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技術 排気マニホルド用管体

出願人 株式会社ユタカ技研
発明者 会田勉日朝道清今坂正文平川敏司
出願日 1993年3月31日 (28年3ヶ月経過) 出願番号 1993-073659
公開日 1994年10月4日 (26年9ヶ月経過) 公開番号 1994-280557
状態 特許登録済
技術分野 排気消音装置
主要キーワード 二つ割にして 用管体 湾曲加工 上下両ケース バーリング穴 半割体 入口フランジ 出口フランジ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年10月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

目的

エンジンの側面に沿って配置できる排気マニホルド板金材から作る。

構成

排気マニホルド管体1を、半割りの下ケース6と上ケース7をプレス加工で作り、両部材6、7を向き合わせて溶接して排気マニホルド管体1とする。下ケース6の多岐部8に、穴10をあけた3個の筒部11をバーリングにより形成し、上ケース7の集合部13の端部に端壁14を湾曲して筒部16をバーリングにより形成する。上下のケース6、7を溶接したのち、筒部11に入口フランジ2を溶接し、筒部16に出口フランジ3を溶接する。

概要

背景

排気マニホルド板金製にすると、鋳造のものに比べて重量及び熱容量を減少させることができ、これにより車両走向距離が向上し、かつ排気浄化触媒装置温度上昇が早まり、早期に浄化作用が開始される利点を有する。この種のものとしては、特公昭63−26252、実開平1−119824等の技術が知られており、この従来技術は、多岐部から集合部にわたる全体を、平面で2分割された1対の半割体とし、それぞれをプレス加工したのちつき合わせたもので、全体が3次元的に湾曲しているものではなく、かつ排気の流入側と流出側は、同一平面上で逆方向に向けて開口している。通常、車両用エンジンにおいては、排気ポートをエンジンの側部に設け、排気管又は触媒装置をエンジンの下部側方に設けているので、前記の従来技術による排気マニホルドを使用する場合は、該排気マニホルドの流入側又は流出側の少なくとも一方に湾曲した接続管を使用しなければならない。

概要

エンジンの側面に沿って配置できる排気マニホルドを板金材から作る。

排気マニホルド管体1を、半割りの下ケース6と上ケース7をプレス加工で作り、両部材6、7を向き合わせて溶接して排気マニホルド管体1とする。下ケース6の多岐部8に、穴10をあけた3個の筒部11をバーリングにより形成し、上ケース7の集合部13の端部に端壁14を湾曲して筒部16をバーリングにより形成する。上下のケース6、7を溶接したのち、筒部11に入口フランジ2を溶接し、筒部16に出口フランジ3を溶接する。

目的

本発明は、鋳造によるものと同様に排気通路が湾曲している排気マニホルドを、板金の成形により作り、軽量化をはかることを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

外側へふくらむ壁をもつ、板金から成形された下ケース(6)と上ケース(7)を向き合わせて溶接してなり、前記下ケース(6)は、半割りの多岐部(8)と該多岐部(8)から分岐する集合部(9)を備え、前記多岐部(8)は、その底部からバーリング加工側方へ突出した複数個の筒部(11)を備え、前記上ケース(7)は、下ケース(6)の前記多岐部(8)及び集合部(9)に重なる半割りの多岐部(12)及び集合部(13)を備えると共に、集合部(13)の端部に流路と交差する方向の端壁(14)と、該端壁(14)から外向きに伸びる筒部(16)を備えることを特徴とする、排気マニホルド用管体

請求項2

外側へふくらむ壁面をもつ、板金から成形された下ケース(21)と上ケース(22)を向き合わせて溶接してなり、前記下ケース(21)は、半割りの多岐部(23)と該多岐部(23)から分岐する集合部(26)と該集合部(26)の下流側の端壁(27)を備え、前記多岐部(23)は、その底部からバーリング加工で側方へ突出した複数個の筒部(25)を備え、前記端壁(27)は、バーリング加工で下流側へ突出した筒部(27)を備え、前記上ケース(22)は、下ケース(21)の前記多岐部(23)及び集合部(26)に重なる半割りの多岐部(30)及び集合部(31)を備えることを特徴とする、排気マニホルド用管体。

技術分野

0001

本発明は、主として車両に搭載される多気筒エンジン取付け板金製の排気マニホルド用管体に関する。

背景技術

0002

排気マニホルドを板金製にすると、鋳造のものに比べて重量及び熱容量を減少させることができ、これにより車両走向距離が向上し、かつ排気浄化触媒装置温度上昇が早まり、早期に浄化作用が開始される利点を有する。この種のものとしては、特公昭63−26252、実開平1−119824等の技術が知られており、この従来技術は、多岐部から集合部にわたる全体を、平面で2分割された1対の半割体とし、それぞれをプレス加工したのちつき合わせたもので、全体が3次元的に湾曲しているものではなく、かつ排気の流入側と流出側は、同一平面上で逆方向に向けて開口している。通常、車両用エンジンにおいては、排気ポートをエンジンの側部に設け、排気管又は触媒装置をエンジンの下部側方に設けているので、前記の従来技術による排気マニホルドを使用する場合は、該排気マニホルドの流入側又は流出側の少なくとも一方に湾曲した接続管を使用しなければならない。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明は、鋳造によるものと同様に排気通路が湾曲している排気マニホルドを、板金の成形により作り、軽量化をはかることを課題とする。

課題を解決するための手段

0004

前記課題を解決するための手段の一つは、請求項1に記載したとおり、外側へふくらむ壁をもつ、板金から成形された下ケースと上ケースを向き合わせて溶接してなり、前記下ケースは、半割りの多岐部と該多岐部から分岐する集合部を備え、前記多岐部は、その底部からバーリング加工で側方へ突出した複数個の筒部を備え、前記上ケースは、下ケースの前記多岐部及び集合部に重なる半割りの多岐部及び集合部を備えると共に、集合部の端部に流路と交差する方向の端壁と、該端壁から外向きに伸びる筒部を備えることを特徴とする。

0005

また、他の一つの手段は、請求項2に記載したとおり、外側へふくらむ壁面をもつ、板金から成形された下ケースと上ケースを向き合わせて溶接してなり、前記下ケースは、半割りの多岐部と該多岐部から分岐する集合部と該集合部の下流側の端壁を備え、前記多岐部は、その底部からバーリング加工で側方へ突出した複数個の筒部を備え、前記端壁は、バーリング加工で下流側へ突出した筒部を備え、前記上ケースは、下ケースの前記多岐部及び集合部に重なる半割の多岐部及び集合部を備えることを特徴とする。

0006

前記請求項1の手段によれば、下ケースの多岐部に設けた複数個のバーリング穴が横向きの流入部となり、上ケースの端壁に設けたバーリング穴が流出部となる。

0007

そして、前記請求項2の手段によれば、下ケースの多岐部に設けたバーリング穴が流入部となり、該下ケースの集合部の端壁に設けたバーリング穴が流出部となる。

0008

以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1〜3は第1実施例を示し、1は排気マニホルド管体、2はその流入部に溶接される入口フランジ、3は流出部に溶接される出口フランジであり、それぞれがステンレス鋼板金材より作られ、各部材1、2、3が溶接されて排気マニホルドとなる。そして入口フランジ2は、エンジン4の排気ポートに接続され、出口フランジ3は、浄化用の触媒装置5又は排気管に接続される。

0009

排気マニホルド管体1は、下ケース6と上ケース7を向き合わせて溶接したものであり、下ケース6は、多岐部8と集合部9がT字状の板材からプレス成形され、多岐部8の両端は閉じられ、多岐部8の中間部及び集合部9は断面略U字状をなして外側へふくらんだ形状とされ、更に多岐部8の底部に3個の穴10を設けて筒部11がバーリング加工によって形成されている。また、多岐部8と集合部9の端縁全体に下ケース7の端縁を嵌め込むための嵌合部6aが拡大形成されている。

0010

上ケース7も多岐部12と集合部13を備え、T字状の板材からプレス成形されるが、集合部13の端部に端壁14が湾曲加工により形成され、更に穴15とバーリング加工による筒部16が形成される。そして集合部13の上流側と多岐部12の中間部は外側へ断面半円状ふくらみ、多岐部12の両端は閉じられる。

0011

以上のように成形された下ケース6と上ケース7を向き合わせて前記嵌合部6aを上ケース7の端縁に嵌め、重なり部を溶接することにより排気マニホルド用管体1が作られる。そして、入口側の3個の筒部11に入口フランジ2の穴を嵌め、出口側の筒部16に出口フランジ3を嵌め、穴側から溶接することにより排気マニホルドが完成する。

0012

次に図4、5に示す第2実施例の排気マニホルド管体20も、下ケース21と上ケース22よりなるが、該実施例においては下ケース21に入口側と出口側の筒部を形成している。図5において、多岐部23には穴24を有する3個の筒部25がバーリング加工により形成されることは第1実施例と同じであるが、集合部26に端壁27を曲げ押出しにより形成して、穴28をもつ筒部29をバーリング加工により成形し、かつ合わせ部に拡径した嵌合部21aを備える。

0013

一方、上ケース21は、多岐部30及び集合部31に排気の入口及び出口はなく、断面半円形にふくらむ通路のみを備える。

0014

したがって、下ケース21の嵌合部21aに上ケース22の端縁を嵌合して重なり部を溶接することにより排気マニホルド管体20が形成され、入口側の3個の筒体25に入口フランジ2の穴を嵌め、出口側の筒体29に出口フランジを嵌めて、この穴側から溶接することにより排気マニホルドが完成する。

0015

以上の各実施例において、排気マニホルド管体1、20の壁を板材を成形することにより作るから軽量に作ることができ、また下ケース6、21と上ケース7、22とに二つ割にして下ケース6、21側にバーリング加工で側方へ突出する筒部10、25を設けて入口側としたから、排気マニホルドをエンジン4に沿わせて取付けることができる。

0016

なお、前記の上下両ケースの断面形状は、図示の形状に限ることなく、半円状又はU字状のものを両ケースの一方又は両方に用いることができる。

発明の効果

0017

以上の説明から明らかなように、請求項1及び2の発明によれば、排気マニホルド管体の壁を板材から作るので軽量に作ることができ、しかも、排気の入口側及び出口側の筒部をバーリング加工で形成するので、部品数が増加することなく加工も容易である。また、前記入口側の筒部を下ケースの多岐部の底部から側方に向けて突出させて設けたから、エンジンに接続するための湾曲した接続管を用いることなく、排気マニホルドをエンジンの側面に沿って設置することができる利点を有する。

図面の簡単な説明

0018

図1本発明の第1実施例の側面図
図2同上分解斜視図
図3同上分解側面図
図4本発明の第2実施例の側面図
図5同上分解斜視図

--

0019

1、20排気マニホルド管体2入口フランジ
3出口フランジ6、21 下ケース
7、22 上ケース 8、12、23、30多岐部
9、13、26、31集合部 11、16、25、29 筒部
4 端壁

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