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技術 綿棒体の製造方法

出願人 サンリツ株式会社
発明者 中谷徹
出願日 1992年7月22日 (27年11ヶ月経過) 出願番号 1992-216532
公開日 1994年10月11日 (25年8ヶ月経過) 公開番号 1994-285111
状態 特許登録済
技術分野 媒体導出入付与装置 媒体導出入付与装置
主要キーワード 掃除道具 小型製品 立方体形 切除部分 荒削り 手応え 完全乾燥 裁断加工
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年10月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

目的

綿棒を3種類の液体に順次浸漬させる簡単な作業により、主に精密機械細部掃除に最適な綿棒体を製造する。

構成

棒体端部に綿花を装着して綿棒を製造し、該綿棒をウレタン樹脂溶液希釈溶剤及び成膜助剤配合液凝固液及び洗浄液に順次浸漬させて綿花表面ウレタン樹脂層3を成膜形成し、その後熱風乾燥し綿花とウレタン樹脂層3が一体化した綿棒体を製造する。

概要

背景

従来、精密機器細部掃除道具として代表的な綿棒は先端部が繊維質で形成されているため、その部分が機器内部の内部部品に少し引っ掛かっただけでも手応えなく容易に分離散在し、この散在した綿繊維精密機械故障原因となる危険性があった。

そこで、上記欠点を解消するために、第1の掃除道具として綿棒先端綿花立方体形状のスポンジ被覆した後に糸で縛着したものが見受けられるが、かかる掃除道具は手作業により製造されるため、非能率的生産効率が悪く製造コストが大きいと共に、小型製品に対応出来ない欠点を有している。

又、第2の掃除道具として綿花を2枚のスポンジにより挟んでスポンジ同志を貼付し、その後にスポンジを適宜形状に裁断すると共に、スポンジの継ぎ目溶着したものも見受けられるが、かかる掃除道具はスポンジを複雑形状に裁断することが非常に困難であるため、かかる部分の形状が限定される欠点を有し、而も先端のスポンジ部の裁断時には多量の粉塵が発生するため、作業環境が悪化して作業者に悪影響を及ぼす欠点を有し、又切除部分廃棄されるため、資源の有効利用が主流となる現在の社会通念に反する欠点を有している。

又、第2の掃除道具は先端のスポンジ部の周囲に継ぎ目があるため、見栄えが悪いと共に、スポンジが精密機器の掃除中にその継ぎ目から剥離して綿花より脱落する可能性が大きい欠点を有していた。

概要

綿棒を3種類の液体に順次浸漬させる簡単な作業により、主に精密機械細部の掃除に最適な綿棒体を製造する。

棒体端部に綿花を装着して綿棒を製造し、該綿棒をウレタン樹脂溶液希釈溶剤及び成膜助剤配合液凝固液及び洗浄液に順次浸漬させて綿花表面ウレタン樹脂層3を成膜形成し、その後熱風乾燥し綿花とウレタン樹脂層3が一体化した綿棒体を製造する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

棒体の端部に綿花を装着した後ウレタン樹脂溶液希釈溶剤及び成膜助剤配合液中に浸漬し、次に凝固液中に浸漬して綿花表面ウレタン樹脂層成膜形成し、洗浄後乾燥する様に成したことを特徴とする綿棒体の製造方法。

請求項2

乾燥後、ウレタン樹脂層表面を研削する様に成したことを特徴とする請求項1の綿棒体の製造方法。

技術分野

0001

本発明は主に精密機器細部掃除使用対象とした綿棒体の製造方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、精密機器細部の掃除道具として代表的な綿棒は先端部が繊維質で形成されているため、その部分が機器内部の内部部品に少し引っ掛かっただけでも手応えなく容易に分離散在し、この散在した綿繊維精密機械故障原因となる危険性があった。

0003

そこで、上記欠点を解消するために、第1の掃除道具として綿棒先端綿花立方体形状のスポンジ被覆した後に糸で縛着したものが見受けられるが、かかる掃除道具は手作業により製造されるため、非能率的生産効率が悪く製造コストが大きいと共に、小型製品に対応出来ない欠点を有している。

0004

又、第2の掃除道具として綿花を2枚のスポンジにより挟んでスポンジ同志を貼付し、その後にスポンジを適宜形状に裁断すると共に、スポンジの継ぎ目溶着したものも見受けられるが、かかる掃除道具はスポンジを複雑形状に裁断することが非常に困難であるため、かかる部分の形状が限定される欠点を有し、而も先端のスポンジ部の裁断時には多量の粉塵が発生するため、作業環境が悪化して作業者に悪影響を及ぼす欠点を有し、又切除部分廃棄されるため、資源の有効利用が主流となる現在の社会通念に反する欠点を有している。

0005

又、第2の掃除道具は先端のスポンジ部の周囲に継ぎ目があるため、見栄えが悪いと共に、スポンジが精密機器の掃除中にその継ぎ目から剥離して綿花より脱落する可能性が大きい欠点を有していた。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は棒体端部に装着した綿花にウレタン樹脂層成膜形成させ、綿花とウレタン樹脂層を一体化すると共に、裁断加工が不要な綿棒体の製造方法を提供せんとするものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、棒体端部に綿花を装着した後に配合液及び凝固液中に順次浸漬させ、その後洗浄、乾燥するだけであるため、大量処理出来ると共に、配合液に浸漬することで綿花の綿繊維間に配合液が若干含浸し、凝固液に浸漬した後綿花とウレタン樹脂層が一体化する様にし、又綿花の形状に対応して均等に配合液が付着することによって、その後の裁断加工を不要として、上記欠点を解消せんとしたものである。

0008

本発明にあっては、棒体の端部に綿花を装着した後に配合液及び凝固液の中に順次浸漬させて綿花表面にウレタン樹脂層を成膜形成し、その後洗浄乾燥し、又ウレタン樹脂層の凸凹状の表面を研削して平滑化する。

0009

以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、1は紙製プラスチック製、木製などの適宜材質により細軸状に形成した棒体であり、該棒体1の端部の一方又は両方には略紡錘状の綿花2を装着している。

0010

綿花2は表面にウレタン樹脂層3を成膜形成し、該ウレタン樹脂層3は後述する配合液、凝固液及び洗浄液に順次浸漬することにより形成され、かかるウレタン樹脂層3は微多孔質にして弾性に優れ、且つ表面が平滑である。

0011

上記配合液は高粘性なるウレタン樹脂溶液DMFジメチルホルムアミド)などの希釈溶剤及び成膜助剤を配合した液体であり、希釈溶剤は高粘性なるウレタン樹脂溶液を任意の濃度、粘度に調整するための液体であり、又成膜助剤はウレタン樹脂分子凝集力緩和させると共に、後述する洗浄時の初期段階における希釈溶剤の急激な抽出、水の急激な浸入を緩和させるための液体である。

0012

又、上記凝固液は水或いは水と希釈溶剤の混合液を20℃〜50℃に調整した液体であり、又上記洗浄液は50℃〜60℃に調整された湯とする。

0013

次に本発明に係る綿棒体の製造方法について説明すると、先ず、第1段階として、棒体1の端部の一方又は両方に綿花2を装着して第1次品を形成する。

0014

次に、第2段階として、第1次品を配合液中に所定時間浸漬させて第2次品と成し、該第2次品は綿花2の繊維間に配合液が若干含浸すると共に、綿花2表面に配合液が所定厚みで均等に付着している。

0015

次に、第3段階として、第2次品を凝固液中に所定時間浸漬させて第3次品と成し、該第3次品は綿花2表面に付着した配合液が成膜して綿花2と一体化したウレタン樹脂層3を形成している。

0016

次に、第4段階として、第3次品を洗浄液中に所定時間浸漬し洗浄して第4次品と成し、該第4次品はウレタン樹脂層3に含有された残留希釈溶剤が完全抽出され、そして第5段階として、第4次品における綿花2及びウレタン樹脂層3の含有水分マングルロール(図示せず)により大体除去した後、ドライヤー(図示せず)により120℃以下の熱風を所定時間送風して完全乾燥させる。

0017

尚、乾燥後のウレタン樹脂層3の表面は若干凸凹状であるため、第6段階としてウレタン樹脂層3の表面の研削処理を施すことも可能で、かかる研削処理は先ず#120〜#150メッシュベルトサンダーにて荒削りし、次に#180メッシュのベルトサンダーにて仕上研削してウレタン樹脂層3の表面をより平滑な状態と成している。

0018

尚、本実施例において綿花2を略紡錘状としているが、かかる形状に何等限定されず、又第1段階において配合液中に着色剤を添加してウレタン樹脂層3に彩色を施すことも可能である。

発明の効果

0019

要するに本発明は、棒体1の端部に綿花2を装着した後、ウレタン樹脂溶液、希釈溶剤及び成膜助剤の配合液中に浸漬し、次に凝固液中に浸漬して綿花2表面にウレタン樹脂層3を成膜形成し、洗浄後乾燥する様に成したので、配合液に浸漬すると該配合液が綿花2の綿繊維間に若干含浸するため、その後凝固液に浸漬することにより、綿花2と一体化したウレタン樹脂層3が綿花2表面に成膜形成出来、よって例え精密機器の内部部品に引っ掛かっても綿花2からウレタン樹脂層3が脱落せず、精密機器細部の掃除道具として最適なものが製造出来る。

0020

又、配合液、凝固液及び洗浄液に順次浸漬させる非常に簡単な手段により製造出来るため、ウレタン樹脂層3の成膜装置は配合液、凝固液及び洗浄液の貯留槽、ドライヤー及びそれらを連結する移送手段の非常に簡単な装置で良く、既設の綿棒製造装置における製造工程とパッケージ工程の間への組込が可能で、而も大量の配合液、凝固液及び洗浄液により大量処理出来るため、大量生産化による製造コストの削減を図ることが出来る。

0021

又、綿花2の形状に対応して均等に付着した配合液がそのままウレタン樹脂層3となるため、従来の様な原材料の裁断加工を行わずともある程度複雑な形状に成形出来、よって粉塵及び廃棄処分となる切除部分が発生せず、作業環境の改善及び省資源化を図ることが出来る。

0022

又、乾燥後ウレタン樹脂層3表面を研削する様に成したので、用途に応じた形状のものが製造出来る。

0023

又、本発明に係る綿棒体は主に精密機器細部の掃除道具としてだけでなく、その他に化粧品の塗布、試薬の培養、菌の摘出等多くの分野において広範囲活用出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。

図面の簡単な説明

0024

図1綿棒体の要部断面図である。

--

0025

1棒体
2綿花
3 ウレタン樹脂層

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