び座席を配設した構成である。そして作業用機械は、ループハンドルを座席側に回転することにより、荷台と反対側を向いて座した乗員に操作されるものである。

概要

荷台22と、操作者が歩行しながら操作する歩行操作用ハンドル30と、歩行操作用ハンドル30に対して荷台22の反対側に走行操作が可能な副操作ハンドル40とを備え、副操作ハンドル40は車体フレーム2に設けられた乗座シート26に座した乗員28により操作される作業用機械。

副操作ハンドルが、車体フレームに設けられた乗座シートに座した乗員により操作されるようにしたので、座した乗員が荷台に葉タバコ等の農作物等を収穫しながら作業用機械を走行操作でき、作業性が良い。

目的

そこで本発明の目的は、農作物等を収穫しながら作業用機械を走行できることにより、収穫物収容作業を容易にし、作業性を向上させることにある。また、作業用機械の一部を随時跳ね上げることにより全長を短くして、作業用機械の旋回性を良くし、運転を容易にすることにある。更に、操作者が歩行しながら操作できる歩行操作用ハンドルと、これとは別に乗座シートに座った乗員が操作できる副操作ハンドルとの、どちらを操作した場合においても、クラッチ等の制御部材を、少ない操作力で操作可能にすることにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

車輪またはクローラ走行し、車体フレーム収穫物等を運搬する荷台走行駆動用エンジン及びトランスミッションを装着した作業用機械において、前記作業用機械は、操作者歩行しながら操作する歩行操作用ハンドルを備え、この歩行操作用ハンドルに対して荷台の反対側に走行操作が可能な副操作ハンドルを備え、この副操作ハンドルは、前記車体フレームに設けられた乗座シートに座した乗員により操作されるものであることを特徴とする作業用機械。

請求項2

車輪またはクローラで走行し、車体フレームに収穫物等を運搬する荷台、走行駆動用エンジン及びトランスミッションを装着し、操作者が歩行しながら操作する歩行操作用ハンドル及びこの歩行操作用ハンドルの反対側に設けられて走行操作が可能な副操作ハンドルを装着した作業用機械において、前記走行駆動用エンジン及びトランスミッションは、前記荷台よりも歩行操作用ハンドル側に配置されたことを特徴とする作業用機械。

請求項3

前記車体フレームは、前記荷台を支え主フレームと前記乗座シートを支える副フレームとをヒンジ部で連結してなり、随時前記副フレーム及び前記乗座シートを跳ね上げ得る構造となっていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の作業用機械。

請求項4

前記ヒンジ部は、前記副フレームを乗座可能位置と跳ね上げ位置とで前記主フレームにロックする抜き差し自在のロックピンを備えたことを特徴とする請求項3記載の作業用機械。

請求項5

前記副フレームは、前記乗座シートよりも外側に配設されたキャスタで一端が支持されていることを特徴とする請求項4記載の作業用機械。

請求項6

操作者が歩行しながら操作できる歩行操作用ハンドルと、これとは別に乗座シートに座った乗員が操作できる副操作用ハンドルとを備え、クラッチ等の制御部材の切換軸揺動リンクが取り付けられ、この揺動リンクの一端に主ハンドル系が連結され、前記揺動リンクの他端に副ハンドル系が連結された作業用機械において、前記主ハンドル系には、副ハンドル系の引き作用で揺動された揺動リンクが主ハンドル系と縁切り状態となる長孔を介設され、前記副ハンドル系には、主ハンドル系の引き作用で揺動された揺動リンクが副ハンドル系と縁切り状態となる長孔を介設されていることを特徴とする作業用機械。

請求項7

車輪またはクローラで走行し、車体フレームに収穫物等を運搬する荷台、走行駆動用エンジン及びトランスミッションを装着した作業用機械において、前記作業用機械は、操作者が歩行しながら操作する歩行操作用ハンドル、及びこの歩行操作用ハンドルの反対側に設けられて乗員が走行操作する副操作ハンドルを備え、前記車体フレームに、前記副操作ハンドルを走行操作する乗員が乗座する乗座シートを備え、この乗座シートが前記車輪のトップまたはクローラのトップよりも低い位置とされたことを特徴とする作業用機械。

請求項8

前記乗座シートは、座面の高さを昇降調節する昇降機構を備えたことを特徴とする請求項7記載の作業用機械。

技術分野

0001

本発明は、収穫物等を運搬する荷台を装着し、車輪またはクローラエンジンで駆動されて走行する、作業用機械の改良に関する。

背景技術

0002

従来、荷台を装着しエンジン駆動で走行する作業用機械としては、例えば、実公昭55−13176号に係る技術のように、歩行・乗用兼用操作が可能な構成を主に採用されている。これは、走行車体の一方に、操作者が歩行しながら操作するループハンドルを備え、他方に荷台を備え、このループハンドルと荷台との間にエンジン、トランスミッション及び座席を配設した構成である。そして作業用機械は、ループハンドルを座席側に回転することにより、荷台と反対側を向いて座した乗員に操作されるものである。

発明が解決しようとする課題

0003

このような上記従来の作業用機械は、点在した収穫物を収集しながら走行する場合に歩行操作をし、それ以外の遠距離走行の場合に乗座しながら操作をするのに適している。例えば、荷台に葉タバコ収穫しながら作業用機械を走行する場合などにおいては、歩行作業者運転操作をしつつ、葉タバコを摘むことになる。しかし、作業者の位置から荷台が離れているために、収穫物を能率良く荷台へ収納することが難しく、作業性は良くない。また、上記従来の作業用機械は全長が長く、旋回性が良くないという問題がある。

0004

そこで本発明の目的は、農作物等を収穫しながら作業用機械を走行できることにより、収穫物の収容作業を容易にし、作業性を向上させることにある。また、作業用機械の一部を随時跳ね上げることにより全長を短くして、作業用機械の旋回性を良くし、運転を容易にすることにある。更に、操作者が歩行しながら操作できる歩行操作用ハンドルと、これとは別に乗座シートに座った乗員が操作できる副操作ハンドルとの、どちらを操作した場合においても、クラッチ等の制御部材を、少ない操作力で操作可能にすることにある。

0005

更にまた、ごく地面に近い農作物等を収穫しながら作業用機械を走行できることにより、収穫物の収容作業を容易にし、作業性を向上させることにある。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するべく本発明は、操作者が歩行しながら操作する歩行操作用ハンドルを備え、この歩行操作用ハンドルに対して荷台の反対側に走行操作が可能な副操作ハンドルを備え、この副操作ハンドルは、車体フレームに設けられた乗座シートに座した乗員により操作されるようにした。

0007

車体フレームは、荷台を支え主フレームと乗座シートを支える副フレームとをヒンジ部で連結してなり、随時副フレーム及び乗座シートを跳ね上げ得る構造にした。

0008

また本発明は、クラッチ等の制御部材の切換軸に、揺動リンクが取り付けられ、この揺動リンクの一端に主ハンドル系が連結され、揺動リンクの他端に副ハンドル系が連結され、主ハンドル系には、副ハンドル系の引き作用で揺動された揺動リンクが主ハンドル系と縁切り状態となる長孔を介設され、副ハンドル系には、主ハンドル系の引き作用で揺動された揺動リンクが副ハンドル系と縁切り状態となる長孔を介設される構成にした。

0009

また、操作者が歩行しながら操作する歩行操作用ハンドルと、乗員が走行操作する副操作ハンドルとを備え、副操作ハンドルを走行操作する乗員が乗座する乗座シートを、車輪のトップまたはクローラのトップよりも低い位置で車体フレームに備えた。

0010

乗座シートに座した乗員が、農作物等を収穫しながら作業用機械を走行操作する。作業用機械は、一部を随時跳ね上げることにより、全長が短くなる。歩行操作用ハンドルと副操作用ハンドルとは、どちらを操作した場合においても、クラッチ等の制御部材を操作するのに、少ない操作力でよい。

0011

乗座シートに座した乗員が、ごく地面に近い農作物等を収穫しながら、作業用機械を走行できる。

0012

本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図1は本発明に係る作業用機械の側面図である。作業用機械1は、主フレーム3と補助フレーム4と副フレーム5とを第1ヒンジ部6及び第2ヒンジ部10で連結してなる車体フレーム2に、クローラ21、収穫物等を運搬する荷台22、走行駆動用エンジン23、トランスミッション24、クラッチ25、乗座シート26、キャスタ27、歩行操作用ハンドル30及び副操作ハンドル40を備えて構成する。

0013

第1ヒンジ部6は、主フレーム3と補助フレーム4とを連結する。そして、第2ヒンジ部10は、補助フレーム4と副フレーム5とを連結する。主フレーム3は、走行するためのクローラ21を装着し、上側に荷台22を装着すると共に、操作者が歩行しながら操作できるように、第1ヒンジ部6と反対側に歩行操作用ハンドル30を備えている。

0014

歩行操作用ハンドル30は、操作端側にハンドルグリップ30aやクラッチレバー31等を備えて構成する。クラッチレバー31には、クラッチ25を操作するワイヤケーブル32を連結している。また主フレーム3は、走行駆動用エンジン23、トランスミッション24及びクラッチ25を、荷台22よりも歩行操作用ハンドル30側に配置している。クラッチ25は、左右のクローラ21を同速度にして直進走行、または速度を相違させて旋回させるためのものである。

0015

副フレーム5は、想像線で示す乗員28が座る乗座シート26を上側に装着し、一端がキャスタ27で支持されている。キャスタ27は、装着位置から偏心した位置に首振り自在の車輪を有している。このキャスタ27は、乗座シート26よりも外側に所定寸法L1だけ離れた位置で副フレーム5を支持し、乗座シート26に作用した荷重の一部だけを受けている。このため作業用機械1は、キャスタ27への作用荷重が小さいので、旋回性が良く走行性が向上する。

0016

副操作ハンドル40は、荷台22側に向いて乗座シート26に座した乗員28により操作されるために、この荷台22において、乗座シート26側に備えられている。この副操作ハンドル40は、例えば、クラッチレバーとして構成する。副操作ハンドル40には、クラッチ25を操作するワイヤケーブル41を連結している。なお、荷台22は補助フレーム4の近傍に、チェーン29の一端を取り付けている。チェーン29の他端にはフック(図示せず)を有し、荷台22に着脱自在に引っ掛けている。

0017

図2は本発明に係る作業用機械の平面図である。主フレーム3と補助フレーム4と副フレーム5とは、それぞれ一対のレバー材所定間隔で平行に配列した構成である。歩行操作用ハンドル30のハンドルグリップ30aは、歩行者が左右の手で各々掴むように一対を備えている。図示しない一対のクラッチレバー31は、左右のハンドルグリップ30aの近傍に各々備えている。副操作ハンドル40は、乗員28が左右の手で各々掴むように一対を備えている。

0018

各クラッチレバー31に連結されたワイヤケーブル32を有する主ハンドル系33と、各副操作ハンドル40に連結されたワイヤケーブル41を有する副ハンドル系42とは、各揺動リンク50に連結している。

0019

図3は、本発明に係る第2ヒンジ部10の拡大断面図である。左右一対の第2ヒンジ部10は、補助フレーム4の一端に固着した連結部4aに連結ピン11によって、副フレーム5を上下方向に揺動自在に連結する構成である。連結ピン11は、両端にワッシャ12及び割ピン13を備えて、抜け止めをしている。また、一方の第2ヒンジ部10には、副フレーム5を乗座可能位置(図1参照)と、後述する跳ね上げ位置図9参照)とでロックする抜き差し自在のロックピン14を備えている。

0020

ロックピン14は、長脚14aと短脚14bとを有する概ねU字状に形成している。長脚14aは、根元近傍に有したストッパ14cの位置まで、連結部4aを貫通している。長脚14aの先端には圧縮バネ15を挿通し、ロックピン14が差込まれる方向に付勢されている。短脚14bは、支持部4aと副フレーム5とを抜き差し自在に貫通している。

0021

図4は、本発明に係る第2ヒンジ部10の要部を示す分解斜視図である。補助フレーム4の一端には、相対するフランジが上方向を向いた略溝形状の連結部4aを固着している。連結部4aのフランジ間には、副フレーム5を差込み、貫通した連結用ピン孔4b及び5aに連結ピン11を挿入している。連結部4aのフランジ間には、ロックピン14の長脚14aが挿入される長脚用孔4cを、連結用ピン孔4bよりも補助フレーム4側に貫通形成している。

0022

また、連結部4aのフランジ間には、短脚14bを挿入する上下一対の短脚用下側孔4d及び短脚用上側孔4eを、先端側、かつ、長脚用孔4cの位置を中心とする円周上に貫通形成している。副フレーム5は、短脚用下側孔4d及び短脚用上側孔4eに対応するピン孔5bを貫通形成している。更に、連結部4aのフランジ間には、倒れ防止ストッパ4fを固着し、副フレーム5が後述する跳ね上げ位置(図9参照)へ持ち上げられた際に、荷台22側へ倒れることを防止している。なお、連結部4aのフランジには、上記チェーン29のフックを引っ掛ける掛止部4gを固着している。

0023

図5は本発明に係る一対の揺動リンク回りの一方を示す拡大平面図である。主ハンドル系33は、概ねU字状に折曲げ形成された主連結具34の基端に、ワイヤケーブル32の先端に固着した係止ピン32aを係止し、連結ピン35を介して揺動リンク50と連結して構成する。主連結具34の先端側には、上下に貫通した長孔34aを形成している。副ハンドル系42は、概ねU字状に折曲げ形成された副連結具43の基端に、ワイヤケーブル41の先端に固着した係止ピン41aを係止し、連結ピン44を介して揺動リンク50と連結して構成する。副連結具43の先端側には、上下に貫通した長孔43aを形成している。

0024

揺動リンク50は制御部材、例えば、クラッチ25の切換軸25aに取り付けられている。この揺動リンク50は、一端側が連結ピン35で主連結具34の長孔34aと連結し、他端側が連結ピン44で副連結具43の長孔43aと連結している。なお、切換軸25aは、揺動リンク50により回動操作されても、その操作力が解除されると、クラッチ25の作動を解除する基準位置自動復帰させるために、図示しない基準位置復帰機構を備えている。

0025

図6図5の6−6線断面図である。副連結具43は、基端に係止ピン41aを係止している。揺動リンク50は、切換軸25aに止ネジ51で取り付けられ、端部が副連結具43内に差込まれ、連結ピン44で連結している。

0026

図7は本発明に係る一対の揺動リンク回りの分解斜視図である。主連結具34は、基端に設けた係止溝34bに係止ピン32aを係止して、ワイヤケーブル32と連結すると共に、ワッシャ36及び割ピン37を備えた連結ピン35を、長孔34aとピン孔50aとに挿通して、揺動リンク50と連結している。

0027

副連結具43は、基端に設けた係止溝43bに係止ピン41aを係止して、ワイヤケーブル41と連結すると共に、ワッシャ45及び割ピン46を備えた連結ピン44を、長孔43aとピン孔50bとに挿通して、揺動リンク50と連結している。

0028

以上の構成からなる作業用機械の作用を次に説明する。先ず、副フレーム5を乗座可能位置(図1参照)から跳ね上げ位置(図9参照)に設定する手順を説明する。図8(a)〜図8(d)は、副フレームを乗座可能位置から跳ね上げ位置に設定する手順の説明図である。図8(a)は、副フレーム5が乗座可能位置にあるときの第2ヒンジ部10の状態を示す。

0029

今、この状態において、ロックピン14を短脚用下側孔4dから引き抜くと、第2ヒンジ部10は自重により倒れ、図8(b)で示すように地上に落下する。このとき、ロックピン14を旋回して、短脚14bを短脚用上側孔4eに一致させる。短脚14bは、副フレーム5の側面に当接するので、短脚用上側孔4eにまだ差込まれない。

0030

次に、副フレーム5を図8(c)で示すように持ち上げると、短脚14bが短脚用上側孔4eと一致する。このため、圧縮バネ15の付勢力によりロックピン14が退縮するので、短脚14bは短脚用上側孔4eに差込まれる。その後、図8(d)で示すように、副フレーム5を補助フレーム4と共に更に持ち上げ、チェーン29のフックを掛止部4gに引っ掛けて、作業を終了する。

0031

作業用機械1は、このとき図9で示す状態になる。すなわち、副フレーム5は、図8(c)で示す状態と図8(d)で示す状態との2段階に持ち上げられて、跳ね上げ位置に設定される。そして、第1ヒンジ部6と第2ヒンジ部10との各位置は、副フレーム5が跳ね上げ位置に設定された作業用機械1全体の、重量バランスや、全長の短縮化等を考慮して設定される。

0032

なお、副フレーム5を跳ね上げ位置から乗座可能位置(図1参照)に設定する場合は、上記図8(a)〜図8(d)の手順を反対にすればよい。更に、ロックピン14の短脚14bは、図8(b)で示す状態において、短脚用下側孔4dから引き抜いた後、時計回り方向に旋回して補助フレーム4側に一旦移動させ、図8(c)で示すように副フレーム5を持ち上げた後に、反時計回り方向に旋回して短脚用上側孔4eに差込むことも可能である。

0033

操作者は、副フレーム5を随時跳ね上げることにより、作業用機械1の全長を短くして旋回性を良くし、歩行しながらの運転を容易にすることができる。また、例えば、荷台22に葉タバコ等を収穫しながら作業用機械1を走行する場合などにおいては、乗員28が荷台22側に向き乗座して運転することができるので、収穫物を収容し易く作業性が良い。

0034

次に、揺動リンク50回りの作動を説明する。図10(a)は、副ハンドル系42のワイヤケーブル41を引き操作したときの状態を示す。ワイヤケーブル41が、副操作用ハンドル40によって矢印Sの方向に引き操作されると、副連結具43の長孔43aの端部は、連結ピン44を引っ張り変位させる。このため、揺動リンク50は仮想線で示す基準位置から、切換軸25aと共に時計回り方向に回動し、クラッチ25を作動させる。

0035

この時、主連結具34の長孔34aは、連結ピン35が変位しても影響を受けない長さ及び配置関係にある。すなわち、副ハンドル系42が切換え操作をした際に、揺動リンク50と主ハンドル系33とは縁切り状態にある。このため、副ハンドル系42は少ない操作力でよい。

0036

図10(b)は、主ハンドル系33のワイヤケーブル32を引き操作したときの状態を示す。ワイヤケーブル32が、歩行操作用ハンドル30によって矢印Mの方向に引き操作されると、主連結具34の長孔34aの端部は、連結ピン35を引っ張り変位させる。このため、揺動リンク50は仮想線で示す基準位置から、切換軸25aと共に時計回り方向に回動し、クラッチ25を作動させる。

0037

この時、副連結具43の長孔43aは、連結ピン44が変位しても影響を受けない長さ及び配置関係にある。すなわち、主ハンドル系33が切換え操作をした際に、揺動リンク50と副ハンドル系42とは縁切り状態にある。このため、主ハンドル系33は少ない操作力でよい。

0038

図11は本発明に係る作業用機械の他の実施例の側面図である。なお、上記実施例と同一構成については同一符号を付し、その説明を省略する。また、この実施例においては、上記図1に示すクラッチ25、クラッチ25を操作する各ワイヤケーブル32,41及びチェーン29の記載を省略してある。車体フレーム61は、主フレーム3と補助フレーム62と副フレーム63とを、第1ヒンジ部6及び第2ヒンジ部10で連結してなる。第1ヒンジ部6は、主フレーム3と補助フレーム62とを連結し、第2ヒンジ部10は、補助フレーム62と副フレーム63とを連結する。

0039

副フレーム63は、想像線で示す乗員28が座る乗座シート65を上側に装着し、一端がキャスタ67で支持されている。キャスタ67は、上記図1に示す実施例と同一構成であり、装着位置から偏心した位置に首振り自在の車輪を有している。乗座シート65は、座面65aの昇降調節が可能であり、座面65aの最小高さがクローラ21の上面(トップ)よりも所定寸法Hだけ低い位置で、副フレーム63に取付られている。なお、座面65aの最小高さは、乗員28の作業性を良好にするためにクローラ21やキャスタ67の中心の高さと略同一か、それ以下が望ましい。

0040

補助フレーム62及び副フレーム63は、座面65aの最小高さに応じた形状、寸法に設定される。副操作ハンドル40は、荷台22側に向いて乗座シート65に座した乗員28により操作されるために、この荷台22において、乗座シート65側に備えられている。

0041

図12図11の乗座シート回りの要部拡大断面図である。乗座シート65は、座面65aの高さを昇降調節する昇降機構66を有し、この昇降機構66は、副フレーム63と乗座シート65との間に介在して所望の高さに調節するものである。昇降機構66は例えば、手動ハンドル66aと、副フレーム63に首振り自在に取付けられ且つ手動ハンドル66aによって回転するねじ付き回転軸66bと、このねじ付き回転軸66bによって起立傾倒作動され乗座シート65を昇降するヒンジ部66cとの組合せでなる。

0042

以上の構成からなる作業用機械の他の実施例の作用を、次に説明する。操作者は、副フレーム63を随時跳ね上げることにより、作業用機械1の全長を短くして旋回性を良くし、歩行しながらの運転を容易にすることができる。また、例えば、荷台22に葉タバコ等を収穫しながら作業用機械1を走行する場合などにおいては、乗員28が荷台22側に向き乗座シート65に乗座して運転することができる。

0043

更に、図12に示すように、手動ハンドル66aが回転操作されると、ねじ付き回転軸66bはねじ作用によってヒンジ部66cを起立・傾倒させ、ヒンジ部66cは乗座シート65の座面65aを、実線で示す最小高さと想像線で示す最大高さとの間で昇降させる。このため、乗員28は作業状況に合せて、座面65aの高さを調節できる。例えば、乗員28が葉タバコを収穫する場合において、土葉のようにごく低い位置に生えた葉を収穫するときには座面65aを最小高さにし、高い位置に生えた葉を収穫するときには適宜高さを調節する。このため、この実施例によれば、農作物等を収穫する場合に作業状況に合せて、座面65aの高さを調節し作業用機械を走行できることにより、収穫物を収容し易く作業性が良い。

0044

なお、上記実施例において、作業用機械1を走行させるクローラ21は、車輪の構成にしてもよい。また、歩行操作用ハンドル30や副操作ハンドル40は、レバー形状に限定されるものではなく、例えば、ループ形状に構成してもよい。更に、揺動リンク50を操作する主ハンドル系33及び副ハンドル系42は、ワイヤケーブル32,41に限定されるものではなく、例えば、タイロッドの構成でもよい。

0045

主ハンドル系33に介設される長孔34aは、副ハンドル系42の引き作用で揺動された揺動リンク50が、主ハンドル系33と縁切り状態となることを特徴とする。従って長孔34aは、主連結具34に設けた構成に限定されるものではなく、例えば、揺動リンク50に設けた構成でもよい。また、副ハンドル系42に介設される長孔43aは、主ハンドル系33の引き作用で揺動された揺動リンク50が、副ハンドル系42と縁切り状態となることを特徴とする。従って長孔43aは、副連結具43に設けた構成に限定されるものではなく、例えば、揺動リンク50に設けた構成でもよい。

0046

昇降機構66は、座面65aを適宜所望高さに昇降調節する構成であればよく、例えば、電動機構油圧機構等により自動昇降調節が可能な構成でもよい。

発明の効果

0047

以上に述べた通り本発明は、操作者が歩行しながら操作する歩行操作用ハンドルを備え、この歩行操作用ハンドルに対して荷台の反対側に走行操作が可能な副操作ハンドルを備え、この副操作ハンドルは、車体フレームに設けられた乗座シートに座した乗員により操作されるようにしたので、座した乗員が、荷台に葉タバコ等の農作物等を収穫しながら作業用機械を走行操作でき、作業性が良い。

0048

また、走行駆動用エンジン及びトランスミッションを、荷台よりも歩行操作用ハンドル側に配置したので、作業用機械の重量バランスが良く、安定した走行ができる。

0049

また、車体フレームが、荷台を支える主フレームと乗座シートを支える副フレームとをヒンジ部で連結してなり、随時副フレーム及び乗座シートを跳ね上げ得る構造にしたので、随時跳ね上げて作業用機械の全長を短くすることにより、作業用機械の旋回性が良好になる。

0050

更に、クラッチ等の制御部材の切換軸に、揺動リンクが取り付けられ、この揺動リンクの一端に主ハンドル系が連結され、揺動リンクの他端に副ハンドル系が連結され、主ハンドル系には、副ハンドル系の引き作用で揺動された揺動リンクが主ハンドル系と縁切り状態となる長孔を介設され、副ハンドル系には、主ハンドル系の引き作用で揺動された揺動リンクが副ハンドル系と縁切り状態となる長孔を介設される構成にしたので、歩行操作用ハンドルと副操作用ハンドルとは、どちらを操作した場合においても、クラッチ等の制御部材を操作するのに、少ない操作力でよい。

0051

更にまた、副操作ハンドルを走行操作する乗員が乗座する乗座シートを、車輪のトップまたはクローラのトップよりも低い位置で車体フレームに備えたので、高さの低い農作物等を収穫しながら作業用機械を走行できることにより、収穫物の収容作業が容易になり、作業性が良い。また乗座シートに、座面の高さを昇降調節する昇降機構を備えたので、農作物等を収穫する場合の作業状況に合せて、座面を所望の高さに調節し作業用機械を走行できることにより、収穫物を収容し易くなり作業性が良い。

図面の簡単な説明

0052

図1本発明に係る作業用機械の側面図
図2本発明に係る作業用機械の平面図
図3本発明に係る第2ヒンジ部の拡大断面図
図4本発明に係る第2ヒンジ部の要部を示す分解斜視図
図5本発明に係る一対の揺動リンク回りの一方を示す拡大平面図
図6図5の6−6線断面図
図7本発明に係る一対の揺動リンク回りの分解斜視図
図8本発明に係る副フレームを乗座可能位置から跳ね上げ位置に設定する手順の説明図
図9本発明に係る副フレームを跳ね上げ位置に設定した状態の作業用機械の説明図
図10本発明に係る揺動リンク回りの作動説明図
図11本発明に係る作業用機械の他の実施例の側面図
図12図11の乗座シート回りの要部拡大断面図

--

0053

1…作業用機械、2…車体フレーム、3…主フレーム、4…補助フレーム、4d…短脚用下側孔、4e…短脚用上側孔、5…副フレーム、5b…ピン孔、6…第1ヒンジ部、10…第2ヒンジ部、14…ロックピン、21…クローラ、22…荷台、23…走行駆動用エンジン、24…トランスミッション、25…クラッチ、26…乗座シート、27…キャスタ、28…乗員、30…歩行操作用ハンドル、33…主ハンドル系、34…主連結具、34a…長孔、35…連結ピン、40…副操作ハンドル、42…副ハンドル系、43…副連結具、43a…長孔、44…連結ピン、50…揺動リンク、61…車体フレーム、65…乗座シート、65a…座面、67…キャスタ。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • タカノ株式会社の「 椅子の部品の係合構造、及び椅子」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】着脱可能でありながらも簡単には外れ難い係わり合い/連結を実現することができるようにする。【解決手段】アウターシェル90に係合凹部93が設けられ、インナーシェル80に係合凹部93と着脱可能に弾性... 詳細

  • タカノ株式会社の「 椅子の部品の取付構造及び取付方法、並びに椅子」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】一方の部品に対して他方の部品を係合させたり取り付けたりするための開口やスリットを小さくしたり狭くしたりすることができるようにする。【解決手段】アウターシェル90が、一対のスリット91U,91L... 詳細

  • トヨタ自動車株式会社の「 拘束装置制御システム」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】自動運転時における乗員の快適性能を向上できる拘束装置制御システムを得る。【解決手段】拘束装置制御システムは、車両用シートに設けられ、車両用シートに着座した乗員を拘束する拘束装置20と、車両周辺... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ