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この項目の情報は公開日時点(1994年10月25日)のものです。
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図面 (5)

目的

心機能が低下した患者に対して開胸することなく適応できる心補助システムを提供する。

構成

カテーテルバルーンをとり付けた心補助システムにおいて、バルーンの上流、下流の方向に血液の逆流を防止する変形可能な弁をとり付ける。

概要

背景

従来、左心機能が低下した患者に対しては、大動脈内バルーンパンピング(IABP)といわれる簡便かつ強力な補助循環装置が有り患者の救命に一役をになっている。しかしながら、右心機能が低下した患者に対しては現在まで簡便な補助手段がなく、静−動脈バイパス右心補助人工心臓といった大がかりな装置が用いられてきた。これらは患者に対する侵襲が大きく、迅速かつ簡便な右心補助装置が求められてきた。

概要

心機能が低下した患者に対して開胸することなく適応できる心補助システムを提供する。

カテーテルバルーンをとり付けた心補助システムにおいて、バルーンの上流、下流の方向に血液の逆流を防止する変形可能な弁をとり付ける。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

バルーンを有し、前記バルーンは体外に接続用穴部を有するカテーテルに取り付けられ、このカテーテルを通る流体により前記バルーンが収縮拡張可能であるバルーンを少なくとも有する心補助システムにおいて、バルーンが拡張した時上行大静脈及び下行大静脈方向に血液の逆流を防止するためにバルーンの上部及び下部に、バルーンが拡張した際の圧力上昇を受けて血管を閉塞する為に充分な直径を有する弁がカテーテル外壁上に取り付けられたことを特徴とする心補助システム。

技術分野

0001

本発明は心機能が低下した患者に使用される心補助システムに関する。さらに、右心機能が低下した患者に対して開胸することなく適応できる心補助システムに関する。

背景技術

0002

従来、左心機能が低下した患者に対しては、大動脈内バルーンパンピング(IABP)といわれる簡便かつ強力な補助循環装置が有り患者の救命に一役をになっている。しかしながら、右心機能が低下した患者に対しては現在まで簡便な補助手段がなく、静−動脈バイパス右心補助人工心臓といった大がかりな装置が用いられてきた。これらは患者に対する侵襲が大きく、迅速かつ簡便な右心補助装置が求められてきた。

0003

IABPは非常に簡便な方法であり広く利用されているものであるが基本的に左心補助のための方法であり、右心機能が低下した患者や肺機能が低下した患者に対しては効果がない。

0004

VAB(静動脈バイパス)及びECMO(呼吸補助)は回路内に人工心肺を必要とするために血液の凝固を防ぐためのヘパリン等の抗凝血薬を大量に投与する必要があり、開心術後などでは患者が出血する恐れがある。VASは現在最も心機能の高い補助循環手段とされる。また、VAS(補助人工心臓)は心不全の種類によって各々選択することが可能でありVABと比較しても抗血栓性の高い材料にて作製されたポンプならばヘパリン等の抗凝血薬も非常に少なくて済み、安全に使用できる。

0005

しかしながらVASはカニューレ生体に装着するために開胸しなければならず患者の負担が大きい。また装着中はカニューレが胸部上の皮膚から2本ないし4本でていることになり、感染の危険性がある。

課題を解決するための手段

0006

本発明は上記課題を解決するためのものであり、バルーンを有し、前記バルーンは体外に接続用穴部を有するカテーテルに取り付けられ、このカテーテルを通る流体により前記バルーンが収縮拡張可能であり、「バルーンが拡張した時上行大静脈及び下行大静脈方向に血液の逆流を防止するために」バルーンの上部及び下部にバルーンが拡張した際の圧力上昇を受けて血管を閉塞する為に充分な直径を有する弁が取り付けられたカテーテルと前記カテーテルにバルーン駆動用流体流れを供給するための駆動機構をふくむ心補助システムで前記逆流防止弁は一方向のみに流体を移動させる圧力受動式弁であり、前記逆流防止弁が各々バルーンに対して流体が供給される向きに取り付けられていて、前記逆流防止弁は、1端が開口しており、多端に向かって中心方向に絞り込まれる形状を有する可撓性弁膜を有し、該弁膜中心部を通過する前記カテーテルに前記他端にて弁膜が固定され弁膜の反転を防止するために、可撓性弁膜の内側とカテーテルを連結する反転防止部が上記可撓性弁膜の内側とカテーテルの少なくとも一部に設けられていて、前記逆流防止弁は流路閉鎖時において設置された部位の血管を実質的に塞ぐのに充分大きく、前記バルーンは右心房内に設置され、前記バルーンの上側の逆流防止弁は上大静脈に位置し、下側の逆流防止弁は下大静脈に位置するように設置され、バルーンの拡張によって右心房から右心室を経て肺動脈に血液を送り込み、バルーンの収縮によって右房内に血液を導入することに特徴を有するものである。

0007

バルーンの素材としては柔軟で充分な力学的強度耐久性を有するものであることが好ましい。さらに血液中で使用するために血液を凝固させにくい抗血栓性材料であることが好ましい。このような材料としてはポリウレタン好ましくはセグメント化ポリエーテルポリウレタン、またはセグメント化ポリエーテルウレタンウレア、ポリウレタン−ポリジメチルシロキサンブロック共重合体またはグラフト共重合体等が挙げられる。また、抗血栓性材料以外のもので上記バルーンを形成して表面に上記抗血栓性材料や高分子可塑剤含有ポリ塩化ビニル、表面にヘパリン、ウロキナーゼあるいはプロスタグランジンといった生理活性物質固定化した材料など、公知の抗血栓性材料にて表面を被覆してもよい。

0008

本心補助システムの主たる目的とするところは現在有効で簡便な補助手段がない右心不全による血行動態の不良を改善し、さらに右心の機能回復をはかるためのものである。

0009

本心補助システムは開胸すること無しで装脱着が可能なカニューレである。本心補助システムを用いることによって従来右心不全の治療に必要であった開心術が不要になる。

0010

具体的に本カニューレ適用症例について簡単に述べる。右心補助が必要になるほど重症な右心不全を有する患者の中には体力衰えていて右心補助用のVASを装着するための手術に耐えられない場合がある。また、かかる手術を行うには充分な設備スタッフが必要であり、緊急を要する症例には使用できない。

0011

このような場合において本右心補助システムは使用される物で容易にアクセスできる大きな静脈例えば大腿静脈から挿入できるために開心術が不要であり、このことは感染や開心術が各種臓器に与える負担、手術に関わる経費や患者の精神的な負担を大幅に軽減することができ、また迅速に適用することが可能になる

0012

下図にしたがって本発明品について説明する。図2は本システムの断面図である。カテーテル本体部1に先端から逆流防止弁7、バルーン6、逆流防止弁5が各々取り付けられている。バルーンの内側部のカテーテル本体部にはバルーンの収縮、拡張を行うための駆動流体出入りするための穴8が開けられている。また、カテーテル本体部には前記駆動流体が移動するための空洞部2が設けられている。さらに本カテーテルを所望の場所に設置するためのガイドワイヤーが通る空洞部4がパイプ部3によって形成される。

0013

図3は本システムをバルーンが右心房内になるように設置してバルーンを拡張させたときの図である。バルーンが開くことによって心房圧が上昇して、バルーンの上流及び下流部に取り付けられた逆流防止弁が開いて上大静脈並びに下大静脈を閉塞させる。バルーンの拡張によって排除された体積分の血液は三尖弁より右心室に送り込まれ更に肺動脈へと送られる。

0014

図4は本心補助システムのバルーンが収縮したときの図である。バルーンが収縮することによって心房内圧が下降する。そして三尖弁が閉じてバルーンの上流及び下流部に取り付けられた逆流防止弁が開く。つぎに上大静脈並びに下大静脈より血液が心房内に流れて充填される。

0015

本心補助システムは右心室に同期して使用しても良いし、心臓動きに同期していなくとも使用可能である。好ましくは右心室が拡張するときに本心補助システムのバルーンを拡張させてやることが好ましい。

図面の簡単な説明

0016

図1本心補助システムの設置状態を示す概略図。
図2本発明の心補助システムの概略図。
図3本発明の心補助システムのバルーンが拡張したときの状態を示す概略図。
図4本発明の心補助システムのバルーンが収縮したときの状態を示す概略図。

--

0017

1.カテーテル本体部
2.流体移動用空洞
3.ガイド用パイプ
4.ガイド用空洞部
5.逆流防止弁
6.バルーン
7.逆流防止弁
8.駆動流体移動用
9.バルーン内空洞
10.上大静脈
11.下大静脈
12.右心房
13.三尖弁
14.右心室
15.肺動脈弁
16.肺動脈

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