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技術 リベッターにおけるノーズピース部の構造

出願人 オプトエンジニアリング株式会社
発明者 大内正年水田秀一松本勝
出願日 1993年3月16日 (26年7ヶ月経過) 出願番号 1993-082614
公開日 1994年9月20日 (25年0ヶ月経過) 公開番号 1994-262290
状態 特許登録済
技術分野 リベット締め
主要キーワード リベッター リングパッキン ジョーケース 押えリング ノーズピース ブラインドリベット 弾性リング プッシャー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年9月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

目的

従来は空気圧を使用し、挿入したブラインドリベットを常に吸引落ちないようにしているが、それでは構造が複雑になり製造にも手数がかかるばかりでなく、空気による吸引装置を常に作動しておかなければならず空気が無駄になり経費が増大し不経済であるので、従来のこのような不都合を解決したリベッターにおけるノーズピース部の構造を提供せんとするものである。

構成

下端にノーズピースを有する筒体と、該筒体内に進退自在に挿通され、且つ筒形で先端に孔が穿設され、先端内面に前記孔を中心に先端ほど小径に形成されたテーパー面を有するジョーケースと、前記ジョーケースのテーパー面に摺動可能に嵌入され、スプリングによりジョープッシャーを介して下方へ付勢された一対のジョーとよりなるリベッターのノーズピース部において、前記ノーズピースのブラインドリベット挿通孔に、ブラインドリベットの心軸が摺動可能に弾発保持される弾性リングが装着されていることを特徴とする。

概要

背景

従来、リベッターは種々のものが提案されており、一例としてJIS B 4627に示されるハンドリベッターや特願平2−146850号および特願平3−152150号に示す連発リベッター等を挙げることができる。いずれにしても従来のリベッターにおけるノーズピース部は図4に示すような構造となっている。

図4は従来例を示すリベッターのノーズピース付近の部分縦断面図であり、11は筒体18の先端に設けられたノーズピース、14は前記筒体18内に進退自在に挿通された筒形ジョーケース、15はジョー、16はスプリングである。前記ジョーケース14は、筒形で先端に孔が穿設され、先端内面に前記孔を中心に先端ほど小径に形成されたテーパー面14aを有する。前記ジョー15は前記ジョーケース14のテーパー面14aに摺動可能に嵌入され、前記スプリング16により先鋭状のジョープッシャー17を介して下方へ付勢されている。

次にかかかる構成の動作を説明すると、まず、ブラインドリベット12をノーズピース11に挿入(図4で鎖線で示す)する。挿入したらジョーケース14を所定距離引き上げる。引き上げるとジョーケース14が上昇するので、ジョープッシャー17を介してスプリング16により下方へ付勢されていた一対のジョー15は、スプリング16の付勢力で押され、ジョーケース14のテーパー面14aを摺動しながら下方へ移動する。

下方へ移動すると一対のジョー15はテーパー面14aで接近してブラインドリベット12の心軸12bをつかみ、且つジョー15がテーパー面14aで係止されるとジョーケース14と共に上昇する。この心軸12bの上昇によりブラインドリベット12のかしめが行なわれ、次いで、ノーズピース11の先端でリベット本体12aが止められているので心軸12bが切断され、かしめが完了する。そこで、元の位置に復元し、以下同様の動作を繰り返すことによって順次かしめが行なわれる。

尚、ノーズピース11及びジョーケース14の駆動機構、切断したブラインドリベット12の心軸12bの回収機構等は、従来と同様であり要旨と直接関係ないのでここでは省略する。

概要

従来は空気圧を使用し、挿入したブラインドリベットを常に吸引落ちないようにしているが、それでは構造が複雑になり製造にも手数がかかるばかりでなく、空気による吸引装置を常に作動しておかなければならず空気が無駄になり経費が増大し不経済であるので、従来のこのような不都合を解決したリベッターにおけるノーズピース部の構造を提供せんとするものである。

下端にノーズピースを有する筒体と、該筒体内に進退自在に挿通され、且つ筒形で先端に孔が穿設され、先端内面に前記孔を中心に先端ほど小径に形成されたテーパー面を有するジョーケースと、前記ジョーケースのテーパー面に摺動可能に嵌入され、スプリングによりジョープッシャーを介して下方へ付勢された一対のジョーとよりなるリベッターのノーズピース部において、前記ノーズピースのブラインドリベット挿通孔に、ブラインドリベットの心軸が摺動可能に弾発保持される弾性リングが装着されていることを特徴とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

下端ノーズピースを有する筒体と、該筒体内に進退自在に挿通され、且つ筒形で先端に孔が穿設され、先端内面に前記孔を中心に先端ほど小径に形成されたテーパー面を有するジョーケースと、前記ジョーケースのテーパー面に摺動可能に嵌入され、スプリングによりジョープッシャーを介して下方へ付勢された一対のジョーとよりなるリベッターのノーズピース部において、前記ノーズピースのブラインドリベット挿通孔に、ブラインドリベットの心軸が摺動可能に弾発保持される弾性リングが装着されていることを特徴とするリベッターにおけるノーズピース部の構造。

請求項2

前記弾性リングは、Yパッキンスクレーパ等の内径リップ付きリングパッキンであることを特徴とする請求項1記載のリベッターにおけるノーズピース部の構造。

技術分野

0001

本発明は、ブラインドリベットを使用し板金等をかしめるリベッターにおけるノーズピース部の構造に関するものである。

背景技術

0002

従来、リベッターは種々のものが提案されており、一例としてJIS B 4627に示されるハンドリベッターや特願平2−146850号および特願平3−152150号に示す連発リベッター等を挙げることができる。いずれにしても従来のリベッターにおけるノーズピース部は図4に示すような構造となっている。

0003

図4は従来例を示すリベッターのノーズピース付近の部分縦断面図であり、11は筒体18の先端に設けられたノーズピース、14は前記筒体18内に進退自在に挿通された筒形ジョーケース、15はジョー、16はスプリングである。前記ジョーケース14は、筒形で先端に孔が穿設され、先端内面に前記孔を中心に先端ほど小径に形成されたテーパー面14aを有する。前記ジョー15は前記ジョーケース14のテーパー面14aに摺動可能に嵌入され、前記スプリング16により先鋭状のジョープッシャー17を介して下方へ付勢されている。

0004

次にかかかる構成の動作を説明すると、まず、ブラインドリベット12をノーズピース11に挿入(図4鎖線で示す)する。挿入したらジョーケース14を所定距離引き上げる。引き上げるとジョーケース14が上昇するので、ジョープッシャー17を介してスプリング16により下方へ付勢されていた一対のジョー15は、スプリング16の付勢力で押され、ジョーケース14のテーパー面14aを摺動しながら下方へ移動する。

0005

下方へ移動すると一対のジョー15はテーパー面14aで接近してブラインドリベット12の心軸12bをつかみ、且つジョー15がテーパー面14aで係止されるとジョーケース14と共に上昇する。この心軸12bの上昇によりブラインドリベット12のかしめが行なわれ、次いで、ノーズピース11の先端でリベット本体12aが止められているので心軸12bが切断され、かしめが完了する。そこで、元の位置に復元し、以下同様の動作を繰り返すことによって順次かしめが行なわれる。

0006

尚、ノーズピース11及びジョーケース14の駆動機構、切断したブラインドリベット12の心軸12bの回収機構等は、従来と同様であり要旨と直接関係ないのでここでは省略する。

発明が解決しようとする課題

0007

しかるに、従来のノーズピース部の構造においては、最初かしめを行うためにブラインドリベット12をノーズピース11に挿入しても、ブラインドリベット12の保持手段がないため、挿入したブラインドリベット12が抜け落ちてしまう欠点がある。すなわち、ジョーケース14を上昇させれば、前記した通り一対のジョー15で把持されるので落ちないが、最初の挿入した時点ではブラインドリベット12は自由の状態であるし、ノーズピース11もブラインドリベット12が容易に挿入できるように少しゆとりをもって形成されているからである。

0008

そこで、従来は空気圧を使用し、挿入したブラインドリベット12を常に吸引し落ちないようにしているが、それでは構造が複雑になり製造にも手数がかかるばかりでなく、空気による吸引装置を常に作動しておかなければならないので、空気が無駄になり経費が増大し不経済である不都合がある。

0009

本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、従来の欠点を解決し簡単な構成において挿入したブラインドリベットが落ちないように保持できるリベッターにおけるノーズピース部の構造を提供せんとするものである。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、前記目的を達成するため下端にノーズピースを有する筒体と、該筒体内に進退自在に挿通され、且つ筒形で先端に孔が穿設され、先端内面に前記孔を中心に先端ほど小径に形成されたテーパー面を有するジョーケースと、前記ジョーケースのテーパー面に摺動可能に嵌入され、スプリングによりジョープッシャーを介して下方へ付勢された一対のジョーとよりなるリベッターのノーズピース部において、前記ノーズピースのブラインドリベット挿通孔に、ブラインドリベットの心軸が摺動可能に弾発保持される弾性リングが装着されていることを特徴とする。

0011

また、前記弾性リングは、Yパッキンスクレーパ等の内径リップ付きリングパッキンであることを特徴とする。

0012

ブラインドリベットがノーズピースに挿入されると、弾性リングにより弾発保持されるので、ブラインドリベットは抜け落ちることがない。弾発保持なので少しの外力により容易に抜け、かしめ動作には影響しない。

0013

また、弾性リングがYパッキン、スクレーパ等の内径リップ付きリングパッキンであると、新しいブラインドリベットがノーズピースに嵌挿される際には内径リップが外方に開くが、ブラインドリベットが下方に抜けようとすると内径のリップが心軸を押えるように作用するので下方に抜けにくい。しかも切断した心軸を上方に抜き取る(放出する)際には、内径のリップは外方に開き心軸を抑える力が軽減するように作用するので、上方へは抵抗が少なく抜き取ることができる。

0014

以下、添付図に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すノーズピース付近の部分縦断面図であり、1は筒体8の先端に設けられたノーズピース、3は弾性リング、4は前記筒体8内に進退自在に挿通された筒形のジョーケース、5は一対のジョー、6はスプリングである。

0015

前記弾性リング3は、ブラインドリベット2が嵌挿されたとき、そのブラインドリベット2を弾発保持して抜け落ちるのを防止するもので、ノーズピース1のブラインドリベット挿通孔1aに同心的に装着されている。本例においては弾性リング3は、ブラインドリベット挿通孔1aの内壁に環状に設けられた凹溝に嵌入され保持されている。

0016

前記ジョーケース4は、筒形で先端に孔が穿設され、先端内面に前記孔を中心に先端ほど小径に形成されたテーパー面4aを有し、前記筒体18内に内接して進退自在に挿通されている。前記一対のジョー5は、前記ジョーケース4のテーパー面4aに摺動可能に嵌入され、前記スプリング6により先鋭状のジョープッシャー7を介して下方へ付勢されている。

0017

図2及び図3は本発明の他の実施例を示すノーズピース付近の部分縦断面図であり、同一符号は図1と同一物を示す。図2は弾性リングとしてYパッキン30を、図3は弾性リングとしてスクレーパ300を用いる場合であり、本例においては弾性リングとしてのYパッキン30およびスクレーパ300が押えリング9で保持されている場合を示している。尚、図中2aはブラインドリベット2のリベット本体、2bは心軸を示す。

0018

しかして、前記本実施例においても、図4の従来例で説明したと同様の動作において、かしめが行なわれるが、この時、本発明においては、ノーズピース1のブラインドリベット挿通孔1aに弾性リング3が設けられているので、ノーズピース1に嵌挿されたブラインドリベット2は弾性リング3により弾発保持され抜け落ちることがない。

0019

また、弾性リングが図2及び図3に示すようなYパッキン30よびスクレーパ300等の内径リップ付きリングパッキンであると、新しいブラインドリベットがノーズピース1に嵌挿される際には内径のリップが外方に開くが、ブラインドリベット2が下方に抜けようとすると内径のリップが心軸を押えるように作用するので下方に抜けにくい。しかも切断した心軸2bを上方に抜き取る(放出する)際には、内径のリップは外方に開き心軸を押える力が軽減するように作用するので、上方へは抵抗が少なく抜き取ることができる。

発明の効果

0020

以上詳細に説明した通り、本発明によれば、ノーズピースに装填されたブラインドリベットは、弾性リングにより保持されるため抜け落ちることがなく、かつ装填された状態で移動しても抜け落ちないので作業性が著しく向上する。また、弾性リングが内径リップ付きリングパッキンであると、ブラインドリベットにたいし下方への移動は押えるように、上方への移動は押える力を軽減するように作用するので、ブラインドリベットの装填はしやすいが抜け落ちにくく、かつ心軸の上方への回収も容易となる。

0021

しかも、本発明は簡単な構成であるので製作も容易であるし安価であり、かつ従来のようにブラインドリベットの保持に空気圧で吸引することも必要ないので便利であり経済的でもある。

図面の簡単な説明

0022

図1本発明の実施例を示すノーズピース付近の部分縦断面図である。
図2本発明の他の実施例を示すノーズピース付近の部分縦断面図である。
図3本発明の更に他の実施例を示すノーズピース付近の部分縦断面図である。
図4従来例を示すノーズピース付近の部分縦断面図である。

--

0023

1ノーズピース
2ブラインドリベット
3弾性リング
30 Yパッキン
300スクレーパ
4ジョーケース
4aテーパー面
5ジョー
6スプリング
7 ジョープッシャー
8 筒体

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