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技術 移植用根巻きシ−ト

出願人 有限会社河田組
発明者 河田忠次
出願日 1993年3月1日 (27年4ヶ月経過) 出願番号 1993-064646
公開日 1994年9月13日 (25年9ヶ月経過) 公開番号 1994-253693
状態 未査定
技術分野 林業
主要キーワード 梯形状 線要部断面図 バンド通し 下巻き 根回り 後継者 胴巻き 上巻き
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1994年9月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

目的

樹木移植にあたり、根巻き作業を容易にするとともに、移植後の活着率の向上を図る。

構成

腐食性のシ−トで形成された、胴巻き片1、下巻き片群2、上巻き片群3からなり、下巻き片2は長方形状の胴巻き片1の下縁底辺とする三角形状で隣接して下方へ突設され、上巻き片3は胴巻き片1の上縁を底辺とする三角形を上縁と平行上に切断した梯形状に形成されて隣接して上方へ突設される。又各片1、2、3にそれぞれ設けた挿通孔4に、腐食性のロ−プ5を挿通する。胴巻き片1を根回り巻付け、ロ−プを縛れば根巻きが容易にでき、土がこぼれないうえシ−ト、ロ−プ5が腐食するので活着がよい。

概要

背景

樹木移植にあたって行なわれる根巻きは、移植作業をしやくするとともに、移植先で活着できるようにする目的がある。

この根巻きは、力根や枝根を根本部分を残して切断して掘り上げ、根本の土をつけたままの根回りに縄を巻き付ける。縄の巻き方には、根の大きさにより四つ掛け、六つ掛け、八つ掛けなどがあり、いずれの巻き方でも移植作業を容易にするため、根本をできるだけコンパクトに、又活着を図るため土が落ちないように巻き付ける必要があり、熟練、手間力がかかる極めて困難な作業である。

従って根巻きは熟練と力とを要することから、熟練者は次第に減るうえ若者に敬遠されて後継者が少なくなり、当業界ではこの対策に苦慮しているのが現状である。

概要

樹木の移植にあたり、根巻き作業を容易にするとともに、移植後の活着率の向上を図る。

腐食性のシ−トで形成された、胴巻き片1、下巻き片群2、上巻き片群3からなり、下巻き片2は長方形状の胴巻き片1の下縁底辺とする三角形状で隣接して下方へ突設され、上巻き片3は胴巻き片1の上縁を底辺とする三角形を上縁と平行上に切断した梯形状に形成されて隣接して上方へ突設される。又各片1、2、3にそれぞれ設けた挿通孔4に、腐食性のロ−プ5を挿通する。胴巻き片1を根回りに巻付け、ロ−プを縛れば根巻きが容易にでき、土がこぼれないうえシ−ト、ロ−プ5が腐食するので活着がよい。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

腐食性のシ−トで形成された、胴巻き片と下巻き片群と上巻き片群とからなり、胴巻き片は長方形状に形成されていて、下巻き片は胴巻き片の下縁底辺とする三角形状に形成されて互いに隣接して下方へ突設し、上巻き片は胴巻き片の上縁を底辺とする三角形を、上縁と平行状に切断した梯形状に形成されて互いに隣接して上方へ突設するとともに、胴巻き片と下巻き片と上巻き片とにそれぞれ設けた挿通孔に、上縁と平行に腐食性のロ−プを挿通してなる移植用根巻きシ−ト。

請求項2

シ−トは、天然繊維で形成されている請求項1の移植用根巻きシ−ト。

請求項3

シ−トは、発根液又は及び土壌改良剤溶解液が滲み込まされている請求項1又は2の移植用根巻きシ−ト。

請求項4

ロ−プは、紙ロ−プである請求項1ないし3の移植用シ−ト。

請求項5

ロ−プは、その一端部が他端部を挿通する環に形成されている請求項4の移植用根巻きシ−ト。

技術分野

0001

この発明は、樹木移植するとき、力根や枝根を根本部分を残して切断したのち、掘り上げた根回りに縄を巻いて土が落ちないようにするいわゆる根巻きに、縄にかえて用いるシ−トに関する。

背景技術

0002

樹木の移植にあたって行なわれる根巻きは、移植作業をしやくするとともに、移植先で活着できるようにする目的がある。

0003

この根巻きは、力根や枝根を根本部分を残して切断して掘り上げ、根本の土をつけたままの根回りに縄を巻き付ける。縄の巻き方には、根の大きさにより四つ掛け、六つ掛け、八つ掛けなどがあり、いずれの巻き方でも移植作業を容易にするため、根本をできるだけコンパクトに、又活着を図るため土が落ちないように巻き付ける必要があり、熟練、手間力がかかる極めて困難な作業である。

0004

従って根巻きは熟練と力とを要することから、熟練者は次第に減るうえ若者に敬遠されて後継者が少なくなり、当業界ではこの対策に苦慮しているのが現状である。

発明が解決しようとする課題

0005

この発明が解決しようとする課題は、根巻き作業を容易にするとともに、移植した樹木の活着率を向上させることにある。

課題を解決するための手段

0006

この発明の特徴は、腐食性のシ−トで形成された、胴巻き片と下巻き片群と上巻き片群とからなり、胴巻き片は長方形状に形成されていて、下巻き片は胴巻き片の下縁底辺とする三角形状に形成されて互いに隣接して下方へ突設し、上巻き片は胴巻き片の上縁を底辺とする三角形を、上縁と平行状に切断した梯形状に形成されて互いに隣接して上方へ突設するとともに、胴巻き片と下巻き片と上巻き片とにそれぞれ設けた挿通孔に、上縁と平行に腐食性のロ−プを挿通した点にある。

0007

力根、枝根を根本を残して適宜切断して掘り上げ根回りに、胴巻き片を巻き付け下巻き片、上巻き片に挿通したロ−プで縛ると、下巻き片、上巻き片はそれぞれ根回りの中心へ向かって倒れる。この結果、下巻き片で根回り下部が、胴巻き片で胴部が、梯形状に形成されているための部分を残して上巻き片で上部が、それぞれ閉塞される。従って根回りがシ−トで閉塞されるため土が落ちないよう根巻きができる。

0008

移植後は、シ−ト及びロ−プが腐食性であるため土にかえって根に悪影響を与えない。

0009

図1及び図2に於いて、1は胴巻き片で、図中点線で示す下縁から、下縁を底辺とする三角形状の下巻き片2が、互いに隣接して突設されている。又点線で示す上縁からは、上縁を底辺とする三角形を上縁と平行に切断した梯形状の上巻き片3が、互いに隣接して突設されている。

0010

胴巻き片1、下巻き片2、上巻き片3は腐食性のシ−ト、実施例では麻布を用いて一体に形成されている。しかし実施例に限られるものではなく、移植が完了するまで破れない強度をもち、しかも移植後は腐食して土にかえるものであればよい。例えば木綿布、藁を編んだもの、紙など天然繊維材質とするもの、及びこれらを合成樹脂補強したものなど利用できる。

0011

4は挿通孔で、対向する下巻き片2、上巻き片3の中心線上に、胴巻き片1では3個、下巻き片2では2個、上巻き片で3は1個ずつ設けられている。そしてこれら挿通孔4は、上縁又は下縁と平行な直線上に配設されている。挿通孔4は、ズボンバンド通しのように別部材を取付けてもよいが、各片に平行な2本の切れ目を入れることにより、容易に形成できる。

0012

5は腐食性のロ−プで、実施例では紙ロ−プを用いているが、シ−トと同様根巻き時や移植完了まで切れない強度があり、しかも移植後には腐食して土にかえるものであればよい。木綿、藁などの天然繊維を材質とするもの、これらに補強用の合成樹脂を加えたものなど使用できる。

0013

ロ−プ5は前述の挿通孔4に挿通されるが、図1のように一端部に環6を形成しておき、根巻き時にロ−プ5の他端部を挿通して縛れば作業が著しく捗る。

0014

ここでシ−トの大きさは、移植する樹木の大きさ、種類に応じて適宜採用できるが、移植する樹木の根回りから土が落ちないようにするため、胴巻き片1の長片は根回りの周囲よりやや長く形成し、必要に応じて余分な部分は除去する。又下巻き片2の高さは根回りの半径よりやや長くしておくとよい。上巻き片3の高さは幹の根本に接する程度でよい。さらに下巻き片2、上巻き片3の数も任意であるが、要は土がこぼれおちないように互いに周縁部が重なり合うか、接するように大きさ、形状、数を選択する。

0015

なおシ−トに、発根液、例えばパ−ライト系の土壌改良剤溶液の一方又は双方を滲み込ませておけば、移植後の養生によい。

0016

根巻きは、掘り上げた根回りにまず胴巻き片1を巻付け、次に下巻き片2をロ−プ5で縛って、胴巻き片1を下から上へロ−プ5で縛る。最後に上巻き片3をロ−プ5で縛る。根回りの大きなものは、幹をクレ−ン等で吊り上げながら移植作業を行なう。小さなものでは、夫なロ−プでシ−トをたすきがけにして、持ち上げ、運搬などを人手で行なう。

発明の効果

0017

シ−トを根回りに巻き付けてロ−プを縛るだけで根巻きができる。従って熟練を必要とせず誰でも短時間にコンパクトに根巻きができるので、作業性が向上する。

0018

シ−トで包み込むので土がこぼれ落ちず、しかもシ−ト、ロ−プが移植後に腐食するためよく活着する。

0019

さらにシ−トに発根液などを滲み込ませておくと、移植後の養生がよい。

図面の簡単な説明

0020

図1シ−トの展開図である。
図2図1のA−A線要部断面図である。
図3シ−トで根巻きした状態の斜視図である。

--

0021

1胴巻き片
2下巻き片
3上巻き片
4挿通孔
5 ロ−プ

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