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技術 コンクリート構造物デッキ板用鉄筋屈曲成形法およびその装置

出願人 山陽電機株式会社明和物産株式會社
発明者 木曽一幸金戊洙
出願日 1992年12月28日 (27年11ヶ月経過) 出願番号 1992-358628
公開日 1994年11月15日 (26年1ヶ月経過) 公開番号 1994-315721
状態 特許登録済
技術分野 床構造 現場におけるコンクリートの補強物挿入作業 板・棒・管等の曲げ 線材加工
主要キーワード チャックシリンダー 屈曲線材 制限規定 折曲角 傾斜直線 垂下部分 軟鋼線材 送りシリンダ
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この項目の情報は公開日時点(1994年11月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

目的

コンクリート構造物デッキ板に配設される鉄筋を軽度の操作力簡易且つ的確に屈曲形成し、該屈曲形成状態を変更・調整できる方法及び装置を提供する。

構成

適宜に矯正処理された鉄筋を固定チャック台3と可動チャック台5で把持張設し、鉄筋の軸線方向に交叉した方向に作動する押圧屈曲手段を張設鉄筋の中間部に作用せしめ、鉄筋の各チャック台による把持部間を屈曲加工する。

概要

背景

コンクリート構造物を得るに当っては鉄筋を用いることは周知の如くであり、特に建築物を得るような場合においては金属板屈曲鉄筋とを複合させたデッキ板が用いられている。

然して前記のようなデッキ板を得るための屈曲鉄筋は従来において金型間における押圧屈曲成形法が採用されており、この押圧屈曲成形で得られる屈曲鉄筋を金属板に対し交叉状に配設し、溶接してコンクリート構造物を得るためのデッキ板を得るものである。

概要

コンクリート構造物のデッキ板に配設される鉄筋を軽度の操作力簡易且つ的確に屈曲形成し、該屈曲形成状態を変更・調整できる方法及び装置を提供する。

適宜に矯正処理された鉄筋を固定チャック台3と可動チャック台5で把持張設し、鉄筋の軸線方向に交叉した方向に作動する押圧屈曲手段を張設鉄筋の中間部に作用せしめ、鉄筋の各チャック台による把持部間を屈曲加工する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

適宜に矯正処理された鉄筋固定チャック台と該固定チャック台に対しスライド可能に設けられた可動チャック台により所定間隔を採って把持張設し、該把持張設条件下で前記鉄筋の軸線方向に交叉した方向に作動する押圧屈曲手段を張設鉄筋の中間部に作用せしめ、上記可動チャック台のスライド条件下で前記鉄筋の各チャック台による把持部間を屈曲加工することを特徴とするコンクリート構造物デッキ板用鉄筋屈曲成形法。

請求項2

機台定置された固定チャック台と該固定チャック台方向に設けられたガイド手段にそって移動操作される可動チャック台を有し、これらのチャック台間に上記ガイド手段の配設方向に対し交叉した方向を採って設けられた案内機構により案内される屈曲手段を設け、該屈曲手段に対して曲げ操作シリンダーを設けると共に前記可動チャック台に対しても押し引き操作シリンダーを設け、しかも上記固定チャック台と共に可動チャック台を送り台取付け、該送り台と機台との間に送りシリンダーを設けると共に前記可動チャック台と機台との間に間隔調整手段を設けたことを特徴とするコンクリート構造物デッキ板用鉄筋屈曲成形装置。

技術分野

0001

本発明はコンクリート構造物デッキ板鉄筋屈曲成形法およびその装置に係り、コンクリート構造物のデッキ板に配設される鉄筋を比較的軽度の操作力簡易且つ的確に屈曲成形し、しかもその屈曲成形状態を適宜に変更、調整することのできる方法および装置を提供しようとするものである。

背景技術

0002

コンクリート構造物を得るに当っては鉄筋を用いることは周知の如くであり、特に建築物を得るような場合においては金属板屈曲鉄筋とを複合させたデッキ板が用いられている。

0003

然して前記のようなデッキ板を得るための屈曲鉄筋は従来において金型間における押圧屈曲成形法が採用されており、この押圧屈曲成形で得られる屈曲鉄筋を金属板に対し交叉状に配設し、溶接してコンクリート構造物を得るためのデッキ板を得るものである。

発明が解決しようとする課題

0004

上記したような従来技術によるものにおいても目的の屈曲鉄筋を得しめることは当然であるが、金型間における屈曲加工は必ずしも容易でなく、また屈曲加工時において金型などの損耗も大きい不利があり、加工工数も大きい。

0005

また、この金型による場合においては具体的に得られる屈曲成形鉄筋材屈曲寸法が特定されたものとならざるを得ないところ、実際に必要な屈曲鉄筋材としてはその屈曲高さや屈曲角度が夫々の施工条件において異るのが普通であり、そうした施工条件の変化に即応するためには相当に多数の金型を準備しておくことが必要である。即ち金型代が相当に嵩み、またそうした多数の金型の保管整理に特別な設備と考慮を必要とし、しかも金型交換操作に関してそれなりの工数と作業中断要請される。

0006

加うるに実際の施工に好ましい前記鉄筋材はコンクリート層の高さおよび必要強度などの関係からしてその寸法、配筋密度などが種々多様に変化するので夫々の場合において適切な鉄筋材を必ずしも得ることができない。

課題を解決するための手段

0007

本発明は上記したような従来技術における課題を解決することについて検討を重ね、金型を使用することのない屈曲加工手段を採用して平易に屈曲加工せしめ、またその形状や寸法を適宜に変えた製品を金型なしで自在に得しめることに成功したものであって、以下の如くである。

0008

(1) 適宜に矯正処理された鉄筋を固定チャック台と該固定チャック台に対しスライド可能に設けられた可動チャック台により所定間隔を採って把持張設し、該把持張設条件下で前記鉄筋の軸線方向に交叉した方向に作動する押圧屈曲手段を張設鉄筋の中間部に作用せしめ、上記可動チャック台のスライド条件下で前記鉄筋の各チャック台による把持部間を屈曲加工することを特徴とするコンクリート構造物デッキ板用鉄筋屈曲成形法。

0009

(2)機台定置された固定チャック台と該固定チャック台方向に設けられたガイド手段にそって移動操作される可動チャック台を有し、これらのチャック台間に上記ガイド手段の配設方向に対し交叉した方向を採って設けられた案内機構により案内される屈曲手段を設け、該屈曲手段に対して曲げ操作シリンダーを設けると共に前記可動チャック台に対しても押し引き操作シリンダーを設け、しかも上記固定チャック台と共に可動チャック台を送り台取付け、該送り台と機台との間に送りシリンダーを設けると共に前記可動チャック台と機台との間に間隔調整手段を設けたことを特徴とするコンクリート構造物デッキ板用鉄筋屈曲成形装置。

0010

適宜に矯正処理された鉄筋を固定チャック台と該固定チャック台に対しスライド可能に設けられた可動チャック台により所定間隔を採って把持張設することにより特別な金型を必要としないで鉄筋に対する屈曲可能状態を形成する。

0011

鉄筋に対する前記のような把持張設条件下で前記鉄筋の軸線方向に交叉した方向に作動する押圧屈曲手段を張設鉄筋の中間部に作用せしめることにより該鉄筋に対しロールなどの屈曲手段で適切な屈曲加工を行わせる。

0012

上記可動チャック台のスライド条件下で前記鉄筋の各チャック台による把持部間を屈曲加工することにより可動チャック台による把持拘束とスライド条件下において円滑な対象的屈曲加工を点的な押圧屈曲手段で円滑に遂行せしめる。

0013

機台に定置された固定チャック台と該固定チャック台方向に設けられたガイド手段にそって移動操作される可動チャック台を有し、これらのチャック台間に上記ガイド手段の配設方向に対し交叉した方向を採って設けられた案内機構により案内される屈曲手段を設けたことによって固定チャック台と可動チャック台とに加工すべき鉄筋を把持せしめた条件下で該鉄筋に的確な屈曲加工を行わせる。

0014

前記のように設けられた屈曲手段に対して曲げ操作シリンダーを設けると共に前記可動チャック台に対しても押し引き操作シリンダーを設けたことにより上記したような屈曲操作に当って鉄筋に適当な引張力を作用させ、均衡した引張条件下で曲げ加工し曲げ部両側を直線状態とした屈曲成形を行わせる。

0015

上述したような固定チャック台と共に可動チャック台を送り台に取付け、該送り台と機台との間に送りシリンダーを設けると共に前記可動チャック台と機台との間に間隔調整手段を設けたことにより両チャック台を送り台により機台上で移動操作し、しかも間隔調整手段によって送り台の移動量を調整設定せしめて屈曲加工による鉄筋の高さを可変せしめる。なお上述したような案内機構に上記屈曲手段の作動範囲に対する調整手段を設けることによって該屈曲手段による屈曲加工量を調整設定して鉄筋に対する屈曲加工角度を変化せしめ、前記高さ変化と相俟って間隔と高さが種々に変化した屈曲加工を得しめる。

0016

上記したような本発明によるものの具体的な実施態様を添付図面に示すものについて説明すると、機台1に設けられた案内軸11に対して送り台2のガイド部12が係合され、別に機台1の一側に設けた取付座18に送りシリンダー17を設けて前記送り台2をガイド部12にそって移動操作するように成っている。

0017

前記のような送り台2に設けられているのが固定チャック台3と該固定チャック台3部分から延出して設けられたスライド軸21にそって移動操作される可動チャック台5であり、可動チャック台5と機該1との間にはチャック戻しシリンダー23が設けられ、固定チャック台3と可動チャック台5との間に設けられた曲げロールガイド4にそって作動するように機台に設けられた曲げ操作シリンダーによって曲げロール41が作動する。

0018

即ち、固定チャック台3に対してはチャックシリンダー19が設けられ、また可動チャック台5のチャック部5aに対してもチャックシリンダー15が設けられていて、それらのチャック台3、5のチャック部3a、5a部分に挿通されている線材30を把持し、このような線材30の把持条件下で曲げロール41が作動するとチャック戻しシリンダー23による抵抗条件下で線材30が曲げ加工される。

0019

つまり線材30が屈曲されることにより固定チャック台3と可動チャック台5との間隔が小となるから可動チャック台5が固定チャック台3の方向に引き寄せられ、曲げロール41による屈曲部の両側に線材の傾斜直線状部分が形成されたものとして屈曲され、この屈曲完了後に可動チャック台5のチャック部5aによる把持を解放すると共にシリンダー23の作用で可動チャック台5を複動せしめ、線材30の新しいチャック位置をチャック部5aで把持する。

0020

上記したような操作が行われた後に送りシリンダー17を作動させることによって送り台2上の固定チャック台3が可動チャック台5と共に屈曲線材把持状態で別に機台1の他端側に設けられた切断機7、8方向に押進され、機台1上には新しい直線状態の線材が送り込まれる。また上記のような送りシリンダー17の作用で一定長さの屈曲線材が押出された後に切断機7、8が操作されることによって一定の長さの屈曲加工線材が得られることは明らかである。

0021

送り台2には可動チャック台5の移動間隔を調整するための間隔調整手段27が設けられており、該調整手段27を調整設定することにより可動チャック台5の作動範囲を規定し、従って線材30の引出し量とそれに伴う線材の屈曲高さを調整する。また曲げロールガイド4には前記したような曲げロール41の作動範囲(高さ)を制限規定する調整制限手段28が図3に示すように設けられており、このような制限手段28によって線材を屈曲成形して得られる屈曲幅を自在に調整し、これらの手段27、28による調整を複合することにより多様な線材の屈曲状態を選ぶことができる。

0022

前記したような線材30の屈曲加工に当っては曲げロール41による屈曲過程において捩れ力が作用し、先行して屈曲成形された山形屈曲の方向が一定とならない傾向が顕われる。即ちこのような屈曲線材山形方向の変位ないし捩れを防止する手段の1例は図3において併せて示す如くであり、山形屈曲線材30aを受入れて案内するガイド手段31および山形屈曲頂部30bを受入れて保持する保持手段32の如きを配設し、屈曲成形して上述したような固定チャック台3から送り出される山形屈曲線材30aを適正な状態に支持せしめ、斯うした適正保持状態で屈曲成形することにより整然とした山形屈曲を連続的に形成する。

0023

なお図2に示すように図1に示したような本発明の設備は機台1の両側において平行に設けられ、その線材に対する屈曲加工を対向状態で実施することが能率的であると共に線材屈曲加工をバランスした安定条件下で遂行する所以である。

0024

前記したような線材(鉄筋)の屈曲加工により得られる鉄筋材を用いて得られるコンクリート構造物用デッキ板の1例は図4図5に示される如くであり、例えば径が5〜6mmの軟鋼線材ラチス線材101として用い、このラチス線材101に対し例えば間隔170mmで高さが120mmの折曲を施した第1のラチス材101aと高さが60mmである第2のラチス材101bとを準備し、これらの各ラチス材101a、101bの折曲角部に径12mmの弦材102aおよび102bをその折曲角度の上下に添着溶接し、しかもこのようにして得られたトラス130に径4mmの線材を上記したような本発明方法により屈曲加工した吊材103を溶接したものを例えば厚さ1mmで吊材103a、103bの折曲間隔に即応させ上記吊材103の垂下部分に1例として高さ8mmの浮上部104bを屈曲形成すると共に該浮上部104bに高さ2mmの小突条104aを形成した金属板104を添設し電極間に挟圧して抵抗溶接したデッキ板を得た。

0025

即ちこのようにして得られたデッキ板は、該デッキ板上に厚さ150mm程度にコンクリート打設施工しても小突条による溶接部が総べて健全剥離部のないものであることが確認された。

発明の効果

0026

以上説明したような本発明によるときは特別な金型を用いることなしにデッキ板用鉄筋の屈曲成形を能率的且つ円滑に実施し得るものであり、金型などの損耗なしに目的の屈曲を行わせると共に金型類を多数準備し、その管理や取変えにコストと工数を消費することなしに有利な成形目的を達し得るものであるから工業的にその効果の大きい発明である。

図面の簡単な説明

0027

図1本発明に従って屈曲成形装置の1例を示した側面図である。
図2その平面図である。
図3その曲げロール部分より送り出し側についての構成1例を示した斜面図である。
図4本発明方法による鉄筋を用いて得られたデッキ板の1例を示した一側面図である。
図5その他側面図である。

--

0028

1機台
2送り台
3固定チャック台
4曲げロールガイド
4a そのチャック部
5可動チャック台
5a そのチャック台
7切断機
8 切断機
11案内軸
12 ガイド部
15チャックシリンダー
17送りシリンダー
18取付座
19 チャックシリンダー
21スライド軸
23 チャック戻しシリンダー
27間隔調整手段
28 調整制限手段
30線材
30a山形屈曲線材
30b 山形屈曲頂部
31 ガイド手段
32保持手段
41 曲げロール
101ラチス線材
101a 第1のラチス材
101b 第2のラチス材
103吊材
103a 吊材
103b 吊材
104 金属板

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