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技術 防水着

出願人 旭化成株式会社
発明者 池田昌孝
出願日 1993年4月22日 (26年11ヶ月経過) 出願番号 1993-096141
公開日 1994年11月1日 (25年4ヶ月経過) 公開番号 1994-306701
状態 拒絶査定
技術分野 職業用、工業用またはスポーツ用保護衣 上着、コート 衣服の材料 不織物
主要キーワード 防水目的 融着縫製 超音波ミシン 雨合羽 ベース生地 cm巾 ウェルダー タイベック
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年11月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

目的

防水性に優れ、その上通気性透湿性に優れていて蒸れにくく、軽くて破れにくい安価な防水着を提供すること。

構成

熱可塑性樹脂からなり、耐水圧500mmH2 O以上、透気度5〜1000秒/100ml、引裂強力0.5kg以上および目付20〜80g/m2である不織シート接着縫製されてなる防水着。

概要

背景

従来、雨合羽等の防水用衣料としては、塩化ビニルポリエチレンなどの樹脂フィルムゴムシートが単独で利用されたり、あるいは織編物ベース生地としこれを撥水加工するか、コーティング加工するかして用いられたり、更には、織編物のベース生地にフィルムを貼り合せたものなどが用いられていた。

しかし樹脂フィルムやゴムシートの類は、通気性がないために着用時に蒸れるという問題があったばかりか、破れやすいという欠点もあった。後者のものは、織編物をベースとしているために重く、更に通気性に劣り蒸れるという問題があった。その上また、縫製をミシン糸縫いで行うため、縫い目から水がしみ込むという問題もあった。これを防ぐためには、樹脂縫い目穴をふさぐか、防水布で縫い目を目貼りする等の処置がとられてきたが、そのようにしても耐久性欠けるため、防水着として充分満足できるような技術レベルには至っていなかった。

概要

防水性に優れ、その上通気性、透湿性に優れていて蒸れにくく、軽くて破れにくい安価な防水着を提供すること。

熱可塑性樹脂からなり、耐水圧500mmH2 O以上、透気度5〜1000秒/100ml、引裂強力0.5kg以上および目付20〜80g/m2である不織シート接着縫製されてなる防水着。

目的

本発明は、前記した従来の防水用衣料の欠点を克服し、防水性に優れ、その上通気性、透湿性に優れていて蒸れにくく、軽くて破れにくい安価な防水着を提供することを目的とするものである。この目的を達成するために本発明者は鋭意検討を重ね、特に防水着の素材に着目して、多くの試作及びそれらの評価をくり返した結果本発明を完成させるに至ったのである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

熱可塑性樹脂からなり、耐水圧500mmH2 O以上、透気度5〜1000秒/100ml、引裂強力0.5kg以上および目付20〜80g/m2 である不織シート接着縫製されてなることを特徴とする防水着。

技術分野

0001

本発明は、防水用衣料に関する。

背景技術

0002

従来、雨合羽等の防水用衣料としては、塩化ビニルポリエチレンなどの樹脂フィルムゴムシートが単独で利用されたり、あるいは織編物ベース生地としこれを撥水加工するか、コーティング加工するかして用いられたり、更には、織編物のベース生地にフィルムを貼り合せたものなどが用いられていた。

0003

しかし樹脂フィルムやゴムシートの類は、通気性がないために着用時に蒸れるという問題があったばかりか、破れやすいという欠点もあった。後者のものは、織編物をベースとしているために重く、更に通気性に劣り蒸れるという問題があった。その上また、縫製をミシン糸縫いで行うため、縫い目から水がしみ込むという問題もあった。これを防ぐためには、樹脂縫い目穴をふさぐか、防水布で縫い目を目貼りする等の処置がとられてきたが、そのようにしても耐久性欠けるため、防水着として充分満足できるような技術レベルには至っていなかった。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、前記した従来の防水用衣料の欠点を克服し、防水性に優れ、その上通気性、透湿性に優れていて蒸れにくく、軽くて破れにくい安価な防水着を提供することを目的とするものである。この目的を達成するために本発明者は鋭意検討を重ね、特に防水着の素材に着目して、多くの試作及びそれらの評価をくり返した結果本発明を完成させるに至ったのである。

課題を解決するための手段

0005

即ち、本発明は、熱可塑性樹脂からなり、耐水圧500mmH2 O以上、透気度5〜1000秒/100ml、引裂強力0.5kg以上および目付20〜80g/m2 である不織シート接着縫製されてなることを特徴とする防水着である。

0006

以下に、本発明を更に詳しく説明する。本発明における防水着とは、防水目的で着る外衣であり、このような目的の外衣であれば特に限定されない。例えば雨合羽、釣りをするときに着用するカッパ、その他水濡れ対策用に着用するカッパなどを挙げることができる。本発明の防水着に用いられる不織シートとしては、防水性の面から耐水圧500mmH2 O以上、好ましくは1000mmH2 O以上が必要である。

0007

また本発明における不織シートの気体透過性は、ガーレー式透気度が5〜1000秒/100ml、好ましくは10〜500秒/100mlであることが必要である。透湿度としては、1000〜10000g/m2 /24時間、特に1500〜8000g/m2 /24時間が好ましい。

0008

引裂強力は0.5kg以上、好ましくは0.8kg以上あれば破れ等の実用上の問題がない。引張強度としては3kg/3cm巾以上であるのが好ましい。目付は20〜80g/m2 、好ましくは40〜60g/m2 であり、このようにすることにより従来品と比較して、著しく軽く風合いが柔らかいカッパを得ることが出来る。

0009

熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンポリエステルポリアミド、及びこれらの共重合体等が用いられるが、軽量性、接着縫製の容易性の両面からポリエチレンが特に好ましく用いられる。前記した不織シートはフラッシュ紡糸法等で得られた三次元網目状不織布(登録商標「ルクサー」、同「タイベック」等)が好適である。

0010

本発明の不織シートは着色して用いることもできる。着色法としては、印刷法染色法等を用いることもできるがコストの面から印刷法が好ましく用いられる。本発明でいう接着縫製とは、糸状体を使用して縫合することなく接着することによって、不織布を縫製することである。この方法としては不織布を構成する繊維そのものを軟化あるいは融解させる既述の融着縫製の他、ホットメルト接着剤等を用いて接着させる方法等を挙げることができるが、より具体的には、超音波ミシンウェルダーヒートシール等を挙げることができる。

0011

本発明の防水着は、接着縫製であるため縫製が容易で、高生産性が得られるのみならず、縫製部分から水漏れする等の問題が充分に解消されている。以下に本発明を更に具体的に実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらに制約されるものではない。なお本発明における物性等の測定は以下の方法によった。
耐水圧:JIS−L1092−B(高水圧法)によった。
透気度:JIS−P8117(ガーレー法)によった。
透湿度:JIS−L1099A−1に準じて温度40℃、湿度90%RHの条件にて測定した。
引裂強力:JIS−L1096(ペンジュラム法)によった。タテ、ヨコの平均値をとった。
引張強力:JIS−L1096によった。タテ、ヨコの平均値をとった。

0012

不織シートとして、旭化成工業(株)製不織布「ルクサー(登録商標)」H3330WW(目付50g/m2 、引張強度5kg/3cm巾、引裂強度1.3kg)を使用し、これを裁断後、超音波ミシンで融着縫製することによって、図1に示す上着図2に示す下着を作成した。

0013

この服地の耐水圧は1500mmH2 O、透気度50秒/100ml、透湿度5000g/m2 /24時間であった。また、上着と下着と合わせた1着分の重量は145gであった。この上着と下着を10人の人に着用させ、雨天時に5時間歩行させたところ、水漏れ及び蒸れ感を感じた人は0人であった。また、全員から軽く、風合いがソフトで着心地が良いという評価を得ることができた。

0014

また、3ケ月間の着用テストを行った結果、破れた防水着は一着もなかった。

0015

実施例1と同様な不織シートをグラビア印刷法で青色に表面を着色し、裁断後超音波ミシンで融着縫製して、同様に図1及び図2に示すような上着と下着を作成した。得られた着色服地の耐水圧は2500mmH2 O、透気度200秒/100ml、透湿度3000g/m2 /24時間であった。

0016

この上着と下着について、実施例1と同様に着用テストを実施した結果、試作した上着、下着各10着について、水漏れが認められたものは一着もなかった。またテストに参加した10人のうち、蒸れ感を訴えた人は皆無であった。更に3カ月間にわたる長期着用においてもいずれの防水着にも破れ等は認められず、その着心地においても非常に良好であるという評価を得た。

発明の効果

0017

本発明の防水着は、服地として、従来のフィルムや織編物を用いずに通気性と防水性を合せもち、かつ強度が高く、軽量な不織シートを用いており、しかも、縫製を接着法で行っているため、防水性に優れ、通気性、透湿性に優れていて着用時に蒸れにくく、軽くソフトで着心地に優れ、しかも破れにくい防水着である。

0018

また、生産性が高く、コスト的にも優れたものである。

図面の簡単な説明

0019

図1本発明の防水着の上着を示す模式図の一例である。
図2本発明の防水着の下着を示す模式図の一例である。
図3融着縫製部分の例を示すもので、縁の部分を裏側から見た図である。
図42枚のシートを重ね合わせ、その重ね合わした部分を融着縫製した例である。

--

0020

1,2:不織シート
3 :融着箇所
4 :折り返し部

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