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技術 金属板端縁部の折り曲げ加工方法

出願人 株式会社盛光
発明者 田村宗平
出願日 1993年6月18日 (28年6ヶ月経過) 出願番号 1993-172207
公開日 1995年1月6日 (27年0ヶ月経過) 公開番号 1995-001047
状態 特許登録済
技術分野 溝・フランジの加工および板・棒等への特殊な曲げ 板・棒・管等の曲げ
主要キーワード キャリアロール 折曲部位 ワーク端縁 折曲角度 曲げロール ウェイブ ロールセット 押えロール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1995年1月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

目的

金属板のワークの端縁部を折り曲げる加工において、その折曲部位におけるウェイブの発生を防止できる方法を提供する。

構成

各々受けロール押えロールを備えて、それぞれ折り曲げ角度を異にする複数の折り曲げ加工ロールセットを、折り曲げ角度の小さい順に縦列状に配設して、金属板のワークの端縁部を各ロールセットの受けロールと押えロールの間に順次通過させることによってワークの端縁部を折り曲げる加工方法において、折り曲げ角度が90°以上になるロールセットにおける受けロールと押えロールの間に第3のキャリアロールを配して、ワークの端縁部の折曲部位の両面を押えロールとキャリアロールによって挟み状態となす。

概要

背景

従来、図8乃至図10に示すように、各々受けロール1a〜1fと押えロール2a〜2fを備えて、それぞれ折り曲げ角度を異にする複数の折り曲げ加工ロールセット3a〜3fを、折り曲げ角度の小さい順に縦列状に配設して、金属板のワーク4の端縁部を各折り曲げロールセット3a〜3fの受けロール1a〜1fと押えロール2a〜2fの間に順次通過させることによってワーク4の端縁部を折り曲げ加工方法が公知である。

概要

金属板のワークの端縁部を折り曲げる加工において、その折曲部位におけるウェイブの発生を防止できる方法を提供する。

各々受けロールと押えロールを備えて、それぞれ折り曲げ角度を異にする複数の折り曲げ加工用ロールセットを、折り曲げ角度の小さい順に縦列状に配設して、金属板のワークの端縁部を各ロールセットの受けロールと押えロールの間に順次通過させることによってワークの端縁部を折り曲げる加工方法において、折り曲げ角度が90°以上になるロールセットにおける受けロールと押えロールの間に第3のキャリアロールを配して、ワークの端縁部の折曲部位の両面を押えロールとキャリアロールによって挟み状態となす。

目的

前記の公知の加工方法において、複数のロールセット3a〜3fの中で、折り曲げ角度が90°以上になるロールセット3c〜3fでは、ワークの端縁部の折曲部位の片面のみが押えロール2c〜2fの圧力を受けることになる。例えば図9に示すように、5段目のロールセット3eでは、ワーク4の下面に受けロール1eが接触し、ワーク端縁部の折曲部位4aの外面部に押えロール2eが接触することになる。従って、ワーク4の端縁部の折曲部位4aでは、外面に圧力を受けて、内面には圧力を受けないので、両面の圧力のアンバランスによって、図10に示すように折曲部位4aが波状に曲がること、いわゆるウェイブが発生するという問題があった。そこで本発明は、ワーク端縁部の折曲部位におけるウェイブの発生を防止できる斬新な加工方法の提供を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

各々受けロール押えロールを備えて、それぞれ折り曲げ角度を異にする複数の折り曲げ加工ロールセットを、折り曲げ角度の小さい順に縦列状に配設して、金属板のワークの端縁部を各ロールセットの受けロールと押えロールの間に順次通過させることによってワークの端縁部を折り曲げ加工方法において、折り曲げ角度が90°以上になるロールセットにおける受けロールと押えロールの間に第3のキャリアロールを配して、ワークの端縁部の折曲部位の両面を押えロールとキャリアロールによって挟み状態となすことを特徴とする金属板端縁部の折り曲げ加工方法

技術分野

0001

本発明は、鋼板等の金属板ワークの端縁部を折り曲げ加工方法に関する。

背景技術

0002

従来、図8乃至図10に示すように、各々受けロール1a〜1fと押えロール2a〜2fを備えて、それぞれ折り曲げ角度を異にする複数の折り曲げ加工ロールセット3a〜3fを、折り曲げ角度の小さい順に縦列状に配設して、金属板のワーク4の端縁部を各折り曲げロールセット3a〜3fの受けロール1a〜1fと押えロール2a〜2fの間に順次通過させることによってワーク4の端縁部を折り曲げる加工方法が公知である。

発明が解決しようとする課題

0003

前記の公知の加工方法において、複数のロールセット3a〜3fの中で、折り曲げ角度が90°以上になるロールセット3c〜3fでは、ワークの端縁部の折曲部位の片面のみが押えロール2c〜2fの圧力を受けることになる。例えば図9に示すように、5段目のロールセット3eでは、ワーク4の下面に受けロール1eが接触し、ワーク端縁部の折曲部位4aの外面部に押えロール2eが接触することになる。従って、ワーク4の端縁部の折曲部位4aでは、外面に圧力を受けて、内面には圧力を受けないので、両面の圧力のアンバランスによって、図10に示すように折曲部位4aが波状に曲がること、いわゆるウェイブが発生するという問題があった。そこで本発明は、ワーク端縁部の折曲部位におけるウェイブの発生を防止できる斬新な加工方法の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0004

上記目的を達成するために、本発明の金属板端縁部の折り曲げ加工方法は、各々受けロールと押えロールを備えて、それぞれ折り曲げ角度を異にする複数の折り曲げ加工用ロールセットを、折り曲げ角度の小さい順に縦列状に配設して、金属板のワークの端縁部を各ロールセットの受けロールと押えロールの間に順次通過させることによってワークの端縁部を折り曲げる加工方法において、折り曲げ角度が90°以上になるロールセットにおける受けロールと押えロールの間に第3のキャリアロールを配して、ワークの端縁部の折曲部位の両面を押えロールとキャリアロールによって挟み状態となすことを特徴とするものである。

0005

ワークの端縁部の折曲部位の両面を押えロールとキャリアロールで挟み状態とすることによって、折曲部位の両面の圧力のバランスがとれてウェイブの発生が防止される。

0006

以下、図1乃至図7に示した本発明の実施例について詳説する。まず、図1加工装置全体を示したもので、9台の折り曲げ加工用のロールセット5a〜5iが一定間隔で縦列状に配設されている。すなわち、この装置は9段階で折曲加工を終了するようになっている。すべてのロールセット5a〜5iは、受けロール6a〜6iと押えロール7a〜7iとを備え、更に、5段目から8段目のロールセット5e〜5hにはキャリアロール8a〜8dが付加されている。鋼板等のワーク9は、その端縁部を1段目のロールセット5aの受けロール6aと押えロール7aの間に挿入されて、その後、次々と各ロールセット5b〜5iの受けロール6b〜6iと押えロール7b〜7iの間を通過させられて、連続的に折り曲げ加工を施される。

0007

各ロールセット5a〜5iによるワーク9の折り曲げ角度はそれぞれ異なっていて、1段目から次第に折り曲げ角度は増大する。図2は1段目のロールセット5aによるワーク9の折り曲げ工程を示している。受けロール6aと押えロール7aは共に平行側面部と円錐側面部を有して、その円錐側面部によってワーク9の端縁部を折り曲げている。2段目、3段目のロールセット5b、5cは、このワーク9の端縁部の折曲部位9aの折曲角度を段階的に増大させる。なお、ワーク9の端縁部の折曲部位9aの幅は約15mmに設定されている。1段目から4段目のロールセット5a〜5dによって、ワーク9の端縁部は略90°まで折り曲げられる。

0008

次に、図3は5段目のロールセット5eによるワーク9の折り曲げ工程を示している。受けロール6eは平行側面部のみになって、ワーク9の折曲部位9aに対し未接触状態となり、押えロール7eの円錐側面部がワーク9の折曲部位9aの外面に当接し、キャリアロール8aの円錐側面部が折曲部位9aの内面に当接して、折曲部位9aは押えロール7eとキャリアロール8aに挟まれた状態となる。この5段目以降では,ワーク9の折曲部位9aは90°以上折り曲げられた状態となる。

0009

図4図5及び図6はそれぞれ、6段、7段及び8段目におけるロールセット5f,5g,5hによるワーク9の折り曲げ工程を示している。後の段になるほど、押えロール6f,6g,6hの円錐側面部と底面部とのなす角度が鈍角になり、逆にキャリアロール8b,8c,8dの円錐側面部と底面部とのなす角度は鋭角になっていく。

0010

なお、図1において、9段目のロールセット5iにはキャリアロールが存在せず、ワーク9の折曲部位9aは押えロール6iのみによって押し潰すだけになっている。

0011

図7は折り曲げ加工が終了したワーク9を示している。ワーク9の折曲部位9aは、前記のキャリアロール8a〜8dの作用によって少しもウェイブが発生していない。

0012

上記実施例では9段階で加工が終了するようになっているが、この工程数は任意である。また、ワーク9の折曲部位の幅は約14mmとなっているが、この寸法も任意である。

発明の効果

0013

本発明は上記の通りであり、金属板のワークの端縁部の折曲部位におけるウェイブの発生を防止して加工品品質の向上を達成できる効果かある。

図面の簡単な説明

0014

図1加工装置全体の正面図である。
図21段目のロールセットによる折り曲げ工程を示す断面図である。
図35段目のロールセットによる折り曲げ工程を示す断面図である。
図46段目のロールセットによる折り曲げ工程を示す断面図である。
図57段目のロールセットによる折り曲げ工程を示す断面図である。
図68段目のロールセットによる折り曲げ工程を示す断面図である。
図7折り曲げ終了後のワークの斜視図である。
図8従来の加工装置全体の平面図である。
図9従来の加工装置における5段目のロールセットによる折り曲げ工程を示す断面図である。
図10従来の加工装置による折り曲げ加工終了状態のワークの斜視図である。

--

0015

1a,1b,1c,1d,1e,1f受けロール
2a,2b,2c.2d,2e,2f押えロール
3a,3b,3c.3d,3e,3fロールセット
4 ワーク
4a折曲部位
5a,5b,5c.5d,5e,5f,5g,5h,5i ロールセット
6a,6b,6c.6d,6e,6f,6g,6h,6i 受けロール
7a,7b,7c.7d,7e,7f,7g,7h,7i 押えロール
8a,8b,8c.8dキャリアロール
9 ワーク
9a 折曲部位

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